JP2020023947A - シリンダヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】排気集合部周辺では、排気下側ウォータジャケット及び排気上側ウォータジャケットを流れる冷却水による冷却では不十分となる。【解決手段】シリンダヘッド20の内部には、気筒内から排気を排出するための排気ポートが集合された排気集合部25が区画されている。排気下側ウォータジャケット60及び排気上側ウォータジャケット100は、排気集合部25を下方及び上方から挟み込むように配置されている。シリンダヘッド20における排気集合部25と排気下側ウォータジャケット60との間にある中間下側壁部61から、排気下側ウォータジャケット60の下側に位置する下壁部62まで下側柱部65が突出している。シリンダヘッド20における排気集合部25と排気上側ウォータジャケット100との間にある中間上側壁部63から、排気上側ウォータジャケット100の上側に位置する上壁部64まで下側柱部65が突出している。【選択図】図5

Description

本発明は、シリンダヘッドに関する。
特許文献1の内燃機関では、シリンダブロック内に4つの気筒が区画されている。各気筒は並列に配置されている。シリンダブロック内には、4つの気筒を取り囲むようにブロック内ウォータジャケットが区画されている。ブロック内ウォータジャケットの排気側には、ウォータポンプから冷却水が流入する冷却水流入口が連通している。
シリンダブロックの上端には、シリンダヘッドが固定されている。シリンダヘッドの内部には、気筒ごとに、排気バルブによって開閉される2つの排気ポートが区画されている。各排気ポートの一端部は、燃焼室に連通している。各排気ポートの他端部は、シリンダヘッド内で合流している。すなわち、シリンダヘッド内には、複数の排気ポートを1つに合流させる排気集合部が設けられている。排気集合部の各排気ポートの合流部と反対側である排気側の端部は、シリンダヘッドの外面において開口している。
シリンダヘッドの内部には、シリンダヘッドを冷却するための排気下側ウォータジャケット及び排気上側ウォータジャケットが区画されている。排気下側ウォータジャケットは排気集合部の下方に位置している。排気上側ウォータジャケットは排気集合部の上方に位置している。すなわち、排気下側ウォータジャケット及び排気上側ウォータジャケットは、排気集合部を下方及び上方から挟み込むように配置されている。排気下側ウォータジャケット及び排気上側ウォータジャケットは、当該ブロック内ウォータジャケットから冷却水の供給を受ける。
特開2014−145280号公報
特許文献1のようなシリンダヘッドにおいては、排気合流部は、高温の排気が集まるため、比較的高温となる。そのため、排気集合部周辺では、排気下側ウォータジャケット及び排気上側ウォータジャケットを流れる冷却水による冷却では不十分となることがある。
上記課題を解決するため、本発明は、気筒の数に応じて設けられた排気を排出するための複数の排気ポートと、複数の前記排気ポートを集合させた排気集合部と、前記排気集合部を冷却するヘッドウォータジャケットとが区画されているシリンダヘッドであって、前記ヘッドウォータジャケットは、前記排気集合部よりも上側に位置する排気上側ウォータジャケットと、前記排気集合部よりも下側に位置する排気下側ウォータジャケットとを備えており、前記排気集合部と前記排気下側ウォータジャケットとの間に位置する壁部から前記排気下側ウォータジャケットの下側に位置する壁部まで突出する柱部、又は、前記排気集合部と前記排気上側ウォータジャケットとの間に位置する壁部から前記排気上側ウォータジャケットの上側に位置する壁部まで突出する柱部の、少なくともいずれか一方が設けられている。
上記構成によれば、排気集合部とヘッドウォータジャケットの間にある壁部から、ヘッドウォータジャケットの上側又は下側の壁部まで、柱部が突出している。換言すれば、ヘッドウォータジャケット内の空間には、柱部が立設されている。柱部は、高温の排気集合部の内部と壁部との間で熱伝達を行うため、冷却水と熱交換できる表面積が増加される。よって、柱部を介して、高温の排気集合部とヘッドウォータジャケット内の冷却水との間で熱交換が促進される。これにより、排気集合部の冷却不足を抑制できる。
内燃機関の一実施形態の構成を模式的に示す内燃機関の断面図。 シリンダブロックの上面図。 ガスケットの上面図。 排気集合部を示すシリンダヘッドの断面図。 図4における5−5線で切断した図であって、上側柱部及び下側柱部を示す断面図。 ウォータジャケットの構成を示す斜視図。
シリンダヘッドの一実施形態について、図面に従って説明する。以下では、直列3気筒の内燃機関を例に説明する。なお、内燃機関が車両に搭載されているものとし、その車両の上下方向を内燃機関及びシリンダヘッドの上下方向として説明する。
