JP2019197850A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】オン電圧の低減を図りつつ、スイッチング速度が低下することも抑制する。【解決手段】トレンチゲート構造20を有する半導体装置において、延設方向と交差する方向に沿って隣合うトレンチゲート構造20は、相対する所定の部分にそれぞれ他方のトレンチゲート構造20に向かって延設された複数の延設部30b、40bを有する構成とする。そして、トレンチゲート構造20の延設方向に沿って隣合う延設部30b、40bは、ベース層12に反転層が形成されるゲート電圧が印加されるゲート電極33と、ゲート電極33と電気的に分離され、ゲート電圧と異なる電圧が印加されるダミー電極43とを有するようにする。【選択図】図3

Description

本発明は、トレンチゲート型の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(以下、単にIGBTという)が形成された半導体装置およびその製造方法に関するものである。
従来より、産業用モータ等の電子機器に使用される半導体装置として、IGBTが形成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、この半導体装置では、N型のドリフト層を有する半導体基板の表層部にベース層が形成され、ベース層を貫通するように複数のトレンチが形成されている。なお、複数のトレンチは、半導体基板の面方向の一方向に沿って形成されていると共に、格子状となるように隣合うトレンチ同士が所定箇所にて連結されている。そして、各トレンチは、壁面に形成されたゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極によって埋め込まれている。これにより、トレンチゲート構造が構成されている。つまり、トレンチゲート構造は、格子状に形成されている。
また、ベース層の表層部には、トレンチと接するようにN型のエミッタ領域が形成されている。半導体基板の裏面側には、P型のコレクタ層が形成されている。そして、半導体基板の表面側にはベース層およびエミッタ領域と電気的に接続される上部電極が形成され、半導体基板の裏面側にはコレクタ層と電気的に接続される裏面電極が形成されている。
このような半導体装置では、トレンチゲート構造が格子状に形成されているため、例えば、トレンチゲート構造がストライプ状に形成されている場合と比較して、コレクタ層からドリフト層に供給されたホールをベース層に抜け難くできる。このため、上記半導体装置では、オン電圧の低減を図ることができる。
特開2016−82097号公報
しかしながら、上記半導体装置では、オン電圧の低減を図ることができるものの、隣合うトレンチを繋ぐ部分にもゲート電極が配置されており、ゲート電極のゲート容量が大きくなる。このため、上記半導体装置では、ストライプ状のトレンチゲートに比べ大きなゲート駆動電流が必要となる、もしくは同一ゲート駆動電流ではスイッチング速度が低下するという問題がある。
本発明は上記点に鑑み、オン電圧の低減を図りつつ、ゲート容量の増大を抑制できる半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1では、複数のトレンチゲート構造(20)を有する半導体装置であって、第1導電型のドリフト層(11)を有する半導体基板(10)と、ドリフト層上に形成された第2導電型のベース層(12)と、ドリフト層を挟んでベース層側と反対側に形成された第2導電型のコレクタ層(18)と、ベース層を貫通してドリフト層に達するように形成されたトレンチ(31、41)の壁面に形成されたゲート絶縁膜(32、42)と、ゲート絶縁膜上に形成された電極(33、43)と、を有する複数のトレンチゲート構造と、ベース層の表層部に形成され、トレンチと接する第1導電型のエミッタ領域(13)と、ベース層およびエミッタ領域と電気的に接続される第1電極(16)と、コレクタ層と電気的に接続される第2電極(19)と、を備えている。そして、複数のトレンチゲート構造は、半導体基板の面方向における一方向にそれぞれ延設されていると共に一方向と交差する方向に沿って配列されており、交差する方向に沿って隣合うトレンチゲート構造は、相対する所定の部分にそれぞれ他方のトレンチゲート構造に向かって延設された延設部(30b、40b)を複数有し、一方向に沿って隣合う延設部は、ベース層に反転層が形成されるゲート電圧が印加されるゲート電極(33)と、ゲート電極と電気的に分離され、ゲート電圧と異なる電圧が印加されるダミー電極(43)とを有する構成とされている。
これによれば、隣合うトレンチゲート構造は、それぞれ他方のトレンチゲート構造に向かって延設された延設部を有している。このため、ドリフト層に供給されたキャリア(例えば、ホール)がベース層に抜け難くなり、オン電圧の低減を図ることができる。
