JP2019149086A - データ処理装置及びデータ転送方法 - Google Patents

データ処理装置及びデータ転送方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019149086A
JP2019149086A JP2018034512A JP2018034512A JP2019149086A JP 2019149086 A JP2019149086 A JP 2019149086A JP 2018034512 A JP2018034512 A JP 2018034512A JP 2018034512 A JP2018034512 A JP 2018034512A JP 2019149086 A JP2019149086 A JP 2019149086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
update
unit
gpu
update information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018034512A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6913312B2 (ja
Inventor
貴大 鈴木
Takahiro Suzuki
貴大 鈴木
サンヨプ キム
Sang-Yuep Kim
サンヨプ キム
淳一 可児
Junichi Kani
淳一 可児
敏博 塙
Toshihiro Hanawa
敏博 塙
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
University of Tokyo NUC
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
University of Tokyo NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, University of Tokyo NUC filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2018034512A priority Critical patent/JP6913312B2/ja
Publication of JP2019149086A publication Critical patent/JP2019149086A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6913312B2 publication Critical patent/JP6913312B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bus Control (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)

Abstract

【課題】汎用デバイスを用いてデータ処理を高速に行う。【解決手段】FPGA2は、外部から受信したデータに、データ更新を示す更新情報を付与して出力する。GPU3は、FPGA2から出力されたデータを記憶するメモリ31と、メモリ31に記憶されるデータに付与された更新情報を繰り返し監視し、データ更新を示す更新情報を検出した場合に、検出した更新情報を更新検出済みに書き換えるポーリング部32と、ポーリング部32により検出された更新情報が付与されたデータを用いた演算処理の実行を制御する制御部33と、制御部33の制御に基づいて、メモリ31に記憶されたデータを用いて演算処理を実行する演算部34とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、データ処理装置及びデータ転送方法に関する。
近年、ネットワークの分野では仮想化が注目されている。仮想化により、実際の物理的なハードウェア構成によらず、ネットワークを構成する装置を論理的に利用できる。仮想化のため、光アクセスシステムにおいて従来は専用のハードウェアで作られていた装置を汎用ハードウェアで構成し、機能をソフトウェアで実装する構成が検討されている。機能をソフトウェアで実現することで、装置の機能が入れ替え可能となり、装置の共通化やリソース共有化が図れるため、CAPEX(Capital Expenditure)の削減が期待できる。また、機能のアップデートや設定変更を容易とすることでOPEX(Operating Expense)削減に繋がると考えられている。そこで、光アクセスシステムのソフトウェア領域を物理層処理にまで拡大し、光アクセスシステムを構成する通信装置が備えるGPU(Graphics Processing Unit)等のアクセラレータに物理層処理を実装することが考えられる。
しかしながら、従来は通信処理の物理演算は専用チップを用いて行われてきたため、GPUを使って処理を行う従来研究は少ない。一方で、FPGA等のハードウェアを使って、誤り訂正を実装する検討例は複数存在する(例えば、非特許文献1、2参照)。これらの検討はRTL(Register Transfer Level)の設計であり、レジスタ間のタスクレベルの並列性や全体のアーキテクチャの提案となっているため、GPUを活用する本検討の設計思想とは異なっている。
誤り訂正をGPUで実行する例として、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)システムへの適応がある(例えば、非特許文献3参照)。この手法においては具体的な実装方法までは記載されておらず、システムの提案を行っているのみである。加えて、システムのスループットも大きくない。
また、GPUは主にCPU(central processing unit)の処理をアクセラレートするために用いられている。そのため、GPUへのデータの転送技術としては、図7に示すように、一般的にはCPUからGPUに転送を行う構成が用いられる。DMA(Direct Memory Access)転送用メモリとして、高速なDDP−DRAM(Dual-Data-Port Dynamic Random Access Memory)を用いる手法が挙げられる(例えば、非特許文献4参照)。しかし、調査した限り、汎用化されていない規格の信号の外部入力を、CPUを介さずに直接GPUに転送する方法はない。
