JP2019193422A - 管理システム、制御装置及び管理システムの制御方法 - Google Patents

管理システム、制御装置及び管理システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】改善された、管理システム、制御装置及び管理システムの制御方法を提供する。【解決手段】管理システムは、送電を要求する無線信号を発信する少なくとも1つの受電装置と、無線信号の到来方向に、無線電力を送電する送電装置と、制御装置とを備える。制御装置は、所定領域を管理する第1モードと、当該所定領域の管理を解除する第2モードとを有する制御装置とを有する。制御装置は、第1モードであるとき、送電装置に、少なくとも1つの受電装置のうちの所定受電装置へ無線電力を送電させる。【選択図】図1

Description

本開示は、管理システム、制御装置及び管理システムの制御方法に関する。
従来、電磁波によって電力を電子機器に供給する技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、マイクロ波によって電力をデバイスに供給する送電装置が開示されている。
特開2014−223018号公報
従来の電磁波によって電力を供給する技術には、改善の余地がある。
本開示は、改善された、管理システム、制御装置及び管理システムの制御方法を提供することを目的とする。
一態様の管理システムは、送電を要求する無線信号を発信する少なくとも1つの受電装置と、前記無線信号の到来方向に、無線電力を送電する送電装置と、制御装置とを備える。前記制御装置は、所定領域を管理する第1モードと、当該所定領域の管理を解除する第2モードとを有する。前記制御装置は、前記第1モードであるとき、前記送電装置に、前記少なくとも1つの受電装置のうちの所定受電装置へ無線電力を送電させる。
一態様の管理システムは、送電を要求する無線信号を発信する少なくとも1つの受電装置と、前記無線信号の到来方向に、無線電力を送電する制御装置とを備える。前記制御装置は、所定領域を管理する第1モードと、当該所定領域の管理を解除する第2モードとを有する。前記制御装置は、前記第1モードであるとき、前記少なくとも1つの受電装置のうちの所定受電装置に無線電力を送電する。
一態様の制御装置は、所定領域を管理する第1モードと、当該所定領域の管理を解除する第2モードとを有する。前記制御装置は、送電を要求する無線信号を発信する少なくとも1つの受電装置と、前記無線信号の到来方向に、無線電力を送電する送電装置とを制御する制御部を有する。前記制御部は、前記第1モードであるとき、前記送電装置に、前記少なくとも1つの受電装置のうちの所定受電装置へ無線電力を送電させる。
一態様の管理システムの制御方法は、少なくとも1つの受電装置と、送電装置と、所定領域を管理する第1モード及び当該所定領域の管理を解除する第2モードを有する制御装置とを備える管理システムの制御方法である。当該管理システムの制御方法は、前記受電装置が、送電を要求する無線信号を発信するステップを含む。さらに、前記管理システムの制御方法は、前記送電装置が、前記無線信号の到来方向に、無線電力を送電するステップを含む。さらに、前記管理システムの制御方法は、前記制御装置が、前記第1モードであるとき、前記送電装置に、前記少なくとも1つの受電装置のうちの所定受電装置へ無線電力を送電させるステップを含む。
本開示によれば、改善された、管理システム、制御装置及び管理システムの制御方法が提供され得る。
本開示の第1実施形態に係る管理システムの概略構成を示す図である。 図1に示す制御装置の概略構成を示す図である。 図1に示す管理システムの機能ブロック図である。 図3に示す受電装置の動作を示すフローチャートである。 図3に示す送電装置の動作を示すフローチャートである。 図3に示す制御装置の動作を示すフローチャートである。 図3に示す管理システムの動作を示すシーケンス図である。 本開示の第2実施形態に係る受電装置の動作を示すフローチャートである。 本開示の第2実施形態に係る送電装置の動作を示すフローチャートである。 本開示の第2実施形態に係る制御装置の動作を示すフローチャートである。 本開示の第2実施形態に係る管理システムの動作を示すシーケンス図である。 本開示の変形例に係る管理システムの機能ブロック図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。以下、各図において共通の構成部には、同一符号を付す。
(第1実施形態)
図1は、本開示の第1実施形態に係る管理システム1の概略構成を示す図である。管理システム1は、所定領域に設置される。管理システム1は、所定領域の安全を管理する。本実施形態では、所定領域は、住宅2である。ただし、本開示において「所定領域」は、住宅2に限定されない。本開示の「所定領域」は、複数階に渡る建物、平面的な領域及び建物内の一室等を含んでよい。
住宅2は、戸建住宅であってよいし、集合住宅であってよい。図1に示す住宅2は、1つのドア3及び1つの窓4を有する。ただし、住宅2が有するドア3の数及び窓4の数は、1つに限定されない。住宅2は、2つ以上のドア3及び2つ以上の窓4を有してよい。
ドア3は、玄関口に設置される。窓4は、住宅2の外壁に設けられる。窓4は、住宅2の内部と外部とを隔てる。居住者は、ドア3が設置される玄関口を通過することにより、住宅2から外出する。また、外出していた居住者は、ドア3が設置される玄関口を通過することにより、住宅2に入る。ここで、本開示において「居住者」とは、住宅2に居住する権限を有する者を意味する。居住者は、一人であってもよいし、複数人であってもよい。
管理システム1は、受電装置10A,10B,10C,10D,10E,10F,10Gと、送電装置20と、制御装置30とを備える。なお、図1では、送電装置20と制御装置30とは、別の装置として構成される。ただし、送電装置20と制御装置30とは、1つの装置として構成されてよい。以下、受電装置10A〜10Gを特に区別しない場合、これらを「受電装置10」と記載する。
ここで、図1に示す管理システム1は、7つの受電装置10を備える。ただし、管理システム1が備える受電装置10の数は、7つに限定されない。管理システム1は、少なくとも1つの受電装置10を備えればよい。
受電装置10は、住宅2に配置される。受電装置10は、送電装置20から無線電力を受電する。受電装置10は、受電した無線電力によって、受電装置10が有する所望の機能を発揮することができる。また、受電装置10は、送電装置20に受電装置10へ無線電力を送電させるために、送電を要求する無線信号を発信する。受電装置10は、無線電力を受電可能な構成であれば、任意の機器であってよい。
一例として、受電装置10は、防犯用機器であってよい。防犯用機器である受電装置10として、後述の監視カメラである受電装置10A、後述の人感センサである受電装置10B、及び、後述の開閉センサである受電装置10C等がある。ただし、防犯用機器である受電装置10は、これらに限定されない。例えば、防犯用機器である受電装置10は、録音機器である受電装置10等を含んでよい。防犯用機器である受電装置10は、制御装置30の制御に基づいて、運転モードに移行する。ここで、本開示において「運転モード」とは、装置が所望の機能を発揮できる状態を意味する。
他の例として、受電装置10は、防災用機器であってよい。防災用機器である受電装置10としては、後述の火災報知機である受電装置10D、及び、後述のガス検知器である受電装置10E等がある。ただし、防災用機器である受電装置10は、これらに限定されない。例えば、防災用機器である受電装置10は、住宅2内の漏水を検出する漏水センサである受電装置10、及び、地震を検知する地震センサである受電装置10を含んでよい。防災用機器である受電装置10は、制御装置30の制御に基づいて、運転モードに移行してよい。
