JP2019200683A - 自動精算機 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)既存の自動精算機は、PINを入力するための入力デバイス(例えばPINパッド)を追加で設置するスペースがなく、PINパッドを追加するための設計変更には手間やコストがかかる。
(2)有料道路の料金所等では、自動精算機の設置位置を変更することが困難であり、利用者がPINを入力し易いように自動精算機の設置位置を変更することは難しい。
(3)有料道路の料金所等では、利用者が車から降車してPINを入力する運用とすることは安全性の問題から不可とされている。
(4)運転者が車両に乗車しながら入力するPINは、同乗者などに見えやすい構造となる。
(5)自動精算機は屋外に設置するため、PIN入力用のデバイスは、雨、雪、粉じんなどに耐えうる構成とすることが必要である。
(6)有料道路では、利用者がPINを入力する操作時間およびPIN忘れなどによってサービスタイムが悪化すると、渋滞の発生などの要因となりうる。
また、駐車場の自動精算機、自動販売機、セルフのガソリンスタンドの自動精算機などの有料道路以外の自動精算機においても、利用者が安全かつ簡易にPINを入力する構成とすることが難しいという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、カードによる料金精算のセキュリティを向上できる自動精算機を提供することを目的とする。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る自動精算機1の構成例を示す外観図である。
自動精算機1は、有料道路の料金所などに設置され、車両に乗車したままの利用者の操作に応じて通行料金などの精算を行う装置である。また、自動精算機1は、現金によって料金を精算する機能だけでなく、利用者が所持するクレジットカードを用いて料金の精算を行う機能を有する。
領収書発行釦16a及び16bは、領収書の発行を指示するボタンである。領収書発行口17a及び17bは、発行した領収書が放出される放出口である。係員呼出釦18a及び18bは、係員の呼出しを指示するボタンである。カメラ19a及び19bは、身障者の証明書などの画像を撮影するためのカメラである。ディスプレイ20a及び20bは、利用者に対する案内などを表示する表示装置である。
図2に示す構成例において、自動精算機1は、機器全体の制御を司る制御部30を有する。制御部30には、通行券処理部31a、31b、カード処理部32a、32b、紙幣処理部33a、33b、硬貨処理部34a、34b、領収書発行部35a、35b、係員呼出釦18a、18b、カメラ19a、19b、ディスプレイ20a、20b、身障者レバー21及びスピーカ22などが接続される。
図3は、第1の実施形態に係る自動精算機1における精算に用いられる指紋認証機能付きのクレジットカードCの構成例を示す図である。
クレジットカードCは、プラスチックなどで形成されたカード状の筐体を有するICカードで構成される。クレジットカードCは、カードリーダライタなどの外部装置(自動精算機1のカード処理部32a、32b)と物理的に接触する外部通信端子(インターフェース)51を有する接触式のICカードであるものとする。
図4に示すように、第1の実施形態に係るクレジットカードCは、外部通信端子51を具備するICチップ52に、指紋センサ53、表示器54およびバッテリ55などが接続される構成を有する。また、ICチップ52は、CPU61、ROM62、RAM63、不揮発性メモリ64、暗号回路65および外部通信端子51などを有する。
図3及び図4に示す指紋認証機能付きクレジットカードCは、自動精算機1での精算処理に使用する前に、利用者自身の操作によって指紋認証を実行しておくものとする。すなわち、自動精算機1でクレジットカードCを用いて精算処理を実行する車両の運転者は、カード口12a、12bにクレジットカードCを挿入する前に、指紋センサ53に触れて指紋認証を実行させる。クレジットカードCは、利用者が指紋センサ53に触れると、指紋認証処理を実行する。
図5は、第1の実施形態に係る自動精算機1による精算処理の動作例を説明するためのフローチャートである。
自動精算機1の制御部30は、待機状態において通行券口11a又は11bへの通行券の挿入を受付ける(ST11)。例えば、自動精算機1で料金の精算を行う車両の運転者は、自動精算機1の正面に停車して通行券を通行券口11a又は11bに挿入する。通行券処理部31a、31bは、図示しないセンサによって通行券口11a、11bに通行券が挿入されたことを検知し、検知した通行券を取り込む。通行券処理部31a、31bは、取り込んだ通行券から入口情報などの料金計算に必要な情報を読み取り、読取った情報を制御部30へ供給する。
また、第1の実施形態によれば、自動精算機に挿入する前にクレジットカードにおける指紋による本人確認を行うため、PIN入力操作などに伴うサービスタイムの増加などのデメリットがなく、スムーズな運用が期待できる。
次に、第2の実施形態について説明する。
上述した第1の実施形態では、オートローディング方式のカード処理部(カードリーダライタ)を具備し、バッテリを有する指紋認証機能付きのICカードとしてのクレジットカードCを処理する自動精算機1について説明した。これに対して、第2の実施形態では、バッテリを搭載しない指紋認証機能付きのICカードとしてのクレジットカードC´を処理する構成を有する自動精算機1´について説明する。
