JP2019200839A - 発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池に供給する水素を自給することができ、自然エネルギーを利用してそれ自体が自立して発電することができる発電システムを提供する。【解決手段】発電システム10は、太陽光によって発電する太陽光発電装置13と、水を電気分解して水素を生成する水素生成装置15と、水素生成装置15によって生成された水素を利用して発電した電気を負荷19に給電する燃料電池16と、充電された電気を負荷19に給電する蓄電池14とから形成されている。発電システム10では、太陽光発電装置13および燃料電池16による発電中であって蓄電池14の充電量が多い場合、蓄電池14に充電された電気を負荷19に給電し、太陽光発電装置13が水素生成装置15に電気を給電し、水素生成装置15が水素を生成しつつ生成した水素を燃料電池16の水素極に供給し、燃料電池16が発電した電気を負荷19に給電する。【選択図】図1

Description

本発明は、所定の負荷に電力を供給する発電システムに関する。
燃料電池と、燃料電池によって発電された直流電力を所定の交流電力に変換するパワーコンディショナとを有し、パワーコンディショナの制御部が、燃料電池の出力電流の瞬時値を検出する瞬時電流値検出手段と、瞬時電流値検出手段の検出値について所定期間毎に最大電流値を検出する最大電流値検出手段とを備え、燃料電池の制御部が、最大電流値検出手段で検出された最大電流値を燃料電池の出力電流の目標値として燃料電池への燃料供給量を決定する制御構成を備えた燃料電池発電システムが開示されている。この燃料電池発電システムは、燃料電池に供給される燃料供給量が実際に測定された電流値に基づいて決定されるから、必要以上に多くの燃料が燃料電池に供給されることはなく、燃料効率の高いシステムを提供することができる。
特開2015−141774号公報
前記特許文献1に開示の燃料電池発電システムは、燃料電池に供給する水素を生成する水素生成装置や水素生成装置に電気を給電する発電装置を備えておらず、水素(燃料)を自給することができない。この燃料電池発電システムは、外部から水素(燃料)を供給しなければならないから、他から人工的なエネルギーの供給を受ける必要があり、それ自体が自立して発電することはできない。
本発明の目的は、燃料電池に供給する水素を自給することができ、他から人工的なエネルギーの供給を受ける必要はなく、自然エネルギーを利用してそれ自体が自立して発電することができる発電システムを提供することにある。本発明の他の目的は、各条件に応じて適切な運転モードで運転することができ、各条件に応じて発電することができる発電システムを提供することにある。
前記課題を解決するための本発明の前提は、所定の負荷に電力を供給する発電システムである。
前記前提における本発明の特徴としては、発電システムが、太陽光発電パネルを備えて太陽光によって発電する太陽光発電装置と、所定の水源から給水された水を電気分解して水素を生成する水素生成装置と、水素生成装置によって生成された水素を水素極に供給しつつ酸素を酸素極に供給することで所定の電気を発電し、発電した電気を負荷に給電する燃料電池と、充電された電気を負荷に給電する蓄電池とから形成され、発電システムでは、太陽光発電装置および燃料電池による発電中であって蓄電池の充電量が多い場合、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電し、太陽光発電装置が水素生成装置に電気を給電し、太陽光発電装置から給電された電気によって水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を燃料電池の水素極に供給し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から負荷に給電する第1運転モードを実施することにある。
本発明の一例として、発電システムでは、太陽光発電装置および燃料電池による発電中であって負荷の電力需要および蓄電池の充電量が少ない場合、太陽光発電装置が水素生成装置に電気を給電しつつ発電した電気を蓄電池に充電し、太陽光発電装置から給電された電気によって水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を燃料電池の水素極に供給し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から負荷に給電する第2運転モードを実施する。
本発明の他の一例としては、発電システムが、水素生成装置によって生成された水素を貯蔵する水素貯蔵タンクを含み、発電システムでは、太陽光発電装置および燃料電池による発電中であって負荷の電力需要および水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少なく、蓄電池の充電量が多い場合、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電し、太陽光発電装置が水素生成装置に電気を給電し、太陽光発電装置から給電された電気によって水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を燃料電池の水素極に供給するとともに生成した水素を水素貯蔵タンクに貯蔵し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から負荷に給電する第3運転モードを実施する。
本発明の他の一例として、発電システムでは、太陽光発電装置および燃料電池による発電中であって負荷の電力需要および蓄電池の充電量並びに水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少ない場合、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電し、太陽光発電装置が水素生成装置に電気を給電しつつ発電した電気を蓄電池に充電し、太陽光発電装置から給電された電気によって水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を燃料電池の水素極に供給するとともに生成した水素を水素貯蔵タンクに貯蔵し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から負荷に給電する第4運転モードを実施する。
本発明の他の一例として、発電システムでは、太陽光発電装置の発電停止中であって燃料電池による発電中において蓄電池の充電量および水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が多い場合、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電し、水素貯蔵タンクに貯蔵した水素を水素貯蔵タンクから燃料電池の水素極に供給し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から負荷に給電する第5運転モードを実施する。
本発明の他の一例として、発電システムでは、太陽光発電装置の発電停止中であって燃料電池による発電中において負荷の電力需要および蓄電池の充電量が少なく、水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が多い場合、水素貯蔵タンクに貯蔵した水素を水素貯蔵タンクから燃料電池の水素極に供給し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から負荷に給電する第6運転モードを実施する。
本発明の他の一例として、発電システムでは、太陽光発電装置による発電中であって燃料電池の発電停止中において蓄電池の充電量が少ない場合、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電しつつ、太陽光発電装置が発電した電気を蓄電池に充電する第7運転モードを実施する。
本発明の他の一例として、発電システムでは、太陽光発電装置による発電中であって燃料電池の発電停止中において水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少なく、蓄電池の充電量が多い場合、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電し、太陽光発電装置が水素生成装置に電気を給電し、太陽光発電装置から給電された電気によって水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を水素貯蔵タンクに貯蔵する第8運転モードを実施する。
本発明の他の一例として、発電システムでは、太陽光発電装置による発電中であって燃料電池の発電停止中において蓄電池の充電量および水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少ない場合、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電し、太陽光発電装置が発電した電気を蓄電池に充電しつつ太陽光発電装置が水素生成装置に電気を給電し、太陽光発電装置から給電された電気によって水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を水素貯蔵タンクに貯蔵する第9運転モードを実施する。
本発明の他の一例として、第1運転モード〜第6運転モードでは、燃料電池によって発電された電気が負荷の電力需要を上回った場合、その余剰電力を蓄電池に充電する。
本発明の他の一例としては、発電システムが、水源から給水された水を貯水しつつ貯水した水を水素生成装置に給水する貯水タンクを含み、燃料電池の発電中に燃料電池から発生した水を貯水タンクに還水させる。
本発明に係る発電システムによれば、それが太陽光発電パネルを備えて太陽光によって発電する太陽光発電装置と、所定の水源から給水された水を電気分解して水素を生成する水素生成装置と、水素生成装置によって生成された水素を水素極に供給しつつ酸素を酸素極に供給することで所定の電気を発電し、発電した電気を負荷に給電する燃料電池と、充電された電気を負荷に給電する蓄電池とから形成され、太陽光発電装置および燃料電池による発電中であって蓄電池の充電量が多い場合、負荷の電力需要が多い条件下で、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電し、太陽光発電装置が水素生成装置に電気を給電し、太陽光発電装置から給電された電気によって水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を燃料電池の水素極に供給し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から負荷に給電する第1運転モードを実施するから、太陽光発電装置によって発電された電気を水素生成装置の電気分解に利用することで、水素生成装置が生成した水素を燃料電池の水素極に供給することで燃料電池に発電させることができ、太陽光発電装置と水素生成装置とを利用して燃料電池に供給する水素を自給することができ、他から人工的なエネルギーの供給を受ける必要はなく、自然エネルギーを利用してそれ自体が自立して発電することができる。発電システムは、負荷の電力需要が多い条件に応じて適切な運転モード(第1運転モード)でシステムを運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷の電力需要を満たすことができる。