Hanho Lee, Chang-Seok Choi, Jongyoon Shin, Je-Soo Ko, "100-Gb/s Three-Parallel Reed-Solomon based Foward Error Correction Architecture for Optical Communications", International SoC Design Conference 2008 (ISOCC '08), p. I-265-I-268, 2008年11月 Hanho Lee, "A High-Speed Low-Complexity Reed-Solomon Decoder for Optical Communications", IEEE Transactions on Circuits and Systems II: Express Briefs, Vol.52, No.8, p.461-465, 2005年8月 Matthew L. Curry, Anthony Skjellum, H. Lee Ward, Ron Brightwell, "Accelerating Reed-Solomon Coding in RAID systems with GPUs", IEEE International Symposium on Parallel and Distributed Processing 2008 (IPDPS 2008), 2008年4月 Donghyuk Lee, Lavanya Subramanian, Rachata Ausavarungnirun, Jongmoo Choi, Onur Mutlu, "Decoupled Direct Memory Access: Isolating CPU and IO Traffic by Leveraging a Dual-Data-Port DRAM", In Proceedings of the 2015 International Conference on Parallel Architecture and Compilation (PACT), 2015年10月
これらのシステムを通信へ応用することを考えた際には、データ処理の低遅延化が重要となる。
上記事情に鑑み、本発明は、汎用デバイスを用いてデータ処理を高速に行うことができるデータ処理装置及びデータ転送方法を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、外部から受信したデータに、データ更新を示す更新情報を付与して出力するインタフェース回路と、前記データを用いて演算処理を行うアクセラレータとを備え、前記アクセラレータは、前記インタフェース回路から出力された前記データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶される前記データに付与された前記更新情報を繰り返し監視し、データ更新を示す前記更新情報を検出した場合に、検出した前記更新情報を更新検出済みに書き換えるポーリング部と、前記ポーリング部により検出された前記更新情報が付与された前記データを用いた演算処理の実行を制御する制御部と、前記制御部の制御に基づいて、前記記憶部に記憶された前記データを用いて演算処理を実行する演算部と、を備える、データ処理装置である。
本発明の一態様は、上述のデータ処理装置であって、前記インタフェース回路は、前記データの長さを示す長さ情報を前記データにさらに付与して出力し、前記制御部は、前記長さ情報に基づく並列度で前記演算部に演算処理を実行させる。
本発明の一態様は、上述のデータ処理装置であって、前記インタフェース回路は、演算処理の種類を示す制御情報を前記データにさらに付与して出力し、前記制御部は、前記制御情報が示す前記種類の演算処理を前記演算部に実行させる。
本発明の一態様は、上述のデータ処理装置であって、前記データ処理装置は、通信装置である。
本発明の一態様は、インタフェース回路が、外部から受信したデータに、データ更新を示す更新情報を付与して出力する出力ステップと、アクセラレータが、前記インタフェース回路から出力された前記データを記憶部に記憶する記憶ステップと、前記記憶部に記憶される前記データに付与された前記更新情報を繰り返し監視する監視ステップと、前記監視ステップにおいてデータ更新を示す前記更新情報を検出した場合に、検出した前記更新情報を更新検出済みに書き換える書き換えステップと、前記監視ステップにおいて検出された前記更新情報が付与された前記データを用いた演算処理を実行する演算ステップと、を有するデータ転送方法である。
本発明により、汎用デバイスを用いてデータ処理を高速に行うことが可能となる。
本発明の第1の実施形態による通信装置に用いられるデバイス間のデータ転送を示す図である。 同実施形態による通信装置の機能ブロック図である。 同実施形態によるデータ形式の例を示す図である。 同実施形態によるポーリング処理の処理フローを示す図である。 第2の実施形態によるGPUにおける並列演算処理の処理フローを示す図である。 第3の実施形態によるGPUにおける演算処理の種類の切替を行う処理フローを示す図である。 従来技術によるGPUへのデータ転送を示す図である。 割込みを用いたGPUへのデータ転送を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。
汎用ハードウェアを用いた装置を通信へ応用する際には、低遅延化が重要となる。データ転送と処理の低遅延化を行うためには、短いデータを受信し、それを演算処理することが必要となる。
汎用ハードウェアであるGPUにデータ入力を行うにはPCIe(ピーシーアイエクスプレス)等のインタフェースを介する必要があり、そのためには、FPGA(field-programmable gate array)等のハードウェアが必要となる。また、GPUがデータを受信する際には、割り込みが多く用いられる。しかしながら、FPGA等のハードウェアからの割込みに対応したGPUはない。一方で、CPUは、割り込み制御を用いて、FPGAからGPUへのデータ転送や、GPUのプログラムを実行するGPUカーネル起動を行う。
上記から、例えば、通信装置を図8のような実装とすることが考えられる。この実装例では、外部入力をGPUに転送する際に、FPGAはCPUに割込みを実行し、CPUはFPGAにデータの転送先アドレス指定や、転送命令を行う。また、CPUは、GPUに対しても並列度や実行命令を指定するカーネル実行命令を行う。
このような実装では、1度に転送するデータ量が小さい場合は、CPUと他のプロセッサ間での通信回数が増加し、遅延量が増加する。そのため、CPUを介さず直接GPUに外部信号を転送する方法が望まれる。