先ず、図1〜図4に従って、本実施形態の内燃機関Eの概要について説明する。
図1に示すように、内燃機関Eは、全体として直方体状のシリンダブロック10を備えている。図2に示すように、シリンダブロック10の内部には、円筒状の気筒11が3つ区画されている。3つの気筒11は、シリンダブロック10を上面視した場合に、各気筒11の中心が同一直線上に位置するように、並列配置されている。また、各気筒11は、シリンダブロック10の上面において開口している。図1に示すように、気筒11の内部には、ピストン12が当該気筒11内を往復移動可能に収容されている。図示は省略するが、ピストン12は、コネクティングロッドを介してクランクシャフトに連結されている。
シリンダブロック10の上端には、板状のガスケット40を介して、全体として直方体状のシリンダヘッド20が固定されている。シリンダヘッド20の下面においては、気筒11の軸線方向から視て円形の凹部21が上側へと窪んでいる。凹部21の直径は、気筒11の直径と略同一となっている。凹部21と気筒11は向かい合って配置されている。凹部21の内壁、気筒11の内壁及びピストン12の上側面によって、燃焼室13が区画されている。
シリンダヘッド20の内部には、気筒11内に吸気を供給するための吸気ポート22が区画されている。吸気ポート22は、気筒11の数に対応して複数区画されている。具体的には、吸気ポート22は、1つの気筒11(凹部21)につき一対、合計6つ設けられている。吸気ポート22は、気筒11の並び方向及び上下方向のいずれに対しても直交する方向(図1において左右方向、図2において上下方向)の一方側(以下、「吸気側」と称呼する。)に配置されている。
図4に示すように、一対の吸気ポート22は、各凹部21から吸気側に向かって延びている。一対の吸気ポート22の端部のうち、凹部21に連通している側と反対側の端部は、1つに集合している。2つの吸気ポート22が集合している部分からは、集合吸気ポート29が延びている。集合吸気ポート29の端部のうち、吸気ポート22と連通している側とは反対側の端部は、シリンダヘッド20の吸気側の外面において開口している。
また、図1に示すように、シリンダヘッド20には、吸気ポート22における燃焼室13側の開口を開閉する吸気バルブ14が取り付けられている。吸気バルブ14は、図示しない動弁機構によってクランクシャフトの回転と連動して開閉される。
シリンダヘッド20の内部には、気筒11内から排気を排出するための排気ポート23が区画されている。排気ポート23は、気筒11の数に対応して複数区画されている。具体的には、排気ポート23は、1つの気筒11(凹部21)につき一対、合計6つ設けられている。排気ポート23は、気筒11の並び方向及び上下方向のいずれに対しても直交する方向の他方側(以下、「排気側」と称呼する。)に配置されている。
図4に示すように、一対の排気ポート23は、各凹部21から排気側に向かって延びている。一対の排気ポート23の端部のうち、凹部21に連通している側と反対側の端部は、1つに集合している。一対の排気ポート23が集合している部分からは、排気集合部25が延びている。3つの排気集合部25は、排気ポート23に連通している部分よりも排気側において、さらに1つに集合されている。排気集合部25の端部のうち、排気ポート23と連通している側とは反対側の端部は、シリンダヘッド20の排気側の外面において開口している。
また、図1に示すように、シリンダヘッド20には、排気ポート23における燃焼室13側の開口を開閉する排気バルブ15が取り付けられている。排気バルブ15は、図示しない動弁機構によってクランクシャフトの回転と連動して開閉される。
シリンダヘッド20における吸気ポート22と排気ポート23との間には、燃料を点火するための点火プラグ16が取り付けられている。点火プラグ16は、気筒11毎に取り付けられている。
図4に示すように、シリンダヘッド20には、複数のボルト貫通孔28が貫通されている。シリンダヘッド20及びガスケット40をシリンダブロック10の上面に配置した状態で、ボルト貫通孔28にボルトが挿入され、螺合されることにより、シリンダヘッド20及びガスケット40がシリンダブロック10に固定される。
次に、内燃機関EのウォータジャケットWJの構造について説明する。内燃機関EにおけるウォータジャケットWJの構造をより具体的に説明する。図6に示すように、ウォータジャケットWJは、シリンダブロック10に設けられたブロックウォータジャケット30とシリンダヘッド20に設けられたヘッドウォータジャケット50に大別される。
図2に示すように、シリンダブロック10において、3つの気筒11の周囲には、冷却水が流れるブロックウォータジャケット30が区画されている。ブロックウォータジャケット30は、3つの気筒11全体をひとつながりで取り囲んでいる。ブロックウォータジャケット30の気筒11の軸線方向の高さは、当該ブロックウォータジャケット30の延設方向全域に亘って同一である。また、ブロックウォータジャケット30の気筒11に近い側の内壁から、気筒11に遠い側の内壁までの最短距離(空間の厚み)は、ブロックウォータジャケット30の延設方向全域に亘って略同一である。
