JP2019197208A - スパース吸音材 - Google Patents

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Abstract

【課題】防音メタマテリアル、特に、周囲流体が浸透し易い吸音メタマテリアルを提供する。【解決手段】スパース吸音材100は、概略的に0.5より小さい側方充填率を有する、離間した単位セル110の周期的配列を含む。各単位セルは、対向する方向を向くネック部分を有する接合され逆転した1対のヘルムホルツ共鳴器130A、130Bを含む。この構造は、空気などの周囲流体が吸音材を通過できるようにする。吸音材は、音波が1つの方向に吸音材に入射するとき共鳴周波数を有する音波をほとんど吸収し、かつ、音波が反対方向に吸音材に入射するとき音波をほとんど反射する。二重機能音響抑制システムは、流体の通過を可能にしかつ音を択一的に吸収又は反射するこのような吸音材を、金網など多孔性基体の中に組み込む。【選択図】図1C

Description

本開示は、概略的に防音メタマテリアル、特に、周囲流体が浸透し易い吸音メタマテリアルに関する。
本明細書における背景説明は、開示の状況を概略的に提示するためのものである。この背景技術の欄に記載されている限りにおいて、当該発明者の研究、並びに出願時に先行技術として資格を持たない説明の形態は、明示的にも暗示的にも本発明のテクノロジーに対する先行技術として認められない。
構成材料とは異なる弾性音響特性を有する防音メタマテリアルは既知である。このようなメタマテリアルは、典型的には標的波長より小さい尺度の周期的構造の配列を有する。このようなメタマテリアルは、典型的に周囲流体(例えば空気)に対して不透過性であり一方向のみに音を整調する固形面である。
したがって、単位セル間を空気が自由に流動できるようにし、2つの反対方向の入射音波を整調できるスパース(離間)単位セルを有する改良された防音材料を提供することが望ましい。
本節は、開示の概要を示すことであって、開示の完全な範囲及びその特徴の全てを包括的に開示するものではない。
様々な形態において、本教示は、吸音材を提示する。吸音材は、側方に離間した二面ヘルムホルツ共鳴器の周期的配列を含む。周期的配列は、更に、横方向の中点間距離Pだけ離間した複数の単位セルを含み、各単位セルは、最大横寸法Wを有し、PはWより大きい。各単位セルは、第1及び第2ヘルムホルツ共鳴器を含む。第1ヘルムホルツ共鳴器は、第1チャンバ体積を画定する少なくとも1つの第1境界壁を境界とする第1チャンバ部分を含む。第2ヘルムホルツ共鳴器は、第2チャンバ体積を画定する少なくとも1つの第2境界壁を境界とする第2チャンバ部分と、少なくとも1つの第2境界壁の第2面に開口部を形成し第2チャンバを周囲環境と流体連絡させる第2ネック部と、を含む。少なくとも1つの第1境界壁の第1面と少なくとも1つの第2境界壁の第2面は、単位セルの対向する側に在り、第2チャンバ体積は第1チャンバ体積より大きい。
他の形態において、本教示は、二重機能音響抑制システムを提示する。システムは、周囲媒体が浸透し易い基体を含み、基体は、その中に点在する周期的開口を有する連続的固形材料を有する。システムはまた、基体の中に組み込まれた単位セルの周期的配列を含む。周期的配列は、横方向の中点距離Pだけ離間した複数の単位セルを含み、各単位セルは、最大横寸法Wを有し、PはWより大きい。各単位セルは、第1及び第2ヘルムホルツ共鳴器を含む。第1ヘルムホルツ共鳴器は、第1チャンバ体積を画定する少なくとも1つの第1境界壁を境界とする第1チャンバ部分を含む。第2ヘルムホルツ共鳴器は、第2チャンバ体積を画定する少なくとも1つの第2境界壁を境界とする第2チャンバ部分と、少なくとも1つの第2境界壁の第2面に開口部を形成しかつ前記第2チャンバ部分を周囲環境と流体連絡させる第2ネック部と、を含む。少なくとも1つの第1境界壁の第1面と少なくとも1つの第2境界壁の第2面は、単位セルの対向する側に在り、第2チャンバ体積は第1チャンバ体積より大きい。