また、1度に転送するデータ量(フレームデータ量)が小さく、連続的にデータが入力されるときは、時間当たりの割込みの回数が増加する。その結果、CPU−GPU−FPGA間での通信が増加し、制約時間内での処理が間に合わない場合がある。
GPUは従来、CPUのアクセラレータとして利用されており、CPU制御によってデータ入力のタイミング制御や、機能の変更を行う。そのため、CPUを介さず、FPGAなど他のデバイスからのデータ入力に対するタイミング制御、データに対する逐次の機能変更をどのように行うかが課題である。GPU等のアクセラレータは割込みに対応していないため、ポーリングを使った、データ入力に対するタイミング制御の実装方法が必要である。
また、通常、GPUの演算処理においてはCPUの制御によってGPUが行う処理の並列度の変更を行い、CPUの介入が生じる。更に、GPUが実行する処理を変更する際も、CPUの制御によって行うことが必要となる。そのため、CPU−GPU−FPGA間の通信を削減した転送方法とその演算処理方法が求められる。
そこで、本実施形態では、CPU−GPU−FPGA間での通信を削減するため、GPU内にポーリング実装を行う。GPUがCPUを介さずにデータの入力タイミングを知るために、FPGAは転送するフレーム全てに、データの更新を示すフラグを付与する。GPUは、転送されたデータをメモリにバッファし、バッファしたデータをポーリングにより読み込んでフラグが更新されていると判断した場合に、演算処理を開始する。また、FPGAは、GPUに転送するフレームに対して、並列度や演算処理の種類の情報を付与する。これにより、GPUが演算処理を実行する際の並列度の変更や、GPUが実行する演算処理の種類を変更する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態の通信装置1に用いられるデバイス間のデータ転送を示す図である。通信装置1は、データ転送装置の一例である。通信装置1は、例えば、PON(Passive Optical Network;受動光ネットワーク)における光加入者線端局装置(OLT:Optical Line Terminal)や光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)として用いることができる。
通信装置1は、IF(インタフェース)回路として用いられるFPGA2と、アクセラレータの一例であるGPU3とを備える。FPGA2は、伝送路を介して他の装置から信号を受信し、受信した信号に含まれるフレームデータをGPU3に転送する。FPGA2は、GPU3に転送するフレームデータに対してデータ更新を表すフラグ等の付加データを付与することで、CPUの制御を介さないデータ転送を実現する。GPU3は、FPGA2が出力したフレームデータを受信し、演算を行う。なお、GPU3は、演算結果のデータをFPGA2に出力し、FPGA2は、GPU3から受信したデータが設定された信号を、伝送路を介して他の装置へ送信してもよい。
通信装置1は、付加データを用いることによって、図8の場合と比較して、FPGA−CPU間、及び、CPU−GPU間の通信を削減することができる。FPGA2からのデータ転送の実行前には前処理が必要である。前処理として、FPGA2は、転送先GPUメモリの確保、転送先GPUアドレスの取得、付加データの値の設定を事前に行う。さらには、ポーリング処理を行うGPU3のカーネルも実行しておく必要がある。
図2は、通信装置1の機能ブロック図である。同図に、FPGA2及びGPU3の各デバイスにおける機能部を示す。
FPGA2は、IF部21、メモリ22、フラグ付与部23及び転送部24を備える。IF部21は、伝送路を伝送した外部信号を入力する。通信装置1が例えば、OLT又はONUである場合、IF部21は、光信号から電気信号への変換又は電気信号から光信号への変換を行う。メモリ22は、IF部21を介して入力された外部信号を記憶(バッファ)する。
フラグ付与部23は、メモリ22にバッファされた、ある長さを持つフレームデータにフラグを付与する。フラグ付与部23は、更新フラグ付与部231、長さフラグ付与部232、及び、制御フラグ付与部233を備える。更新フラグ付与部231は、フレームデータにデータ更新を示すUpdate(更新)フラグを付与する。長さフラグ付与部232は、フレームデータに当該データの長さを示すLength(長さ)フラグを付与する。制御フラグ付与部233は、フレームデータに演算処理の種類を示すControl(制御)フラグを付与する。転送部24は、各種フラグが付与されたフレームデータを、GPU3のメモリ31に転送する。
GPU3は、メモリ31、ポーリング部32、制御部33及び演算部34を備える。メモリ31は、データを記憶する記憶部の一例である。メモリ31は、FPGA2の転送部24から転送されたデータをバッファする。GPU3のポーリング部32は、メモリ31にバッファリングされたデータに対してポーリング処理を行って信号の入力を検知する。制御部33は、カーネルを実行することにより、各種処理の実行を制御する。また、制御部33は、演算部34における演算時の並列度の変更や演算部34が行う演算処理の種類の切替を行う。演算部34は、制御部33から制御に基づいて入力信号に対する演算処理を行う。
図3は、FPGA2におけるフラグ付与によって生成されるデータ形式の例を示す図である。同図に示すように、データには、ヘッダ名「Update」、32ビット長のUpdateフラグと、ヘッダ名「Length」、32ビット長のLengthフラグと、ヘッダ名「Control」、448ビット長のControlフラグが付与される。
更新フラグ付与部231は、Updateフラグに常にデータ更新を表す値「1」を設定し、データの更新をGPU3に通知する。GPU3のポーリング部32は、メモリ31に記憶されるデータに値「1」のUpdateフラグを検出した場合に、このUpdateフラグを、更新検出済みを表す値「0」に書き換える。Lengthフラグは、データの長さを示す。Lengthフラグにデータの長さを設定することにより、GPU3において、処理を行うデータの範囲の認識や、並列演算を行う際の並列度の決定などに用いることができる。Controlフラグは、処理制御用に用いられる。Controlフラグは、GPU3において行われる演算処理の種類を変更する際に利用される。これらのフラグの値は、FPGA2のレジスタの値の書き換えを行うことなどにより、プログラム実行中に変更される。
