JP2019189028A - 燃料電池自動車 - Google Patents

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聡 鯵坂
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聡 鯵坂
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Abstract

【課題】操縦安定性を向上させた燃料電池自動車を提供する。【解決手段】燃料電池自動車10は、車両前方のパワーユニット室12に配置された燃料電池スタック14と、フロントフロアパネル22の車幅方向中央部に車両前後方向に延在して形成されたトンネル部32の車両下方に配置された第1水素タンク34と、フロントフロアパネル22の車両後方側のセンタフロアパネル24上に配置された補機バッテリ38と、センタフロアパネル24の車両後方側に位置するリアフロアパネル28の車両下方に配置された第2水素タンク42と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池自動車に関する。
従来、燃料電池自動車では、燃料電池スタックの燃料である水素を貯蔵した水素タンクを車両下方に配置することが提案されている。車室のスペースを削減せずに水素タンクを搭載する方法として、車両後方側の車両下方、例えば、後部座席(リアシート)やリアフロアパネルの車両下方に搭載することが提案されている。特に、複数の水素タンクをアセンブリ化して車両後方側の車両下方に搭載することで、組み付け性や取付スペースの減少が図られている(特許文献1参照)。
特開2009−101865号公報
しかし、上記従来技術のように車両後方の車両下方に、アセンブリ化された水素タンクを配置すると、車両の重心が車両後方側に偏る。また、後部座席の車両下方にも水素タンクを車幅方向に延在させて配置することになり、後部座席の着座乗員のヒップポイントが上昇する。
すなわち、従来技術に係る燃料電池自動車には、操縦安定性の点で改善の余地があった。
本発明は上記事実を考慮し、操縦安定性を向上させた燃料電池自動車を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明に係る燃料電池自動車は、車両前方側のパワーユニット室に配置された燃料電池スタックと、前記パワーユニット室の車両後方側で車室を構成するフロントフロアパネルの車幅方向中央部に車両前後方向に延在して形成されたトンネル部の車両下方側に配置され、前記燃料電池スタックに水素を供給する第1水素タンクと、前記フロントフロアパネルの車両後方側のセンタフロアパネル上に配置され、前記第1水素タンクの外径よりも高さが低い補機バッテリと、前記センタフロアパネルの車両後方側に位置するリアフロアパネルの車両下方側に配置され、前記燃料電池スタックに水素を供給する第2水素タンクと、を備える。
このように構成された燃料電池自動車では、フロントフロアパネルのトンネル部に第1水素タンクを配置し、リアフロアパネルの車両下方に第2水素タンクを配置している。すなわち、燃料電池自動車は水素タンクを分散して配置しているため、車両後部側に水素タンクが集中して配置される燃料電池自動車と比較して、車両の重心が車両後方側に偏ることが抑制される。
また、第1水素タンクは、フロントフロアパネルのトンネル部の車両下方側に配置されているため、第1水素タンクの配置によりフロントフロアパネル上に設置される前部座席の着座乗員のヒップポイントが上昇することはない。さらに、センタフロアパネル上には、補機バッテリが配置されている。補機バッテリは水素タンク(の外径)よりも高さが低いため、後部座席下に水素タンクを配設した場合と比較して補機バッテリ上に設置された後部座席の着座乗員のヒップポイントを低下させることができる。
なお、「ヒップポイント」とは、着座乗員の胴部と大腿部との回転中心で、人体の股関節に相当する点のことをいう。
このように、車両前方側のパワーユニット室に燃料電池スタックを配置し、フロントフロアパネルのトンネル部の車両下方側に第1水素タンクを配置し、リアフロアパネルの車両下方側に第2水素タンクを配置することで、燃料電池自動車の重量バランスを良好にしている(重心の偏りを抑制している)。また、センタフロアパネルに少なくとも第1水素タンクの外径よりも高さが低い補機バッテリを配置し、センタフロアパネルの車両下方側に水素タンクを配設した場合と比較して、後部座席の着座乗員のヒップポイントを低下させている。
これらの点により、燃料電池自動車の操縦安定性が増加する。