更に別の形態において、本教示は、音響抑制システムでコーティングされたファンを提示する。ファンは、電流に応じて空気を移動させるように構成されたファンと、ファンをコーティング又はシールドする音響抑制システムと、を含む。音響抑制システムは、上述の通りである。
開示するテクノロジーの更なる応用可能な分野及びこれを強化する様々な方法は、本明細書の説明から明らかになる。本概要の説明及び具体的実施例は例示のためのものであり、本開示の範囲を限定することを意図しない。
本教示は、発明の詳細な説明及び添付図面から更により良く理解できる。
スパース吸音材の一部分の概略的上面図である。 図1Aの吸音材の単位セルの拡大図である。 線1C−1Cに沿って見た、図1Aの吸音材の3つの単位セルの概略的側断面図である。 単位セルの一次元配列を有する、図1Aのタイプのスパース吸音材の変形の上面図である。 図1Dの一次元配列の数個の単位セルの斜視図である。 図1A及び図1Bのスパース吸音材に関して周波数の関数として音響透過率、音響反射率及び吸収率を示すグラフである。 図1A及び1Bの吸音材について共鳴周波数における音圧分布のプロットを示す。 図1Aに示すタイプのスパース吸音材を組み込む二重機能音響抑制システムの一部分の概略的上面図である。
本明細書において示す図は、特定の形態を説明するために本発明のテクノロジーの方法、アルゴリズム及び装置の概略的特徴を例示するためのものである。これらの図は、所与の形態の特徴を正確に反映しない場合があり、必ずしも本発明のテクノロジーの範囲内の具体的実施形態を規定又は限定するためのものではない。更に、特定の形態は、図の組合せからの特徴を組み込むことができる。
本教示は、スパース吸音材(sparse acoustic absorber)を提示する。開示する吸音材は、流体が通過できるようにしながら音を(方向に応じて)反射又は吸収する構造を提供する。
本発明のテクノロジーは、非対称形二方向騒音低減装置/構造を提示する。1つの方向において、構造は、音波を反射することによって騒音を低減する音響反射体である。反対方向において、構造は、騒音を低減し減衰する音響吸収体である。スパース構造なので、周囲空気などの流体は、構造を自由に通過できる。
スパース吸音材は、空気又はその他の流体を自由に通過できるようにしながら音響を減衰することにより利益を得る任意の用途において独自の応用性を有する。1つの実施例において、スパース吸音材は、ファンの周りに巻かれて又はファンの前面に配置されて、空気が通過して流れるようにしながらファンを静かにする。
図1Aは、周期的単位セル110の配列を持つ、開示されたスパース吸音材100の一部分の上面図であり、図1Bは、図1Aの視点と同じ方向から見た単体の単位セルの拡大図である。図1Cは、線1C−1Cに沿って見た、図1Aのスパース吸音材100の一部分の側断面図であり、3つの単位セル110のみを含む。特に図1Aを参照すると、単位セル110は、図1Aの実施例のように、二次元(例えば、x、y)において周期的とすることができる。図1A〜1Cの単位セル110は、図1Bに示すように側壁112、114、116及び118及び端壁120などの複数の囲繞壁を含むが、各単位セル110は、少なくとも1つの囲繞壁を含むことができる。各単位セル110は、更に、端壁120を貫通する開口を形成するネック部122を含む。
図1Aの実施例において、単位セル110の周期的配列は、x及びy次元の両方において周期性を有する。これは、二次元配列と呼ぶことができる。図示する図1Aの単位セル110は、実質的に正方形の表面形状を持つが、その代わりに非正方形の長方形、円形、三角形、楕円形又はその他の規則的形状の表面形状を持つことができる。単位セル110の周期的配列が二次元配列であるいくつかの実施形態において、二次元配列は、吸音材100の面に対して直角を成す軸線の周りで90°の回転対称形を持つことができる。