ブロックウォータジャケット30は、吸気側に位置する吸気側ジャケット31と、排気側に位置する排気側ジャケット32に大別される。吸気側ジャケット31は、気筒11の軸線方向における上側(図2における紙面手前側)から視たときに、3つの気筒11の形状に沿った3つの円弧状部がつながったような形状になっている。また、排気側ジャケット32の形状及び大きさは、吸気側ジャケット31と同一であり、各気筒11を挟んで吸気側ジャケット31に対して対称的な形状になっている。そして、ブロックウォータジャケット30は、吸気側ジャケット31と排気側ジャケット32とを向かい合わせて、これらの両端部のみが接続されることで、ひとつながりの空間になっている。また、ブロックウォータジャケット30の上端は、全域に亘ってシリンダブロック10の上面において開口している。
図2に示すように、シリンダブロック10には、ウォータポンプから圧送される冷却水をブロックウォータジャケット30に供給するための冷却水流入口33が区画されている。冷却水流入口33は、ブロックウォータジャケット30における吸気側ジャケット31と連通している。冷却水流入口33は、気筒11の並び方向において、端に位置する気筒11の中心軸線と略同位置に位置している。なお、以下の記載では、各気筒11を区別する必要がある場合には、3つの気筒11を冷却水流入口33からの距離が近い順に、気筒11A、気筒11B、気筒11Cと呼称する。
図2に示すように、シリンダブロック10においてブロックウォータジャケット30よりも外側には、複数のボルト穴17が配置されている。各ボルト穴17は、シリンダブロック10の上面において開口している。シリンダヘッド20及びガスケット40をシリンダブロック10の上面に配置した状態で、ボルト穴17にボルトが挿入され、螺合されることにより、シリンダヘッド20及びガスケット40がシリンダブロック10に固定される。シリンダブロック10に、ガスケット40を介してシリンダヘッド20が固定されたとき、上面視すると、シリンダヘッド20のボルト貫通孔28の円中心と略同一となるように配置されている。
図3に示すように、ガスケット40の外形は、シリンダブロック10の上面視形状に応じた略四角形状である。ガスケット40には、各気筒11に対応した3つの円状の気筒孔41が貫通している。気筒孔41の径は、気筒11の径と略同一である。シリンダブロック10に、ガスケット40を介してシリンダヘッド20が固定されたとき、気筒孔41の円の中心は、対応する気筒11の中心軸線上に位置する。
また、ガスケット40において気筒孔41よりも外側には、各ボルト穴17に対応した数の複数の平面視円状のボルト孔42が貫通している。ボルト孔42の径は、ボルト穴17の径と略同一である。シリンダブロック10に、ガスケット40を介してシリンダヘッド20が固定されたとき、ボルト孔42の円の中心は、対応するボルト穴17及びボルト貫通孔28の中心軸線上に位置する。
ガスケット40の吸気側には、平面視で円状の吸気側貫通孔43が、6つ貫通されている。各吸気側貫通孔43の直径は、シリンダブロック10における吸気側ジャケット31の厚みよりも小さくなっている。シリンダブロック10に、ガスケット40を介してシリンダヘッド20が固定されたとき、吸気側貫通孔43は、吸気側ジャケット31の上側に位置している。吸気側貫通孔43は、各気筒孔41の吸気側に2つずつ配置されている。なお、図3では、シリンダブロック10におけるブロックウォータジャケット30の位置を仮想的に破線で図示している。
ガスケット40の排気側には、平面視で円状の外側貫通孔44が、3つ貫通されている。外側貫通孔44の直径は、吸気側ジャケット31の厚みよりも小さく、かつ、吸気側貫通孔43の直径よりも大きくなっている。シリンダブロック10に、ガスケット40を介してシリンダヘッド20が固定されたとき、外側貫通孔44は、排気側ジャケット32の上側に位置している。外側貫通孔44は、気筒11の並び方向において、各気筒11の円の中心と略同じ位置に配置されている。なお、各外側貫通孔44を区別する必要がある場合には、気筒11の並び方向において、気筒11Aの円の中心と略同じ位置の外側貫通孔44を外側貫通孔44A、気筒11Bの円の中心と略同じ位置の外側貫通孔44を外側貫通孔44B、気筒11Cの円の中心と略同じ位置の外側貫通孔44を外側貫通孔44Cと呼称する。
