JP2019191458A - 偏光板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性が高く、軸ズレが起きない異形偏光板の製造法を提供することである。【解決手段】異形偏光板の製造方法であって、少なくとも、長尺状またはシート状偏光板から切削加工用の異形枚葉偏光板中間体を作製する工程と、得られた前記異形枚葉偏光板中間体を切削加工する工程を含み、前記異形枚葉偏光板中間体が一箇所以上の直線状の外形部を有し、該直線状の外形部が、前記異形枚葉偏光板中間体に外接する矩形を想定した時、該矩形の1辺の一部であることを特徴とする、異形偏光板の製造方法。【選択図】なし

Description

本発明は、異形偏光板の製造方法に関する。
液晶表示装置(LCD)は、薄型、軽量でかつ消費電力が小さいことから、テレビ、ノートパソコン、モニター、及びスマートフォン等広く用いられている。液晶表示装置は、液晶セルの両側に粘着剤で偏光板を貼合した液晶パネル部材を有し、バックライト部材からの光を液晶パネル部材で制御することにより表示が行われている。
近年、特に車載用途ではデザイン性を重視した表示装置が求められている。そのため、表示パネルとして、従来の平面形状が正方形、長方形の矩形のもの(矩形表示パネル)とは異なり、円や楕円に近い形状、複雑な曲線を持った形状のもの(異形表示パネル)の要望が高まって来ている。このような異形表示パネル用に様々な形状の異形偏光板の開発が求められている。
偏光板は偏光素子とその両側に貼合された保護フィルムとからなり、一般的な偏光素子は延伸されたポリビニルアルコール(PVA)系フィルムをヨウ素又は二色性色素で染色することにより得られ、更にパネル側に粘着剤層を設け長尺状粘着剤層付き偏光板が得られ、ここから偏光板中間体を打ち抜き、打ち抜かれた偏光板中間体の端部に発生するヒゲやクラックを除去するための、端面切削工程を経てパネル貼合用の偏光板が作製される。端面切削工程は通常偏光板中間体を複数枚重ねて行なわれる。(例えば特許文献1,2)
パネルに貼合する偏光板は吸収軸が厳密に特定の方向に設定されている必要がある。軸が特定の方向からずれると黒輝度が上昇し、画像品位やコントラストの低下を引き起こす。許容精度は±0.2°程度と極めて厳しい。従って、長尺ロール状の偏光板から、偏光板中間体を得る各工程では軸ズレ防止のため細心の注意が払われる。
例えば、従来の方法で矩形偏光板中間体を作製する場合、打ち抜き工程は、長尺偏光板ロールの端辺を基準に、打ち抜きを行なうことで打ち抜き工程での軸ズレを防止する。端面切削工程は、偏光板中間体を複数枚重ねて行なう場合には打ち抜いた偏光板中間体の4辺を基準に正確に重ね、その4辺を基準に端面切削機にセットし、厚み方向に圧力を掛け、偏光板中間体が動かないように固定し、切削することで切削工程での軸ズレを防止する。
上記の考え方を基に異形偏光板を作製する方法を考える。打ち抜き工程は矩形偏光板を作製する場合と同様に行ない、端面切削加工で端部から切削しながら成形することで上記と同様に軸ズレを防止することができる([図1] 参照)。例えば特許文献3にはこのようなプロセスで異形偏光板を作製する製造方法が開示されている。
しかしながら、この方法を用いて円形に近い異形偏光板を作製する場合、正方形等の矩形と円形との面積差から、切削しなければならない面積が大きく、切削時間が長くなって、生産性が著しく低下する問題が新たに判明した。
この問題を解決するために、打ち抜き段階で最終形態より一回り大きな異形に成形し、切削工程で端部に発生するヒゲやクラックを除去する方法([図2]参照)を試したところ、切削時間は短縮できるが、打ち抜いた偏光板中間体を重ねた段階で偏光板中間体毎に微妙な軸ズレが起きる問題と、切削機にセットする段階で軸ズレが起きることが改めて判明した。軸ズレは歩留まり低下などの問題に繋がる。
これらの問題を解決する方法として、レーザーで異形裁断する方法が提案されているが(例えば特許文献4)、レーザー裁断は打ち抜きと切削の組み合わせに対し、生産性に劣り、また、新たな設備導入も必要となる。
