JP2019201799A - フェイスマスク - Google Patents
フェイスマスク Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019201799A JP2019201799A JP2018098063A JP2018098063A JP2019201799A JP 2019201799 A JP2019201799 A JP 2019201799A JP 2018098063 A JP2018098063 A JP 2018098063A JP 2018098063 A JP2018098063 A JP 2018098063A JP 2019201799 A JP2019201799 A JP 2019201799A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face mask
- nonwoven fabric
- fiber nonwoven
- cellulose fiber
- wet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
Description
(1)湿潤状態でフェイスマスクシートを広げにくい。
(2)広げたフェイスマスクを顔に装着するまでに時間がかかる。
(3)上記取扱性を向上させると、湿潤時の肌に対する密着性が低下する。
(4)上記取扱性を解消するため、支持体(フィルム)を使用したフェイスマスクがあるが廃棄物が増える。
(5)低目付のフェイスマスクシートを1枚折り畳み、袋に入れて液体化粧料を充填した際、袋内でシートが折れ曲がる。
[1] セルロース繊維不織布を有するフェイスマスクであって、
下記(A)〜(D)の特徴:
(A)該フェイスマスクのWET10%モジュラスが、左右方向≧上下方向であり;
(B)該フェイスマスクの左右方向の1N荷重時のWET伸度が、0.40%以上であり;
(C)該フェイスマスクは最初に上下方向に折り畳まれており;
(D)該フェイスマスクは合計3回以上折り畳まれている;
を有する、フェイスマスク。
[2] 支持体を有さない、上記態様1に記載のフェイスマスク。
[3] 前記セルロース繊維不織布の目付が10g/m2以上60g/m2以下である、上記態様1又は2に記載のフェイスマスク。
[4] 前記セルロース繊維不織布が連続長繊維不織布である、上記態様1〜3のいずれかに記載のフェイスマスク。
[5] 前記セルロース繊維不織布100質量部と、前記セルロース繊維不織布に含浸された、液体化粧料100質量部以上3500質量部以下とを含む、上記態様1〜4のいずれかに記載のフェイスマスク。
まず、実施例及び比較例で用いた測定方法を以下に示す。なお、フェイスマスクを構成するセルロース繊維不織布が液体化粧料等によって既に湿潤している場合は、純水で洗浄し網上で乾燥した後にサンプリングを行った。
5cm×5cmのセルロース繊維不織布を、一定質量になるまで105℃で乾燥後、20℃、65%RHの恒温室に16時間以上放置してその質量を測定し、不織布の1m2当たりの質量(g)を求めた。
セルロース繊維不織布の厚みを、JIS−L1096準拠の厚み試験にて荷重を1.96kPaとして測定した。
セルロース繊維不織布を、走査型電子顕微鏡、日本電子製JSM−6380を用いて10000倍の倍率で観察し、任意の100本を選び測定した繊維径の数平均値を平均繊維直径とした。
セルロース繊維不織布を20℃、65%RHの恒温室に16時間以上放置し調湿した。サンプルを5cm×5cmに採取し、サンプルの質量を電子上皿天秤で計った[A(g)]。バットに純水を入れメッシュ(10メッシュ、線径0.5mm)にサンプルを載せた。バットにサンプルを載せたメッシュをいれ30秒間浸漬した。メッシュを上げて10分間放置した。サンプルの角をピンセットではさみ水滴が落ちなくなったら電子天秤に乗せ質量を測定した[B(g)]。吸水倍率(倍)を以下の計算式で計算した。
吸水倍率=(B−A)/A
測定は5回行い、その数平均値を吸水倍率(倍)とした。
セルロース繊維不織布を20℃、65%RHの恒温室に16時間以上放置し調湿した。サンプルを5cm×5cmに採取し、サンプル中央真上から試験液(水性インクを2〜3滴加えて着色した純水)を垂らして5秒後の当該試験液が拡散した面積[C(mm2)]を測定した。計測は中央真上から撮影した写真をImageJで解析し、以下の計算式で液拡散性(mm2/秒)を計算した。
液拡散性=C/5
測定は10回行い、その数平均値を液拡散性(mm2/秒)とした。
5cm×5cmのセルロース繊維不織布をメッシュ(10メッシュ、線径0.5mm)の上に載せ、これをバットに入れた純水の中に入れて30秒間浸漬した。その後、メッシュを引き上げて10分間放置した後、過剰な純水を濾紙などで拭き取った。含水状態の不織布をガラス板に挟み、スガ試験機株式会社製積分球方式SM−Tを用いてL値を5回測定し、その数平均値Dを用いて次式:
湿潤時の透明度=100−(D−E)
により湿潤時の透明度(%)を算出した。この時、ガラス板のみのL値も5回測定し、その平均値をEとした。
