JP6940556B2 - 不可視の防音壁 - Google Patents

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Description

本開示は、概して音響メタマテリアルに関し、特に周囲の流体に対して多孔質な音響吸収メタマテリアルに関する。
本明細書において提供される背景技術の記載は概して本開示の背景を提示することを目的としている。この背景技術の欄に記載されている限り、現在名前が挙げられた発明者の研究と、出願時の従来技術として適格ではないかもしれない記載の態様とは、本技術に対する従来技術として明示的にも暗示的にも認められない。
従来の音響障壁は、不透明であり、可視光を遮断する。例えば、高速道路上のコンクリートの防音壁が広く使用されているが、車両の内部のドライバは斯かる不透明の壁を越えて美しい町を見ることができない。斯かる従来の防音壁を透明にすることは、これらの構成において透明材料のほぼ排他的な使用を必要とし、設計の可能性を大きく制限する。
音響共振器の配列で形成されたメタマテリアルを使用して入射音波を吸収することができる。斯かる材料は、概して可視光も遮断し、よって透明ではない。視覚的に透明である遮音構造体を提供してユーザがそれを通して見ることを可能とすることが望ましいであろう。
この欄は、本開示の一般的な概要を提供し、その全範囲又はその全ての特徴の包括的な開示ではない。
様々な態様において、本教示は、横方向の中点間距離Pによって離間された一次元周期配列の単位セルを有する不可視の防音壁を提供し、各単位セルは最大横寸法Wを有し、PはWよりも大きい。各単位セルは第1ヘルムホルツ共鳴器を含み、第1ヘルムホルツ共鳴器は中空の柱状構造体を有し、中空の柱状構造体は、固体の音反射材料で形成され、外形寸法と第1容積の第1内部チャンバ部分とを有する等辺平行四辺形を画定する断面形状を有する。第1ヘルムホルツ共鳴器は第1首部も含み、第1首部は、第1ヘルムホルツ共鳴器の第1の側に開口部を形成し、第1内部チャンバ部分を周囲の環境と流体連通させる。各単位セルは第2ヘルムホルツ共鳴器も含み、第2ヘルムホルツ共鳴器は中空の柱状構造体を有し、中空の柱状構造体は、固体の音反射材料で形成され、第1ヘルムホルツ共鳴器の外形寸法と等しい外形寸法と、第1容積よりも大きな容積の第2内部チャンバ部分とを有する等辺平行四辺形を画定する断面形状を有する。第2ヘルムホルツ共鳴器は第2首部も含み、第2首部は、第1ヘルムホルツ共鳴器の第1の側とは反対側にある第2ヘルムホルツ共鳴器の第2の側に開口部を形成し、第2内部チャンバ部分を周囲の環境と流体連通させる。各単位セルは、第1ヘルムホルツ共鳴器及び第2ヘルムホルツ共鳴器の外面をコーティングする光反射材料を更に含む。
他の態様において、本教示は、横方向の中点間距離Pによって離間された一次元周期配列の単位セルを備える不可視の防音壁を提供し、各単位セルは最大横寸法Wを有し、PはWよりも大きい。各単位セルは第1ヘルムホルツ共鳴器を含み、第1ヘルムホルツ共鳴器は中空の柱状構造体を有し、中空の柱状構造体は、固体の光反射材料で形成され、外形寸法と第1容積の第1内部チャンバ部分とを有する等辺平行四辺形を画定する断面形状を有する。第1ヘルムホルツ共鳴器は第1首部を更に含み、第1首部は、第1ヘルムホルツ共鳴器の第1の側に開口部を形成し、第1内部チャンバ部分を周囲の環境と流体連通させる。各単位セルは第2ヘルムホルツ共鳴器を更に含み、第2ヘルムホルツ共鳴器は中空の柱状構造体を有し、中空の柱状構造体は、固体の光反射材料で形成され、第1ヘルムホルツ共鳴器の外形寸法と等しい外形寸法と、第1容積よりも大きな容積の第2内部チャンバ部分とを有する等辺平行四辺形を画定する断面形状を有する。