ガスケット40の排気側には、平面視円状の内側貫通孔45が、2つ貫通されている。内側貫通孔45の直径は、外側貫通孔44の直径と略同一である。シリンダブロック10に、ガスケット40を介してシリンダヘッド20が固定されたとき、内側貫通孔45は、排気側ジャケット32のうち、2つの円弧状部分がつながっている各境界部分に連通するように配置されている。なお、2つの内側貫通孔45を区別する必要がある場合には、気筒11の並び方向において、気筒11Aと気筒11Bとの間に位置している内側貫通孔45を内側貫通孔45A、気筒11Bと気筒11Cとの間に位置している内側貫通孔45を内側貫通孔45Bと呼称する。
ガスケット40の排気側には、平面視円状の中間貫通孔46が、1つ貫通されている。シリンダブロック10に、ガスケット40を介してシリンダヘッド20が固定されたとき、中間貫通孔46は、排気側ジャケット32の上側に位置している。中間貫通孔46の径は、吸気側貫通孔43と略同径である。中間貫通孔46は、気筒11の並び方向において、外側貫通孔44Bと内側貫通孔45Bとの間に位置している。また、中間貫通孔46は、外側貫通孔44Bよりも吸気側であって、内側貫通孔45Bよりも排気側に位置している。
図1及び図5に示すように、シリンダヘッド20内には、ヘッドウォータジャケット50が区画されている。ヘッドウォータジャケット50は、排気集合部25よりも下側に位置する排気下側ウォータジャケット60と、排気集合部25よりも上側に位置する排気上側ウォータジャケット100とに大別される。すなわち、排気下側ウォータジャケット60及び排気上側ウォータジャケット100は、排気集合部25を下方及び上方から挟み込むように配置されている。ヘッドウォータジャケット50には、ブロックウォータジャケット30からの冷却水が、ガスケット40における吸気側貫通孔43、外側貫通孔44、内側貫通孔45、及び中間貫通孔46を介して供給される。
ヘッドウォータジャケット50のうち、排気下側ウォータジャケット60は、気筒11の並び方向に延びるデッキ通路70を有している。デッキ通路70は、点火プラグ16の周囲を囲う円環形状の複数の環状部71と、各環状部71から気筒11の並び方向の気筒11C側に延びている第1通路72と、各環状部71から気筒11の並び方向の気筒11A側に延びている第2通路73とに大別される。隣接する環状部71の間では、第1通路72と第2通路73とが連結されている。なお、図示は省略するが、第1通路72と第2通路73とが連結している部分から上側に向かって連通路が延びていて、排気上側ウォータジャケット100に連結されている。これらの連通路によって、排気下側ウォータジャケット60と排気上側ウォータジャケット100とが連通している。なお、図6では、排気下側ウォータジャケット60と排気上側ウォータジャケット100との連通箇所(連通路)を、模式的に一点鎖線で図示している。
デッキ通路70の第1通路72及び第2通路73からは、吸気側通路80が吸気側に延びている。吸気側通路80は、第1通路72に連結された第1湾曲部81と、第2通路73側に連結された第2湾曲部82とに大別される。第1湾曲部81及び第2湾曲部82は、その先端側ほど互いに近接するように延びていて、シリンダヘッド20に対になって配置されている各吸気ポート22の側方を覆うように湾曲して延びている。隣り合う気筒11において、一方の気筒11に対応して配置されている第1湾曲部81と、他方の気筒11に対向して配置されている第2湾曲部82は、デッキ通路70側の端部が互いに連結されている。換言すれば、第1通路72と第2通路73とが連結している部分では、第1湾曲部81と第2湾曲部82とのデッキ通路70側の端部が連結している。第1湾曲部81と第2湾曲部82の先端部は、ガスケット40に貫通されている吸気側貫通孔43を通じて、ブロックウォータジャケット30の吸気側ジャケット31と連通している。なお、図6では、排気下側ウォータジャケット60とブロックウォータジャケット30との吸気側貫通孔43による連結箇所を、模式的に二点鎖線で図示している。
デッキ通路70には、排気側に延びている排気側通路85が連結されている。そして、図5に示すように、排気側通路85は、排気集合部25の下方に位置している。また、図6に示すように、排気側通路85は、全体としては板状の空間になっている。
排気側通路85は、ガスケット40に貫通されている内側貫通孔45を通じて、ブロックウォータジャケット30の排気側ジャケット32と連結している。また、排気側通路85は、ガスケット40に貫通されている中間貫通孔46を通じて、ブロックウォータジャケット30の排気側ジャケット32と連結している。
排気下側ウォータジャケット60を上面視した場合、排気側通路85には、3つの円を互いにつなげたようなウォータジャケットWJでない非ジャケット形成部92がある。非ジャケット形成部92は、3つの円状部のうち、2つの円状部の一部をデッキ通路70と接するように各環状部71の位置に対応して配置されている。なお、非ジャケット形成部92は、シリンダヘッド20において一対の排気ポート23や排気バルブ15の位置に相当する。