請求項1記載の発明に係る燃料電池自動車は、上記構成としたので、操縦安定性を向上させることができる。
一実施形態に係る燃料電池自動車のフロアに配置された水素タンク及び補機バッテリの配置を示す要部斜視図である。 一実施形態に係る燃料電池自動車の模式的な側断面図である。
[実施形態]
本発明の一実施形態に係る燃料電池自動車について図1及び図2を参照して説明する。なお、本実施形態に係る燃料電池自動車は、燃料電池自動車に搭載されたものである。また、各図において、燃料電池自動車と関連しないものは、図示省略している。さらに、各図において矢印FRは車両前方、矢印Wは車幅方向、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
[構成]
燃料電池自動車10は、図2に示すように、車両前方のパワーユニット室12に燃料電池スタック14等が配設されている。
また、パワーユニット室12とダッシュパネル16で区画された車室18には、フロアパネル20が配設されている。
フロアパネル20は、図1に示すように、車両前方側のフロントフロアパネル22と、フロントフロアパネル22の車両後方側に位置するセンタフロアパネル24と、センタフロアパネル24の後端部から車両上方へ立ち上がるキックアップ部26と、キックアップ部26の上端から車両後方側へ延在するリアフロアパネル28と、を有する。
フロントフロアパネル22及びセンタフロアパネル24の車幅方向両端部には、図1に示すように、閉断面を有し車両前後方向に延在するロッカ30A、30Bが接合されている。また、フロントフロアパネル22の車幅方向中央には、車両前後方向に延在するトンネル部32が形成されている。トンネル部32は、車両上方側に突出した断面略半円形の凸部である。このトンネル部32の車両下方側には、第1水素タンク34が配設されている。第1水素タンク34は、略円筒形状で、その両端部が略半球形状とされている。したがって、トンネル部32の車両下方側に配設された第1水素タンク34は、軸(長手)方向を車両前後方向として配設されている。なお、トンネル部32の車両下方側には、フロントフロアパネル22に接合された支持板36が設けられており、第1水素タンク34を支持する構成である。
センタフロアパネル24は、図1及び図2に示すように、フロントフロアパネル22の後端部から車両後方側に延在するものであり、その車両上部には補機バッテリ38が載置されている。補機バッテリ38は、略矩形形状であり、その長手方向が車幅方向とされている。この補機バッテリ38には、その上面にカバー40が取り付けられている。
この補機バッテリ38及びカバー40の車両上下方向高さは、第1水素タンク34及び後述する第2水素タンク42の外径よりも小さく設定されている。
さらに、キックアップ部26の車両後方側には、リアフロアパネル28が配設されている。このリアフロアパネル28の車両下方側には、第2水素タンク42が配設されている。第2水素タンク42は、略円筒形状で、その両端部が略半球形状とされている。また、第2水素タンクは、軸(長手)方向を車幅方向として配設されている。
また、リアサスペンション44は、左右一対のトレーリングアーム46A、46Bを、その中間位置から車幅方向に延在する図示しない中間ビームで連結したものである。また、リアサスペンション44は、左右一対のリアショックアブソーバ48A、48Bとリアコイルスプリング50A、50Bをそれぞれ同軸上に配設したものである。
[作用]
このように構成された燃料電池自動車10の作用について説明する。
燃料電池自動車10では、フロアパネル20のフロントフロアパネル22に設けられたトンネル部32の車両下方側に第1水素タンク34を配設すると共に、リアフロアパネル28の車両下方側に第2水素タンク42を配設する。また、燃料電池自動車10の車両前方側のパワーユニット室12の内部に燃料電池スタック14が配設されている。
このように、燃料電池自動車10の車両前方側に燃料電池スタック14を配設し、車両前後方向略中央に第1水素タンク34を配設し、車両後方側に第2水素タンク42を配設することで、燃料電池自動車10の荷重バランスが良好になる。すなわち、燃料電池自動車10の重心が車両後方側に偏ることが抑制される。
また、第1水素タンク34がフロントフロアパネル22に設けられたトンネル部32(フロントフロアパネル22)の車両下方側に配設されている。したがって、フロントフロアパネル22において、前部座席を設置する部分の車両下方側には水素タンクが存在せず、前部座席(フロントシート)を低い位置に設置することができる。すなわち、前部座席の着座乗員P1のヒップポイントHP1(図2参照)を低く設定することができる。
