JP2019193246A - 通信端末装置 - Google Patents

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公昭 小川
Kimiaki Ogawa
公昭 小川
黒川 浩司
Koji Kurokawa
浩司 黒川
江口 浩司
Koji Eguchi
浩司 江口
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Abstract

【課題】ファクシミリ通信機能を有する通信端末装置においては、端末が局から遠い場合、画信号が線路の影響を受けて高域がロスしたり、受信機への到達レベルが低すぎたり或るいは高すぎて、FAX通信障害が発生するという問題があった。【解決手段】回線網101に接続される回線端子107を備えた通信端末装置102において、回線からのCNG信号のレベルを把握するDUGAIN401と、入出力間で信号のレベルを変えるイコライザ/ゲイン調整部301とを備え、DUGAIN401が把握するCNG信号のレベルに応じてイコライザ/ゲイン調整部301のゲインを設定する通信制御部201を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、ファクシミリ通信機能を有する通信端末装置に関する。
従来、この種の装置では、国間毎に応じて適切なパラメータ(イコライザ等)を設定する内容の技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−314783号公報(第4頁、図1)
しかしながら、従来の装置では、端末が局から遠い場合、画信号が線路の影響を受けて高域がロスしたり、受信機への到達レベルがモデムの保証レベルより下がる場合があり、逆にIP回線のように、ロスが発生しにくい為に受信機への到達レベルがモデムの保障レベルより高すぎる場合があり、例え同国内間の通信であっても、FAX通信障害が発生するという問題があった。
本発明による通信端末装置は、回線網に接続される回線端子を備えた通信端末装置であって、
回線からのCNG信号のレベルを把握するレベル把握部と、入出力間で信号のレベルを変える信号調整部とを備え、
前記レベル把握部が把握するCNG信号のレベルに応じて前記信号調整部のゲインを設定する通信制御部を備えたことを特徴とする。
本発明の通信端末装置によれば、受信信号の状態に応じて信号調整部のゲインを適正に設定できるため、局からの距離等の回線状態に拘わらず、安定した通信が可能となる。
本発明による実施の形態1の通信端末装置の構成を、回線網、外付電話機と共に示すブロック図である。 通信端末装置を構成する回線制御部の内部構成を示すブロック図である。 通信制御部を構成するフィルタ部の内部構成を示すブロック図である。 路線距離、即ち端末と局との距離の長短によって異なる路線特性を示すグラフであり、縦軸にレベルをデシベルで示し、横軸に周波数をHzで示している。 TCF信号の3400Hzの検出レベルに応じて調整される、イコライザ/ゲイン調整部のイコライザ特性を示すグラフである。 TONE_A(IIRフィルタ)、ABS_A部、及びエネルギー平均化フィルタ_A部と、各回路の特性を説明するための各出力波形を示す動作説明図である。 回線制御部の動作を説明するためのタイムチャートである。 実施の形態1における回線制御部による動作処理の流れを示すフローチャートであり、特に図7のタイムチャートの時刻t8〜t17までの動作を指示するものである。 実施の形態1における回線制御部による動作処理の流れを示すフローチャートであり、特に図7のタイムチャートの時刻t8〜t17までの動作を指示するものである。 イコライザ/ゲイン調整部に設定するイコライザ特性(伝送距離で示している)とゲインの内容を示す図である。 実施の形態2における回線制御部による動作処理の流れを示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、本発明による実施の形態1の通信端末装置102の構成を、回線網101、外付電話機106と共に示すブロック図である。
同図に示すように、回線網101に接続される通信端末装置102の回線端子107は、回線制御部103に接続され、回線制御部103は、スキャナ部104とスキャナ部104に接続される印刷部105とに接続される。外付電話機106が接続される通信端末装置102の電話端子108は、回線制御部103を介して回線網101に繋がっている。
通信端末装置102は、スキャナ部104で読み取った原稿画像を、回線制御部103を通じて図示しない相手先の通信端末にファクシミリとして送信し、図示しない相手側の通信端末が読み取った原稿画像が、ファクシミリとして送られてきた場合、印刷部105にてこれを印刷する。また印刷部105は、スキャナ部104でコピーとして読み取った原稿画像を印刷し、外付電話機106は、相手側との会話で使用される。
図2は、通信端末装置102を構成する回線制御部103の内部構成を示すブロック図である。
同図において、通信制御部201は、リング検出判断部202、直流ループ形成指示部203、直流ループ形成判断部204、リレー制御部205、外付電話フックアップ判断部206、フィルタ部207、及びFAX通信処理部208を備えると共に、この回線制御部103全体を制御する。
リング検出判断部202は、後述するモデム210内の制御I/F211と接続され、回線から到来するリング信号をリング信号としてOKかNGかを判断する。即ち、後述するシリコンDAA230内のリング検出部232が受け、制御I/F211において通信制御部201が判別可能な信号に変換したリング信号のオン時間、オフ時間を判定することによりリング信号としてOKかNGかを判断する。