また、一方向に沿って隣合う延設部は、ゲート電極およびダミー電極を有する構成とされている。このため、ダミー電極を備えない場合と比較して、ゲート容量を低減でき、スイッチング速度が低下することを抑制することができる。
また、請求項8は、請求項1に記載の半導体装置に関する製造方法であり、半導体基板を用意することと、半導体基板に、当該半導体基板の面方向における一方向にそれぞれ延設されていると共に一方向と交差する方向に沿って配列された複数のトレンチを形成することと、複数のトレンチの壁面にそれぞれゲート絶縁膜を形成することと、ゲート絶縁膜上にそれぞれ電極を形成することと、を行い、複数のトレンチを形成することでは、交差する方向に沿って隣合うトレンチの相対する所定の部分にそれぞれ他方のトレンチに向かって突出する突出部(31a、41a)が形成されたトレンチを形成し、電極を形成することでは、一方向に沿って隣合う突出部において、ベース層に反転層が形成されるゲート電圧が印加されるゲート電極(33)と、ゲート電極と電気的に分離され、ゲート電圧と異なる電圧が印加されるダミー電極(43)とを含む電極を形成する。
これによれば、隣合うトレンチゲート構造では、それぞれ他方のトレンチゲート構造に向かって延設された延設部を有する構成とできる。また、一方向に沿って隣合う延設部では、ゲート電極およびダミー電極を有する構成とできる。このため、オン電圧を低減しつつ、ダミー電極を備えない場合と比較してゲート容量を低減した半導体装置を製造できる。
なお、上記および特許請求の範囲における括弧内の符号は、特許請求の範囲に記載された用語と後述の実施形態に記載される当該用語を例示する具体物等との対応関係を示すものである。
第1実施形態における半導体装置の断面図である。 図1とは異なる半導体装置の断面図である。 トレンチゲート構造を示す平面図である。 図2に示す半導体装置の製造工程を示す断面図である。 (a)は図4(b)に対応する平面図であり、(b)は図4(c)に対応する平面図である。 第2実施形態におけるトレンチゲート構造を示す平面図である。 図6に示す半導体装置の製造工程を示す平面図である。 第2実施形態の変形例における半導体装置の製造工程を示す平面図である。 第3実施形態におけるトレンチゲート構造を示す平面図である。 図9に示す半導体装置の製造工程を示す平面図である。 第4実施形態におけるトレンチゲート構造を示す平面図である。 第5実施形態におけるトレンチゲート構造を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態の半導体装置について、図1〜図3を参照しつつ説明する。なお、本実施形態の半導体装置は、例えば、インバータ、DC/DCコンバータ等の電源回路に使用されるパワースイッチング素子として利用されると好適である。
図1および図2に示されるように、半導体装置は、ドリフト層11を有する半導体基板10を備えており、ドリフト層11上には、P型のベース層12が形成されている。そして、半導体基板10には、図1〜図3に示されるように、複数のトレンチゲート構造20が形成されている。
ここで、本実施形態のトレンチゲート構造20の構成について、図1〜図3を参照しつつ説明する。なお、図3は平面図であるが、理解をし易くするため、後述するゲート絶縁膜32、42、電極33、43、および分離絶縁膜52にハッチングを施してある。
各トレンチゲート構造20は、ベース層12を貫通してドリフト層11に達するトレンチ31、41の壁面にゲート絶縁膜32、42が形成され、ゲート絶縁膜32、42上に電極33、43が配置されることで構成されている。なお、本実施形態では、ゲート絶縁膜32、42は、酸化膜で構成され、電極33、43は、ドープトポリシリコンで構成されている。
そして、本実施形態の各トレンチゲート構造20は、略格子状を構成するように形成されている。具体的には、トレンチゲート構造20における各トレンチ31、41は、それぞれ半導体基板10の面方向における一方向に沿って延設され、一方向と交差する方向に沿って等間隔に配列されている。以下では、一方向を延設方向ともいい、一方向と交差する方向を配列方向ともいう。なお、図1および図2中では、紙面奥行方向が延設方向となり、紙面左右方向が配列方向となる。また、図3中では、紙面左右方向が延設方向となり、紙面上下方向が配列方向となる。
そして、配列方向において隣合うトレンチ31、41は、図3に示されるように、相対する所定の部分に他方のトレンチに向かって突出する複数の突出部31a、41aが形成されている。また、隣合うトレンチ31、41における各突出部31a、41aの間には、各突出部31a、41aを繋げる連通トレンチ51が形成されている。
連通トレンチ51は、延設方向に沿った長さ(すなわち、図3中紙面左右方向の長さ)を幅とすると、幅が各トレンチ31、41における突出部31a、41aの幅より十分に狭くされており、例えば、約0.2μmとされている。そして、連通トレンチ51内は、分離絶縁膜52によって埋め込まれている。