排気下側ウォータジャケット60には、供給路90が設けられている。供給路90は、その一端部がデッキ通路70の環状部71に連結されている。供給路90は、排気側ほど下方に位置するように傾斜して延びている。供給路90は、気筒11毎に対となって隣接する排気ポート23の間に配置されている。供給路90の上流側端部は、ガスケット40に形成されている外側貫通孔44を通じて、ブロックウォータジャケット30の排気側ジャケット32と連通している。なお、排気下側ウォータジャケット60と連通している部分は、環状部71のみである。換言すると、供給路90と排気側通路85は、直接連通されていない。図6では、排気下側ウォータジャケット60と排気上側ウォータジャケット100との外側貫通孔44による連結箇所を、模式的に二点鎖線で図示している。
また、排気下側ウォータジャケット60を上面視した場合、排気側通路85には、2つの円をつなげたようなウォータジャケットWJでない非ジャケット形成部95が2つある。換言すると、シリンダヘッド20には、排気下側ウォータジャケット60の下面から上面にまで柱部が突出している。そして、この柱部が非ジャケット形成部95を構成している。2つの非ジャケット形成部95のうち、一方の非ジャケット形成部95Aは、気筒11の並び方向において気筒11Aの円の中心と気筒11Bの円の中心の間と略同じ位置に配置されている。他方の非ジャケット形成部95Bは、気筒11の並び方向において気筒11Bの円の中心と気筒11Cの円の中心の間に配置されている。
排気側通路85のうち、気筒11の並び方向において気筒11Aと気筒11Bの間から排気側に延びている部分は、非ジャケット形成部95の存在により、第1分流通路85Aと第2分流通路85Bの2本に分かれている。具体的には、第1分流通路85Aは、非ジャケット形成部95Aによって、気筒11A側に湾曲している。第2分流通路85Bは、非ジャケット形成部95Aによって気筒11B側に湾曲している。同様に、排気側通路85のうち、気筒11の並び方向において、気筒11Bと気筒11Cの間から排気側に延びている排気側通路85は、非ジャケット形成部95の存在により、第3分流通路85Cと第4分流通路85Dの2本に分かれている。具体的には、第3分流通路85Cは、非ジャケット形成部95Bによって、気筒11A側に湾曲している。第2分流通路85Bは、非ジャケット形成部95Aによって気筒11B側に湾曲している。これらの分流通路は、非ジャケット形成部95より排気側では互いに合流されている。
第3分流通路85Cは、ガスケット40の中間貫通孔46を介してシリンダブロック10のブロックウォータジャケット30に連通している。排気側通路85のうち、気筒11の並び方向において気筒11Aと気筒11Bの間から排気側に延びている部分は、内側貫通孔45Aを介してシリンダブロック10のブロックウォータジャケット30に連通している。排気側通路85のうち、気筒11の並び方向において気筒11Bと気筒11Cの間から排気側に延びている部分は、内側貫通孔45Bを介してシリンダブロック10のブロックウォータジャケット30に連通している。
さらに、排気下側ウォータジャケット60を上面視した場合、排気側通路85には、楕円状のウォータジャケットWJでない非ジャケット形成部93が3つある。換言すると、図5に示すように、シリンダヘッド20においては、当該シリンダヘッド20における排気集合部25と排気下側ウォータジャケット60との間にある中間下側壁部61から、排気下側ウォータジャケット60の下側に位置する下壁部62まで下側柱部65が突出している。この下側柱部65が、楕円状のウォータジャケットWJでない非ジャケット形成部93を構成している。3つの下側柱部65は、デッキ通路70から排気側方向の距離が略同一となるように配置されている。気筒11の並び方向において気筒11Bと略同位置に配置された非ジャケット形成部93と非ジャケット形成部95Bとの間のウォータジャケットWJの流路断面積は、第3分流通路85Cと略同一となっている。
排気下側ウォータジャケット60において、デッキ通路70の気筒11の並び方向における気筒11C側の端部には、デッキ排水路75が連結されている。さらに、排気下側ウォータジャケット60において、排気側通路85の気筒11の並び方向における気筒11C側の端部であって、最も排気側には、排気側通路排水路88が連結されている。
図6に示すように、ヘッドウォータジャケット50のうち、排気上側ウォータジャケット100は、全体として板状の空間になっている。排気上側ウォータジャケット100を上面視した場合、排気上側ウォータジャケット100には、楕円状のウォータジャケットWJでない非ジャケット形成部97が3つある。換言すると、図5に示すように、シリンダヘッド20においては、当該シリンダヘッド20における排気集合部25と排気上側ウォータジャケット100との間にある中間上側壁部63から、排気上側ウォータジャケット100の上側に位置する上壁部64まで上側柱部66が突出している。この上側柱部66が、楕円状のウォータジャケットWJでない非ジャケット形成部97を構成している。なお、非ジャケット形成部97は、排気下側ウォータジャケット60における非ジャケット形成部93の位置と対応している。