図4は、GPUカーネルにより実行されるポーリング処理の処理フローを示す図である。GPUカーネルは、事前設定時に起動される。FPGA2のフラグ付与部23は、IF部21が入力した信号のフレームデータがメモリ22にバッファされると、そのフレームデータにUpdateフラグ、Lengthフラグ、及び、Controlフラグを付与し、転送部24に出力する。転送部24は、各種フラグが付与されたフレームデータを、GPU3のメモリ31に転送する。GPU3のメモリ31は、FPGA2から転送されたデータをバッファリングする。
GPU3のポーリング部32は、ポーリング処理により、常にメモリ31に記憶されているデータのUpdateフラグをチェックする(ステップS110)。例えば、ポーリング部32は、所定時間間隔でUpdateフラグをチェックする。ポーリング部32は、Updateフラグの値が0であると判断した場合(ステップS110:==0)、まだFPGA2から新たなフレームデータは到着していないとみなす。GPU3は、フレームデータの演算処理は行わず、ステップS110に戻り、再度Updateフラグのチェックを再開する。
一方、ポーリング部32は、Updateフラグの値が1であると判断した場合(ステップS110:!=0)、新たなフレームデータが入力されたとみなし、Updateフラグを0にリセットする(ステップS120)。Updateフラグのリセット後、制御部33は、フレームデータに対する任意の演算処理を演算部34により実行させる(ステップS130)。GPU3は、ステップS110からの処理を繰り返す。
なお、メモリ31は、例えば、リングバッファである。GPU3の制御部33は、Updateフラグのリセットの度に、次に更新をチェックするバッファ位置を表すアドレス値を逐次変更していく。
[第2の実施形態]
GPUは複数コアを有しており、並列演算が可能である。本実施形態では、GPUはフレームデータの並列演算処理を行う。
図5は、GPU3がフレームデータに対して並列演算処理を行う処理フローを示す図である。同図を用いて、GPU3が、カーネル実行中に演算処理を実行する並列度を変更する方法を説明する。並列度の変更には、フレームデータに付与されたLengthフラグが用いられる。GPU3がnビット単位で演算処理を行う際は、Length/nの並列度を指定し、カーネルを起動する。ここではNVIDIAのGPUで利用できるDynamic parallelismを想定し、既に実行しているカーネル内から動的にカーネルを起動する。例えば、10G−EPON(Gigabit - Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)フレームとNG−PON2(Next generation - Passive Optical Network 2)フレームではnが異なるため、FPGA2の転送部24から逐次GPU3に転送するデータの長さ(Lengthフラグへの設定値)をnの倍数に変更する必要がある。
図5のステップS210〜ステップS220の処理は、図4に示すステップS110〜ステップS120の処理と同様である。ステップS220の処理の後、制御部33は、メモリ31に記憶されているフレームデータのLengthフラグを読み出し、読み出したLengthフラグに設定されているデータ長を予め設定されたnで除算して並列度を計算する(ステップS230)。制御部33は、既に実行しているカーネル内から、計算された並列度のカーネルを起動することにより、計算された並列度に基づいてカーネルを起動し、各カーネルはnビット単位の演算処理を並列で演算部34に実行させる(ステップS240)。GPU3は、ステップS210からの処理を繰り返す。
[第3の実施形態]
本実施形態では、GPU3が実行する演算処理の種類を切り替える。
図6は、GPU3が実行する演算処理の種類の切替えを行う処理フローを示す図である。演算処理の種類の切換えには、フレームデータに付与されたControlフラグを用いる。
図6のステップS310〜ステップS320の処理は、図4に示すステップS110〜ステップS120の処理と同様である。ステップS320の処理の後、制御部33は、分岐命令においてControlフラグの値を参照する(ステップS330)。制御部33は、Controlフラグの値に応じて、起動するカーネルを切替える。複数のカーネルをカーネル0〜k(kは1以上の整数)としたとき、制御部33は、Controlフラグの値i(iは0以上k以下の整数)である場合に、カーネルiを起動する(ステップS340−0〜S340−k)。これにより、例えば、制御部33は、入力データに対して、リードソロモン(255,223)や、リードソロモン(255,239)等の機能の切替えを、CPUを介さず行うことができる。GPU3は、ステップS340−0〜S340−kのいずれかの実行後、ステップS310からの処理を繰り返す。
以上説明した実施形態によれば、データ処理装置は、FPGAなどのインタフェース回路と、GPUなどのアクセラレータとを備える。データ処理装置は、例えば、通信装置である。インタフェース回路は、入力されたフレームデータに対して、データの更新を示す更新情報を付与してアクセラレータに転送する。更新情報は、例えば、Updateフラグである。アクセラレータは、受信したフレームデータを記憶部に記憶し、記憶されているデータの更新情報を繰り返し監視する。アクセラレータは、データ更新を示す更新情報を検出した場合に、フレームデータが入力されたと判断して、検出した更新情報を更新検出済みへ書き換えるとともに、当該更新情報が付与されたフレームデータを用いた演算処理を開始する。これにより、CPUを介することなく、アクセラレータがフレームデータの入力タイミングを検出することができため、通信装置におけるデータ転送および演算処理の低遅延化が可能となる。
また、インタフェース回路は、データの長さを示す長さ情報及び演算処理の種類を示す制御情報をさらにデータに付与してアクセラレータに転送してもよい。長さ情報、制御情報は、例えば、Lengthフラグ、Controlフラグである。アクセラレータは、長さ情報に基づく並列度で演算処理を実行する。これにより、演算処理の低遅延化をさらに図ることができる。また、アクセラレータは、制御情報が示す種類の演算処理を実行する。これにより、インタフェース回路から、アクセラレータが実行する演算処理を切り替えることができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…通信装置, 2…FPGA, 3…GPU, 21…IF部, 22…メモリ, 23…フラグ付与部, 24…転送部, 31…メモリ, 32…ポーリング部, 33…制御部, 34…演算部, 231…更新フラグ付与部, 232…長さフラグ付与部, 233…制御フラグ付与部