直流ループ形成指示部203は、制御I/F211と接続され、後述する直流ループ形成部240に回線の直流ループの形成を指示する。直流ループ形成判断部204は、制御I/F211と接続され、直流ループ形成部240が回線の直流を保持したかどうかを判断する。
リレー制御部205は、後述するリレー250と接続され、リレー250の動作を制御する。外付電話フックアップ判断部206は、後述する外付電話フックアップ検出部280と接続され、外付電話フックアップ検出部280の出力を所定の時間監視して外付電話機106がフックアップされたかどうかを判断する。
フィルタ部207は、制御I/F211とFAX通信処理部208とに接続され、所望のフィルタを形成し、回線から到来した信号を、シリコンDAA230内のI/F231、及びモデム210内の制御I/F211を経て入力し、フィルタリングして信号の到来を検出する。FAX通信処理部208は、制御I/F211と接続され、回線からのFAX信号をやりとりし、後述するFTT信号やCFR信号等も発信する。尚、フィルタ部207については、後で詳しく説明する。
モデム210は、回線からの信号を通信制御部201で処理可能にしたり、通信制御部201からの信号を回線に送出するものであり、制御I/F211とI/F212を有する。I/F212は、制御I/F211と絶縁受渡部220とに接続される。制御I/F211は、その通信制御部201とモデム210との信号のやり取りの為のインターフェースである。I/F212は、モデム210とシリコンDAA(Data Access Arrangement)230との信号のやり取りの為のインターフェースである。
絶縁受渡部220は、回線の1次側と2次側を直流的に分離するものであり、シリコンDAA230内のI/F231と接続される。シリコンDAA230は、回線とモデム210との間に入り、信号の送出や受信を行うものであり、I/F231とリング検出部232を有した一般的な構成である。シリコンDAA230内のI/F231は、リング検出部232の出力端子と直流ループ形成部240に接続され、回線からの信号をモデム210へ伝えたり、モデム210からの信号を回線へ送出したりするインターフェースである。
リング検出部232の一方の入力端子は、ダイオードブリッジ260の交流入力側A及び回線端子107の一方の端子に接続され、その他方の入力端子はダイオードブリッジ260の交流入力側B及び回線端子107の他方の端子に接続され、ダイオードブリッジ260の交流入力側Aは、リレー250の一方のスイッチの固定端子に接続され、ダイオードブリッジ260の交流入力側Bは、リレー250の他方のスイッチの固定端子に接続されている。リング検出部232は、回線から到来するリング信号を受けてリング検出判断部202に受け渡す為のインターフェースである。
直流ループ形成部240は、各入力端子がダイオードブリッジ260のプラスとマイナスにそれぞれ接続され、ダイオードブリッジ260のマイナスは、シリコンDAA230のグランドに接続されて回線の直流を保持する。ダイオードブリッジ260は、回線の直流の極性を直流ループ形成部240に合わせるもので、回線の極性が反転しようとしまいが、直流ループ形成部240に一方方向の直流が供給される。
リレー250は、一方のスイッチの可動端子が電話端子108の一方に接続され、他方のスイッチの可動端子が外付電話フックアップ検出部280を介して電話端子108の他方に接続され、装置が待機状態の場合、図2に示したオフ状態、即ち各スイッチが接続した状態とされて、ユーザーによる外付電話機106の使用を可能とし、通信等を行う場合、オン状態、即ち各スイッチが開放した状態とされて、外付電話機106の送話機からのノイズ等がシリコンDAA230を通じて、モデム210に入らないようにする。
外付電話フックアップ検出部280は、外付電話機106がフックアップされた場合、回線の直流にて動作し、外付電話機106のオフフック及びオンフックを検出する。
回線端子107は、回線網に接続される通信ケーブルの差し込み口であり、電話端子108は、外付電話機106に接続されるケーブルの差込口である。
図3は、通信制御部201を構成するフィルタ部207の内部構成を示すブロック図である。
同図に示すように、信号調整部としてのイコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301の出力部がAGC部302の入力部に接続され、AGC部302の出力部は、フィルタとしてのTONE_A部(IIRフィルタ)303、ABS_A部304、及びエネルギー平均化フィルタ_A部305を介して第1の比較器としてのコンパレータ_A部307のプラス入力端子に接続され、コンパレータ_A部307のマイナス入力端子にはスライスレベル_A部306の出力部が接続されると共に、その出力端子がコンパレータ_A部の出力部308に接続されている。
AGC部302の出力部は、またフィルタとしてのTONE_B部(IIRフィルタ)309、ABS_B部310、及びエネルギー平均化フィルタ_B部311を介して第2の比較器としてのコンパレータ_B部313のプラス入力端子に接続され、コンパレータ_B部313のマイナス入力端子にはスライスレベル_B部312の出力部が接続されると共に、その出力端子がコンパレータ_B部の出力部314に接続されている。
AGC部302の出力部は、またフィルタとしてのTONE_C部(IIRフィルタ)315、ABS_C部316、及びエネルギー平均化フィルタ_C部317を介して第3の比較器としてのコンパレータ_C部319のプラス入力端子に接続され、コンパレータ_C部319のマイナス入力端子にはスライスレベル_C部318の出力部が接続されると共に、その出力端子がコンパレータ_C部の出力部320に接続されている。