また、特許文献5には、矩形のマザーパネル基板に矩形の偏光板を貼合し、異形パネルを切り出す方法が開示されている。しかしながら、吸収軸が所定方向を向いている異形偏光板のニーズに応える課題に対しては何ら解決策にはならない。
特開2004−148461号公報 特開2004−148419号公報 特開2018− 12182号公報 特開2016−206640号公報 特開2017−151410号公報
上記のような状況に鑑みて、本発明の目的は、生産性が高く、軸ズレが起きない異形偏光板の製造法を提供することである。
本発明者等は鋭意検討を重ねた結果、長尺状またはシート状偏光板から、切削加工用の異形枚葉偏光板中間体作製工程と、切削加工用の異形枚葉偏光板中間体の端面を切削加工する工程を経て目的とする異形形状の偏光板を作製する製造方法において、切削前の枚葉偏光板中間体の異形形状を工夫することでこれ等の問題を解決できることを見出し、本発明の完成に至った。
本発明が解決しようとする課題は、下記の構成の偏光板の製造方法により解決することができる。
(1)異形偏光板の製造方法であって、
少なくとも、長尺状またはシート状偏光板から切削加工用の異形枚葉偏光板中間体を作製する工程と、
得られた前記異形枚葉偏光板中間体を切削加工する工程を含み、
前記異形枚葉偏光板中間体が一箇所以上の直線状の外形部を有し、
該直線状の外形部が、前記異形枚葉偏光板中間体に外接する矩形を想定した時、該矩形の1辺の一部であることを特徴とする、
異形偏光板の製造方法。
(2)前記直線状の外形部が、互いに直交する二箇所以上の直線状の外形部であり、
且つ、前記異形枚葉偏光板中間体に外接する矩形を想定した時、前記直交する二箇所以上の直線状の外形部が、前記異形枚葉偏光板中間体と外接する矩形の隣接する2辺のそれぞれの一部であることを特徴とする(1)に記載の異形偏光板の製造方法。
(3)前記異形枚葉偏光板中間体は、その面積が前記異形枚葉偏光板中間体に外接する矩形の面積の90%以下であることを特徴とする(1)又は(2)に記載の異形偏光板の製造方法。
(4)前記直線状の外形部が、前記異形枚葉偏光板中間体に外接する矩形を想定した時、該矩形の辺の一部であり、且つ、該矩形の辺に対し10%〜90%の長さを有することを特徴とする(1)〜(3)の何れかに記載の異形偏光板の製造方法。
(5)前記直線状の外形部における直線方向が、偏光板の吸収軸方向と一致、直交、又はそれら以外の所定の関係にあることを特徴とする(1)〜(4)の何れかに記載の異形偏光板の製造方法。
(6)前記長尺状またはシート状偏光板が、一軸延伸された偏光層を含む、(1)〜(5)の何れかに記載の異形偏光板の製造方法。
(7)前記長尺状またはシート状偏光板の幅が、1000mm以上である、(1)〜(6)の何れかに記載の異形偏光板の製造方法。
(8)前記異形偏光板が、VA式、又はIPS式の液晶パネル用の偏光板である、(1)〜(7)の何れかに記載の異形偏光板の製造方法。
(9)前記異形偏光板が、車載用液晶パネル用の偏光板である、(1)〜(8)の何れかに記載の異形偏光板の製造方法。
本発明により、切削時間が短く生産性が高く、且つ、軸ズレのない異形偏光板を歩留まり良く製造することができる。
長尺偏光板から矩形打ち抜き後、異形偏光板を作製する概略図 長尺偏光板から円形打ち抜き後、異形偏光板を作製する概略図 本発明の異形偏光板中間体形状例 本発明の好ましい異形偏光板中間体形状例 実施例完成品の形状
[本発明の概要]
初めに、本発明の概要を、円形の異形偏光板を作製する場合を例に、図を使って説明する。
図1に従来の方法の概念図を示す。この異型偏光板作製方法は以下の3工程よりなる。i)長尺状偏光板から正方形(矩形)を打ち抜く。(吸収軸方向を矢印で示した。)
ii)打ち抜いた正方形の偏光板中間体を切削工程のために複数枚重ねる。
iii)重ねた正方形の偏光板中間体を端面切削し成形する。