太陽光発電装置および燃料電池による発電中であって負荷の電力需要および蓄電池の充電量が少ない場合、太陽光発電装置が水素生成装置に電気を給電しつつ発電した電気を蓄電池に充電し、太陽光発電装置から給電された電気によって水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を燃料電池の水素極に供給し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から負荷に給電する第2運転モードを実施する発電システムは、負荷の電力需要および蓄電池の充電量が少ない条件下で、太陽光発電装置が発電した電気を水素生成装置に給電しつつ蓄電池に充電し、太陽光発電装置から給電された電気によって水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を燃料電池の水素極に供給し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から負荷に給電する第2運転モードを実施するから、蓄電池に十分に電気を充電することができるとともに、太陽光発電装置によって発電された電気を水素生成装置の電気分解に利用することで、水素生成装置が生成した水素を燃料電池の水素極に供給することで燃料電池に発電させることができ、太陽光発電装置と水素生成装置とを利用して燃料電池に供給する水素を自給することができ、他から人工的なエネルギーの供給を受ける必要はなく、自然エネルギーを利用してそれ自体が自立して発電することができる。発電システムは、負荷の電力需要および蓄電池の充電量が少ない条件に応じて適切な運転モード(第2運転モード)でシステムを運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷の電力需要を満たすことができる。
水素生成装置によって生成された水素を貯蔵する水素貯蔵タンクを含み、太陽光発電装置および燃料電池による発電中であって負荷の電力需要および水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少なく、蓄電池の充電量が多い場合、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電し、太陽光発電装置が水素生成装置に電気を給電し、太陽光発電装置から給電された電気によって水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を燃料電池の水素極に供給するとともに生成した水素を水素貯蔵タンクに貯蔵し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から負荷に給電する第3運転モードを実施する発電システムは、負荷の電力需要および水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少なく、蓄電池の充電量が多い条件下で、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電し、太陽光発電装置が発電した電気を水素生成装置に給電し、太陽光発電装置から給電された電気によって水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を燃料電池の水素極に供給するとともに生成した水素を水素貯蔵タンクに貯蔵し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から負荷に給電する第3運転モードを実施するから、太陽光発電装置によって発電された電気を水素生成装置の電気分解に利用し、水素生成装置が生成した水素を燃料電池の水素極に供給するとともに水素貯蔵タンクに貯蔵することで、燃料電池に発電させることができるとともに水素貯蔵タンクに水素を貯蔵することができ、太陽光発電装置と水素生成装置とを利用して燃料電池に供給する水素を自給かつ貯蔵することができ、他から人工的なエネルギーの供給を受ける必要はなく、自然エネルギーを利用してそれ自体が自立して発電することができる。発電システムは、負荷の電力需要および水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少なく、蓄電池の充電量が多い条件に応じて適切な運転モード(第3運転モード)でシステムを運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷の電力需要を満たすことができる。
太陽光発電装置および燃料電池による発電中であって負荷の電力需要および蓄電池の充電量並びに水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少ない場合、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電し、太陽光発電装置が水素生成装置に電気を給電しつつ発電した電気を蓄電池に充電し、太陽光発電装置から給電された電気によって水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を燃料電池の水素極に供給するとともに生成した水素を水素貯蔵タンクに貯蔵し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から負荷に給電する第4運転モードを実施する発電システムは、負荷の電力需要および蓄電池の充電量並びに水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少ない条件下で、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電し、太陽光発電装置が発電した電気を水素生成装置に給電しつつ発電した電気を蓄電池に充電し、太陽光発電装置から給電された電気によって水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を燃料電池の水素極に供給するとともに生成した水素を水素貯蔵タンクに貯蔵し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から負荷に給電する第4運転モードを実施するから、蓄電池に十分に電気を充電することができるとともに、太陽光発電装置によって発電された電気を水素生成装置の電気分解に利用し、水素生成装置が生成した水素を燃料電池の水素極に供給するとともに水素貯蔵タンクに貯蔵することで、燃料電池に発電させることができるとともに水素貯蔵タンクに水素を貯蔵することができ、太陽光発電装置と水素生成装置とを利用して燃料電池に供給する水素を自給かつ貯蔵することができ、他から人工的なエネルギーの供給を受ける必要はなく、自然エネルギーを利用してそれ自体が自立して発電することができる。発電システムは、負荷の電力需要および蓄電池の充電量並びに水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少ない条件に応じて適切な運転モード(第4運転モード)でシステムを運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷の電力需要を満たすことができる。
太陽光発電装置の発電停止中であって燃料電池による発電中において蓄電池の充電量および水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が多い場合、蓄電池に充電された電気を蓄電池から前記負荷に給電し、水素貯蔵タンクに貯蔵した水素を水素貯蔵タンクから燃料電池の水素極に供給し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から負荷に給電する第5運転モードを実施する発電システムは、太陽光発電装置の発電停止中であって蓄電池の充電量および水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が多い条件下で、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電し、水素を水素貯蔵タンクから燃料電池の水素極に供給し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から負荷に給電する第5運転モードを実施するから、水素貯蔵タンクに貯蔵した水素を燃料電池の水素極に供給することで、太陽光発電装置が発電を停止する夜間や悪天候時であっても燃料電池によって発電することができ、蓄電池や燃料電池によって負荷へ電力を供給することができる。発電システムは、太陽光発電装置の発電停止中であって蓄電池の充電量および水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が多い条件に応じて適切な運転モード(第5運転モード)でシステムを運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷の電力需要を満たすことができる。
太陽光発電装置の発電停止中であって燃料電池による発電中において負荷の電力需要および蓄電池の充電量が少なく、水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が多い場合、水素貯蔵タンクに貯蔵した水素を水素貯蔵タンクから燃料電池の水素極に供給し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から前記負荷に給電する第6運転モードを実施する発電システムは、太陽光発電装置の発電停止中であって負荷の電力需要および蓄電池の充電量が少なく、水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が多い条件下で、水素を水素貯蔵タンクから燃料電池の水素極に供給し、燃料電池が発電した電気を燃料電池から負荷に給電する第6運転モードを実施するから、水素貯蔵タンクに貯蔵した水素を燃料電池の水素極に供給することで、太陽光発電装置が発電を停止する夜間や悪天候時であっても燃料電池によって発電することができ、燃料電池によって負荷へ電力を供給することができる。発電システムは、太陽光発電装置の発電停止中であって負荷の電力需要および蓄電池の充電量が少なく、水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が多い条件に応じて適切な運転モード(第6運転モード)でシステムを運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷の電力需要を満たすことができる。
