JP2008204032A - データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理の高速化と最適化を図ることができるデータ処理装置を提供する。
【解決手段】制御部18は、システム・バス11上を流れるCPU10が出力するアドレス値を監視し、再構成可能な論理回路15を使用して実行する処理を迂回するためのCPU10の分岐動作を検出すると(P1)、論理回路番号テーブル19を参照し、分岐動作の際にCPU10が出力したアドレス値に対応する論理回路番号を選択し、この論理回路番号を回路構成情報選択信号として回路構成情報記憶手段17に渡す(P2)。回路構成情報記憶手段17は、制御部18から渡された回路構成情報選択信号が示す回路構成情報を再構成可能な論理回路15に渡し(P3)、再構成可能な論理回路15は、回路構成情報記憶手段17から渡された回路構成情報に基づいて回路の再構成を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、データ処理の高速化を図るために再構成可能な論理回路を備えるデータ処理装置に関する。
データ処理装置の高速化を図る手法として、例えば、再構成可能な論理回路を実装し、CPU(central processing unit)では時間のかかる処理を再構成可能な論理回路上に展開する手法が提案されている。
図7は再構成可能な論理回路を実装する従来のデータ処理装置の一例を示すブロック回路図である(特許文献1参照)。図7中、1はCPU、2はCPU1が使用する第1のメモリ、3はデータ処理の高速化を図るために実装された再構成可能ロジックブロックであり、再構成可能ロジックブロック3は、再構成可能ロジック回路4と、再構成情報用メモリ5と、制御部6を備えている。
再構成可能ロジック回路4は、FPGA(field programmable gate array)のように、外部から与えられる再構成情報に基づいて回路構成を変更可能とされたものである。再構成情報用メモリ5は、再構成可能ロジック回路4の回路構成を決める再構成情報を保持するものであり、再構成情報は、再構成可能ロジック回路4の内部構成の種類毎に固有の識別番号が付与された状態で保持される。
制御部6は、CPU1の指示に従い、再構成情報用メモリ5が保持する再構成情報を用いて再構成可能ロジック回路4の回路構成を変更するものである。また、7は再構成可能ロジック回路4が使用する第2のメモリ、8はCPU1及び再構成可能ロジック回路4が共有する第3のメモリである。
このデータ処理装置においては、CPU1は、再構成可能ロジック回路4を使用する命令を読み込むと、制御部6に対して、再構成可能ロジック回路4の再構成のための識別情報を含む再構成指示信号を与える。制御部6は、CPU1から再構成指示信号を与えられると、再構成指示信号に含まれる識別情報に応じた再構成情報を再構成情報用メモリ5から読み出して再構成可能ロジック回路4の再構成を行い、再構成が終了すると、CPU1に再構成終了を通知する。
CPU1は、制御部6から再構成終了通知を受けると、データ処理を中断して処理途中のデータを第1のメモリ2から第3のメモリ8に転送し、制御部6にデータ処理の開始を指示する。その後、再構成可能ロジック回路4は、第2のメモリ7及び第3のメモリ8を用いてデータ処理を行い、データ処理が完了すると、データ処理結果を第3のメモリ8に格納し、制御部6を介してCPU1に処理の終了を通知する。その後、CPU1は第3のメモリ8内のデータを用いて処理を続行する。
このように、このデータ処理装置は、CPU1が再構成可能ロジック回路4を使用する命令を読み込むと、CPU1が制御部6に再構成ロジック回路4の再構成を指示し、制御部6が再構成情報用メモリ5から読み出した再構成情報に従って再構成可能ロジック回路4を再構成し、その後、CPU1に代わって再構成可能ロジック回路4が第2のメモリ7及び第3のメモリ8を用いて処理を行い、処理の高速化を図るというものである。
特開2003−208305号公報 特表2003−524969号公報 特開平11−3209号公報
図7に示す従来のデータ処理装置においては、CPU1が再構成可能ロジック回路4を使用する命令を読み込むと、CPU1による制御部6に対する再構成ロジック回路4の再構成指示という操作が必要であり、その分、処理が遅れてしまうという問題点があった。また、プログラムの設計に際しては、再構成可能ロジック回路4の使用を意識する必要があり、プログラムの設計後に、プログラム内の所定処理をハードウェアである再構成可能ロジック回路4よる処理に容易に変更することができないという問題点があった。
本発明は、かかる点に鑑み、CPUによる再構成可能な論理回路の再構成指示操作を不要とすることによる処理の高速化と、プログラム設計後に所定処理を再構成可能な論理回路による処理に容易に変更できるようにすることによる処理の最適化を図ることができるようにしたデータ処理装置を提供することを目的とする。
