JP6580815B2 - バスアクセスタイミング制御回路 - Google Patents
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Description
前記READアクセスを検出し、バスサイクルをカウントして、前記バスサイクルを伸長するウエイト信号を生成し、ラッチタイミング及び出力タイミングを生成するタイミング生成回路と、前記デバイスから出力されたデータを一時保持するラッチ回路と、前記ラッチ回路と接続され、前記CPU及び前記デバイスとのインタフェースとなるバッファを設けたことを特徴とするバスアクセスタイミング制御回路である。
[構成の説明]
本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[動作の説明]
本実施形態のアクセスタイミング制御回路10では、読み出そうとするデバイスに対するバスサイクルとREAD信号を最適化する。さらにそのREAD信号によって読み出される該当デバイスの出力データをFPGA内で一度ラッチし、バスサイクルを越えないように適切なタイミングでデータバスに出力することにより、バスファイト防止を実現する。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態を以下に示す。図4はCPUバスに応答の遅いデバイスが複数(図4の例は2a、2b、2cの3個)接続される場合のブロック図である。図2のデバイスが一つだけの場合との構成上の相違は、デバイスが2a,2b、2cと3つあり、それに対応するOR回路21、AND回路22、23を備えている点である。
(付記1)
CPU(中央演算装置)から、応答が遅くかつ出力遅延差が大きいデバイスへのREADアクセスのタイミングを制御するバスアクセスタイミング制御回路であって、
前記READアクセスを検出し、バスサイクルをカウントして、前記バスサイクルを伸長するウエイト信号を生成し、ラッチタイミング及び出力タイミングを生成するタイミング生成回路と、前記デバイスから出力されたデータを一時保持するラッチ回路と、前記ラッチ回路と接続され、前記CPU及び前記デバイスとのインタフェースとなるバッファを設けたことを特徴とするバスアクセスタイミング制御回路。
(付記2)
前記タイミング生成回路は、前記出力遅延が最大時と最小時で重複する時間ができるように前記デバイスに対する第1のリードイネーブル信号の時間幅を設定する付記1に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記3)
前記タイミング生成回路は、前記出力遅延が最大でも最小でもラッチできるタイミングで前記デバイスからの出力データをラッチする付記1または2に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記4)
ラッチした前記デバイスからの出力データを、前記デバイスからのデータ読み出しとぶつからないタイミングで前記バッファに第2のリードイネーブル信号を出力して前記ラッチ回路から前記CPUに前記出力データを出力する付記1から3のいずれか1項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記5)
前記ウエイト信号は、前記ラッチした前記デバイスからの出力データが前記第2のリードイネーブル信号を出力できるまで継続する付記1から4のいずれか1項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記6)
前記デバイスが複数接続され、各々のデバイスに対してREADアクセスを行うタイミングを制御する付記1から5のいずれか1項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記7)
前記タイミング生成回路は、READ信号とアドレスデコード信号が入力される微分回路、前記微分回路からの出力を受けてカウント出力を行うカウンタ回路、前記カウンタ回路のカウンタ出力の値によって動作する複数のデコーダを備えた付記1から6のいずれか1項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記8)
前記複数のデコーダは、
前記微分回路の出力を受けて前記カウンタにカウントを開始させる第1のデコーダ、
前記出力遅延が最大時と最小時で重複する時間ができるように前記デバイスに対する第1のリードイネーブル信号の時間幅を設定する第2のデコーダ、
前記ラッチ回路に前記デバイスから読み出した出力データをラッチさせるラッチイネーブル信号を出力する第3のデコーダ、
デバイスから読み出した前記出力データを、前記デバイスからの出力とぶつからず、しかも、前記CPUのREADタイミングに対して適切なタイミングで前記ラッチ回路から前記CPUに出力させる第2のリードイネーブル信号を出力する第4のデコーダ、
前記ラッチした前記デバイスからの出力データが前記第2のリードイネーブル信号を出力できるまで継続するウエイト信号を出力する第5のデコーダ、
である付記7に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記9)
(付記10)
(付記11)
