JP2019192413A - 電線接続構造及び測定ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】電極線と、電気接続部材としての導電部材との間で、カシめや半田付けのような固定は行わずとも、両者が確実に接触を保てるようにする。【解決手段】測定電極30に接続されている電極線50と、前記電極線50と電力供給部71とを電気的に連絡する導電部材60と、前記電極線50が裸電線の状態で固定される固定部41及び前記導電部材60が装着される装着部42を有するとともに、前記導電部材60は前記装着部42に装着されると前記固定部41に固定されている前記電極線50と弾性変形を伴って接触するように形成されている接続部材40と、を備えることを特徴とする電線接続構造。【選択図】図9

Description

本発明は、たとえば測定ユニットに装着される測定電極に接続されている電極線と、該測定ユニットが測定に供される測定機器側の電力供給部との接続に関するものである。
従来、たとえば下記特許文献1に開示されているような分光分析装置においては、使用される測定電極には、ニクロム線のような1本の細い電極線のみが接続されていることがある。このような1本の細い電極線の他端は、機器側との接続に関与する電気接続部材(たとえば、プローブやプラグ)に接続させる必要がある。このとき、たとえば、この電気接続部材として圧着端子と呼ばれる金属製部品を使用し、当該電極線の他端をこの圧着端子の一部で挟み込むように塑性変形(いわゆる「カシめ」)することで両者を接続していた。
特開2016−130734号公報
上述したような細い電極線1本を圧着端子でカシめても、確実に圧着することが困難なため、電極線が抜けやすい。そこで、圧着端子に、電気回路としては不要なダミーの電線の束に電極線を挿入してこの束ごと圧着端子をカシめて固定する、ということも行われていた。
しかしながら、そもそもこのようなカシめによる電極線の接続にはカシめ用の工具や工程が必要なものである。また、ダミーの電線の束に電極線を挿入する際に電極線が折れたり、曲がったりすることもある。さらには、カシめが十分でない場合は電極線が抜けてしまうこともあった。
上記の他に、溶接や半田付けによって電極線を電気接続部材に接続することも確実な接続方法として考えられるが、上記のように電極線が細い場合、電極線の材質によっては熱により切断されることがあるため、このような方法は不可能である。ことに、測定電極が装着されている測定ユニットを小型化する場合には、溶接や半田付けという作業そのものが困難ないし不可能である。
本件発明の実施態様は、電極線と、電気接続部材としての導電部材との間で、上記したカシめや半田付けのような固定は行わずとも、両者が確実に接触を保てるようにすることを課題とする。
本開示における電線接続構造は、
測定電極に接続されている電極線と、
前記電極線と電力供給部とを電気的に連絡する導電部材と、
前記電極線が裸電線の状態で固定される固定部及び前記導電部材が装着される装着部を有する接続部材とを備え、
前記導電部材が前記装着部に装着されると、前記導電部材が前記固定部に固定されている前記電極線と弾性変形を伴って接触するように形成されている。
本開示における測定ユニットは、上記の電線接続構造を有するとともに、
測定に供される溶液が収容されるとともに前記測定電極が内部へ突設される溶液収容部を備え、
前記接続部材は前記溶液収容部の外壁に設置されている。
本実施態様の電線接続構造及びこれを有する測定ユニットでは、電極線と、電気接続部材としての導電部材との間で、上記したカシメや半田付けのような固定は行わずとも、両者が確実に接触を保てるようにすることができる。
本実施形態の測定ユニットの正面図である。 本実施形態の測定ユニットの背面図である。 図1の測定ユニットにおける溶液収容部の右正面上方斜視図である。 図3の溶液収容部の左背面下方斜視図である。 図3の溶液収容部における接続部材を示す左正面下方斜視図である。 図3の溶液収容部における導電部材と接続部材との装着前の状態を示す左正面上方斜視図である。 図3の溶液収容部における導電部材と接続部材との装着前の状態を、図6のVII−VII断面を用いて示す。 図3の溶液収容部における導電部材と接続部材との装着後の状態を示す左正面上方斜視図である。 図3の溶液収容部における導電部材と接続部材との装着後の状態を、図8のIX−IX断面を用いて示す。 図1の測定ユニットを装着した測定機器における通電前の状態を模式的に示す。 図1の測定ユニットを装着した測定機器における通電可能の状態を模式的に示す。