(iiiの工程は、偏光板中間体打ち抜き時に端部に発生したヒゲやクラックを除去する工程と所望の形状に成形する工程を兼ねる。)
軸ズレに関しては、i)の工程では、長尺状偏光板の吸収軸は正方形の辺と一致している。ii)の工程でも、端面を基準に重ね合わせれば、枚葉偏光板中間体毎の吸収軸のズレは起きない。iii)の工程でも、正方形を重ねたものを、正方形の4辺を基準に切削機にセットすれば吸収軸を基準に切削できるので軸ズレは起きない。
この方法の問題点は最後の切削工程で時間が掛かってしまうことであり、正方形(矩形)と最終形状の面積差が大きいものほど深刻である。
これを回避するために、偏光板中間体を円形に打ち抜くことが考えられる。図2にこの方法の概念図を示す。この方法を検討した結果、確かに切削時間は短縮できるものの、打ち抜いた円形の偏光板中間体を切削工程のために複数枚重ねる時に、偏光板中間体毎に吸収軸のズレが生じること、更に切削機にセットする段階で軸ズレが起きてしまうことが新たに判明した。
本発明者らは鋭意検討の結果、打ち抜き偏光板中間体の形状を工夫し、特定の形状にすることでこれらの問題を解決できることを見出し、本発明の完成に至った。
図3に、本発明の異形枚葉偏光板中間体である打ち抜き偏光板中間体の形状の例を示す。この例では、偏光板中間体の外形部に直線部分を一箇所設け、さらに、この偏光板中間体に外接する矩形を想定した時、前記偏光板中間体の直線部分が前記矩形の1辺の一部と一致する形状としている。このような形状とすることにより、その直線部分を基準に偏光板中間体を重ね、切削機にセットすることで軸ズレを回避できる。
更に図4に、本発明の異形枚葉偏光板中間体である偏光板中間体の好ましい例を示す。この例では、外形部に互いに直交する2本の直線部分を設け、それぞれの直線部分が前記矩形の2辺と重なるようにしており、このようにすることで、偏光板中間体を重ねる工程と、切削機にセットする工程での軸合わせの精度が格段に上げられることを見出した。
なお、本発明で偏光板中間体に外接する矩形とは、図3〜4で示すように、偏光板中間体の外側にあって、該偏光板中間体の外形部分と矩形の各辺とが接している矩形を意味する。
[異形偏光板の製造方法]
本発明の異形偏光板の製造方法について詳細に説明する。本発明の異形偏光板の製造方法は長尺状またはシート状偏光板から異形パネルに貼合するための異形偏光板を作製するものである。少なくとも、長尺状偏光板またはシート状偏光板から異形偏光板中間体を作製する工程と作製した異形枚葉偏光板中間体の端面を切削し、成形する工程を有する。
<異形偏光板中間体の作製>
長尺状偏光板から、異形の偏光板を作製する場合、異形偏光板中間体の作製は長尺状偏光板から、直接1工程で行なっても構わないし、異形偏光板中間体より大きなシート状偏光板を作製する工程を1つ以上間に有していても構わない。
例えば、長尺状偏光板を一定長さに裁断する工程を入れ、シート状偏光板を作製し、そのシート状偏光板から複数枚の異形偏光板中間体を作製する方法も本発明の好ましい例の一つである。
異形偏光板中間体の作製には公知の方法を用いることができる。公知の方法としては例えば、打ち抜き、刃物による裁断、レーザー裁断などが挙げられる。何れの方法であっても構わないが、生産性の点では打ち抜きが好ましく、一度の打ち抜きで複数枚の異形偏光板中間体を作製する方法がより好ましく、ロール・トゥ・ロールで連続的に打ち抜く方法が特に好ましい。
シート状偏光板から、異形偏光板を作製する場合は、前記のシート状偏光板から異形偏光板中間体を作製する方法に順ずる。偏光板メーカーからシート状偏光板を入手し異形偏光板を作製する場合はこの方法を好ましく用いることができる。
<切削加工工程>
本発明の切削方法は特に制限がなく、公知の切削方法を用いることができる。切削は異形偏光板中間体を1枚で行なっても複数枚重ねて行なっても構わないが、複数枚重ねて行なうことが生産性の点で好ましい。
本発明の切削工程は切削面に対し横方向から刃が当接し切削する手段であることが好ましく、中でもエンドミルが特に好ましい。
<異形偏光板中間体の形状>