単位セル110の周期的配列の周期Pは、概略的にスパース吸音材100が吸収するように設計される音波の波長より実質的に小さい。図1Cに示すように、周期は、隣り合う単位セル間の中心間距離と同等と見なすことができる。別の実施形態では、単位セル110の周期的配列の周期は、薄型の吸音材100が吸収するように設計される音波の波長(即ち吸音材100の共鳴周波数/波長)の0.1未満又は0.01未満である。例えば、いくつかの実施形態では、薄型の吸音材100は、数ミリメートル(mm)から数10メートルの範囲の波長を持つ人間の可聴周波数の音波を吸収するように設計できる。このような実施形態において、単位セル110の周期的配列は、10又は数10μmから約1mmの範囲の周期を持つことができる。いくつかの実施形態では、薄型の吸音材100は、約100μmから約2mmの範囲内の波長を有する音波など、MHz周波数範囲の音波を吸収するように設計される。このような実施形態では、スパース吸音材100は、約1μmから約100μmまでの範囲内の周期を持つことができる。特定の実施形態では、スパース吸音材100は、その共鳴波長の約1/4から約1/2までの範囲内の周期を持つことができる。
図1D及び1Eを参照すると、単位セル110の周期的配列は、代替的に、一次元にのみ周期的とすることができる。図1Dは、x次元において周期的なこのような単位セル110の一次元周期的配列の上面図であり、図1Eは、図1Dの配列の斜視図である。図1D及び1Eの実施例に示すように、配列が一次元(例えばx次元)において周期的であるとき、各単位セル110は、典型的には、y次元において細長い。
単位セル110の周期的配列の各単位セル110は、概略的に最大横寸法、即ち幅Wを有する。図1D及び1Eに示すような一次元配列の場合、最大横寸法は、周期性の方向(即ちx次元)においてのみであり、細長い方向(即ちy次元)ではない。単位セル110の周期的配列は、更に、P/Wに等しい充填率(fill factor)によって特徴づけられる。概略的に、充填率は、0.5以下である。いくつかの実施形態において、充填率は0.25(即ち25%)以下である。周期的位相(即ち、単位セル110の周期的配列)の共鳴周波数は、実質的に単位セル110の周期的配列の充填率、即ち単位セル110の周期対幅の比率によって測定される。上述のように、単位セル110の周期的配列の周期は、所望の共鳴周波数(周期<波長)に対応する波長より小さい。同時に、多くの実施形態において、単位セル110の周期及び幅は、単位セル110の周期的配列が少なくとも0.2(即ち20%)の充填率を持つように選択される。
いくつかの実施形態において、スパース吸音材100の単位セル110は、多孔性基体に周期的に位置付けでき、周囲流体170は、この基体をほとんど制約なしで通過できる。この多孔性基体は、窓に使用されるタイプのエアスクリーン、周期的開口又は穿孔を有する材料のシートまたはその他の任意の適切な基体などのメッシュ又はスクリーンとすることができる。
特に図1Cを参照すると、スパース吸音材100の各単位セル110は、第1及び第2ヘルムホルツ共鳴器130A及び130Bを含む。第1及び第2ヘルムホルツ共鳴器130A、130Bの各々は、少なくとも1つの囲繞壁111及び少なくとも1つの仕切り壁134によって境界が定められたチャンバ132A及び132Bを含む。図1Bに示す実施例では、第1ヘルムホルツ共鳴器130Aは、側壁114A及び116A、端壁120A及び仕切り壁134、並びに図1Cにおいては見えない側壁114A及び118Aを境界とする。同様に、第2ヘルムホルツ共鳴器130Bは、側壁112B及び116B、端壁120B及び仕切り壁134並びに図1Cの図では見えない側壁114B及び118Bを境界とする。第1及び第2ヘルムホルツ共鳴器130A、130Bの各々は、端壁120A、120Bを貫通してそれによってチャンバ132A、132Bを周囲環境と流体連通させるネック部122A、122Bを含む。それによって、空気などの周囲流体170は、ネック部122A、122Bを通過してチャンバ132A、132Bを出入りできる。但し、仕切り壁134は、周囲流体170に対して非透過性なので、空気などの周囲流体170は、第1ヘルムホルツ共鳴器130Aと第2ヘルムホルツ共鳴器130Bとの間を直接通過できない。