さらに他の例として、受電装置10は、生活機器であってよい。生活機器は、居住者が生活で使用する機器である。生活機器である受電装置10として、後述の温度センサである受電装置10F、及び、後述の照度センサである受電装置10G等がある。ただし、生活機器である受電装置10は、これに限定されない。例えば、生活機器である受電装置10は、ワイヤレススピーカ、コードレス電話機、電気シェーバ、電動歯ブラシ及び電気自動車等を含んでよい。
受電装置10Aは、監視カメラである。受電装置10Aは、静止画を撮影可能なものであってよいし、動画を撮影可能なものであってよい。受電装置10Aは、制御装置30の制御に基づいて、運転モードに移行する。受電装置10Aは、運転モードであるとき、住宅2の内部を撮影する。
受電装置10Bは、人感センサである。受電装置10Bは、赤外線センサ等を含んで構成されてよい。受電装置10Bは、制御装置30の制御に基づいて、運転モードに移行する。受電装置10Bは、運転モードであるとき、住宅2内の人の所在を検出し得る。
受電装置10Cは、開閉センサである。受電装置10Cは、窓4に設置される。受電装置10Cは、窓4の開閉を検出する。受電装置10Cは、制御装置30の制御に基づいて、運転モードに移行する。受電装置10Cは、運転モードであるとき、窓4の開閉を検出し得る。
受電装置10Dは、火災報知機である。受電装置10Dは、火災により生じる熱又は煙を検出することにより、住宅2で生じた火災を検出する。受電装置10Dは、住宅2で生じた火災を検出すると、例えば音を出力することにより、報知する。受電装置10Dは、制御装置30の制御に基づいて、運転モードに移行する。受電装置10Dは、運転モードであるとき、住宅2で生じた火災を検出し得る。
受電装置10Eは、ガス検知器である。受電装置10Eは、例えば漏洩又は不完全燃焼により発生した、所定ガスを検出する。所定ガスは、可燃性ガス及び有毒ガスを含んでよい。受電装置10Eは、制御装置30の制御に基づいて、運転モードに移行する。受電装置10Eは、運転モードであるとき、住宅2内の所定ガスを検出し得る。
受電装置10Fは、温度センサである。受電装置10Fは、周囲の温度を検出する。受電装置10Fは、居住者等の操作に基づいて、運転モードに移行する。受電装置10Fは、運転モードであるとき、住宅2内の温度を検出する。受電装置10Fは、検出した温度を、受電装置10Fが有するディスプレイ等に表示する。
受電装置10Gは、照度センサである。受電装置10Gは、周囲の照度を検出する。受電装置10Gは、居住者等の操作に基づいて、運転モードに移行する。受電装置10Gは、運転モードであるとき、住宅2内の照度を検出する。受電装置10Gは、検出した温度を、住宅2に設置された照明器具に送信する。
送電装置20は、住宅2に配置される。送電装置20は、受電装置10から、送電を要求する信号を受信し得る。送電装置20は、送電を要求する無線信号を受信すると、当該無線信号の到来方向に無線電力を送電する。無線信号の到来方向に無線電力が送電されることにより、無線電力は、当該無線信号が受電装置10から送電装置20へ通過した経路を逆行して、受電装置10に到達する。
制御装置30は、住宅2に配置される。制御装置30は、ドア3の近辺に設置されてよい。図2に、図1に示す制御装置30の概略構成を示す。図2に示すように、制御装置30は、ドア3に向かって左側に配置されてよい。
制御装置30は、住宅2の安全を管理する第1モードと、住宅2の管理を解除する第2モードとを有する。制御装置30は、例えば図2に示す管理ボタン31Aに対するユーザ操作を検出すると、第1モードに移行する。
制御装置30は、第1モードであるとき、防犯用機器である受電装置10A〜10Cの動作モードを運転モードに移行させる。制御装置30は、防犯用機器である受電装置10A〜10Cの動作モードを運転モードに移行させることにより、住宅2における不審者の侵入等を監視する。また、制御装置30は、第1モードであるとき、防災用機器である受電装置10D,10Eの動作モードを運転モードに移行させる。制御装置30は、防災用機器である受電装置10D,10Eの動作モードを運転モードに移行させることにより、住宅2における災害を監視する。
ここで、本実施形態に係る制御装置30は、第1モードであるとき、送電装置20に、住宅2に配置された受電装置10のうちの所定受電装置10へ無線電力を送電させる。第1実施形態では、所定受電装置10は、防犯用機器である受電装置10A〜10C及び防災用機器である受電装置10D,10Eである。防犯用機器である受電装置10A〜10C及び防災用機器である受電装置10D,10Eは、制御装置30が第1モードであるとき、運転モードになる。そのため、制御装置30が第1モードであるとき、防犯用機器である受電装置10A〜10Cの消費電力及び防災用機器である受電装置10D,10Eの消費電力は、制御装置30が第2モードであるときよりも、大きくなる。防犯用機器である受電装置10A〜10C及び防災用機器である受電装置10D,10Eへ無線電力が送電されることにより、防犯用機器である受電装置10A〜10C及び防災用機器である受電装置10D,10Eを、効率良く運転させることができる。
さらに、本実施形態に係る制御装置30は、第1モードであるとき、送電装置20に、住宅2に配置された受電装置10のうちの、所定受電装置10を除く受電装置10への無線電力の送電を停止させてよい。第1実施形態では、所定受電装置10を除く受電装置10は、生活機器である受電装置10F,10Gであってよい。生活機器である受電装置10F,10Gは、制御装置30が第1モードであるとき、居住者によって使用されない場合が多い。そのため、生活機器である受電装置10F,10Gは、制御装置30が第1モードであるとき、電力を消費しない場合が多い。本実施形態では、制御装置30が第1モードであるときに、生活機器である受電装置10F,10Gへの無線電力の送電を停止させることにより、送電装置20から所定受電装置10としての受電装置10A〜10Eへの無線電力の送電を安定化させることができる。
図3は、図1に示す管理システム1の機能ブロック図である。管理システム1は、受電装置10と、送電装置20と、制御装置30とを備える。受電装置10と、送電装置20及び制御装置30とは、互いに無線通信が可能である。また、送電装置20と制御装置30とは、互いに無線通信が可能である。また、制御装置30と通信機器6とは、互いにネットワーク5を介して無線通信が可能である。
受電装置10と、送電装置20及び制御装置30との間の無線通信規格は、近距離無線通信規格であってよい。送電装置20と制御装置30との間の無線通信規格は、近距離無線通信規格であってよい。当該近距離無線通信規格として、例えば、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)及びNFC(Near Field Communication)等がある。
制御装置30と通信機器6との間の無線通信規格は、遠距離無線通信規格であってよい。当該遠距離無線通信として、例えば、2G(2nd Generation)、3G(3rd Generation)、4G(4th Generation)、LTE(Long Term Evolution)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)及びPHS(Personal Handy-phone System)等がある。
ネットワーク5は、例えば、インターネットである。ただし、ネットワーク5は、インターネットに限定されない。ネットワーク5は、適宜構成されたネットワークであってよい。