尚、ABS_A部304、エネルギー平均化フィルタ_A部305、スライスレベル_A部306、コンパレータ_A部307、ABS_B部310、エネルギー平均化フィルタ_B部311、スライスレベル_B部312、コンパレータ_B部313、ABS_C部316、エネルギー平均化フィルタ_C部317、スライスレベル_C部318、コンパレータ_C部319が、高周波レベル判定部に相当する。
イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301の出力部は、またFAX通信処理部208の入力部に接続され、イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301の入力部には、図2に示すように制御I/F211の出力部が接続される。
イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301は、イコライザ調整によって回線からの高域周波数成分のゲインを上げたり、ゲイン調整によって、回線からの信号レベルを上げたり、そのままスルーしたり、下げたりするものであり、FIRフィルタで構成される。イコライザ調整は、下記するように線路特性を補正するために行われる。
図4は、路線距離、即ち端末と局との距離の長短によって異なる路線特性を示すグラフであり、縦軸にレベルをデシベルで示し、横軸に所定の周波数帯域の周波数をHzで示している。同図では、例として、端末と局との距離が、0km、1.8km、3.6km、7.2kmの各場合での路線特性(周波数特性)を示している。同グラフに示すように、距離が長いほど、高域周波数のレベルが低下する傾向を示している。
図5は、後述するように、TCF信号の3400Hzの検出レベルに応じて調整される、イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301の所定の周波数範囲でのイコライザ特性を示すグラフである。
同図には、イコライザを調整する際に、0km対応のイコライザ特性が選択された場合、1.8km対応のイコライザ特性が選択された場合、3.6km対応のイコライザ特性が選択された場合、及び7.2km対応のイコライザ特性が選択された場合の各周波数特性が示されており、これらのイコライザ特性が選択されることにより、図4に示すように伝送距離が長いほど、高域のレベルが低下する傾向を示す路線特性を、伝送距離に拘わらずになるべくフラットになるように補正する。尚、このイコライザ特性の選択方法については、後で詳細に説明する。
AGC部302は、オートゲインコントロールの機能を持ち、イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301から入力した信号のレベルに応じてゲインを調整した信号を出力する。また内部に、回線からの信号レベルを把握するレベル把握部としてのDUGAIN401を備える。
TONE_A(IIRフィルタ)303は、ABS_A部304と接続され、ABS_A部304は、エネルギー平均化フィルタ_A部305と接続され、エネルギー平均化フィルタ_A部305は、コンパレータ_A部307のプラス入力端子と接続される。同様に、TONE_B(IIRフィルタ)309は、ABS_B部310と接続され、ABS_B部310は、エネルギー平均化フィルタ_B部311と接続され、エネルギー平均化フィルタ_B部311は、コンパレータ_B部313のプラス入力端子と接続される。同様に、TONE_C(IIRフィルタ)315は、ABS_C部316と接続され、ABS_C部316は、エネルギー平均化フィルタ_C部317と接続され、エネルギー平均化フィルタ_C部317は、コンパレータ_C部319のプラス入力端子と接続される。
図6は、TONE_A(IIRフィルタ)303、ABS_A部304、及びエネルギー平均化フィルタ_A部305と、各回路の特性を説明するための各出力波形を示す動作説明図である。
同図に示す様に、TONE_A(IIRフィルタ)303は、IIRのディジタルフィルタであり所望の特性を構成することが可能であり、ABS_A部304は、TONE_A(IIRフィルタ)303でフィルタリングされた信号の絶対値波形を出力し、エネルギー平均化フィルタ_A部305は、ABS_A部304の出力の信号をある時定数で平均化する。
TONE_B(IIRフィルタ)309、ABS_B部310、及びエネルギー平均化フィルタ_B部311も、対応するTONE_A(IIRフィルタ)303、ABS_A部304、及びエネルギー平均化フィルタ_A部305と同一の特性を備え、更にTONE_C(IIRフィルタ)315、ABS_C部316、及びエネルギー平均化フィルタ_C部317も同一の特性を備える。
コンパレータ_A部307は、エネルギー平均化フィルタ_A部305の出力レベルとスライスレベル_A部306が出力する第1の閾値レベルとしての閾値レベルAを比較して、比較結果に応じた出力信号をコンパレータ_A部の出力部308に出力する。従って、
エネルギー平均化フィルタ_A部305の出力レベル>閾値レベルA
の時、コンパレータ_A部の出力部308は、ハイレベルとなり、
エネルギー平均化フィルタ_A部305の出力レベル<閾値レベルA
の時、コンパレータ_A部の出力部308は、ローレベルとなる。
同様に、コンパレータ_B部313は、エネルギー平均化フィルタ_B部311の出力レベルとスライスレベル_B部312が出力する第2の閾値レベルとしての閾値レベルBを比較して、比較結果に応じた出力信号をコンパレータ_B部の出力部314に出力する。従って、
エネルギー平均化フィルタ_B部311の出力レベル>閾値レベルB
の時、コンパレータ_B部の出力部314は、ハイレベルとなり、
