JP6580815B2 - バスアクセスタイミング制御回路 - Google Patents

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Description

本発明は、CPU(Central Processing Unit、中央演算装置)と、そのシステムバス上に接続されるデバイスとの間の通信、特にREAD(読み出し)アクセス時のバスファイトが防止できるバスアクセスタイミング制御回路に関する。
通常、READアクセス時にバスファイトつまりデータバス上でのデータの衝突の危険性がある場合は、まずソフトウェアでウエイト及びインターバルタイムを設けることで、バスファイトを回避する。それだけでは間に合わず、バスファイトが起こる可能性がある場合に、現在は、CPUと該当デバイスの間に双方向バッファを設けることで、バスファイト防止を実現している。
即ち、READ信号に対して十分に遅延が少ない双方向バッファで、該当デバイスからの出力データの遅延分を切り、CPUのデータバス上に出力しないようにすることで、バスファイトを防止していた。
ただし、双方向バッファをディスクリート部品で構成すると、部品点数が増える事、及びバスパターンの引き回しが増える事などにより、実装面で不利である。
そのため、アドレス・デコーダ等のCPU周辺回路を内蔵するために既に存在しているFPGA(Field Programmable Gate Array)/CPLD(Complex Programmable Logic Device)等に、双方向バッファも内蔵することが一般的である。よって、以下では、FPGA/CPLD(表記が煩雑になるので以下FPGAで代表させる)を用いる場合を前提に述べる。
例えば、図5に示すような構成である。図5は、CPU1とCPU1がアクセスしたいデバイス2の間にアドレス制御機能を持ったバスアクセスタイミング制御回路10を設けたものである。バスアクセスタイミング制御回路10はFPGA8に内蔵されており、アドレス・デコーダ3、双方向バッファ4、タイミング生成回路5、OR回路7を備えている。FPGA8は他の機能の回路も持っているが、それは図5中に他回路9として簡略化して示している。
図6は、図5の動作タイミング図である。デバイス2からのローカル・バス出力であるIDT_BUS信号115は、そのままでは、次のバスサイクルにかかってしまうタイミングで出力されるが、双方向バッファ4によってカットされて、データバス(DT_BUS)上ではDT_BUS信号101は、問題のないタイミングとなる。
しかし、この方法では、データバスの入出力口を2個(CPU〜FPGA間とデバイス〜FPGA間)以上持つ必要があり、FPGAのI/O数が、どうしても多数必要となり、FPGAパッケージのサイズアップが必要になる可能性があった。
特許文献1には次のような制御回路が記載されている。発明の目的としては、データの衝突およびアクセス速度の低下を生じさせることなくCPUに低速デバイスを直結することができ、かつ簡素な構成で集積化することができるインタフェース回路を提供することである。
そのために、特許文献1の制御回路では、CPUにデータバスを介して接続される低速デバイスからの上記CPUへのデータの取り込み時に一時的にデータを格納するバッファと、このバッファへのデータの格納のタイミングを制御するとともに、データの格納の直後に上記データバスにデータを出力するように上記バッファを制御している。
また特許文献2には次のようなバス制御装置が記載されている。発明の目的としては、プロセッサの内部で外部バスサイクル開始可能状態になってから、外部バスサイクルを実際に開始するまでの外部クロック信号に対する同期待ちの為の無駄なサイクルが発生しないバス制御装置および情報処理装置を提供することである。
そのために特許文献2では、アドレス・デコーダとハードウェア・ウエイトを組み合わせて使用することにより、メモリマップ上の同一ブロックにアサインされたデバイスが複数でも、アドレス・デコーダにより、該当するデバイスを認識し、そのデバイス用に個別に設定されたハードウェア・ウエイト値をCPUに入力することにより、無駄のないアクセス制御をすることが記載されている。
特開2000−99449号公報 特開平9−319704号公報
しかし特許文献1の制御回路では、極端に応答の遅いデバイスや、更には、出力遅延差のあるデバイスに対して何ら考慮していない。つまりソフトウェアでウエイトやインターバルタイムを設けても対応できないほど出力遅延が大きい場合や、出力遅延量の最小と最大の差が大きい場合に対処できない可能性がある。また特許文献2のバス制御装置でも、出力遅延差のあるデバイスに対して何ら考慮していない。
