JP2019191525A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線の湾曲に対する所望の耐性を有しつつ、配線を設けるのに必要な平面視での面積を減少させることができる表示装置を提供する。【解決手段】画素アレイ部を備える表示領域と、前記表示領域の裏面側に配置され、外部から信号が供給される接続端子を備える端子領域と、前記表示領域と前記端子領域とを連結する湾曲領域と、を有する表示装置であって、前記表示装置は、前記湾曲領域に、可撓性を有する下地層と、前記下地層上に設けられ、前記画素アレイ部側から前記接続端子側に延伸する接続配線と、を備え、前記下地層の上面は、前記接続配線が前記下地層の厚さ方向に延伸方向を繰り返し変化するように凹凸形状を有する、ことを特徴とする。【選択図】図8

Description

本発明は、表示装置に関する。特に、表示装置の配線の構成に関する。
表示パネルの表示領域より外側に設けられる、集積回路(IC:integrated circuit)やフレキシブルプリント基板(FPC:flexible printed circuit)の実装部を表示領域の裏側に湾曲することで狭額縁化を図ることが可能なフレキシブル表示装置が開発されている。
下記特許文献1及び2には、湾曲を行う領域に設けられる配線が平面視で非直線的な形状で配置されることで、湾曲に対する耐性を向上させる点が開示されている。
米国特許出願公開第2016/0174304号明細書 米国特許出願公開第2017/0302772号明細書
しかしながら、平面視で非直線的な形状で配線を設けると、配線1本あたりに必要な平面視での面積が増加してしまう。そのため、配線を直線で設ける場合と比較して、同じ本数の配線を設けるために平面視で必要な面積が増加してしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、配線の湾曲に対する所望の耐性を有しつつ、配線を設けるのに必要な平面視での面積を減少させることができる表示装置を提供することにある。
本発明の表示装置の一態様は、画素アレイ部を備える表示領域と、前記表示領域の裏面側に配置され、外部から信号が供給される接続端子を備える端子領域と、前記表示領域と前記端子領域とを連結する湾曲領域と、を有する表示装置であって、前記表示装置は、前記湾曲領域に、可撓性を有する下地層と、前記下地層上に設けられ、前記画素アレイ部側から前記接続端子側に延伸する接続配線と、を備え、前記下地層の上面は、前記接続配線が前記下地層の厚さ方向に延伸方向を繰り返し変化するように凹凸形状を有する、ことを特徴とする。
本発明の実施形態に係る表示装置を概略的に示す図である。 表示パネルの構成を説明する斜視図である。 表示パネルの構成を説明する平面図である。 表示パネルの構成を説明する断面図である。 表示パネルを湾曲させた状態を示す図である。 表示パネルを湾曲させた状態での構成を説明する断面図である。 接続配線層の形状を概略的に示す図である。 本発明の第1の実施形態における湾曲領域の構造を説明する斜視図である。 本発明の第1の実施形態における湾曲領域の構造を模式的に説明する平面図である。 本発明の第1の実施形態における湾曲領域の構造を模式的に説明する側面図である。 本発明の第1の実施形態の変形例1における湾曲領域の構造を模式的に説明する平面図である。 本発明の第1の実施形態の変形例2における湾曲領域の構造を模式的に説明する平面図である。 本発明の第2の実施形態における湾曲領域の構造を説明する斜視図である。 本発明の第2の実施形態における湾曲領域の構造を模式的に説明する平面図である。 本発明の第2の実施形態における湾曲領域の構造を模式的に説明する側面図である。 本発明の第2の実施形態における湾曲領域の構造を模式的に説明する正面図である。 本発明の第2の実施形態の変形例における湾曲領域の構造を模式的に説明する平面図である。 本発明の第2の実施形態の変形例における湾曲領域の構造を模式的に説明する正面図である。 本発明の一実施形態における湾曲領域の構造を拡大して説明する図である。 本発明の一実施形態における湾曲領域の構造を拡大して説明する図である。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
さらに、本発明の詳細な説明において、ある構成物と他の構成物との位置関係を規定する際、「上に」「下に」とは、ある構成物の直上又は直下に位置する場合のみでなく、特に断りの無い限りは、間にさらに他の構成物を介在する場合を含むものとする。