本発明のデータ処理装置は、CPUと、再構成可能な論理回路と、前記CPU及び前記再構成可能な論理回路からアクセス可能な記憶領域と、所定処理を分岐命令で迂回するように変更されたプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、所定処理迂回のための前記CPUの分岐動作を検出し、前記CPUが迂回した所定処理に対応する回路構成情報を前記再構成可能な論理回路に与える回路情報源を備えるものである。
本発明のデータ処理装置によれば、所定処理迂回のための前記CPUの分岐動作を検出し、前記CPUが迂回した所定処理に対応する回路構成情報を前記再構成可能な論理回路に与えるので、前記CPUによる前記再構成可能な論理回路の再構成指示操作を必要としない。したがって、CPUによる再構成可能な論理回路の再構成指示操作を不要とすることによる処理の高速化を図ることができる。
また、プログラム設計時には、前記再構成可能な論理回路の使用を意識しなくとも、プログラム設計後に、所定処理を迂回するための分岐命令をプログラムに含めることで、所定処理を前記再構成可能な論理回路による処理に容易に変更することができる。したがって、プログラム設計後に所定処理を再構成可能な論理回路による処理に容易に変更できるようにすることによる処理の最適化を図ることができる。
更に、前記記憶領域、前記再構成可能な論理回路及び前記回路情報源を搭載したチップを用意する場合には、本発明のデータ処理装置は、既存のコンピュータシステムに対して、ハードウェア的には、前記記憶領域、前記再構成可能な論理回路及び前記回路情報源を搭載したチップの追加と、前記CPUに対するウェイト制御信号の接続追加を行うことにより、容易に実現することができるという利点を有している。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態の要部を示すブロック回路図である。本発明の第1実施形態は、CPU10と、CPU10によって管理されるシステム・バス11と、プログラムを記憶するプログラム記憶手段12と、メモリ部13と、回路情報源14を備えている。
メモリ部13は、FPGAのように、外部から与えられる回路構成情報に基づいて回路構成を変更可能とされた再構成可能な論理回路15と、CPU10からのシステム・バス11を介したアクセス及び再構成可能な論理回路15からのアクセスの双方を可能とされた記憶領域16を備えている。
また、メモリ部13は、CPU10からの記憶領域16へのアクセスと、再構成可能な論理回路15からの記憶領域16へのアクセスを調停する調停回路を備えているが、図示を省略している。なお、この調停回路は、再構成可能な論理回路により調停動作が制御される。
回路情報源14は、再構成可能な論理回路15に与える回路構成情報を記憶する回路構成情報記憶手段17と、システム・バス11上を流れるCPU10が出力したアドレス値の監視、この監視による再構成可能な論理回路15で実行する処理を迂回するためのCPU10の分岐動作の検出、回路構成情報記憶手段17からの回路構成情報の選択及びCPU10に対するウェイト制御などを行う制御部18を備えている。
また、制御部18は、論理回路番号テーブル19を備えている。論理回路番号テーブル19は、後述するように、再構成可能な論理回路15による処理に置き換えられるプログラム中の所定処理をCPU10が分岐命令により迂回する場合に出力するアドレス値と、CPU10がこのアドレス値を出力した場合に迂回したプログラム中の所定処理を再構成可能な論理回路15で実行するために、再構成可能な論理回路15に構成すべき論理回路の番号とを対応付けたものである。
ここで、再構成可能な論理回路15に構成すべき論理回路とは、CPU10が迂回した所定処理を実行するために、再構成可能な論理回路15に構成すべき複数の部分的な論理回路の各々を意味するのではなく、CPU10が迂回した所定処理を実行するために必要とする全体としての論理回路を意味する。
また、論理回路番号は、再構成可能な論理回路15に構成可能とされた論理回路の数に応じた通し番号とされる。そこで、例えば、再構成可能な論理回路15に構成可能とされた論理回路の数が16である場合には、論理回路番号は、「0000〜1111」のように、4ビットで表現できる。本発明の第1実施形態においては、制御部18は、論理回路番号を回路構成情報選択信号として回路構成情報記憶手段17に渡すことになる。
論理回路番号テーブル19は必須のものではなく、他の手段をもって、再構成可能な論理回路15による処理に置き換えられるプログラム中の所定処理をCPU10が分岐命令により迂回する場合に出力するアドレス値と再構成可能な論理回路15に構成すべき論理回路とを対応づけるようにしても良い。