太陽光発電装置による発電中であって燃料電池の発電停止中において蓄電池の充電量が少ない場合、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電しつつ、太陽光発電装置が発電した電気を蓄電池に充電する第7運転モードを実施する発電システムは、燃料電池の発電停止中であって蓄電池の充電量が少ない条件下で、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電しつつ、太陽光発電装置が発電した電気を蓄電池に充電する第7運転モードを実施するから、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電しつつ、太陽光発電装置から蓄電池に電気を充電することで、蓄電池の充電不足を防ぎつつ、蓄電池によって負荷へ電力を供給することができる。発電システムは、燃料電池の発電停止中であって蓄電池の充電量が少ない条件に応じて適切な運転モード(第7運転モード)でシステムを運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷の電力需要を満たすことができる。
太陽光発電装置による発電中であって燃料電池の発電停止中において水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少なく、蓄電池の充電量が多い場合、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電し、太陽光発電装置が水素生成装置に電気を給電し、太陽光発電装置から給電された電気によって水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を水素貯蔵タンクに貯蔵する第8運転モードを実施する発電システムは、燃料電池の発電停止中であって水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少なく、蓄電池の充電量が多い条件下で、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電しつつ、太陽光発電装置が発電した電気を水素生成装置に給電し、水素生成装置が生成した水素を水素貯蔵タンクに貯蔵する第8運転モードを実施するから、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電しつつ、水素生成装置から水素を水素貯蔵タンクに貯蔵することで、水素貯蔵タンクに水素を貯蔵しつつ蓄電池によって負荷へ電力を供給することができる。発電システムは、燃料電池の発電停止中であって水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少なく、蓄電池の充電量が多い条件に応じて適切な運転モード(第8運転モード)でシステムを運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷の電力需要を満たすことができる。
太陽光発電装置による発電中であって燃料電池の発電停止中において蓄電池の充電量および水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少ない場合、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電し、太陽光発電装置が発電した電気を蓄電池に充電しつつ太陽光発電装置が水素生成装置に電気を給電し、太陽光発電装置から給電された電気によって水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を水素貯蔵タンクに貯蔵する第9運転モードを実施する発電システムは、燃料電池の発電停止中であって蓄電池の充電量および水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少ない条件下で、蓄電池に充電された電気を蓄電池から負荷に給電し、太陽光発電装置が発電した電気を蓄電池に充電しつつ水素生成装置に給電し、水素生成装置から水素を水素貯蔵タンクに貯蔵することで、水素貯蔵タンクに水素を貯蔵しつつ、蓄電池の充電不足を防ぎながら、蓄電池によって負荷へ電力を供給することができる。発電システムは、燃料電池の発電停止中であって蓄電池の充電量および水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少ない条件に応じて適切な運転モード(第9運転モード)でシステムを運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷の電力需要を満たすことができる。
第1運転モード〜第6運転モードにおいて、燃料電池によって発電された電気が負荷の電力需要を上回った場合、その余剰電力を蓄電池に充電する発電システムは、負荷に供給された電気(電力)のうちの余剰電力を蓄電池に充電することで、蓄電池にその余剰電力を充電することができ、太陽光発電装置の発電停止中において蓄電池に充電された電気を水素生成装置の電気分解に使用することで、太陽光発電装置の発電停止中であっても燃料電池によって発電することができ、蓄電池や燃料電池によって負荷へ電力を供給することができる。
水源から給水された水を貯水しつつ貯水した水を水素生成装置に給水する貯水タンクを含み、燃料電池の発電中に燃料電池から発生した水を貯水タンクに還水させる発電システムは、燃料電池の発電中に発生した水を貯水タンクに還水させ、その水を水素生成装置に給水することで、燃料電池において発生した水をリサイクルすることができ、システムにおける水の消費量を減少させることができる。
一例として示す発電システムの構成図。 発電システムにおける第1運転モードを説明する図。 発電システムにおける第2運転モードを説明する図。 発電システムにおける第3運転モードを説明する図。 発電システムにおける第4運転モードを説明する図。 発電システムにおける第5運転モードを説明する図。 発電システムにおける第6運転モードを説明する図。 発電システムにおける第7運転モードを説明する図 発電システムにおける第8運転モードを説明する図 発電システムにおける第9運転モードを説明する図
一例として示す発電システム10の構成図である図1等の添付の図面を参照し、本発明に係る発電システムの詳細を説明すると、以下のとおりである。発電システム10は、屋外に設置され、自家発電しつつ、所定の負荷19(電力負荷)に電力を供給する。
発電システム10は、純水生成装置11、貯水タンク12、太陽光発電装置13、蓄電池14、水素生成装置15、燃料電池16、水素貯蔵タンク17、コントローラ18(制御装置)から形成されている。純水生成装置11や貯水タンク12、蓄電池14(リチウムイオン蓄電システム)、水素生成装置15、燃料電池16、水素貯蔵タンク17、コントローラ18(制御装置)は、六面体の筐体20(ハウジング)の内部に収容されている。
純水生成装置11は、給水ポンプ(図示せず)を利用して所定の水源(図示せず)から給水した水を純水化し、その純水を貯水タンク12に給水する。純水生成装置11は、給水管21aによって水源に連結(接続)されているとともに、給水管21bによって貯水タンク12に連結(接続)されている。純水生成装置11は、その制御部がインターフェイス22を介してコントローラ18に接続されている。
純水生成装置11の制御部は、コントローラ18からの制御信号にしたがってON/OFF(発停)を行うとともに、貯水タンク12に給水する純水の給水量(純水の生成量)を調節する。純水生成装置11の制御部は、貯水タンク12に対する純水の給水量(純水の生成量)をコントローラ18に送信する。純水生成装置11には、活性炭塔やRO膜(逆浸透膜)を利用した連続再生式純水生成装置、活性炭ろ過器やRO膜(逆浸透膜)、デミナーを利用したRO膜(逆浸透膜)純水生成装置を利用することができる。なお、発電システム10では、純水生成装置11を設置することなく、水源から貯水タンク12に水を貯水してもよい。
貯水タンク12は、純水生成装置11によって純水化された純水(水)を貯水するとともに、燃料電池16で発生した水を貯水する。貯水タンク12は、貯水した純水(水)を給水ポンプ(図示せず)を利用して水素生成装置15に給水する。貯水タンク12は、給水管21cによって水素生成装置15に連結(接続)されているとともに、給水管21dによって燃料電池16に連結(接続)されている。
貯水タンク12は、その制御部がインターフェイス22を介してコントローラ18に接続されている。貯水タンク12の制御部は、コントローラ18からの制御信号にしたがって給水のON/OFF(発停)を行うとともに、水素生成装置15に給水する給水量を調節する。貯水タンク12の制御部は、その貯水量および水素生成装置15への給水量をコントローラ18に送信する。
水源としては、水道や井戸、雨、河川、湖沼、溜池のうちの少なくとも1つを利用することができる。水には、水道から給水された水道水、井戸から汲み上げられた井戸水、雨を貯水した雨水、河川から引き込んだ河川水、湖沼から引き込んだ湖沼水、溜池から引き込んだ溜池水があり、それら水の少なくとも1つを利用することができる。
太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)は、筐体20の頂壁に設置された太陽光発電パネル23を備え、太陽光発電パネル23に太陽光が照射されることによって発電する。太陽光発電装置13は、給電線24aによって水素生成装置15に連結(接続)されているとともに、給電線24bによって蓄電池14に連結(接続)されている。太陽光発電装置13は、発電した電気を水素生成装置15に給電し、発電した電気を蓄電池14に充電する。太陽光発電パネル13は、図示はしていないが、昇圧機能を有するパワーコンディショナおよび電力センサを備えている。
太陽光発電装置13は、その制御部がインターフェイス22を介してコントローラ18に接続されている。太陽光発電装置13の制御部は、コントローラ18からの制御信号にしたがって発電のON/OFF(発停)を行うとともに、水素生成装置15に給電する給電量を調節し、蓄電池14に充電する充電量を調節する。太陽光発電装置13の制御部は、その発電量や水素生成装置15への給電量、蓄電池14への充電量をコントローラ18に送信する。なお、太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)の台数に特に制限はなく、2台以上の太陽光発電装置13によって発電システム10が構成されていてもよい。
蓄電池14(リチウムイオン蓄電システム)は、給電線24cによって負荷19に連結(接続)されているとともに、給電線24dによって燃料電池16に連結(接続)されている。蓄電池14は、充電した電気を負荷19に給電する。蓄電池14は、図示はしていないが、蓄電池ユニットやパワーコンディショナ、DC/DCコンバータを備えている。蓄電池14は、その制御部がインターフェイス22を介してコントローラ18に接続されている。
蓄電池14の制御部は、コントローラ18からの制御信号にしたがって負荷19への給電のON/OFF(発停)を行うとともに、負荷19への給電量を調節する。蓄電池14の制御部は、その充電量および負荷19への給電量をコントローラ18に送信する。なお、蓄電池14(リチウムイオン蓄電システム)の台数に特に制限はなく、2台以上の蓄電池14によって発電システム10が構成されていてもよい。
