JP2019192420A - マイクロ波処理装置 - Google Patents

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JP2019192420A
JP2019192420A JP2018081947A JP2018081947A JP2019192420A JP 2019192420 A JP2019192420 A JP 2019192420A JP 2018081947 A JP2018081947 A JP 2018081947A JP 2018081947 A JP2018081947 A JP 2018081947A JP 2019192420 A JP2019192420 A JP 2019192420A
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大森 義治
Yoshiharu Omori
義治 大森
周平 野村
Shuhei Nomura
周平 野村
大介 細川
Daisuke Hosokawa
大介 細川
孝之 明石
Takayuki Akashi
孝之 明石
弘一朗 川添
Koichiro Kawazoe
弘一朗 川添
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Abstract

【課題】2つのチョーク溝のそれぞれの漏波遮蔽性能を両立して、遮蔽効果が最大となる周波数を2つ持つ広周波数帯域の漏波遮蔽性能のマイクロ波処理装置を提供すること。【解決手段】チョーク溝4aのチョーク溝開口部5a(開口部)とチョーク溝4bのチョーク溝開口部5b(開口部)を直交配置して、チョーク溝開口部5a、5b付近に作られる無限大インピーダンスの電磁界分布のベクトル向きも直交させる事で相互干渉を回避して、2つのチョーク溝4a、4bのそれぞれの漏波遮蔽性能を両立することで、遮蔽効果が最大となる周波数を2つ持つ広周波数帯域の漏波遮蔽性能を実現できる。【選択図】図1

Description

本発明は、本体とドアの間の間隙からのマイクロ波漏洩を防止するマイクロ波処理装置に関するものである。
マイクロ波処理装置である電子レンジのマイクロ波漏洩を防止するため、複数のチョーク溝を設置する漏波遮蔽手段が開発されてきた。
従来、この種のマイクロ波処理装置は、基本波用のチョーク溝と第2高調波用のチョーク溝とを向かい合わせ、1つの入口に連通した電波減衰空胴を設け、前記チョーク溝を構成する台形状金属片波板により、漏波経路に直角方向から平行方向につながるチョーク溝内の電波伝播経路を構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。この技術は、漏波経路から電波減衰空胴内の入口を経て、2方向のチョーク溝に進入する電波伝播経路を構成し、それぞれのチョーク溝の働きにより、基本波と第2高調波のマイクロ波漏洩を遮蔽する。
従来、この種のマイクロ波処理装置は、略4分の1波長深さの第1、第3溝とその間に隣接して並設した所要深さだけ浅くした第2溝を設け、全体の幅を4分の1波長以下としたものがある(例えば、特許文献2参照)。この技術は、所要深さだけ浅くした第2溝の働きにより、複数のチョーク溝を近接しても有効な電波漏洩防止能力が得られる。
特開昭58−194290号公報 特開平1−118028号公報
近年、マイクロ波電力の供給源として、半導体アンプの実用化が進んでいる。半導体方式のマイクロ波電力供給源を使用した場合、供給マイクロ波の帯域幅が狭く出来るので、ISM帯などの許容されている周波数範囲のほぼ全域を高出力で使うことが可能となる。このような背景により、広周波数帯域で高遮蔽性能を維持するマイクロ波漏洩を遮蔽する手段が必要となる。