本発明の異形偏光板中間体の形状は、直線状の外形部(以下、単に「直線部分」ともいう。)を一箇所以上有し、前記直線部分(直線部分が複数ある時は少なくとも直線部分の一箇所)が、異形偏光板中間体に外接する矩形を想定した時に、その矩形の4辺のうちの
1辺の一部である。
このような形状を有することで、該当する直線部分を基準に異形偏光板中間体を軸ズレなく重ねることができ、また、前記直線部分を基準に切削機にセットすることで、精度良く切削成形することができる。
具体的な異形形状としては図3や図4に例示したような外形部に曲線が多くても良いし、多角形のように曲線部が無い形状であっても良いし、それらを適宜組み合わせた形状であっても良い。異形偏光板中間体を打ち抜きで作製する場合、外形部が直線部のみの形状の場合刃型が作り易く、また、外形部に曲線部が多い方が切削時間を短縮でき、より好ましい形状である。
前記直線部分と偏光板の吸収軸との角度関係は明確である必要があるが、その角度はいかなる角度であっても構わない。しかし、実際の作業効率を考えれば、偏光板の吸収軸との角度は0°,45°,90°の何れかであることが好ましく、0°または90°であることがより好ましい。
異形偏光板中間体に外接する矩形が長方形の場合、前記直線部分は長方形の長い方の2辺の一部であることが好ましく、その理由は短い方の2辺の一部である場合よりも軸ズレが起き難いことによる。
更に、異形偏光板中間体の形状は、直線部分が互いに直交する二箇所以上の直線部分であり、異形偏光板中間体に外接する矩形を想定した時に、前記二箇所以上の直線部分が矩形の4辺のうちの直角を挟んで隣接する2辺の一部であることがより好ましい。
このような形状を有する場合、異形偏光板中間体が想定される外接矩形の4辺の内の1辺のみの場合と比較して格段に軸ズレを抑制することができる。
この場合も、直線部と偏光板の吸収軸との角度関係は明確である必要があるが、その角度はいかなる角度であっても構わない。しかし、実際の作業効率を考えれば、偏光板の吸収軸との角度は、一方が0°または45°の何れかであることが好ましく、0°であることがより好ましい。
上記何れの場合も、直線部分は対応する外接矩形の辺の10%以上の長さであることが好ましく、20%以上の長さであることがより好ましく、33%以上の長さであることが更に好ましく、50%以上の長さであることが特に好ましい。このような条件を満たす時、高い軸精度が得られる。
一方、上限は、90%以下であることが好ましく、80%以下であることが好ましく、70%以下であることがより好ましい。このような条件を満たす時、切削時間の短縮効果が大きい。
特に、二箇所以上の直線部分が矩形の4辺のうちの直角を挟んで隣接する2辺の一部である場合は、両方の直線が対応する外接矩形の辺の70%以下であることが好ましい。
また、直線部は外接矩形の対応する辺の中央付近にあることが好ましく、対応する辺の中点を含むことが、軸精度と切削時間短縮を両立する上で好ましい。
異形偏光板中間体の面積は対応する外接矩形の面積の90%以下であることが好ましく、85%以下であることがより好ましく、80%以下であることが更に好ましい。このような条件を満たす時、従来方法に対し、生産性の向上効果が大きい。
上記要件を満たす具体的形状としては、異形偏光板中間体は外接する矩形の4角のうち、1つの角は接していない形状のものが好ましく、2つの角が接していないものがより好
ましく、3つの角が接していないものが更に好ましく、4つの角が全て接していないものが特に好ましい。
図3および図4に示した例は4つの角が全て異形偏光板中間体に接していないものであり、本発明で特に好ましい例の一つである。
本発明の異形偏光板が穴部を有する場合、異形偏光板中間体が穴部を有していても構わないし、異形偏光板中間体の段階には穴部はないが切削工程で穴部を設ける製造方法であっても構わない。