水素生成装置15(水素ガス発生装置)は、太陽光発電装置13から給電された電気を利用し、貯水タンク12(水源)から給水された純水(水)を電気分解して水素(水素ガス)を生成し、その水素(水素ガス)を燃料電池16に供給し、その水素(水素ガス)を水素貯蔵タンク17に供給する。水素生成装置15は、ガス管25aによって燃料電池16に連結(接続)されているとともに、ガス管25bによって水素貯蔵タンク17に連結(接続)されている。
水素生成装置15は、その制御部がインターフェイス22を介してコントローラ18に接続されている。水素生成装置15の制御部は、コントローラ18からの制御信号にしたがって水素生成のON/OFF(発停)を行うとともに、生成する水素生成量を調節する。水素生成装置15の制御部は、生成する水素生成量(燃料電池16に供給する水素供給量)をコントローラ18に送信する。なお、水素生成装置15の台数に特に制限はなく、2台以上の水素生成装置15によって発電システム10が構成されていてもよい。
水素生成装置15は、図示はしていないが、収容容器と、収容容器の内部に形成された所定容積の電極槽と、電極槽に収容された複数枚の電極(陰極および陽極)とから形成されている。それら電極(陰極および陽極)には、チタン合金から作られた所定面積を有するメッシュ状の電極、酸化イリジウム合金から作られた所定面積を有するメッシュ状の電極、カーボンナノチューブから作られた所定面積を有するメッシュ状の電極のうちのいずれかが使用されている。カーボンナノチューブから作られた電極では、その表面に酸化イリジウムがコーティングされていることが好ましい。電極には、一定の電圧が印可され、パルス電流が純水に通電される。パルス電流の周波数は、1MHz〜2.5GHzの範囲にある。
水素生成装置15では、パルス電流が通電されたそれら電極間(陰極および陽極間)を純水(水)が通流することで、貯水タンク12(純水生成装置11)から給水された純水(水)が電気分解され、それら電極から多量の水素(水素ガス)が発生する。水素生成装置15がチタン合金から作られた所定面積を有するメッシュ状の複数枚の電極や酸化イリジウム合金から作られた所定面積を有するメッシュ状の複数枚の電極、カーボンナノチューブから作られた所定面積を有するメッシュ状の複数枚の電極のうちのいずれかを利用しているから、水素生成装置15の電気分解機能を向上させることが可能であり、純水(水)を確実に電気分解して多量の水素(水素ガス)を発生させることができる。
燃料電池16は、水素電極(負極)に水素(H)が供給され、酸素電極(正極)に空気(酸素)(O)が供給され、所定の化学反応によって発電し、所定の電気を発電(電力を発生)する。燃料電池16は、給電線24eによって負荷19に連結(接続)され、発電した電気を負荷19に給電する。燃料電池16は、余剰電力を蓄電池14に充電する。燃料電池16は、その発電中に発生した水を貯水タンク12に還流させる(戻す)。燃料電池16の水素電極や酸素電極には、白金電極や白金カーボン電極が使用されている。
燃料電池16は、その制御部がインターフェイス22を介してコントローラ18に接続されている。燃料電池16の制御部は、コントローラ18からの制御信号にしたがって発電のON/OFF(発停)を行うとともに、その発電量(負荷19への電気供給量)を調節する。燃料電池16の制御部は、発電した発電量(負荷19への電気供給量)をコントローラ18に送信する。なお、燃料電池16の台数に特に制限はなく、2台以上の燃料電池16によって発電システム10が構成されていてもよい。
水素貯蔵タンク17は、その内部に高圧の水素(液体水素)を貯蔵する。水素貯蔵タンク17は、ガス管25cによって燃料電池16に連結(接続)され、貯蔵した水素(水素ガス)を燃料電池16に供給する。水素貯蔵タンク17は、その制御部がインターフェイス22を介してコントローラ18に接続されている。水素貯蔵タンク17の制御部は、コントローラ18からの制御信号にしたがって水素供給のON/OFF(発停)を行うとともに、燃料電池16への水素供給量を調節する。水素貯蔵タンク17の制御部は、燃料電池16への水素供給量をコントローラ18に送信する。なお、水素貯蔵タンク17の台数に特に制限はなく、2台以上の水素貯蔵タンク17によって発電システム10が構成されていてもよい。
コントローラ18(制御装置)は、中央処理部(CPUまたはMPU)とメモリ(メインメモリおよびキャッシュメモリ)とを有して独立したオペレーティングシステム(OS)によって動作するコンピュータ(仮想マシンを含む)であり、大容量記憶領域(大容量ハードディスク等)を実装している。コントローラ18には、負荷19で消費される電力量が負荷19から送信される。
コントローラ18の記憶領域には、蓄電池14の負荷19への最大給電量、燃料電池16の負荷19への最大給電量、水素生成装置15の水素生成量と水素生成装置15への電気の給電量との相関関係、水素生成装置15の水素生成量と水素生成装置15への純水(水)の給水量との相関関係、燃料電池16の発電量と燃料電池16への水素供給量との相関関係が格納(記憶)されている。
図2は、発電システム10における第1運転モードを説明する図である。発電システム10では、太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)が発電中および燃料電池16が発電中であり、負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量が多い場合、第1運転モードを実施する。
第1運転モードにおいてコントローラ18は、太陽光発電装置13の制御部からその発電量を受信し、十分な発電量である場合(太陽光発電装置13の発電量が設定発電量と同一または設定発電量よりも多い場合)、太陽光発電装置13の制御部にON信号を送信するとともに、発電した電気を水素生成装置15に給電する給電信号を太陽光発電装置13の制御部に送信する。
コントローラ18は、蓄電池14の制御部からその充電量を受信するとともに、負荷19で消費される電力量を負荷19から受信し、蓄電池14の充電量が多く(充電量が設定充電量と同一または設定充電量よりも多く)、負荷19における電力需要が多い場合(負荷19における電力需要が設定電力需要と同一または設定電力需要よりも多い場合)、充電された電気を負荷19に給電する給電信号を蓄電池14の制御部に送信する。コントローラ18は、水素生成装置15の制御部にON信号を送信するとともに、所定の給気量の水素(水素ガス)を燃料電池16に給気する給気信号を水素生成装置15の制御部に送信する。
コントローラ18は、純水生成装置11の制御部および貯水タンク12の制御部にON信号を送信するとともに、所定の給水量の純水の給水信号を貯水タンク12の制御部に送信する。コントローラ18は、燃料電池16の制御部にON信号を送信するとともに、発電した所定の給電量の電気を負荷19に給電する給電信号を燃料電池16の制御部に送信する。
コントローラ18から給電信号を受信した蓄電池14の制御部は、図2に矢印L1で示すように、蓄電池14に充電された電気を蓄電池14から負荷19に給電する。コントローラ18からON信号および給電信号を受信した太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)は、発電を開始し、図2に矢印L2で示すように、発電した電気を水素生成装置15に給電する。コントローラ18からON信号を受信した純水生成装置11の制御部は、水源から給水した水を純水化し、純水を貯水タンク12に給水する。コントローラ18からON信号を受信した貯水タンク12の制御部は、図2に矢印L3で示すように、所定の給水量の純水(水)を水素生成装置15に給水する。
コントローラ18からON信号を受信した水素生成装置15の制御部は、水素生成装置15を起動させ、太陽光発電装置13から給電された電気を利用し、貯水タンク12から給水された純水(水)を電気分解して水素(水素ガス)を生成し、図2に矢印L4で示すように、生成した水素を燃料電池16の水素極に供給する。燃料電池16は、その水素極に水素生成装置15によって生成された水素が供給され、その酸素極に酸素が供給されることで所定の電気を発電し、図2に矢印L5で示すように、発電した電気を負荷19に給電する。
なお、第1運転モードにおいて、燃料電池16によって発電された電気(電力)が負荷19の電力需要を上回った場合、その余剰電力を蓄電池14に充電する。また、燃料電池16の発電中に燃料電池16から発生した水を貯水タンク12に還水させる(戻される)。発電システム10では、第1運転モードを実施中に条件が変わった場合、他の運転モード(第2運転モード〜第9運転モード)に切り替わる。
発電システム10は、太陽光発電装置13および燃料電池16による発電中であって負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量が多い場合、負荷19の電力需要が多い条件下で、蓄電池14に充電された電気を蓄電池14から負荷19に給電し、太陽光発電装置13が水素生成装置15に電気を給電し、太陽光発電装置13から給電された電気によって水素生成装置15が水素を生成しつつ生成した水素を燃料電池16の水素極に供給し、燃料電池16が発電した電気を燃料電池16から負荷19に給電する第1運転モードを実施するから、太陽光発電装置13によって発電された電気を水素生成装置15の電気分解に利用することで、水素生成装置15が生成した水素を燃料電池16の水素極に供給することで燃料電池16に発電させることができ、太陽光発電装置13と水素生成装置15とを利用して燃料電池16に供給する水素を自給することができ、他から人工的なエネルギーの供給を受ける必要はなく、自然エネルギーを利用してそれ自体が自立して発電することができる。発電システム10は、負荷19の電力需要が多い条件に応じて適切な運転モード(第1運転モード)でシステム10を運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷19の電力需要を満たすことができる。
図3は、発電システム10における第2運転モードを説明する図である。発電システム10では、太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)が発電中および燃料電池16が発電中であり、負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量が少ない場合、第2運転モードを実施する。
第2運転モードにおいてコントローラ18は、太陽光発電装置13の制御部からその発電量を受信し、十分な発電量である場合(太陽光発電装置13の発電量が設定発電量と同一または設定発電量よりも多い場合)、太陽光発電装置13の制御部にON信号を送信し、発電した電気を蓄電池14および水素生成装置15に給電する給電信号を太陽光発電装置13の制御部に送信する。