なお、本発明の第1実施形態は、CPU10、システム・バス11、プログラム記憶手段12、メモリ部13及び回路情報源14の全てを含めて1チップ構成とすることもできるし、CPU10、プログラム記憶手段12、メモリ部13及び回路情報源14をそれぞれ1チップとして構成することもできる。
また、メモリ部13及び回路情報源14の部分を1チップ構成とし、他の部分を既存のコンピュータシステムを使用して構成することもでき、このようにする場合には、既存のコンピュータシステムに対して、ハードウェア的には、メモリ部13及び回路情報源14を搭載したチップの追加と、CPU10に対するウェイト制御信号の接続追加という形態で、本発明の第1実施形態を構成することが可能である。
図2はプログラム記憶手段12に実装するプログラムを説明するための図であり、オブジェクト・プログラム中の100〜199番地を再構成可能な論理回路15による処理に置き換える領域とし、100〜199番地に記述されている命令を再構成可能な論理回路15で実行するとした場合を例にしている。
図2(A)は生成直後のオブジェクト・プログラム、図2(B)はプログラム記憶手段12に実装されたオブジェクト・プログラムを示しており、例えば、オブジェクト・プログラム中の100〜199番地を再構成可能な論理回路15による処理に置き換える領域とする場合には、生成直後のオブジェクト・プログラム中の100番地の命令を200番地への移動を指示する分岐命令に変更したオブジェクト・プログラムをプログラム記憶手段12に実装する。
図3は再構成可能な論理回路15による処理開始までの動作の流れを説明するためのブロック回路図である。本発明の第1実施形態においては、CPU10は、システム・バス11を介してプログラム記憶手段12から命令を読み込んで実行し、再構成可能な論理回路15が記憶領域16を使用中の場合を除いて、必要に応じてシステム・バス11を介して記憶領域16を使用する。
制御部18は、システム・バス11上を流れるCPU10が出力するアドレス値を監視し、再構成可能な論理回路15を使用して実行する処理を迂回するためのCPU10の分岐動作を検出する(図2の例では、CPU10が出力するアドレス値が100から200に変化する)と(P1)、論理回路番号テーブル19を参照し、検出したアドレス値に対応する論理回路番号を選択し、この論理回路番号を回路構成情報選択信号として回路構成情報記憶手段17に渡す(P2)。
回路構成情報記憶手段17は、制御部18から渡された回路構成情報選択信号が示す回路構成情報を再構成可能な論理回路15に渡し(P3)、再構成可能な論理回路15は、回路構成情報記憶手段17から渡された回路構成情報に基づいて回路の再構成を行い、その動作を有効化し、メモリ部13内の調停回路を制御して記憶領域16へのアクセス権をCPU10に代わって確保する。
また、制御部18は、システム・バス11上を流れるCPU10が出力するアドレス値を監視し、再構成可能な論理回路15を使用して実行する処理を迂回するためのCPU10の分岐動作を検出すると(P1)、以後、CPU10が迂回した処理を再構成可能な論理回路15が終了するまで、CPU10の記憶領域16へのアクセスに対してウェイト制御を行う(P4)。
図4は再構成可能な論理回路15の動作例を説明するためのブロック回路図である。再構成可能な論理回路15は、再構成した論理回路により目的とする処理を行うが、データ転送に際しては、記憶領域16内の転送元20からのデータを読み込んで(Q1)、再構成可能な論理回路15内で演算などの処理を施して記憶領域16内の転送先21に書き込む(Q2)等の動作を行うことも可能に構成される。
図5は再構成可能な論理回路15による処理終了後の動作の流れを説明するためのブロック回路図である。再構成可能な論理回路15は、目的とする処理が終了すると、メモリ部13内の調停回路を制御して記憶領域16へのアクセス権をCPU10に返還し(W1)、また、目的とする処理の終了を制御部18に通知する(W2)。
制御部18は、再構成可能な論理回路15から処理終了通知を受けると、CPU10に対して記憶領域16へのアクセスをウェイト制御していた場合には、このウェイト制御を解除し(W3)、CPU10は通常の動作を再開させる(W4)。なお、CPU10は、命令実行順序の制約を受けない限り、再構成可能な論理回路15が処理実行中に、記憶領域16以外の図示しない領域を使用して動作を継続することができる。
以上のように、本発明の第1実施形態によれば、制御部18は、CPU10が出力するアドレス値を監視し、再構成可能な論理回路15を使用して実行する処理を迂回するためのCPU10の分岐動作を検出したときは、CPU10が迂回した処理に対応した回路構成情報を再構成可能な論理回路15に与えるので、CPU10による再構成可能な論理回路15の再構成指示操作を必要としない。したがって、CPU10による再構成可能な論理回路15の再構成指示操作を不要とすることによる処理の高速化を図ることができる。