第2ヘルムホルツ共鳴器は第2首部を更に含み、第2首部は、第1ヘルムホルツ共鳴器の第1の側の反対側にある第2ヘルムホルツ共鳴器の第2の側に開口部を形成し、第2内部チャンバ部分を周囲の環境と流体連通させる。各単位セルは、一次元周期配列の周期性の方向に第1ヘルムホルツ共鳴器及び第2ヘルムホルツ共鳴器から横方向に離間された第1平面ミラー及び第2平面ミラーを更に含む。加えて、各単位セルは光に対して透明な固体材料を含み、光に対して透明な固体材料は、(i)第1ヘルムホルツ共鳴器及び第2ヘルムホルツ共鳴器と、(ii)第1平面鉛直ミラー及び第2平面鉛直ミラーとの間の容積を満たす。
更に他の態様において、本教示は、上述したような周期配列の単位セルを含む道沿いの(roadside)防音壁を提供する。
適用可能な更なる分野と、開示された技術を高める様々な方法とが、本明細書において提供される説明から明らかとなるだろう。この概要における説明及び特定の例は、例示の目的のみを意図しており、本開示の範囲を限定することは意図していない。
図1Aは、三つの単位セルを有する不可視の防音壁の一つの実施例の一部の概略側面図である。 図1Bは、図1Aの不可視の防音壁の斜視図である。 図1Cは、図1A及び図1Bの不可視の防音壁の単位セルの周りの模擬音場である。 図1Dは、図1A〜図1Cの不可視の防音壁について周波数の関数とした音響透過、反射及び吸収のグラフである。 図2Aは、図1Aの不可視の防音壁と同様であるが、反射外壁を欠く比較の不可視の防音壁と垂直入射光との相互作用の概略図である。 図2Bは、図1Aの不可視の防音壁と垂直入射光との相互作用の概略図である。 図2Cは、垂直入射光が、図1Aの不可視の防音壁の単位セルと相互作用するときの光線追跡のシミュレーションである。 図3Aは、三つの単位セルを有する不可視の防音壁の代替的な実施例の一部の概略側面図である。 図3Bは、図3Aの代替的な不可視の防音壁の単位セルの概略側面図である。
本教示は詳細な説明及び添付図面からより完全に理解されるようになるだろう。
本明細書において説明される図面は、所定の態様の説明の目的のために、本技術のうちの方法、アルゴリズム及び装置の一般的な特徴を例示することを意図していることに留意されたい。これら図面は、任意の所与の態様の特徴を正確に反映していない場合があり、この技術の範囲内の特定の実施形態を定義し又は限定することを必ずしも意図していない。さらに、所定の態様は図面の組合せからの特徴を包含してもよい。
本教示は不可視の防音壁(invisible sound barrier)を提供する。不可視の防音壁が開示される。開示される防音壁は、音を反射し又は吸収する構造体を提供し、目に見えない。
本技術は一次元配列の単位セルを提供し、各単位セルは、対向するヘルムホルツ共鳴器を有し且つ音波を吸収するように構成された柱状構造体を含む。各ヘルムホルツ共鳴器は、光反射材料で覆われた斜めの壁を有する。光反射体の構成は、不可視をもたらす態様で入射光を構造体を通して跳ね返させる。構造体は、音の吸収及び不可視が望ましい任意の実施例、例えばドライバが防音壁の他方の側の空間を見ることを可能とする道路沿いの防音壁に有用である。
図1A及び図1Bは、それぞれ、本教示による不可視の防音壁100の一つの実施例の側面図及び斜視図を示す。図1A及び図1Bの不可視の防音壁は一次元配列の単位セル110を含む。各単位セル110は第1ヘルムホルツ共鳴器120及び第2ヘルムホルツ共鳴器130を含む。各ヘルムホルツ共鳴器120、130は、図1A及び図1Bのz軸に沿って見たときに中空のダイヤモンド形状を形成する四つの側壁(図1A及び図1Bにおいて個々に符号が付与されていない)を有する。多くの実施例において、各ヘルムホルツ共鳴器120、130は、xy平面において、内部チャンバを有する等辺平行四辺形を画定する断面形状を有する。