通信機器6は、図1に示す住宅2の居住者が所持又は所有する通信機器であってよい。通信機器6は、図1に示す住宅2の管理者が所持又は所有する通信機器であってよい。通信機器6は、例えば居住者が契約している警備会社等が所有する通信機器であってよい。
居住者等は、通信機器6を操作して、制御装置30が第1モードであるときに送電装置20によって無線電力の給電を実行する受電装置10の識別情報を、ネットワーク5を介して制御装置30に送信してよい。以下、制御装置30が第1モードであるときに送電装置20によって無線電力の給電を実行する受電装置10は、「給電対象の受電装置10」ともいう。例えば、給電対象の受電装置10は、防犯用機器である図1に示す受電装置10A〜10C及び防災用機器である図1に示す受電装置10D,10Eを含んでよい。
居住者等は、通信機器6を操作して、制御装置30が第1モードであるときに送電装置20からの無線電力の給電を停止する受電装置10の識別情報を、ネットワーク5を介して制御装置30に送信してよい。以下、制御装置30が第1モードであるときに送電装置20からの無線電力の給電を停止する受電装置10は、「非給電対象の受電装置10」ともいう。非給電対象の受電装置10は、生活機器である図1に示す受電装置10F,10Gを含んでよい。
受電装置10は、受電部11と、通信部12と、蓄電部13と、記憶部14と、制御部15とを有する。ただし、受電装置10が有する構成要素は、これらに限定されない。例えば、受電装置10は、受電装置10の所望の機能を発揮する構成要素を有してよい。例えば受電装置10が火災報知機である場合、受電装置10は、火災により生じる熱又は煙を検出するセンサと、音を出力するブザーとをさらに有してよい。
受電部11は、制御部15の制御に基づいて、送電装置20から無線電力を受電する。受電部11は、アンテナ及び整流回路を含んで構成されてよい。アンテナは、送電装置20からの電磁波を受信する。整流回路は、アンテナが受信した電磁波を、直流電力に変換する。
通信部12は、制御部15の制御に基づいて、送電装置20及び制御装置30と無線通信する。通信部12は、近距離無線通信規格に対応する無線通信モジュールを含んで構成されてよい。
蓄電部13は、二次電池を含んで構成されてよい。二次電池は、受電部11と電気的に接続される。二次電池は、受電部11が受電した電力を蓄えることができる。蓄電部13は、蓄えた電力を、受電装置10の各構成要素に供給する。なお、蓄電部13は、二次電池に加えて、一次電池を含んで構成されてよい。
記憶部14は、半導体メモリ又は磁気メモリ等で構成されてよい。記憶部14は、各種情報及び受電装置10を動作させるためのプログラム等を記憶する。記憶部14は、ワークメモリとして機能してもよい。例えば、記憶部14は、受電装置10の識別情報を記憶してよい。
制御部15は、受電装置10の各機能ブロックをはじめとして、受電装置10の全体を制御及び管理するプロセッサである。制御部15は、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ又は各機能の処理に特化した専用のプロセッサで構成されてよい。
制御部15は、送電を要求する無線信号を、通信部12によって発信する。当該無線信号は、受電装置10の識別情報を含んでよい。当該無線信号は、パイロット信号であってもよいし、ビーコン信号であってもよい。受電装置10が無線信号を発信することにより、送電装置20から受電装置10へ無線電力が送電される。制御部15は、送電装置20からの無線電力を、受電部11によって受電する。
制御部15は、受電装置10が防犯用機器又は防災用機器である場合、通信部12によって制御装置30から、運転指示を受信し得る。運転指示は、受電装置10の動作モードを運転モードに移行させる指示である。運転指示は、制御装置30が第1モードに移行したとき、制御装置30から受電装置10に送信される。制御部15は、受信した運転指示に従い、受電装置10の動作モードを運転モードに移行させる。例えば、図1に示す監視カメラである受電装置10Aでは、制御部15は、運転モードに移行して、図1に示す住宅2の内部を撮影する。なお、制御部15は、運転モードであるときに取得した情報を、通信部12によって制御装置30に送信してよい。例えば、図1に示す監視カメラである受電装置10Aでは、制御部15は、撮影したデータを、通信部12によって制御装置30に送信してよい。
また、制御部15は、受電装置10が防犯用機器又は防災用機器である場合、通信部12によって制御装置30から、上述の運転指示と併せて、設定指示を受信し得る。設定指示は、受電装置10に、受電装置10の機能を所定状態に設定させる指示である。例えば、図1に示す監視カメラである受電装置10Aの場合、設定指示は、当該監視カメラの撮影角度を、当該監視カメラの画像に図1に示すドア3が含まれるような状態に設定させる指示を含んでよい。また、図1に示す受電装置10Aが静止画を撮影可能な監視カメラである場合、設定指示は、当該監視カメラが静止画を撮影する撮影頻度を所定頻度に設定させる指示を含んでよい。制御部15は、受信した設定指示に従い、受電装置10の機能を所定状態に設定する。なお、制御部15は、受信した設定指示に応じて受電装置10の機能の設定を変更する場合、受電装置10の変更前の機能の設定を、記憶部14に記憶させてもよい。
制御部15は、受電装置10が防犯用機器又は防災用機器である場合、給電指示及び運転指示を受信した後、通信部12によって制御装置30から、解除指示を受信し得る。解除指示は、給電指示及び運転指示を解除する指示である。解除指示は、制御装置30が第2モードに移行したとき、制御装置30から受電装置10に送信される。制御部15は、解除指示を受信すると、受電装置10の運転モードを解除する。また、制御部15は、解除指示を受信すると、送電を要求する無線信号の発信を停止してよい。なお、制御部15は、運転指示と併せて受信した設定指示に応じて受電装置10の機能の設定を変更した場合、記憶部14から、受電装置10の変更前の機能の設定を取得してよい。さらに、制御部15は、受電装置10の機能の設定を、記憶部14から取得した変更前の機能の設定に戻してよい。
送電装置20は、送電部21と、通信部22と、記憶部23と、制御部24とを有する。ただし、送電装置20が有する構成要素は、これらに限定されない。例えば、送電装置20は、送電装置20の各構成要素に電力を供給する蓄電部をさらに有してよい。
送電部21は、制御部24の制御に基づいて、受電装置10に無線電力を送電する。送電部21は、アンテナ及び発振器を含んで構成されてよい。発振器は、例えば配電設備等の電源から送電装置20に供給された電力に基づいて、所定周波数の交流電力を生成する。アンテナは、発振器が生成した所定周波数の交流電力を、電磁波として放射する。
通信部22は、制御部24の制御に基づいて、受電装置10及び制御装置30と無線通信する。通信部12は、近距離無線通信規格に対応する無線通信モジュールを含んで構成されてよい。
記憶部23は、半導体メモリ又は磁気メモリ等で構成されてよい。記憶部23は、各種情報及び送電装置20を動作させるためのプログラム等を記憶する。記憶部23は、ワークメモリとして機能してもよい。
制御部24は、送電装置20の各機能ブロックをはじめとして、送電装置20の全体を制御及び管理するプロセッサである。制御部24は、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ又は各機能の処理に特化した専用のプロセッサで構成されてよい。
