JP2019190022A - 足場ボルト - Google Patents

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孝 酒井
Takashi Sakai
孝 酒井
阿部 敬一
Keiichi Abe
敬一 阿部
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Abstract

【課題】作業時の安全性および作業員の足裏への負担の軽減を図る電柱用足場ボルトを提供する。【解決手段】コンクリート製の電柱に複数個が固定される足場ボルト11は、略U字状に形成された足場本体12と、足場本体12の両脚部12aが固定される取付金具13と、取付金具13のボルト孔に軸部14bが挿通された固定ボルト14と、を備えている。この取付金具13の取付部13cは、電柱2の外周の曲率に応じて弧状に形成されている。この足場ボルト11は、固定ボルト14の軸部14bを電柱に埋設されたインサートに締結するにより、電柱に取り付けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、コンクリート製の電柱に取り付けられる足場ボルトに関する。
例えば特許文献1などの足場ボルトなどは、電線などを掛け渡すためのコンクリート製の電柱の外周に複数個が段階的に取り付けられ、配線工事や電気工事など電柱上の作業時の足場や昇降時のステップなどに使用されている。
図3に基づき概略を説明すれば、各足場ボルト1は頭部4と該頭部4に一体形成された軸部3とを備え、軸部3の一端側(頭部4の反対側)には図示省略の雄ねじ部が形成されている。
この雄ねじ部を電柱2に埋設された図示省略のインサートに締結し、足場ボルト1が電柱2に螺設されている。また、軸部3の他端側(頭部4側)に柱上安全帯の補助ロープ7用のフック6が係止される。
この補助ローブ7は、前記柱上安全帯の胴締ベルトの環体に接続され、作業員が足を滑らせた場合の落下防止を図っている。このとき足場ボルト1の頭部4によりフック6の外れが防止されている。なお、フック6については、例えば特許文献2が公知となっている。
特開2001−25143 特開2002−113119
前述のように足場ボルト1は、電柱上の作業時の足場や昇降時のステップなどに使用されている。
しかしながら、足場ボルト1は、一本状に形成されているため、作業員が足を載せた場合に不安定となり易く、事故などを生じて作業の安全性を損なうおそれがある。また、作業員の足裏へ負担が大きいため、長時間作業などの場合に足裏に痛みが生じ、作業効率を悪化させるおそれもあった。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされ、電柱上の作業時の安全性および作業員の足裏への負担の軽減を図ることを解決課題としている。
(1)本発明は、コンクリート製の電柱に複数個が取り付けられる足場ボルトであって、
前記各足場ボルトは、略U字状に形成された足場本体と、
前記足場本体の左右の脚部が固定される取付金具と、
前記取付金具のボルト孔に軸部が挿通された固定ボルトと、を備え、
前記固定ボルトの軸部を前記電柱に埋設されたインサートに締結することにより、前記電柱に取り付けられることを特徴としている。
(2)本発明の一態様において、
前記取付金具の前記電柱への取付部は、
前記電柱の外周の曲率に応じて弧状に形成されている
ことを特徴としている。
本発明によれば、電柱上の作業時の安全性および作業員の足裏の痛みの緩和を図ることができる。
本発明の実施形態に係る足場ボルトを電柱に取り付けた状態を示す斜視図。 (a)は図1の足場ボルトの平面図、(b)は同側面図、(c)は同底面図、(d)は同背面図、(e)は同正面図。 従来の足場ボルトを電柱に取り付けた状態を示す斜視図。
以下、本発明の実施形態に係る足場ボルトを説明する。この足場ボルトは、従来と同様にコンクリート製の電柱に複数個が取り付けられ、また補助ロープ7用のフック6が係止される。
≪構成例≫
図1および図2に基づき前記各足場ボルトの構成を説明する。図1および図2中の11は金属製の前記足場ボルトを示している。この足場ボルト11は、略U字状に折曲形成された足場本体12と、足場本体12の左右の脚部12aが溶接などにより固定される取付金具13と、取付金具13を電柱2に固定する固定ボルト14と、を備えている。
この足場本体12の各脚部12aの平面には、図2(a)に示すように、滑り止め模様12cが形成され、両脚部12a間は連結部12bにより連結されている。ここでは各脚部12aは、連結部12bから折曲された後に延設されて取付金具13の外面に溶着されている。このとき図2(b)に示すように、連結部12bと各脚部12a間には段差が設けられ、脚部12aの肉厚F1が連結部12bの肉厚F2よりも薄く設定されている。