本開示における電線接続構造の第1の態様は、前述のように、測定電極に接続されている電極線と、前記電極線と電力供給部とを電気的に連絡する導電部材と、前記電極線が裸電線の状態で固定される固定部及び前記導電部材が装着される装着部を有する接続部材とを備え、前記導電部材が前記装着部に装着されると、前記導電部材が前記固定部に固定されている前記電極線と弾性変形を伴って接触するように形成されている。
電極線とは、たとえばニクロム線や銅線のような金属線をいう。
電力供給部とは、測定電極に電力を供給する側の構造であって、たとえば、プローブやソケットのようなものをいう。この電力供給部は、導電部材を介して電極線と電気的に接続される。
接続部材は、上述のように固定部と装着部とを備えている。接続部材においては、先に固定部に電極線が固定される。電極線のうち、少なくとも固定部に固定される部分は裸電線である。たとえば、被覆電線のうち、固定部に固定される部分のみや、導電部材が接触する部分だけ被覆を剥離して裸電線としてもよいし、電極線全体が裸電線であってもよい。導電部材は、装着部に装着された状態で、あらかじめ固定部に固定されている電極線の裸電線の部分に接触する。
固定部への電極線の固定は、電極線のみで、すなわち、電極線以外の特別の構造又は手段を用いずに、また、固定部自体の変形を伴わずに行われる。また、固定された電極線は、固定部からは自然に物理的に離れてしまうことはない。
固定部及び装着部が設置される箇所は特に限定はされない。たとえば、測定電極が設置される構造体に対し一体に設けたり、またこれに対し何らかの手段で固定したりすることで、これらの固定部及び装着部を設置することができる。接続部材は、複数の部品を組み合わせて構成されていてもよい。
導電部材は、導電性の材質、たとえば金属により形成される。この導電部材については、装着部に装着される構造と、電極線と弾性変形を伴って接触する構造とを備えていれば特に限定はない。
本開示における電線接続構造の第2の態様は、前記第1の態様の構成に加え、前記電極線は前記固定部の一部に巻き回されて固定されている。
このように、電極線が固定部の一部に巻き回されて固定されていることで、電極線のみで、固定部の変形を伴わずに固定することができ、固定された電極線は固定部から自然に物理的に離れてしまうことはない。このとき、電極線が巻き回されている部分のうち、少なくとも導電部材と接触する部分が裸電線である。
本開示における電線接続構造の第3の態様は、前記第2の態様の構成に加え、前記接続部材の前記固定部及び前記装着部は互いに間隙をもって離間し、前記導電部材は、前記装着部に設置される設置部と、前記設置部から前記間隙を超える長さに延設され前記電極線と接触する接触部と、を有し、前記導電部材を、前記間隙に挿入することにより、前記設置部が前記装着部に設置され、前記接触部が前記電極線と接触する。
すなわち、電極線は固定部に巻き回しておき、導電部材を固定部と装着部との間隙に挿入するようにすれば設置部が装着部に設置され、これにより延設される接触部が固定部に巻き回されている電極線と確実に接触する。
ここで、導電部材は前記のように弾性変形が可能なので、導電部材を、接続部材の固定部と装着部との間隙に挿入する際に、接触部が弾性により撓んで挿入が容易となる。さらに、間隙への挿入後は弾性による復元力で接触部が電極線を押圧することで、接触部と電極線との接触を保つことが可能となっている。
本開示における電線接続構造の第4の態様は、前記第3の態様の構成に加え、前記接続部材において、前記固定部及び前記装着部は板状構造を有し、前記固定部及び前記装着部を連結する板状の連結板と、前記固定部の一部であって前記電極線が巻き回される箇所に設けられた切欠部と、を有し、前記固定部、前記装着部及び前記連結板で囲まれた空間が前記間隙となる。
