JP2019204365A - 演算装置および中断方法 - Google Patents

演算装置および中断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019204365A
JP2019204365A JP2018099978A JP2018099978A JP2019204365A JP 2019204365 A JP2019204365 A JP 2019204365A JP 2018099978 A JP2018099978 A JP 2018099978A JP 2018099978 A JP2018099978 A JP 2018099978A JP 2019204365 A JP2019204365 A JP 2019204365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arithmetic
unit
processing
processor
executed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018099978A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7092555B2 (ja
Inventor
華七子 木下
Kanako Kinoshita
華七子 木下
直行 角田
Naoyuki Tsunoda
直行 角田
隼人 小林
Hayato Kobayashi
隼人 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LY Corp
Original Assignee
Z Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Z Holdings Corp filed Critical Z Holdings Corp
Priority to JP2018099978A priority Critical patent/JP7092555B2/ja
Publication of JP2019204365A publication Critical patent/JP2019204365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7092555B2 publication Critical patent/JP7092555B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Advance Control (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

【課題】演算装置による異常な処理の防止をより適切に行うこと。【解決手段】本願に係る演算装置は、アナログ回路を含む論理回路の組み合わせを変更することで所定の処理を実行可能な第1演算部と、所定の命令セットを実行可能な第2演算部とを有する演算装置であって、前記第1演算部は、前記論理回路を組み合わせることで、前記第2演算部が実行する処理を監視する監視処理と、前記第2演算部が実行する処理が所定の条件を満たした場合は、前記第2演算部による処理の実行を中断させる中断処理とを実行することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、演算装置および中断方法に関する。
従来、演算装置による異常な処理を防ぐための対策が実施されている。このような技術の一例として、マイクロプロセッサが異常な分岐命令を実行した場合は、分岐命令後の数値データの読み込みを禁止することで、暴走を防ぐ技術が知られている。
特開平11−212828号公報
"FPGAのしくみと開発に使うソフトとハード",丹下 昌彦<インターネット>http://toragi.cqpub.co.jp/Portals/0/backnumber/2009/03/p096-097.pdf(平成30年5月1日検索)
しかしながら、上述した技術では、異常な処理を適切に防ぐことができない場合がある。
例えば、上述した技術では、デジタル回路を用いてマイクプロセッサの動作を監視する。しかしながら、このようなデジタル回路がウイルスやハッカーにより操作された場合、適切にマイクロプロセッサの動作を監視することができなくなる。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、演算装置による異常な処理の防止をより適切に行うことを目的とする。
本願に係る演算装置は、アナログ回路を含む論理回路の組み合わせを変更することで所定の処理を実行可能な第1演算部と、所定の命令セットを実行可能な第2演算部とを有する演算装置であって、前記第1演算部は、前記論理回路を組み合わせることで、前記第2演算部が実行する処理を監視する監視処理と、前記第2演算部が実行する処理が所定の条件を満たした場合は、前記第2演算部による処理の実行を中断させる中断処理とを実行することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、演算装置による異常な処理の防止をより適切に行うことができる。
図1は、実施形態に係る演算装置の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る演算装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
以下に、本願に係る演算装置および中断方法を実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る演算装置および中断方法が限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1−1.演算装置の一例〕
まず、図1を用いて、演算装置の一例について説明する。図1は、実施形態に係る演算装置の一例を示す図である。
演算装置100は、以下に説明する演算処理を実行する演算装置である。ここで、演算装置100は、製造後に利用者が内部の論理回路を定義あるいは変更することができる集積回路であり、所謂PLD(Programmable Logic Device)である。
例えば、演算装置100は、所定の命令セットを実行可能なプロセッサ110と、FPGA(Field-Programmable Gate Array)150とを有する。プロセッサ110は、演算装置100が有するプロセッサであり、例えば、ARMアーキテクチャやPOWERアーキテクチャを採用したプロセッサ若しくはマイクロプロセッサである。すなわち、プロセッサ110は、デジタル回路により構成される。そして、プロセッサ110は、FPGAと連携することで、各種の演算処理を実行する。
例えば、プロセッサ110は、プロセッサコア111とキャッシュメモリ112とを有する。プロセッサコア111は、論理演算や四則演算を実現する所謂コアであり、ALU(Arithmetic Logic Unit)から構成される算術論理演算装置により実現される。キャッシュメモリ112は、プロセッサ110が有する補助記憶装置である。より具体的には、キャッシュメモリ112は、演算装置100がアクセス可能な主記憶装置200(例えば、図2参照)よりもプロセッサコア111が高速にアクセスすることができる記憶装置であり、所謂キャッシュメモリである。