エネルギー平均化フィルタ_B部311の出力レベル<閾値レベルB
の時、コンパレータ_B部の出力部314は、ローレベルとなる。
同様に、コンパレータ_C部319は、エネルギー平均化フィルタ_C部317の出力レベルとスライスレベル_C部318が出力する第3の閾値レベルとしての閾値レベルCを比較して、比較結果に応じた出力信号をコンパレータ_C部の出力部320に出力する。従って、
エネルギー平均化フィルタ_C部317の出力レベル>閾値レベルC
の時、コンパレータ_C部の出力部320は、ハイレベルとなり、
エネルギー平均化フィルタ_C部317の出力レベル<閾値レベルC
の時、コンパレータ_C部の出力部320は、ローレベルとなる。
図7は、回線制御部103の動作を説明するためのタイムチャートであり、このタイムチャートを参照しながら回線制御部103の動作を説明する。
先ず各部の動作状態を示す「H」、「L」の意味について説明する。
リング検出判断部202では、リングが到来と判断した場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す。
直流ループ形成指示部203では、直流ループ形成を指示する場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す。
直流ループ形成判断部204では、直流ループ形成と判断した場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す。
リレー制御部205では、リレー250をオンする場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す。
FAX通信処理部208では、FAX通信を処理する場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す。
イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301では、FIRフィルタを調整実施する場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す。
AGC部302では、オートゲインコントロール機能をオンする場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す。
DUGAIN401では、回線信号のレベルを把握した場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す。
TONE_A303では、所望のフィルタを設定する場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す。
スライスレベル_A部306では、所望の閾値レベルAを設定する場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す。
コンパレータ_A部の出力部308では、所望レベルの信号が到来した場合には「H」を出力し、そうでない場合は「L」を出力する。
TONE_B309では、所望のフィルタを設定する場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す。
スライスレベル_B部312では、所望の閾値レベルBを設定する場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す。
コンパレータ_B部の出力部314では、所望レベルの信号が到来した場合には「H」を出力し、そうでない場合は「L」を出力する。
TONE_C315では、所望のフィルタを設定する場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す
スライスレベル_C部318では、所望の閾値レベルCを設定する場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す。
コンパレータ_C部の出力部320では、所望レベルの信号が到来した場合には「H」を出力し、そうでない場合は「L」を出力する。
リング検出部232では、リングを検出した場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す。
直流ループ形成部240では、直流ループを形成する場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す。
リレー250では、リレー250がオンする場合を「H」で示し、そうでない場合を「L」で示す。
図7のタイムチャートにおいて、時刻t1で、図示しない交換機からリング信号が到来し、リング検出部232でリングを検出すると、通信制御部201内のリング検出判断部202が、時刻t2でリング到来と判断する。この判断に同期して、直流ループ形成指示部203が、時刻t3で直流ループの形成を指示し、直流ループ形成部240は、この指示を受け、時刻t4で直流ループを形成する。
直流ループ形成判断部204は、時刻t5で、直流ループ形成部240が直流ループを形成したと判断し、リレー制御部205は、この判断に同期して、時刻t6で、リレー250をオフからオンに設定する。これによりリレー250が、時刻t7でオフ状態からオン状態となり、外付電話機106から回線路に混入するノイズがカットされる。
ここで、図示しない送信機から到来するCNG信号をフィルタ部207で検出するための準備をする。CNG信号とは、周波数が1100Hzで、ON時間が0.5秒、OFF時間が3秒の信号である。そのためここでは、3つあるフィルタのうち、例えばTONE_A(IIRフィルタ)303に対して、時刻t8においてCNG検出のフィルタを設定し、時刻t9において、スライスレベル_A部306にCNG信号を検出する為の所望のスライスレベルを設定する。ここでのスライスレベルとして、一般的には、−43dBmのレベルを確実に検出する為に、例えば−45dBm程度とする。