次に、長尺状またはシート状偏光板について説明する。本発明において用いられる長尺状またはシート状偏光板は、特に限定されず、公知の偏光板を適宜用いることができる。上記偏光板としては、たとえば、延伸成形で製造された偏光板や、塗布成形で製造された偏光板などを挙げることができる。
[偏光素子]
偏光素子としては、特に制限されず、各種のものを使用できる。偏光素子としては、例えば、ポリビニルアルコール系フィルム、部分ホルマール化ポリビニルアルコール系フィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体系部分ケン化フィルム等の親水性高分子フィルムに、ヨウ素や二色性染料等の二色性材料を吸着させて一軸延伸したもの、ポリビニルアルコールの脱水処理物やポリ塩化ビニルの脱塩酸処理物等ポリエン系配向フィルム等があげられる。これらのなかでもポリビニルアルコール系フィルムとヨウ素などの二色性物質からなる偏光素子が好適である。
ポリビニルアルコール(以下、PVAとも称す)系樹脂層にヨウ素を吸着配向させてなる偏光素子は、周知の偏光素子を用いることができる。このような偏光素子は、一般にPVA系樹脂フィルムを用い、このPVA系樹脂フィルムをヨウ素で染色し、一軸延伸することによって形成される。
PVA系樹脂は、一般に、ポリ酢酸ビニル系樹脂を鹸化して得られるものを用いる。鹸化度は、約85モル%以上、好ましくは約90モル%以上、より好ましくは約99モル%〜100モル%である。ポリ酢酸ビニル系樹脂としては、酢酸ビニルの単独重合体であるポリ酢酸ビニルのほか、酢酸ビニルとこれに共重合可能な他の単量体との共重合体、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体などが挙げられる。共重合可能な他の単量体としては、例えば不飽和カルボン酸類、オレフィン類、ビニルエーテル類、不飽和スルホン酸類などが挙げられる。PVA系樹脂の重合度としては、1000〜10000、好ましくは1500〜5000である。このPVA系樹脂は変性されていてもよく、たとえば、アルデヒド類で変性されたポリビニルホルマール、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラールなどでもよい。
偏光素子の製造方法は特に限定されないが、予めロール状に巻かれたポリビニルアルコール系樹脂フィルムを送り出して延伸、染色、架橋などを行って作製する方法と、ポリビニルアルコール系樹脂と延伸用樹脂基材の積層体を作製し、積層体の状態で延伸を行う工程を含む方法が典型的である。本発明ではこれら、何れの方法も用いることができる。
これらの偏光素子の製造方法については、特開2014−48497号公報の段落[0109]〜[0128]にも記載されており、本発明でもこれらの方法を用いることができる。
上記ポリビニルアルコール系フィルム(未延伸フィルム)は、常法に従って、一軸延伸処理、ヨウ素染色処理が少なくとも施される。さらには、ホウ酸処理、ヨウ素イオン処理を施すことができる。また上記処理の施されたポリビニルアルコール系フィルム(延伸フ
ィルム)は、常法に従って乾燥されて偏光素子となる。
[保護フィルム]
本発明において用いられる偏光板は、偏光子の少なくとも片面側に接着剤を介して保護フィルムが貼り合わされたものであることが好ましい。保護フィルムは偏光素子の片面側又は両面側に貼り合わされていてもよい。保護フィルムは、同時に他の光学的機能を有していてもよく、更に他の層が積層して形成されていてもよい。
この時の保護フィルムの膜厚は光学特性の観点から薄いものが好ましいが、薄すぎると強度が低下し加工性に劣るものとなる。適切な膜厚としては、5〜100μmであり、好ましくは10〜80μm、より好ましくは15〜70μmである。
保護フィルムは、セルロースアシレート系フィルム、ポリカーボネート系樹脂からなるフィルム、ノルボルネンなどシクロオレフィン系樹脂からなるフィルム、(メタ)アクリル系重合体フィルム、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル樹脂系フィルムなどのフィルムを用いることができる。