電極33、43は、一部がベース層12に反転層を形成するためのゲート電圧が印加されるゲート電極33とされ、残りがゲート電圧と異なる電圧が印加されるダミー電極43とされている。本実施形態では、ゲート電極33およびダミー電極43は、配列方向に沿って交互に配列されている。
なお、ゲート電極33およびダミー電極43は、配列方向において隣合うトレンチ31、41の各突出部31a、41aにも配置されているが、分離絶縁膜52によって電気的に分離されている。また、本実施形態では、ゲート電極33は、図2および図3とは別断面において図示しないゲート制御回路と接続されることでゲート電圧が印加されるようになっている。ダミー電極43は、具体的には後述するが、後述の上部電極16と接続されることで上部電極16と同電位とさている。
以下では、ゲート電極33が配置されるトレンチを主トレンチ31ともいい、ゲート電極33を有するトレンチゲート構造20を主トレンチゲート構造30ともいう。また、以下では、ダミー電極43が配置されるトレンチをダミートレンチ41ともいい、ダミー電極43を有するトレンチゲート構造20をダミートレンチゲート構造40ともいう。つまり、本実施形態では、主トレンチゲート構造30およびダミートレンチゲート構造40は、配列方向に沿って交互に配列されているといえる。
また、本実施形態のトレンチゲート構造20は、上記のように構成されている。このため、各トレンチゲート構造20は、それぞれ延設方向に沿って延設された第1延設部30a、40aを有するといえる。また、各トレンチゲート構造20は、各第1延設部30a、40aにおける所定の相対する部分に他方の第1延設部30a、40aに向かって延設された複数の第2延設部30b、40bを有するといえる。そして、配列方向に沿って隣合うトレンチゲート構造20は、延設方向に沿って隣合う第2延設部30b、40bがゲート電極33およびダミー電極43を有する構成とされているといえる。また、分離絶縁膜52は連通トレンチ51に配置されているため、分離絶縁膜52における延設方向に沿った幅は、第2延設部30b、40bの延設方向に沿った幅よりも狭くされているといえる。
なお、本実施形態では、上記のように、主トレンチゲート構造30およびダミートレンチゲート構造40は、配列方向に沿って交互に配列されている。このため、1つの主トレンチゲート構造30は、2つのダミートレンチゲート構造40に挟まれており、各ダミートレンチゲート構造40に向かって突出する第2延設部30bが形成されている。但し、第1延設部30aから反対方向に突出する第2延設部30bは、第1延設部30aを挟んで対称とはなっておらず、非対称とされている。同様に、1つのダミートレンチゲート構造40は、2つの主トレンチゲート構造30に挟まれており、各主トレンチゲート構造30に向かって突出する第2延設部40bが形成されている。但し、第1延設部40aから反対方向に突出する第2延設部40bは、第1延設部40aを挟んで対称となっておらず、非対称とされている。
以上が本実施形態におけるトレンチゲート構造20の構成である。
ベース層12の表層部には、図1〜図3に示されるように、N型のエミッタ領域13と、エミッタ領域13に挟まれるP型のコンタクト領域14とが形成されている。本実施形態では、エミッタ領域13は、ドリフト層11よりも高不純物濃度で構成され、各トレンチゲート構造20における第1延設部30a、40aに接するように形成されている。一方、コンタクト領域14は、ベース層12よりも高不純物濃度で構成され、2つのエミッタ領域13に挟まれるように形成されている。なお、本実施形態では、エミッタ領域13およびコンタクト領域14は、図3に示されるように、第2延設部30b、40bとは離れた状態で形成されている。また、本実施形態のコンタクト領域14は、半導体基板10の一面10aを基準としてエミッタ領域13よりも深く形成されている。
ベース層12(すなわち、半導体基板10の一面10a)上には、図1および図2に示されるように、BPSG(Boro-phospho silicate glassの略)等で構成される層間絶縁膜15が形成されている。そして、層間絶縁膜15には、エミッタ領域13の一部およびコンタクト領域14を露出させるコンタクトホール15a、およびダミー電極43を露出させるコンタクトホール15bが形成されている。
層間絶縁膜15上には上部電極16が形成されている。この上部電極16は、コンタクトホール15aを介してエミッタ領域13およびコンタクト領域14と電気的に接続されている。また、上部電極16は、コンタクトホール15bを介してダミー電極43とも接続されている。このようにして、ダミー電極43は、エミッタ領域13と同電位とされている。すなわち、ダミー電極43は、ゲート−エミッタ間の電圧VgeがMOSゲートの閾値電圧Vthより高くならない電圧(すなわち、Vge=0)に維持されるようになっている。つまり、ダミー電極43は、ゲート電極33に印加される電圧と異なる電圧が印加されるようになっている。