時刻t10に、CNG信号の到来によって、コンパレータ_A部の出力部308が「H」となると、これにより通信制御部201は、CNGが到来したと判断し、CNG信号の到来により、AGC部302内のDUGAIN401が、時刻t11でCNG信号のレベルを把握した後の時刻t12において、AGC部302のAGC機能をオフにする。
通信制御部201は、AGC部302のAGC機能をオフにした直後の時刻t13において、TONE_A(IIRフィルタ)303、TONE_B(IIRフィルタ)309、及びTONE_C(IIRフィルタ)315にそれぞれ、高速信号の中で高い周波数を検出するフィルタを設定する。例えば、3400Hzの検出フィルタとなる。尚、高速信号には、通常300Hz〜4000Hz程度の周波数が含まれる。
通信制御部201は、更にその後の時刻t14で、スライスレベル_A部306、スライスレベル_B部312、スライスレベル_C部318に、それぞれスライスレベル(閾値レベル)を設定する。この時の各閾値レベルとして、例えば
スライスレベル_A部306の閾値レベルAを、DUGAIN401での信号レベル値−1dBとし、
スライスレベル_B部312の閾値レベルBを、DUGAIN401での信号レベル値−4dBとし、
スライスレベル_C部318の閾値レベルCを、DUGAIN401での信号レベル値−7dBとする。
通信制御部201は、その後の時刻t15において、コンパレータ_A部の出力部308、コンパレータ_B部の出力部314、及びコンパレータ_C部の出力部320の、それぞれの比較判定結果を得、その後の時刻t16において、時刻t11で得たDUGAIN401での信号レベル値、及び時刻t15で得た各コンパレータの出力結果から、イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301のFIRフィルタを調整する。この時のイコライザ及びゲインの調整方法については、後で詳細に説明する。尚、図7のタイムチャートおいて、時刻t15以後の、コンパレータ_A部の出力部308、コンパレータ_B部の出力部314、及びコンパレータ_C部の出力部320の表示は、「H」か「L」の何れの状態であることを示している。
その後の時刻t17で、FAX通信処理部208において、FAX通信の信号を処理する。
更に、回線制御部103の動作について説明する。図8、図9は、回線制御部103による動作処理の流れを示すフローチャートであり、特に図7のタイムチャートの時刻t8〜t17までの動作を指示するものである。このフローチャートに沿って、以下に各部の動作をより詳細に説明する。尚、図8、図9のフローチャートは一連のフローチャートを構成するもので、接続記号(1)で繋がっている。
先ず、イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301のFIRフィルタのゲイン及び周波数特性を、デフォルトの0dB及びフラットとする(ステップS101)。尚、このフローがスタートする時点でデフォルト値である場合は、このステップは不要である。CNG信号が到来し、フィルタ部207の何れかのフィルタで検出されると(ステップS102,Yes)、AGC部302内のDUGAIN401にて、CNG信号のレベルを把握し、これをLevel_Decとおく(ステップS103)。
尚、ここでは前記したように、CNG信号の検出をTONE_A部(IIRフィルタ)303〜コンパレータ_A部307で行っており、ステップS102からステップS103は、図7の時刻t8から時刻t11に相当する。
次に、AGC部302のAGC機能(オートゲインコントロール機能)をオフとする(ステップS104)。AGC機能をOFFにすることにより、スライスレベル_A部(306)、スライスレベル_B部(312)、スライスレベル_C部(318)の各閾値レベルに適正な値を設定でき、TCF信号の高周波成分のロスの度合いが検出可能となる。尚、ステップS104は、図7の時刻t12に相当する。
Level_Decの値が第1のレベル、例えば−3dBm以上の場合(ステップS105,Yes)、イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301のFIRフィルタで、所定量、例えば6dB減衰させることとする(ステップS106)。
Level_Decの値が第1の(例えば−3dBm)レベル未満であり(ステップS105,No)、で第2のレベル、例えば−35dBm以上の場合(ステップS107,Yes)、イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301のFIRフィルタにゲインを持たせず、デフォルトの0dBのままとし(ステップS108)、第2のレベル(例えば−35dBm)未満の場合(ステップS107,No、ステップS109)、イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301のFIRフィルタで、所定量、例えば6dBゲインを持たせることとする(ステップS110)。
尚、上記したステップS105からS110までの判定結果は、イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301のFIRフィルタのゲインを決定するもので、後のステップS115で実行される。