コントローラ18は、蓄電池14の制御部からその充電量を受信するとともに、負荷19で消費される電力量を負荷19から受信し、蓄電池14の充電量が少なく(充電量が設定充電量よりも少なく)、負荷19における電力需要が少ない場合(負荷19における電力需要が設定電力需要よりも少ない場合)、充電された電気を負荷19に給電しない非給電信号を蓄電池14の制御部に送信する。コントローラ18は、水素生成装置15の制御部にON信号および給電信号並びに充電信号を送信するとともに、所定の給気量の水素(水素ガス)を燃料電池16に給気する給気信号を水素生成装置15の制御部に送信する。
コントローラ18は、純水生成装置11の制御部および貯水タンク12の制御部にON信号を送信するとともに、所定の給水量の純水の給水信号を貯水タンク12の制御部に送信する。コントローラ18は、燃料電池16の制御部にON信号を送信するとともに、発電した所定の給電量の電気を負荷19に給電する給電信号を燃料電池16の制御部に送信する。
コントローラ18から非給電信号を受信した蓄電池14の制御部は、充電された電気を負荷19に給電しない。コントローラ18からON信号および給電信号並びに充電信号を受信した太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)は、発電を開始し、図3に矢印L2で示すように、発電した電気を水素生成装置15に給電するとともに、図3に矢印L6で示すように、発電した電気を蓄電池14に給電し、蓄電池14に充電する。コントローラ18からON信号を受信した純水生成装置11の制御部は、水源から給水した水を純水化し、純水を貯水タンク12に給水する。コントローラ18からON信号を受信した貯水タンク12の制御部は、図3に矢印L3で示すように、所定の給水量の純水(水)を水素生成装置15に給水する。
コントローラ18からON信号を受信した水素生成装置15の制御部は、水素生成装置15を起動させ、太陽光発電装置13から給電された電気を利用し、貯水タンク12から給水された純水(水)を電気分解して水素(水素ガス)を生成し、図3に矢印L4で示すように、生成した水素を燃料電池16の水素極に供給する。燃料電池16は、その水素極に水素生成装置15によって生成された水素が供給され、その酸素極に酸素が供給されることで所定の電気を発電し、図3に矢印L5で示すように、発電した電気を負荷19に給電する。
なお、第2運転モードにおいて、燃料電池16によって発電された電気(電力)が負荷19の電力需要を上回った場合、その余剰電力を蓄電池14に充電する。また、燃料電池16の発電中に燃料電池16から発生した水を貯水タンク12に還水させる(戻される)。発電システム10では、第2運転モードを実施中に条件が変わった場合、他の運転モード(第1運転モード、第3運転モード〜第9運転モード)に切り替わる。
発電システム10は、負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量が少ない条件下で、太陽光発電装置13が発電した電気を水素生成装置15に給電しつつ蓄電池14に充電し、太陽光発電装置13から給電された電気によって水素生成装置15が水素を生成しつつ生成した水素を燃料電池16の水素極に供給し、燃料電池16が発電した電気を燃料電池16から負荷19に給電する第2運転モードを実施するから、蓄電池14に十分に電気を充電することができるとともに、太陽光発電装置13によって発電された電気を水素生成装置15の電気分解に利用することで、水素生成装置15が生成した水素を燃料電池16の水素極に供給することで燃料電池16に発電させることができ、太陽光発電装置13と水素生成装置15とを利用して燃料電池16に供給する水素を自給することができ、他から人工的なエネルギーの供給を受ける必要はなく、自然エネルギーを利用してそれ自体が自立して発電することができる。発電システム10は、負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量が少ない条件に応じて適切な運転モード(第2運転モード)でシステム10を運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷19の電力需要を満たすことができる。
図4は、発電システム10における第3運転モードを説明する図である。発電システム10では、太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)が発電中および燃料電池16が発電中であり、負荷19の電力需要および水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が少なく、蓄電池14の充電量が多い場合、第3運転モードを実施する。
第3運転モードにおいてコントローラ18は、太陽光発電装置13の制御部からその発電量を受信し、十分な発電量である場合(太陽光発電装置13の発電量が設定発電量と同一または設定発電量よりも多い場合)、太陽光発電装置13の制御部にON信号を送信するとともに、発電した電気を水素生成装置15に給電する給電信号を太陽光発電装置13の制御部に送信する。
コントローラ18は、蓄電池14の制御部からその充電量を受信するとともに、負荷19で消費される電力量を負荷19から受信し、蓄電池14の充電量が多く(充電量が設定充電量と同一または設定充電量よりも多く)、負荷19における電力需要が少ない場合(負荷19における電力需要が設定電力需要よりも少ない場合)、充電された電気を負荷19に給電する給電信号を蓄電池14の制御部に送信する。コントローラ18は、水素貯蔵タンク17から水素貯蔵量を受信する。
コントローラ18は、水素生成装置15の制御部にON信号を送信するとともに、水素貯蔵タンク17における水素貯蔵量が不十分である場合(水素貯蔵タンク17における水素貯蔵量が設定貯蔵量よりも少ない場合)、所定の給気量の水素(水素ガス)を燃料電池16および水素貯蔵タンク17に給気する給気信号を水素生成装置15の制御部に送信する。
コントローラ18は、純水生成装置11の制御部および貯水タンク12の制御部にON信号を送信するとともに、所定の給水量の純水の給水信号を貯水タンク12の制御部に送信する。コントローラ18は、燃料電池16の制御部にON信号を送信するとともに、発電した所定の給電量の電気を負荷19に給電する給電信号を燃料電池16の制御部に送信する。
コントローラ18から給電信号を受信した蓄電池14の制御部は、図4に矢印L1で示すように、蓄電池14に充電された電気を蓄電池14から負荷19に給電する。コントローラ18からON信号および給電信号を受信した太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)は、発電を開始し、図4に矢印L2で示すように、発電した電気を水素生成装置15に給電する。コントローラ18からON信号を受信した純水生成装置11の制御部は、水源から給水した水を純水化し、純水を貯水タンク12に給水する。コントローラ18からON信号を受信した貯水タンク12の制御部は、図4に矢印L3で示すように、所定の給水量の純水(水)を水素生成装置15に給水する。
コントローラ18からON信号を受信した水素生成装置15の制御部は、水素生成装置15を起動させ、太陽光発電装置13から給電された電気を利用し、貯水タンク12から給水された純水(水)を電気分解して水素(水素ガス)を生成し、図4に矢印L4で示すように、生成した水素を燃料電池16の水素極に供給するとともに、図4に矢印L7で示すように、生成した水素を水素貯蔵タンク17に供給し、水素を水素貯蔵タンク17に貯蔵する。燃料電池16は、その水素極に水素生成装置15によって生成された水素が供給され、その酸素極に酸素が供給されることで所定の電気を発電し、図4に矢印L5で示すように、発電した電気を負荷19に給電する。
なお、第3運転モードにおいて、燃料電池16によって発電された電気(電力)が負荷19の電力需要を上回った場合、その余剰電力を蓄電池14に充電する。また、燃料電池16の発電中に燃料電池16から発生した水を貯水タンク12に還水させる(戻される)。発電システム10では、第3運転モードを実施中に条件が変わった場合、他の運転モード(第1運転モードまたは第2運転モード、第4運転モード〜第9運転モード)に切り替わる。
発電システム10は、負荷19の電力需要および水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が少なく、蓄電池14の充電量が多い条件下で、蓄電池14に充電された電気を蓄電池14から負荷19に給電し、太陽光発電装置13が発電した電気を水素生成装置15に給電し、太陽光発電装置13から給電された電気によって水素生成装置15が水素を生成しつつ生成した水素を燃料電池16の水素極に供給するとともに生成した水素を水素貯蔵タンク17に貯蔵し、燃料電池16が発電した電気を燃料電池16から負荷19に給電する第3運転モードを実施するから、太陽光発電装置13によって発電された電気を水素生成装置15の電気分解に利用し、水素生成装置15が生成した水素を燃料電池16の水素極に供給するとともに水素貯蔵タンク17に貯蔵することで、燃料電池16に発電させることができるとともに水素貯蔵タンク17に水素を貯蔵することができ、太陽光発電装置13と水素生成装置15とを利用して燃料電池16に供給する水素を自給かつ貯蔵することができ、他から人工的なエネルギーの供給を受ける必要はなく、自然エネルギーを利用してそれ自体が自立して発電することができる。発電システム10は、負荷19の電力需要および水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が少なく、蓄電池14の充電量が多い条件に応じて適切な運転モード(第3運転モード)でシステム10を運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷19の電力需要を満たすことができる。
図5は、発電システム10における第4運転モードを説明する図である。発電システム10では、太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)が発電中および燃料電池16が発電中であり、負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量並びに水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が少ない場合、第4運転モードを実施する。
第4運転モードにおいてコントローラ18は、太陽光発電装置13の制御部からその発電量を受信し、十分な発電量である場合(太陽光発電装置13の発電量が設定発電量と同一または設定発電量よりも多い場合)、太陽光発電装置13の制御部にON信号を送信するとともに、発電した電気を蓄電池14および水素生成装置15に給電する給電信号を太陽光発電装置13の制御部に送信する。
コントローラ18は、蓄電池14の制御部からその充電量を受信するとともに、負荷19で消費される電力量を負荷19から受信し、蓄電池14の充電量が少なく(充電量が設定充電量よりも少なく)、負荷19における電力需要が少ない場合(負荷19における電力需要が設定電力需要よりも少ない場合)、充電された電気を負荷19に給電する給電信号を蓄電池14の制御部に送信する。コントローラ18は、水素貯蔵タンク17から水素貯蔵量を受信する。