ドリフト層11のうちのベース層12側と反対側(すなわち、半導体基板10の他面10b側)には、N型のフィールドストップ層(以下では、単にFS層という)17が形成されている。このFS層17は、必ずしも必要なものではないが、空乏層の広がりを防ぐことで耐圧と定常損失の性能向上を図ると共に、半導体基板10の他面10b側から注入されるホールの注入量を制御するために備えてある。
そして、FS層17を挟んでドリフト層11と反対側にP型のコレクタ層18が形成されている。コレクタ層18上(半導体基板10の他面10b)には下部電極19が形成されている。
以上が本実施形態における半導体装置の構成である。また、本実施形態では、上記のように半導体装置が構成されていることにより、半導体基板10は、コレクタ層18、FS層17、ドリフト層11、ベース層12、エミッタ領域13、およびコンタクト領域14を有する構成とされている。なお、本実施形態では、N型、N型、N型が本発明の第1導電型に相当し、P型、P型が本発明の第2導電型に相当している。次に、上記半導体装置の作動について説明する。
まず、上記半導体装置は、上部電極16に下部電極19より低い電圧が印加されると共に、ゲート電極33に所定のゲート電圧が印加されると、ベース層12のうちの主トレンチ31と接する部分にN型の反転層(すなわち、チャネル)が形成される。そして、エミッタ領域13から反転層を介して電子がドリフト層11に供給されると共に、コレクタ層18からホールがドリフト層11に供給され、伝導度変調によりドリフト層11の抵抗値が低下してオン状態となる。この際、ドリフト層11に供給されたホールは、トレンチゲート構造20が略格子状に形成されているため、ベース層12側に抜け難くなる。このため、上記半導体装置では、オン電圧の低減を図ることができる。
次に、上記半導体装置の製造方法について、図4および図5を参照しつつ説明する。なお、図4は、図2に相当する断面図である。
まず、図4(a)に示されるように、ドリフト層11上にベース層12が形成された半導体基板10を用意する。このような半導体基板10は、例えば、N型の基板を用意し、当該基板にP型の不純物をイオン注入等して熱拡散させすることでベース層12を形成することにより用意される。
次に、ベース層12の上に、シリコン酸化膜等で構成される図示しないマスクを形成し、当該マスクをパターニングする。そして、図4(b)および図5(a)に示されるように、マスクを用いて反応性イオンエッチング等の異方性エッチングを行うことにより、上記主トレンチ31、ダミートレンチ41および連通トレンチ51を一体的に形成する。なお、連通トレンチ51は、上記のように、幅が主トレンチ31およびダミートレンチ41の幅に対して十分に狭くされている。その後、必要に応じてケミカルドライエッチング等を行うことにより、各トレンチ31、41、51における壁面のダメージを除去する工程を行う。
次に、図4(c)および図5(b)に示されるように、熱酸化等を行うことにより、主トレンチ31およびダミートレンチ41にゲート絶縁膜32、42を形成すると共に、連通トレンチ51に分離絶縁膜52を形成する。この際、熱酸化は、連通トレンチ51が分離絶縁膜52にて埋め込まれるように行う。つまり、連通トレンチ51を形成する際には、分離絶縁膜52にて当該連通トレンチ51が埋め込まれるように幅が設定され、例えば、0.2μm以下とされる。
続いて、図4(d)に示されるように、ドープトポリシリコンを成膜してゲート電極33およびダミー電極43を形成する。これにより、上記主トレンチゲート構造30およびダミートレンチゲート構造40が形成される。この際、本実施形態では、各第1延設部30a、40aから反対方向に突出する各第2延設部30b、40bは、各第1延設部30a、40aを挟んで対称とはなっておらず、非対称とされている。このため、ゲート電極33およびダミー電極43内に空洞が形成されることを抑制できる。
すなわち、ドープトポリシリコンを成膜する場合、ドープトポリシリコンは、ゲート絶縁膜32、42上に順に堆積される。この場合、第1延設部30a、40aから反対方向に突出する各第2延設部30b、40bが当該第1延設部30a、40aを挟んで対称とはなっていると、第1延設部30a、40aにおける第2延設部30b、40bと連結される部分の中心は、各トレンチ31、41の壁面に形成されたゲート絶縁膜32、42との距離が長くなり過ぎることがある。このため、このような構成では、第1延設部30a、40aにおける第2延設部30b、40bと連結される部分の中心にドープトポリシリコンが成膜されず、空洞となってしまう可能性がある。これに対し、本実施形態では、各第1延設部30a、40aから反対方向に突出する第2延設部30b、40bは、第1延設部30a、40aを挟んで非対称とされているため、ゲート電極33およびダミー電極43内に空洞が形成されることを抑制できる。