すなわち、固定部の一辺には切欠部が形成されており、この切欠部に電極線を巻き回すことにより、固定部への電極線の固定が容易になり、かつ確実に固定されることとなっている。
そして、固定部、連結板及び装着部で囲まれている間隙に、導電部材を挿入するようにすれば導電部材の設置部が接続部材の装着部に設置され、延設される接触部が固定部に巻き回されている電極線と確実に接触する。
また、本開示における第5の態様に係る測定ユニットは、前記第1から第4までのいずれか1つの態様の電線接続構造を有するとともに、測定に供される溶液が収容されるとともに前記測定電極が内部へ突設される溶液収容部を備え、前記接続部材は前記溶液収容部の外壁に設置されている。
すなわち、本態様に係る測定ユニットは、たとえば電気分解を利用した測定に供される溶液が収容される溶液収容部を備えていて、前記電線接続構造における測定電極がその溶液収容部の内部へ突設されている。また、固定部及び装着部を有する接続部材は、この溶液収容部を構成する外壁に設置されている。たとえば、溶液収容部を合成樹脂で射出成形する場合、固定部及び装着部をこの溶液収容部の外部の構造として一体に成形することができる。また、別体の固定部及び装着部を溶液収容部の外壁に接着するなどして固定することもできる。
以下、図面を参照しつつ、本開示における実施形態を説明する。
図1及び図2は、本実施形態の測定ユニット10のそれぞれ正面図及び背面図である。測定ユニット10は、後述の測定機器70(図10及び図11参照)において水平にセットされる天板11Aと、この天板11Aの左右両端から下方へ延設される側板11Bとから成る枠体11を備える。これら天板11A及び側板11Bにより、枠体11は、正面視及び背面視で逆U字型を呈する。
天板11Aには、上方に開口したウェル12が複数設けられている。各ウェル12のうちには、その中に測定用の試薬を収容するものや、その中に測定に供される検体が注入されるものや、その中で検体と試薬とが混合されるものがある。また、各ウェル12のうち、測定電極30を用いた測定が行われるのが、測定ウェル12Aである。各ウェル12の間では、測定機器70が備えるノズル(図示せず)を用いて試薬や検体の分注や移動などが行われる。
測定ウェル12Aの下端には、測定電極30が設置される溶液収容部20が装着されている。溶液収容部20の正面側からは、測定電極挿入口21が視認される。また、溶液収容部20の背面側からは、ファイバー挿入口23が視認される。
図3及び図4は、図1の測定ユニットにおける溶液収容部20のそれぞれ右正面上方斜視図及び左背面下方斜視図である。以下、これらの図3及び図4を参照しつつ溶液収容部20の構造を説明する。
溶液収容部20は、下方に突出した底部を有し、各側面間が曲面で連続した略四角筒状を呈している。溶液収容部20の内部には、測定に供される溶液が収容される。ここで、前記したように各ウェル12に収容された検体と試薬とが所定のプロトコルに従い前記ノズルを用いて混合され、そしてその一部が前記ノズルによってこの溶液収容部20に分注され、測定に供される。
溶液収容部20の右側面には、炭素電極挿入口22が形成され、そこから円柱状の炭素電極31が、挿入される。炭素電極31はその側面の一部のみが、溶液収容部20の内部に露出し、その露出した部分で溶液と接する。
溶液収容部20の正面には、測定電極挿入口21が形成され、そこから測定電極30が挿入される。測定電極30は絶縁体で被覆されたニクロム線又は導線のような金属線で形成され、溶液収容部20の内部ではその金属線が裸電線の状態で露出している。また、測定電極の30の後端からはその同じ金属線が裸電線の状態で電極線50として延びている。この電極線50については後述する。
溶液収容部20の左側面からは、接続部材40が突設されている。接続部材40は、上側に位置する固定部41及び下側に位置する装着部42との2枚の平行な板状構造と、これら固定部41及び装着部42を連結する連結板43とで構成されている。具体的には、図6に示すように、固定部41において溶液収容部20から最も離れた辺縁である固定部41の遠位縁41Aと、装着部42において溶液収容部20から最も離れた辺縁である装着部42の遠位縁42Aとが、連結板43によって連結されている。この構成により、接続部材40は、正面視にて横転したU字型を呈している。なお、固定部41及び装着部42の位置関係や形状には制限がなく、平行な板状構造を有していなくてもよい。