さらに、図6に示すように、排気上側ウォータジャケット100を上面視した場合、排気上側ウォータジャケット100には、2つの円をつなげたようなウォータジャケットWJでない非ジャケット形成部96が2つある。換言すると、図5に示すように、シリンダヘッド20には、排気上側ウォータジャケット100の仮面から上面にまで至るような柱部が延びている。そして、この柱部が非ジャケット形成部96を構成している。なお、非ジャケット形成部96は、排気下側ウォータジャケット60における非ジャケット形成部95の位置と対応している。
また、排気上側ウォータジャケット100を上面視した場合、排気上側ウォータジャケット100には、円状のウォータジャケットWJでない非ジャケット形成部98が6つある。非ジャケット形成部98は、シリンダヘッド20において、排気バルブ15の位置に相当する。
図6に示すように、排気上側ウォータジャケット100には、気筒11の並び方向における気筒11C側の端部であって、最も排気側には、第1上側排出路101が連結されている。また、排気上側ウォータジャケット100には、気筒11の並び方向における気筒11C側の端部であって、最も吸気側には突出部102が連結している。突出部102の先端部には第2上側排出路103が連結されている。
次にウォータジャケットにおける冷却水の流れについて説明する。
冷却水流入口33からブロックウォータジャケット30の吸気側ジャケット31に供給された冷却水は、排気側ジャケット32に流れる。冷却水がブロックウォータジャケット30を流れることにより、シリンダブロック10の熱が冷却水に伝えられ、シリンダブロック10が冷却される。
ブロックウォータジャケット30を流れた冷却水は、ガスケット40の吸気側貫通孔43、外側貫通孔44、内側貫通孔45及び中間貫通孔46を通じて排気下側ウォータジャケット60に流れ込む。排気下側ウォータジャケット60に流れ込んだ冷却水は、排気下側ウォータジャケット60のデッキ排水路75及び排気側通路排水路88に向かって流れる。よって、排気下側ウォータジャケット60に供給された冷却水は、全体として、気筒11の並び方向における気筒11C側であって、かつ排気側に向かって流れる。
具体的には、吸気側貫通孔43を通じて排気下側ウォータジャケット60に流れ込んだ冷却水は、第1湾曲部81及び第2湾曲部82を通って、デッキ通路70を、気筒11の並び方向における気筒11C側に流れる。そして、デッキ通路70の気筒11の並び方向における気筒11C側の端部にあるデッキ排水路75から排水される。
また、外側貫通孔44を通じて排気下側ウォータジャケット60に流れ込んだ冷却水は、供給路90を通って、デッキ通路70を気筒11の並び方向における気筒11C側に流れる。そして、デッキ通路70の気筒11の並び方向における気筒11C側の端部にあるデッキ排水路75から排水される。なお、デッキ通路70を流れる冷却水は、排気上側ウォータジャケット100にも流れ込む。
そして、内側貫通孔45を通じて排気下側ウォータジャケット60に流れ込んだ冷却水は、排気側通路85を通って、排気側通路排水路88から排水される。より詳細には、内側貫通孔45Aを通じて排気下側ウォータジャケット60に流れ込んだ冷却水は、第1分流通路85A及び第2分流通路85Bを通って、排気側通路排水路88に向かって流れる。また、内側貫通孔45Bを通じて排気下側ウォータジャケット60に流れ込んだ冷却水は、第4分流通路85Dを通って、排気側通路排水路88及びデッキ排水路75に向かって流れる。
さらに、中間貫通孔46を通じて排気下側ウォータジャケット60に流れ込んだ冷却水は、第3分流通路85Cを通って、排気側通路排水路88に向かって流れる。また、連通箇所を通じて排気上側ウォータジャケット100に流れ込んだ冷却水は、第1上側排出路101及び第2上側排出路103に向かって流れる。
本実施形態の作用及び効果を説明する。
(1)本実施形態において、排気集合部25と排気下側ウォータジャケット60の間にある中間下側壁部61から排気下側ウォータジャケット60の下側にある下壁部62まで下側柱部65が突出している。下側柱部65は、高温の排気集合部25の内部と下壁部62との間で熱伝達を行う。そのため、排気下側ウォータジャケット60のうち、中間下側壁部61と接触する面のみならず、排気集合部25から熱伝達された下側柱部65の外周面においても、冷却水との熱交換ができる。よって、冷却水と熱交換できる表面積が増加される。そして、排気下側ウォータジャケット60における排気側通路85を流れる冷却水は、下側柱部65に相当する非ジャケット形成部92に衝突する。したがって、非ジャケット形成部92を介して、高温の排気集合部25と排気下側ウォータジャケット60内の冷却水との間で熱交換が促進されるため、排気集合部25の冷却不足を抑制できる。加えて、下側柱部65は、排気集合部25からの熱を下壁部62に伝達する。そして、排気下側ウォータジャケット60内の冷却水と下壁部62とが熱交換することによっても、間接的に排気集合部25を冷却できる。