フェイスマスク左右方向、上下方向からそれぞれ5cm×12cmサンプリングした。JIS L 1096に準拠して、幅5cmの試験片を把握長10cmとなるように試験機にセットし、滴り始める程度の純水を付与した。定速伸長型引張り試験機(商品名:テンシロンUCT−1t(オリエンテック株式会社製))を用いて不織布の伸長する方向に、10%伸長させたときの応力を測定した。測定は任意に10試料サンプリングして行った。
WET10%モジュラス測定と同様に湿潤時の1N荷重時の伸度を測定した。測定は任意に10試料サンプリングして行った。
被験者20人で取扱性の官能評価を行った。評価方法及び判定水準は以下の通りであり、20人の平均値をそのサンプルの取扱性の官能評価の値とした。
評価方法:各条件にて折り畳まれたフェイスマスク試料に化粧液((株)DHC製「濃密うるみ肌化粧水さっぱり」)を20g充填して、通常のフェイスマスク商品同様に湿潤させたサンプルを顔に貼り付けるまでの過程において、下記4つの指標にて取扱性を評価した。
袋中にあるフェイスマスクに手を触れてから顔に装着完了するまでの時間を測定した。
フェイスマスクを袋より取り出してから顔に貼り付ける直前までにおける、折り畳まれたフェイスマスクの広げやすさを以下の判定基準に従って評価した。
<判定基準>
5:広げやすい。
4:多少引っかかるが許容範囲である。
3:時間はかかるが許容範囲である。
2:中々広がらずイライラする。
1:広げることができない。使いたくない。
フェイスマスクを顔に貼り付け始めてから顔に装着完了するまでの装着しやすさを以下の判定基準に従って評価した。
<判定基準>
5:装着しやすい。
4:多少引っかかるが許容範囲である。
3:時間はかかるが許容範囲である。
2:装着し辛くイライラする。
1:広げることができない。使いたくない。
フェイスマスク装着完了後の目元及び口元の変形やフェイスマスクの伸びを確認することで変形し難さを以下の判定基準に従って評価した。
<判定基準>
5:下記確認ポイントを4つ満たす。
4:下記確認ポイントを3つ満たす。
3:下記確認ポイントを2つ満たす。
2:下記確認ポイントを1つ満たす。
1:下記確認ポイントを何れも満たさない。
<確認ポイント>
a:目元の変形が無い(目元が大きく開いていない)。
b:口元の変形が無い(口元が大きく開いていない)。
c:フェイスマスク縁が撚れていない。
d:フェイスマスクが横に伸びていない(耳までかからない)。
被験者20人で密着性の官能評価を行った。評価方法及び判定水準は以下のとおりであり、20人の平均値をそのサンプルの密着感の官能評価の値とした。
評価方法:5cm角の試料を湿潤(液が滴る直前量の純水を含浸)させて、手の甲に載せた。5分後の密着感を以下の判定基準に従って評価した。
<判定基準>
5:剥がれることが無く、皮膚が引き締まる感じがある。
4:端面に浮は生じるが、皮膚が引き締まる感じがある。
3:剥がれることは無いが、皮膚の引き締め感は感じられない。
2:端面に浮が生じ、皮膚の引き締め感も感じられない。
1:手の甲に乗らないくらい浮いており、結果、引き締め感もない。
被験者20人で装着感の官能評価を行った。評価方法及び判定水準は以下のとおりであり、20人の平均値をそのサンプルの取扱いの官能評価の値とした。
評価方法:各条件にて折り畳まれたフェイスマスク試料に化粧液((株)DHC製「濃密うるみ肌化粧水さっぱり」)を20g充填して、通常のフェイスマスク商品同様に湿潤させたサンプルを顔に貼り付け20分経過した後の肌刺激性と保湿性を以下の判定基準に従って評価した。
<判定基準>
5:装着時の不快感がなく、装着中に肌全体に潤っている感じがある。
4:装着時にサラサラした刺激を感じるが、装着中に肌全体に潤っている感じがある。
3:装着時にサラサラした刺激を感じ、装着中に肌の一部を除いて潤っている感じがある。
2:装着時にチクチクした刺激を感じ、装着中に肌の一部を除いて潤っている感じがある。
1:装着時にチクチクした刺激を感じ、装着中に肌の3か所以上において潤いを感じない部分がある。
各条件にて折り畳まれたフェイスマスク[F(g)]を袋に入れ、化粧液((株)DHC製「濃密うるみ肌化粧水さっぱり」)を20g充填した。フェイスマスクシートを袋から取り出し、湿潤状態のフェイスマスクシート1枚の質量を測定した[G(g)]。フェイスマスクが保持する化粧液の量(%)を以下の計算式で計算した:
フェイスマスクが保持する化粧液の量=(G−F)/20×100
測定は10回行い、その数平均値をフェイスマスクが保持する化粧液の量とした。
各条件にて折り畳まれたフェイスマスクを袋に入れて、化粧液((株)DHC製「濃密うるみ肌化粧水さっぱり」)を20g充填したものを20袋作製した。その際、フェイスマスクに撚れや折れ曲がりが20袋中で何袋発生したかを数え、以下の判定基準に従って評価した。
<判定基準>
◎:撚れなし
○:1〜2個で撚れあり
△:3〜4個で撚れあり
×:5個以上で撚れあり
コットンリンター(重合度900〜1000)を銅アンモニア溶液で溶解し(コットンリンター10質量%、アンモニア7質量%、銅3質量%)紡糸原液を準備した。原液吐出孔が直径0.6mm、45個/cm2である紡糸口金を用い、流下緊張下で連続してネット上に紡糸してセルロース連続長繊維ウエブを得た。得られたセルロース連続長繊維ウエブを精練した後、水流交絡を行った。ネット裏面よりエアーを当てた後、100℃の熱風にて乾燥させた。ネットスピードは30m/minであった。得られたセルロース繊維不織布は、目付38.6g/m2、厚み0.31mm、平均繊維直径14.3μmであった。