本発明の目的は、CPUからのREADアクセスにおいて、READ要求に対するデータ出力応答が遅く、または、出力遅延差が大きく、バスファイトが起こる可能性があるデバイスに対して、バスファイトを防止することである。
本発明は、CPU(中央演算装置)から、応答が遅くかつ出力遅延差が大きいデバイスへのREADアクセスのタイミングを制御するバスアクセスタイミング制御回路であって、
前記READアクセスを検出し、バスサイクルをカウントして、前記バスサイクルを伸長するウエイト信号を生成し、ラッチタイミング及び出力タイミングを生成するタイミング生成回路と、前記デバイスから出力されたデータを一時保持するラッチ回路と、前記ラッチ回路と接続され、前記CPU及び前記デバイスとのインタフェースとなるバッファを設けたことを特徴とするバスアクセスタイミング制御回路である。
本発明によれば、CPUからのREADアクセスにおいて、READ要求に対するデータ出力応答が遅く、かつ、出力遅延差が大きく、バスファイトが起こる可能性があるデバイスに対して、バスファイトを防止できる。
本発明の一実施形態のブロック図である。 図1のREADタイミング生成回路5の詳細ブロック図である。 図1及び図2の動作タイミング図である。 応答が遅いデバイスが複数の場合のブロック図である。 既存のバスアクセスタイミング制御回路のブロック図である。 図5の回路の動作タイミング図である。
(第1の実施形態)
[構成の説明]
本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1には第1の実施形態を示すブロック図である。CPU1がFPGA8を経由してデバイス2にREADアクセスしデータを読み出す。デバイス2はDT_BUS101でCPU1に接続される応答の遅いデバイスである。FPGA8はタイミング制御に関する回路として、READタイミング生成回路5,アドレス・デコーダ3、OR回路7,双方向バッファ4を内蔵している。タイミング制御としてはREADタイミングとWRITEタイミングがあるが、本実施形態では前者の場合を述べる。なおFPGAには他の機能の回路もあるが、それは図1中に他回路9として簡略表示し、ここでは説明しない。
アドレス・デコーダ3はCPU1から出力されるAD_BUS信号102(アドレスバス信号)及びCS信号103(Chip Select信号(Active Low))からアドレスデコード信号106を生成する。
READタイミング生成回路5は、CPU1から出力されるRD信号104(READ信号(Active Low))、CS信号103、及びCLK信号105(クロック信号、CPU動作基準クロック)から、デバイス2用のRD_SFT信号107(Read Enable信号(Active Low))と、双方向バッファ4用のRD_ENB信号109(Read Enable信号(Active Low))、及びCPU1にウエイト(待機)を挿入するHW_WAIT信号114(ハードウェア・ウエイト信号(Active Low))を生成する。
双方向バッファ4はラッチ回路6と接続され、DT_BUS信号101(データバス信号)について、デバイス2及びCPU1とのFPGA8のインタフェースとなる。
図2は図1のREADタイミング生成回路5を更に詳細なブロック図としたものである。READタイミング生成回路5は、微分回路(D−F/F13、D−F/F14、AND回路15)、カウンタ11、デコーダ16、17、18、19、20を備える。微分回路は該当デバイス2へのREADアクセスを検出する。カウンタ11はREADアクセスがあった場合に、タイミングを計数する。
デコーダ17はカウンタ出力信号111をデコードして、デバイス2へ出力するRD_SFT信号107を生成する。同様にデコーダ18はカウンタ出力信号111をデコードして、ラッチ回路6にデバイス2が出力したDT_BUS信号101をラッチさせるLAT_EN信号108を生成する。デコーダ20はRD_ENB信号109を生成するデコーダ19、HW_WAIT信号114を生成する。さらに、デコーダ16はカウンタ11にカウンタ動作を開始させるカウント・イネーブル信号112(Active High)を生成する。
[動作の説明]
本実施形態のアクセスタイミング制御回路10では、読み出そうとするデバイスに対するバスサイクルとREAD信号を最適化する。さらにそのREAD信号によって読み出される該当デバイスの出力データをFPGA内で一度ラッチし、バスサイクルを越えないように適切なタイミングでデータバスに出力することにより、バスファイト防止を実現する。
図3は本実施形態のFPGA/CPLDの動作タイミング図である。