図1A及び1Bの単位セル110は、実質的に長方形の角柱形状を形成するが、本教示の単位セル110は、少なくとも1つの仕切り壁134によって分離された第1及び第2ヘルムホルツ共鳴器130A、130Bを囲繞するのに適する円筒形、円錐形、球形、卵形又はその他の任意の形状など適切な任意の形状を含むことができることが分かるはずである。したがって、単位セル110は、必ずしも第1及び第2端壁120A、120Bを持つ必要がなく、したがって第1及び第2ネック部122A、122Bは必ずしも「端壁」を貫通する必要がない。概略的に、第1及び第2ネック部122A、122Bは、単位セル110の対向する側に位置付けられ、実質的に、単位セル110の配列の周期性を画定するx軸線又はx、y軸線に対して直角を成す軸線zに対して平行である。概略的に、チャンバ132A、132Bの最大幅は、その関連するネック部122A、122Bの最大幅より実質的に大きい。
更に、各チャンバ132A、132Bは、ネック部122A、122Bを除いてチャンバ132A、132Bの中に保持できる周囲流体170の体積に対応する体積を画定することが分かるはずである。第2チャンバ132Bの体積は、第1チャンバ132Aの体積より概ね大きい。更に、第1及び第2ネック部122A、122Bの各々は、長さを持つことが分かるはずである。概略的に、第1ネック部122Aの長さは、第2ネック部122Bの長さより大きい。したがって、第1ヘルムホルツ共鳴器130Aは、概略的に、第2ヘルムホルツ共鳴器130Bより長いネック部122Aを有し、かつより小さい(体積の)チャンバ132Aを有する。
少なくとも1つの囲繞壁111及び端壁120は、典型的に、固形音響反射材料で形成される。概略的に、少なくとも1つの囲繞壁111及び端壁120を形成する1つ又は複数の材料は、周囲流体より大きい音響インピーダンスを有する。このような材料は、ポリウレタンなどの熱可塑性樹脂、セラミック又はその他の適切な任意の材料を含むことができる。
図1Cを参照すると、音波が矢印Aで示す方向から装置に接近するとき、装置は、「吸収モード」と呼べるモードで作動する。音波が反対方向から装置に接近するとき、装置は、「反射モード」と呼べるモードで作動する。吸収モードのとき、周囲流体170は流動できるが、音は、構造体に吸収され遮断される。入射音響エネルギーは、粘性損失を介して、第1ネック部122Aの中で熱として放散される。第1ヘルムホルツ共鳴器130Aは、第2ヘルムホルツ共鳴器130Bより高い粘性損失を有する。図1に示す音の伝播方向は、音響吸収モードに関するものである。
図2Aは、本教示のスパース吸音材100に関して周波数の関数として音響透過率、音響反射率及び吸収率を示すグラフである。図2Aのシミュレート結果は、音波が図1Cに示す矢印Aの方向から接近している、充填率が25%の吸音材に関するものである。吸音材100は、この実施例では2.5KHzを中心とする共鳴周波数のときに強力な音響吸収を示し、共鳴周波数のとき透過率を非常に低くできることが分かる。更に、共鳴周波数のとき反射率が非常に小さく、共鳴周波数のとき音のほとんど全てが吸収されることが分かる。図2Bは、図2Aに示す音響特性を持つ吸音材について、共鳴周波数(2.5KHz)のときの音圧分布を示す。図2Bの概略図から分かるように、音響エネルギーは、主にヘルムホルツ共鳴器130Aのネック部122Aの周りに集中するが、第2ヘルムホルツ共鳴器130Bのネック部122Bの周りにもかなり集中する。この結果は、両方のヘルムホルツ共鳴器130A,130Bが吸収モードで作動するとき吸音材100の吸収特性に寄与することを強調する。
但し、音波が図1Cの矢印Rによって示す反対方向から吸音材100に衝突する場合、吸音材100は、変更された機能を有し、主に反射体として作動する。この場合、入射音波は、第2ヘルムホルツ共鳴器130B側に到達する。吸音材100がこのように使用されるとき、図2Aの吸収曲線と反射曲線は、実質的に入れ替わり、入射音波は、吸収モード及び反射モードについて上述したように、吸収されずにほとんど反射される。このように、吸音又は反射のどちらが望ましいかに応じて、吸音材100は、所望の成果を得るために、音源に対して2つの一般的な向きのどちらかを配置することができる。本教示の吸音材100は、したがって、「可逆的二重機能音響吸収/反射材」と呼ぶことができる。図には示さないが、両方のヘルムホルツ共鳴器130A、130Bは、反射モードで作動するとき、同様に吸音材100の反射特性に寄与する。