制御部24は、通信部22によって受電装置10から、送電を要求する無線信号を受信し得る。制御部24は、送電を要求する無線信号を受信すると、当該無線信号の到来方向に、無線電力を送電部21によって送電する。
本実施形態では、制御部24は、給電指示と、給電対象の受電装置10の識別情報とを、通信部22によって制御装置30から受信し得る。例えば、制御部24は、給電対象の受電装置10の識別情報として、防犯用機器である図1に示す受電装置10A〜10Cの識別情報及び防災用機器である図1に示す受電装置10D,10Eの識別情報を受信し得る。ここで、給電指示は、送電装置20に、給電対象の受電装置10へ無線電力を送電させる指示である。給電指示は、制御装置30が第1モードに移行したときに、制御装置30から送電装置20に送信される。制御部24は、給電指示を受信すると、当該給電指示と併せて受信した識別情報によって特定される受電装置10に対して、無線電力を送電する。例えば、制御部24は、送電を要求する無線信号を通信部22によって受電装置10から受信したとする。この場合、制御部24は、当該無線信号に含まれる識別情報が、制御装置30から受信した給電対象の受電装置10の識別情報に含まれる場合、当該受電装置10に対して無線電力を送電する。
また、制御部24は、給電の停止指示と、非給電対象の受電装置10の識別情報とを、通信部22によって制御装置30から受信し得る。例えば、制御部24は、非給電対象の受電装置10の識別情報として、生活機器である図1に示す受電装置10F,10Gの識別情報を受信し得る。ここで、給電の停止指示は、送電装置20に、非給電対象の受電装置10への無線電力の送電を停止させる指示である。給電の停止指示は、上述の給電指示と同様に、制御装置30が第1モードに移行したとき、制御装置30から送電装置20に送信される。制御部24は、給電の停止指示を受信すると、当該給電の停止指示と併せて受信した識別情報によって特定される受電装置10に対して、無線電力の送電を停止する。例えば、制御部24は、送電を要求する無線信号を通信部22によって受電装置10から受信したとする。この場合、制御部24は、当該無線信号に含まれる識別情報が、制御装置30から受電した非給電対象の受電装置10の識別情報に含まれる場合、当該受電装置10に対して無線電力の送電を停止する。
制御部24は、給電指示及び給電の停止指示を受信した後、通信部22によって制御装置30から、解除指示を受信し得る。解除指示は、制御装置30が第2モードに移行したとき、制御装置30から送電装置20へ送信される。制御部24は、解除指示を受信すると、給電指示に従い無線電力を送電している受電装置10に対して、無線電力の送電を停止してもよい。例えば、制御部24は、防犯用機器である図1に示す受電装置10A〜10C及び防災用機器である図1に示す受電装置10D,10Eに対して、無線電力の送電を停止してもよい。また、制御部24は、解除指示を受信すると、給電の停止指示に従い無線電力の送電を停止した受電装置10に対して、無線電力の送電を再開してもよい。例えば、制御部24は、生活機器である図1に示す受電装置10F,10Gに対して、無線電力の送電を再開してもよい。
制御装置30は、入力部31と、通信部32と、記憶部33と、制御部34とを有する。ただし、制御装置30が有する構成要素は、これらに限定されない。例えば、制御装置30は、音出力部をさらに有してもよい。
入力部31は、ユーザ操作(居住者の操作)を受付ける。入力部31は、管理ボタン31A及び解除ボタン31Bを含んでよい。
管理ボタン31Aは、図2に示すように、制御装置30の正面に配置されてよい。管理ボタン31Aは、居住者が管理システム1に住宅2の安全を管理させたいとき、当該居住者によって操作される。居住者が管理システム1に住宅2の安全を管理させたいときは、例えば、居住者が住宅2から外出するとき及び居住者が就寝するとき等である。
解除ボタン31Bは、図2に示すように、制御装置30の正面に配置されてよい。解除ボタン31Bは、居住者が管理システム1による住宅2の安全の管理を解除したいとき、当該居住者によって操作される。居住者が管理システム1による住宅2の安全管理を解除したいときは、例えば、外出していた居住者が住宅2に帰宅したとき、及び、就寝していた居住者が起床したとき等である。
通信部32は、制御部34の制御に基づいて、受電装置10及び送電装置20と無線通信する。通信部32は、制御部34の制御に基づいて、ネットワーク5を介して通信機器6と遠距離無線通信する。通信部32は、近距離無線通信規格に対応する無線通信モジュール及び遠距離無線通信規格に対応する無線通信モジュールを含んで構成されてよい。
通信部32は、非接触通信規格に対応する無線通信モジュールを含んで構成されてよい。当該非接触通信規格は、NFC(Near Field Communication)規格であってよい。この場合、通信部32の一部は、図2に示すように、制御装置30の正面に配置されてよい。居住者は、管理システム1に住宅2の安全を管理させたいときに、非接触型カードを、図2に示す通信部32にかざしてよい。また、居住者は、管理システム1による住宅2の安全管理を解除したいとき、非接触型カードを、図2に示す通信部32にかざしてよい。
記憶部33は、半導体メモリ又は磁気メモリ等で構成されてよい。記憶部33は、各種情報及び制御装置30を動作させるためのプログラム等を記憶する。記憶部33は、ワークメモリとして機能してもよい。
記憶部33は、例えば通信機器6から取得した、給電対象の受電装置10の識別情報を記憶する。例えば、記憶部33は、給電対象の受電装置10の識別情報として、防犯用機器である図1に示す受電装置10A〜10Cの識別情報及び防災用機器である図1に示す受電装置10D,10Eの識別情報を記憶する。
記憶部33は、例えば通信機器6から取得した、非給電対象の受電装置10の識別情報を記憶する。例えば、記憶部33は、非給電対象の受電装置10の識別情報として、生活機器である図1に示す受電装置10F,10Gの識別情報を記憶する。
制御部34は、制御装置30の各機能ブロックをはじめとして、制御装置30の全体を制御及び管理するプロセッサである。制御部34は、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ又は各機能の処理に特化した専用のプロセッサで構成されてよい。
制御部34は、管理ボタン31Aに対するユーザ操作を検出すると、制御装置30の動作モードを第1モードに移行させる。制御部34は、通信部32が非接触通信規格に対応している場合、当該通信部32によって非接触型カードからの電磁波を検出したとき、制御装置30の動作モードを第1モードに移行させてよい。また、制御部34は、第1時刻になると、制御装置30の動作モードを第1モードに移行させてよい。第1時刻は、予め設定されてよい。第1時刻は、例えば、図1に示す住宅2の居住者が就寝する時刻、及び、通勤等のために居住者が住宅2から出発する時刻等であってよい。
制御部34は、制御装置30の動作モードを第1モードに移行させると、運転指示を、防犯用機器である図1に示す受電装置10A〜10E及び防災用機器である図1に示す受電装置10D,10Eに、通信部32によって送信する。制御部34は、記憶部33に設定指示が格納されている場合、運転指示と併せて設定指示を送信してもよい。
また、制御部34は、制御装置30の動作モードを第1モードに移行させると、記憶部33から、給電対象の受電装置10の識別情報を取得する。例えば、制御部34は、記憶部33から、給電対象の受電装置10の識別情報として、防犯用機器である図1に示す受電装置10A〜10Cの識別情報及び防災用機器である図1に示す受電装置10D,10Eの識別情報を取得する。制御部34は、給電指示と、給電対象の受電装置10の識別情報とを、通信部32によって送電装置20に送信する。