もちろん、デバイス2の出力遅延量やCPU1の動作周波数などの条件により、必要とされるタイミングは左右されるので、図3は一例を示したにすぎない。
図3を参照しながら、図1及び図2の回路の動作を以下に説明する。
CPU1からデバイス2へ、READアクセスがあると、CS信号103、RD信号104(READ信号)、及びアドレス・デコーダ3から出力されたAD_DEC信号106(アドレスデコード信号)がそれぞれアクティブとなり、OR回路12の出力が”1”→”0”となる。この立下りが、F/F13,14及びAND回路15より構成される微分回路により微分され、カウンタロード信号110が1クロック幅アクティブ”1”となる。なおCPU1のバスサイクル(図3中のCYCLE)はCLK信号105に同期している。
カウンタロード信号110がアクティブになると、カウンタ11に「1」がロードされる。デコーダ16はカウンタ11が0以外(CT≠0)を出力した場合に”1”を出力するので、その出力であるカウント・イネーブル信号112の出力先であるカウンタ11のクロックイネーブルENがアクティブとなる。その結果カウンタ11がCLK信号105に同期してカウントアップを始める。
カウンタ11がカウントアップすることにより、カウンタ出力信号111が、デコーダ17、同18、同19、同20によりデコードされ、それぞれ、RD_SFT信号107、LAT_EN信号108、RD_ENB信号109、HW_WAIT信号114が生成される。なおカウンタ11は“1”から“10”までカウントすると次は“0”になる。
デコーダ17はカウンタ11が“1,2,3”をカウントした時(CT=1〜3)にRD_SFT信号107をデバイス2に出力する。デコーダ18はカウンタ11が“6”をカウントした時(CT=6)にLAT_EN信号108をラッチ回路6に出力する。デコーダ19はカウンタ11が“10”をカウントした時(CT=10)にRD_ENB信号109をラッチ回路6に出力する。デコーダ20はカウンタ11が“1”から“8”をカウントする期間(CT=1〜8)にHW_WAIT信号114をCPU1に出力することでバスサイクルを伸長する。
RD_SFT信号107は、デコーダ17がカウンタ出力信号111=「1」〜「3」をデコードした時にアクティブとなる(デコード値は、デバイス2のスペック(最小READ幅及びREADサイクル)を満たすように設定する)。
RD_SFT信号107により、READ DATA(読み出しデータ)がデバイス2からDT_BUS信号101として読み出される。図3は、この読み出しの際の遅延量が大きく、かつ遅延量の最小/最大差が大きい場合である。デコーダ17は、出力遅延が最大時と最小時で重複する時間ができるようにデバイス2に対するRD_SFT信号107の時間幅を設定する。この場合は設定する時間幅はカウンタ出力=「1」〜「3」の時間幅である。
デバイス2から読み出されたDT_BUS信号101は、双方向バッファ4を通り、LAT_EN信号108(Latch Enable信号(Active High))とクロック信号105により、ラッチ回路6にラッチされる。具体的には図3に示すように、デバイス2のデータ読み出し遅延量が最小でも最大でもラッチできるタイミングでLAT_EN信号108がアクティブになるようにする。図3の場合、デコーダ18をカウンタ出力信号111=「6」をデコードするように設定する。
次にRD_ENB信号109により、ラッチ回路6の出力信号LAT_DATA113をデータバス(DT_BUS)にDT_BUS信号101として出力する。具体的には、図3に示すように、デバイス2からのデータ読み出しとバッティングせず、かつ、CPU1のREADタイミングに合致するようにする。図3の場合、デコーダ19をカウンタ出力信号111=「10」をデコードするように設定する。
HW_WAIT信号114は、デコーダ20がカウンタ出力信号111=「1」〜「8」をデコードした時にアクティブになる。デコード値は、RD_ENB信号109を出力できるまで、カウンタ11を回せるように、CPU1にウエイトをかける値を設定する。また、HW_WAIT信号が有効(Active Low)になるまで、ソフトウェアでCPU1にウエイトがかかるようにする。
READタイミング生成回路5とラッチ回路6を用いて、デバイス2からの出力とぶつからず、しかも、CPUのREADタイミングに対して適切なタイミングでRD_ENB109をアクティブにして、ラッチしたデータ(LAT_DAT113)をCPU1に出力できるようになった。そのため双方向バッファ4とCPU1、デバイス2の間のBUS接続を一カ所にできるようになった。図5の二カ所に比べてI/O数が少なくできた。
