JP2019195285A - 作業車 - Google Patents

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孝広 内
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鋭 張
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博昭 松下
田中 祐二
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Abstract

【課題】車速を意図通りに調節しやすい作業車を提供する。【解決手段】無段変速装置と、可動領域内で動かされることにより操作される変速操作具と、を備え、無段変速装置は、変速操作具の操作位置に応じて変速状態が変化するように構成されており、変速操作具の可動領域は、複数の帯域を含んでおり、変速操作具の単位操作量当たりの車速の変化量である車速変化率は、帯域によって異なっている。【選択図】図6

Description

本発明は、無段変速装置と、変速操作具と、を備える作業車に関する。
上記のような作業車として、例えば、特許文献1に記載の作業車が既に知られている。この作業車(特許文献1では「コンバイン」)では、変速操作具(特許文献1では「主変速レバー」)が操作されることにより、無段変速装置(特許文献1では「主変速装置」)の変速状態が変化する。
特開2015−35984号公報
一般に、無段変速装置と、変速操作具と、を備える作業車では、変速操作具の単位操作量当たりの車速の変化量である車速変化率は、変速操作具の可動領域の全体に亘って一定である。即ち、変速操作具の可動領域の全体に亘り、変速操作具の操作量に比例して車速が変化する。
しかしながら、車速変化率が変速操作具の可動領域の全体に亘って一定である場合、変速操作具を操作した際の車速の変化が比較的大きくなりがちである。これにより、オペレータは、車速を細かく調節することが困難となる。その結果、オペレータは、車速を意図通りに調節しにくくなる。
本発明の目的は、車速を意図通りに調節しやすい作業車を提供することである。
本発明の特徴は、無段変速装置と、可動領域内で動かされることにより操作される変速操作具と、を備え、前記無段変速装置は、前記変速操作具の操作位置に応じて変速状態が変化するように構成されており、前記変速操作具の可動領域は、複数の帯域を含んでおり、前記変速操作具の単位操作量当たりの車速の変化量である車速変化率は、前記帯域によって異なっていることにある。
本発明であれば、複数の帯域のうち、相対的に車速変化率の小さい帯域では、変速操作具を操作した際の車速の変化が比較的小さくなる。これにより、オペレータは、車速を細かく調節することが容易となる。
従って、本発明であれば、車速を意図通りに調節しやすい作業車を実現できる。
さらに、本発明において、前記変速操作具の操作位置と、車速と、の対応関係を規定するデータである車速マップを記憶する記憶部と、前記変速操作具の操作位置と、前記記憶部に記憶されている前記車速マップと、に基づいて前記無段変速装置における変速状態を制御する変速制御装置と、を備えると好適である。
変速操作具と無段変速装置との間が機械的なリンク機構によって連結されていると共に、変速操作具の操作によって機械的に無段変速装置の変速状態が変化する構成である場合、帯域によって車速変化率が異なるように構成するためには、比較的複雑な構造のリンク機構を設ける必要がある。これにより、製造コストが増大しがちである。
ここで、上記の構成によれば、記憶部に、帯域によって車速変化率が異なるように作成された車速マップを記憶させることにより、帯域によって車速変化率が異なる作業車を実現できる。即ち、上記の構成によれば、帯域によって車速変化率が異なるように構成するために、比較的複雑な構造のリンク機構を設ける必要がない。従って、製造コストの増大を抑制しやすい。
さらに、本発明において、前記記憶部は、前記車速マップである第1マップを記憶しており、前記第1マップにおいて、前記複数の帯域は、第1帯域と、前記第1帯域とは異なる第2帯域と、前記第1帯域及び前記第2帯域の何れとも異なる第3帯域と、を含んでおり、前記変速操作具の操作位置が前記第1帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速よりも低く、前記変速操作具の操作位置が前記第3帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速よりも高く、前記変速操作具の操作位置が前記第3帯域内であるときの前記車速変化率は、前記変速操作具の操作位置が前記第1帯域内であるときの前記車速変化率よりも小さく、且つ、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの前記車速変化率よりも小さいと好適である。