また、制御部34は、制御装置30の動作モードを第1モードに移行させると、記憶部33から、非給電対象の受電装置10の識別情報を取得する。例えば、制御部34は、記憶部33から、非給電対象の受電装置10の識別情報として生活機器である図1に示す受電装置10F,10Gの識別情報を取得する。制御部34は、給電の停止指示と、非給電対象の受電装置10の識別情報とを、通信部32によって送電装置20に送信する。
制御部34は、解除ボタン31Bに対するユーザ操作を検出すると、制御装置30の動作モードを第2モードに移行させる。制御部34は、通信部32が非接触通信規格に対応している場合、当該通信部32によって非接触型カードからの電磁波を検出したとき、制御装置30の動作モードを第2モードに移行させてよい。また、制御部34は、第2時刻になると、制御装置30の動作モードを第2モードに移行させてよい。第2時刻は、予め設定されてよい。第2時刻は、例えば、図1に示す住宅2の居住者が起床する時刻、及び、通勤等のために外出していた居住者が住宅2に帰宅する時刻等であってよい。
制御部34は、制御装置30の動作モードを第2モードに移行させると、解除指示を、通信部32によって受電装置10及び送電装置20に送信する。
[受電装置の動作]
図4は、図3に示す受電装置10の動作を示すフローチャートである。例えば、制御部15は、受電装置10の電源がオン状態になると、図4に示す処理を実行する。
制御部15は、通信部12によって制御装置30から、運転指示を受信する(ステップS10)。受電装置10が防犯用機器又は防災用機器である場合、制御部15は、ステップS10の処理によって運転指示を受信し得る。ステップS10の処理では、制御部15は、通信部12によって制御装置30から、設定指示をさらに受信してもよい。
制御部15は、受電装置10の動作モードを運転モードに移行させる(ステップS11)。ステップS11の処理では、制御部15は、ステップS10の処理で設定指示を受信した場合、当該設定指示に従い、受電装置10の機能を所定状態に設定する。なお、制御部15は、受信した設定指示に応じて受電装置10の機能の設定を変更する場合、受電装置10の変更前の機能の設定を、記憶部14に記憶させてよい。
制御部15は、通信部12によって制御装置30から、解除指示を受信したか否か判定する(ステップS12)。制御部15は、解除指示を受信したと判定するとき(ステップS12:Yes)、ステップS13の処理に進む。一方、制御部15は、解除指示を受信しないと判定するとき(ステップS12:No)、再びステップS12の処理を実行する。
ステップS13の処理では、制御部15は、受電装置10の運転モードを解除する。なお、制御部15は、ステップS11の処理において受電装置10の機能設定を変更した場合、記憶部14から、受電装置10の変更前の機能設定を取得してよい。さらに、制御部15は、受電装置10の機能設定を、記憶部14から取得した変更前の機能設定に戻してよい。
[送電装置の動作]
図5は、図3に示す送電装置20の動作を示すフローチャートである。例えば、制御部24は、送電装置20の電源がオン状態になると、図5に示す処理を開始する。
制御部24は、給電指示と、給電対象の受電装置10の識別情報とを、通信部22によって制御装置30から受信する(ステップS20)。制御部24は、給電指示と併せて受信した識別情報によって特定される受電装置10に対して、無線電力を送電する(ステップS21)。
制御部24は、給電の停止指示と、非給電対象の受電装置10の識別情報とを、通信部22によって制御装置30から受信する(ステップS22)。制御部24は、給電の停止指示と併せて受信した識別情報によって特定される受電装置10に対して、無線電力の送電を停止する(ステップS23)。
制御部24は、解除指示を、通信部22によって制御装置30から受信したか否か判定する(ステップS24)。
制御部24は、解除指示を受信したと判定するとき(ステップS24:Yes)、処理を終了する。このとき、制御部24は、ステップS21の処理による無線電力の送電を停止してもよい。また、制御部24は、ステップS23の処理において無線電力の送電を停止した受電装置10に対して、無線電力の送電を再開してもよい。
一方、制御部24は、解除指示を受信しないと判定するとき(ステップS24:No)、再びステップS24の処理を実行する。
[制御装置の動作]
図6は、図3に示す制御装置30の動作を示すフローチャートである。例えば、制御部34は、管理ボタン31Aに対するユーザ操作を検出すると、図6に示す処理を開始する。なお、制御部34は、通信部32が非接触通信規格に対応している場合、通信部32によって非接触型カードからの電磁波を検出したとき、図6に示す処理を開始してよい。また、制御部34は、第1時刻になると、図6に示す処理を開始してよい。
制御部34は、制御装置30の動作モードを第1モードに移行させる(ステップS30)。制御部34は、運転指示を、防犯用機器である図1に示す受電装置10A〜10C及び防災用機器である図1に示す受電装置10D,10Eに、通信部32によって送信する(ステップS31)。ステップS31の処理では、制御部34は、記憶部33に設定指示が格納されている場合、運転指示と併せて設定指示を送信してもよい。
制御部34は、記憶部33から、給電対象の受電装置10の識別情報を取得する。制御部34は、給電指示と、給電対象の受電装置10の識別情報とを、通信部32によって送電装置20に送信する(ステップS32)。
制御部34は、記憶部33から、非給電対象の受電装置10の識別情報を取得する。制御部34は、給電の停止指示と、非給電対象の受電装置10の識別情報とを、通信部32によって送電装置20に送信する(ステップS33)。
制御部34は、解除ボタン31Bに対するユーザ操作を検出したか否か判定する(ステップS34)。制御部34は、解除ボタン31Bに対するユーザ操作を検出したと判定するとき(ステップS34:Yes)、ステップS35の処理に進む。一方、制御部34は、解除ボタン31Bに対するユーザ操作を検出しないと判定するとき(ステップS34:No)、再びステップS34の処理を実行する。
ステップS35の処理では、制御部34は、制御装置30の動作モードを、第2モードに移行させる。ステップS36の処理では、制御部34は、解除指示を、通信部32によって受電装置10及び送電装置20に、送信する。
なお、制御部34は、通信部32が非接触通信規格に対応している場合、ステップS34の処理において、通信部32によって非接触型カードからの電磁波を検出したか否か判定してよい。この場合、制御部34は、通信部32によって非接触型カードからの電磁波を検出したと判定するとき、ステップS35の処理に進んでよい。また、制御部34は、通信部32によって非接触型カードからの電磁波を検出しないと判定するとき、再びステップS34の処理を実行してよい。
[管理システムの動作]
図7は、図3に示す管理システム1の動作を示すシーケンス図である。例えば、管理システム1は、制御装置30が管理ボタン31Aに対するユーザ操作を検出すると、図7に示す処理を開始する。なお、管理システム1は、制御装置30の通信部32が非接触通信規格に対応している場合、制御装置30が、通信部32によって非接触型カードからの電磁波を検出したとき、図7に示す処理を実行してよい。また、管理システム1は、第1時刻になると、図7に示す処理を開始してよい。
制御装置30では、制御部34は、制御装置30の動作モードを第1モードに移行させる(ステップS40)。
制御装置30では、制御部34は、運転指示を、通信部32によって防犯用機器である受電装置10A〜10C及び防災用機器である受電装置10D,10Eに送信する(ステップS41)。ステップS41Aの処理では、制御部34は、運転指示と併せて設定指示を、通信部32によって受電装置10A〜10Eに送信してもよい。