(2)本実施形態において、排気集合部25と排気上側ウォータジャケット100の間にある中間上側壁部63から排気上側ウォータジャケット100の上側にある上壁部64まで上側柱部66が突出している。上側柱部66は、高温の排気集合部25と上壁部64との間で熱伝達を行う。そのため、排気上側ウォータジャケット100のうち、中間上側壁部63と接触する面のみならず、排気集合部25から熱伝達された上側柱部66の外周面においても、冷却水との熱交換ができる。よって、冷却水と熱交換できる表面積が増加される。そして、排気上側ウォータジャケット100における排気側通路85を流れる冷却水は、上側柱部66に相当する非ジャケット形成部97に衝突する。したがって、非ジャケット形成部97を介して、高温の排気集合部25と排気上側ウォータジャケット100内の冷却水との間で熱交換が促進されるため、排気集合部25の冷却不足を抑制できる。加えて、上側柱部66は、排気集合部25からの熱を上壁部64に伝達する。そして、排気上側ウォータジャケット100内の冷却水と上壁部64とが熱交換することによっても、間接的に排気集合部25を冷却できる。
(3)本実施形態において、内側貫通孔45Bは、内側貫通孔45Aと比べて、冷却水の経路におけるブロックウォータジャケット30の冷却水流入口33からの距離が遠い。そのため、内側貫通孔45Bを通る際の水圧は、内側貫通孔45Aを通る際の水圧よりも低くなる。その一方で、内側貫通孔45Bは、内側貫通孔45Aと比べて、冷却水の経路における冷却水が排出されるデッキ排水路75及び排気側通路排水路88までの距離が近い。そのため、デッキ排水路75及び排気側通路排水路88に吸い込まれやすい。このように内側貫通孔45Bを通じて排気下側ウォータジャケット60に流れ込んだ冷却水は、比較的に水圧が低く、デッキ排水路75及び排気側通路排水路88に吸い込まれやすい。そのため、デッキ通路70から、デッキ排水路75や排気側通路排水路88とは逆方向に延びる第3分流通路85Cには冷却水が流れにくい。この点、本実施形態では、中間貫通孔46が設けられているため、中間貫通孔46を通じて排気下側ウォータジャケット60に流れ込んだ冷却水が、第3分流通路85Cに流れる。そのため、第3分流通路85Cを流れる冷却水の量が不足しにくい。
特に、第3分流通路85Cは、排気集合部25に近い上に、気筒11B及び気筒11Cに挟まれた部分に配置されている。このことから、第3分流通路85Cは、排熱が集まることにより高熱になりやすい部分である。このような高温になりがちな第3分流通路85Cにおいて冷却水を流れやすくすることは、ヘッドウォータジャケット50全体の冷却性能の向上に寄与する。
(4)排気下側ウォータジャケット60において、排気側通路85のうち、気筒11の並び方向における気筒11Bと略同位置にある非ジャケット形成部93と、非ジャケット形成部95Bとの間の部分は、第3分流通路85Cと同程度の流路断面積となっている。そのため、第3分流通路85Cを通じて排気下側ウォータジャケット60に流れ込んだ冷却水の水圧が比較的に低かったとしても、非ジャケット形成部93と非ジャケット形成部95Bの間に冷却水を吸い込みやすくできるため、第3分流通路85Cを流れる冷却水の速度が低下することを抑制できる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・シリンダヘッド20において、上側柱部66を設けずに下側柱部65のみを設けてもよい。この場合、排気集合部25と上壁部64との間で熱伝達がされる。また、下側柱部65を設けずに上側柱部66のみを設けてもよい。この場合、排気集合部25と下壁部62との間で熱伝達がされる。
・シリンダヘッド20において、上側柱部66の数は3つでなくてもよい。例えば、1つや2つ、又は4つ以上であってもよい。上側柱部66の数が増えるほど、排気集合部25と上壁部64との間での熱伝達はされやすくなる。一方で、非ジャケット形成部97が増えるため、排気上側ウォータジャケット100の冷却水の流路が少なくなる。この点、下側柱部65についても同様である。また、上側柱部66の数と下側柱部65の数は、同一でなくてもよい。