図3は、開示する二重機能音響抑制システム300の概略上面図である。二重機能音響抑制システム300は、空気など周囲媒体が浸透し易い基体310を含む。このような多孔性基体の例としては、上述のように、窓に使用されるタイプのエアスクリーン、周期的開口又は穿孔を有する材料のシート又はその他の任意の適切な基体などのメッシュ又はスクリーンを含むことができる。基体310は、概略的に、必ずしも必要としないが可撓性の、連続的固形材料で構成される。基体310に適する固形材料は、金属、プラスチック及びこれと同種のものを含むことができる。システムは、更に、基体310に多孔性(porosity)を与える周期的開口320を含む。
システム300は、上述したように基体310の開口320の中に配置されたスパース吸音材100の単位セル110をさらに含む。単位セル110は、第1ネック部及び第2ネック部122A、122Bが基体310の二次元面に対して実質的に直角を成すように配置することができ、図3に示すように開口縁に配置することができる。システムは、基体によって占有されるシステムの二次元面を開口によって占有される(即ち、非占有の)システムの二次元面によって割った基体充填率を画定できる。これは、逆基体多孔率と呼ぶことができる。概略的に、基体充填率は、実質的に、基体に組み込まれる吸音材100の充填率より実質的に低い。例えば、基体300に組み込まれるとき、吸音材100の充填率は、約0.1〜0.25の範囲の充填率を持つことができ、基体充填率は0.05以下とすることができる。これによって、システムは、吸音材100が組み込まれて多孔性を保つことができる。
基体310は、上述のように可撓性とすることができるが、概して実質的に平面状であり、第1及び第2の平面状の表面を有する。上述のように、単位セル110の配列は吸収モード/反射モードの二重モードを持つので、システムは、音波が一方の側の表面に入射するときは共鳴周波数又はこれに近い音波をほとんど吸収し、2つの表面の他方の側に音波が入射するときは共鳴周波数又はこれに近い音波をほとんど反射する。
1つの実施例では、二重機能音響抑制システム300は、開放窓を通過して空気が流れるようにするウィンドウスクリーンとして使用できる。このような実施形態において、スクリーンは、一方の側から窓に到達する音を吸収し、かつ反対側から窓に到達する音を反射できる。このような音響抑制システム300は、流体の流れが望ましい状況において有益性を持ち、音響吸収及び音響反射のいずれか又は両方が有用であることが分かるはずである。例えば、開示する音響抑制システム300は、空気又は流体の流れが有益でありかつ音を発する任意の装置例えばファン又はその他の機械的送風機又は空気取り入れ口を有する騒音発生機構のためのコーティング又はシールドとして有用となり得る。1つの実施例では、音響抑制システム300でシールドされるファンは、客席の空気を循環するファン、ターボチャージャー又はジェットエンジンのタービンファンなど、自動車に配備できる。
以上の説明は、当然、単に例示的なものであり、開示、その応用又は使用を制限するためのものではない。本明細書において使用される場合、「A、B及びCの少なくとも1つ」は、非排他的ロジカル「又は(or)」を使用するロジカル(A又はB又はC)を意味するものと解釈すべきである。方法の様々なステップは、本開示の原理を変更することなく様々な順番で実行できることが分かるはずである。範囲の開示は、全ての範囲及び範囲全体内の小分割範囲を含む。
見出し(「背景」及び「概要」など)及び本明細書において使用される小見出しは、本開示内の話題の全体的組織化のみを意図し、テクノロジー又はその形態の開示を限定するためのものではない。明示される特徴を有する複数の実施形態の引用は、付加的特徴を有する他の実施形態又は明示される特徴の異なる組合せを組み込む他の実施形態を排除することを意図しない。