図1は、本発明の実施形態に係る表示装置1を概略的に示す図である。図に示すように、表示装置1は、上フレーム10及び下フレーム20に挟まれるように固定された表示パネル100を含むように構成されている。
次に、本実施形態に係る表示装置1が有する表示パネル100の構成を、図2及び3を参照して説明する。図2は、表示パネル100の構成を説明する斜視図である。図3は、表示パネル100の構成を説明する平面図である。
本実施形態に係る表示パネル100は、第1基板102と、第2基板104と、第3基板116と、第4基板124を有している。なお図2では、第4基板124の図示を省略する。
第1基板102、第2基板104、第3基板116及び第4基板124は、それぞれポリイミドやポリエチレンテレフタラート等の可撓性を有する樹脂製の基板である。基板の厚さは例として、10乃至20μmで形成される。また、第1基板102は、表示領域106と、湾曲領域118と、額縁領域120と、を含む。
第1基板102の一端部には、さらに、基板接続部114が設けられている。基板接続部114には、映像信号を出力する機器や電源などと表示パネル100とを接続する、配線基板である第3基板116が配置される。
表示領域106は、複数の画素108がマトリクス状に配置された画素アレイ部を有する。画素アレイ部は、各画素に、画素を点灯させるための電源や信号を供給する端子を少なくとも1つ含む。画素アレイ部に含まれる当該端子は、例えば、第3基板116上に設けられるドライバIC112から、湾曲領域118に設けられる接続配線122を介して供給される、走査信号、映像信号や電源が入力される端子である。
表示領域106の上面には封止材としての第2基板104が設けられている。第2基板104は表示領域106を囲むシール材110によって、第1基板102に固定されている。第1基板102に形成された表示領域106は、封止材である第2基板104とシール材110によって大気に晒されないように封止されている。このような封止構造により画素108に設けられる発光素子の劣化を抑制している。
額縁領域120は、表示領域106の周囲に配置される。具体的には、額縁領域120には、表示領域106を含むように無機膜204(図4を参照)が配置される。左右の額縁には、無機膜204の上層に、画素アレイ部の行を選択する信号を生成する回路等が配置される。上下の額縁には、電源を引き回す配線や、データ信号を分配する配線等が配置される。
湾曲領域118は、表示領域106と接続領域130とを連結し、画素アレイ部と接続端子128との間に配置される接続配線122を有する。
第3基板116及び第4基板124は、端子領域130を含む。端子領域130は、湾曲領域118における湾曲によって、表示領域106の裏面側に配置される。また端子領域130は、外部装置から信号を供給される接続端子128を有し、接続端子128も、第3基板116及び/又は第4基板124に配置されることで、表示領域106の裏面側に配置される。
第3基板116は、第1基板102と接続される配線基板である。第3基板116には、ドライバIC112が配置される。ドライバIC112は、第4基板124から供給されたデータ信号や電源電圧を、接続配線122を介して画素アレイ部に供給する。画素アレイ部に含まれる複数の画素108は、当該電源やデータ信号によって発光し、表示領域106に画像が表示される。
第4基板124は、第3基板116と接続される。第4基板124には、回路部品126や接続端子128が配置される。接続端子128は、例えば外部接続用コネクタであって、画素アレイ部に電源やデータ信号を供給する外部装置と接続される。また、接続端子128は、当該電源やデータ信号を回路部品126によって形成される電子回路(図示なし)に供給する。当該電子回路が生成した電源やデータ信号は、接続配線122を介して画素アレイ部に供給される。
続いて、湾曲される前の状態における、表示パネル100の断面について説明する。なおここでは例として、有機EL表示パネルでの構成を示す。図4は、図3の表示領域106から湾曲領域118にかけての断面を示す図である。なお、後述する湾曲された状態における断面図(図6を参照)は、表示パネル100がスペーサや補強フィルム等を含む構成を記載しているが、図4では、スペーサや補強フィルム等は省略する。