この構成によれば、第3帯域は、比較的高速の変速状態に対応する。そして、変速操作具の操作位置が第3帯域内であるときには、車速変化率が比較的小さくなる。従って、比較的高速の変速状態であるときに車速を意図通りに調節しやすい作業車を実現できる。
さらに、本発明において、前記記憶部は、前記車速マップである第2マップを記憶しており、前記第2マップにおいて、前記複数の帯域は、第1帯域と、前記第1帯域とは異なる第2帯域と、前記第1帯域及び前記第2帯域の何れとも異なる第3帯域と、を含んでおり、前記変速操作具の操作位置が前記第1帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速よりも低く、前記変速操作具の操作位置が前記第3帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速よりも高く、前記変速操作具の操作位置が前記第1帯域内であるときの前記車速変化率は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの前記車速変化率よりも小さく、且つ、前記変速操作具の操作位置が前記第3帯域内であるときの前記車速変化率よりも小さいと好適である。
この構成によれば、第1帯域は、比較的低速の変速状態に対応する。そして、変速操作具の操作位置が第1帯域内であるときには、車速変化率が比較的小さくなる。従って、比較的低速の変速状態であるときに車速を意図通りに調節しやすい作業車を実現できる。
さらに、本発明において、前記記憶部は、前記車速マップである第3マップを記憶しており、前記第3マップにおいて、前記複数の帯域は、第1帯域と、前記第1帯域とは異なる第2帯域と、前記第1帯域及び前記第2帯域の何れとも異なる第3帯域と、を含んでおり、前記変速操作具の操作位置が前記第1帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速よりも低く、前記変速操作具の操作位置が前記第3帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速よりも高く、前記変速操作具の操作位置が前記第1帯域内であるときの前記車速変化率は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの前記車速変化率よりも小さく、前記変速操作具の操作位置が前記第3帯域内であるときの前記車速変化率は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの前記車速変化率よりも小さいと好適である。
この構成によれば、第1帯域は、比較的低速の変速状態に対応する。また、第3帯域は、比較的高速の変速状態に対応する。そして、変速操作具の操作位置が第1帯域内または第3帯域内であるときには、車速変化率が比較的小さくなる。従って、比較的低速の変速状態であるとき、及び、比較的高速の変速状態であるときに車速を意図通りに調節しやすい作業車を実現できる。
さらに、本発明において、前記記憶部は、前記車速マップである第4マップを記憶しており、前記第4マップにおいて、前記複数の帯域は、第1帯域と、前記第1帯域とは異なる第2帯域と、前記第1帯域及び前記第2帯域の何れとも異なる第3帯域と、を含んでおり、前記変速操作具の操作位置が前記第1帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速よりも低く、前記変速操作具の操作位置が前記第3帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速よりも高く、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの前記車速変化率は、前記変速操作具の操作位置が前記第1帯域内であるときの前記車速変化率よりも小さく、且つ、前記変速操作具の操作位置が前記第3帯域内であるときの前記車速変化率よりも小さいと好適である。
この構成によれば、第2帯域は、中速の変速状態に対応する。そして、変速操作具の操作位置が第2帯域内であるときには、車速変化率が比較的小さくなる。従って、中速の変速状態であるときに車速を意図通りに調節しやすい作業車を実現できる。
さらに、本発明において、前記第4マップにおいて、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置によらず一定であると好適である。
この構成によれば、オペレータは、作業車の車速を、第2帯域に対応する所定の車速に容易に調節することができる。そして、この所定の車速を、作業走行に適した車速に設定することにより、作業走行に適した車速に容易に調節することが可能な作業車を実現できる。
さらに、本発明において、前記記憶部は、複数の前記車速マップを記憶しており、前記記憶部に記憶された前記複数の車速マップから一つの前記車速マップを選択するマップ選択部を備え、前記変速制御装置は、前記変速操作具の操作位置と、前記マップ選択部により選択された前記車速マップと、に基づいて前記無段変速装置における変速状態を制御すると好適である。