しかしながら、特許文献1の構成では、基本波に対して遮蔽効果があるのは1つのチョーク溝のみで、漏波遮蔽性能が最大となる周波数は1つで、その周波数から離れた広周波数帯域の両端周波数では十分な性能が得られないという課題を有していた。
しかしながら、特許文献2の構成では、所要深さだけ浅くした第2溝は、略4分の1波長深さの第1溝と第3溝の干渉を抑止する目的で設置されていて、複数の溝を設置していても、遮蔽効果が最大となる周波数は1つになり、この周波数から離れた広周波数帯域の両端周波数では十分な性能が得られない課題を有していた。
図3は従来のマイクロ波処理装置の一例である電子レンジの外観図、図4は従来のドアチョーク溝部分の断面図を示す。
同図において、電子レンジ本体1の前面に、開閉自在にドア2が設置されている。図3
におけるドア2の左側点線部分の断面図が、図4である。加熱室3の加熱室開口部6の外周辺からドア2と略平行に、外側に伸びる金属板で構成したフランジ部7が設けられている。ドア2の外周部にはフランジ部7に対向して、チョーク溝開口部5を有するチョーク溝4が設置される。ドア2とフランジ部7との間の漏波経路8を通って、加熱室3からマイクロ波が漏洩する。チョーク溝4は、4分の1波長のインピーダンス反転原理により、電子レンジ本体1で使用するマイクロ波の漏洩を遮蔽する。
また、遮蔽効果が最大となる周波数が異なる2つのチョーク溝を近接する場合について、2つのチョーク溝の間隔とその漏波遮蔽性能との関係を図5で説明する。
図5(a)は2つのチョーク溝を近距離に配置した解析モデルの斜視図、図5(b)は2つのチョーク溝を近距離に配置した解析モデルの漏波遮蔽性能図を示す。
同図において、遮蔽効果が最大となる周波数が2.49GHzのチョーク溝4aと、2.41GHzのチョーク溝4bとを、漏波経路8に面して連続して設置する。漏波経路8の右側から給電し、2つのチョーク溝4a、4bを通って左側に至る伝送特性を図5(b)に示す。図5(b)グラフの横軸は周波数[GHz]、縦軸は減衰度[dB]で、曲線は周波数に対する減衰度の特性を表している。特性曲線は、2つのチョーク溝4a、4bの間隔を5mm、6mm、7mmと変化させた結果を示している。
2つのチョーク溝4a、4bの間隔が6mm以上では、ほぼそれぞれのチョーク溝4a、4bの漏波遮蔽性能を維持することができ、遮蔽効果が最大となる周波数を2つ持つ広周波数帯域の漏波遮蔽性能を実現することができる。しかし、2つのチョーク溝4a、4bの間隔を5mmにすると2つの漏波遮蔽性能が相互干渉により結合し、遮蔽効果が最大となる周波数が1つの漏波遮蔽性能となり、広周波数帯域で高遮蔽性能を確保できなくなる。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、基本波のマイクロ波漏洩を広周波数帯域で高遮蔽性能を維持できるマイクロ波処理装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のマイクロ波処理装置は、
被加熱物を収納する加熱室と、
前記加熱室にマイクロ波を供給するマイクロ波発生手段と、
前記加熱室の前面開口部に開閉自在に設置したドアと、
前記加熱室から前記ドア面に沿って外部に漏洩するマイクロ波を遮蔽する遮蔽手段を設け、
前記遮蔽手段は、前記漏洩マイクロ波の経路に開口を有するチョーク溝で構成し、
前記遮蔽手段は、2つの前記チョーク溝を有し、
前記2つのチョーク溝のそれぞれの前記開口部は、4分の1波長以下の間隔で設置され、前記2つの開口部は、異なる平面に配置したものである。
これによって、それぞれのチョーク溝内に進入するマイクロ波の励振方向が異なり、チョーク溝開口部付近に作られる無限大インピーダンスの電磁界分布のベクトル向きも異なることになり、相互干渉が抑制され、2つのチョーク溝のそれぞれの漏波遮蔽性能を両立することができ、遮蔽効果が最大となる周波数を2つ持つ広周波数帯域の漏波遮蔽性能を実現できる。