単位セル110の各ヘルムホルツ共鳴器120、130は、ヘルムホルツ共鳴器120、130の内部を周囲の流体112(例えば空気)と流体連通させる首部122、132を有する。図1Aに示されるように、第1ヘルムホルツ共鳴器120は第1の厚さの側壁を有し、第2ヘルムホルツ共鳴器は第1の厚さよりも薄い第2の厚さの側壁を有する。第1の厚さ及び第2の厚さは必ずしも均一である必要はないが(すなわち、いずれか又は両方が側壁の種々の点において任意に変化しうる)、第1の厚さは概して第2の厚さよりも厚いことが理解されるべきである。第1ヘルムホルツ共鳴器及び第2ヘルムホルツ共鳴器は概して同一の外形寸法を有し、この結果、第2ヘルムホルツ共鳴器130に対して第1ヘルムホルツ共鳴器120のより厚い壁厚によって第1ヘルムホルツ共鳴器120はより小さい容積の内部キャビティを有する。第1首部122及び第2首部132が概して第1ヘルムホルツ共鳴器120及び第2ヘルムホルツ共鳴器130の反対側に位置することが更に理解されるだろう。
図1A及び図1Bを続けて参照すると、第1ヘルムホルツ共鳴器及び第2ヘルムホルツ共鳴器のいずれかの断面によって画定された等辺平行四辺形が、概して、単位セル110の周期性の方向に垂直である長手方向軸線と、単位セルの周期性の方向に平行である横方向軸線とを有する。長手方向軸線は平行四辺形の二つの長手方向の頂点を通り、横方向軸線は平行四辺形の二つの横方向の頂点を通る。いくつかの実施例では、平行四辺形の二つの長手方向の頂点は角度θを有することができ、二つの横方向の頂点は角度(180°−θ)、例えば角度2θを有することができる。
単位セル110の一次元配列の周期Pは、概して、不可視の防音壁100が吸収するように設計される音波の波長よりも実質的に短い。図1Aに示されるように、周期は、近接する単位セル間の中心間距離に等しいと見なされることができる。種々の実施例において、単位セル110の周期配列の周期は、不可視の防音壁100が吸収するように設計される音波の波長、すなわち不可視の防音壁100の共鳴周波数/共鳴波長の0.1未満又は0.01未満である。例えば、いくつかの実施例において、不可視の防音壁100は、数十ミリメートル(mm)から数十メートルまでの範囲内の波長を有する人間の可聴周波数の音波を吸収するように設計されうる。斯かる実施例では、単位セル110の周期配列は約10μm又は数十μmから約1mmまでの範囲内の周期を有することができる。いくつかの実施例では、不可視の防音壁100は、約100μmから約2mmまでの範囲内の波長を有する音波のようなMHzの周波数範囲の音波を吸収するように設計される。斯かる実施例では、不可視の防音壁100は約1μmから約100μmまでの範囲内の周期を有することができる。所定の実施例では、不可視の防音壁100はその共鳴波長の約1/4から約その共鳴波長までの範囲内(すなわち約0.25λから約λまでの周期の範囲内、ここでλは不可視の防音壁100の共鳴波長である)の周期を有することができる。
第1ヘルムホルツ共鳴器120及び第2ヘルムホルツ共鳴器130の各々は、その外面が光反射材料で覆われており、光反射材料は、反射外壁124、125、126、127、134、135、136、137を形成する。反射外壁124、125、126、127、134、135、136、137は、概して、外側から第1ヘルムホルツ共鳴器120又は第2ヘルムホルツ共鳴器130のいずれかに入射した可視光に対して少なくとも0.9の反射率を有する。言い換えれば、反射側壁124、125、126、127、134、135、136、137は、一つの方向のみにおいて、すなわちそれぞれの共鳴器の外側からの方向において反射性を有する必要がある。
概して、各反射外壁124、125、126、127、134、135、136、137は、xy次元内で同一の長さ(lM)を有し、ここで、lMは式1によって定義される。