FPGA150は、外部装置OAからの指示に従って、回路構成を変更可能な演算装置である。例えば、FPGAは、アナログ回路要素を含む。例えば、FPGAには、プログラム可能な論理コンポ―ネットである複数の論理ブロックであって、アナログ回路により構成される論理ブロック、もしくは、アナログ回路とデジタル回路とを組み合わせた論理ブロックを有し、論理ブロック間が再構成可能な配線により相互接続されている。そして、FPGA150は、外部装置OAから受付けたハードウェア記述言語(HDL:Hardware Description Language)により、このような配線の接続を変更することで、各種の処理をハードウェアにより実現することができる。
すなわち、演算装置100は、アナログ回路を含む論理回路の組み合わせを変更することで所定の処理を実行可能な第1演算部であるFPGA150と、所定の命令セットを実行可能な第2演算部であるプロセッサ110とを有する。
〔1−2.中断処理の一例〕
ここで、従来のプロセッサとFPGAとを含む演算装置においては、デジタル回路により構成されるプロセッサ側がアナログ回路により構成されるFPGA側の制御を実行していた。しかしながら、制御側をデジタル回路により構成した場合、ハッキングやウイルスの影響を受けやすくなる。この結果、プロセッサ側がFPGA側の制御を実行した場合、FPGA側の処理の暴走を防ぐことができなくなる結果、演算装置100による処理の暴走を許してしまう恐れがある。
そこで、演算装置100は、アナログ回路により構成されるFPGA150により、デジタル回路により構成されるプロセッサ110の制御を行う。より具体的には、FPGA150は、外部装置OAから受付けたHDLに従って回路を構成することで、プロセッサ110が実行する処理を監視する監視処理と、プロセッサ110が実行する処理が所定の条件を満たした場合は、プロセッサ110による処理の実行を中断させる中断処理とを実行する。例えば、FPGA150は、プロセッサ110による処理の実行をモニタリングする。そして、FPGA150は、プロセッサ110により実行される処理の内容が通常の処理とは異なる場合、プロセッサ110による処理の実行を中断させる。
また、FPGA150は、論理回路を組み合わせることで、プロセッサ110が実行する処理が所定の条件を満たした場合は、監視処理と中断処理とを実行するための論理回路の組み合わせを変更する変更処理を実行する。例えば、FPGA150は、プロセッサ110が実行する処理が所定の条件を満たす度に、論理回路の組み合わせを変更する。すなわち、FPGA150は、プロセッサ110により実行させる処理の内容が通常の処理とは異なる場合は、プロセッサ110が実行する処理を中断させ、ワンタイムパスワード的にFPGA150の回路構成を変更する。
このように、演算装置100は、アナログ回路により構成されるFPGA150により、デジタル回路により構成されるプロセッサ110の制御を行う。ここで、アナログ回路は、デジタル回路と比較して、ハッキングやウイルスによる影響を受け辛い。この結果、演算装置100は、異常な処理の実行をより適切に防ぐことができる。
〔1−3.処理の流れの一例〕
以下、図1を用いて、演算装置100が実行する処理の一例を説明する。まず、演算装置100は、外部装置OAから所定内容を受付ける(ステップS1)。このような場合、FPGA150は、以下の処理を実行するように論理回路の組み合わせを構成する。まず、FPGA150は、プロセッサ110に実行させる処理を構成する(ステップS2)。そして、FPGA150は、プロセッサ110に処理を実行させる(ステップS3)。このような場合、プロセッサ110は、FPGA150から受付けた処理を実行する(ステップS4)。
ここで、FPGA150は、所定の時間間隔で、プロセッサ110による処理の状態を監視する(ステップS5)。そして、FPGA150は、プロセッサ110が想定した処理とは異なる処理を実行しているか否かを判定する(ステップS6)。例えば、FPGA150は、通常の処理として予め定められた処理とは異なる処理を実行しているか否かを判定する。そして、FPGA150は、プロセッサ110が想定した処理とは異なる処理を実行していると判定した場合は、プロセッサ110に対して、処理の中断命令を出力する(ステップS7)。例えば、FPGA150は、プロセッサ110に対して、処理の終了を指示する割り込み命令を出力することで、処理を中断させる。
そして、FPGA150は、処理を中断させた場合は、回路構成を変更する(ステップS8)。すなわち、FPGA150は、プロセッサ110が異常な処理を実行した場合は、回路構成を変更することで、ハッキングやウイルスによる影響を最小限にとどめる。このような処理を実行することで、演算装置100は、異常な処理の防止をより適切に行うことができる。
〔2.演算装置の構成〕
以下、上記した演算処理を実現する演算装置100が有する機能構成の一例について説明する。図2は、実施形態に係る演算装置の構成例を示す図である。
例えば、演算装置100は、プロセッサ110、入出力装置120、メモリコントローラ130、およびFPGA150を有する。また、プロセッサ110は、プロセッサコア111とキャッシュメモリ112とを有する。
入出力装置120は、演算装置100と外部装置OAとの間の通信を中継する装置であり、所謂I/O(Input Output)装置である。例えば、入出力装置120は、USB(Universal Serial Bus)、イーサーネット、SD(Secure Digital)、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)、SPI(Serial Peripheral Interface)、I2C、GPIO(General-purpose input/output)等、各種の通信規格に沿って外部装置OAとの間の通信を制御する各種の入出力装置により実現される。
メモリコントローラ130は、演算装置100による主記憶装置200へのメモリアクセスを制御する。より具体的には、メモリコントローラ130は、ページング方式により主記憶装置200に格納されたデータの読み出しや書込みを行う。なお、主記憶装置200は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子等の記憶装置によって実現される。
FPGA150は、外部装置OAから受付けたHDLに従ってアナログ回路により構成される論理回路の組み合わせを変更することで、以下の機能を実現する。そして、FPGA150は、以下の機能を発揮することで、プロセッサ110による演算処理の制御を行う。
例えば、FPGA150は、受付部151、変更部152とともに、制御ユニット160を構成するように、論理回路を組み合わせる。また、制御ユニット160には、演算制御部161、監視部162、および中断部163が含まれる。例えば、FPGA150は、外部装置OAから受付けたHDLに従い、受付部151、変更部152、演算制御部161、監視部162、および中断部163を構成するように、論理回路の組み合わせを行う。
受付部151は、プロセッサ110に実行させる処理を受付ける。例えば、受付部151は、外部装置OAから、プロセッサ110に実行させる処理、すなわち、演算処理の内容を示す処理情報を受付ける。このような場合、受付部151は、受付けた処理情報を演算制御部161に引き渡す。
変更部152は、第2演算部であるプロセッサ110が実行する処理が所定の条件を満たした場合は、監視処理と中断処理とを実行するための論理回路の組み合わせを変更する変更処理を実行する。また、変更部152は、第2演算部であるプロセッサ110が実行する処理が所定の条件を満たす度に、論理回路の組み合わせを変更する。