受電装置10A〜10Eでは、制御部15は、受電装置10A〜10Eの動作モードを運転モードに移行させる(ステップS42)。
制御装置30では、制御部34は、給電指示と、給電対象の受電装置10の識別情報として受電装置10A〜10Eの識別情報とを、通信部32によって送電装置20に送信する(ステップS43A)。
制御装置30では、制御部34は、給電の停止指示と、非給電対象の受電装置10の識別情報として受電装置10F,10Gの識別情報とを、通信部32によって送電装置20に送信する(ステップS43B)。
受電装置10A〜10Eでは、制御部15は、送電を要求する無線信号を、通信部12によって発信する(ステップS44A)。送電装置20では、制御部24は、通信部22によって受電装置10A〜10Eから、無線信号を受信する。送電装置20では、制御部24は、当該無線信号の到来方向に無線電力を、送電部21によって送電する(ステップS44B)。
受電装置10F,10Gでは、制御部15は、送電を要求する無線信号を、通信部12によって発信する(ステップS44C)。送電装置20では、制御部24は、通信部22によって受電装置10F,10Gから、送電を要求する無線信号を受信する。送電装置20が受信した無線信号に含まれる受電装置10F,10Gの識別情報は、ステップS43Bの処理により送電装置20が制御装置30から受信した非給電対象の受電装置10の識別情報に含まれる。そのため、制御部24は、受電装置10F,10Gへの無線電力の送電を実行しない。
制御装置30では、制御部34は、解除ボタン31Bに対するユーザ操作を検出する(ステップS45)。制御装置30では、制御部34は、制御装置30の動作モードを、第2モードに移行させる(ステップS46)。
制御装置30では、制御部34は、通信部12によって送電装置20に、解除指示を送信する(ステップS47A)。制御装置30では、制御部34は、通信部12によって受電装置10A〜10Eに、解除指示を送信する(ステップS47B)。
受電装置10A〜10Eでは、制御部15は、受電装置10の運転モードを解除する(ステップS48)。
このように第1実施形態に係る管理システム1では、制御装置30は、第1モードに移行すると、給電指示と、給電対象の受電装置10の識別情報とを、送電装置20に送信する。換言すると、第1実施形態に係る管理システム1では、制御装置30は、第1モードであるとき、送電装置20に、所定受電装置10としての給電対象の受電装置10に無線電力を送電させる。このような制御によって、本実施形態では、以下に説明するように、改善された管理システム1が提供され得る。
例えば、本実施形態に係る管理システム1では、図1に示す住宅2の安全を管理する制御装置30によって、送電装置20と受電装置10との間の無線電力の送受電を制御することができる。つまり、本実施形態に係る管理システム1では、図1に示す住宅2の安全を管理する制御装置30を利用することにより、送電装置20と受電装置10との間の無線電力の送受信を制御することができる。このような制御によって、本実施形態に係る管理システム1では、送電装置20と受電装置10との間の無線電力の送受信を制御する装置を別途設けなくてもよい。従って、本実施形態に係る管理システム1では、送電装置20と受電装置10との間の無線電力の送受信を制御する装置を別途設けることによりコストが増加してしまうことを防ぐことができる。
例えば、防犯用機器である図1に示す受電装置10A〜10C及び防災用機器である図1に示す受電装置10D,10Eは、制御装置30が第1モードであるとき、運転モードになる。そのため、制御装置30が第1モードであるとき、防犯用機器である受電装置10A〜10Cの消費電力及び防災用機器である受電装置10D,10Eの消費電力は、制御装置30が第2モードであるときよりも、大きくなる。本実施形態では、防犯用機器である受電装置10A〜10C及び防災用機器である受電装置10D,10Eへ無線電力が送電される。このような制御によって、本実施形態では、防犯用機器である受電装置10A〜10C及び防災用機器である受電装置10D,10Eを、効率良く運転させることができる。
さらに、本実施形態に係る管理システム1では、制御装置30は、第1モードに移行すると、給電の停止指示と、非給電対象の受電装置10の識別情報とを、送電装置20に送信する。換言すると、本実施形態に係る管理システム1では、制御装置30は、第1モードであるとき、送電装置20に、所定受電装置10を除く受電装置10としての生活機器である受電装置10F,10Gへの無線電力を停止させることができる。このような制御によって、送電装置20から所定受電装置10としての受電装置10A〜10Eへの無線電力の送電を安定化させることができる。
(第2実施形態)
次に、本開示の第2実施形態に係る管理システム1について説明する。第2実施形態に係る管理システム1は、第1実施形態に係る管理システム1と同様の構成を採用することができる。従って、以下では、図1から図3を参照しつつ、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
第2実施形態に係る制御装置30では、制御部34は、管理システム1が備える受電装置10に、制御装置30が第1モードであるときに送電装置20からの無線電力の供給を受ける優先度を設定する。
優先度の設定の一例として、制御部34は、防犯用機器である図1に示す受電装置10A〜10C及び防災用機器である受電装置10D,10Eの優先度を高く設定してよい。また、制御部34は、生活機器である受電装置10F,10Gの優先度を低く設定してよい。
優先度の設定の他の例として、制御部34は、受電装置10の蓄電部13の電池残量に基づいて、優先度を設定してよい。この場合、制御部34は、電池残量が少ない蓄電部13を有する受電装置10に対して、高い優先度を設定してよい。また、制御部34は、電池残量が多い蓄電部13を有する受電装置10に対して、低い優先度を設定してよい。この例では、受電装置10の制御部15は、蓄電部13の電池残量を、通信部12によって制御装置30に送信してよい。
なお、制御部34は、蓄電部13が一次電池及び二次電池を含んで構成される場合、蓄電部13の一次電池の電池残量を、通信部32によって通信機器6に送信してよい。このような制御によって、居住者等は、受電装置10の蓄電部13の一次電池の電池残量を把握することができる。例えば、外出中の居住者は、通信機器6を介して受電装置10の蓄電部13の一次電池の電池残量が少ないことを知ることができる。この場合、外出中の居住者は、外出先で新しい一次電池を購入することができる。さらに、居住者は、住宅2に帰宅した後、受電装置10の蓄電部13の一次電池を、購入した新しい一次電池に交換することができる。
制御部34は、制御装置30の動作モードを第1モードに移行させると、給電指示と、上述の各受電装置10に設定した優先度とを、通信部32によって送電装置20に送信する。また、制御部34は、制御装置30の動作モードを第2モードに移行させるとき、解除指示を、通信部32によって送電装置20及び受電装置10に送信する。
送電装置20では、制御部24は、制御装置30が第1モードに移行すると、供給指示と、各受電装置10に設定された優先度とを、通信部22によって制御装置30から受信する。制御部24は、各受電装置10に設定された優先度に基づいて、管理システム1が備える少なくとも1つの受電装置10のうちの所定受電装置10に、無線電力を送電する。