偏光素子の両面に保護フィルムを有する構成の場合、PVA接着剤などの水系接着剤を用いて貼合する場合は透湿度の点で少なくとも片側の保護フィルムはセルロースアシレート系フィルムまたは(メタ)アクリル系重合体フィルムの何れかであることが好ましく、中でもセルロースアシレートフィルムが好ましい。
少なくとも一方の保護フィルムとしては、視野角補償などの目的で位相差機能を備えていても良く、その場合、フィルム自身が位相差機能を有していても良く、位相差層を別に有していても良く、両者の組み合わせであっても良い。
なお、位相差機能を備えるフィルムは接着剤を介して、直接偏光素子に貼合される構成について説明したが、偏光素子に貼合された別の保護フィルムを介して粘着剤または接着剤を介して貼合された構成であっても構わない。
[接着剤]
偏光素子に保護フィルムを貼合するための接着剤は、任意の適切な接着剤を用いることができる。具体的には、接着剤としては、水系接着剤、溶剤系接着剤、活性エネルギー線硬化型などを用いることができる。
上記活性エネルギー線硬化型接着剤としては、活性エネルギー線の照射によって硬化し得る接着剤であれば、任意の適切な接着剤が用いられ得る。活性エネルギー線硬化型接着剤としては、例えば、紫外線硬化型接着剤、電子線硬化型接着剤等が挙げられる。活性エネルギー線硬化型接着剤の硬化型の具体例としては、ラジカル硬化型、カチオン硬化型、アニオン硬化型、これらの組み合わせ(例えば、ラジカル硬化型とカチオン硬化型のハイブリッド)が挙げられる。
上記活性エネルギー線硬化型接着剤としては、例えば、硬化成分として(メタ)アクリレート基や(メタ)アクリルアミド基などのラジカル重合性基を有する化合物(例えば、モノマーおよび/またはオリゴマー)を含有する接着剤が挙げられる。
上記活性エネルギー線硬化型接着剤およびその硬化方法の具体例は、例えば、特開2012−144690号公報に記載されている。
また、上記水系接着剤としては、任意の適切な水系接着剤が採用され得る。中でも、PVA系樹脂を含む水系接着剤(PVA系接着剤)が好ましく用いられる。水系接着剤に含まれるPVA系樹脂の平均重合度は、接着性の点から、好ましくは100〜5500程度
、さらに好ましくは1000〜4500である。平均ケン化度は、接着性の点から、好ましくは85モル%〜100モル%程度であり、さらに好ましくは90モル%〜100モル%である。
上記水系接着剤に含まれるPVA系樹脂は、好ましくは、アセトアセチル基を含有するものが好ましい。PVA系樹脂層と保護フィルムとの密着性に優れ、耐久性に優れるからである。アセトアセチル基含有PVA系樹脂は、例えば、PVA系樹脂とジケテンとを任意の方法で反応させることにより得られる。アセトアセチル基含有PVA系樹脂のアセトアセチル基変性度は、代表的には0.1モル%以上であり、好ましくは0.1モル%〜20モル%程度である。
上記水系接着剤の樹脂濃度は、好ましくは0.1重量%〜15重量%であり、さらに好ましくは0.5重量%〜10重量%である。
上記接着剤の塗布時の厚みは、任意の適切な値に設定され得る。例えば、硬化後または加熱(乾燥)後に、所望の厚みを有する接着剤層が得られるように設定する。接着剤層の厚みは、好ましくは0.01μm〜7μmであり、より好ましくは0.01μm〜5μmであり、さらに好ましくは0.01μm〜2μmであり、最も好ましくは0.01μm〜1μmである。
本発明の長尺状偏光板とは、少なくとも10m以上の長さを有する偏光板を意味し、連続的に作製され、ロール状に巻き取られていることが好ましい(ロール状に巻き取られた長尺状偏光板を『長尺ロール状偏光板』とも称す。)。長さは、生産性の観点で50m以上であることが好ましく、100m以上であることより好ましい。
幅は200mm以上であることが好ましく、500mm以上であることがより好ましく、1000mm以上であることが更に好ましい。