コントローラ18は、水素生成装置15の制御部にON信号を送信するとともに、水素貯蔵タンク17における水素貯蔵量が不十分である場合(水素貯蔵タンク17における水素貯蔵量が設定貯蔵量よりも少ない場合)、所定の給気量の水素(水素ガス)を燃料電池16および水素貯蔵タンク17に給気する給気信号を水素生成装置15の制御部に送信する。
コントローラ18は、純水生成装置11の制御部および貯水タンク12の制御部にON信号を送信するとともに、所定の給水量の純水の給水信号を貯水タンク12の制御部に送信する。コントローラ18は、燃料電池16の制御部にON信号を送信するとともに、発電した所定の給電量の電気を負荷19に給電する給電信号を燃料電池16の制御部に送信する。
コントローラ18から給電信号を受信した蓄電池14の制御部は、図5に矢印L1で示すように、蓄電池14に充電された電気を蓄電池14から負荷19に給電する。コントローラ18からON信号および給電信号を受信した太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)は、発電を開始し、図5に矢印L2で示すように、発電した電気を水素生成装置15に給電するとともに、図5に矢印L6で示すように、発電した電気を蓄電池14に給電し、蓄電池14に充電する。コントローラ18からON信号を受信した純水生成装置11の制御部は、水源から給水した水を純水化し、純水を貯水タンク12に給水する。コントローラ18からON信号を受信した貯水タンク12の制御部は、図5に矢印L3で示すように、所定の給水量の純水(水)を水素生成装置15に給水する。
コントローラ18からON信号を受信した水素生成装置15の制御部は、水素生成装置15を起動させ、太陽光発電装置13から給電された電気を利用し、貯水タンク12から給水された純水(水)を電気分解して水素(水素ガス)を生成し、図5に矢印L4で示すように、生成した水素を燃料電池16の水素極に供給するとともに、図5に矢印L7で示すように、生成した水素を水素貯蔵タンク17に供給し、水素を水素貯蔵タンク17に貯蔵する。燃料電池16は、その水素極に水素生成装置15によって生成された水素が供給され、その酸素極に酸素が供給されることで所定の電気を発電し、図5に矢印L5で示すように、発電した電気を負荷19に給電する。
なお、第4運転モードにおいて、燃料電池16によって発電された電気(電力)が負荷19の電力需要を上回った場合、その余剰電力を蓄電池14に充電する。また、燃料電池16の発電中に燃料電池16から発生した水を貯水タンク12に還水させる(戻される)。発電システム10では、第4運転モードを実施中に条件が変わった場合、他の運転モード(第1運転モード〜第3運転モード、第5運転モード〜第9運転モード)に切り替わる。
発電システム10は、負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量並びに水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が少ない条件下で、蓄電池14に充電された電気を蓄電池14から負荷19に給電し、太陽光発電装置13が発電した電気を水素生成装置15に給電しつつ発電した電気を蓄電池14に充電し、太陽光発電装置13から給電された電気によって水素生成装置15が水素を生成しつつ生成した水素を燃料電池16の水素極に供給するとともに生成した水素を水素貯蔵タンク17に貯蔵し、燃料電池16が発電した電気を燃料電池16から負荷19に給電する第4運転モードを実施するから、蓄電池14に十分に電気を充電することができるとともに、太陽光発電装置13によって発電された電気を水素生成装置15の電気分解に利用し、水素生成装置15が生成した水素を燃料電池16の水素極に供給するとともに水素貯蔵タンク17に貯蔵することで、燃料電池16に発電させることができるとともに水素貯蔵タンク17に水素を貯蔵することができ、太陽光発電装置13と水素生成装置15とを利用して燃料電池16に供給する水素を自給かつ貯蔵することができ、他から人工的なエネルギーの供給を受ける必要はなく、自然エネルギーを利用してそれ自体が自立して発電することができる。発電システム19は、負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量並びに水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が少ない条件に応じて適切な運転モード(第4運転モード)でシステム10を運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷19の電力需要を満たすことができる。
図6は、発電システム10における第5運転モードを説明する図である。発電システム10では、太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)が発電停止中であって燃料電池16が発電中であり、蓄電池14の充電量および水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が多い場合、第5運転モードを実施する。
第5運転モードにおいてコントローラ18は、太陽光発電装置13の制御部からその発電量を受信し、発電量が不十分である場合(太陽光発電装置13の発電量が設定発電量よりも少ない場合)、太陽光発電装置13の制御部にOFF信号を送信する。コントローラ18は、水素貯蔵タンク17から水素貯蔵量を受信し、水素貯蔵量が十分である場合(水素貯蔵タンク17における水素貯蔵量が設定貯蔵量と同一または設定貯蔵量よりも多い場合)、水素貯蔵タンク17の制御部に水素供給信号を送信する。
コントローラ18は、蓄電池14の制御部からその充電量を受信するとともに、負荷19で消費される電力量を負荷19から受信し、蓄電池14の充電量が多く(充電量が設定充電量と同一または設定充電量よりも多く)、負荷19における電力需要が少ない場合(負荷19における電力需要が設定電力需要よりも少ない場合)、充電された電気を負荷19に給電する給電信号を蓄電池14の制御部に送信する。コントローラ18は、水素生成装置15の制御部にOFF信号を送信する。第5運転モードでは、水素生成装置15における水素(水素ガス)の生成は行われない。
コントローラ18は、純水生成装置11の制御部および貯水タンク12の制御部にOFF信号を送信する。コントローラ18は、燃料電池16の制御部にON信号を送信するとともに、発電した所定の給電量の電気を負荷19に給電する給電信号を燃料電池16の制御部に送信する。第5運転モードでは、純水生成装置11における純水の生成は行われず、貯水タンク12からの純水の給水は行われない。
コントローラ18から給電信号を受信した蓄電池14の制御部は、図6に矢印L1で示すように、蓄電池14に充電された電気を蓄電池14から負荷19に給電する。コントローラ18から水素供給信号を受信した水素貯蔵タンク17の制御部は、図6に矢印L8で示すように、水素貯蔵タンク17に貯蔵した水素(水素ガス)を燃料電池に給気する。燃料電池16は、その水素極に水素貯蔵タンク17に貯蔵された水素が供給され、その酸素極に酸素が供給されることで所定の電気を発電し、図6に矢印L5で示すように、発電した電気を負荷19に給電する。
なお、第5運転モードにおいて、燃料電池16によって発電された電気(電力)が負荷19の電力需要を上回った場合、その余剰電力を蓄電池14に充電する。また、燃料電池16の発電中に燃料電池16から発生した水を貯水タンク12に還水させる(戻される)。発電システム10では、第5運転モードを実施中に条件が変わった場合、他の運転モード(第1運転モード〜第4運転モード、第6運転モード〜第9運転モード)に切り替わる。
発電システム10は、太陽光発電装置13の発電停止中であって蓄電池14の充電量および水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が多い条件下で、蓄電池14に充電された電気を蓄電池14から負荷19に給電し、水素を水素貯蔵タンク17から燃料電池16の水素極に供給し、燃料電池16が発電した電気を燃料電池16から負荷19に給電する第5運転モードを実施するから、水素貯蔵タンク17に貯蔵した水素を燃料電池16の水素極に供給することで、太陽光発電装置13が発電を停止する夜間や悪天候時であっても燃料電池16によって発電することができ、蓄電池14や燃料電池16によって負荷19へ電力を供給することができる。発電システム10は、太陽光発電装置13の発電停止中であって蓄電池14の充電量および水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が多い条件に応じて適切な運転モード(第5運転モード)でシステム10を運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷19の電力需要を満たすことができる。
図7は、発電システム10における第6運転モードを説明する図である。発電システム10では、太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)が発電停止中であって燃料電池16が発電中であり、負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量が少なく、水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が多い場合、第6運転モードを実施する。
第6運転モードにおいてコントローラ18は、太陽光発電装置13の制御部からその発電量を受信し、発電量が不十分である場合(太陽光発電装置13の発電量が設定発電量よりも少ない場合)、太陽光発電装置13の制御部にOFF信号を送信する。コントローラ18は、水素貯蔵タンク17から水素貯蔵量を受信し、水素貯蔵量が十分である場合(水素貯蔵タンク17における水素貯蔵量が設定貯蔵量と同一または設定貯蔵量よりも多い場合)、水素貯蔵タンク17の制御部に水素供給信号を送信する。
コントローラ18は、蓄電池14の制御部からその充電量を受信するとともに、負荷19で消費される電力量を負荷19から受信し、蓄電池14の充電量が少なく(充電量が設定充電量よりも少なく)、負荷19における電力需要が少ない場合(負荷19における電力需要が設定電力需要よりも少ない場合)、充電された電気を負荷19に給電しない非給電信号を蓄電池14の制御部に送信する。コントローラ18は、水素生成装置15の制御部にOFF信号を送信する。第6運転モードでは、蓄電池14から負荷19への給電は行われず、水素生成装置15における水素(水素ガス)の生成は行われない。
コントローラ18は、純水生成装置11の制御部および貯水タンク12の制御部にOFF信号を送信する。コントローラ18は、燃料電池16の制御部にON信号を送信するとともに、発電した所定の給電量の電気を負荷19に給電する給電信号を燃料電池16の制御部に送信する。第6運転モードでは、純水生成装置11における純水の生成は行われず、貯水タンク12からの純水の給水は行われない。
コントローラ18から水素供給信号を受信した水素貯蔵タンク17の制御部は、図7に矢印L8で示すように、水素貯蔵タンク17に貯蔵した水素(水素ガス)を燃料電池に給気する。燃料電池16は、その水素極に水素貯蔵タンク17に貯蔵された水素が供給され、その酸素極に酸素が供給されることで所定の電気を発電し、図7に矢印L5で示すように、発電した電気を負荷19に給電する。