Figure 0006940556
ここで、hは各単位セル110のy次元の長さであり、θMは、y軸に対する反射外壁の傾斜角度であり、所与のh及びPについて式2に従って算出される。
Figure 0006940556
周期配列の単位セル110の各単位セル110は概して最大横寸法又は幅Wを有する。不可視の防音壁の一次元配列において、最大横寸法が周期の方向(例えばx次元)においてのみであり、引き伸ばされる方向(elongated direction)(例えばz次元)ではないことが理解されるだろう。単位セル110の周期配列は、W/Pに等しいフィルファクタ(fill factor)によって更に特徴付けられる。概して、フィルファクタは0.5以下である。いくつかの実施例では、フィルファクタは0.25(すなわち25%)以下である。周期相の共鳴周波数、すなわち周期配列の単位セル110の共鳴周波数が、単位セル110の周期配列のフィルファクタ、すなわち単位セル110の周期に対する幅の比率によって実質的に決定されることが理解されるだろう。上述したように、単位セル110の周期配列の周期は、所望の共鳴周波数に対応する波長よりも小さい(周期<波長)。同時に、多くの実施例において、単位セル110の周期及び幅は、単位セル110の周期配列が少なくとも0.2(すなわち20%)のフィルファクタを有するように選択される。
第1ヘルムホルツ共鳴器及び第2ヘルムホルツ共鳴器の各々の内部チャンバが、チャンバ内に保持されることができる周囲の流体112の容積に対応する容積を画定することが更に理解されるだろう。概して、第1ヘルムホルツ共鳴器120の内部チャンバの容積は第2ヘルムホルツ共鳴器130の内部チャンバの容積よりも小さい。第1首部122及び第2首部132の各々が長さを有することが更に理解されるだろう。概して、第1首部122の長さは第2首部132の長さよりも長い。このため、第1ヘルムホルツ共鳴器120は、概して、第2ヘルムホルツ共鳴器130よりも長い首部と、第2ヘルムホルツ共鳴器130よりも小さい(容積が小さい)内部チャンバとを有する。
第1ヘルムホルツ共鳴器120及び第2ヘルムホルツ共鳴器130は、反射外壁124、125、126、127、134、135、136、137を除いて、典型的には固体の(solid)音反射材料で形成される。概して、第1ヘルムホルツ共鳴器120及び第2ヘルムホルツ共鳴器130を形成する材料又は複数の材料は、周囲の流体112の音響インピーダンスよりも大きい音響インピーダンスを有する。斯かる材料は、熱可塑性樹脂、例えば、ポリウレタン、セラミック又はその他の適切な材料を含むことができる。一対の共鳴器は、首部の長さ(L)、首部の面積(S)及びキャビティの容積(V)を用いて、f〜(S*L-1*V-11/2によって決定される同一の共鳴周波数を有する。音は、(共鳴の周りの結合に近い)構造体の吸収によって遮断される。第1共鳴器は、第2共鳴器と比較して、より長い首部及びより小さいキャビティを有する。入射音響エネルギーは粘性損失を介して首部において熱に放散される。第1共鳴器はその長い首部(損失がLに比例)によって第2共鳴器よりも大きい粘性損失を有する。さらに、構造体の外部側壁が複数のミラーでコーティングされ、このことは構造体全体を不可視にする。第1共鳴器が第2共鳴器と同一の共鳴周波数を有すること、すなわちS1/(L11)=S2/(L22)が理解されるだろう。L1>L2及びS1〜S2について、容積はV1<V2=S211/(S12)〜V11/L2であるべきである。