例えば、変更部152は、中断部163によりプロセッサ110による処理の実行が中断された場合は、制御ユニット160を構成する論理回路の組み合わせを解除する。より具体的には、変更部152は、制御ユニット160を構成する論理回路間の接続を解除する。そして、変更部152は、制御ユニット160を構成する論理回路の組み合わせであって、前回とは異なる組み合わせを構成するように、論理回路間の接続を設定する。なお、変更部152は、このような新たな接続をプロセッサ110に特定させてもよく、外部装置OAに特定させてもよい。
演算制御部161は、プロセッサ110に所定の演算処理を実行させる。例えば、演算制御部161は、受付部151から実行対象となる演算処理の内容を示す処理情報を受付けた場合、処理情報が示す演算処理をプロセッサ110に実行させる。
監視部162は、第2演算部であるプロセッサ110が実行する処理を監視する。例えば、監視部162は、所定の時間間隔で、プロセッサコア111が有するレジスタのうち所定のレジスタに格納されている値や、キャッシュメモリ112に登録されている情報を収集する。なお、監視部162による監視対象は、演算制御部161がプロセッサ110に実行させる演算処理の内容に応じて適宜変更されてもよい。例えば、演算制御部161は、処理情報が示す処理の内容に基づいて、監視対象となるレジスタのアドレスや、キャッシュメモリ112に保持されるデータのアドレス(所謂仮想アドレス)を設定する。そして、監視部162は、演算制御部161により設定されたアドレスのレジスタを監視対象としてもよく、キャッシュメモリ112に登録されたデータのうち、演算制御部161により設定されたアドレスのデータを監視対象としてもよい。
中断部163は、第2演算部であるプロセッサ110が実行する処理が所定の条件を満たした場合は、プロセッサ110による処理の実行を中断させる。例えば、中断部163は、監視部162が監視対象とするレジスタに登録されたデータや、キャッシュメモリ112に保持されたデータを取得する。そして、中断部163は、取得したデータが所定の条件を満たすか否かを判定する。すなわち、中断部163は、取得したデータが所定の条件を満たすか否かを判定することで、プロセッサ110が想定された処理とは異なる処理を実行しているか否かを判定する。例えば、中断部163は、定期的に取得されたデータの変遷が所定の条件を満たすか否かを判定する。
そして、中断部163は、取得したデータが所定の条件を満たす場合は、プロセッサ110による処理の実行を中断させる。例えば、中断部163は、プロセッサ110に対して処理を中断させる割り込み命令を出力する。この結果、プロセッサ110は、想定していない処理、すなわち、異常な処理の実行を中断することができる。
なお、中断部163が判定に用いる条件は、プロセッサ110に実行させる処理の内容に応じて任意の条件が設定可能である。例えば、演算制御部161は、処理情報が示す処理の内容に基づいて、監視対象となるレジスタに登録されるデータの変化や、キャッシュメモリ112に保持されるデータの変化に関する情報を条件として設定する。そして、中断部163は、監視対象となるデータが演算制御部161により設定された条件を満たすか否かを判定してもよい。
より具体的な例を挙げると、演算制御部161は、第1のアドレスで示されるレジスタに保持されるデータが変化し、第2のアドレスで示されるレジスタに保持されるデータが変化しない旨を条件として設定する。このような場合、監視部162は、第1のアドレスで示されるレジスタに保持されるデータと、第2のアドレスで示されるレジスタに保持されるデータとを所定の時間間隔で取得する。また、中断部163は、監視部162が所定の時間間隔で取得したデータを参照し、第1のアドレスで示されるレジスタに保持されるデータが変化し、第2のアドレスで示されるレジスタに保持されるデータが変化していないか否かを判定する。そして、中断部163は、第1のアドレスで示されるレジスタに保持されるデータが変化していない場合や、第2のアドレスで示されるレジスタに保持されるデータが変化した場合は、異常な処理が実行されているものとして、プロセッサ110による処理を中断させてもよい。
〔3.演算装置が実行する処理の流れの一例〕
次に、図3を用いて、FPGA150が実行する処理の流れの一例について説明する。図3は、実施形態に係る処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
まず、FPGA150は、外部装置OAから処理内容を受付ける(ステップS101)。このような場合、FPGA150は、プロセッサ110に実行させる処理を構成し(ステップS102)、プロセッサ110に処理を実行させる(ステップS103)。ここで、FPGA150は、想定外の処理が実行されているか否かを判定し(ステップS104)、想定外の処理が実行されている場合は(ステップS104:Yes)、プロセッサ110の処理を停止させる(ステップS105)。続いて、FPGA150は、制御ユニット160の回路構成を変更し(ステップS106)、処理を終了する。
一方、FPGA150は、想定外の処理が実行されていない場合は(ステップ104:No)、プロセッサ110による処理が完了したか否かを判定し(ステップS107)、処理が完了した場合は(ステップS107:Yes)、処理結果を出力する(ステップS108)。その後。FPGA150は、ステップS106を実行する。一方、FPGA150は、処理が完了していない場合は(ステップS107:No)、ステップS103を実行する。
〔4.その他〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文章中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔5.効果〕
上述したように、演算装置100は、アナログ回路を含む論理回路の組み合わせを変更することで所定の処理を実行可能な第1演算部(例えば、FPGA150)と、所定の命令セットを実行可能な第2演算部(例えば、プロセッサ110)とを有する演算装置100であって、第1演算部は、論理回路を組み合わせることで、第2演算部が実行する処理を監視する監視処理と、第2演算部が実行する処理が所定の条件を満たした場合は、第2演算部による処理の実行を中断させる。
また、演算装置100が有する第1演算部は、論理回路を組み合わせることで、第2演算部が実行する処理が所定の条件を満たした場合は、監視処理と中断処理とを実行するための論理回路の組み合わせを変更する。例えば、第1演算部は、第2演算部が実行する処理が所定の条件を満たす度に、論理回路の組み合わせを変更する。
これらの処理の結果、演算装置100は、例えば、ハッキングやウイルスによる影響が少ないアナログ回路により、プロセッサ110による演算処理を制御することができるので、異常な処理の防止をより適切に行うことができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、生成部は、生成手段や生成回路に読み替えることができる。
100 演算装置
110 プロセッサ
111 プロセッサコア
112 キャッシュメモリ
120 入出力装置
130 メモリコントローラ
150 FPGA
151 受付部
152 変更部
160 制御ユニット
161 演算制御部
162 監視部
163 中断部
200 主記憶装置
OA 外部装置