例えば、制御部24は、所定値を超える優先度が設定された受電装置10に対して、無線電力を送電してよい。この場合、制御部24は、所定値を超える優先度が設定された受電装置10に対して、同等の無線電力を送電してよい。
例えば、制御部24は、優先度の高い受電装置10ほど、大きな無線電力を送電してよい。例えば、制御部24は、受電装置10に設定された優先度の高さと、当該受電装置に送電する無線電力とが比例するように、制御してよい。
制御部24は、解除指示を、通信部22によって制御装置30から受信すると、優先度に基づく無線電力の送電を解除してよい。
[受電装置の動作]
図8は、本開示の第2実施形態に係る受電装置10の動作を示すフローチャートである。例えば、制御部15は、受電装置10の電源がオン状態になると、図8に示す処理を実行する。
制御部15は、図4に示すステップS10,S11の処理と同様にして、ステップS50,S51の処理を実行する。
制御部15は、蓄電部13の電池残量を、通信部12によって制御装置30に送信する(ステップS52)。ステップS52の処理では、制御部15は、蓄電部13が一次電池及び二次電池を含んで構成される場合、一次電池の電池残量を、通信部12によって制御装置30にさらに送信してよい。
制御部15は、図4に示すステップS12,S13の処理と同様にして、ステップS53,S54の処理を実行する。
なお、制御部15は、制御装置30が優先度を蓄電部13の電池残量に基づいて設定しない場合、ステップS52の処理を実行しなくてよい。
[送電装置の動作]
図9は、本開示の第2実施形態に係る送電装置20の動作を示すフローチャートである。例えば、制御部24は、送電装置20の電源がオン状態になると、図9に示す処理を開始する。
制御部24は、給電指示と、各受電装置10に設定された優先度とを、通信部22によって制御装置30から受信する(ステップS60)。
制御部24は、ステップS60の処理で受信した各受電装置10の優先度に基づいて、受電装置10に、送電部21によって無線電力を送電する(ステップS61)。
制御部24は、図5に示すステップS24の処理と同様にして、ステップS62の処理を実行する。ステップS63の処理では、制御部24は、各受電装置10の優先度に基づく無線電力の送電を解除する。
[制御装置の動作]
図10は、本開示の第2実施形態に係る制御装置30の動作を示すフローチャートである。例えば、制御部34は、管理ボタン31Aに対するユーザ操作を検出すると、図10に示す処理を開始する。なお、制御部34は、通信部32が非接触通信規格に対応している場合、通信部32によって非接触型カードからの電磁波を検出したとき、図10に示す処理を開始してよい。また、制御部34は、第1実施形態にて上述した第1時刻になると、図10に示す処理を開始してよい。
制御部34は、図6に示すステップS30,S31の処理と同様にして、ステップS70,S71の処理を実行する。
制御部34は、通信部32によって受電装置10から、受電装置10の蓄電部13の電池残量を受信する(ステップS72)。ステップS72の処理では、制御部34は、蓄電部13が一次電池及び二次電池を含んで構成される場合、蓄電部13の一次電池の電池残量を、通信部32によって受電装置10から受信してよい。さらに、制御部34は、蓄電部13の一次電池の電池残量を、通信部32によって通信機器6に送信してよい。
制御部34は、受電装置10に対して、優先度を設定する(ステップS73)。制御部34は、給電指示と、ステップS73の処理で設定した優先度とを、通信部32によって送電装置20に、送信する(ステップS74)。
制御部34は、図6に示すステップS34,S35,S36の処理と同様にして、ステップS75,S76,S77の処理を実行する。
なお、制御部34は、ステップS73の処理において受電装置10の蓄電部13の電池残量に基づいて優先度を設定しない場合、ステップS72の処理を実行しなくてもよい。
[管理システムの動作]
図11は、本開示の第2実施形態に係る管理システム1の動作を示すシーケンス図である。例えば、管理システム1は、制御装置30が管理ボタン31Aに対するユーザ操作を検出すると、図11に示す処理を開始する。なお、管理システム1は、制御装置30の通信部32が非接触通信規格に対応している場合、制御装置30が、通信部32によって非接触型カードからの電磁波を検出したとき、図11に示す処理を実行してよい。また、管理システム1は、第1実施形態にて上述した第1時刻になると、図11に示す処理を開始してよい。
制御装置30は、図7に示すステップS40,S41の処理と同様にして、ステップS80,S81の処理を実行する。受電装置10A〜10Eは、図7に示すステップS42の処理と同様にして、ステップS82の処理を実行する。
受電装置10A〜10Eでは、制御部15は、蓄電部13の電池残量を送信する(ステップS83A)。受電装置10F,10Gでは、制御部15は、蓄電部13の電池残量を送信する(ステップS83B)。ステップS83A,S84Bの処理では、受電装置10の制御部15は、蓄電部13が一次電池及び二次電池を含んで構成される場合、一次電池の電池残量をさらに送信してよい。制御装置30では、制御部34は、通信部32によって受電装置10から、蓄電部13の電池残量を受信する。制御部34は、蓄電部13が一次電池及び二次電池を含んで構成される場合、蓄電部13の一次電池の電池残量を、通信部32によって受電装置10から受信してよい。さらに、制御部34は、蓄電部13の一次電池の電池残量を、通信部32によって通信機器6に送信してよい。
制御装置30では、制御部34は、各受電装置10の優先度を設定する(ステップS84A)。制御部34は、給電指示と、ステップS84Aの処理で設定した優先度とを、通信部32によって送電装置20に送信する(ステップS84B)。
受電装置10A〜10Eは、図7に示すステップS44Aの処理と同様にして、ステップS85Aの処理を実行する。送電装置20は、図7に示すステップS44Bの処理と同様にして、ステップS85Bの処理を実行する。受電装置10F,10Gは、図7に示すステップS44Cの処理と同様にして、ステップS85Cの処理を実行する。
制御装置30は、図7に示すステップS45,S46の処理と同様にして、ステップS86,S87の処理を実行する。制御装置30は、図7に示すステップS47A,S47Bの処理と同様にして、ステップS88A,S88Bの処理を実行する。
受電装置10A〜10Eは、図7に示すステップS48の処理と同様にして、ステップS89の処理を実行する。
なお、ステップS84Aの処理において制御装置30の制御部34が受電装置10の蓄電部13の電池残量に基づいて優先度を設定しない場合、受電装置10A〜10Gは、それぞれ、ステップS83A,S84Bの処理を実行しなくてよい。
このような第2実施形態に係る管理システム1は、第1実施形態に係る管理システム1と同様の効果を奏することできる。第2実施形態に係る管理システム1のその他の構成は、第1実施形態に係る管理システム1と同様である。