本発明のマイクロ波処理装置は、2つのチョーク溝の遮蔽効果が最大となる周波数を使
用する周波数帯に分担設定し、広周波数帯域で高遮蔽性能を確保できる。
また、2つのチョーク溝の相互干渉による遮蔽性能の結合を回避できるので、近接して設置してもそれぞれの漏波遮蔽性能を維持できる。
(a)本発明の実施の形態1におけるマイクロ波処理装置のドアチョーク溝部分の断面図(b)同ドアチョーク溝部分の斜視図 (a)本発明の実施の形態1における解析モデルの断面図(b)本発明の実施の形態1における解析モデルの漏波遮蔽性能図 従来のマイクロ波処理装置の外観図 従来のドアチョーク溝部分の断面図 (a)従来のマイクロ波処理装置の2つのチョーク溝を近距離に配置した解析モデルの斜視図(b)2つのチョーク溝を近距離に配置した解析モデルの漏波遮蔽性能図
第1の発明は、
前記従来の課題を解決するために、本発明のマイクロ波処理装置は、
被加熱物を収納する加熱室と、
前記加熱室にマイクロ波を供給するマイクロ波発生手段と、
前記加熱室の前面開口部に開閉自在に設置したドアと、
前記加熱室から前記ドア面に沿って外部に漏洩するマイクロ波を遮蔽する遮蔽手段を設け、
前記遮蔽手段は、前記漏洩マイクロ波の経路に開口部を有する2つの前記チョーク溝を有し、
前記2つのチョーク溝のそれぞれの前記開口部は、4分の1波長以下の間隔で設置され、
前記2つの開口部は、異なる平面に配置したものであり、
それぞれのチョーク溝内に進入するマイクロ波の励振方向が異なり、チョーク溝開口部付近に作られる無限大インピーダンスの電磁界分布のベクトル向きも異なることになり、相互干渉が抑制され、2つのチョーク溝のそれぞれの漏波遮蔽性能を両立することができ、遮蔽効果が最大となる周波数を2つ持つ広周波数帯域の漏波遮蔽性能を実現できる。
第2の発明は、特に第1の発明のマイクロ波処理装置を、前記2つの開口部を設けた平面が、直交したものであり、それぞれのチョーク溝内に進入するマイクロ波の励振方向が直交し、チョーク溝開口部付近に作られる無限大インピーダンスの電磁界分布のベクトル向きも直交することになり、相互干渉を回避でき、2つのチョーク溝のそれぞれの漏波遮蔽性能を両立することができ、遮蔽効果が最大となる周波数を2つ持つ広周波数帯域の漏波遮蔽性能を実現できる。
第3の発明は、特に第1の発明のマイクロ波処理装置を、前記2つのチョーク溝は、それぞれの遮蔽性能が最大となる周波数が異なるものであり、それぞれのチョーク溝内に進入するマイクロ波の励振方向が異なり、チョーク溝開口部付近に作られる無限大インピーダンスの電磁界分布のベクトル向きも異なることになり、相互干渉が抑制され、2つのチョーク溝のそれぞれの遮蔽効果が最大となる周波数を維持することができ、遮蔽効果が最大となる周波数を2つ持つ広周波数帯域の漏波遮蔽性能を実現できる。
第4の発明は、特に第1の発明のマイクロ波処理装置を、前記2つのチョーク溝は、それぞれの遮蔽性能が最大となる周波数を2.45±0.05GHzの範囲内としたもので
あり、2つのチョーク溝のそれぞれの漏波遮蔽性能を有効に配置でき、使用する周波数帯の全域で漏波遮蔽性能を確実に実現できる。
第5の発明は、特に第1の発明のマイクロ波処理装置を、前記加熱室の前記開口部の外周辺から前記ドアと略平行に外側に伸びる金属板で構成したフランジ部を有し、1つ目の前記チョーク溝の前記開口部を前記フランジ部に対向して設け、2つ目の前記チョーク溝の前記開口部を前記加熱室側壁面に対向して設けたものであり、それぞれのチョーク溝内に進入するマイクロ波の励振方向が直交し、チョーク溝開口部付近に作られる無限大インピーダンスの電磁界分布のベクトル向きも直交することになり、相互干渉を回避でき、2つのチョーク溝のそれぞれの漏波遮蔽性能を両立することができ、遮蔽効果が最大となる周波数を2つ持つ広周波数帯域の漏波遮蔽性能を実現できる。