そのあと、カウンタ11が「10」から「0」にカウントアップすると、デコーダ16の出力が”0”になり、カウンタ11のクロックイネーブルがディセーブルとなるため、再びREADアクセスがあるまでカウントアップが停止し、READタイミング生成回路5は待機状態となる。
本実施形態では、応答の遅いデバイスに対して、READタイミング生成回路5のカウンタ11のカウント値111、ハードウェア・ウエイト幅(デコーダ20)及び、RD_SFT信号のActive幅(デコーダ17)の各パラメータを変えることにより、デバイス出力遅延量、及びその最小値と最大値の差がいかなる値になろうとも対応可能である。
一方特許文献1では、応答の遅いデバイスの一例として、フラッシュROMを想定していて、非常に遅延量が大きいためにソフトウェア・ウエイトで対応しきれず、ハードウェア・ウエイトが必要な場合や、遅延量の最小値と最大値の差が大きく、CPU動作クロック幅を超えるような場合は想定していないと考えられる。従って想定外の遅延量及び遅延差がある場合は、特許文献1の制御回路では対応できない。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態を以下に示す。図4はCPUバスに応答の遅いデバイスが複数(図4の例は2a、2b、2cの3個)接続される場合のブロック図である。図2のデバイスが一つだけの場合との構成上の相違は、デバイスが2a,2b、2cと3つあり、それに対応するOR回路21、AND回路22、23を備えている点である。
CPU1はどのデバイスのデータを読み出すかを決定しそのデバイスにアクセスする。
OR回路21には、3つのREADタイミング生成回路5a〜5cからLatch Enable信号(Active High)であるLAT_EN_A信号108a、LAT_EN_A信号108b、LAT_EN_C信号108cがそれぞれ入力される。該当するデバイスから読み出されたDT_BUS信号は双方向バス4を通り、LAT_EN_A信号108a〜LAT_EN_C信号108cのいずれかの信号が“1”の場合に、図1の回路と同様にラッチ回路6にラッチされる。
次にRD_ENB_A、RD_ENB_B、RD_ENB_C信号(Active Low)により、ラッチ回路6にラッチしていたデータをDT_BUS101に出力する。
HW_WAIT_A、HW_WAIT_B、HW_WAIT_C信号(Active Low)は、READタイミング生成回路5a〜5c内にあるデコーダ(図示せず)がカウンタ出力=「1」〜「8」をデコードした時にアクティブになる。また、第1の実施形態と同様に、HW_WAIT_A〜HW_WAIT_C信号が有効(Active Low)になるまで、ソフトウェアでCPU1にウエイトがかかるようにする。
図5、6で説明した、デバイスと一対の双方向バッファを用いて、デバイス出力データの遅延分を遮断する接続では、デバイスとFPGA間にデバイスの個数分のローカルDATA BUS(IDT_BUS115)接続が必要であった。
しかし、本実施形態では、図4に示すようにDATA BUSの接続口は1箇所で済む。そのため、FGPAのI/O数を大幅に抑えることができる。 本実施形態のようにCPUバスに応答が遅いデバイスを複数接続する場合は、[『遅いデバイス』〜FPGA間のバス本数]×[遅いデバイス個数]分、削減できるI/O数が増加し効果が大きい。I/O数削減によって、より小型のパッケージを採用可能である。或いは、余ったI/Oを他の用途に割り当てるなど、設計の自由度が増すという効果が得られる。
また、図4に示したようにREADタイミング生成回路5a〜5cはデバイス2a〜2cにそれぞれ最適化するために個別に設けるが、双方向バッファ4及びラッチ回路6は1個あればよく、共用可能である。その理由は、双方向バッファ4及びラッチ回路6は各デバイスへ同時にアクセスすることが無いことと、RD_ENB_A信号109a〜RD_ENB_C信号109c、LAT_EN_A信号108a〜LAT_EN_C信号108cをそれぞれ論理ORしているためである。
なお、上記実施形態ではバスアクセスタイミング制御回路はFPGAに内蔵されたFPGAの機能の一部として説明したが、専用のチップで実現してもよい。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
CPU(中央演算装置)から、応答が遅くかつ出力遅延差が大きいデバイスへのREADアクセスのタイミングを制御するバスアクセスタイミング制御回路であって、
前記READアクセスを検出し、バスサイクルをカウントして、前記バスサイクルを伸長するウエイト信号を生成し、ラッチタイミング及び出力タイミングを生成するタイミング生成回路と、前記デバイスから出力されたデータを一時保持するラッチ回路と、前記ラッチ回路と接続され、前記CPU及び前記デバイスとのインタフェースとなるバッファを設けたことを特徴とするバスアクセスタイミング制御回路。
