JP2019196734A - ウォータジャケット構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】爆発荷重に対する気筒間の剛性を確保しつつ、シリンダヘッドにおける冷却水の圧損を抑制することを課題とする。【解決手段】ウォータジャケット構造は、シリンダブロックの上部に設置されたシリンダヘッドの内部に設けられた下段ウォータジャケットと、前記下段ウォータジャケットと連通し、前記下段ウォータジャケットよりも前記シリンダブロックから離れた側に設けられた上段ウォータジャケットと、を備え、前記下段ウォータジャケットは、各気筒間に前記上段ウォータジャケットと連通する連通流路と、補強柱が設置される補強柱形成部と、を有し、前記各気筒間において、前記補強柱形成部は、前記連通流路よりも気筒配列方向に沿う冷却水の流れ方向下流側に位置している。【選択図】図2

Description

本発明は、ウォータジャケット構造に関する。
従来、シリンダブロックの冷却水流路から冷却水が流入する下段ウォータジャケットと、下段ウォータジャケットから冷却水が流入する上段ウォータジャケットと、を有する二段流路を備えるシリンダヘッドが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−193971号公報
ところで、シリンダヘッド内に形成されたウォータジャケットを設ける場合、爆発荷重に対する剛性の確保と、冷却水の流れに伴う圧損を抑制することが求められる。特許文献1は、これらの点で、改良の余地があった。
そこで、本明細書開示のウォータジャケット構造は、爆発荷重に対する気筒間の剛性を確保しつつ、シリンダヘッドにおける冷却水の圧損を抑制することを課題とする。
本明細書に開示されたウォータジャケット構造は、シリンダブロックの上部に設置されたシリンダヘッドの内部に設けられた下段ウォータジャケットと、前記下段ウォータジャケットと連通し、前記下段ウォータジャケットよりも前記シリンダブロックから離れた側に設けられた上段ウォータジャケットと、を備え、前記下段ウォータジャケットは、各気筒間に前記上段ウォータジャケットと連通する連通流路と、補強柱が設置される補強柱形成部と、を有し、前記各気筒間において、前記補強柱形成部は、前記連通流路よりも気筒配列方向に沿う冷却水の流れ方向下流側に位置している。
前記下段ウォータジャケットは、前記補強柱形成部の近傍に、前記冷却水の通水を妨げる縮径部を備えるようにしてもよい。また、前記補強柱形成部は、吸気ポート形成部を形成する肉部と繋がっている構成とすることもできる。また、前記補強柱形成部は、前記各気筒間において、前記連通流路と対向する側に前記連通流路と離れる側に向かって凹んだ形状の第1の湾曲面を備えた構成とすることができる。さらに、前記補強柱形成部は、前記各気筒間において、前記連通流路と対向する側の面の裏面側に、前記連通流路と離れる側に向かって膨らんだ形状の第2の湾曲面を備えるようにしてもよい。
前記補強柱形成部は、前記各気筒間において、前記シリンダブロックに形成されたウォータジャケットと連通する開口部に近い側の端部を前記連通流路側に向けて傾斜させて配置してもよい。また、前記補強柱形成部は、その一部が気筒間中心にかかるように設けることができる。
本明細書開示のウォータジャケット構造によれば、爆発荷重に対する気筒間の剛性を確保しつつ、シリンダヘッドにおける冷却水の圧損を抑制することができる。
図1は実施形態のウォータジャケット構造が組み込まれたエンジンの冷却水流路の構成を模式的に示す説明図である。 図2は実施形態のウォータジャケット構造が備える下段ウォータジャケットを示す説明図である。 図3は実施形態のウォータジャケット構造が備える上段ウォータジャケットを示す説明図である。 図4は第1縮径部の周囲を拡大して示す説明図である。 図5は補強柱形成部を示す説明図である。 図6は第1気筒領域♯1における冷却水の流れを示す説明図である。 図7は第2気筒領域♯2における冷却水の流れを示す説明図である。 図8は第3気筒領域♯3における冷却水の流れを示す説明図である。 図9は他の実施形態における補強柱形成部の周囲を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては細部が省略されて描かれている場合もある。