その後は、特に図示しないが、所定の製造プロセスを行い、エミッタ領域13、コンタクト領域14、層間絶縁膜15、上部電極16、FS層17、コレクタ層18、下部電極19等を形成することにより、上記半導体装置が製造される。
以上説明したように、本実施形態では、トレンチゲート構造20は、略格子状に形成されている。このため、ドリフト層11に供給されたホールがベース層12に抜け難くなり、オン電圧の低減を図ることができる。また、延設方向に沿って隣合う第2延設部30b、40bは、ゲート電極33およびダミー電極43を有する構成とされている。つまり、1つの格子は、主トレンチゲート構造30およびダミートレンチゲート構造40を有する構成とされている。このため、1つの格子を主トレンチゲート構造30のみで形成する場合と比較して、ゲート容量を低減でき、スイッチング速度が低下することを抑制することができる。
また、本実施形態では、主トレンチゲート構造30およびダミートレンチゲート構造40は、それぞれ第2延設部30b、40bを有する構成とされており、用途に応じて特性を容易に変更できる。例えば、オン電圧の更なる低減を図りたい場合には、主トレンチゲート構造30における第2延設部30bの延設長さを長くすればよい。また、スイッチング速度の更なる向上を図りたい場合には、ダミートレンチゲート構造40の第2延設部40bの延設長さを長くすればよい。
さらに、本実施形態では、トレンチゲート構造20は、第1延設部30a、40aから反対方向に突出する第2延設部30b、40bが当該第1延設部30a、40aを挟んで非対称とされている。このため、ゲート電極33およびダミー電極43内に空洞が形成されることを抑制できる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対し、主トレンチゲート構造30の第2延設部30bとダミートレンチゲート構造40の第2延設部40bとの間に互いのゲート絶縁膜32、42を配置したものである。その他に関しては、第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態では、図6に示されるように、主トレンチ31の突出部31aとダミートレンチ41の突出部41aとの間には、連通トレンチ51は形成されていない。そして、ゲート電極33とダミー電極43との間に配置される分離絶縁膜52は、主トレンチ31およびダミートレンチ41に形成されるゲート絶縁膜32、42が一体化されることで構成されている。つまり、本実施形態では、主トレンチゲート構造30の第2延設部30bとダミートレンチゲート構造40の第2延設部30bとが繋がった状態とされている。
次に、上記半導体装置の製造方法について、図7を参照しつつ説明する。
本実施形態では、図7(a)に示されるように、主トレンチ31およびダミートレンチ41を形成する際、上記第1実施形態より互いの突出部31a、41aの先端の間隔が狭くなるように、主トレンチ31およびダミートレンチ41を形成する。具体的には、各突出部31a、41aの先端の間隔が約0.2μm以下となるようにする。
次に、図7(b)に示されるように、熱酸化等を行うことにより、主トレンチ31およびダミートレンチ41にゲート絶縁膜32、42を形成する。この際、熱酸化は、各突出部31a、41aにおける突出方向の先端側の壁面に形成されるゲート絶縁膜32、42同士が繋がって分離絶縁膜52が構成されるように行う。つまり、図7(a)にて主トレンチ31およびダミートレンチ41を形成する際には、各トレンチ31、41に形成されるゲート絶縁膜32、42同士が繋がるように、突出部31a、41aの間隔が設定される。
そして、図7(c)に示されるように、分離絶縁膜52によって電気的に分離されたゲート電極33およびダミー電極43を形成する。その後は、上記第1実施形態と同様に、所定の製造プロセスを行うことにより、図6に示す半導体装置が製造される。
以上説明したように、上記のような半導体装置としても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第2実施形態の変形例)
第2実施形態の変形例について説明する。上記第2実施形態に対し、分離絶縁膜52の製造方法を変更してもよい。例えば、図8(a)に示されるように、まず、突出部31aを有する主トレンチ31のみを形成する。次に、図8(b)に示されるように、熱酸化をしてゲート絶縁膜32を形成する。続いて、図8(c)に示されるように、突出部41aを有するダミートレンチ41を形成する。この際、本変形例では、突出部31aの突出方向の先端側に形成されたゲート絶縁膜32が露出するように、ダミートレンチ41を形成する。その後は、特に図示しないが、熱酸化をしてゲート絶縁膜42を形成することにより、上記図7(b)と同様に、ゲート絶縁膜32、42同士が繋がって分離絶縁膜52が構成される。このようにして分離絶縁膜52を構成するようにしてもよい。