なお、第6運転モードにおいて、燃料電池16によって発電された電気(電力)が負荷19の電力需要を上回った場合、その余剰電力を蓄電池14に充電する。また、燃料電池16の発電中に燃料電池16から発生した水を貯水タンク12に還水させる(戻される)。発電システム10では、第6運転モードを実施中に条件が変わった場合、他の運転モード(第1運転モード〜第5運転モード、第7運転モード〜第9運転モード)に切り替わる。
発電システム10は、太陽光発電装置13の発電停止中であって負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量が少なく、水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が多い条件下で、水素を水素貯蔵タンク17から燃料電池16の水素極に供給し、燃料電池16が発電した電気を燃料電池16から負荷19に給電する第6運転モードを実施するから、水素貯蔵タンク17に貯蔵した水素を燃料電池16の水素極に供給することで、太陽光発電装置13が発電を停止する夜間や悪天候時であっても燃料電池16によって発電することができ、燃料電池16によって負荷19へ電力を供給することができる。発電システム10は、太陽光発電装置13の発電停止中であって負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量が少なく、水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が多い条件に応じて適切な運転モード(第6運転モード)でシステム10を運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷19の電力需要を満たすことができる。
図8は、発電システム10における第7運転モードを説明する図である。発電システム10では、太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)が発電中であって燃料電池16が発電停止中(貯水タンク12や水素生成装置15の不具合、または、負荷19の電力需要が少なく、燃料電池16を稼働させる必要がない等)であり、負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量が少ない場合、第7運転モードを実施する。
第7運転モードにおいてコントローラ18は、太陽光発電装置13の制御部からその発電量を受信し、十分な発電量である場合(太陽光発電装置13の発電量が設定発電量と同一または設定発電量よりも多い場合)、太陽光発電装置13の制御部にON信号を送信するとともに、発電した電気を蓄電池14に給電する給電信号を太陽光発電装置13の制御部に送信する。
コントローラ18は、蓄電池14の制御部からその充電量を受信するとともに、負荷19で消費される電力量を負荷19から受信し、蓄電池14の充電量が少なく(充電量が設定充電量よりも少なく)、負荷19における電力需要が少ない場合(負荷19における電力需要が設定電力需要よりも少ない場合)、充電された電気を負荷19に給電する給電信号を蓄電池14の制御部に送信する。
コントローラ18は、水素生成装置15の制御部にOFF信号を送信する。第7運転モードでは、水素生成装置15における水素(水素ガス)の生成は行われない。コントローラ18は、純水生成装置11の制御部および貯水タンク12の制御部にOFF信号を送信する。コントローラ18は、燃料電池16の制御部にOFF信号を送信する。第7運転モードでは、純水生成装置11における純水の生成は行われず、貯水タンク12からの純水の給水は行われない。燃料電池16における発電は行われない。
コントローラ18からON信号および給電信号を受信した太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)は、発電を開始し、図8に矢印L6で示すように、発電した電気を蓄電池14に給電し、蓄電池14に充電する。コントローラ18から給電信号を受信した蓄電池14の制御部は、図8に矢印L1で示すように、蓄電池14に充電された電気を蓄電池14から負荷19に給電する。発電システム10では、第7運転モードを実施中に条件が変わった場合、他の運転モード(第1運転モード〜第6運転モード、第8運転モードまたは第9運転モード)に切り替わる。
発電システム10は、燃料電池16の発電停止中であって負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量が少ない条件下で、蓄電池14に充電された電気を蓄電池14から負荷19に給電しつつ、太陽光発電装置13が発電した電気を蓄電池14に充電する第7運転モードを実施するから、蓄電池14に充電された電気を蓄電池14から負荷19に給電しつつ、太陽光発電装置13から蓄電池14に電気を充電することで、蓄電池14の充電不足を防ぎつつ、蓄電池14によって負荷19へ電力を供給することができる。発電システム10は、燃料電池16の発電停止中であって負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量が少ない条件に応じて適切な運転モード(第7運転モード)でシステム10を運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷19の電力需要を満たすことができる。
図9は、発電システム10における第8運転モードを説明する図である。発電システム10では、太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)が発電中であって燃料電池16が発電停止中(貯水タンク12や水素生成装置15の不具合、または、負荷19の電力需要が少なく、燃料電池16を稼働させる必要がない等)であり、負荷19の電力需要および水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が少なく、蓄電池14の充電量が多い場合、第8運転モードを実施する。
第8運転モードにおいてコントローラ18は、太陽光発電装置13の制御部からその発電量を受信し、十分な発電量である場合(太陽光発電装置13の発電量が設定発電量と同一または設定発電量よりも多い場合)、太陽光発電装置13の制御部にON信号を送信するとともに、発電した電気を水素生成装置15に給電する給電信号を太陽光発電装置13の制御部に送信する。
コントローラ18は、蓄電池14の制御部からその充電量を受信するとともに、負荷19で消費される電力量を負荷19から受信し、蓄電池14の充電量が多く(充電量が設定充電量と同一または設定充電量よりも多く)、負荷19における電力需要が少ない場合(負荷19における電力需要が設定電力需要よりも少ない場合)、充電された電気を負荷19に給電する給電信号を蓄電池14の制御部に送信する。コントローラ18は、水素貯蔵タンク17から水素貯蔵量を受信する。
コントローラ18は、水素生成装置15の制御部にON信号を送信するとともに、水素貯蔵タンク17における水素貯蔵量が不十分である場合(水素貯蔵タンク17における水素貯蔵量が設定貯蔵量よりも少ない場合)、所定の給気量の水素(水素ガス)を水素貯蔵タンク17に給気する給気信号を水素生成装置15の制御部に送信する。
コントローラ18は、純水生成装置11の制御部および貯水タンク12の制御部にON信号を送信するとともに、所定の給水量の純水の給水信号を貯水タンク12の制御部に送信する。コントローラ18は、燃料電池16の制御部にOFF信号を送信する。第8運転モードでは、燃料電池16における発電は行われない。
コントローラ18から給電信号を受信した蓄電池14の制御部は、図9に矢印L1で示すように、蓄電池14に充電された電気を蓄電池14から負荷19に給電する。コントローラ18からON信号および給電信号を受信した太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)は、発電を開始し、図9に矢印L2で示すように、発電した電気を水素生成装置15に給電する。コントローラ18からON信号を受信した純水生成装置11の制御部は、水源から給水した水を純水化し、純水を貯水タンク12に給水する。コントローラ18からON信号を受信した貯水タンク12の制御部は、図9に矢印L3で示すように、所定の給水量の純水(水)を水素生成装置15に給水する。
コントローラ18からON信号を受信した水素生成装置15の制御部は、水素生成装置15を起動させ、太陽光発電装置13から給電された電気を利用し、貯水タンク12から給水された純水(水)を電気分解して水素(水素ガス)を生成し、図9に矢印L7で示すように、生成した水素を水素貯蔵タンク17に供給し、水素を水素貯蔵タンク17に貯蔵する。発電システム10では、第8運転モードを実施中に条件が変わった場合、他の運転モード(第1運転モード〜第7運転モード、第9運転モード)に切り替わる。
発電システム10は、燃料電池16の発電停止中であって負荷19の電力需要および水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が少なく、蓄電池14の充電量が多い条件下で、蓄電池14に充電された電気を蓄電池14から負荷19に給電しつつ、太陽光発電装置13が発電した電気を水素生成装置15に給電し、水素生成装置15が生成した水素を水素貯蔵タンク17に貯蔵する第8運転モードを実施するから、蓄電池14に充電された電気を蓄電池14から負荷19に給電しつつ、水素生成装置15から水素を水素貯蔵タンク17に貯蔵することで、水素貯蔵タンク17に水素を貯蔵しつつ蓄電池14によって負荷19へ電力を供給することができる。発電システム10は、燃料電池16の発電停止中であって負荷19の電力需要および水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が少なく、蓄電池14の充電量が多い条件に応じて適切な運転モード(第8運転モード)でシステム10を運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷19の電力需要を満たすことができる。
図10は、発電システム10における第9運転モードを説明する図である。発電システム10では、太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)が発電中であって燃料電池16が発電停止中(貯水タンク12や水素生成装置15の不具合、または、負荷19の電力需要が少なく、燃料電池16を稼働させる必要がない等)であり、負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量並びに水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が少ない場合、第9運転モードを実施する。
第9運転モードにおいてコントローラ18は、太陽光発電装置13の制御部からその発電量を受信し、十分な発電量である場合(太陽光発電装置13の発電量が設定発電量と同一または設定発電量よりも多い場合)、太陽光発電装置13の制御部にON信号を送信するとともに、発電した電気を蓄電池14および水素生成装置15に給電する給電信号を太陽光発電装置13の制御部に送信する。