Claims (4)

  1. アナログ回路を含む論理回路の組み合わせを変更することで所定の処理を実行可能な第1演算部と、所定の命令セットを実行可能な第2演算部とを有する演算装置であって、
    前記第1演算部は、前記論理回路を組み合わせることで、
    前記第2演算部が実行する処理を監視する監視処理と、
    前記第2演算部が実行する処理が所定の条件を満たした場合は、前記第2演算部による処理の実行を中断させる中断処理と
    を実行することを特徴とする演算装置。
  2. 前記第1演算部は、前記論理回路を組み合わせることで、
    前記第2演算部が実行する処理が所定の条件を満たした場合は、前記監視処理と前記中断処理とを実行するための論理回路の組み合わせを変更する変更処理
    を実行することを特徴とする請求項1に記載の演算装置。
  3. 前記変更処理は、前記第2演算部が実行する処理が所定の条件を満たす度に、前記論理回路の組み合わせを変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載の演算装置。
  4. アナログ回路を含む論理回路の組み合わせを変更することで所定の処理を実行可能な第1演算部と、所定の命令セットを実行可能な第2演算部とを有する演算装置が、前記第1演算部が有する前記論理回路を組み合わせることで実行する中断方法であって、
    前記第2演算部が実行する処理を監視する監視工程と、
    前記第2演算部が実行する処理が所定の条件を満たした場合は、前記第2演算部による処理の実行を中断させる中断工程と
    を含むことを特徴とする中断方法。
JP2018099978A 2018-05-24 2018-05-24 演算装置および中断方法 Active JP7092555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018099978A JP7092555B2 (ja) 2018-05-24 2018-05-24 演算装置および中断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018099978A JP7092555B2 (ja) 2018-05-24 2018-05-24 演算装置および中断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019204365A true JP2019204365A (ja) 2019-11-28
JP7092555B2 JP7092555B2 (ja) 2022-06-28