図1Cは、第1ヘルムホルツ共鳴器120に最初に到達するように伝播する入射音波によって衝突されたときの不可視の防音壁100の単位セル110についての模擬音響場を示す。その結果は、音響エネルギーが首部122、132の周りに集中していることを示す。図1Dは、透過、反射及び吸収を用いて、図1A及び図1Bの不可視の防音壁の音響性能を示す。構造体が共鳴周波数(この場合、約2500Hz)において高い吸収を示すことを観察することができる。上記の通り、第1ヘルムホルツ共鳴器120及び第2ヘルムホルツ共鳴器130の寸法を変化させることによって共鳴周波数を変更することができる。
図1Cは、図面の上部から近付く音波を用いて、25%のフィルファクタを有する図1A及び図1Bの不可視の防音壁についての共鳴周波数(2.5kHz)における音響圧力分布を示す。図1Dは、同一の不可視の防音壁100についての周波数の関数とした音響透過、反射及び吸収のグラフである。不可視の防音壁100が、この例では2.5kHzに中心を有する共鳴周波数において強い音響吸収を示し、共鳴周波数において非常に低い透過を可能とすることが観察されるだろう。共鳴周波数において反射が非常に低く、ほぼ全ての音が共鳴周波数において吸収されることが更に観察されるだろう。図1Cの概略画像から分かるように、音響エネルギーは、主に第1ヘルムホルツ共鳴器120の首部の周りに集中しているが、第2ヘルムホルツ共鳴器130の首部132の周りにもかなり集中している。この結果は、両方のヘルムホルツ共鳴器120、130が吸収モードで動作するときに不可視の防音壁100の音響性能に与える貢献を強調する。
図2Aは、図1Aの不可視の防音壁100に等しいが、反射外壁124、125、126、127、134、135、136、137を欠く比較の可視の防音壁200を示す。比較の可視の防音壁の単位セル210に当たる垂直入射光が可視の単位セル210によって遮断され(例えば反射され又は吸収され)、このことによって、可視の単位セル210が視覚的に観察可能となる。光の斯かる遮断が、バツ印が付された鉛直の矢印によって示された関連する光ビームによって図2Aに示され、バツ印は、光ビームが可視の防音壁200を通過しないことを示す。図2Bは不可視の防音壁100の等価図を示す。図2Bに示されるように、垂直入射光は、不可視の防音壁100が存在しない場合と全く同じように光の透過側(すなわち図2Bの図では下側)から出るように反射側壁間で反射される。このため、図2Bに従うように不可視の防音壁100を垂直角度から見るとき、単位セル110を見ることができないように光が単位セル110の周りに反射されるので、不可視の防音壁100は観察者には見えない。異なる角度で不可視の防音壁100を見るときには不可視の防音壁100が部分的に見えてもよいことが理解されるだろう。図2Cは、近接する二つの単位セル110を有する不可視の防音壁100の一部における光線追跡のシミュレーションを示し、防音壁100の不可視をもたらす一連の反射についての追加の詳細を提供する。
図3Aは、一次元配列の単位セル310も有する、本開示の不可視の防音壁300の代替的な実施例を示す。図3Bは、図3Aの不可視の防音壁300の単一の単位セル310を示す。図3A及び図3Bの不可視の防音壁300は、図1Aの防音壁100の外側反射壁124、125、126、127、134、135、136、137に等しい八つの反射壁を含み、このことによって図1A及び図1Bの場合のようにxy平面においてダイヤモンド形状の断面を有し且つz方向において引き伸ばされる第1ヘルムホルツ共鳴器330及び第2ヘルムホルツ共鳴器340を形成する。多くの実施例において、第1ヘルムホルツ共鳴器330及び第2ヘルムホルツ共鳴器340の各々が、内部キャビティを有する等辺平行四辺形を画定するxy平面の断面形状を有する。図3A及び図3Bのヘルムホルツ共鳴器330、340は、上記のように首部332、342を有するが、内部にいかなる固体材料も有さない。代わりに、共鳴器の内部と流体連通する周囲の流体(例えば空気)は反射壁の内面と直接接触している。
対向するヘルムホルツ共鳴器330、340の各対が鉛直ミラー350に近接し且つ鉛直ミラー350から離間される。鉛直ミラー350は、y次元及びz次元において一対のヘルムホルツ共鳴器330、340と同様の長さを有し、図2B及び図2Cに関して上述された態様と同様の態様で、一対のヘルムホルツ共鳴器330、340の周りに光を反射することを助けるように機能する。ガラス又は透明プラスチックのような透明固体320が、各対のヘルムホルツ共鳴器330、340と、近接する鉛直ミラー350との間の空間を満たす。
各反射壁の長さが上の式1に従って算出され、ここで、値hは、上の式2の修正バージョンである式3に従って算出される。
Figure 0006940556
ここで、wは単位セル310の幅である。
例示的な防音壁100、300を含む本教示の任意の不可視の防音壁で道沿いの防音壁を形成できることが理解されるだろう。斯かる実施例では、道路の脇に状の単位セル110又は310を配置し、通過車両によって発せられる音を吸収することができる。斯かる道路沿いの防音壁は、通り過ぎるドライバには見えず、この結果、ドライバは視覚的な障害無しに道路に隣接する景色を見ることができる。
前述の説明は、本質的に単なる例示であり、本開示、本開示の用途、又は本開示の使用を限定することを決して意図するものではない。本明細書において使用されるとき、A、B及びCの少なくとも一つとの語句は、排他的論理「又は」を使用して、論理(A又はB又はC)を意味すると解釈されるべきである。方法における様々なステップは、本開示の原理を変更することなく、異なる順序で実行されてもよいことを理解されたい。範囲の開示は、全ての範囲と、全範囲内の更に分割された範囲との開示を含む。
本明細書において使用される見出し(例えば「背景技術」及び「概要」)及び小見出しは、本開示内のトピックの一般的な編成のみを意図しており、本技術の開示又は本技術の任意の態様を制限することを意図していない。述べられた特徴を有する複数の実施形態の列挙は、追加の特徴を有する他の実施形態、又は述べられた特徴の異なる組合せを包含する他の実施形態を排除することを意図していない。
本明細書において使用されるとき、用語「備える(comprise)」及び「含む(include)」及びこれらの変形は、連続的な品目の列挙又はリストが、本技術の装置及び方法においても有用でありうる他の同様の品目を排除しないように、非限定的であることを意図している。同様に、用語「することができる(can)」及び「してもよい(may)」並びにこれらの変形は、実施形態が所定の要素又は特徴を備えることができ又は備えてもよいという記載が、これら要素又は特徴を含まない本技術の他の実施形態を排除しないように、非限定的であることを意図している。
本開示の広範な教示は様々な形態で実施されることができる。このため、本開示が特定の例を含むが、本明細書及び以下の特許請求の範囲を検討すれば、他の変形が当業者に明らかとなるので、本開示の真の範囲はそのように限定されるべきではない。本明細書における一つの態様又は様々な態様への言及は、実施形態又は特定のシステムに関連して記載された特定の特徴、構造又は特性が少なくとも一つの実施形態又は態様に含まれることを意味する。「一つの態様における」との語句(又はこの変形)の使用は、必ずしも同一の態様又は実施形態について言及しているわけではない。本明細書において論じられた様々な方法のステップは、示されているのと同一の順序で実行される必要はなく、各方法のステップは各態様又は各実施形態において必要とされないことも理解されたい。
実施形態の前述の説明は例示及び説明の目的で提供されてきた。それは網羅的であること又は本開示を限定することを意図していない。特定の実施形態の個々の要素又は特徴は、概してその特定の実施形態に限定されないが、適用可能であれば交換可能であり、具体的に示され又は説明されていない場合でさえ、選択された実施形態において使用されることができる。同一のことが多くの方法において変更されてもよい。斯かる変形は本開示からの逸脱とみなされるべきではなく、斯かる全ての修正は本開示の範囲内に含まれることが意図されている。

Claims (17)

  1. 横方向の中点間距離Pによって離間された一次元周期配列の単位セルを備える、不可視の防音壁であって、
    各単位セルが最大横寸法Wを有し、PがWよりも大きく、
    各単位セルが、第1ヘルムホルツ共鳴器と、第2ヘルムホルツ共鳴器と、該第1ヘルムホルツ共鳴器及び該第2ヘルムホルツ共鳴器の外面をコーティングする光反射材料とを備え、
    前記第1ヘルムホルツ共鳴器が、
    固体の音反射材料で形成された中空の柱状構造体であって、外形寸法と第1容積の第1内部チャンバ部分とを有する等辺平行四辺形を画定する断面形状を有する中空の柱状構造体と、
    前記第1ヘルムホルツ共鳴器の第1の側に開口部を形成し且つ前記第1内部チャンバ部分を周囲の環境と流体連通させる第1首部と
    を有し、
    前記第2ヘルムホルツ共鳴器が、
    固体の音反射材料で形成された中空の柱状構造体であって、前記第1ヘルムホルツ共鳴器の外形寸法と等しい外形寸法と、前記第1容積よりも大きな容積の第2内部チャンバ部分とを有する等辺平行四辺形を画定する断面形状を有する中空の柱状構造体と、
    前記第1ヘルムホルツ共鳴器の第1の側と反対側にある前記第2ヘルムホルツ共鳴器の第2の側に開口部を形成し且つ前記第2内部チャンバ部分を前記周囲の環境と流体連通させる第2首部と
    を有する、不可視の防音壁。
  2. 前記第1ヘルムホルツ共鳴器及び前記第2ヘルムホルツ共鳴器の各々が、
    角度θ有する二つの長手方向の頂点であって、前記一次元周期配列の周期性の方向に垂直な長手方向軸線に沿って配置された二つの長手方向の頂点と、
    角度2θを有する二つの横方向の頂点であって、前記一次元周期配列の周期性の方向に垂直な横方向軸線に沿って配置された二つの横方向の頂点と
    を備える、請求項1に記載の不可視の防音壁。
  3. Wが0.5P未満であり又は0.5Pに等しい、請求項1に記載の不可視の防音壁。
  4. Wが0.25P未満であり又は0.25Pに等しい、請求項1に記載の不可視の防音壁。
  5. 前記第1首部の長さが前記第2首部の長さよりも長い、請求項1に記載の不可視の防音壁。
  6. Pが当該防音壁の共鳴波長の約1/4から当該防音壁の約共鳴波長までの範囲内である、請求項1に記載の不可視の防音壁。
  7. 横方向の中点間距離Pによって離間された一次元周期配列の単位セルを備える、不可視の防音壁であって、
    各単位セルが最大横寸法Wを有し、PがWよりも大きく又はWに等しく、
    各単位セルが、
    第1ヘルムホルツ共鳴器と、
    第2ヘルムホルツ共鳴器と、
    前記一次元周期配列の周期性の方向に前記第1ヘルムホルツ共鳴器及び前記第2ヘルムホルツ共鳴器から横方向に離間された第1平面ミラー及び第2平面ミラーと、
    光に対して透明な固体材料であって、前記第1ヘルムホルツ共鳴器及び前記第2ヘルムホルツ共鳴器と前記第1平面ミラー及び前記第2平面ミラーとの間の容積を満たす固体材料と
    を備え、
    前記第1ヘルムホルツ共鳴器が、
    固体の光反射材料で形成された中空の柱状構造体であって、外形寸法と第1容積の第1内部チャンバ部分とを有する等辺平行四辺形を画定する断面形状を有する中空の柱状構造体と、
    前記第1ヘルムホルツ共鳴器の第1の側に開口部を形成し且つ前記第1内部チャンバ部分を周囲の環境と流体連通させる第1首部と
    を有し、
    前記第2ヘルムホルツ共鳴器が、
    固体の光反射材料で形成された中空の柱状構造体であって、前記第1ヘルムホルツ共鳴器の外形寸法と等しい外形寸法と、第2内部チャンバ部分とを有する等辺平行四辺形を画定する断面形状を有する中空の柱状構造体と、
    前記第1ヘルムホルツ共鳴器の第1の側と反対側にある前記第2ヘルムホルツ共鳴器の第2の側に開口部を形成し且つ前記第2内部チャンバ部分を前記周囲の環境と流体連通させる第2首部と
    を有する、不可視の防音壁。
  8. 前記第1ヘルムホルツ共鳴器及び前記第2ヘルムホルツ共鳴器の各々が、
    角度θ有する二つの長手方向の頂点であって、前記一次元周期配列の周期性の方向に垂直な長手方向軸線に沿って配置された二つの長手方向の頂点と、
    角度(180°−θ)を有する二つの横方向の頂点であって、前記一次元周期配列の周期性の方向に垂直な横方向軸線に沿って配置された二つの横方向の頂点と
    を備える、請求項7に記載の不可視の防音壁。
  9. 前記第1平面ミラー及び前記第2平面ミラーの各々が前記一次元周期配列の周期性の方向に垂直である、請求項8に記載の不可視の防音壁。
  10. 光に対して透明な前記固体材料がガラスを含む、請求項7に記載の不可視の防音壁。
  11. 光に対して透明な前記固体材料が透明なプラスチックを含む、請求項8に記載の不可視の防音壁。
  12. Wが0.5P未満であり又は0.5Pに等しい、請求項7に記載の不可視の防音壁。
  13. Wが0.25P未満であり又は0.25Pに等しい、請求項7に記載の不可視の防音壁。
  14. 前記第1首部の長さが前記第2首部の長さよりも長い、請求項7に記載の不可視の防音壁。
  15. Pが当該防音壁の共鳴波長の約1/4から当該防音壁の約共鳴波長までの範囲内である、請求項7に記載の不可視の防音壁。
  16. 横方向の中点間距離Pによって離間された一次元周期配列の単位セルを備える、道路沿いの防音壁であって、
    各単位セルが最大横寸法Wを有し、PがWよりも大きく、
    各単位セルが、第1ヘルムホルツ共鳴器と、第2ヘルムホルツ共鳴器と、該第1ヘルムホルツ共鳴器及び該第2ヘルムホルツ共鳴器の外面をコーティングする光反射材料とを備え、
    前記第1ヘルムホルツ共鳴器が、
    固体の音反射材料で形成された中空の柱状構造体であって、外形寸法と第1容積の第1内部チャンバ部分とを有する等辺平行四辺形を画定する断面形状を有する中空の柱状構造体と、
    前記第1ヘルムホルツ共鳴器の第1の側に開口部を形成し且つ前記第1内部チャンバ部分を周囲の環境と流体連通させる第1首部と
    を有し、
    前記第2ヘルムホルツ共鳴器が、
    固体の音反射材料で形成された中空の柱状構造体であって、前記第1ヘルムホルツ共鳴器の外形寸法と等しい外形寸法と、前記第1容積よりも大きな容積の第2内部チャンバ部分とを有する等辺平行四辺形を画定する断面形状を有する中空の柱状構造体と、
    前記第1ヘルムホルツ共鳴器の第1の側と反対側にある前記第2ヘルムホルツ共鳴器の第2の側に開口部を形成し且つ前記第2内部チャンバ部分を前記周囲の環境と流体連通させる第2首部と
    を有する、道路沿いの防音壁。
  17. 前記第1ヘルムホルツ共鳴器及び前記第2ヘルムホルツ共鳴器の各々が、
    角度θ有する二つの長手方向の頂点であって、前記一次元周期配列の周期性の方向に垂直な長手方向軸線に沿って配置された二つの長手方向の頂点と、
    角度(180°−θ)を有する二つの横方向の頂点であって、前記一次元周期配列の周期性の方向に垂直な横方向軸線に沿って配置された二つの横方向の頂点と
    を備える、請求項16に記載の道路沿いの防音壁。
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