第6の発明は、特に第1または第5の発明のマイクロ波処理装置を、前記2つのチョーク溝の間に前記フランジに平行な金属壁面を設けたものであり、2つのチョーク溝により作られる開口部付近の電磁界分布を分離して、相互干渉をより確実に回避でき、2つのチョーク溝のそれぞれの漏波遮蔽性能を両立することができ、遮蔽効果が最大となる周波数を2つ持つ広周波数帯域の漏波遮蔽性能を実現できる。
第7の発明は、特に第1の発明のマイクロ波処理装置を、前記2つのチョーク溝のうち少なくとも1つのチョーク溝は、前記開口の幅と前記チョーク溝内部幅が異なるものであり、チョーク溝を溝深さが浅い2段構造にすることで、2つのチョーク溝を配置して遮蔽効果が最大となる周波数を2つ持つ広周波数帯域の漏波遮蔽性能を実現しつつ、小型可も図ることができる。
第8の発明は、特に第1の発明のマイクロ波処理装置を、前記2つのチョーク溝のうち少なくとも1つのチョーク溝は、前記ドアの周回方向に周期構造を設けたものであり、周期構造によりドア周回方向への伝播成分を抑制でき、チョーク溝に斜めに入る斜入射に対しても漏波遮蔽性能を維持でき、より確実に広周波数帯域の漏波遮蔽性能を実現できる。
第9の発明は、特に第1または第8の発明のマイクロ波処理装置を、前記周期構造は、前記チョーク溝の少なくとも1つの壁面に切り欠きを周期的に配列したものであり、周期構造によりドア周回方向への伝播成分を抑制でき、斜入射に対しても漏波遮蔽性能を維持でき、より確実に広周波数帯域の漏波遮蔽性能を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1におけるマイクロ波処理装置について、説明する。
図1(a)は、本発明の実施の形態1におけるドアチョーク溝部分の断面図、図1(b)は本発明の実施の形態1におけるドアチョーク溝部分の斜視図を示す。
同図において、ドア2の外周部には遮蔽効果が最大となる周波数が異なる2つのチョーク溝4a、4bが設けられている。チョーク溝4aのチョーク溝開口部5a(開口部)は加熱室3の側壁面に対向している。チョーク溝4bのチョーク溝開口部5b(開口部)はフランジ部7に対向している。加熱室3の側壁面とフランジ部7はほぼ直交しているので、チョーク溝4aのチョーク溝開口部5aの配置面とチョーク溝4bのチョーク溝開口部5bの配置面も直交することになる。チョーク溝4a、4bに進入するマイクロ波の励振電界10はチョーク溝開口部5a、5bにほぼ平行方向に生じるので、直交したベクトル
となる。
チョーク溝4a、4bに進入したマイクロ波は、4分の1波長のインピーダンス反転原理によりチョーク溝開口部5a、5b付近に無限大インピーダンスの電磁界分布を発生させ、マイクロ波漏洩を遮蔽する。この無限大インピーダンスの電磁界分布の電界向きは、励振電界10と平行逆向きで、マイクロ波漏洩成分を打ち消すように働く。チョーク溝4a、4bそれぞれの無限大インピーダンスの電磁界分布の電界向きは直交するので、相互干渉せずに、それぞれのチョーク溝開口部5a、5b付近でマイクロ波漏洩を確実に打ち消すことが出来る。
チョーク溝4a、4bそれぞれの遮蔽効果が最大となる周波数が異なり、相互干渉による影響を排除できるので、遮蔽効果が最大となる周波数が2つある広周波数帯域で高遮蔽性能を実現することができる。
図2(a)は、本発明の実施の形態1における解析モデルの断面図、図2(b)は、本発明の実施の形態1における解析モデルの漏波遮蔽性能図を示す。
図3と同様に、漏波経路8の上側から給電し、2つのチョーク溝4a、4bを通って左側に至る伝送特性を図2(b)に示す。図2(b)グラフの横軸は周波数[GHz]、縦軸は減衰度[dB]で、曲線は周波数に対する減衰度の特性を表している。
2つのチョーク溝4a、4bそれぞれの遮蔽効果が最大となる周波数を2.45±0.05GHzの範囲内で最適設定することにより、必要な周波数範囲で、より高い遮蔽性能を得ることができる。