さらに、第2水素タンク42は、リアフロアパネル28の車両下方側に配置され、センタフロアパネル24の車両上方側には、補機バッテリ38が配設されている。補機バッテリ38は、第1水素タンク34及び第2水素タンク42の外径よりも低い高さとされているため、センタフロアパネル24上に設置された補機バッテリ38上に配置される後部座席の着座乗員P2のヒップポイントHP2が後部座席の車両下方側に水素タンクが配設された場合と比較して低下する。
このように、燃料電池自動車10では、燃料電池スタック14と第1水素タンク34、第2水素タンク42の配置を車両前方、車両前後方向略中央、車両後方と分散して搭載することによって車両の荷重バランスを良好にしている。
また、第1水素タンク34をフロントフロアパネル22のトンネル部32の車両下方側に配設すると共に、第2水素タンク42をリアフロアパネル28の車両下方側に配設することで、水素タンクをセンタフロアパネル24の車両下方に配設することを回避している。すなわち、センタフロアパネル24の車両上方に第1水素タンク34、第2水素タンク42の外径よりも高さが低い補機バッテリ38を配設しているため、センタフロアパネル24の車両下方側に水素タンクを配設した場合と比較して、後部座席の着座乗員P2のヒップポイントHP2を低下させることができる。
この結果、燃料電池自動車10の操縦安定性を向上させることができる。また、燃料電池自動車10の車高を低くして、車両をコンパクトにすることができる。
また、燃料電池自動車10は、ガソリン車において排気管が配設されていたトンネル部32に第1水素タンク34を配置し、燃料タンクが車両下方に配置されていたセンタフロアパネル24の車両上方に補機バッテリ38を配設し、横置きのメインマフラが配設されていたリアフロアパネル28の車両下方に第2水素タンク42を配置したものである。このように、燃料電池自動車10は、ガソリン車の仕様で元々あったスペースに第1水素タンク34、第2水素タンク42や補機バッテリ38を配置するものである。すなわち、燃料電池自動車10は、既存のガソリン車に対して最小限の設計変更で製造することができる。
また、燃料電池自動車10のリアサスペンション44は、左右一対のトレーリングアーム46A、46Bの中間位置から車幅方向に延在する中間ビームで連結するものであり、中間ビームが後輪の車軸と車両前後方向にオフセットしている。したがって、リアフロアパネル28の車両下方でリアサスペンション44のリアショックアブソーバ48A、48Bの間に第2水素タンク42を配設することができる。特に、リアコイルスプリング50A、50Bとリアショックアブソーバ48A、48Bとを同軸上に配置したため、リアショックアブソーバ48A、48B間に車幅方向に延在して配置される第2水素タンク42の容量を大きく確保することができる。
このように、燃料電池自動車10では、リアフロアパネル28の車両下方に配設する第2水素タンク42をリアショックアブソーバ48A、48B間に配設するため、車両後方側に設けられるトランクルームの容積を確保しやすくなる。
[その他]
上記実施形態では、リアサスペンション44を中間ビームを有するものとしたが、マルチリンクのものでも良い。ただし、この場合には、リアショックアブソーバ間に水素タンクを配設することが困難なため、リアショックアブソーバよりも車両後方側に第2水素タンク42を配設する。したがって、燃料電池自動車10のトランクルームの容量を減少させるか、車両後方側に車両を大型化する必要がある。
10 燃料電池自動車
12 パワーユニット室
14 燃料電池スタック
18 車室
22 フロントフロアパネル
24 センタフロアパネル
28 リアフロアパネル
32 トンネル部
34 第1水素タンク
38 補機バッテリ
42 第2水素タンク

Claims (1)

  1. 車両前方側のパワーユニット室に配置された燃料電池スタックと、
    前記パワーユニット室の車両後方側で車室を構成するフロントフロアパネルの車幅方向中央部に車両前後方向に延在して形成されたトンネル部の車両下方側に配置され、前記燃料電池スタックに水素を供給する第1水素タンクと、
    前記フロントフロアパネルの車両後方側のセンタフロアパネル上に配置され、前記第1水素タンクの外径よりも高さが低い補機バッテリと、
    前記センタフロアパネルの車両後方側に位置するリアフロアパネルの車両下方側に配置され、前記燃料電池スタックに水素を供給する第2水素タンクと、
    を備える燃料電池自動車。
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