コントローラ18は、蓄電池14の制御部からその充電量を受信するとともに、負荷19で消費される電力量を負荷19から受信し、蓄電池14の充電量が少なく(充電量が設定充電量よりも少なく)、負荷19における電力需要が少ない場合(負荷19における電力需要が設定電力需要よりも少ない場合)、充電された電気を負荷19に給電する給電信号を蓄電池14の制御部に送信する。コントローラ18は、水素貯蔵タンク17から水素貯蔵量を受信する。
コントローラ18は、水素生成装置15の制御部にON信号を送信するとともに、水素貯蔵タンク17における水素貯蔵量が不十分である場合(水素貯蔵タンク17における水素貯蔵量が設定貯蔵量よりも少ない場合)、所定の給気量の水素(水素ガス)を水素貯蔵タンク17に給気する給気信号を水素生成装置15の制御部に送信する。
コントローラ18は、純水生成装置11の制御部および貯水タンク12の制御部にON信号を送信するとともに、所定の給水量の純水の給水信号を貯水タンク12の制御部に送信する。コントローラ18は、燃料電池16の制御部にOFF信号を送信する。第9運転モードでは、燃料電池16における発電は行われない。
コントローラ18から給電信号を受信した蓄電池14の制御部は、図10に矢印L1で示すように、蓄電池14に充電された電気を蓄電池14から負荷19に給電する。コントローラ18からON信号および給電信号を受信した太陽光発電装置13(太陽電池モジュール)は、発電を開始し、図10に矢印L2で示すように、発電した電気を水素生成装置15に給電するとともに、図10に矢印L6で示すように、発電した電気を蓄電池14に給電し、蓄電池14に充電する。
コントローラ18からON信号を受信した純水生成装置11の制御部は、水源から給水した水を純水化し、純水を貯水タンク12に給水する。コントローラ18からON信号を受信した貯水タンク12の制御部は、図10に矢印L3で示すように、所定の給水量の純水(水)を水素生成装置15に給水する。
コントローラ18からON信号を受信した水素生成装置15の制御部は、水素生成装置15を起動させ、太陽光発電装置13から給電された電気を利用し、貯水タンク12から給水された純水(水)を電気分解して水素(水素ガス)を生成し、図10に矢印L7で示すように、生成した水素を水素貯蔵タンク17に供給し、水素を水素貯蔵タンク17に貯蔵する。発電システム10では、第9運転モードを実施中に条件が変わった場合、他の運転モード(第1運転モード〜第8運転モードに切り替わる。
発電システム10は、燃料電池16の発電停止中であって負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量並びに水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が少ない条件下で、蓄電池14に充電された電気を蓄電池14から負荷19に給電し、太陽光発電装置13が発電した電気を蓄電池14に充電しつつ水素生成装置15に給電し、水素生成装置15から水素を水素貯蔵タンク17に貯蔵することで、水素貯蔵タンク17に水素を貯蔵しつつ、蓄電池14の充電不足を防ぎながら、蓄電池14によって負荷15へ電力を供給することができる。発電システム10は、燃料電池16の発電停止中であって負荷19の電力需要および蓄電池14の充電量並びに水素貯蔵タンク17の水素貯蔵量が少ない条件に応じて適切な運転モード(第9運転モード)でシステム10を運転することができ、各条件に応じて発電することができるとともに、負荷19の電力需要を満たすことができる。
10 発電システム
11 純水生成装置
12 貯水タンク
13 太陽光発電装置(太陽電池モジュール)
14 蓄電池(リチウムイオン蓄電システム)
15 水素生成装置(水素ガス発生装置)
16 燃料電池
17 水素貯蔵タンク
18 コントローラ(制御装置)
19 負荷(電力負荷)
20 筐体(ハウジング)
21a〜21d 給水管
22 インターフェイス
23 太陽光発電パネル
24a〜24e 給電線
25a〜25c ガス管

Claims (11)

  1. 所定の負荷に電力を供給する発電システムにおいて、
    前記発電システムが、太陽光発電パネルを備えて太陽光によって発電する太陽光発電装置と、所定の水源から給水された水を電気分解して水素を生成する水素生成装置と、前記水素生成装置によって生成された水素を水素極に供給しつつ酸素を酸素極に供給することで所定の電気を発電し、発電した電気を前記負荷に給電する燃料電池と、充電された電気を前記負荷に給電する蓄電池とから形成され、
    前記発電システムでは、前記太陽光発電装置および前記燃料電池による発電中であって前記蓄電池の充電量が多い場合、前記蓄電池に充電された電気を該蓄電池から前記負荷に給電し、前記太陽光発電装置が前記水素生成装置に電気を給電し、前記太陽光発電装置から給電された電気によって前記水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を前記燃料電池の水素極に供給し、前記燃料電池が発電した電気を該燃料電池から前記負荷に給電する第1運転モードを実施することを特徴とする発電システム。
  2. 前記発電システムでは、前記太陽光発電装置および前記燃料電池による発電中であって前記負荷の電力需要および前記蓄電池の充電量が少ない場合、前記太陽光発電装置が前記水素生成装置に電気を給電しつつ発電した電気を前記蓄電池に充電し、前記太陽光発電装置から給電された電気によって前記水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を前記燃料電池の水素極に供給し、前記燃料電池が発電した電気を該燃料電池から前記負荷に給電する第2運転モードを実施する請求項1に記載の発電システム。
  3. 前記発電システムが、前記水素生成装置によって生成された水素を貯蔵する水素貯蔵タンクを含み、前記発電システムでは、前記太陽光発電装置および前記燃料電池による発電中であって前記負荷の電力需要および前記水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少なく、前記蓄電池の充電量が多い場合、前記蓄電池に充電された電気を該蓄電池から前記負荷に給電し、前記太陽光発電装置が前記水素生成装置に電気を給電し、前記太陽光発電装置から給電された電気によって前記水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を前記燃料電池の水素極に供給するとともに生成した水素を前記水素貯蔵タンクに貯蔵し、前記燃料電池が発電した電気を該燃料電池から前記負荷に給電する第3運転モードを実施する請求項1または請求項2に記載の発電システム。
  4. 前記発電システムでは、前記太陽光発電装置および前記燃料電池による発電中であって前記負荷の電力需要および前記蓄電池の充電量並びに前記水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少ない場合、前記蓄電池に充電された電気を該蓄電池から前記負荷に給電し、前記太陽光発電装置が前記水素生成装置に電気を給電しつつ発電した電気を前記蓄電池に充電し、前記太陽光発電装置から給電された電気によって前記水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を前記燃料電池の水素極に供給するとともに生成した水素を前記水素貯蔵タンクに貯蔵し、前記燃料電池が発電した電気を該燃料電池から前記負荷に給電する第4運転モードを実施する請求項3に記載の発電システム。
  5. 前記発電システムでは、前記太陽光発電装置の発電停止中であって前記燃料電池による発電中において前記蓄電池の充電量および前記水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が多い場合、前記蓄電池に充電された電気を該蓄電池から前記負荷に給電し、前記水素貯蔵タンクに貯蔵した水素を該水素貯蔵タンクから前記燃料電池の水素極に供給し、前記燃料電池が発電した電気を該燃料電池から前記負荷に給電する第5運転モードを実施する請求項3または請求項4に記載の発電システム。
  6. 前記発電システムでは、前記太陽光発電装置の発電停止中であって前記燃料電池による発電中において前記負荷の電力需要および前記蓄電池の充電量が少なく、前記水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が多い場合、前記水素貯蔵タンクに貯蔵した水素を該水素貯蔵タンクから前記燃料電池の水素極に供給し、前記燃料電池が発電した電気を該燃料電池から前記負荷に給電する第6運転モードを実施する請求項3ないし請求項5いずれかに記載の発電システム。
  7. 前記発電システムでは、前記太陽光発電装置による発電中であって前記燃料電池の発電停止中において前記蓄電池の充電量が少ない場合、前記蓄電池に充電された電気を該蓄電池から前記負荷に給電しつつ、前記太陽光発電装置が発電した電気を前記蓄電池に充電する第7運転モードを実施する請求項1ないし請求項6いずれかに記載の発電システム。
  8. 前記発電システムでは、前記太陽光発電装置による発電中であって前記燃料電池の発電停止中において前記水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少なく、前記蓄電池の充電量が多い場合、前記蓄電池に充電された電気を該蓄電池から前記負荷に給電し、前記太陽光発電装置が前記水素生成装置に電気を給電し、前記太陽光発電装置から給電された電気によって前記水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を前記水素貯蔵タンクに貯蔵する第8運転モードを実施する請求項3ないし請求項7いずれかに記載の発電システム。
  9. 前記発電システムでは、前記太陽光発電装置による発電中であって前記燃料電池の発電停止中において前記蓄電池の充電量および前記水素貯蔵タンクの水素貯蔵量が少ない場合、前記蓄電池に充電された電気を該蓄電池から前記負荷に給電し、前記太陽光発電装置が発電した電気を前記蓄電池に充電しつつ前記太陽光発電装置が前記水素生成装置に電気を給電し、前記太陽光発電装置から給電された電気によって前記水素生成装置が水素を生成しつつ生成した水素を前記水素貯蔵タンクに貯蔵する第9運転モードを実施する請求項3ないし請求項8いずれかに記載の発電システム。
  10. 前記第1運転モード〜第6運転モードでは、前記燃料電池によって発電された電気が負荷の電力需要を上回った場合、その余剰電力を前記蓄電池に充電する請求項5ないし請求項9いずれかに記載の発電システム。
  11. 前記発電システムが、前記水源から給水された水を貯水しつつ貯水した水を前記水素生成装置に給水する貯水タンクを含み、前記燃料電池の発電中に該燃料電池から発生した水を前記貯水タンクに還水させる請求項1ないし請求項10いずれかに記載の発電システム。
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