この構成によれば、車速変化率の小さい帯域が互いに異なる複数の車速マップを記憶部に記憶させることにより、車速変化率の小さい帯域を状況に応じて変化させることが可能な作業車を実現できる。
さらに、本発明において、前記無段変速装置は、油圧ポンプ及び油圧モータを有しており、前記油圧ポンプは、ポンプ斜板を有しており、前記油圧モータは、モータ斜板を有しており、前記変速制御装置は、前記ポンプ斜板及び前記モータ斜板を制御することにより、前記無段変速装置における変速状態を制御すると好適である。
この構成によれば、変速制御装置がポンプ斜板及びモータ斜板のうちの何れか一方のみを制御する場合に比べて、ポンプ斜板の制御とモータ斜板の制御との組み合わせにより、自由度の高い変速制御が可能となる。
コンバインの右側面図である。 静油圧式無段変速機等の構成を示す平面図である。 静油圧式無段変速機等の構成を示す断面図である。 制御装置等の構成を示すブロック図である。 主変速レバーの可動領域と、可動領域に含まれる複数の帯域と、を示す右側面図である。 第1マップを示す図である。 第2マップを示す図である。 第3マップを示す図である。 第4マップを示す図である。 第5マップを示す図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。尚、以下の説明においては、特に断りがない限り、図1、図2、図5に示す矢印Fの方向を「前」、矢印Bの方向を「後」として、図2及び図3に示す矢印Lの方向を「左」、矢印Rの方向を「右」とする。また、図1に示す矢印Uの方向を「上」、矢印Dの方向を「下」とする。
〔コンバインの全体構成〕
図1に示すように、普通型のコンバイン1(本発明に係る「作業車」に相当)は、刈取部10と、フィーダ11と、運転部12と、脱穀装置13と、穀粒タンク14と、を備えている。
刈取部10は、コンバイン1の機体前部に設けられている。また、フィーダ11は、刈取部10の後方に設けられている。
脱穀装置13は、フィーダ11の後方に設けられている。また、運転部12は、フィーダ11の上方に設けられている。そして、穀粒タンク14は、脱穀装置13の上方に設けられている。
刈取部10は、圃場の植立穀稈を刈り取る。フィーダ11は、刈取穀稈を脱穀装置13へ搬送する。脱穀装置13において、刈取穀稈は脱穀処理される。脱穀処理により得られた穀粒は、穀粒タンク14に貯留される。また、運転部12には、オペレータが搭乗可能である。
また、図1及び図2に示すように、コンバイン1は、エンジンE、左右の前輪7、左右の後輪8、静油圧式無段変速機2(本発明に係る「無段変速装置」に相当)、ギヤ式変速装置3を備えている。
左右の前輪7は、左前輪71及び右前輪72を含んでいる。また、左右の後輪8は、左後輪81及び右後輪82を含んでいる。
エンジンEの駆動力は、静油圧式無段変速機2及びギヤ式変速装置3を介して、左右の前輪7に伝達される。これにより、左右の前輪7は回転駆動する。
また、図2に示すように、コンバイン1は、ステアリングシリンダ19を備えている。ステアリングシリンダ19は、左後輪81と右後輪82との間に配置されている。また、ステアリングシリンダ19は、左右方向に沿って設けられている。
そして、ステアリングシリンダ19が伸縮することにより、左後輪81及び右後輪82は、縦軸芯周りで揺動する。この構成により、左右の後輪8は、操向操作可能に構成されている。
〔動力伝達構造〕
図3に示すように、静油圧式無段変速機2は、油圧ポンプ4及び油圧モータ5を有している。そして、油圧ポンプ4は、ポンプ入力軸41及びポンプ斜板42を有している。また、油圧モータ5は、モータ出力軸51及びモータ斜板52を有している。
ポンプ入力軸41の右端部には、入力プーリ6が取り付けられている。そして、エンジンEの駆動力は、動力伝達機構を介して、入力プーリ6に伝達される。入力プーリ6に伝達された駆動力は、ポンプ入力軸41、ポンプ斜板42、モータ斜板52を介して、モータ出力軸51に伝達される。
このとき、動力伝達経路におけるポンプ斜板42とモータ斜板52との間で、駆動力は変速される。
また、ギヤ式変速装置3は、変速機構31、差動装置32、左出力軸33、右出力軸34を有している。
モータ出力軸51に伝達された駆動力は、変速機構31を介して、差動装置32に伝達される。このとき、変速機構31において、駆動力は変速される。そして、差動装置32に伝達された駆動力は、左出力軸33及び右出力軸34に分配される。
左出力軸33は、差動装置32から左方に延びる状態で設けられている。そして、左出力軸33の左端部は、ギヤ式の左減速機構63を介して、左前車軸64に連結している。また、図2に示すように、左前輪71は、左前車軸64に固定されている。
この構成により、左出力軸33に伝達された駆動力は、左減速機構63及び左前車軸64を介して、左前輪71に伝達される。これにより、左前輪71が駆動される。