(付記2)
前記タイミング生成回路は、前記出力遅延が最大時と最小時で重複する時間ができるように前記デバイスに対する第1のリードイネーブル信号の時間幅を設定する付記1に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記3)
前記タイミング生成回路は、前記出力遅延が最大でも最小でもラッチできるタイミングで前記デバイスからの出力データをラッチする付記1または2に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記4)
ラッチした前記デバイスからの出力データを、前記デバイスからのデータ読み出しとぶつからないタイミングで前記バッファに第2のリードイネーブル信号を出力して前記ラッチ回路から前記CPUに前記出力データを出力する付記1から3のいずれか1項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記5)
前記ウエイト信号は、前記ラッチした前記デバイスからの出力データが前記第2のリードイネーブル信号を出力できるまで継続する付記1から4のいずれか1項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記6)
前記デバイスが複数接続され、各々のデバイスに対してREADアクセスを行うタイミングを制御する付記1から5のいずれか1項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記7)
前記タイミング生成回路は、READ信号とアドレスデコード信号が入力される微分回路、前記微分回路からの出力を受けてカウント出力を行うカウンタ回路、前記カウンタ回路のカウンタ出力の値によって動作する複数のデコーダを備えた付記1から6のいずれか1項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記8)
前記複数のデコーダは、
前記微分回路の出力を受けて前記カウンタにカウントを開始させる第1のデコーダ、
前記出力遅延が最大時と最小時で重複する時間ができるように前記デバイスに対する第1のリードイネーブル信号の時間幅を設定する第2のデコーダ、
前記ラッチ回路に前記デバイスから読み出した出力データをラッチさせるラッチイネーブル信号を出力する第3のデコーダ、
デバイスから読み出した前記出力データを、前記デバイスからの出力とぶつからず、しかも、前記CPUのREADタイミングに対して適切なタイミングで前記ラッチ回路から前記CPUに出力させる第2のリードイネーブル信号を出力する第4のデコーダ、
前記ラッチした前記デバイスからの出力データが前記第2のリードイネーブル信号を出力できるまで継続するウエイト信号を出力する第5のデコーダ、
である付記7に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記9)
前記バッファは双方向バッファであり、前記CPU及び前記デバイスとデータバスで接続され、前記デバイスからの出力データの取り込みと前記出力データの前記CPUへの出力を行う付記1から8のいずれか1項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記10)
前記出力遅延差が大きいデバイスは、前記出力遅延量の最小値と最大値の差が前記CPUの動作クロック幅を超えるデバイスである請求項1から9のいずれか1項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記11)
ソフトウェア・ウエイトの後に前記バスサイクルの伸長を行う付記1から10に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記12)
前記カウンタ回路は、所定のカウント値までカウントしたら停止し、再びREAD信号があるまで待機状態となる付記1から11のいずれか1項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
1 CPU
2 デバイス
3 アドレス・デコーダ
4 双方向バッファ
5 READタイミング生成回路
6 ラッチ回路
7、12、21 OR回路
8 FPGA
9 他回路
10 バスアクセスタイミング制御回路
11 カウンタ
13、14 D−F/F
15、22、23 AND回路
16、17、18、19、20 デコーダ
101 DT_BUS
102 AD_BUS信号
103 CS信号
104 RD信号
105 CLK信号
106 アドレスデコード信号
107 RD_SFT信号