フェイスマスクシートを上下半分に2つ折りした後、左右3等分して左部から3つ折りした以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
フェイスマスクシートを上下3等分して上部から3つ折りした後、左右方向に半分に2つ折りした以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
フェイスマスクシートを上下3等分して上部から3つ折りした後、左右3等分して左部から3つ折りした以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
フェイスマスクシートを上下3等分して上部から3つ折りした後、左右方向に半分に2つ折りを2回繰り返した以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
フェイスマスクシートを上下3等分して上部から3つ折りした後、左右3等分して左部から3つ折りし、更に左右方向に半分に2つ折りした以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
原液吐出孔が直径0.3mm、180個/cm2である紡口を用いたこと以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
ネットスピードが22m/min.であること以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
ネットスピードが18m/min.であること以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
ネットスピードが40m/min.であること以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
ネットスピードが77m/min.であること以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
N−メチルモルホリンN−オキシドを溶媒として紡糸された溶媒紡糸セルロースフィラメントから形成されたウエブに水流交絡を施し、ネット裏面よりエアーを当てた後、100℃の熱風にて乾燥させたこと以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
実施例1と同様な条件にて得られたセルロース連続長繊維糸を38mmにカットした。得られたカット綿をカーディングした後、水流交絡処理を行い、ネット裏面よりエアーを当てた後、100℃の熱風にて乾燥させたこと以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
N−メチルモルホリンN−オキシドを溶媒として紡糸された溶媒紡糸セルロースフィラメントを35mmにカットした。得られたカット綿をカーディングした後、水流交絡処理を行い、ネット裏面よりエアーを当てた後、100℃の熱風にて乾燥させたこと以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
支持体としてポリエチレンスパンボンド不織布を使用したフェイスマスクシートを、支持体が重なり合うように上下半分に2つ折りした後、左右3等分して左部から3つ折りした以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
得られたセルロース繊維不織布をフェイスマスク上下方向が不織布機械方向(MD方向)になるようにフェイスマスクの形に打ち抜いたこと以外は実施例2と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
得られたセルロース繊維不織布をフェイスマスク上下方向が不織布機械方向(MD方向)になるようにフェイスマスクの形に打ち抜き、支持体としてパールフィルム(白色で光沢のある疎水性のフィルム)を用いたこと以外は実施例15と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
フェイスマスクシートを左右半分に2つ折りすることを2回繰り返した後、上下方向にて半分に2つ折りした以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
乾燥直前にネット面からエアーを当てなかったこと以外は、実施例7と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
ネットスピードが15m/min.であり、フェイスマスクシートを上下半分に2つ折りした後、左右方向にて半分に2つ折りしたこと以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