第1基板102は、ポリイミドやポリエチレンテレフタラート等の可撓性を有するフィルムである。第1基板102の表面には、第1基板102が含有する不純物に対するバリアとなる無機膜204が配置される。無機膜204は、下地絶縁層である。無機膜204は、窒化膜、酸化膜を交互に配置した3層又は5層の膜で形成される。窒化膜及び酸化膜は、20乃至50nm又は100乃至500nmの厚さである。
無機膜204の上には半導体層200が積層される。当該半導体層200により画素回路のトランジスタ202や、周辺回路のトランジスタ202のチャネル領域、ソース領域及びドレイン領域が形成される。半導体層200は、a−Si層をELA(Excimer Laser Annealing)処理することで形成されるp−Si層である。半導体層200は、例えば50nmの厚さである。
半導体層200の上に、シリコン酸化物等からなるゲート絶縁膜206が配置される。詳細は後述するが、上述の湾曲領域118において、少なくともゲート絶縁膜206の上面は凹凸形状を有する。また、無機膜204の上面も凹凸形状を有していてもよい。この場合、無機膜204上に設けられるゲート絶縁膜206の上面も、無機膜204上面の凹凸形状と同様の凹凸形状となるよう設けられる。ゲート絶縁膜204は、例えば、Si(OCによって、80乃至100nmの厚さで形成される。なお、以後湾曲領域118内の第1基板102、無機膜204及びゲート絶縁膜206による積層構造を下地層300と呼称する。
下地層300の上には、接続配線122が配置される。接続配線122は、上述の下地層300(ゲート絶縁膜206)の上面が有する凹凸形状に沿うように形成される。接続配線122は、MoWによって形成される。また、接続配線122は、100乃至200nmの厚さのTi、100乃至300nmの厚さのTiAl、100乃至200nmの厚さのTiを積層して形成してもよい。
上述の凹凸形状は、接続配線122が下地層300の厚さ方向に延伸方向を繰り返し変化させた形状である。その上でこの凹凸形状は、更に楔型形状や波型形状であることがより好ましい。またこの凹凸形状は、湾曲領域118内において、少なくとも接続配線122が設けられる領域に設けられていればよい。
層間絶縁膜及び接続配線122の被覆膜として、ゲート絶縁膜206及び接続配線122上に、第1無機絶縁膜208が配置される。湾曲領域118内の第1無機絶縁膜208は、下地層300の上面及び接続配線122が有する凹凸形状に沿うよう設けられてもよい。又は、下湾曲領域118内の第1無機絶縁膜208は、下地層300の上面及び接続配線122が有する凹凸形状を平坦化するように設けられてもよい。第1無機絶縁膜208は、例えば、300nmの厚さの窒化膜と、300乃至400nmの酸化膜を積層して形成される。
第1無機絶縁膜208の上には、画素配線層210が配置される。画素配線層210は、例えば、100乃至200nmの厚さのMo、300乃至600nmの厚さのAlNd及び30乃至100nmの厚さのMoを積層して形成される。また、画素配線層210は、Ti、Al及びTiを積層して形成してもよい。画素配線層210は、無機膜204及びゲート絶縁膜206を貫通するコンタクトホールを介して、下部電極220及び反射膜218と、トランジスタ202の半導体層200と、を電気的に接続する。
画素配線層210を覆って、有機材料からなる有機平坦化膜212が配置される。有機平坦化膜212は、2乃至3μmの厚さで、ポリイミドやアクリル樹脂等によって形成される。有機平坦化膜212は、有機平坦化膜212の下層の段差を平坦にする。
有機平坦化膜212などから有機EL膜216への水分浸入を防止するために、有機平坦化膜212の表面に第2無機絶縁膜214が配置される。第2無機絶縁膜214は、防湿性及び絶縁性を有する材料で形成される。例えば、第2無機絶縁膜214は、窒化膜と酸化膜を積層して形成される。第2無機絶縁膜214は、窒化膜によって、例えば200nmの厚さで形成されてもよい。
第2無機絶縁膜214の上に反射膜218及び下部電極220が配置される。反射膜218は、例えば、MgAg等の光を反射する材料で形成される。下部電極220は、第2無機絶縁膜214及び有機平坦化膜212を貫通するコンタクトホールを介して、トランジスタ202のソース電極に電気的に接続される。具体的には、例えば、下部電極220は、30乃至60nmの厚さの酸化インジウム・スズ(Indium Tin Oxide)と、100乃至150nmの厚さの銀と、10乃至20nmの厚さの酸化インジウム・スズを積層して形成される。酸化インジウム・スズの代わりに酸化インジウム亜鉛(Indium Zinc Oxide)を用いてもよい。下部電極220は、各画素の配置される有機EL素子のアノードに相当する。