なお、図8(c)の工程にて形成されるダミートレンチ41は、ゲート絶縁膜42を形成する際にゲート絶縁膜42がゲート絶縁膜32と繋がるのであれば、ゲート絶縁膜32と離れていてもよい。
(第3実施形態)
第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対し、分離絶縁膜52の構成を変更したものである。その他に関しては、第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態では、図9に示されるように、主トレンチ31の突出部31aおよびダミートレンチ41の突出部41aは、直接連結されている。そして、主トレンチ31に形成されたゲート電極33およびダミートレンチ41に形成されたダミー電極43の間には、分離絶縁膜52として、BPSG等で構成される絶縁膜が配置されている。
次に、本実施形態の半導体装置の製造方法について、図10を参照しつつ説明する。
本実施形態では、図10(a)に示されるように、主トレンチ31およびダミートレンチ41を形成する際、互いの突出部31a、41aがそのまま連結されるようにする。つまり、主トレンチ31およびダミートレンチ41が格子状となるように形成する。
そして、図10(b)に示されるように、ゲート絶縁膜32、42を形成する工程および電極33、43を形成する工程を順に行う。なお、図10(b)の工程が終了した後は、主トレンチ31およびダミートレンチ41に形成された電極33、43は繋がっている。
次に、図10(c)に示されるように、図示しないマスクを形成し、主トレンチ31の突出部31aとダミートレンチ41の突出部41aとの連結部分に形成された電極33、43をエッチング等により除去する。その後、電極33、43を除去した部分に、分離絶縁膜52を構成するBPSG等の絶縁膜を埋め込むことにより、ゲート電極33とダミー電極43とを電気的に絶縁する。その後は、上記第1実施形態と同様に、所定の製造プロセスを行うことにより、図9に示す半導体装置が製造される。
以上説明したように、分離絶縁膜52をゲート絶縁膜32、42と異なる絶縁膜で構成しても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
第4実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対し、ゲート電極33およびダミー電極43が配置される部分を変更したものである。その他に関しては、第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態は、図11に示されるように、隣合うトレンチゲート構造20それぞれは、ゲート電極33およびダミー電極43をそれぞれ有する構成とされており、ゲート電極33とダミー電極43との間に分離絶縁膜52が配置されている。つまり、隣合うトレンチゲート構造20は、それぞれ主トレンチゲート構造30およびダミートレンチゲート構造40を有する構成とされている。なお、分離絶縁膜52は、上記第3実施形態と同様に、BPSG等で構成されている。
そして、隣合うトレンチゲート構造20は、第2延設部30b、40bを通じて互いのゲート電極33同士が接続されていると共に、互いのダミー電極43同士が接続されている。
なお、本実施形態では、エミッタ領域13は、第2延設部30b、40bに沿って形成されている。コンタクト領域14は、第2延設部30b、40bに沿って形成されたエミッタ領域13の間に配置されている。但し、第1実施形態と同様に、エミッタ領域13およびコンタクト領域14が形成されていてもよい。
このような半導体装置は、特に図示しないが、上記図4実施形態における図10(c)の工程において、電極33、43を除去する部分、および分離絶縁膜52を埋め込む部分を変更することによって製造される。
以上説明したように、隣合うトレンチゲート構造20それぞれがゲート電極33およびダミー電極43を有する構成としても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第5実施形態)
第5実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対し、分離絶縁膜52を備えないようにしたものである。その他に関しては、第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態は、図12に示されるように、主トレンチゲート構造30の第2延設部30bとダミートレンチゲート構造40の第2延設部30bとの間には、分離絶縁膜52が形成されていない。そして、主トレンチゲート構造30における第2延設部30bとダミートレンチゲート構造40における第2延設部30bとの間には、ベース層12およびドリフト層11が位置する構成となっている。但し、本実施形態では、主トレンチゲート構造30の第2延設部30bとダミートレンチゲート構造40の第2延設部40bとの間隔は、約0.5μm以下とされている。