ソフトウェア・ウエイトの後に前記バスサイクルの伸長を行う付記1から10に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
(付記12)
前記カウンタ回路は、所定のカウント値までカウントしたら停止し、再びREAD信号があるまで待機状態となる付記1から11のいずれか1項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
2 デバイス
3 アドレス・デコーダ
4 双方向バッファ
5 READタイミング生成回路
6 ラッチ回路
7、12、21 OR回路
8 FPGA
9 他回路
10 バスアクセスタイミング制御回路
11 カウンタ
13、14 D−F/F
15、22、23 AND回路
16、17、18、19、20 デコーダ
101 DT_BUS
102 AD_BUS信号
103 CS信号
104 RD信号
105 CLK信号
106 アドレスデコード信号
107 RD_SFT信号
108 LAT_EN信号
109 RD_ENB信号
111 カウンタ出力信号
112 カウント・イネーブル信号
113 LAT_DATA
114 HW_WAIT信号
115 IDT_BUS(ローカルDATA BUS)
Claims (6)
- データバスを介して、CPUと、デバイスとに接続されたバスアクセスタイミング制御回路であって、
READタイミング生成回路と、ラッチ回路とを備え、
前記READタイミング生成回路が、前記CPUによる前記デバイスへのREADアクセスを検出し、前記READアクセスのバスサイクルを伸長させるウエイト信号の出力を開始し、
前記デバイスの出力遅延量が最大のときと、前記出力遅延量が最小のときとの間で、前記デバイスが前記READアクセスに係る出力データを出力する期間が重複するように時間幅を設定した第1のリードイネーブル信号を、前記デバイスに出力し、
前記出力遅延量が最大でも最小でもラッチできるタイミングで、ラッチイネーブル信号を前記ラッチ回路に出力して、前記ラッチ回路に前記タイミングで前記デバイスからの前記出力データをラッチさせ、
前記ラッチ回路に対して、前記第1のリードイネーブル信号より後のタイミングであって、前記デバイスからの前記出力データの出力と重複しないタイミングで、第2のリードイネーブル信号を前記ラッチ回路に出力して、前記データバスを介して、前記出力データを前記ラッチ回路から前記CPUに出力させ、
前記ウエイト信号は、少なくとも、前記第2のリードイネーブル信号が出力されるタイミングまで、前記バスサイクルが伸長するように出力されることを特徴とするバスアクセスタイミング制御回路。 - 前記デバイスが複数接続され、各々のデバイスに対して前記READアクセスを行うタイミングを制御する請求項1に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
- 前記READタイミング生成回路は、前記CPUから前記デバイスへの前記READアクセスを示すREAD信号と前記READアクセス対象である前記デバイスのアドレスを示すアドレスデコード信号が入力され、前記READ信号と前記アドレスでコード信号の和信号を微分してカウンタロード信号を出力する微分回路、前記微分回路からのカウンタロード信号を受けてカウント出力を行うカウンタ回路及び複数のデコーダを備え、
前記複数のデコーダは、
前記微分回路の出力を受けて前記カウンタ回路にカウントを開始させる第1のデコーダ、前記出力遅延量が最大の時と最小の時で前記デバイスからのデータ読み出し期間が重複するように前記デバイスに対する前記第1のリードイネーブル信号の時間幅を設定する第2のデコーダ、
前記ラッチ回路に前記デバイスから読み出したデータをラッチさせるラッチイネーブル信号を出力する第3のデコーダ、
前記ラッチ回路でラッチした前記デバイスからのデータを、前記第1のリードイネーブル信号より後のタイミングで前記ラッチ回路から前記データバスに出力させる前記第2のリードイネーブル信号を出力する第4のデコーダ、
前記READタイミング生成回路が第2の出力イネーブル信号を出力するまで継続する前記ウエイト信号を出力する第5のデコーダ、
である請求項1に記載のバスアクセスタイミング制御回路。 - 前記ラッチ回路と接続され、前記CPU及び前記デバイスとのインタフェースとなるバッファを設けた請求項1から3のいずれか一項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
- 前記バッファは双方向バッファであり、前記CPU及び前記デバイスと前記データバスで接続され、前記第1のリードイネーブル信号のタイミングで前記デバイスからのデータを前記双方向バッファを経由して前記ラッチ回路に出力し、前記ラッチ回路に保持した前記データを前記第2のリードイネーブル信号のタイミングで前記双方向バッファを経由して前記データバスに出力する請求項4に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
- 前記CPUへ出力するまでの出力遅延量の最小値と最大値の差が大きいデバイスは、前記出力遅延量の最小値と最大値の差が前記CPUの動作クロック幅を超えるデバイスである請求項1から5のいずれか1項に記載のバスアクセスタイミング制御回路。
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