有機バンク層222は、反射膜218及び下部電極220の上に配置される。有機バンク層222は、画素の境界に沿って配置され、有機EL膜216の発光面の位置に開口部を有する。当該開口部の底部には、発光層を含む有機EL膜216が配置される。有機バンク層222は、ポリイミドやアクリル樹脂等を用いて、1乃至2μmの厚さで配置される。
有機EL膜216は、ホール注入層、ホール輸送層、発光層、電子注入層、電子輸送層等を含んで形成される。発光層は、画素毎に、赤色、緑色及び青色の光を発する材料を用いて形成される。
有機EL膜216の上に上部電極224が配置される。上部電極224は表示領域106から額縁領域120にわたって配置される。上部電極224は、画素アレイ部全体の画素に亘る共通電極である。上部電極224は、有機EL膜216が発する光を透過する材料で形成される。例えば、上部電極224は酸化インジウム亜鉛や酸化インジウム・スズなどの透明導電材で形成される。なお、上部電極224は、コンタクトホールを介して、額縁領域122に形成された下部電極220と電気的に接続される。上部電極224は、各画素の配置される有機EL素子のカソードに相当する。
下部電極220、有機EL膜216及び上部電極224からなる有機EL素子が配置された表示領域106全体に、有機EL膜216の上面を封止し有機EL膜216の水分による劣化を防止する封止膜が配置される。封止膜は、第1無機封止膜226と、有機封止膜228と、第2無機封止膜230と、が積層して形成される。例えば、封止膜は、1乃至10μmの厚さの窒化膜と、5乃至50μmの厚さの樹脂層と、1乃至10μmの厚さの窒化膜と、が積層して形成される。
また、表示パネル100は、図4の右端部に画素配線層210が露出した外部コンタクト部232を有する。外部コンタクト部232において、画素配線層210と、第3基板116に配置された端子が電気的に接続される。
続いて、湾曲された後の状態における、表示パネル100について説明する。表示パネル100は、外部コンタクト部232に第3基板116が接続された後、湾曲される。図5は、表示パネル100が湾曲された状態を示す図である。湾曲領域118が湾曲されることによって、第3基板116及び第4基板124は、表示領域106の裏側に配置される。
図6は、湾曲領域118の近傍における表示パネル100の模式的な断面を示す図である。図6に示すように、表示パネル100は、第1基板102と、保護フィルム30と、偏光板32と、第1補強フィルム34と、熱拡散シート36と、スペーサ38と、第2補強フィルム40と、を含む。
第1基板102は、湾曲領域118において湾曲される。なお図4では、半導体層200乃至第2無機封止膜230が表示パネル100に含まれる構成を記載しているが、ここでは半導体層200乃至第2無機封止膜230の図示を省略する。
保護フィルム30は、表示パネル100を保護するフィルムである。具体的には、保護フィルム30は、第1基板102に配置された第2無機封止膜の表面を保護するフィルムである。
偏光板32は、表示パネル100に入射した外光の反射を低減する。偏光板32により、表示装置1の視認性が向上する。
第1補強フィルム34は、表示パネル100を補強するフィルムである。第1補強フィルム34は、湾曲された状態の表示パネル100の平坦な領域に配置される。具体的には、第1補強フィルム34は、表示パネル100の表示領域106の裏面に配置される。
熱拡散シート36は、表示パネル100の熱を拡散するシートである。具体的には、熱拡散シート36は、表示パネル100の周囲に配置された駆動回路で生じた熱を、表示パネル100全体に拡散する。熱拡散シート36により、表示パネル100の一部だけ高温になる状態を防止する。
スペーサ38は、折り曲げられた表示パネル100の表面側の部分と裏面側の部分との間に配置される。スペーサ38は、表面側の部分と裏面側の部分との間隔を一定以上に保つ。スペーサ38により、表示パネル100に厚み方向の圧力が加わっても湾曲領域118の曲率が許容範囲に保たれる。
また、スペーサ38の端部は、湾曲領域118の背面に応じた曲率の曲面となるように形成される。スペーサ38の端部を湾曲領域118の背面に当接させることで、湾曲領域120の表面に圧力が加わっても湾曲領域118の形状を一定に保つことができる。スペーサ38によって、湾曲領域118に配置された接続配線122にかかる応力を小さくし、接続配線122の断線を起こりにくくすることができる。
