JP2019199057A - 複式筆記具 - Google Patents
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Abstract
Description
ここで、上記の複式筆記具では、先筒を後筒から取り外した状態で全てのノック棒がスリットに沿って前方にノック動作されると、全てのノック棒の突起部分が後筒の内部で係止されてしまい、全てのノック棒が後退できなくなることがある。
(1)第1の実施態様
本発明の第1の実施態様における複式筆記具は、軸方向の先端側を構成する先筒と、前記軸方向の後端側を構成し、前記先筒と分離可能な後筒とを備えるとともに、前記後筒に前記軸方向に沿って形成された複数本の摺動溝を有する軸筒と、前記軸筒の内部に収容された前記複数本の摺動溝と同数のリフィルと、複数本の前記リフィルの各々の後端に接続されるとともに前記摺動溝に沿って移動可能なノック棒と、前記ノック棒の内側面から、前記軸筒の軸心側に突出された摺動突起と、前記ノック棒を前記軸方向の後端側に付勢するノックスプリングと、前記軸筒の軸心に配置されており、前記ノック棒の移動を誘導するとともに、前記ノック棒の移動に伴い周方向に回転する回転子と、複数本の前記ノック棒の各々に対応させて前記回転子の表面に形成された溝であって、前記摺動突起が移動可能な溝幅を有するカム溝と、が設けられ、前記カム溝の両側縁のうちの一方の側縁には、前記カム溝の両側縁のうちの他方の側縁側かつ前記軸方向の先端側に向かって傾斜した先端傾斜縁が設けられ、前記他方の側縁には、前記先端傾斜縁よりも前記軸方向の後端側に位置し、前記一方の側縁側に向かって延び、前記摺動突起を係止させる係止縁が設けられ、前記カム溝には、前記摺動突起が前記係止縁に係止された係止位置から、前記一方の側縁側かつ前記先端傾斜縁よりも前記軸方向の先端側に、前記係止位置にある前記摺動突起が移動可能な解除部が設けられた。
本発明の第2の実施態様における複式筆記具は、第1の実施態様に加え、前記解除部は、前記先端傾斜縁と連続して前記軸方向の先端側に延びる第1延長縁と、前記第1延長縁と連続して前記一方の側縁側に延びる誘導縁と、前記係止縁と連続して前記第1延長縁と対向するように延びる第2延長縁と、前記第2延長縁と連続して前記一方の側縁側かつ前記軸方向の先端側に向かって傾斜した解除傾斜縁と、を含んで構成される。
本発明の第3の実施態様における複式筆記具は、第2の実施態様に加え、前記他方の側縁には、一の摺動突起が前記係止位置、かつ他の摺動突起が前記カム溝の後端側に位置する待機位置にある場合に、前記他の摺動突起が前記軸方向の先端側に移動されたときに、前記他の摺動突起が接触する、前記一方の側縁側かつ前記軸方向の先端側に向かって傾斜した後端傾斜縁が設けられ、前記誘導縁は、その後端側が前記他方の側縁側に向かって傾斜しており、前記ノックスプリングの付勢力により前記摺動突起の前記他方の側縁側かつ前記軸方向の後端側への移動を誘導する。
図1は、本実施の形態の複式筆記具10の外観(図1(A)〜(E))を示す。また、図2は、本実施の形態の複式筆記具10を、図1(D)におけるII−II断面図で示す。
なお、図1(A)〜(C)及び図2においては、複式筆記具10を水平にした状態を示しているが、「正面」、「右側面」、「背面」、「底面」及び「平面」については、複式筆記具10を垂直にした状態での位置関係としている。この位置関係については、以下同様である。
以下、図2及び図7から図11を用いて、本実施の形態の複式筆記具10におけるノック動作を説明する。なお、図7及び図8並びに図10及び図11においては、カム溝31における摺動突起52Eの位置を、ハッチングを施した領域にて表示している。
本実施の形態では、リフィルをシャープペンシルリフィル40としたが、これに限らず、例えば、リフィルをボールペンリフィルとしてもよい。また、複数のリフィルを、例えば、シャープペンシルリフィル40とボールペンリフィルとを混合させて構成してもよい。
本実施の形態では、3本のシャープペンシルリフィル40が収納されていたが、この本数に限定されるものではなく、物理的に収容可能な本数の複数本であれば、2本又は4本以上であってもよい。