セルロース繊維不織布としてリヨセル短繊維不織布(繊維長35mm)を用い、フェイスマスク上下方向が不織布機械方向(MD方向)になるようにフェイスマスクの形に打ち抜いたこと以外は比較例3と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
不織布としてレーヨン/PET=80/20(質量比)の短繊維不織布(繊維長35mm)を用い、フェイスマスク上下方向が不織布機械方向(MD方向)になるようにフェイスマスクの形に打ち抜いたこと以外は実施例1と同様の条件にてセルロース繊維不織布と化粧液とから構成されるフェイスマスクを得た。得られたセルロース繊維不織布の特性、フェイスマスクの特性、取扱性、装着感等の評価結果を以下の表1及び2に示す。
Claims (5)
- セルロース繊維不織布を有するフェイスマスクであって、
下記(A)〜(D)の特徴:
(A)該フェイスマスクのWET10%モジュラスが、フェイスマスクの左右方向≧フェイスマスクの上下方向であり;
(B)該フェイスマスクの左右方向の1N荷重時のWET伸度が、0.40%以上であり;
(C)該フェイスマスクは最初に上下方向に折り畳まれており;
(D)該フェイスマスクの折り畳み合計回数が、3回以上である;
を有する、フェイスマスク。 - 支持体を有さない、請求項1に記載のフェイスマスク。
- 前記セルロース繊維不織布の目付が10g/m2以上60g/m2以下である、請求項1又は2に記載のフェイスマスク。
- 前記セルロース繊維不織布が連続長繊維不織布である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のフェイスマスク。
- 前記セルロース繊維不織布100質量部と、前記セルロース繊維不織布に含浸された、液体化粧料100質量部以上3500質量部以下とを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のフェイスマスク。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018098063A JP7094775B2 (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | フェイスマスク |
CN201920731178.1U CN210301773U (zh) | 2018-05-22 | 2019-05-21 | 面膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018098063A JP7094775B2 (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | フェイスマスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019201799A true JP2019201799A (ja) | 2019-11-28 |
JP7094775B2 JP7094775B2 (ja) | 2022-07-04 |
Family
ID=68725320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018098063A Active JP7094775B2 (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | フェイスマスク |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7094775B2 (ja) |
CN (1) | CN210301773U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6899612B1 (ja) * | 2020-06-29 | 2021-07-07 | 株式会社音楽館 | フェイスマスクユニット、フェイスマスクユニットの製造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022061310A (ja) * | 2020-10-06 | 2022-04-18 | 旭化成株式会社 | 不織布 |
CN112972324A (zh) * | 2021-02-23 | 2021-06-18 | 海南国林沉香村生物科技有限公司 | 一种沉香医美面膜及其制作方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011042996A1 (en) * | 2009-10-09 | 2011-04-14 | L'oreal | Folded mask sheet |
JP2013128743A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-07-04 | Jnc Corp | 化粧用マスク |
WO2016208044A1 (ja) * | 2015-06-25 | 2016-12-29 | 積水化成品工業株式会社 | パック |
-
2018
- 2018-05-22 JP JP2018098063A patent/JP7094775B2/ja active Active
-
2019