・ヘッドウォータジャケット50を上面視したとき、非ジャケット形成部93(下側柱部65)及び非ジャケット形成部97(上側柱部66)の位置は対応していなくてもよい。例えば、ヘッドウォータジャケット50を上面視したときに、気筒11の並び方向において、隣接する非ジャケット形成部93(下側柱部65)の間に非ジャケット形成部97(上側柱部66)が配置されていてもよい。
・非ジャケット形成部93(下側柱部65)の形状は適宜変更できる。例えば、ヘッドウォータジャケット50を上面視したときの形状が、円状であってもよいし多角形状であってもよい。すなわち、非ジャケット形成部93(下側柱部65)の形状は、シリンダヘッド20に取り付けられている部材や各ポートの形状、ヘッドウォータジャケット50内を流れる冷却水の挙動などを考慮して設計すればよい。この点は、排気下側ウォータジャケット60における非ジャケット形成部92及び非ジャケット形成部95、排気上側ウォータジャケット100における非ジャケット形成部96、非ジャケット形成部97及び非ジャケット形成部98においても同様である。
・排気下側ウォータジャケット60において、気筒11の並び方向における気筒11Bと略同位置に配置された非ジャケット形成部93と非ジャケット形成部95Bとの間の排気側通路85の流路断面積は、第3分流通路85Cの流路断面積よりも小さくてもよい。この場合、第3分流通路85Cの排気側においてより冷却水を吸い込まれるため、第3分流通路85Cにて冷却水がより流れやすくなる。
・ガスケット40における中間貫通孔46は設けられていなくてもよい。例えば、第3分流通路85Cの流路断面積が、第2分流通路85Bの流路断面積よりも大きくて、多量の冷却水が流入するのであれば、中間貫通孔46がなくても問題は生じない。中間貫通孔46が設けられていた方が、第3分流通路85Cに冷却水が流れやすくなるため、排気集合部25はより冷却されやすい。
・ガスケット40における吸気側貫通孔43、外側貫通孔44及び内側貫通孔45の数及び形状は、適宜変更できる。例えば、外側貫通孔44の開口面積を広げるために、外側貫通孔44の開口形状を長方形状にしてもよい。
・各排気ポート23が排気集合部25において集合しているのであれば、排気ポート23の延設方向は変更できる。
・気筒11の数は、排気ポート23が合計で2つ以上設けられているのであれば適宜変更されていてもよい。例えば、気筒11の数は2以下であっても4つであってもそれ以上であってもよい。
10…シリンダブロック、11…気筒、11A…気筒、11B…気筒、11C…気筒、12…ピストン、13…燃焼室、14…吸気バルブ、15…排気バルブ、16…点火プラグ、17…ピストン、20…シリンダヘッド、21…凹部、22…吸気ポート、23…排気ポート、25…排気集合部、28…ボルト貫通孔、29…集合排気ポート、30…ブロックウォータジャケット、31…吸気側ジャケット、32…排気側ジャケット、33…冷却水流入口、40…ガスケット、41…気筒孔、42…ボルト孔、43…吸気側貫通孔、44…外側貫通孔、45…内側貫通孔、46…中間貫通孔、50…ヘッドウォータジャケット、60…排気下側ウォータジャケット、61…中間下側壁、62…下壁部、63…中間上側壁部、64…上壁部、65…下側柱部、66…上側柱部、70…デッキ通路、71…環状部、72…第1通路、73…第2通路、75…デッキ排水路、80…吸気側通路、81…第1湾曲部、82…第2湾曲部、85…排気側通路、85A…第1分流通路、85B…第2分流通路、85C…第3分流通路、85D…第4分流通路、88…排気側通路排水路、90…供給路、92…非ジャケット形成部、93…非ジャケット形成部、95…非ジャケット形成部、95A…非ジャケット形成部、95B…非ジャケット形成部、96…非ジャケット形成部、97…非ジャケット形成部、98…非ジャケット形成部、100…排気上側ウォータジャケット、101…第1上側排出路、102…突出部、103…第2上側排出路、E…内燃機関、WJ…ウォータジャケット。

Claims (1)

  1. 気筒の数に応じて設けられた排気を排出するための複数の排気ポートと、
    複数の前記排気ポートを集合させた排気集合部と、
    前記排気集合部を冷却するヘッドウォータジャケットとが区画されているシリンダヘッドであって、
    前記ヘッドウォータジャケットは、前記排気集合部よりも上側に位置する排気上側ウォータジャケットと、前記排気集合部よりも下側に位置する排気下側ウォータジャケットとを備えており、
    前記排気集合部と前記排気下側ウォータジャケットとの間に位置する壁部から前記排気下側ウォータジャケットの下側に位置する壁部まで突出する柱部、又は、前記排気集合部と前記排気上側ウォータジャケットとの間に位置する壁部から前記排気上側ウォータジャケットの上側に位置する壁部まで突出する柱部の、少なくともいずれか一方が設けられている
    ことを特徴とするシリンダヘッド。
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