Family

ID=68727001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018099978A Active JP7092555B2 (ja) 2018-05-24 2018-05-24 演算装置および中断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7092555B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008204032A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Fujitsu Ltd データ処理装置
JP2013178736A (ja) * 2012-02-01 2013-09-09 Renesas Electronics Corp ウォッチドッグ回路、電源ic、及びウォッチドッグ監視システム
JP2016146618A (ja) * 2015-02-02 2016-08-12 株式会社リコー 情報処理装置
JP2017063228A (ja) * 2011-08-19 2017-03-30 アルテラ コーポレイションAltera Corporation フィールドプログラマブルゲートアレイの性能を向上させるための装置および関連方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008204032A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Fujitsu Ltd データ処理装置
JP2017063228A (ja) * 2011-08-19 2017-03-30 アルテラ コーポレイションAltera Corporation フィールドプログラマブルゲートアレイの性能を向上させるための装置および関連方法
JP2013178736A (ja) * 2012-02-01 2013-09-09 Renesas Electronics Corp ウォッチドッグ回路、電源ic、及びウォッチドッグ監視システム
JP2016146618A (ja) * 2015-02-02 2016-08-12 株式会社リコー 情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7092555B2 (ja) 2022-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8504752B2 (en) Virtual machine control device, virtual machine control program, and virtual machine control circuit for managing interrupts of plural virtual machines
JP2010277303A (ja) 半導体装置及び異常検出方法
EP3213220B1 (en) Methods and circuits for deadlock avoidance
JP2007179358A (ja) 情報処理装置及び再構成デバイスの利用方法
US10037301B2 (en) Circuits and methods for inter-processor communication
JP5994679B2 (ja) 処理装置、及び処理装置の制御方法
JP4457047B2 (ja) マルチプロセッサシステム
JP2016516228A (ja) システムオンチップ内のスレーブユニットへの、コントロール下でのアクセス方法および回路装置
KR101697446B1 (ko) 임베딩된 코드에 대한 보호 스킴
JP2006171952A (ja) 半導体集積回路装置
JP7092555B2 (ja) 演算装置および中断方法
JP2019149086A (ja) データ処理装置及びデータ転送方法
JP2005242806A (ja) データ処理装置
JP2004127163A (ja) マルチプロセッサシステム
JP5644197B2 (ja) コンピュータシステムおよび割込要求処理方法
JP2006018411A (ja) プロセッサ
JPS6246361A (ja) デ−タ処理装置
US9697122B2 (en) Data processing device
JP2007026091A (ja) 割込み制御回路およびその制御方法
US20230394132A1 (en) Post-tapeout reconfigurable device for determining whether or not a job received by the device is permissible for execution
KR100599539B1 (ko) 태스크 엔진 기반의 재구성가능 디지털 신호 프로세서
JP6580815B2 (ja) バスアクセスタイミング制御回路
JP4911842B2 (ja) 割り込み制御回路
JP5768434B2 (ja) 相互監視システム
JP2006236233A (ja) 割り込みレベル選択回路

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20191101

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20191108

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211018

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220419

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220419

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220427

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220616

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7092555

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350