次に、TONE_A(IIRフィルタ)303、TONE_B(IIRフィルタ)309、TONE_C(IIRフィルタ)315にそれぞれ、高速信号の中で高い周波数を検出するフィルタを設定する。例えば、3400Hzの検出フィルタを設定し(ステップS111)、スライスレベル_A部306、スライスレベル_B部312、スライスレベル_C部318にそれぞれ閾値レベルを設定する(ステップS112)。
その際、ステップS103で得たDUGAIN401の信号レベル値であるLevel_Decを基準として用い、各設定値は、例えば下記の様にレベル差をつける。
スライスレベル_A部(306)の閾値レベルA :Level_Dec−1dB
スライスレベル_B部(312)の閾値レベルB :Level_Dec−4dB
スライスレベル_C部(318)の閾値レベルC :Level_Dec−7dB
尚、ステップS111は、図7の時刻t13に相当し、ステップS112は、図7の時刻t14に相当する。
次に、送信機側から送られてくるTCF信号を受信する(ステップS113)。TCF信号とは、高速のトレーニング信号であり、送信機側からある時間連続0の信号を送信し、受信機側である時間連続0を受信したら、その伝送レートで画信号を送信機側から送ることとなる。
受信機側で受けたTCF信号のデータがある時間以上連続0でなかった場合(ステップS114、Yes)、コンパレータ_A部の出力部308、コンパレータ_B部の出力部314、及びコンパレータ_C部の出力部320を確認してイコライザを決定し、イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301のFIRフィルタのイコライザ及びゲインをそれぞれ決定した値に設定する(ステップS115)。尚、ステップS115は、図7の時刻t15と時刻t16に相当する。
表1は、このときのコンパレータ_A部の出力部308、コンパレータ_B部の出力部314、コンパレータ_C部の出力部320の各出力状態と、これによって選択決定されるイコライザの特性の関係を示す表である。
Figure 2019193246
同表に示す様に、各出力部の状態に応じて、イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301のFIRフィルタで選択されるイコライザの特性(伝送距離で示している)が決定される。即ち検出信号(3400Hz)のレベルの低下が、0〜1dBの範囲であれば0km対応のイコライザが選択され、1dB〜4dBの範囲であれば1.8km対応のイコライザが選択され、4〜7dBであれば3.6km対応のイコライザが選択され、7dB以上であれば7.2km対応のイコライザが選択される。尚、ゲインについては、前記したようにステップS105からS110までの判定結果に基づいて設定されるものである。
次に、FTT信号をFAX通信処理部208から送信機側に送信して伝送レートを一段階フォールバックさせる(ステップS116)。FTT信号とは、低速信号であり、受信機側で受けたTCFのデータがある時間以上連続0でなかった場合、送信機にTCF信号の伝送レートを一段落とすことを伝えるものである。
その場合、ステップS113に戻って一段階落ちた伝送レートのTCF信号を受け、同様な処理に移行する。ステップS114において、受信機側で受けたTCFのデータがある時間以上連続0であった場合(ステップS114,No)、CFR信号をFAX通信処理部208から送信機側に送信する(ステップS117)。CFR信号とは、低速信号であり、受信機側で受けたTCFのデータがある時間以上連続0であった場合、送信機にTCF信号を送った時の伝送レートで、画信号を送ることを伝えるものである。
その後、送信機から画データが送られてきて、FAX通信を行うこととなる(ステップS118)。尚、ステップS118は、図7の時刻t17に相当する。
図10は、上記した処理によって、イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301に設定する、所定の周波数帯域でのイコライザ特性(伝送距離で示している)とゲインの内容を示す図である。尚、同図に示す特性図は、図4,5で採用したグラフ上で表した場合の概略的な特性を示している。
同図に示す様に、表1で、0km対応のイコライザが選択された場合には、図5に示す0km対応の略フラット(均一)な周波数特性のイコライザが選択され、1.8km対応のイコライザが選択された場合には、図5に示す1.8km対応のやや高域上がりの周波数特性を有するイコライザが選択され、3.6km対応のイコライザが選択された場合には、図5に示す3.6km対応の高域上がりの周波数特性を有するイコライザが選択され、7.2km対応のイコライザが選択された場合には、図5に示す7.2km対応の、更に高域上がりの周波数特性を有するイコライザが選択される。
これらの選択により、図4に示すように伝送距離が長いほど、高域のレベルが低下する傾向を示す路線特性を、伝送距離に拘わらずになるべくフラットになるように補正する。
一方に、ゲイン設定においては、Level_Decの値に応じて−6dBの減衰、増減なし、+6dBの何れかを選択することで、入力する信号レベルの高低に拘わらず、なるべく適切なレベルとなるように調整される。
以上のように、本実施の形態の通信端末装置によれば、相手機側からのCNG信号のレベルを把握して適切なゲインを決定し、また、TCF信号の高周波成分を検出するフィルタを形成し、各コンパレータでの検出レベルをCNG信号のレベルから決定し、TCF信号がある時間以上0を検出できなかった場合、各コンパレータの出力から、適切なイコライザを決定し、決定したゲインとイコライザをFIRフィルタに反映させて自動ゲイン及び自動イコライザを形成している。
従って、本実施の形態の通信端末装置によれば、局からの距離によって変わる路線特性や受信する信号レベルに拘わらずにFAX通信障害を回避することが可能となる。
実施の形態2.