- 2019-05-21 CN CN201920731178.1U patent/CN210301773U/zh active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011042996A1 (en) * | 2009-10-09 | 2011-04-14 | L'oreal | Folded mask sheet |
JP2013128743A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-07-04 | Jnc Corp | 化粧用マスク |
WO2016208044A1 (ja) * | 2015-06-25 | 2016-12-29 | 積水化成品工業株式会社 | パック |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6899612B1 (ja) * | 2020-06-29 | 2021-07-07 | 株式会社音楽館 | フェイスマスクユニット、フェイスマスクユニットの製造方法 |
WO2022003782A1 (ja) * | 2020-06-29 | 2022-01-06 | 株式会社音楽館 | フェイスマスクユニット、フェイスマスクユニットの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN210301773U (zh) | 2020-04-14 |
JP7094775B2 (ja) | 2022-07-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9890487B2 (en) | Liquid-retaining sheet and facial mask | |
EP2453047B1 (en) | Laminated sheet, and process for production thereof | |
JP6285737B2 (ja) | ウェットシート用不織布、ウェットワイピングシート、および液体含浸皮膚被覆シート | |
JP2006056875A (ja) | 少なくとも1つの吸収シートを含む美容用及び/または皮膚科用のパーソナルケア及び/またはクレンジング吸収製品 | |
JP7094775B2 (ja) | フェイスマスク | |
JP6005977B2 (ja) | 化粧用シート | |
JP2009297535A (ja) | 化粧用基材及びこれを用いた皮膚洗浄用シート | |
JP2017150110A (ja) | フェイスマスク用セルロース繊維不織布 | |
JP2007211371A (ja) | 積層不織布 | |
JP5272130B2 (ja) | 化粧料含浸用皮膚被覆シート及びその製造方法、並びにこれを用いたフェイスマスク | |
JP4471620B2 (ja) | セルロース繊維不織布及びそれを用いた不織布製品 | |
JP2013124435A (ja) | 化粧用シート | |
JP4873836B2 (ja) | 化粧用基材及びこれを用いた皮膚洗浄用シート | |
TWI655004B (zh) | 凝膠面膜用不織布 | |
JP2018153632A (ja) | 薬液含浸用シート | |
WO2016013618A1 (ja) | 液体含浸シート用不織布、液体含浸シートおよび液体含浸シート用不織布用のビスコースレーヨン | |
TWI746630B (zh) | 積層不織布 | |
KR102490724B1 (ko) | 재생 셀룰로오스계 섬유 부직포, 약액 함침 시트 및 페이스 마스크 | |
JP7395101B2 (ja) | 分割型複合繊維、それを用いた短繊維不織布及びその製造方法 | |
JP2016000701A (ja) | ゲルマスク用セルロース繊維不織布 | |
JP6979580B2 (ja) | エアレイド不織布用レーヨン繊維とその製造方法、エアレイド不織布とその製造方法、及び水解紙 | |
TW201904537A (zh) | 護膚產品用的不織布、面膜以及清潔片 | |
WO2022225056A1 (ja) | セルロース繊維を含む不織布 | |
WO2022138449A1 (ja) | スキンケア製品用不織布、フェイスマスクおよびクレンジングシート | |
JP4481104B2 (ja) | 湿潤清拭部材用基材及びそれを用いた湿潤清拭部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210204 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220419 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220531 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220622 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7094775 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |