JP2019188119A - 移注部材及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本実施の形態に係る薬剤混合キットについて、以下に説明する。図1は、本実施の形態に係る薬剤混合キットの概略を表す断面模式図である。
先ず、第1容器10について、図2に基づき説明する。図2は、本実施の形態に係る第1容器10の概略構成を表す断面模式図である。
次に、第2容器20について、図3に基づき説明する。図3は、本実施の形態の薬剤混合キット1における第2容器20の概略構成を表す断面模式図である。
次に、移注部材30について、図4に基づき説明する。図4は、本実施の形態の薬剤混合キット1における移注部材30の概略構成を表す断面模式図である。
次に、本実施の形態の移注部材30の製造方法について説明する。
本実施の形態の移注部材30の製造方法は、底部補完部321を成形する底部補完部成形工程と、筒状体301を成形する筒状体成形工程と、連通部302を成形する連通部成形工程と、筒状体301の内部に連通部302を収容させて移注部材30を組み立てる組立工程とを少なくとも含む。
尚、本実施の形態では、筒状体301との接合において、アンカリング部324の形状が維持されなくなる場合を例にして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。アンカリング部324の形状が維持された状態で筒状体301と接合されていてもよい。また、本実施の形態では、4つのアンカリング部324が設けられた場合を例にして説明したが、アンカリング部324の数は特に限定されるものではなく、適宜必要に応じて変更することができる。さらに、本実施の形態では、各アンカリング部324が基台部322上の同一円周上に配置されている場合を例にして説明したが、配置位置についてもこの態様に限定されるものではない。例えば、異なる円周上に各アンカリング部324を配置するなど任意の位置に設けてもよい。
10 第1容器
20 第2容器
30 移注部材
101 第1容器本体部
102 口部
103 弾性栓体
104 針刺面
105 凹部
107 ネック部
201 第2容器本体部
202 膜部
203 一方端部
204 連通口
205 他方端部
206 取り出し部
207 フランジ部
301 筒状体
302 連通部
311 段差部
312 上側筒状体
313 下側筒状体
314 開口部
315 第1規制部
316 第2規制部
317 スライドガイド部
318 第3規制部
319 孔部
320 底部
321 底部補完部
322 基台部
323 薄肉部
323a 裏面
324 アンカリング部
324a 支持部
325 穿刺針ガイド部
326 裏面
327 補強部
328 裏面
331 板状部
332 第1穿刺針
333 第2穿刺針
334 保持部
334a 凸部
335 ガイド部
336 連通路
337 乗り越え部
338 張り出し部
339 一方の面
340 他方の面
341 中心線
A、B 溶融樹脂の流動方向
P 対称面
Claims (16)
- 筒状体と、
前記筒状体の内部に収容され、当該筒状体の内側面に沿ってスライド移動可能な連通部とを有する移注部材であって、
前記連通部は、
板状部と、
前記板状部の一方の面における中心部において、前記筒状体の開口部に向けて立設する第1穿刺針と、
前記板状部の他方の面における中心部において、前記筒状体の底部に向けて立設する第2穿刺針とを備え、
前記筒状体の底部には、当該底部の孔部を外方から閉塞する底部補完部が設けられており、
前記底部補完部は、
基台部と、
前記基台部の中央に設けられ、前記第2穿刺針による貫通が可能な薄肉部とを備え、
前記底部補完部は、前記筒状体の底部との接触面での熱溶着により、当該筒状体の底部と接合している移注部材。 - 前記底部補完部の前記基台部における前記筒状体の底部との接触面には、当該底部との接合を補強するためのアンカリング部が設けられている請求項1に記載の移注部材。
- 前記アンカリング部は、前記基台部上の前記薄肉部が設けられている領域以外の領域に複数設けられており、
かつ、相互に等間隔となる様に同一円周上に配置されている請求項2に記載の移注部材。 - 前記アンカリング部の一部は、前記基台部に対し略垂直方向に立設する支持部により支持されており、
前記支持部により支持されていない部分は、前記基台部の表面に対して平行な方向であって、当該基台部の中心方向以外の方向に、前記基台部に対し離間した状態で延在している請求項2又は3に記載の移注部材。 - 前記底部補完部と前記筒状体の底部とは、少なくとも前記アンカリング部を熱溶融させて接合している請求項2〜4の何れか1項に記載の移注部材。
- 前記底部補完部の中央部には、前記第2穿刺針による前記薄肉部の貫通をガイドする筒状の穿刺針ガイド部が設けられ、
前記穿刺針ガイド部の底面には前記薄肉部が設けられており、
前記穿刺針ガイド部は、前記筒状体の底部の孔部から当該筒状体の内方に突出している請求項1〜5の何れか1項に記載の移注部材。 - 前記基台部の中央部には、前記筒状体の内方に向かって先細りの略円錐台状の補強部が設けられており、
前記穿刺針ガイド部は、前記補強部の中心において、前記筒状体の内方及び外方にそれぞれ突出して設けられ、
かつ、当該穿刺針ガイド部の底面に設けられた前記薄肉部の外側面は、前記基台部の外側面よりも高さ位置が高い請求項6に記載の移注部材。 - 前記薄肉部の内側面には、前記第2穿刺針を当該薄肉部に貫通させる際の刺通抵抗を低減させる潤滑剤が塗布されている請求項1〜7の何れか1項に記載の移注部材。
- 筒状体と、
前記筒状体の内部に収容され、当該筒状体の内側面に沿ってスライド移動可能な連通部とを有する移注部材の製造方法であって、
板状部と、前記板状部の一方の面における中心部において、前記筒状体の開口部に向けて立設する第1穿刺針と、前記板状部の他方の面における中心部において、前記筒状体の底部に向けて立設する第2穿刺針とを備えた、前記連通部を成形する連通部成形工程と、
基台部と、前記基台部の中央に設けられ、前記第2穿刺針による貫通が可能な薄肉部とを備えた、底部補完部を成形する底部補完部成形工程と、
前記底部との接触面で前記底部補完部が熱溶着により接合した筒状体を、インサート成形又は二色成形により成形する筒状体成形工程と、
前記底部補完部と一体となった前記筒状体の内部に、前記連通部を収容させて前記移注部材を組み立てる組立工程とを含む移注部材の製造方法。 - 前記底部補完部成形工程は、前記基台部の中央に設けられる前記薄肉部以外の部分に、前記底部との接合を補強するためのアンカリング部を備えた前記底部補完部を成形する工程である請求項9に記載の移注部材の製造方法。
- 前記底部補完部成形工程で成形される前記底部補完部の前記アンカリング部は、前記基台部上の前記薄肉部が設けられている領域以外の領域に、複数設けられており、
かつ、相互に等間隔となる様に同一円周上に配置されている請求項10に記載の移注部材の製造方法。 - 前記底部補完部成形工程で成形される前記底部補完部の前記アンカリング部は、
当該アンカリング部の一部が、前記基台部に対し略垂直方向に立設する支持部により支持されており、
前記支持部により支持されていない部分が、前記基台部の表面に対して平行な方向であって、当該基台部の中心方向以外の方向に、前記基台部に対し離間した状態で延在した形状を有している請求項10又は11に記載の移注部材の製造方法。 - 前記筒状体成形工程は、前記底部補完部における前記アンカリング部を前記溶融樹脂が有する熱により熱溶融させて、当該底部補完部が熱溶着により接合した前記筒状体を成形する工程である請求項10〜12の何れか1項に記載の移注部材の製造方法。
- 前記底部補完部成形工程で成形される前記底部補完部の中央部には、前記第2穿刺針による前記薄肉部の貫通をガイドする筒状の穿刺針ガイド部が設けられており、
さらに、前記穿刺針ガイド部の底面には前記薄肉部が設けられ、
前記穿刺針ガイド部は、前記筒状体成形工程で成形される前記筒状体の底部の孔部から、当該筒状体の内方に突出している請求項9〜13の何れか1項に記載の移注部材の製造方法。 - 前記底部補完部成形工程で成形される前記底部補完部において、前記基台部の中央部には、前記筒状体の内方に向かって先細りの略円錐台状の補強部が設けられており、
前記穿刺針ガイド部は、前記補強部の中心において、前記筒状体成形工程で成形される前記筒状体の内方及び外方にそれぞれ突出して設けられ、
かつ、当該穿刺針ガイド部の底面に設けられた前記薄肉部の外側面は、前記基台部の外側面よりも高さ位置が高い請求項14に記載の移注部材の製造方法。 - 前記組立工程の前に、前記筒状体成形工程で成形した前記筒状体における前記薄肉部の内側面に、前記第2穿刺針を当該薄肉部に貫通させる際の刺通抵抗を低減させる潤滑剤を塗布する塗布工程を行う請求項9〜15の何れか1項に記載の移注部材の製造方法。
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