本明細書において使用する場合、「備える(comprise)」及び「含む(include)」及びその変形は、非限定的であることを意図し、品目の列記又はリストは、本発明のテクノロジーの装置及び方法において有用である可能性のある他の同種の品目を排除しない。同様に、「できる」及び「可能である」(“can” and “may”)及びその変形は、非限定的であることを意図し、1つの実施形態が特定の要素又は特徴を含むことができると言う説明は、前記の要素又は特徴を含まない本発明のテクノロジーの他の実施形態を排除しない。
本開示の広義の教示は、様々な形式で実現できる。したがって、本開示は特定の実施例を含むが、明細書及び下記の請求項を検証すれば他の修正が当業者には明らかになるので、本開示の真の範囲は特定の実施例に限定されるべきではない。本明細書における1つの形態又は様々な形態への言及は、1つの実施形態又は特定のシステムに関連して説明する特定の特徴、構造又は特性が、少なくとも1つの実施形態又は形態に含まれることを意味する。「1つの形態において(又はその変形)」と言うフレーズは、必ずしも同じ形態又は実施形態を指さない。本明細書において論じる様々な方法のステップは、記載するのと同じ順番で実行される必要はなく、各形態又は実施形態において、各ステップが要求されるわけではない。
実施形態の以上の説明は、例示及び説明のために提示する。説明は、網羅的であること又は開示を限定することを意図しない。特定の実施形態の個々の要素又は特徴は、概略的にこの特定の実施形態に限定されず、適用可能な場合には、交換可能であり、明確に指示又は説明されない場合でも選択された実施形態において使用できる。要素又は特徴は多様に変更できる。このような変更は、本開示からの逸脱とはみなされるべきではなく、これらの全ての修正は、本開示の範囲内に含まれるものとする。

Claims (20)

  1. 横方向に離間させた二面ヘルムホルツ共鳴器の周期的配列を備える吸音材であって、
    前記周期的配列は、
    横方向の中点間距離Pだけ離間した複数の単位セルを備え、各単位セルは、最大横寸法Wを有し、PがWより大きく、
    各単位セルは、
    第1チャンバ体積を画定する少なくとも1つの第1境界壁を境界とする第1チャンバ部分と、
    前記少なくとも1つの第1境界壁の第1面に開口部を形成し、前記第1チャンバ部分を周囲環境と流体連通させる第1ネック部と、
    を有する第1ヘルムホルツ共鳴器と、
    第2チャンバ体積を画定する少なくとも1つの第2境界壁を境界とする第2チャンバ部分と、
    前記少なくとも1つの第2境界壁の第2面に開口部を形成し、前記第2チャンバ部分を前記周囲環境と流体連絡させる第2ネック部と、
    を有する第2ヘルムホルツ共鳴器と、
    を備え、
    前記少なくとも1つの第1境界壁の前記第1面と前記少なくとも1つの第2境界壁の前記第2面が前記単位セルの対向する側に在り、前記第2チャンバ体積が前記第1チャンバ体積より大きい、
    吸音材。
  2. Wが0.5P以下である、
    請求項1に記載の吸音材。
  3. Wが0.25P以下である、
    請求項1に記載のスパース吸音材。
  4. 前記第1ネック部の長さが前記第2ネック部の長さより大きい、
    請求項1に記載の吸音材。
  5. Pが前記吸音材の共鳴波長の約四分の一から二分の一までの範囲内にある、
    請求項1に記載のスパース吸音材。
  6. 各単位セルの前記周期的配列が二次元配列を備える、
    請求項1に記載のスパース吸音材。
  7. 前記二次元配列は、第1及び第2次元において、横方向の中点間距離Pだけ等しく離間した単位セルを備え、
    各単位セルは、2つの次元の各々において、等しい最大横寸法Wを有する、
    請求項6に記載のスパース吸音材。
  8. 第1方向から前記吸音材に入射する共鳴周波数の音波を吸収し、前記第1方向と実質的に反対の第2方向から前記吸音材に入射する前記共鳴周波数の音波を主に反射するように構成される、
    請求項1に記載のスパース吸音材。