固定部41と装着部42との間の間隙44からは導電部材60の一部である接触部62が挿入されつつ、装着部42を同じく導電部材60の一部である設置部61で挟み込むことで、導電部材60が接続部材40に装着される。また、固定部41の正面側には切欠部41Bが形成されている。
溶液収容部20の背面には、ファイバー挿入口23が形成され、そこから発光測定用の光ファイバー(図示せず)が挿入されている。
図5は、図3の溶液収容部20における接続部材40の詳細を示す左正面下方斜視図である。溶液収容部20の測定電極挿入口21からは前述したように測定電極30の一端が突出しており、その一端から電極線50が延びており、左方にある固定部41の切欠部41Bの位置で一周巻き回されている。ここで、電極線50のうち、固定部41に至る部分が引出部51であり、固定部41に巻き回されている部分が巻回部52であり、その先で断端を露出しているのが切放部53である。
図6は、図3の溶液収容部における導電部材60と接続部材40との装着前の状態を示す左正面上方斜視図であり、図6中のVII−VII断面で接続部材40と導電部材60とを示したのが図7である。導電部材60は、ステンレス板又は銅板のような金属板を折り曲げて形成されており、側面視でU字型を呈する設置部61と、設置部61の一端から弧状に延設される接触部62とで構成される。接続部材40においては、固定部41に電極線50の巻回部52が巻き回されており、そこから切放部53が間隙44の背面側へ延びている。このように、電極線50は、裸電線の状態で固定部41に巻き回されているだけであり、特にその他の接続手段(たとえば、半田付けやダミー電線の束)を講じずとも、電極線50が固定部41から自然にほどけたり脱落したりすることなく、固定された状態を保っている。なお、巻き回し以外の方法、たとえば固定部41に電極線50を固定する溝を設ける等して、固定部41に電極線50を固定してもよい。なお、電極線50の先で断端を露出している切放部53は、固定部41の上へ再度折り返され、そこで巻回部52の下に挟み込まれて固定されることとしてもよい。
この間隙44の開口側(すなわち、正面側)から、導電部材60の弧状の接触部が挿入され、さらに設置部61のU字型部分が装着部42に正面側から装着される。この状態を示したのが図8の左正面上方斜視図であり、この図8中のIX−IX断面で接続部材40と導電部材60とを示したのが図9である。
図9に示すように、導電部材60のU字型部分である設置部61は、接続部材40の装着部42に嵌まり込むように装着されている。そして、弧状の接触部62は、装着前の状態(図7参照)に比べ下方へ弾性変形により撓められた状態で間隙44の背面側から突出している。この状態で接触部62はそのばね弾性により固定部41に対して圧接した状態を保っており、これによって、接触部62は巻回部52を弾性で上方へ押圧した状態で、電極線50との接触を保っている。なお、接触部62は塑性変形を被っていないため、装着部42から容易に取り外し、再装着することが可能である。
このようにして導電部材60が装着された測定ユニット10は、図10に示すように測定機器70へ装着される。測定機器70の下方からは、電力供給部71としてのプローブが2本、上方へ突設されている。この電力供給部71はそれぞれ、測定機器70の電源(図示せず)に接続されている。この図10に示す状態では、測定ユニット10を装着した測定機器70における通電前の状態を示しており、溶液収容部20に装着されている導電部材60及び炭素電極31はいずれも、電力供給部71からは離間している。