図11は、実施の形態2の通信端末装置の回線制御部が実行する動作処理の流れを示すフローチャートである。
実施の形態2の回線制御部が、前記した図8、図9に示すフローチャートの処理が実装される実施の形態1の回線制御部103と主に異なる点は、図11に示すフローチャートにおいて、ステップS115−1及びステップS115−2が追加された点である。従って、本実施の形態の通信端末装置が、前記した実施の形態1の通信端末装置102と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。尚、本実施の形態の通信端末装置の要部構成は、上記した点以外は、図1〜図3に示す実施の形態1の通信端末装置102の各ブロック図と共通するため、必要に応じて図1〜図3を参照する。尚、本実施の形態の通信端末装置は、実施の形態1の通信端末装置102と部分的に異なる処理を実行するが、ここでは便宜上、全ての構成部分において同符号を付して説明する。
図11のフローチャートにおいて、ステップS99では、前記した図8、図9に示すフローチャートにおけるステップS101〜ステップS112までが実行されるものである。従って、ここでの通信端末装置102が実行する動作処理は、追加されたステップS115−1及びステップS115−2を除いて、実施の形態1で説明した図8、図9に示す動作処理と全く同じであるため、ステップS114以降の動作処理について説明する。
受信機(ここでは通信端末装置102)側で受けたTCF信号のデータがある時間以上連続0でなかった場合(ステップS114、Yes)、コンパレータ_A部の出力部308、コンパレータ_B部の出力部314、及びコンパレータ_C部の出力部320を確認してイコライザを決定し、イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301のFIRフィルタのイコライザ及びゲインをそれぞれ決定した値に設定する(ステップS115)。尚、イコライザ及びゲインの決定方法は、実施の形態1での同ステップの記述で説明した通りなので、ここでの説明は省略する。
ステップS115でイコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301のイコライザ及びゲインを設定した後、選択したイコライザが0km対応のイコライザ(表1参照)であるか否かを判定する(ステップS115−1)。ここで0km対応のイコライザであると判定された場合(ステップS115−1、Yes)、受信機側で受けたTCF信号のデータがある時間以上連続0でなかった原因が、図示しない交換機と受信機との通信線路の、距離による損失以外の要因によるものと考えられるため、FTT信号をFAX通信処理部208から送信機側に送信して伝送レートを一段階フォールバックさせる(ステップS116)。その場合、ステップS113に戻って一段階落ちた伝送レートのTCF信号を受け、同様な処理に移行する。尚、TCF信号のデータがある時間以上連続0であることが、TFC信号による所定のデータに相当する。
一方、ステップS115−1で、0km対応のイコライザでないと判定された場合(ステップS115−1、No)、更にFAX通信がECM通信モードで行われているか否かを判定する(ステップS115−2)。
ECM通信モードとは、FAX通信時に、画データが相手に正しく送られたか否かをチェックし、ノイズ等によりデータエラーが発生して画データが正しく送られていない場合、そのエラーが発生した分だけの画データの再送信を行うモードである。送信機側と受信機側が共にECM機能を持ち、その設定が有効である場合、通信の初めに、送信機と受信機による低速信号のやり取りによりECM通信モードに設定される。その後高速のトレーニング信号であるTCF信号を送信する。
FAX通信がECM通信モードになっていた場合(ステップS115−2、Yes)、受信機側で受けたTCF信号のデータがある時間以上連続0でなかった原因が、図示しない交換機と受信機との通信線路の、距離による損失によるもののみと推定されるため、イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301の調整によって改善されていると判断し、CFR信号をFAX通信処理部208から送信機側に送信する(ステップS117)。その後、送信機から画データが送られてきて、FAX通信を行うこととなる(ステップS118)。
このとき、通信線路の距離による損失以外の要因によりTCFのデータがある時間以上連続0とならなかった場合であっても、FAX通信は、ECM通信モードにより正しく送られなかった画データを再送信することにより、補完できる。
一方、FAX通信がECM通信モードでない場合(ステップS115−2、No)、受信機側で受けたTCF信号のデータがある時間以上連続0でなかった原因が、通信線路の距離による損失以外の要因によるものと考えられ、エラーとなった画データを復旧する方法がなくなるため、より確実に画データを送信できるよう、FTT信号を受信機から送信機に送信して伝送レートを一段階フォールバックさせる(ステップS116)。
以上のように、本実施の形態の回線制御部103では、受信機側で受けたTCF信号のデータがある時間以上連続0でなかった場合、イコライザ設定から、図示しない交換機と通信装置端末間の通信経路に距離があると推定され、且つFAX通信がEMC通信モードである場合には、その原因が、距離による損失によるものであって、イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)301の調整によって改善されていると判断し、伝送レートを一段階フォールバックさせることなくFAX通信を行う。