第2補強フィルム40は、表示パネル100を補強するフィルムである。第2補強フィルム40は、湾曲された状態の表示パネル100の湾曲領域118に配置される。具体的には、第1補強フィルム34は、表示パネル100の表示領域の裏面に配置される。第2補強フィルム40は、第1補強フィルム34よりも曲げやすい材質及び厚さで形成される。
なお、湾曲領域118には第2補強フィルム40を貼り付けない構成としてもよい。当該構成によれば、湾曲領域118の柔軟性を増し、より小さい曲率半径で表示パネル100を湾曲させることができる。湾曲領域118の曲率半径が小さくなるほど、折り曲げられた表示パネル100の平面視でのサイズも小さくなり、また折り曲げられた表示パネル100の厚さも小さくなる。
以上のように、表示領域106から見て、湾曲領域118より先の第3基板116及び第4基板124を表示領域106の裏側に折り返すことができる。このように折り返すことで、表示パネル100の平面視のサイズを小さくすることができ、表示パネル100を搭載する表示装置1の小型化を図ることができる。また、表示パネル100のうち、第1基板102の湾曲領域118から先の部分が裏面に隠れることにより、表示装置100の正面に占める表示領域106の割合を大きくすることができる。
さらに、表示面側に現れる額縁領域120は、IC等の部品の配置領域として用いないようにする。そのため、ドライバIC112などは表示パネル100のうち裏面に折り返される部分に搭載する。これにより、額縁領域212の面積を小さくでき、表示装置1のいわゆる狭額縁化を進めることができる。
続いて、接続配線について説明する。図7は、配置される接続配線の形状を模式的に示す図である。
図7(a)では、従来技術で採用されている接続配線の形状の一例を示す。ここに示すように、接続配線が湾曲方向と平行となる箇所は少なくなるものの、直線形状で設ける場合と比較して、接続配線を設けるために必要な面積は大きく増加している。
図7(b)は、接続配線をより直線形状に近づけた非直線の形状を示している。本発明は、上述のように、湾曲領域118におけるゲート絶縁膜206の上面は、接続配線122が下地層300の厚さ方向に延伸方向を繰り返し変化させた凹凸形状となっている。そして、接続配線122も上述の凹凸形状の上に設けられる。これにより、接続配線122が湾曲方向と平行となる箇所が少なくなる。そのため、平面視で直線形状となるよう設けても、図7(b)で示すように、従来の非直線形状よりも直線形状に近い形状で設けても、接続配線層122が湾曲方向と平行となる箇所は少なくなる。
以降、湾曲領域118の構造について説明する。なお、以下の説明においては、湾曲領域118が湾曲される前の状態について説明する。また、下地層300及び接続配線122上に被覆層として設けられる、第1無機絶縁膜208については、ここでの図示を省略する。
図8は、本発明の第1の実施形態における湾曲領域118の構造を説明する斜視図である。図8に示すように、湾曲領域118において接続配線122は、下地層300上面が有する凹凸形状、ここでは楔型形状に沿って配置される。
図8に示す、第1の実施形態における湾曲領域118の構造を平面図及び側面図で示したものが図9及び10である。図9は、D3方向から見た、この湾曲領域118の構造を模式的に説明する平面図である。図10は、D2(左側面)方向から見た、この湾曲領域118の構造を模式的に説明する側面図である。この実施形態では、図9で示す一点鎖線の部分(図9,10のB,B,B,B及びB)が谷の形状における底部となっており、図9で示す二点鎖線の部分(図9、10のT,T,T,T及びT)が山の形状における頂部となっている。なおここでは、接続配線122を平面視で直線形状となるように設けている。
図11及び12はそれぞれ、第1の実施形態の変形例における湾曲領域118の構造を模式的に説明する平面図を示す。図11及び12で下地層300上に設ける接続配線122の形状は、正弦波のような形状となっている。その上で図12は、図11よりも反復の周期が一周期長い形状を採用している。このように、正弦波のような形状で接続配線122を設ける場合は、反復の周期を長くすることで、より直線形状に近い接続配線122とすることができる。また、図11及び12は、接続配線122の頂点部分が、下地層300の谷の形状における底部や山の形状における頂部と重畳しないように設けられている。