このように、主トレンチゲート構造30の第2延設部30bとダミートレンチゲート構造40の第2延設部40bとが繋がっていない構成としても、オン電圧の低減を図りつつ、スイッチング速度が低下することを抑制できる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、例えば、上記各実施形態では、第1導電型をN型とし、第2導電型をP型とした例について説明したが、第1導電型をP型とし、第2導電型をN型とすることもできる。
また、上記各実施形態において、例えば、ドリフト層11とベース層12との間に、ドリフト層11よりも高不純物濃度とされたN型のキャリアストッパー層を備えるようにしてもよい。これによれば、さらにドリフト層に供給されたホールがベース層12に抜け難くなるため、さらにオン電圧の低減を図ることができる。
そして、上記各実施形態において、ゲート電極33とダミー電極43との位置関係は、適宜変更可能である。例えば、上記第3実施形態および上記第4実施形態では、電極33、43を形成した後に一部の電極33、43を除去し、除去した部分に分離絶縁膜52を埋め込むため、ゲート電極33とダミー電極43との位置関係を容易に変更できる。
さらに、上記各実施形態において、ゲート電極33を形成した後、熱酸化等を行ってゲート電極33のうちの主トレンチ31から露出する部分の表面を酸化するようにしてもよい。
また、上記第1〜第3、第5実施形態では、主トレンチゲート構造30とダミートレンチゲート構造40とが配列方向に沿って交互に配置されている例について説明した。しかしながら、主トレンチゲート構造30とダミートレンチゲート構造40との配列の仕方は、適宜変更可能である。例えば、隣合うダミートレンチゲート構造40の間に、2つの主トレンチゲート構造30が配置される構成としてもよいし、3つ以上の主トレンチゲート構造30が配置される構成としてもよい。この場合は、配列方向において隣合う主トレンチゲート構造30とダミートレンチゲート構造40とに対して上記第1〜第3、第5実施形態の構成が適用されることにより、上記第1〜第3、第5実施形態と同様の効果を得ることができる。
10 半導体基板
11 ドリフト層
12 ベース層
13 エミッタ領域
16 上部電極(第1電極)
18 コレクタ層(18)
19 下部電極(第2電極)
20 トレンチゲート構造
30 主トレンチゲート構造
31 主トレンチ
32 ゲート絶縁膜
33 ゲート電極
40 ダミートレンチゲート構造
41 ダミートレンチ
42 ゲート絶縁膜
43 ダミー電極

Claims (11)

  1. 複数のトレンチゲート構造(20)を有する半導体装置であって、
    第1導電型のドリフト層(11)を有する半導体基板(10)と、
    前記ドリフト層上に形成された第2導電型のベース層(12)と、
    前記ドリフト層を挟んで前記ベース層側と反対側に形成された第2導電型のコレクタ層(18)と、
    前記ベース層を貫通して前記ドリフト層に達するように形成されたトレンチ(31、41)の壁面に形成されたゲート絶縁膜(32、42)と、前記ゲート絶縁膜上に形成された電極(33、43)と、を有する前記複数のトレンチゲート構造と、
    前記ベース層の表層部に形成され、前記トレンチと接する第1導電型のエミッタ領域(13)と、
    前記ベース層および前記エミッタ領域と電気的に接続される第1電極(16)と、
    前記コレクタ層と電気的に接続される第2電極(19)と、を備え、
    前記複数のトレンチゲート構造は、前記半導体基板の面方向における一方向にそれぞれ延設されていると共に前記一方向と交差する方向に沿って配列されており、
    前記交差する方向に沿って隣合うトレンチゲート構造は、相対する所定の部分にそれぞれ他方のトレンチゲート構造に向かって延設された延設部(30b、40b)を複数有し、
    前記一方向に沿って隣合う延設部は、前記ベース層に反転層を形成するゲート電圧が印加されるゲート電極(33)と、前記ゲート電極と電気的に分離され、前記ゲート電圧と異なる電圧が印加されるダミー電極(43)とを有する構成とされている半導体装置。
  2. 前記隣合うトレンチゲート構造は、一方のトレンチゲート構造が前記ゲート電極を有し、他方のトレンチゲート構造が前記ダミー電極を有する構成とされており、
    前記一方のトレンチゲート構造における延設部と前記他方のトレンチゲート構造における延設部との間には、分離絶縁膜(52)が配置されている請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記分離絶縁膜における前記一方向に沿った幅は、前記延設部の前記一方向に沿った幅よりも狭くされている請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記分離絶縁膜は、前記一方のトレンチゲート構造におけるゲート絶縁膜と前記他方のトレンチゲート構造におけるゲート絶縁膜とが繋がることで構成されている請求項2に記載の半導体装置。