従って、本実施の形態の通信端末装置によれば、FAX通信がECM通信モードである場合において、FAX通信の速度低下を防ぐことが可能となる。
通信端末装置として、例えばMFP(Multi Function Printer)やファクシミリ等があるが、スキャナとプリンタを、ネットワークを介して接続した複合システムにも利用できる。
101 回線網、 102 通信端末装置、 103 回線制御部、 104 スキャナ部、 105 印刷部、 106 外付電話機、 107 回線端子、 108 電話端子、 201 通信制御部、 202 リング検出判断部、 203 直流ループ形成指示部、 204 直流ループ形成判断部、 205 リレー制御部、 206 外付電話フックアップ判断部、 207 フィルタ部、 208 FAX通信処理部、 210 モデム、 211 制御I/F、 212 I/F、 220 絶縁受渡部、 230 シリコンDAA、 231 I/F、 232 リング検出部、 240 直流ループ形成部、 250 リレー、 260 ダイオードブリッジ、 280 外付電話フックアップ検出部、 301 イコライザ/ゲイン調整部(FIRフィルタ)、 302 AGC部、 303 TONE_A部(IIRフィルタ)、 304 ABS_A部、 305 エネルギー平均化フィルタ_A部、 306 スライスレベル_A部、 307 コンパレータ_A部、 308 コンパレータ_A部の出力部、 309 TONE_B部(IIRフィルタ)、 310 ABS_B部、 311 エネルギー平均化フィルタ_B部、 312 スライスレベル_B部、 313 コンパレータ_B部、 314 コンパレータ_B部の出力部、 315 TONE_C部(IIRフィルタ)、 316 ABS_C部、 317エネルギー平均化フィルタ_C部、 318 スライスレベル_C部、 319 コンパレータ_C部、 320 コンパレータ_C部の出力部、 401 DUGAIN。

Claims (9)

  1. 回線網に接続される回線端子を備えた通信端末装置において、
    回線からのCNG信号のレベルを把握するレベル把握部と、
    入出力間で信号のレベルを変える信号調整部と
    を備え、
    前記レベル把握部が把握するCNG信号のレベルに応じて前記信号調整部のゲインを設定する通信制御部
    を備えたことを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記通信制御部は、前記レベル把握部が把握するCNG信号のレベルが低いほど、前記ゲインを上げる設定を行うことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 前記ゲインは、段階的に変化することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末装置。
  4. 前記信号調整部は、入出力間で信号の周波数特性をかえるイコライザ機能を備え、
    前記回線からのTCF信号の高周波成分を検出するフィルタと、
    前記高周波成分の高周波レベルを判定する高周波レベル判定部と
    有し、
    前記通信制御部は、前記高周波レベル判定部のレベル判定に応じて前記信号調整部のイコライザ特性を設定することを特徴とする請求項1から3までの何れかに記載の通信端末装置。
  5. 前記通信制御部は、前記高周波レベル判定部が判定する前記高周波成分のレベルが低いほど、高域が上がるイコライザ特性を選択することを特徴とする請求項4記載の通信端末装置。
  6. 前記高周波レベル判定部は、
    前記高周波レベルと第1の閾値レベルとを比較する第1の比較器と、
    前記高周波レベルと前記第1の閾値レベルより低い第2の閾値レベルとを比較する第2の比較器と、
    前記高周波レベルと前記第2の閾値レベルより低い第3の閾値レベルとを比較する第3の比較器と
    を備え、
    前記通信制御部は、前記第1の比較器、前記第2の比較器、及び前記第3の比較器の出力に基づいて前記高周波レベルを判定することを特徴とする請求項4又は5に記載の通信端末装置。
  7. 前記通信制御部は、前記TCF信号による所定のデータを受信できなかった場合、前記イコライザ特性及び/又は前記ゲインを再設定して、送信機側に伝送レートを下げるように指示する信号を送信するか否かを判断することを特徴とする請求項4から6までの何れかに記載の通信端末装置。
  8. 前記通信制御部は、所定の周波数帯域において略均一な周波数特性でない前記イコライザ特性が設定され、且つECM通信モードで通信が行われる場合を除いて、前記送信機側に伝送レートを下げるように指示する信号を送信することを特徴とする請求項7記載の通信端末装置。
  9. 前記通信制御部は、所定の周波数帯域において略均一な周波数特性でない前記イコライザ特性が設定され、且つECM通信モードで通信が行われる場合、前記送信機側に伝送レートを下げるように指示する信号を送信しないことを特徴とする請求項7記載の通信端末装置。
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