JP2019187742A - 洗浄装置及びシステムキッチン - Google Patents

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Abstract

【課題】水道水への洗剤の逆流を確実に防止できるとともに、装置構成を簡素化することに有利な洗浄装置、及び当該洗浄装置を備えたシステムキッチンを提供する。【解決手段】洗浄装置1Aは、水貯留部3の水位が上限水位を超えないように調整可能な水位調整手段と、水道水を水貯留部3内に放出可能な放水口30が上限水位よりも高い位置にある給水手段と、上限水位よりも低い位置にあり、水貯留部3の内部の水を水貯留部3の外部へ流出させる流出口14と、第一端が流出口14に連通する吐出流路6と、水貯留部3の内部と吐出流路6の内部との少なくとも一方に洗剤を供給可能な洗剤供給手段と、吐出流路6の内部に気体を供給する気体供給手段と、吐出流路6を流れる洗剤水と気体とから泡沫を生成する泡沫生成手段4と、泡沫を吐出可能な吐出部10とを備える。水貯留部3の内部の水の自重により水を泡沫生成手段4へ供給可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、洗浄装置及びシステムキッチンに関する。
下記特許文献1に開示された身体洗浄用泡供給装置は、水道管からシャワーヘッドに水を供給する水供給配管と、液体洗浄剤を水供給配管に導く液体洗浄剤供給配管と、気体を水供給配管に導く気体供給配管とを備え、液体洗浄剤供給配管の水供給配管への洗浄剤混合部を、気体供給配管の水供給配管への気体混合部よりも上流に設けている。
特開2015−47236号公報
特許文献1の技術では、水道管に連通した配管に洗剤を直接注入しているので、洗剤が水道管へ逆流して水道水に混入する可能性がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、水道水への洗剤の逆流を確実に防止できるとともに、装置構成を簡素化することに有利な洗浄装置、及び当該洗浄装置を備えたシステムキッチンを提供することを目的とする。
本発明に係る洗浄装置は、水を貯留可能な水貯留部と、水貯留部の内部の水位が上限水位を超えないように調整可能な水位調整手段と、水道から供給される水を水貯留部内に放出可能な放水口を有し、放水口が上限水位よりも高い位置にある給水手段と、上限水位よりも低い位置にあり、水貯留部の内部の水を水貯留部の外部へ流出させる流出口と、第一端及び第二端を有し、第一端が流出口に連通する吐出流路と、水貯留部の内部と吐出流路の内部との少なくとも一方に洗剤を供給可能な洗剤供給手段と、吐出流路の内部に気体を供給する気体供給手段と、吐出流路を流れる洗剤水と気体とから泡沫を生成する泡沫生成手段と、吐出流路の第二端に連通する吐出口を有し、吐出口から泡沫を吐出可能な吐出部とを備え、水貯留部の内部の水の自重により水を泡沫生成手段へ供給可能であるものである。
また、本発明に係るシステムキッチンは、上記洗浄装置と、キッチンシンクとを備えたものである。
本発明によれば、水道水への洗剤の逆流を確実に防止できるとともに、装置構成を簡素化することに有利な洗浄装置、及び当該洗浄装置を備えたシステムキッチンを提供することが可能となる。
実施の形態1による洗浄装置を示す立面図である。 実施の形態1による洗浄装置の制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。 実施の形態2による洗浄装置を示す立面図である。 実施の形態3による洗浄装置を示す立面図である。 実施の形態4による洗浄装置を示す立面図である。 実施の形態5による洗浄装置を示す立面図である。 実施の形態6によるシステムキッチンを示す立面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。本開示は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含み得る。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による洗浄装置1Aを示す立面図である。図1中、重力の方向は矢印で示す方向である。本実施の形態1の洗浄装置1Aは、対象物を洗浄するための泡沫を供給可能な装置である。本明細書において、泡沫とは、気泡が多数集まることで形成されるクリーム状の泡を意味する。すなわち、泡沫とは、フォーム(foam)を意味する。以下の説明では、洗剤すなわち界面活性剤が混合された水を「洗剤水」と称する。また、洗浄装置1Aにより洗浄される対象物を「洗浄対象物」と称する。洗浄対象物は、例えば、食器、調理具等でもよい。
図1に示すように、本実施の形態の洗浄装置1Aは、洗剤貯留部2及び水貯留部3を備える。水貯留部3は、水を貯留可能な内部空間を有する。水貯留部3は、重力の方向を長手方向とする筒状の容器である。図1は、水貯留部3を模式的な断面図として表している。水貯留部3の少なくとも一部は、透明でも良い。水貯留部3の透明部分を通して、水貯留部3の内部を外側から目視できるように構成されていてもよい。洗浄装置1Aは、洗浄装置1Aの動作を制御する制御装置50をさらに備える。制御装置50は、洗浄装置1Aが備えるアクチュエータ及びセンサに対して電気的に接続されている。
洗剤貯留部2の内部に液状の洗剤が貯留されている。洗剤貯留部2と洗剤吐出口5との間の通路に洗剤供給弁16が配置されている。洗剤供給弁16が開くと、洗剤貯留部2内の洗剤が洗剤吐出口5から吐出され、この洗剤が水貯留部3の内部に供給される。本実施の形態は水貯留部3の内部に洗剤貯留部2が配置されているが、水貯留部3の外部に洗剤貯留部2が配置されてもよい。本実施の形態における洗剤貯留部2、洗剤吐出口5、及び洗剤供給弁16は、水貯留部3の内部に洗剤を供給可能な洗剤供給手段の例である。洗剤供給手段は、上記の例に限定されるものではない。例えば、洗剤供給手段は、吐出流路6の内部に洗剤を供給可能なものでもよい。