図13は、本発明の第2の実施形態における湾曲領域118の構造を説明する斜視図である。なお、ここでは図が煩雑になることによって、下地層300上面の形状についての理解が妨げられることを防ぐため、接続配線122についても図示を省略している。図13に示すように、湾曲領域118において接続配線122は、下地層300上面が有する凹凸形状、ここでは波型形状が形成されている。ここでの波型形状は、谷の形状の箇所と山の形状の箇所が互い違いとなるように設けられている。その上で、この波型形状となっている下地層300上に、図示していないが、接続配線122が設けられている。
図13に示す、第2の実施形態における湾曲領域118の構造を平面図、側面図及び正面図で示したものが図14乃至16である。図14は、D3方向から見たこの湾曲領域118の構造を模式的に説明する平面図である。図14では、下地層300上面における波型形状を、平面視でも視覚的に理解できるようにするため、下地層300における山部分を薄い領域(T)で示し、谷部分を濃い領域(B)で示している。また、接続配線122については、第1の実施形態と同様に、接続配線122の頂点部分が、下地層300で谷の形状における底部や山の形状における頂部と重畳しないように設けられている。
図15は、D2(左側面)方向から見た、この湾曲領域118の構造を模式的に説明する側面図である。ここでは、下地層300が波型形状となっているため、谷の形状となっている部分から、後ろの山の形状に沿って設けられている接続配線122が見えるような構造となっている。
図16は、D1方向から見た、この湾曲領域118の構造を模式的に説明する正面図である。上述のように、第2の実施形態では、接続配線122の頂点部分が、下地層300で谷の形状となっている部分や山の形状となっている部分と重畳しないように設けられている。そのためここでは、接続配線122の頂点部分が、下地層300における山の形状でも谷の形状でもない、傾きの無い箇所又は傾きの緩やかな面上を通るように設けられている。
なお、図14乃至16に示す接続配線122は、らせん形状となっている。この「らせん形状」の接続配線122は、他の形状の接続配線122と比較して、より湾曲に対する耐性が高い。
図17は、第2の実施形態の変形例における湾曲領域118の構造を模式的に説明する平面図である。図18は、図17に示す湾曲領域118の構造を模式的に説明する正面図である。図17及び18において、下地層300上に設ける接続配線122の形状は、直線形状である。なお、図18において接続配線122は、下地層300の谷の形状における底部及び山の形状における頂部を通るように設けられているが、これに限るものではない。接続配線122を山の形状の縁及び谷の形状の縁を通るように設けてもよい。
図19は、本発明の一実施形態における湾曲領域118の構造を拡大して説明する図である。ここでは、1本の接続配線122の構成を拡大して示す。図19中の矢印は、湾曲領域118の湾曲方向を示す。上述の第1の実施形態及び第2の実施形態のように、下地層300において谷の形状となっている部分B及び山の形状となっている部分Tに、接続配線122の頂点部分が重畳しない構成となっている。
図20は、本発明の一実施形態における湾曲領域118の構造を拡大して説明する図である。なお、図20も図19と同様に、1本の接続配線122の構成を拡大している。また、図20中の矢印も図19の矢印と同様に、湾曲領域118の湾曲方向を示す。図20においては、図19とは異なり、下地層300において谷の形状となっている部分B及び山の形状となっている部分Tと、接続配線122の頂点部分が重畳する構成となっている。
なお図19において、湾曲領域118内の第1無機絶縁膜208は、下地層300の上面及び接続配線122が有する凹凸形状に沿って設けられている。対して図20において、湾曲領域118内の第1無機絶縁膜208は、下地層300の上面及び接続配線122が有する凹凸形状を平坦化するように設けられている。つまり、上述の第1無機絶縁膜208の構造は、下地層300の上面が有する凹凸形状に関わらず、上述の2つの構造から1つの構造を選択して設けてもよい。
このような構成を有することによって、接続配線の湾曲に対する所望の耐性を有しつつ、接続配線を設けるのに必要な平面視での面積を減少させることができる。
本実施形態においては、開示例(特に、図4)として有機EL表示装置の場合を例示したが、その他の適用例として、液晶表示装置、その他の自発光型表示装置、あるいは電気泳動素子等を有する電子ペーパー型表示装置等、あらゆるフラットパネル型の表示装置が挙げられる。また、中小型から大型まで、特に限定することなく適用が可能であることは言うまでもない。