また、図3に示すように、右出力軸34は、差動装置32から右方に延びる状態で設けられている。そして、右出力軸34の右端部は、ギヤ式の右減速機構65を介して、右前車軸66に連結している。また、図2に示すように、右前輪72は、右前車軸66に固定されている。
この構成により、右出力軸34に伝達された駆動力は、右減速機構65及び右前車軸66を介して、右前輪72に伝達される。これにより、右前輪72が駆動される。
また、図3に示すように、コンバイン1は、サイドブレーキ60を備えている。サイドブレーキ60は、左ブレーキ61及び右ブレーキ62を有している。
左ブレーキ61は、左出力軸33に取り付けられている。そして、左ブレーキ61は、左出力軸33を制動可能に構成されている。左出力軸33が制動されると、左前輪71が制動されることとなる。即ち、左ブレーキ61は、左前輪71を制動可能である。
また、右ブレーキ62は、右出力軸34に取り付けられている。そして、右ブレーキ62は、右出力軸34を制動可能に構成されている。右出力軸34が制動されると、右前輪72が制動されることとなる。即ち、右ブレーキ62は、右前輪72を制動可能である。
以上で説明した構成により、サイドブレーキ60は、左右の前輪7を各別に制動する。
尚、図3は、正面視と平面視とを組み合わせた展開図である。
〔制御装置に関する構成〕
図4に示すように、コンバイン1は、制御装置20、主変速レバー92(本発明に係る「変速操作具」に相当)、副変速スイッチ93、モード操作部94を備えている。制御装置20は、変速制御装置21、マップ選択部22、記憶部23を有している。
主変速レバー92、副変速スイッチ93、モード操作部94は、何れも、運転部12に設けられている。そして、運転部12に搭乗したオペレータは、主変速レバー92、副変速スイッチ93、モード操作部94を操作することができる。
尚、モード操作部94は、例えば、運転部12に設けられたスイッチであっても良いし、不図示のタッチパネルに表示されるタッチボタンであっても良い。
図5に示すように、主変速レバー92は、前後に揺動可能に構成されている。そして、主変速レバー92は、可動領域MA内で動かされることにより操作される。また、可動領域MAは、複数の帯域を含んでいる。この複数の帯域は、第1帯域F1と、第2帯域F2と、第3帯域F3と、後進帯域RBと、を含んでいる。図5に示すように、第1帯域F1と、第2帯域F2と、第3帯域F3と、後進帯域RBと、は、互いに重複せず、また、互いに異なる帯域である。
また、図5に示すように、後側から前側に向かって、後進帯域RB、第1帯域F1、第2帯域F2、第3帯域F3の順に並んでいる。そして、主変速レバー92の中立位置は、第1帯域F1と後進帯域RBとの境目である。
また、副変速スイッチ93は、主変速レバー92におけるグリップ部の左側部に取り付けられている。
図4に示すように、主変速レバー92が操作されると、操作位置に応じた信号が、変速制御装置21へ送られる。
また、副変速スイッチ93が操作されると、操作に応じた信号が、変速制御装置21へ送られる。変速制御装置21は、副変速スイッチ93から受け取った信号に基づいて、モータ斜板52を制御する。
より具体的には、モータ斜板52が低速状態であるとき、副変速スイッチ93が操作されると、変速制御装置21は、モータ斜板52を高速状態に変化させる。また、モータ斜板52が高速状態であるとき、副変速スイッチ93が操作されると、変速制御装置21は、モータ斜板52を低速状態に変化させる。
モード操作部94が操作されると、操作に応じた信号が、マップ選択部22へ送られる。また、モード操作部94が操作されることにより、コンバイン1の制御モードは、高速作業モードと、低速作業モードと、高低速作業モードと、中速作業モードと、非作業走行モードと、の間で切り替わる。即ち、コンバイン1の制御モードは、モード操作部94を操作することによって選択可能である。
また、記憶部23は、複数の車速マップを記憶している。尚、車速マップとは、主変速レバー92の操作位置と、コンバイン1の車速と、の対応関係を規定するデータである。
より具体的には、記憶部23は、第1マップ、第2マップ、第3マップ、第4マップ、第5マップの5つの車速マップを記憶している。
マップ選択部22は、モード操作部94の操作により選択された制御モードに基づいて、記憶部23に記憶された複数の車速マップから一つの車速マップを選択する。マップ選択部22により選択された車速マップは、記憶部23から、マップ選択部22を介して変速制御装置21へ送られる。
変速制御装置21は、主変速レバー92から受け取った信号と、マップ選択部22から受け取った車速マップと、に基づいて、ポンプ斜板42及びモータ斜板52を制御する。そして、変速制御装置21は、ポンプ斜板42及びモータ斜板52を制御することにより、静油圧式無段変速機2における変速状態を制御する。
即ち、変速制御装置21は、主変速レバー92の操作位置と、マップ選択部22により選択された車速マップと、に基づいて静油圧式無段変速機2における変速状態を制御する。