本開示に係る実施形態について、諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形又は修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形又は修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部又は各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部又はステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本開示に係る実施形態について装置を中心に説明してきたが、本開示に係る実施形態は装置の各構成部が実行するステップを含む方法としても実現し得るものである。本開示に係る実施形態は装置が備えるプロセッサにより実行される方法、プログラム、又はプログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものである。本開示の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、上述の第1実施形態及び第2実施形態では、制御装置30は、運転指示と併せて設定指示を、防犯用機器である受電装置10A〜10C及び防災用機器である受電装置10D,10Eに直接送信した。ただし、制御装置30は、運転指示と併せて設定指示を、送電装置20を介して、防犯用機器である受電装置10A〜10C及び防災用機器である受電装置10D,10Eに送信してよい。
例えば、上述の第1実施形態及び第2実施形態では、制御装置30は、管理ボタン31Aに対するユーザ操作を検出すると、第1モードに移行して給電指示を送電装置20に送信した。ただし、制御装置30が給電指示を送信するタイミングは、これに限定されない。例えば、制御装置30は、給電指示を、電気料金が安くなる時間帯(例えば、夜間の時間帯)に、送電装置20に送信してよい。
例えば、上述の第1実施形態及び第2実施形態では、送電装置20と制御装置30とは、別の装置であるものとして説明した。ただし、送電装置20と制御装置30とは、1つの装置として構成されてよい。図12に、本開示の変形例に係る管理システム101の機能ブロック図を示す。変形例に係る管理システム101は、図3に示す送電装置20及び制御装置30の代わりに、制御装置130を備える。制御装置130は、図3に示す送電装置20と制御装置30とを1つの装置として構成されたものである。制御装置130は、図12に示すように、送電部21と、入力部31と、通信部32と、記憶部33と、制御部134とを有する。制御部134は、図3に示す送電装置20の制御部24が実行する処置と同様の処理を実行することができる。例えば、制御部134は、通信部32によって受電装置10から、送電を要求する無線信号を受信することができる。さらに、制御部134は、無線信号の到来方向に、送電部21によって無線電力を送電することができる。また、制御部134は、図3に示す制御装置30の制御部34と同様の処理を実行することができる。例えば、制御部134は、制御装置130が第1モードであるとき、受電装置10のうちの所定受電装置に、送電部21によって無線電力を送電することができる。
例えば、蓄電部13が一次電池及び二次電池を含んで構成される場合、上述の第1実施形態でも第2実施形態と同様に、受電装置10の制御部15は、蓄電部13の電池残量を、通信部12によって制御装置30に送信してよい。この場合、制御装置30の制御部34は、受電装置10から受信した蓄電部13の一次電池の電池残量を、通信部32によって通信機器6に送信してよい。
1,101 管理システム
2 住宅
3 ドア
4 窓
5 ネットワーク
6 通信機器
10,10A〜10G 受電装置
11 受電部
12 通信部
13 蓄電部
14 記憶部
15 制御部
20 送電装置
21 送電部
22 通信部
23 記憶部
24 制御部
30,130 制御装置
31 入力部
31A 管理ボタン
31B 解除ボタン
32 通信部
33 記憶部
34,134 制御部

Claims (12)

  1. 送電を要求する無線信号を発信する少なくとも1つの受電装置と、
    前記無線信号の到来方向に、無線電力を送電する送電装置と、
    所定領域を管理する第1モードと、当該所定領域の管理を解除する第2モードとを有する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記第1モードであるとき、前記送電装置に、前記少なくとも1つの受電装置のうちの所定受電装置へ無線電力を送電させる、管理システム。
  2. 前記制御装置は、前記第1モードであるとき、前記送電装置に、前記少なくとも1つの受電装置のうちの前記所定受電装置を除く受電装置への無線電力の送電を停止させる、請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記所定受電装置は、防犯用機器である前記受電装置及び防災用機器である前記受電装置のうちの少なくとも1つを含む、請求項1又は2に記載の管理システム。
  4. 前記制御装置は、前記少なくとも1つの受電装置に、前記第1モードであるときに前記送電装置からの無線電力を受ける優先度を設定し、
    前記送電装置は、前記優先度に基づいて、前記少なくとも1つの受電装置のうちの所定受電装置に、無線電力を送電する、請求項1に記載の管理システム。
  5. 前記制御装置は、防犯用機器である前記受電装置及び防災用機器である前記受電装置に対して、高い前記優先度を設定する、請求項4に記載の管理システム。
  6. 前記制御装置は、前記受電装置が有する蓄電部の電池残量に基づいて、前記優先度を設定する、請求項4に記載の管理システム。
  7. 前記制御装置は、前記第1モードに移行すると、防犯用機器である前記受電装置及び防災用機器である前記受電装置に、当該受電装置の動作モードを運転モードに移行させる運転指示を送信する、請求項1乃至6の何れか一項に記載の管理システム。
  8. 前記制御装置は、前記防犯用機器である受電装置及び前記防災用機器である受電装置に、前記運転指示と併せて、当該受電装置の機能を所定状態に設定させる設定指示を送信する、請求項7に記載の管理システム。
  9. 前記防犯用機器である受電装置及び前記防災用機器である受電装置は、
    前記設定指示に応じて前記受電装置の機能の設定を変更する場合、前記受電装置の変更前の機能の設定を、当該受電装置が有する記憶部に記憶させ、
    前記制御装置が前記第2モードに移行したとき、前記記憶部から、前記受電装置の変更前の機能の設定を取得し、前記受電装置の機能の設定を、前記変更前の機能の設定に戻す、請求項8に記載の管理システム。
  10. 送電を要求する無線信号を発信する少なくとも1つの受電装置と、
    前記無線信号の到来方向に、無線電力を送電する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、所定領域を管理する第1モードと、当該所定領域の管理を解除する第2モードとを有し、
    前記制御装置は、前記第1モードであるとき、前記少なくとも1つの受電装置のうちの所定受電装置に無線電力を送電する、管理システム。
  11. 所定領域を管理する第1モードと、当該所定領域の管理を解除する第2モードとを有する制御装置であって、
    送電を要求する無線信号を発信する少なくとも1つの受電装置と、前記無線信号の到来方向に、無線電力を送電する送電装置とを制御する制御部を有し、
    前記制御部は、前記第1モードであるとき、前記送電装置に、前記少なくとも1つの受電装置のうちの所定受電装置へ無線電力を送電させる、制御装置。
  12. 少なくとも1つの受電装置と、送電装置と、所定領域を管理する第1モード及び当該所定領域の管理を解除する第2モードを有する制御装置とを備える管理システムの制御方法であって、
    前記受電装置が、送電を要求する無線信号を発信するステップと、
    前記送電装置が、前記無線信号の到来方向に、無線電力を送電するステップと、
    前記制御装置が、前記第1モードであるとき、前記送電装置に、前記少なくとも1つの受電装置のうちの所定受電装置へ無線電力を送電させるステップと、
    を含む管理システムの制御方法。
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