11 尾栓 11A ノックボタン係止縁
20 軸筒
21 後筒 21A 摺動溝
22 先筒 22A 先端開口
23 中筒 23A ガイド部 23B ガイド孔
23C ノックスプリング先端係止縁 23D 後方接続部
23E 前方接続部 23F 中間フランジ部 23G 支持突起
30 回転子
31 カム溝 31A 後端部 31B 中央部
31C 先端部 31D 解除部 31E 後端傾斜縁
31F 先端傾斜縁 31G 係止縁 31H 第1延長縁
31I 誘導縁 31J 第2延長縁 31K 解除傾斜縁
31M 先端幅狭部 31L 左縁 31R 右縁
32 支持孔 33 前部材 34 後部材
40 シャープペンシルリフィル
41 芯ケース 41A 内筒 41B 外筒
42 継手
43 被覆筒 43A チャックスプリング先端係止縁
44 先端部材 44A 先端段部 44B 拡径室
45 保護部材
46 芯把持機構 46A 押圧駒 46B チャックスプリング
46C チャック 46D 拡開部 46E 締め具
46F チャックスプリング後端係止縁
50 ノック棒
51 ノックボタン 51A クリップ 51B 接続突起
52 外筒押圧部 52A 摺動部 52B 圧入部
52C 連結部 52D フランジ部 52E 摺動突起
52F 翼状突起 52G 切欠部
52H ノックスプリング後端係止縁 52I 外向傾斜面
53 内筒押圧部 53A 接続部 53B 挿通部
53C 当接部 53D 隆起部 53E 肩部
53F 内向傾斜面
70 筆記芯
Claims (3)
- 軸方向の先端側を構成する先筒と、前記軸方向の後端側を構成し、前記先筒と分離可能な後筒とを備えるとともに、前記後筒に前記軸方向に沿って形成された複数本の摺動溝を有する軸筒と、
前記軸筒の内部に収容された前記複数本の摺動溝と同数のリフィルと、
複数本の前記リフィルの各々の後端に接続されるとともに前記摺動溝に沿って移動可能なノック棒と、
前記ノック棒の内側面から、前記軸筒の軸心側に突出された摺動突起と、
前記ノック棒を前記軸方向の後端側に付勢するノックスプリングと、
前記軸筒の軸心に配置されており、前記ノック棒の移動を誘導するとともに、前記ノック棒の移動に伴い周方向に回転する回転子と、
複数本の前記ノック棒の各々に対応させて前記回転子の表面に形成された溝であって、前記摺動突起が移動可能な溝幅を有するカム溝と、
が設けられ、
前記カム溝の両側縁のうちの一方の側縁には、前記カム溝の両側縁のうちの他方の側縁側かつ前記軸方向の先端側に向かって傾斜した先端傾斜縁が設けられ、
前記他方の側縁には、前記先端傾斜縁よりも前記軸方向の後端側に位置し、前記一方の側縁側に向かって延び、前記摺動突起を係止させる係止縁が設けられ、
前記カム溝には、前記摺動突起が前記係止縁に係止された係止位置から、前記一方の側縁側かつ前記先端傾斜縁よりも前記軸方向の先端側に、前記係止位置にある前記摺動突起が移動可能な解除部が設けられた複式筆記具。 - 前記解除部は、
前記先端傾斜縁と連続して前記軸方向の先端側に延びる第1延長縁と、
前記第1延長縁と連続して前記一方の側縁側に延びる誘導縁と、
前記係止縁と連続して前記第1延長縁と対向するように延びる第2延長縁と、
前記第2延長縁と連続して前記一方の側縁側かつ前記軸方向の先端側に向かって傾斜した解除傾斜縁と、
を含んで構成される請求項1に記載の複式筆記具。 - 前記他方の側縁には、一の摺動突起が前記係止位置、かつ他の摺動突起が前記カム溝の後端側に位置する待機位置にある場合に、前記他の摺動突起が前記軸方向の先端側に移動されたときに、前記他の摺動突起が接触する、前記一方の側縁側かつ前記軸方向の先端側に向かって傾斜した後端傾斜縁が設けられ、
前記誘導縁は、その後端側が前記他方の側縁側に向かって傾斜しており、前記ノックスプリングの付勢力により前記摺動突起の前記他方の側縁側かつ前記軸方向の後端側への移動を誘導する請求項2に記載の複式筆記具。
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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