このように、コンバイン1は、主変速レバー92の操作位置と、記憶部23に記憶されている車速マップと、に基づいて静油圧式無段変速機2における変速状態を制御する変速制御装置21を備えている。また、静油圧式無段変速機2は、主変速レバー92の操作位置に応じて変速状態が変化するように構成されている。
〔第1マップについて〕
コンバイン1の制御モードが高速作業モードであるとき、マップ選択部22は、記憶部23に記憶された複数の車速マップから、図6に示す第1マップを選択する。
図6において、横軸は主変速レバー92の操作位置を表しており、縦軸はコンバイン1の車速を表している。
図6に示すように、第1マップにおいては、主変速レバー92の操作位置が前側であるほど、コンバイン1の車速が高くなる。そして、主変速レバー92の操作位置が第1帯域F1内であるときの車速は、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速よりも低い。また、主変速レバー92の操作位置が第3帯域F3内であるときの車速は、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速よりも高い。
そして、主変速レバー92の操作位置が中立位置よりも前側である場合、主変速レバー92の操作位置が前側であるほど、車速変化率が小さくなる。尚、車速変化率とは、主変速レバー92の単位操作量当たりの車速の変化量である。
即ち、主変速レバー92の操作位置が第3帯域F3内であるときの車速変化率は、主変速レバー92の操作位置が第1帯域F1内であるときの車速変化率よりも小さく、且つ、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速変化率よりも小さい。
これにより、車速が比較的高速であるときに、オペレータは、車速を意図通りに調節しやすくなる。
また、第1マップが選択されているとき、変速制御装置21は、モータ斜板52を常に低速状態で維持すると共に、ポンプ斜板42の角度を変化させることによりコンバイン1の車速を変化させる。
また、図6に示すように、第1マップが選択されているとき、コンバイン1の最高車速は車速V1である。
〔第2マップについて〕
コンバイン1の制御モードが低速作業モードであるとき、マップ選択部22は、記憶部23に記憶された複数の車速マップから、図7に示す第2マップを選択する。
図7において、横軸は主変速レバー92の操作位置を表しており、縦軸はコンバイン1の車速を表している。
図7に示すように、第2マップにおいては、主変速レバー92の操作位置が前側であるほど、コンバイン1の車速が高くなる。そして、主変速レバー92の操作位置が第1帯域F1内であるときの車速は、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速よりも低い。また、主変速レバー92の操作位置が第3帯域F3内であるときの車速は、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速よりも高い。
そして、主変速レバー92の操作位置が中立位置よりも前側である場合、主変速レバー92の操作位置が後側であるほど、車速変化率が小さくなる。
即ち、主変速レバー92の操作位置が第1帯域F1内であるときの車速変化率は、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速変化率よりも小さく、且つ、主変速レバー92の操作位置が第3帯域F3内であるときの車速変化率よりも小さい。
これにより、車速が比較的低速であるときに、オペレータは、車速を意図通りに調節しやすくなる。
また、第2マップが選択されているとき、変速制御装置21は、モータ斜板52を常に低速状態で維持すると共に、ポンプ斜板42の角度を変化させることによりコンバイン1の車速を変化させる。
また、図7に示すように、第2マップが選択されているとき、コンバイン1の最高車速は車速V1である。
〔第3マップについて〕
コンバイン1の制御モードが高低速作業モードであるとき、マップ選択部22は、記憶部23に記憶された複数の車速マップから、図8に示す第3マップを選択する。
図8において、横軸は主変速レバー92の操作位置を表しており、縦軸はコンバイン1の車速を表している。
図8に示すように、第3マップにおいては、主変速レバー92の操作位置が前側であるほど、コンバイン1の車速が高くなる。そして、主変速レバー92の操作位置が第1帯域F1内であるときの車速は、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速よりも低い。また、主変速レバー92の操作位置が第3帯域F3内であるときの車速は、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速よりも高い。
そして、主変速レバー92の操作位置が第1帯域F1内または第3帯域F3内であるときの車速変化率は、比較的小さい。