また、本発明の第1実施形態によれば、ソース・プログラム設計時には、再構成可能な論理回路15の使用を意識しなくとも、生成直後のオブジェクト・プログラムに所定処理を迂回するための分岐命令を含めることで、所定処理を再構成可能な論理回路15による処理に容易に変更することができる。したがって、ソース・プログラム設計後に所定処理を再構成可能な論理回路15による処理に容易に変更できるようにすることによる処理の最適化を図ることができる。
更に、本発明の第1実施形態は、メモリ部13及び回路情報源14の部分を1チップ構成とし、他の部分を既存のコンピュータシステムを使用して構成することができ、このようにする場合には、既存のコンピュータシステムに対して、ハードウェア的には、メモリ部13及び回路情報源14を搭載したチップの追加と、CPU10に対するウェイト制御信号の接続追加という形態で容易に実現できるという利点がある。
(第2実施形態)
図6は本発明の第2実施形態の要部を示すブロック回路図である。本発明の第2実施形態は、図1に示す本発明の第1実施形態が備える回路情報源14と構成の異なる回路情報源22を設け、その他については、本発明の第1実施形態と同様に構成したものである。
回路情報源22は、回路情報源14が備える制御部18と構成の異なる制御部23を設け、その他については、回路情報源14と同様に構成したものである。制御部23は、イベント記憶手段24と、イベント計数カウンタ25を備え、これらイベント記憶手段24及びイベント計数カウンタ25に関連する部分を除いて制御部18と同様に構成したものである。
イベント記憶手段24は、制御部23がシステム・バス11上を流れるCPU10が出力するアドレス値を監視し、再構成可能な論理回路15で実行する処理を迂回するためのCPU10の分岐動作を検出した場合に、CPU10が迂回した処理を再構成可能な論理回路15で実行するために再構成可能な論理回路15に構成すべき論理回路の番号を保持するためのものであり、複数の論理回路番号を保持できる容量を持つものである。
イベント計数カウンタ25は、イベント記憶手段24に保持されている論理回路番号の数をカウントするものであり、制御部23は、イベント記憶手段24に論理回路番号を書き込む毎に、イベント計数カウンタ25のカウント値に1を加算し、再構成可能な論理回路15から目的とする処理の終了通知を受ける毎に、イベント計数カウンタ25のカウント値から1を減算する。
また、制御部23は、イベント計数カウンタ25のカウント値が1以上である場合には、CPU10による記憶領域16へのアクセスに対してウェイト制御(P4)を行い、その動作を待たせるものとする。
このように構成された本発明の第2実施形態においては、CPU10は、システム・バス11を介してプログラム記憶手段12から命令を読み込んで実行し、イベント計数カウンタ25のカウント値が1以上の場合を除いて、必要に応じてシステム・バス11を介して記憶領域16を使用する。
制御部23は、システム・バス11上を流れるCPU10が出力するアドレス値を監視し、再構成可能な論理回路15で実行する処理を迂回するためのCPU10の分岐動作を検出すると、論理回路番号テーブル19を参照し、検出したアドレス値に対応する論理回路番号を生成してイベント記憶手段24に記憶し、イベント計数カウンタ25のカウント値に1を加算する。
また、制御部23は、イベント記憶手段24が記憶する最も古い論理回路番号を回路構成情報選択信号として回路構成情報記憶手段17に渡す。即ち、イベント記憶手段24に記憶されている論理回路番号をイベント記憶手段24に記憶された順に回路構成情報記憶手段17に渡す。
回路構成情報記憶手段17は、制御部23から渡された回路構成情報選択信号が示す回路構成情報を再構成可能な論理回路15に渡し、再構成可能な論理回路15は、回路構成情報記憶手段17から渡された回路構成情報に基づいて回路の再構成を行い、その動作を有効化し、メモリ部13内の調停回路を制御して記憶領域16へのアクセス権をCPU10に代わって確保する。
その後、再構成可能な論理回路15は、目的とする処理が終了すると、メモリ部13内の調停回路を制御して記憶領域16へのアクセス権をCPU10に返還し、また、目的とする処理の終了を制御部23に通知する。
制御部23は、再構成可能な論理回路15から処理終了通知を受けると、イベント計数カウンタ25のカウント値から1を減算し、イベント記憶手段24内の参照位置を一つ進めて次の論理回路番号を選択し、イベント計数カウンタ25のカウント値が0になるまで、前述と同様に再構成可能な論理回路15を再構成するための制御を行う。
そして、イベント計数カウンタ25のカウント値が0になると、メモリ部13に対してハードウェア処理を行う必要が無くなるため、制御部23は、CPU10に対してメモリ部13へのアクセスを許可し、CPU10が記憶領域16へのアクセスを待っていれば、そのウェイト制御を解除する。