2つのチョーク溝4a、4bの間の漏波経路8は、フランジ部7とドア2に挟まれ、間隙が狭くなった平行部分が設けられている。この平行部分により、チョーク溝開口部5a、5bが離れ、2つのチョーク溝4a、4bで生じる無限大インピーダンスの電磁界分布も少し離れるので、相互の影響をより確実に回避することができる。
2つのチョーク溝4a、4bは、溝幅をチョーク溝開口部5a、5b側の溝の幅11aを狭く、底側の溝の幅11bを広くした2段構造とし、溝深さが4分の1波長より短い構造で、4分の1波長のインピーダンス反転原理を働かせている。チョーク溝寸法を短くしたことにより、ドア2自体の小型化を図ることができる。
図1(b)に示すようにチョーク溝4bには切り欠き部9を周期的に設けて、遅波回路として働かせることで、マイクロ波漏洩のドア2周回方向伝播成分を抑制でき、ドア2外周へ斜めに漏洩するマイクロ波に対しても漏波遮蔽性能を維持でき、より確実に広周波数帯域の漏波遮蔽性能を実現できる。
以上のように、本発明に係るマイクロ波処理装置は、広周波数帯域で高漏波遮蔽性能を実現できるので、電子レンジで代表されるような誘電加熱を利用した加熱装置や生ゴミ処理機にも適用できる。
1 電子レンジ本体
2 ドア
3 加熱室
4a、4b チョーク溝
5a、5b チョーク溝開口部(開口部)
6 加熱室開口部
7 フランジ部
8 漏波経路
9 切り欠き部
10 励振電界
11a、11b 溝の幅

Claims (9)

  1. 被加熱物を収納する加熱室と、
    前記加熱室にマイクロ波を供給するマイクロ波発生手段と、
    前記加熱室の前面開口部に開閉自在に設置したドアと、
    前記加熱室から前記ドア面に沿って外部に漏洩するマイクロ波を遮蔽する遮蔽手段を設け、
    前記遮蔽手段は、前記漏洩するマイクロ波の経路に開口部を有する2つのチョーク溝を有し、
    前記2つのチョーク溝のそれぞれの前記開口部は、4分の1波長以下の間隔で設置され、
    前記2つの開口部は、異なる平面に配置したことを特徴とするマイクロ波処理装置。
  2. 前記2つの開口部を設けた平面が、直交していることを特徴とした請求項1に記載のマイクロ波処理装置。
  3. 前記2つのチョーク溝は、それぞれの遮蔽性能が最大となる周波数が異なることを特徴とした請求項1に記載のマイクロ波処理装置。
  4. 前記2つのチョーク溝は、それぞれの遮蔽性能が最大となる周波数を2.45±0.05GHzの範囲内とした請求項1に記載のマイクロ波処理装置。
  5. 前記加熱室の前記開口部の外周辺から前記ドアと略平行に外側に伸びる金属板で構成したフランジ部を有し、
    1つ目の前記チョーク溝の前記開口部を前記フランジ部に対向して設け、
    2つ目の前記チョーク溝の前記開口部を前記加熱室側壁面に対向して設けたことを特徴とした請求項1に記載のマイクロ波処理装置。
  6. 前記2つのチョーク溝の間に前記フランジに平行な金属壁面を設けたことを特徴とした請求項1または5に記載のマイクロ波処理装置。
  7. 前記2つのチョーク溝のうち少なくとも1つのチョーク溝は、前記開口部の幅と前記チョーク溝内部幅が異なるとを特徴とした請求項1に記載のマイクロ波処理装置。
  8. 前記2つのチョーク溝のうち少なくとも1つのチョーク溝は、前記ドアの周回方向に周期構造を設けたことを特徴とした請求項1に記載のマイクロ波処理装置。
  9. 前記周期構造は、前記少なくとも1つのチョーク溝の壁面に切り欠きを周期的に配列したことを特徴とした請求項1または8に記載のマイクロ波処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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