  9. 周囲媒体が浸透し易い基体であって、その中に点在する周期的開口を有する連続的固形材料を備える基体と、
    前記基体の中に組み込まれた単位セルの周期的配列と、
    を備え、
    前記単位セルは、横方向の中点間距離Pだけ離間し、各単位セルは、最大横寸法Wを有し、PがWより大きく、
    各単位セルは、
    第1チャンバ体積を画定する少なくとも1つの第1境界壁を境界とする第1チャンバ部分と、
    前記少なくとも1つの第1境界壁の第1面に開口部を形成し、前記第1チャンバ部分を周囲環境と流体連通させる第1ネック部と、
    を有する第1ヘルムホルツ共鳴器と、
    第2チャンバ体積を画定する少なくとも1つの第2境界壁を境界とする第2チャンバ部分と、
    前記少なくとも1つの第2境界壁の第2面に開口部を形成し、前記第2チャンバ部分を前記周囲環境と流体連絡させる第2ネック部と、
    を有する第2ヘルムホルツ共鳴器と、
    を備え、
    前記少なくとも1つの第1境界壁の前記第1面と前記少なくとも1つの第2境界壁の前記第2面が前記単位セルの対向する側に在り、前記第2チャンバ体積が前記第1チャンバ体積より大きい、
    二重機能音響抑制システム。
  10. 前記基体は、実質的に平面であり、第1及び第2の平面状の表面を有する、
    請求項9に記載のシステム。
  11. 音波が一方の側の前記表面に入射するときは、共鳴周波数又はこれに近い音波を主に吸収し、前記音波が他方の側の前記表面に入射するときは、前記共鳴周波数又はこれに近い音波を主に反射する、
    請求項10に記載のシステム。
  12. 前記基体は、金属又はプラスチックメッシュを備える、
    請求項9に記載のシステム。
  13. Wが0.5P以下である、
    請求項9に記載のシステム。
  14. Wが0.25以下である、
    請求項9に記載のシステム。
  15. 前記第1ネック部の長さが、前記第2ネック部の長さより大きい、
    請求項9に記載のシステム。
  16. Pが、吸音材の共鳴波長の四分の一から二分の一までの範囲内にある、
    請求項9に記載のシステム。
  17. 前記基体は、前記単位セルの周期的配列の充填率より実質的に低い基体充填率であることを特徴とする、
    請求項9に記載のシステム。
  18. 音響抑制システムでコーティングされたファンであって、
    電流に応じて空気を移動させるように構成されたファンと、
    前記ファンをコーティング又はシールドする音響抑制システムと、を備え、
    前記システムは、
    周囲媒体が浸透し易い基体であって、その中に点在する周期的開口を有する連続的固形材料を有する基体と、
    前記基体の中に組み込まれた単位セルの周期的配列と、
    を備え、
    前記単位セルが、横方向の中点間距離Pによって分離され、各単位セルが、最大横寸法Wを有し、PがWより大きく、
    各単位セルは、
    第1チャンバ体積を画定する少なくとも1つの第1境界壁を境界とする第1チャンバ部分と、
    前記少なくとも1つの第1境界壁の第1面に開口部を形成し、前記第1チャンバ部分を周囲環境と流体連通させる第1ネック部と、
    を有する第1ヘルムホルツ共鳴器と、
    第2チャンバ体積を画定する少なくとも1つの第2境界壁を境界とする第2チャンバ部分と、
    前記少なくとも1つの第2境界壁の第2面に開口部を形成し、前記第2チャンバ部分を前記周囲環境と流体連絡させる第2ネック部と、
    を有する第2ヘルムホルツ共鳴器と、
    を備え、
    前記少なくとも1つの第1境界壁の前記第1面と前記少なくとも1つの第2境界壁の前記第2面が前記単位セルの対向する側に在り、前記第2チャンバ体積が前記第1チャンバ体積より大きい、
    ファン。
  19. 前記基体は、実質的に平面であり、第1及び第2の平面状の表面を有する、
    請求項18に記載のファン。
  20. 請求項18に記載のファンを備える自動車。
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