そして、測定ユニット10を装着した測定機器70における通電可能の状態を模式的に示す図11においては、測定ユニット10は、図10の状態より全体に下方へ押し下げられる。それに伴い溶液収容部20も下方へ移動し、導電部材60及び炭素電極31はそれぞれ電力供給部71と接触する。この状態で、導電部材60は、電極線50と電力供給部71とを電気的に連絡することが可能となっている。そして、溶液収容部20に収容されている電解質を含有する溶液を介して電気回路が形成され、電源からの通電が可能となっている。
本実施形態に係る溶液収容部20は、たとえば、プラズマ分光分析方法に使用可能である。このプラズマ分光分析方法は、たとえば以下のように実施される。まず、電解質を含有する溶液の存在下、前記測定電極30及び炭素電極31への電圧印加により、前記測定電極30の近傍に前記溶液中の被検物質(たとえば、鉛や水銀のような重金属イオン)を濃縮する。これを濃縮工程と称する。次いで、前記測定電極30及び炭素電極31へ、前記濃縮工程の際よりも高電圧を印加することによりプラズマを発生させ、前記プラズマにより生じた前記被検物質の発光を検出する。これを検出工程と称する。この検出工程においては、この被検物質からの発光が、前記ファイバー挿入口23(図4参照)より挿入される前記光ファイバーにより検出される。
以上、本実施形態においては、電極線50を、固定部41に巻き回す以外に、たとえばカシめや半田付けのような特段の加工は施す必要がなく、またダミー電線のような特段の手段も要さないため、電極線50の固定作業は極めて容易で短時間に行うことができる。また、電極線50と電力供給部71とを中継する導電部材60は、その接触部62のばね弾性により、電極線50との間で安定的な接触を実現している。さらに、導電部材60の接触部62は、接続部材40の装着部42を挟み込むようにして装着されているため、これ自体で接続部材40に対する抜け止めとしても機能している。
本発明は、たとえば電気分解装置における電極線の接続に利用することができる。
10 測定ユニット
11 枠体
11A 天板
11B 側板
12ウェル
12A 測定ウェル
20 溶液収容部
21 測定電極挿入口
22 炭素電極挿入口
23 ファイバー挿入口
30 測定電極
31 炭素電極
40 接続部材
41 固定部
41A 遠位縁
41B 切欠部
42 装着部
42A 遠位縁
43 連結板
44 間隙
50 電極線
51 引出部
52 巻回部
53 切放部
60 導電部材
61 設置部
62 接触部
70 測定機器
71 電力供給部

Claims (5)

  1. 測定電極に接続されている電極線と、
    前記電極線と電力供給部とを電気的に連絡する導電部材と、
    前記電極線が裸電線の状態で固定される固定部及び前記導電部材が装着される装着部を有する接続部材とを備え、
    前記導電部材が前記装着部に装着されると、前記導電部材が前記固定部に固定されている前記電極線と弾性変形を伴って接触するように形成されていることを特徴とする電線接続構造。
  2. 前記電極線は前記固定部の一部に巻き回されて固定されていることを特徴とする請求項1記載の電線接続構造。
  3. 前記接続部材の前記固定部及び前記装着部は互いに間隙をもって離間し、
    前記導電部材は、前記装着部に設置される設置部と、前記設置部から前記間隙を超える長さに延設され前記電極線と接触する接触部と、を有し、
    前記導電部材を、前記間隙に挿入することにより、前記設置部が前記装着部に設置され、前記接触部が前記電極線と接触することを特徴とする請求項2記載の電線接続構造。
  4. 前記接続部材において、前記固定部及び前記装着部は板状構造を有し、前記固定部及び前記装着部を連結する板状の連結板と、前記固定部の一部であって前記電極線が巻き回される箇所に設けられた切欠部と、を有し、前記固定部、前記装着部及び前記連結板で囲まれた空間が前記間隙となることを特徴とする請求項3記載の電線接続構造。
  5. 請求項1から4までのいずれか1項に記載の電線接続構造を有するとともに、
    測定に供される溶液が収容されるとともに前記測定電極が内部へ突設される溶液収容部を備え、
    前記接続部材は前記溶液収容部の外壁に設置されていることを特徴とする測定ユニット。
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