即ち、主変速レバー92の操作位置が第1帯域F1内であるときの車速変化率は、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速変化率よりも小さい。また、主変速レバー92の操作位置が第3帯域F3内であるときの車速変化率は、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速変化率よりも小さい。
これにより、車速が比較的高速または比較的低速であるときに、オペレータは、車速を意図通りに調節しやすくなる。
また、第3マップが選択されているとき、変速制御装置21は、モータ斜板52を常に低速状態で維持すると共に、ポンプ斜板42の角度を変化させることによりコンバイン1の車速を変化させる。
また、図8に示すように、第3マップが選択されているとき、コンバイン1の最高車速は車速V1である。
〔第4マップについて〕
コンバイン1の制御モードが中速作業モードであるとき、マップ選択部22は、記憶部23に記憶された複数の車速マップから、図9に示す第4マップを選択する。
図9において、横軸は主変速レバー92の操作位置を表しており、縦軸はコンバイン1の車速を表している。
図9に示すように、第4マップにおいては、主変速レバー92の操作位置が前側であるほど、コンバイン1の車速が高くなる。そして、主変速レバー92の操作位置が第1帯域F1内であるときの車速は、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速よりも低い。また、主変速レバー92の操作位置が第3帯域F3内であるときの車速は、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速よりも高い。
そして、第4マップにおいて、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速は、主変速レバー92の操作位置によらず一定である。言い換えれば、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速変化率は0(ゼロ)である。尚、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速は、所定の車速V2である。
即ち、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速変化率は、主変速レバー92の操作位置が第1帯域F1内であるときの車速変化率よりも小さく、且つ、主変速レバー92の操作位置が第3帯域F3内であるときの車速変化率よりも小さい。
これにより、オペレータは、コンバイン1の車速を、車速V2に容易に調節することができる。尚、本実施形態において、車速V2は、収穫する際の作業負荷の高い作物を収穫する場合に適した車速に設定されている。
また、第4マップが選択されているとき、変速制御装置21は、モータ斜板52を常に低速状態で維持すると共に、ポンプ斜板42の角度を変化させることによりコンバイン1の車速を変化させる。
また、図9に示すように、第4マップが選択されているとき、コンバイン1の最高車速は車速V1である。
〔第5マップについて〕
コンバイン1の制御モードが非作業走行モードであるとき、マップ選択部22は、記憶部23に記憶された複数の車速マップから、図10に示す第5マップを選択する。
図10において、横軸は主変速レバー92の操作位置を表しており、縦軸はコンバイン1の車速を表している。
図10に示すように、第5マップにおいては、主変速レバー92の操作位置が前側であるほど、コンバイン1の車速が高くなる。そして、主変速レバー92の操作位置が第1帯域F1内であるときの車速は、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速よりも低い。また、主変速レバー92の操作位置が第3帯域F3内であるときの車速は、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速よりも高い。
第5マップにおいては、主変速レバー92の操作位置が第1帯域F1内であるときの車速変化率は、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速変化率よりも小さく、且つ、主変速レバー92の操作位置が第3帯域F3内であるときの車速変化率よりも小さい。
また、主変速レバー92の操作位置が第1帯域F1内であるとき、変速制御装置21は、モータ斜板52を低速状態に制御すると共に、ポンプ斜板42の角度を変化させることによりコンバイン1の車速を変化させる。
オペレータが主変速レバー92を前方へ揺動させていく場合、変速制御装置21は、ポンプ斜板42の角度を高速側へ変化させていく。そして、主変速レバー92の操作位置が第1帯域F1から第2帯域F2へ変化したとき、変速制御装置21は、モータ斜板52を低速状態から高速状態に変化させる。
これにより、オペレータが主変速レバー92を前方へ揺動させていく場合、第2帯域F2及び第3帯域F3においては、コンバイン1の車速は、主変速レバー92の操作に応じて感度良く上昇していく。