この取付金具13は、図2(b)(e)に示すように、横断面逆コ字状に形成され、足場本体11の脚部12aが外面に溶着される底板13aと、底板13aの内面に立設された一対の側板13bとを有している。この底板13aは、図2(d)(e)に示すように、横長長方形状に形成され、中心部には固定ボルト14の軸部14bが挿通される挿通孔(ボルト孔)が形成されている。なお、図2(a)〜(e)は、前記挿通孔に固定ボルト14の軸部14bの挿通後の状態を示している。
一方、各側板13bは、図2(a)(c)に示すように、略矩形に形成され、上端中央には凹状の取付部13cが形成され、取付部13cは電柱2の外周2aの曲率と同等の弧状に湾曲形成されている。また、固定ボルト14の軸部14bは、電柱2に埋設された図示省略のインサートに締結されている。
≪取付手順≫
以下、各足場ボルト11の電柱2への取付手順を説明する。まず、取付金具13の前記挿通孔に固定ボルトの軸部14bを挿通し、取付部13cを電柱2に埋設された前記インサートに対向させる。
つぎにボルト14の頭部14aをスパナなどの工具で右回りに回転させて固定ボルト14の軸部14bを前記インサートの雌ねじ穴に螺入させる。この作業によりボルト14の軸部14bが前記雌ねじ穴に締結され、図1に示すように、足場ボルト11が電柱2の外周2aに取り付けられる。同様の手順で電柱2の外周2aに複数の足場ボルト11が取り付ける。
このように電柱2に取り付けられた各足場ボルト11は、例えば配線工事や電気工事など電柱2上で作業する際、足場や昇り降りするステップなどとして使用される。
この足場ボルト11には、従来と同様に柱上安全帯の補助ロープ7用のフック6が係止され、作業員が足を滑らせた場合などの落下防止を図っている。このとき足場本体12が略U字状に形成されているため、いずれか一方の脚部12a(肉厚F1の範囲)にフックを係止させればよく、フック6を係止させ易い構造となっている。
また、特許文献1など従来の足場ボルト1は、頭部4によりフック6のずれを防止しているものの、作業員の足により外側(電柱1の反対方向)に押し出された場合などにはフック6が頭部4を乗り越えて外れるおそれがあった。これに対して足場ボルト11によれば、同様に押し出されてもフック6が外れる危険は皆無であり、この点で安全性が向上する。
また、足場ボルト11によれば、足場本体12が略U字状に形成されているため、作業員の足裏を左右の脚部12a上に載せることができる。これにより作業員の足裏が両脚部12aで支えられ、載ったときの安定感が向上し、事故などにより作業の安全性に貢献できる。
さらに作業員の体重が左右の脚部12aに分散され、作業員の足の負担が軽減される。したがって、長時間作業などの場合に足裏の痛みを緩和でき、この点で作業性を向上させることができる。
そして、取付部13cは、電柱2の外周2aの曲率と同等の弧状に湾曲形成されているため、足場ボルト11の取り付け後に電柱2の外周2aに密着する。したがって、一方の脚部12aのみに荷重が加えられた場合にも足場本体12が回転することがなく、これにより作業員が安心して載ることができ、この点でも作業性の安全性も確保することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載さされた範囲内で変形して実施することができる。例えば滑り止め模様12cは、両脚部12aの平面だけではなく、連結部12bの平面に形成してもよい。また、連結部12bと脚部12a間の段差を廃止し、脚部の肉厚F1と連結部の肉厚F2とを同等としてもよい.
6…フック
7…補助ロープ
11…足場ボルト
12…足場本体
12a…脚部
12b…連結部
12c…滑り止め模様
13…取付金具
13a…底板
13b…側板
13c…取付部
14…固定ボルト
14a…頭部
14b…軸部

Claims (2)

  1. コンクリート製の電柱に複数個が取り付けられる足場ボルトであって、
    前記各足場ボルトは、略U字状に形成された足場本体と、
    前記足場本体の左右の脚部が固定される取付金具と、
    前記取付金具のボルト孔に軸部が挿通された固定ボルトと、を備え、
    前記固定ボルトの軸部を前記電柱に埋設されたインサートに締結することにより、前記電柱に取り付けられることを特徴とする足場ボルト。
  2. 前記取付金具の前記電柱への取付部は、
    前記電柱の外周の曲率に応じて弧状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の足場ボルト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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