Claims (5)

  1. 外部から受信したデータに、データ更新を示す更新情報を付与して出力するインタフェース回路と、
    前記データを用いて演算処理を行うアクセラレータとを備え、
    前記アクセラレータは、
    前記インタフェース回路から出力された前記データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶される前記データに付与された前記更新情報を繰り返し監視し、データ更新を示す前記更新情報を検出した場合に、検出した前記更新情報を更新検出済みに書き換えるポーリング部と、
    前記ポーリング部により検出された前記更新情報が付与された前記データを用いた演算処理の実行を制御する制御部と、
    前記制御部の制御に基づいて、前記記憶部に記憶された前記データを用いて演算処理を実行する演算部と、
    を備える、
    データ処理装置。
  2. 前記インタフェース回路は、前記データの長さを示す長さ情報を前記データにさらに付与して出力し、
    前記制御部は、前記長さ情報に基づく並列度で前記演算部に演算処理を実行させる、
    請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記インタフェース回路は、演算処理の種類を示す制御情報を前記データにさらに付与して出力し、
    前記制御部は、前記制御情報が示す前記種類の演算処理を前記演算部に実行させる、
    請求項1又は請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記データ処理装置は、通信装置である、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のデータ処理装置。
  5. インタフェース回路が、
    外部から受信したデータに、データ更新を示す更新情報を付与して出力する出力ステップと、
    アクセラレータが、
    前記インタフェース回路から出力された前記データを記憶部に記憶する記憶ステップと、
    前記記憶部に記憶される前記データに付与された前記更新情報を繰り返し監視する監視ステップと、
    前記監視ステップにおいてデータ更新を示す前記更新情報を検出した場合に、検出した前記更新情報を更新検出済みに書き換える書き換えステップと、
    前記監視ステップにおいて検出された前記更新情報が付与された前記データを用いた演算処理を実行する演算ステップと、
    を有するデータ転送方法。
JP2018034512A 2018-02-28 2018-02-28 データ処理装置及びデータ転送方法 Active JP6913312B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018034512A JP6913312B2 (ja) 2018-02-28 2018-02-28 データ処理装置及びデータ転送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018034512A JP6913312B2 (ja) 2018-02-28 2018-02-28 データ処理装置及びデータ転送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019149086A true JP2019149086A (ja) 2019-09-05
JP6913312B2 JP6913312B2 (ja) 2021-08-04