尚、図10に示すように、第5マップが選択されているとき、コンバイン1の最高車速は車速V3である。車速V3は、車速V1よりも高い車速である。
また、図6から図10を参照して説明したように、コンバイン1は、車速変化率が帯域によって異なるように構成されている。
また、図6から図10においては図示を省略しているが、第1マップから第5マップの何れにおいても、主変速レバー92の操作位置が後進帯域RB内であるとき、コンバイン1の車速は負の値となる。即ち、主変速レバー92の操作位置が後進帯域RB内であるとき、コンバイン1は後進する。そして、主変速レバー92の操作位置が後進帯域RB内であるときの車速変化率は、主変速レバー92の操作位置によらず一定である。
尚、以上の説明における車速は、あくまでも理想値または目標値であって、圃場の傾斜等の条件によっては、以上の説明の通りの車速が必ずしも実現されるとは限らない。
以上で説明した構成であれば、複数の帯域のうち、相対的に車速変化率の小さい帯域では、主変速レバー92を操作した際の車速の変化が比較的小さくなる。これにより、オペレータは、車速を細かく調節することが容易となる。
従って、以上で説明した構成であれば、車速を意図通りに調節しやすいコンバイン1を実現できる。
尚、以上に記載した実施形態は一例に過ぎないのであり、本発明はこれに限定されるものではなく、適宜変更が可能である。
〔その他の実施形態〕
(1)コンバイン1は、前輪7及び後輪8に代えて、クローラ式の走行装置またはセミクローラ式の走行装置を備えていても良い。
(2)変速制御装置21は、ポンプ斜板42とモータ斜板52とのうち、何れか一方のみを制御することにより、静油圧式無段変速機2における変速状態を制御するように構成されていても良い。
(3)静油圧式無段変速機2に代えて、油圧機械式無段変速機や、ベルト式CVT等を備えていても良い。これらの変速機は、何れも、本発明に係る「無段変速装置」に相当する。
(4)マップ選択部22は設けられていなくても良い。
(5)モード操作部94は設けられていなくても良い。
(6)記憶部23の記憶している車速マップの個数は、1つでも良いし、2つ以上のいかなる個数であっても良い。
(7)第4マップにおいて、主変速レバー92の操作位置が第2帯域F2内であるときの車速は、主変速レバー92の操作位置に応じて変化しても良い。
(8)記憶部23は、第1マップを記憶していなくても良い。
(9)記憶部23は、第2マップを記憶していなくても良い。
(10)記憶部23は、第3マップを記憶していなくても良い。
(11)記憶部23は、第4マップを記憶していなくても良い。
(12)記憶部23は、第5マップを記憶していなくても良い。
(13)記憶部23は、第1マップから第5マップの何れとも異なる車速マップを記憶していても良い。
(14)変速制御装置21及び記憶部23を何れも備えていなくても良い。この場合、主変速レバー92と静油圧式無段変速機2との間が機械的なリンク機構によって連結されていると共に、主変速レバー92の操作によって機械的に静油圧式無段変速機2の変速状態が変化するように構成されていても良い。さらに、リンク機構は、カム機構等を含むことにより、車速変化率が帯域によって異なるような構造を有していても良い。
本発明は、普通型のコンバインだけでなく、自脱型のコンバイン、トウモロコシ収穫機、田植機、草刈機、トラクタ、ホイールローダ、フロントローダ、バックホー等の種々の作業車に利用可能である。
1 コンバイン(作業車)
2 静油圧式無段変速機(無段変速装置)
4 油圧ポンプ
5 油圧モータ
21 変速制御装置
22 マップ選択部
23 記憶部
42 ポンプ斜板
52 モータ斜板
92 主変速レバー(変速操作具)
F1 第1帯域
F2 第2帯域
F3 第3帯域
MA 可動領域

Claims (9)

  1. 無段変速装置と、
    可動領域内で動かされることにより操作される変速操作具と、を備え、
    前記無段変速装置は、前記変速操作具の操作位置に応じて変速状態が変化するように構成されており、
    前記変速操作具の可動領域は、複数の帯域を含んでおり、
    前記変速操作具の単位操作量当たりの車速の変化量である車速変化率は、前記帯域によって異なっている作業車。
  2. 前記変速操作具の操作位置と、車速と、の対応関係を規定するデータである車速マップを記憶する記憶部と、
    前記変速操作具の操作位置と、前記記憶部に記憶されている前記車速マップと、に基づいて前記無段変速装置における変速状態を制御する変速制御装置と、を備える請求項1に記載の作業車。
  3. 前記記憶部は、前記車速マップである第1マップを記憶しており、
    前記第1マップにおいて、
    前記複数の帯域は、第1帯域と、前記第1帯域とは異なる第2帯域と、前記第1帯域及び前記第2帯域の何れとも異なる第3帯域と、を含んでおり、
    前記変速操作具の操作位置が前記第1帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速よりも低く、