  5. 前記分離絶縁膜は、前記ゲート絶縁膜と異なる絶縁膜にて構成されている請求項2に記載の半導体装置。
  6. 前記隣合うトレンチゲート構造は、前記ゲート電極と前記ダミー電極とをそれぞれ有する構成とされ、当該隣合うトレンチゲート構造における互いの前記延設部を通じて互いの前記ゲート電極同士が接続されていると共に互いの前記ダミー電極同士が接続されており、
    前記トレンチゲート構造における前記ゲート電極と前記ダミー電極との間には、分離絶縁膜(52)が配置されている請求項1に記載の半導体装置。
  7. 前記隣合うトレンチゲート構造における互いの前記延設部は、離れている請求項1に記載の半導体装置。
  8. 第1導電型のドリフト層(11)を有する半導体基板(10)と、
    前記ドリフト層上に形成された第2導電型のベース層(12)と、
    前記ドリフト層を挟んで前記ベース層側と反対側に形成された第2導電型のコレクタ層(18)と、
    前記ベース層を貫通して前記ドリフト層に達するように形成されたトレンチ(31、41)の壁面に形成されたゲート絶縁膜(32、42)と、前記ゲート絶縁膜上に形成された電極(33、43)と、を有する複数のトレンチゲート構造(20)と、
    前記ベース層の表層部に形成され、前記トレンチと接する第1導電型のエミッタ領域(13)と、
    前記ベース層および前記エミッタ領域と電気的に接続される第1電極(16)と、
    前記コレクタ層と電気的に接続される第2電極(19)と、を備える半導体装置の製造方法であって、
    前記半導体基板を用意することと、
    前記半導体基板に、当該半導体基板の面方向における一方向にそれぞれ延設されていると共に前記一方向と交差する方向に沿って配列された複数の前記トレンチを形成することと、
    複数の前記トレンチの壁面にそれぞれ前記ゲート絶縁膜を形成することと、
    前記ゲート絶縁膜上にそれぞれ前記電極を形成することと、を行い、
    複数の前記トレンチを形成することでは、前記交差する方向に沿って隣合う前記トレンチの相対する所定の部分にそれぞれ他方のトレンチに向かって突出する突出部(31a、41a)が形成された前記トレンチを形成し、
    前記電極を形成することでは、前記一方向に沿って隣合う突出部において、前記ベース層に反転層を形成するゲート電圧が印加されるゲート電極(33)と、前記ゲート電極と電気的に分離され、前記ゲート電圧と異なる電圧が印加されるダミー電極(43)とを含む前記電極を形成する半導体装置の製造方法。
  9. 複数の前記トレンチを形成することでは、隣合う前記トレンチの突出部の間に、隣合う前記トレンチの突出部を連結し、前記一方向に沿った幅が前記突出部の前記一方向に沿った幅よりも狭くされた連通トレンチ(51)を形成し、
    前記ゲート絶縁膜を形成することでは、熱酸化を行うことにより、前記ゲート絶縁膜と共に前記連通トレンチを埋め込む分離絶縁膜(52)を形成し、
    前記電極を形成することでは、隣合う前記トレンチの突出部における一方の突出部に前記ゲート電極を形成し、他方の突出部に前記ダミー電極を形成する請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 複数の前記トレンチを形成することでは、隣合う前記トレンチにおける互いの突出部が離れた状態とし、
    前記ゲート絶縁膜を形成することでは、熱酸化を行うことにより、前記ゲート絶縁膜と共に、隣合う前記トレンチにおける互いの突出部の突出方向先端側に形成される前記ゲート絶縁膜同士を一体化させて分離絶縁膜(52)を形成し、
    前記電極を形成することでは、隣合う前記トレンチの突出部における一方の突出部に前記ゲート電極を形成し、他方の突出部に前記ダミー電極を形成する請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 複数の前記トレンチを形成することでは、隣合う前記トレンチの突出部同士が連結するようにし、
    前記電極を形成することでは、隣合う前記トレンチの突出部を含む部分に前記電極を形成することと、前記電極の一部を除去することと、前記ゲート電極を除去した部分に分離絶縁膜(52)を形成することと、を行うことにより、前記分離絶縁膜を挟んで一方側の前記電極を前記ゲート電極とし、他方側の前記電極を前記ダミー電極とする請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
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