本発明の第2実施形態においては、再構成可能な論理回路15で実行する処理を迂回するためのCPU10の分岐動作が連続する場合であっても、これら分岐動作に対応する論理回路番号を制御部23内のイベント記憶手段24に記憶し、制御部23は、これら論理回路番号をイベント記憶手段24に記憶した順に回路構成情報選択信号として回路構成情報記憶手段17に与える。
したがって、本発明の第2実施形態によれば、本発明の第1実施形態と同様に、CPU10による再構成可能な論理回路15の再構成指示操作を不要とすることによる処理の高速化と、ソース・プログラム設計後に所定処理を再構成可能な論理回路15による処理に容易に変更できるようにすることによる処理の最適化を図ると共に、再構成可能な論理回路15で実行する処理を迂回するためのCPU10の分岐動作が連続する場合における処理の効率化を図ることができる。
本発明の第1実施形態の要部を示すブロック回路図である。 本発明の第1実施形態が備えるプログラム記憶手段に実装するプログラムを説明するための図である。 本発明の第1実施形態が備えるメモリ部内の再構成可能な論理回路による処理開始までの動作の流れを説明するためのブロック回路図である。 本発明の第1実施形態が備えるメモリ部内の再構成可能な論理回路の動作例を説明するためのブロック回路図である。 本発明の第1実施形態が備えるメモリ部内の再構成可能な論理回路による処理終了後の動作の流れを説明するためのブロック回路図である。 本発明の第2実施形態の要部を示すブロック回路図である。 再構成可能な論理回路を実装する従来のデータ処理装置の一例を示すブロック回路図である
符号の説明
1…CPU
2…第1のメモリ
3…再構成可能ロジックブロック
4…再構成可能ロジック回路
5…再構成情報用メモリ
6…制御部
7…第2のメモリ
8…第3のメモリ
10…CPU
11…システム・バス
12…プログラム記憶手段
13…メモリ部
14…回路情報源
15…再構成可能な論理回路
16…記憶領域
17…回路構成情報記憶手段
18…制御部
19…論理回路番号テーブル
20…転送元
21…転送先
22…回路情報源
23…制御部
24…イベント記憶手段
25…イベント計数カウンタ

Claims (5)

  1. CPUと、
    再構成可能な論理回路と、
    前記CPU及び前記再構成可能な論理回路からアクセス可能な記憶領域と、
    所定処理を分岐命令で迂回するように変更されたプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
    所定処理迂回のための前記CPUの分岐動作を検出し、前記CPUが迂回した所定処理に対応する回路構成情報を前記再構成可能な論理回路に与える回路情報源を備える
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記回路情報源は、所定処理迂回のための前記CPUの分岐動作を検出したときは、前記再構成可能な論理回路に構成すべき論理回路の番号を記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段に記憶した論理回路の番号の順に、対応する回路構成情報を前記再構成可能な論理回路に与える
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記再構成可能な論理回路は、前記回路情報源から与えられた回路構成情報に基づいて論理回路を構成したときは、前記記憶領域へのアクセス権を確保する制御を行い、その後、目的とする処理を終了したときは、前記記憶領域へのアクセス権を前記CPUに返還する制御を行い、前記目的とする処理を終了したことを前記回路情報源に通知するように構成される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記回路情報源は、前記再構成可能な論理回路が前記記憶領域を使用している間、前記CPUによる前記記憶領域へのアクセスを監視し、前記CPUによる前記記憶領域へのアクセスを検出したときは、前記CPUに対してウェイト制御を行う
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のデータ処理装置。
  5. 前記回路情報源は、前記再構成可能な論理回路から目的とする処理を終了したことを通知された場合において、前記CPUの前記記憶領域へのアクセスに対してウェイト制御しているときは、前記ウェイト制御を解除する
    ことを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
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