本発明のシート状偏光板とは、平面状の偏光板で、通常、前記の長尺状偏光板から裁断や打ち抜きによって作製される。本発明のシート状偏光板は矩形であることが好ましく、その場合、長辺が3m以下であることが好ましく、2m以下であることがより好ましい。
上記偏光板は、実用に際して他の光学層と積層した光学フィルムとして用いることができる。本発明の異形偏光板の製造方法における偏光板とは、偏光板とともに、偏光板を少なくとも1層積層している光学フィルム等も含む。
この場合、本発明の製造方法においては、先に偏光板自身を異形とする加工工程を経てから光学層を積層してもよく、先に光学層を積層したうえで異形にする加工工程を経てもよく、両者を適宜併用してもよい。
上記光学層については特に限定はないが、たとえば反射板や半透過板、位相差板(1/2や1/4等の波長板を含む)、視角補償フィルムなどの液晶表示装置等の形成に用いられることのある光学層を1層または2層以上用いることができる。特に、上記偏光板に更に反射板または半透過反射板が積層されてなる反射型偏光板または半透過型偏光板、偏光板に更に位相差板が積層されてなる楕円偏光板または円偏光板、偏光板に更に視角補償フィルムが積層されてなる広視野角偏光板、あるいは偏光板に更に輝度向上フィルムが積層されてなる偏光板が好ましい。
本発明に用いられる長尺状等の偏光板は、一方の側に粘着剤層と離型フィルムを有することが好ましく、作製した異形偏光板をそのままパネルなどに貼合することができる。
また、本発明に用いられる長尺状等の偏光板は、更に粘着剤層とは反対側にプロテクトフィルムを有していても良い。
本発明の製造方法によって作製される異形偏光板は、液晶表示装置や有機EL表示装置など各種装置に好ましく用いることができる。
以下実施例に基づいて本発明を具体的に説明する。以下の実施例に示す材料、試薬、物質量とその割合、操作等は本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更することができる。従って、本発明は以下の実施例に限定され制限されるものではない。
(長尺状偏光板の作製)
特開2018−60060号公報段落[0070]〜[0073]および[0084]〜[0086]に記載の偏光板21に準じて、偏光素子の一方の面に低ヘイズ防眩フィルム(膜厚が60μmのセルロースアシレートフィルムに膜厚5μmの防眩層を有す)、もう一方の面に市販のセルロースアシレートフィルム(フジタックZRD40、富士フイルム(株)製:膜厚40μm)を有し、幅1340mmで長さ1000mの長尺ロール状の偏光板を作製する。
前記、特開2018−60060号公報に記載の偏光板21に対し、巻き取り工程の直前で膜厚が38μmPET基材に膜厚が15μmの粘着剤層を有するプロテクトフィルム(L38−307、藤森工業(株)製)を防眩フィルム側に貼合し、ロール状に巻き取り、長尺ロール状のプロテクトフィルム付き偏光板を作製した。
(粘着剤層の積層)
国際公開2010/064551号パンフレットの実施例12に従い帯電防止剤として有機カチオンと含フッ素アニオンからなるイオン化合物である1−ブチル−3−メチルピリジニウムカチオンと(CF3SO22Nアニオンからなるイオン液体を含有する粘着剤組成物(PSA1)を調製した。
剥離処理されたPET剥離フィルム上に粘着剤層を塗布し、90℃で3分乾燥した。乾燥後、上記の長尺ロール状のプロテクトフィルム付き偏光板を送り出し、プロテクトフィルムが貼合されていない側に貼り合わせ、巻き取り、23℃、湿度65%の条件で7日放置し、プロテクトフィルムと粘着剤層付き長尺ロール状偏光板を得た。粘着剤層の厚みは25μmであった。
本発明の効果を示すために、上記で作製した長尺ロール状偏光板を用い、打ち抜き形状を変えた実験を行なう。
完成形は図5に示す円形で軸ズレ評価用に左端部に吸収軸に平行な直線部を有する形状とした。打ち抜きは以下の4形状で行ない。更にCとDの形状については、直線部の長さを変えた複数の偏光板中間体を用意した。
A.正方形
B.円形
C.外接する矩形の一辺に対応する直線部を一箇所有するもの(図3態様)