    前記変速操作具の操作位置が前記第3帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速よりも高く、
    前記変速操作具の操作位置が前記第3帯域内であるときの前記車速変化率は、前記変速操作具の操作位置が前記第1帯域内であるときの前記車速変化率よりも小さく、且つ、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの前記車速変化率よりも小さい請求項2に記載の作業車。
  4. 前記記憶部は、前記車速マップである第2マップを記憶しており、
    前記第2マップにおいて、
    前記複数の帯域は、第1帯域と、前記第1帯域とは異なる第2帯域と、前記第1帯域及び前記第2帯域の何れとも異なる第3帯域と、を含んでおり、
    前記変速操作具の操作位置が前記第1帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速よりも低く、
    前記変速操作具の操作位置が前記第3帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速よりも高く、
    前記変速操作具の操作位置が前記第1帯域内であるときの前記車速変化率は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの前記車速変化率よりも小さく、且つ、前記変速操作具の操作位置が前記第3帯域内であるときの前記車速変化率よりも小さい請求項2に記載の作業車。
  5. 前記記憶部は、前記車速マップである第3マップを記憶しており、
    前記第3マップにおいて、
    前記複数の帯域は、第1帯域と、前記第1帯域とは異なる第2帯域と、前記第1帯域及び前記第2帯域の何れとも異なる第3帯域と、を含んでおり、
    前記変速操作具の操作位置が前記第1帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速よりも低く、
    前記変速操作具の操作位置が前記第3帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速よりも高く、
    前記変速操作具の操作位置が前記第1帯域内であるときの前記車速変化率は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの前記車速変化率よりも小さく、
    前記変速操作具の操作位置が前記第3帯域内であるときの前記車速変化率は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの前記車速変化率よりも小さい請求項2に記載の作業車。
  6. 前記記憶部は、前記車速マップである第4マップを記憶しており、
    前記第4マップにおいて、
    前記複数の帯域は、第1帯域と、前記第1帯域とは異なる第2帯域と、前記第1帯域及び前記第2帯域の何れとも異なる第3帯域と、を含んでおり、
    前記変速操作具の操作位置が前記第1帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速よりも低く、
    前記変速操作具の操作位置が前記第3帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速よりも高く、
    前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの前記車速変化率は、前記変速操作具の操作位置が前記第1帯域内であるときの前記車速変化率よりも小さく、且つ、前記変速操作具の操作位置が前記第3帯域内であるときの前記車速変化率よりも小さい請求項2に記載の作業車。
  7. 前記第4マップにおいて、前記変速操作具の操作位置が前記第2帯域内であるときの車速は、前記変速操作具の操作位置によらず一定である請求項6に記載の作業車。
  8. 前記記憶部は、複数の前記車速マップを記憶しており、
    前記記憶部に記憶された前記複数の車速マップから一つの前記車速マップを選択するマップ選択部を備え、
    前記変速制御装置は、前記変速操作具の操作位置と、前記マップ選択部により選択された前記車速マップと、に基づいて前記無段変速装置における変速状態を制御する請求項2から7の何れか一項に記載の作業車。
  9. 前記無段変速装置は、油圧ポンプ及び油圧モータを有しており、
    前記油圧ポンプは、ポンプ斜板を有しており、
    前記油圧モータは、モータ斜板を有しており、
    前記変速制御装置は、前記ポンプ斜板及び前記モータ斜板を制御することにより、前記無段変速装置における変速状態を制御する請求項2から8の何れか一項に記載の作業車。
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