Family

ID=67850556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018034512A Active JP6913312B2 (ja) 2018-02-28 2018-02-28 データ処理装置及びデータ転送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6913312B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112306662A (zh) * 2020-11-11 2021-02-02 山东云海国创云计算装备产业创新中心有限公司 一种多处理单元协同运算装置
WO2022224409A1 (ja) * 2021-04-22 2022-10-27 日本電信電話株式会社 アクセラレータ制御システム、アクセラレータ制御方法およびアクセラレータ制御プログラム
WO2022224410A1 (ja) * 2021-04-22 2022-10-27 日本電信電話株式会社 アクセラレータ制御システム、アクセラレータ制御方法およびアクセラレータ制御プログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004287979A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Toshiba Corp ディスク制御装置及びディスク装置用制御プログラムの更新方法
JP2009211211A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 分析システム、情報処理装置、アクティビティ分析方法、およびプログラム
JP2015060273A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 株式会社リコー ネットワーク制御装置
JP2015065488A (ja) * 2012-01-30 2015-04-09 シャープ株式会社 生成装置、再生装置、データ構造、生成方法、再生方法、制御プログラム、および記録媒体
US20150288624A1 (en) * 2014-04-08 2015-10-08 Mellanox Technologies Ltd. Low-latency processing in a network node
JP2015197805A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント プロセッシングシステムおよびマルチプロセッシングシステム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004287979A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Toshiba Corp ディスク制御装置及びディスク装置用制御プログラムの更新方法
JP2009211211A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 分析システム、情報処理装置、アクティビティ分析方法、およびプログラム
JP2015065488A (ja) * 2012-01-30 2015-04-09 シャープ株式会社 生成装置、再生装置、データ構造、生成方法、再生方法、制御プログラム、および記録媒体
JP2015060273A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 株式会社リコー ネットワーク制御装置
JP2015197805A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント プロセッシングシステムおよびマルチプロセッシングシステム
US20150288624A1 (en) * 2014-04-08 2015-10-08 Mellanox Technologies Ltd. Low-latency processing in a network node

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
藤井 久史,ほか: "GPU向けQCDライブラリQUDAのTCAアーキテクチャによる実装", 研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC), vol. 第2014−HPC−143巻,第35号, JPN6020020363, 24 February 2014 (2014-02-24), JP, pages 1 - 7, ISSN: 0004286785 *

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112306662A (zh) * 2020-11-11 2021-02-02 山东云海国创云计算装备产业创新中心有限公司 一种多处理单元协同运算装置
WO2022224409A1 (ja) * 2021-04-22 2022-10-27 日本電信電話株式会社 アクセラレータ制御システム、アクセラレータ制御方法およびアクセラレータ制御プログラム
WO2022224410A1 (ja) * 2021-04-22 2022-10-27 日本電信電話株式会社 アクセラレータ制御システム、アクセラレータ制御方法およびアクセラレータ制御プログラム
JP7548421B2 (ja) 2021-04-22 2024-09-10 日本電信電話株式会社 アクセラレータ制御システム、アクセラレータ制御方法およびアクセラレータ制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6913312B2 (ja) 2021-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7506472B2 (ja) アプリケーション関数を装置にオフロードするためのシステム及び方法
US20220261367A1 (en) Persistent kernel for graphics processing unit direct memory access network packet processing
KR20210011451A (ko) 하드웨어 가속을 위한 하드웨어 리소스들의 임베디드 스케줄링
US10909655B2 (en) Direct memory access for graphics processing unit packet processing
JP6913312B2 (ja) データ処理装置及びデータ転送方法
CN114265800B (zh) 中断消息处理方法、装置、电子设备及可读存储介质
CN110738015A (zh) 片上系统及其fpga内核信息处理方法
CN111190854A (zh) 通信数据处理方法、装置、设备、系统和存储介质
JP2007034392A (ja) 情報処理装置及びデータ処理方法
CN117407338B (zh) 用于数据传输同步的系统、方法及计算设备
CN117573602B (zh) 用于远程直接内存访问报文发送的方法及计算机设备
CN108829530B (zh) 一种图像处理方法及装置
JP6954535B2 (ja) 通信装置
CN113472523A (zh) 用户态协议栈报文处理优化方法、系统、装置及存储介质
JP2005216283A (ja) シングル・チップ・プロトコル・コンバーター
US20230153153A1 (en) Task processing method and apparatus
JP2005004562A (ja) マルチプロセッサシステム、マルチプロセッサシステムの制御方法、およびマルチプロセッサシステムの制御プログラム
US12056072B1 (en) Low latency memory notification
US8639860B2 (en) Data transfer system and data transfer method
US11354254B2 (en) Data processing system, central arithmetic processing apparatus, and data processing method
CN115297169B (zh) 数据处理方法、装置、电子设备及介质
KR20120066999A (ko) 다이렉트 메모리 액세스 컨트롤러 및 그것의 동작 방법
JP2020017043A (ja) ノード装置、並列計算機システム、及び並列計算機システムの制御方法
JP2013009044A (ja) 制御装置、処理装置、処理システム、制御プログラム
KR102536943B1 (ko) 데이터 절감 장치, 데이터 절감 방법 및 데이터 절감 장치를 포함하는 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180228

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200812

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210317

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210318

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210511

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210630

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210630

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6913312

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250