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。例えば、前述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
1 表示装置、10 上フレーム、20 下フレーム、30 保護フィルム、32 偏光板、34 第1補強フィルム、36 熱拡散シート、38 スペーサ、40 第2補強フィルム、100 表示パネル、102 第1基板、104 第2基板、106 表示領域、108 画素、110 シール材、112 ドライバIC、114 基板接続部、116 第3基板、118 湾曲領域、120 額縁領域、122 接続配線、124 第4基板、126 回路部品、128 接続端子、130 端子領域、200 半導体層、202 トランジスタ、204 無機膜、206 ゲート絶縁膜、208 第1無機絶縁膜、210 画素配線層、212 有機平坦化膜、214 第2無機絶縁膜、216 有機EL膜、218 反射膜、220 下部電極、222 有機バンク層、224 上部電極、226 第1無機封止膜、228 有機封止膜、230 第2無機封止膜、232 外部コンタクト部、300 下地層。

Claims (12)

  1. 画素アレイ部を備える表示領域と、
    前記表示領域の裏面側に配置され、外部から信号が供給される接続端子を備える端子領域と、
    前記表示領域と前記端子領域とを連結する湾曲領域と、
    を有する表示装置であって、
    前記表示装置は、前記湾曲領域に、
    可撓性を有する下地層と、
    前記下地層上に設けられ、前記画素アレイ部側から前記接続端子側に延伸する接続配線と、を備え、
    前記下地層の上面は、前記接続配線が前記下地層の厚さ方向に延伸方向を繰り返し変化するように凹凸形状を有する、
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記凹凸形状は、楔型形状である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記凹凸形状は、波型形状である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記接続配線は、平面視で、非直線形状で設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の表示装置。
  5. 前記接続配線は、湾曲方向と平行となる箇所が、前記凹凸形状が有する頂部及び底部を通過するように設けられる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記接続配線は、湾曲方向と平行となる箇所が、少なくとも前記凹凸形状が有する頂部及び底部を通過しないように設けられる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  7. 前記接続配線は、前記湾曲方向と平行となる前記箇所が、前記凹凸形状が有する前記頂部と前記底部との間の面上を通過するように設けられる、
    ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記接続配線は、平面視で、直線形状で設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の表示装置。
  9. 可撓性を有し、かつ前記下地層と共に前記接続配線を挟む被覆層を、前記湾曲領域に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の表示装置。
  10. 前記被覆層の上面は、前記凹凸形状と同様の凹凸形状を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の表示装置。
  11. 前記被覆層の上面は、前記凹凸形状に関わらず、平坦化されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の表示装置。
  12. 前記接続配線は、前記表示領域外の周辺領域及び前記端子領域において電気的に接続される、
    ことを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の表示装置。

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