108 LAT_EN信号
109 RD_ENB信号
111 カウンタ出力信号
112 カウント・イネーブル信号
113 LAT_DATA
114 HW_WAIT信号
115 IDT_BUS(ローカルDATA BUS)

Claims (6)

  1. データバスを介して、CPUと、デバイスとに接続されたバスアクセスタイミング制御回路であって、
    READタイミング生成回路と、ラッチ回路とを備え、
    前記READタイミング生成回路が、前記CPUによる前記デバイスへのREADアクセスを検出し、前記READアクセスのバスサイクルを伸長させるウエイト信号の出力を開始し、
    前記デバイスの出力遅延量が最大のときと、前記出力遅延量が最小のときとの間で、前記デバイスが前記READアクセスに係る出力データを出力する期間が重複するように時間幅を設定した第1のリードイネーブル信号を、前記デバイスに出力し、
    前記出力遅延量が最大でも最小でもラッチできるタイミングで、ラッチイネーブル信号を前記ラッチ回路に出力して、前記ラッチ回路に前記タイミングで前記デバイスからの前記出力データをラッチさせ、
    前記ラッチ回路に対して、前記第1のリードイネーブル信号より後のタイミングであって、前記デバイスからの前記出力データの出力と重複しないタイミングで、第2のリードイネーブル信号を前記ラッチ回路に出力して、前記データバスを介して、前記出力データを前記ラッチ回路から前記CPUに出力させ、
    前記ウエイト信号は、少なくとも、前記第2のリードイネーブル信号が出力されるタイミングまで、前記バスサイクルが伸長するように出力されることを特徴とするバスアクセスタイミング制御回路。
  2. 前記デバイスが複数接続され、各々のデバイスに対して前記READアクセスを行うタイミングを制御する請求項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
  3. 前記READタイミング生成回路は、前記CPUから前記デバイスへの前記READアクセスを示すREAD信号と前記READアクセス対象である前記デバイスのアドレスを示すアドレスデコード信号が入力され、前記READ信号と前記アドレスでコード信号の和信号を微分してカウンタロード信号を出力する微分回路、前記微分回路からのカウンタロード信号を受けてカウント出力を行うカウンタ回路及び複数のデコーダを備え、
    前記複数のデコーダは、
    前記微分回路の出力を受けて前記カウンタ回路にカウントを開始させる第1のデコーダ、前記出力遅延量が最大の時と最小の時で前記デバイスからのデータ読み出し期間が重複するように前記デバイスに対する前記第1のリードイネーブル信号の時間幅を設定する第2のデコーダ、
    前記ラッチ回路に前記デバイスから読み出したデータをラッチさせるラッチイネーブル信号を出力する第3のデコーダ、
    前記ラッチ回路でラッチした前記デバイスからのデータを、前記第1のリードイネーブル信号より後のタイミングで前記ラッチ回路から前記データバスに出力させる前記第2のリードイネーブル信号を出力する第4のデコーダ、
    前記READタイミング生成回路が第2の出力イネーブル信号を出力するまで継続する前記ウエイト信号を出力する第5のデコーダ、
    である請求項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
  4. 前記ラッチ回路と接続され、前記CPU及び前記デバイスとのインタフェースとなるバッファを設けた請求項1から3のいずれか一項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
  5. 前記バッファは双方向バッファであり、前記CPU及び前記デバイスと前記データバスで接続され、前記第1のリードイネーブル信号のタイミングで前記デバイスからのデータを前記双方向バッファを経由して前記ラッチ回路に出力し、前記ラッチ回路に保持した前記データを前記第2のリードイネーブル信号のタイミングで前記双方向バッファを経由して前記データバスに出力する請求項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
  6. 前記CPUへ出力するまでの出力遅延量の最小値と最大値の差が大きいデバイスは、前記出力遅延量の最小値と最大値の差が前記CPUの動作クロック幅を超えるデバイスである請求項1からのいずれか1項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
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