先ず、図1〜図3を参照して、実施形態のウォータジャケット構造100が組み込まれたエンジン2の冷却水流路の構成を説明する。
本実施形態のウォータジャケット構造100が組み込まれたエンジン2は、直列3気筒ガソリンエンジンであるが、複数の気筒がクランク軸方向に並べられたエンジン、すなわち、気筒間領域が形成されるものであれば、その気筒数は、3気筒に限定されるものではない。また、いわゆるV型エンジンや、水平対向エンジンであってもクランクシャフトの軸方向に沿って複数の気筒が配置され、気筒間領域が形成されるエンジンには、本実施形態と同様にウォータジャケット構造100を組み込むことができる。本実施形態のエンジン2は、後に詳述するように、吸気弁を2本、排気弁を2本装備した4バルブエンジンであるが、吸気弁、排気弁の数は、これに限定されない。なお、以下の説明では、図2や図3に示すように、エンジン2の前側及び後側、冷却水の流通方向の上流側及び下流側を設定し、また、吸気(IN)側及び排気(EX)側を設定して説明する。また、図2及び図3において、肉部はハッチングを付して示されている。
図1を参照すると、エンジン2は、シリンダブロック4と、シリンダブロック4の上部に設けられたシリンダヘッド6と、を備えている。シリンダブロック4とシリンダヘッド6は、いずれも、従来公知のアルミ材で形成されている。シリンダブロック4は、ピストンが挿入されるシリンダ壁と、シリンダ壁を囲む外壁とを備えており、これらの壁の間に形成される空間がシリンダブロック4の流路であるブロックウォータジャケット(以下「ブロックW/J」ともいう。)8に相当する。
シリンダヘッド6の内部には、上下二段に分離した状態で設けられた下段ウォータジャケット(以下「下段W/J」ともいう。)10と、上段ウォータジャケット(以下「上段W/J」ともいう。)12が設けられている。すなわち、シリンダヘッド6には、二段構造のウォータジャケットが設けられている。
下段ウォータジャケット10は、シリンダブロック4とシリンダヘッド6の間に挿入されているガスケット14の所定位置に設けられた開口部14aを介してブロックW/J8と連通している。上段W/J12は、連通流路16を介して下段W/J10と連通している。開口部14aと、連通流路16の配置については、後に詳述する。
エンジン2は、ウォータポンプ(W/P)9を備える。本実施形態のエンジン2では、W/P9は、エンジン2のフロント側かつ吸気側に配置されている。W/P9が駆動されると、ブロックW/J8に冷却水が送られる。ブロックW/J8に流入した冷却水は、ここから下段W/J10およびオイルクーラーに送られる。また、下段W/J10に流入した冷却水は、連通流路16を通じて上段W/J12へ流れ、さらに、下段W/J10の後端に設けられた排出口20を通じてEGRクーラーに送られる。また、上段W/J12に流入した冷却水は、上段W/J12の後端に設けられた排出口21を通じてラジエータに送られる。オイルクーラー、EGRクーラー、ラジエータに流入した冷却水は、再びW/P9に流入する。このように冷却水が流れることで、エンジン2の本体、エンジンオイル、EGRガスまたは外気と、冷却水との間で熱交換が行われる。
図2を参照すると、下段W/J10は、シリンダブロック4に近い側に、吸気(IN)側から排気(EX)側に亘って設けられており、燃焼室周りを効果的に冷却することができる。シリンダヘッド6は、第1気筒領域♯1、第2気筒領域♯2及び第3気筒領域♯3に区分けすることができる。第1気筒領域♯1の中心線CC1を通過する中心部、第2気筒領域♯2の中心線CC2を通過する中心部、第3気筒領域♯3の中心線CC3を通過する中心部には、それぞれ、点火プラグが装着される点火プラグ孔22aが設けられている。
それぞれの点火プラグ孔22aの周囲には、下段W/J10の流路を隔てて、肉部が形成されている。具体的には、点火プラグ孔22aよりも、吸気(IN)側に吸気ポート部24a1、24a2が形成されている。吸気ポート部24a1、24a2を形成する肉部に設けられる孔に吸気弁が軸方向に往復動可能に装着される。吸気弁は、吸気ポート部24a1と吸気ポート部24a2のそれぞれに1本ずつ装着されるので、1気筒当たり2本の吸気弁が装備される。
また、シリンダヘッド6には、点火プラグ孔22aよりも、排気(EX)側に排気ポート部26a1、26a2が形成されている。排気ポート部26a1、26a2を形成する肉部に設けられる孔に排気弁が軸方向に往復動可能に装着される。排気弁は、排気ポート部26a1と排気ポート部26a2のそれぞれに1本ずつ装着されるので、1気筒当たり2本の排気弁が装備される。
下段W/J10は、第1気筒領域♯1において、中心線CC1よりも上流側で、かつ、吸気(IN)側に第1流路31を備える。第1流路31の端部には、ガスケット14に設けられた開口部14aの一つである第1開口部14a1が位置している。第1流路31には、第1開口部14a1を通じてシリンダブロック4に設けられたブロックW/J8から冷却水が導入される。第1流路31は、第1気筒領域♯1に設けられた点火プラグ孔22aの前側(上流側)で第2流路32と第3流路33に分岐している。第2流路32は点火プラグ孔22aの周囲を通過して第2気筒領域♯2側に向かって延びている。第3流路33は、排気ポート部26a2の前側(上流側)を通過して、排気(EX)側へ延び、排気(EX)側に設けられた第4流路34に繋がっている。なお、第4流路34は、第1気筒領域♯1〜第3気筒領域♯3の全域に亘って延びている。
第1気筒領域♯1と第2気筒領域♯2との間には、気筒間中心CS1を通過するように第5流路35が設けられている。第5流路35は、第2流路32と第4流路34と繋がっている。
下段W/J10は、第1気筒領域♯1において、中心線CC1よりも下流側で、かつ、吸気(IN)側に第6流路36を備える。第6流路36の端部には、ガスケット14に設けられた開口部14aの一つである第2開口部14a2が位置している。第6流路36には、第2開口部14a2を通じてシリンダブロック4に設けられたブロックW/J8から冷却水が導入される。
下段W/J10は、第2気筒領域♯2において、中心線CC2よりも上流側で、かつ、吸気(IN)側に第7流路37を備える。第7流路37の端部には、ガスケット14に設けられた開口部14aの一つである第3開口部14a3が位置している。第7流路37には、第3開口部14a3を通じてシリンダブロック4に設けられたブロックW/J8から冷却水が導入される。第7流路37は、第2気筒領域♯2に設けられた点火プラグ孔22aの前側(上流側)で第8流路38と第5流路35に分岐している。第8流路38は点火プラグ孔22aの周囲を通過して第3気筒領域♯3側に向かって延びている。
第2気筒領域♯2と第3気筒領域♯3との間には、気筒間中心CS2を通過するように第9流路39が設けられている。第9流路39は、第8流路38と第4流路34と繋がっている。
下段W/J10は、第2気筒領域♯2において、中心線CC2よりも下流側で、かつ、吸気(IN)側に第10流路40を備える。第10流路40の端部には、ガスケット14に設けられた開口部14aの一つである第4開口部14a4が位置している。第10流路40には、第4開口部14a4を通じてシリンダブロック4に設けられたブロックW/J8から冷却水が導入される。
下段W/J10は、第3気筒領域♯3において、中心線CC3よりも上流側で、かつ、吸気(IN)側に第11流路41を備える。第11流路41の端部には、ガスケット14に設けられた開口部14aの一つである第5開口部14a5が位置している。第11流路41には、第5開口部14a5を通じてシリンダブロック4に設けられたブロックW/J8から冷却水が導入される。第11流路41は、第3気筒領域♯3に設けられた点火プラグ孔22aの前側(上流側)で第12流路42と第9流路39に分岐している。第12流路42は点火プラグ孔22aの周囲を通過してシリンダヘッド6の後端部に向かって延びている。
下段W/J10は、第3気筒領域♯3において、中心線CC3よりも下流側で、かつ、吸気(IN)側に第13流路43を備える。第13流路43の端部には、ガスケット14に設けられた開口部14aの一つである第6開口部14a6が位置している。第13流路43には、第6開口部14a6を通じてシリンダブロック4に設けられたブロックW/J8から冷却水が導入される。
一方、連通流路16を介して下段W/J10と連通している上段W/J12は、下段W/J10よりもシリンダブロック4から離れた側に設けられている。すなわち、上段W/J12は、下段W/J10を挟んで、シリンダブロック4と反対側に設けられている。上段W/J12は、図3に示すように、吸気(IN)側の端縁に切欠き部22bを備える。切欠き部22bは、点火プラグ孔22aの配置に対応させて、点火部プラグと干渉しないように設けられている。上段W/J12には、排気(EX)ポート部26a1、26a2が延びている。このように、上段W/J12は、排気(EX)側へオフセットさせて設けられている。上段W/J12は、下段W/J10と比較して、流路径が大きく、圧損も少ない。
再び図2を参照すると、下段W/J10は、各気筒間に上段W/J12と連通する連通流路16b、16cと、補強柱が設置される補強柱形成部50、52を備えている。ここで、気筒間とは、第1気筒領域♯1と第2気筒領域♯2との間にあっては、第1気筒領域♯1の中心線CC1と第2気筒領域♯2の中心線CC2との間をいう。同様に、第2気筒領域♯2と第3気筒領域♯3との間にあっては、第2気筒領域♯2の中心線CC2と第3気筒領域♯3の中心線CC3との間をいう。
第1気筒領域♯1と第2気筒領域♯2との間には、第2連通流路16bと、第1補強柱形成部50が設けられている。第1補強柱形成部50は、気筒間中心CS1にかかるように第5流路35内に設けられている。これにより、第1気筒領域♯1側を流れる冷却水と第2気筒領域♯2側を流れる冷却水を分けることができる。一方、第2連通流路16bは、第5流路35よりも上流側に位置している第2流路32の点火プラグ孔22aよりも下流側に設けられている。換言すると、第2連通流路16bは、第1気筒領域♯1の中心線CC1と気筒間中心CS1との間に配置されている。
ここで、両者の位置関係を整理すると、第1補強柱形成部50は、第2連通流路16bよりも気筒配列方向に沿う冷却水の流れ方向下流側に位置している。本実施形態においては、第2連通流路16bを前側に配置し、その後側に第1補強柱形成部50が配置されている。両者をこのように配置することで、冷却水は、第2連通流路16bを通じて上段W/J12へ流れ込み易くなる。
すなわち、第1開口部14a1から導入された冷却水は、第1流路31、第2流路32を流れ、第1補強柱形成部50の上流側に設けられた第2連通流路16bを通じて上段W/J12へ流れ込む。
ここで、第1補強柱形成部50に設けられる補強柱について説明する。補強柱は、シリンダヘッド6の一部として、シリンダヘッド6を形成するアルミ素材によって形成される。補強柱は、下段W/J10を形成する肉部と、上段W/J12を形成する肉部とを繋ぐ。これにより、シリンダヘッド6の強度が向上し、爆発荷重に対する剛性が増す。補強柱は、シリンダヘッドの強度を向上させるだけでなく、冷却水の流れを制御する機能も有する。具体的には、第6流路36を流れる冷却水と、第7流路37を流れる冷却水を第2気筒領域♯2側へ流す。すなわち、第1補強柱形成部50に設けられる補強柱は、その後側へ冷却水を流すように設けられている。
下段W/J10は、図4に拡大して示すように、第1補強柱形成部50の近傍に、冷却水の通水を妨げる第1縮径部51を備えている。第1縮径部51は、流路径が狭くなっていることで、通水しにくい状態となっている。本実施形態において、第1縮径部51は、第1補強柱形成部50の近傍、具体的に、第1補強柱形成部50と吸気ポート部24a2との間に設けられている。第1縮径部51は、第6流路36と繋がっているが、第1縮径部51は、周囲と比較して流路径が狭められており、通水しにくい状態となっている。このため、第6流路36を流れる冷却水の第1縮径部51への通水は妨げられ、第6流路36から第2流路32へ冷却水が流れることが抑制される。このような冷却水の流れが抑制されると、圧損の低減が可能となる。
第2気筒領域♯2と第3気筒領域♯3との間には、第3連通流路16cと、第2補強柱形成部52が設けられている。第2補強柱形成部52は、気筒間中心CS2にかかるように第9流路39内に設けられている。これにより、第2気筒領域♯2側を流れる冷却水と第3気筒領域♯3側を流れる冷却水を分けることができる。一方、第3連通流路16cは、第9流路39よりも上流側に位置している第8流路38の点火プラグ孔22aよりも下流側に設けられている。換言すると、第3連通流路16cは、第2気筒領域♯2の中心線CC2と気筒間中心CS2との間に配置されている。
ここで、両者の位置関係を整理すると、第2補強柱形成部52は、第3連通流路16cよりも気筒配列方向に沿う冷却水の流れ方向下流側に位置している。両者をこのように配置することで、冷却水は、第3連通流路16cを通じて上段W/J12へ流れ込み易くなる。
すなわち、第3開口部14a3から導入された冷却水は、第7流路37、第8流路38を流れ、第2補強柱形成部52の上流側に設けられた第3連通流路16cを通じて上段W/J12へ流れ込む。
ここで、第2補強柱形成部52に設けられる補強柱は、第1補強柱形成部50に設けられる補強柱と同様に、シリンダヘッド6の一部として、シリンダヘッド6を形成するアルミ素材によって形成される。補強柱は、下段W/J10を形成する肉部と、上段W/J12を形成する肉部とを繋ぐ。これにより、シリンダヘッド6の強度が向上し、爆発荷重に対する剛性が増す。補強柱は、シリンダヘッドの強度を向上させるだけでなく、冷却水の流れを制御する機能も有する。具体的には、第10流路40を流れる冷却水と、第11流路41を流れる冷却水を第3気筒領域♯3側へ流す。すなわち、第2補強柱形成部52に設けられる補強柱は、その後側へ冷却水を流すように設けられている。
下段W/J10は、第2補強柱形成部52の近傍に、第2縮径部53を備えている。第2縮径部53の構成は、第1縮径部51の構成と共通しているため、その詳細な説明は省略する。
ここで、図5を参照して、補強柱形成部50、52の形状について説明する。補強柱形成部50、52の構成は共通するため、第1補強柱形成部50について説明する。第1補強柱形成部50は、第1気筒領域♯1と第2気筒領域♯2との間において、第2連通流路16bと対向する側に第2連通流路16bと離れる側に向かって凹んだ形状の第1の湾曲面50aを備えている。このような第1の湾曲面50aを備えることで、第2連通流路16bへ冷却水を導入しやすくしている。
また、第1補強柱形成部50は、第1気筒領域♯1と第2気筒領域♯2との間において、第2連通流路16bと対向する側の面(第1の湾曲面50a)の裏面側に、第2連通流路16bと離れる側に向かって膨らんだ形状の第2の湾曲面50bを備える。第2の湾曲面50bを備えることで、第1補強柱形成部50は、ブロックW/J8と連通する第2開口部14a2や第3開口部14a3に近い側を気筒配列方向に沿う冷却水の流れ方向上流側に向けて傾斜させて配置している。このような配置とすることで、第2開口部14a2や第3開口部14a3から流れ込んだ冷却水を第1補強柱形成部50に設けられる補強柱に対し、その後側に流し易くなる。この結果、第2開口部14a2や第3開口部14a3から流れ込んだ冷却水を第2気筒領域♯2において、いわゆる縦流しの状態にし易くなる。なお、本実施形態において、縦流しとは、クランクシャフトの軸方向に沿う方向に冷却水を流すことをいう。
第2補強柱形成部52も第1補強柱形成部50と同様の構成を有するため、第4開口部14a4や第5開口部14a5から流れ込んだ冷却水を第2補強柱形成部52に設けられる補強柱に対し、その後側に流すことができる。この結果、第4開口部14a4や第5開口部14a5から流れ込んだ冷却水を第3気筒領域♯3において、いわゆる縦流しの状態にし易くなる。
なお、下段W/J10の前側の端部には、第1連通流路16aが設けられている。第1連通流路16aを通じても下段W/J10から上段W/J12へ冷却水が導入される。また、下段W/J10の後端部には、排出口20が設けられている。排出口20から排出された冷却水は、EGRクーラーへ送られる。
第1連通流路16a〜第3連通流路16cは、ドリル加工で設けることができる。第1連通流路16a〜第3連通流路16cは、上面側からプラグを嵌め込むことで封止されている。
このように、本実施形態のウォータジャケット構造100では、気筒毎の縦流しを実現することができる。
つまり、第1気筒領域♯1では、図6において、矢示61で示すように第1開口部14a1から流れ込んだ冷却水が第1流路31を経由して矢示62、63で示すように第2流路32へ流れ込む。そして、矢示64、65で示すように点火プラグ孔22aの周囲、吸気ポート部24a1、24a2と排気ポート部26a1、26a2間を通過する。そして、このように縦流しされた冷却水は、第2連通流路16bを経由して、圧損の低い上段W/J12へ抜ける。なお、冷却水の流れは、矢示66、67で示すように、第3流路33、第4流路34へ向かう流れや、矢示68のように、排気ポート部26a1、26a2間を通過する流れもある。
第2気筒領域♯2では、図7において、矢示71で示すように第2開口部14a2から流れ込んだ冷却水が第6流路36を経由して、矢示73、74で示すように第8流路38へ流れ込む。また、矢示72で示すように第3開口部14a3から流れ込んだ冷却水が第7流路37を経由して矢示73、74で示すように第8流路38へ流れ込む。そして、矢示75、76で示すように点火プラグ孔22aの周囲、吸気ポート部24a1、24a2と排気ポート部26a1、26a2間を通過する。このように縦流しされた冷却水は、第3連通流路16cを経由して、圧損の低い上段W/J12へ抜ける。なお、冷却水の流れは、矢示77、78で示すように、第5流路35、第4流路34へ向かう流れや、矢示79のように、排気ポート部26a1、26a2間を通過する流れもある。
最も後端に位置する気筒、本実施形態にあっては、第3気筒領域♯3では、図8において、矢示81で示すように第4開口部14a4から流れ込んだ冷却水が第10流路40を経由し、矢示83、84で示すように第12流路42へ流れ込む。また、矢示82で示すように第5開口部14a5から流れ込んだ冷却水が第11流路41を経由して矢示83、84で示すように第12流路42へ流れ込む。そして、矢示85、86で示すように点火プラグ孔22aの周囲、吸気ポート部24a1、24a2と排気ポート部26a1、26a2間を通過する。最も後端に位置する第3気筒領域♯3では、縦流しされた冷却水は、そのまま排出口20から排出される。なお、冷却水の流れは、矢示87で示すように第9流路39へ向かう流れや、矢示88のように、排気ポート部26a1、26a2間を通過する流れもある。また、矢示89、90で示すように排出口20へ向かう流れもある。
本実施形態のウォータジャケット構造100によれば、補強柱を備えることができるので、爆発荷重に対する気筒間の剛性が確保される。また、補強柱と、下段W/J10と上段W/J12を連通する連通流路との位置関係によって気筒毎の縦流しが実現される。本実施形態における気筒毎の縦流しは、第2連通流路16bや第3連通流路16cを経由して、圧損の低い上段W/J12へ冷却水が抜けるので、圧損が少なく、冷却効果が高い。また、これに加え、本実施形態では、縦流しの距離が短いため、圧損がさらに低くなり、冷却効果がさらに高まる。
つぎに、図9を参照しつつ、変形例について説明する。図9に示す例では、第1補強柱形成部50に代えて、第1補強柱形成部60が設けられている。図5に示す第1補強柱形成部50は、周囲に冷却水の流路が形成されており、吸気ポート部24a2との間に第1縮径部51が設けられていたが、変形例の第1補強柱形成部60は、吸気ポート部24a2を形成する肉部と繋がっている。つまり、第1縮径部51を備えていない。このように、第1縮径部51を備えていない形態では、第2流路32と第6流路36とが分断されるため、第6流路36から第2流路32側へ冷却水が流れることがない。この結果、圧損が低減され、気筒毎の縦流しの効率が向上し、ひいては、冷却効率が向上する。なお、第2補強柱形成部52についても、同様に吸気ポート部24a2と繋げた構成とすることができる。
上記実施形態は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
2 エンジン
4 シリンダブロック
6 シリンダヘッド
8 ブロックW/J
10 下段W/J
12 上段W/J
14a、14a1〜14a6 開口部
16、16a〜16c 連通流路
22a 点火プラグ孔
24a1、24a2 吸気ポート部
26a1、26a2 排気ポート部
31〜43 流路
50、60 第1補強柱形成部
51 第1縮径部
52 第2補強柱形成部
53 第2縮径部
100 ウォータジャケット構造

Claims (7)

  1. シリンダブロックの上部に設置されたシリンダヘッドの内部に設けられた下段ウォータジャケットと、
    前記下段ウォータジャケットと連通し、前記下段ウォータジャケットよりも前記シリンダブロックから離れた側に設けられた上段ウォータジャケットと、を備え、
    前記下段ウォータジャケットは、各気筒間に前記上段ウォータジャケットと連通する連通流路と、
    補強柱が設置される補強柱形成部と、を有し、
    前記各気筒間において、前記補強柱形成部は、前記連通流路よりも気筒配列方向に沿う冷却水の流れ方向下流側に位置しているウォータジャケット構造。
  2. 前記下段ウォータジャケットは、前記補強柱形成部の近傍に、前記冷却水の通水を阻害する縮径部を備えた請求項1に記載のウォータジャケット構造。
  3. 前記補強柱形成部は、吸気ポート形成部を形成する肉部と繋がっている請求項1に記載のウォータジャケット構造。
  4. 前記補強柱形成部は、前記各気筒間において、前記連通流路と対向する側に前記連通流路と離れる側に向かって凹んだ形状の第1の湾曲面を備えた請求項1から3のいずれか一項に記載のウォータジャケット構造。
  5. 前記補強柱形成部は、前記各気筒間において、前記連通流路と対向する側の面の裏面側に、前記連通流路と離れる側に向かって膨らんだ形状の第2の湾曲面を備えた請求項1から4のいずれか一項に記載のウォータジャケット構造。
  6. 前記補強柱形成部は、前記各気筒間において、前記シリンダブロックに形成されたウォータジャケットと連通する開口部に近い側の端部を前記連通流路側に向けて傾斜させて配置した請求項1から5のいずれか1項に記載のウォータジャケット構造。
  7. 前記補強柱形成部は、その一部が気筒間中心にかかる請求項1から5のいずれか1項に記載のウォータジャケット構造。
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