第2の実施形態に係る自動精算機1´は、図1及び図2に示す第1の実施形態で説明した自動精算機1と同様な構成を有するものとして良いが、オードローディング方式ではなく、利用者に一部分が挿入された状態のクレジットカード(ICカード)C´にアクセスするカード処理部32a´、32b´を具備するものとする。
図6に示すように、カード処理部32a´、32b´は、バッテリを搭載しない指紋認証機能付きのクレジットカードC´の一部分が挿入された状態で、当該クレジットカードC´にアクセスする。カード処理部32a´、32b´は、クレジットカードC´を挿入するカード口12a´、12b´を有する。カード処理部32a´、32b´のカード口12a´、12b´は、それぞれ操作ユニット2A、2Bに配置される。
図7は、第2の実施形態に係る自動精算機1´による精算処理の動作例を説明するためのフローチャートである。なお、図7に示す処理の流れは、第1の実施形態で説明した図5に示す処理の流れと類似する。このため、図7に示す処理において、図5に示す処理と同様な処理については、詳細な説明を省略するものとする。
現金が紙幣口13a(13b)又は硬貨投入口14a(14b)に投入された場合(ST34、YES)、制御部30は、投入された現金による料金の精算処理を行う(ST35)。
Claims (4)
- 利用者の操作に応じて料金精算を行う自動精算機において、
車両に乗車した状態の利用者がカードを挿入するカード口と、
前記カード口に挿入されたカードから情報を読み取るカード処理部と、
前記カード処理部が読取る情報に基づいて前記カード口に挿入されたカードが指紋認証機能を有するクレジットカードであるか否かを判断し、前記カードが指紋認証機能を有するクレジットカードであると判断した場合、前記カードにおける指紋認証が成功した状態であれば、前記カードに記憶されている情報に基づいて料金を精算する制御部と、
を有する自動精算機。 - 前記カード処理部は、前記カード口に挿入されたカードを取り込み、取り込んだカードから情報を読み取り、
前記制御部は、前記カード処理部が取り込んだカードから指紋認証が成功した状態であることを示す情報を読み取った場合、前記カードに記憶されている情報に基づいて料金を精算する、
請求項1に記載の自動精算機。 - 前記カード処理部は、前記カード口に一部が挿入された状態のカードに電力を供給し、電力を供給している前記カードにおいて指紋認証が成功したことを示す情報を読み取り、
前記制御部は、前記カード処理部が前記カードにおいて指紋認証が成功したことを示す情報を読み取った場合、前記カードに記憶されている情報に基づいて料金を精算する、
請求項1に記載の自動精算機。 - さらに、前記カード処理部が前記カードにおいて指紋認証が成功したことを示す情報が読取れない場合、前記カードにおける指紋認証を再度実行する旨の案内を表示する表示部を有する、
請求項1乃至3の何れか1項に記載の自動精算機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018095958A JP2019200683A (ja) | 2018-05-18 | 2018-05-18 | 自動精算機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018095958A JP2019200683A (ja) | 2018-05-18 | 2018-05-18 | 自動精算機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=68613186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018095958A Pending JP2019200683A (ja) | 2018-05-18 | 2018-05-18 | 自動精算機 |
Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022196150A1 (ja) * | 2021-03-18 | 2022-09-22 | 株式会社 東芝 | リモート発行システムおよびデータ生成サーバ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008176435A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Hitachi Ltd | 決済端末およびicカード |
JP2017200741A (ja) * | 2016-05-06 | 2017-11-09 | 株式会社音力発電 | カード |
JP2018063688A (ja) * | 2016-10-13 | 2018-04-19 | コナ アイ カンパニー リミテッド | 指紋認識カード及び指紋認識カードを用いたカード動作方法及びその方法 |
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2018
- 2018-05-18 JP JP2018095958A patent/JP2019200683A/ja active Pending
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