D.外接する矩形の隣接する二辺の一部に対応する直線部を二箇所有するもの(図4態
様)
偏光板中間体の打ち抜き形状のサイズは、Aは1辺が200mmの正方形、Bは直径が200mmの円。CとDは異形形状であり、Bの形状に直線部を外接する正方形の下辺又は右辺の中心部に位置するように設けた。また、完成品の直径は190mmとし、左直線部は60mmとなるようにした。
実験はそれぞれの水準で100枚ずつ行ない、打ち抜き各100枚、切削は50枚重ね
て2回ずつ行った。平均切削時間(2回の平均)と軸ズレと軸ズレの頻度を評価した。
軸ズレの評価は、完成品の左端の直線部を基準に50mm×50mmの試験片を作製し、日本分光(株)製のV7100を用いて吸収軸を検出し、軸ズレが0.21°以上の頻度で評価した。結果を表1に示す。
表中の『面積率』は「異形偏光板中間体」面積の「異形偏光板中間体が外接する矩形」の面積に対する面積比を表す。
尚、表1に示した比較例、実施例共に切削後クラックやヒゲの発生はなかった。
表1に示した結果から以下のことが明らかである。
1.本発明の異形偏光板中間体の形状が、異形偏光板中間体に外接する矩形の直線の一部となる異形形状とすることで、切削時間が短く、軸ズレの発生率も低くなる。
2.更に異形偏光板中間体の形状を、異形偏光板中間体に外接する矩形の隣接する2辺の直線の一部となる異形形状とすることで、切削時間が短く、更に軸ズレの発生率が低くなる。
3.直線部分は外接矩形の対応する辺の中点を含むことで、切削時間が短く、更に軸ズレの発生率が低くなる。(実施例10と実施例13の比較)

Claims (9)

  1. 異形偏光板の製造方法であって、
    少なくとも、長尺状またはシート状偏光板から切削加工用の異形枚葉偏光板中間体を作製する工程と、
    得られた前記異形枚葉偏光板中間体を切削加工する工程を含み、
    前記異形枚葉偏光板中間体が一箇所以上の直線状の外形部を有し、
    該直線状の外形部が、前記異形枚葉偏光板中間体に外接する矩形を想定した時、該矩形の1辺の一部であることを特徴とする、
    異形偏光板の製造方法。
  2. 前記直線状の外形部が、互いに直交する二箇所以上の直線状の外形部であり、
    且つ、前記異形枚葉偏光板中間体に外接する矩形を想定した時、前記直交する二箇所以上の直線状の外形部が、前記異形枚葉偏光板中間体に外接する矩形の隣接する2辺のそれぞれの一部であることを特徴とする請求項1に記載の異形偏光板の製造方法。
  3. 前記異形枚葉偏光板中間体は、その面積が前記異形枚葉偏光板中間体に外接する矩形の面積の90%以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の異形偏光板の製造方法。
  4. 前記直線状の外形部が、前記異形枚葉偏光板中間体に外接する矩形を想定した時、該矩形の辺の一部であり、且つ、該矩形の辺に対し10%〜90%の長さを有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の異形偏光板の製造方法。
  5. 前記直線状の外形部における直線方向が、偏光板の吸収軸方向と一致、直交、又はそれら以外の所定の関係にあることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の異形偏光板の製造方法。
  6. 前記長尺状またはシート状偏光板が、一軸延伸された偏光層を含む、請求項1〜5の何れかに記載の異形偏光板の製造方法。
  7. 前記長尺状またはシート状偏光板の幅が、1000mm以上である、請求項1〜6の何れかに記載の異形偏光板の製造方法。
  8. 前記異形偏光板が、VA式またはIPS式の液晶パネル用の偏光板である、請求項1〜7の何れかに記載の異形偏光板の製造方法。
  9. 前記異形偏光板が、車載用液晶パネル用の偏光板である、請求項1〜8の何れかに記載の異形偏光板の製造方法。
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