洗剤吐出口5は、洗剤貯留部2よりも低い位置にある。洗剤貯留部2内の洗剤は、自重により、洗剤吐出口5へ向かって流れることができる。このように、本実施の形態の洗剤供給手段は、洗剤の自重により洗剤を供給するように構成されている。これにより、洗剤を送るポンプが不要になるので、装置構成を簡素化できる。
水貯留部3の上部に給水通路8が接続されている。給水通路8の上流側は、上水道に接続される。給水通路8は、水貯留部3の内部空間に対して開口する放水口30を有する。給水通路8には給水弁13が配置されている。給水弁13が開くと、上水道から給水通路8を通って供給される上水が放水口30から水貯留部3内に放出される。給水弁13が閉じると、水貯留部3内への給水が停止する。本実施の形態における給水通路8及び給水弁13は、給水手段の例である。給水弁13の開度を可変にすることで、給水通路8を通る水の流量を調整してもよい。
水位検出手段15は、水貯留部3の内部の水位を検出する。制御装置50は、水位検出手段15により検出される水位に基づいて、給水弁13を開閉したり、給水弁13の開度を変化させたりすることで、水貯留部3の内部の水位を調整可能である。また、制御装置50は、水貯留部3の内部の水位が上限水位を超えないように、水貯留部3の内部の水位を調整可能である。上限水位は、図1中の液面31の位置に相当する。上述したような制御装置50による水位調整動作は、水位調整手段に相当する。上限水位に相当する液面31の上には空間がある。
水位検出手段15は、フロート式、電極式、静電容量式、差圧式、ガイドパルス式、振動式、超音波式、電波式のうちの少なくとも一つの方式による水位センサを用いたものでもよい。
放水口30は、上限水位よりも高い位置にある。図示の例では、水貯留部3の上部に放水口30が形成されているが、水貯留部3の側面に放水口30が形成されてもよい。
洗剤吐出口5は、上限水位よりも高い位置にあることが望ましい。すなわち、上限水位のときの液面31は、洗剤吐出口5に接しないことが望ましい。
流出口14は、水貯留部3の内部の水を水貯留部3の外部へ流出させる。流出口14は、上限水位よりも低い位置にある。図示の例では、水貯留部3の底部に流出口14が形成されているが、水貯留部3の側面に流出口14が形成されてもよい。
吐出流路6は、第一端及び第二端を有する細長い通路である。吐出流路6の第一端は、流出口14に連通する。吐出部10は、吐出流路6の第二端に連通する吐出口を有する。吐出部10の吐出口から泡沫を吐出可能である。
送気装置7は、気体通路18を介して吐出流路6に接続されている。送気装置7は、エアポンプまたはコンプレッサを備えていてもよい。送気弁17は、気体通路18を開閉する。送気装置7が運転されると、気体が気体通路18を通って吐出流路6の内部に送り込まれる。この気体は空気でもよい。送気弁17は、吐出流路6内の流体が送気装置7へ逆流することを防止する機能を有していてもよい。本実施の形態における送気装置7、送気弁17、及び気体通路18は、吐出流路6の内部に気体を供給する気体供給手段の例である。吐出流路6と気体通路18との合流部分は、流出口14よりも低い位置にある。
吐出流路6の途中に泡沫生成手段4が配置されている。泡沫生成手段4は、吐出流路6を流れる洗剤水と、送気装置7から送り込まれた気体とから泡沫を生成する。泡沫生成手段4は、流出口14よりも低い位置にある。
本実施の形態では、吐出流路6は、流出口14から下降する下降部分6aと、吐出部10に向かって上昇する上昇部分6bとを備える。水貯留部3の内部の水は、自重により、流出口14から吐出流路6の下降部分6aを通って泡沫生成手段4へ流れることができる。このように、本実施の形態では、水貯留部3の内部の水の自重により水を泡沫生成手段4へ供給可能である。これにより、水を送るポンプが不要になるので、構成を簡素化できる。
泡沫生成手段4により生成した泡沫は、送気装置7により供給される気体の圧力によって、吐出流路6内を吐出部10へ向かって移動し、吐出部10から外部へ吐出される。このように、本実施の形態では、送気装置7により供給される気体の圧力によって、吐出流路6内の流体を吐出部10へ送ることができる。このため、構成を簡素化できる。
本実施の形態では、泡沫を生成するときには、水貯留部3内の洗剤水の水位は、制御装置50の水位調整動作により、上限水位を超えないように調整される。放水口30は、上限水位よりも高い位置にある。このため、水貯留部3内の洗剤水が放水口30に触れることを確実に防止できる。よって、給水通路8内の水が何らかの理由によって逆流した場合であっても、洗剤が上水道に混入することを確実に防止できる。
流出口14の近くの吐出流路6に水供給弁11が配置されている。水供給弁11が開くと、水貯留部3内の水が自重により吐出流路6へ流出する。本実施の形態における水供給弁11は、逆止弁としての機能を兼ね備える。すなわち、水供給弁11は、吐出流路6内の流体が水貯留部3に逆流することを防止する逆流防止手段の例である。この逆流防止手段を備えたことで、送気装置7によって送り込まれた気体が水貯留部3へ向かって流れることをより確実に防止でき、吐出流路6内の流体をより確実に吐出部10へ向けて流れさせることができる。逆流防止手段は、例えば、ディスク式逆止弁、スイング式逆止弁などを用いた構造を有してもよい。
水貯留部3の底部に排水通路9が接続されている。排水通路9は、排水弁12により開閉される。排水通路9の下流は、下水に通じている。水貯留部3内に残った水を外部へ排出するときには、排水弁12を開くことで、排水通路9を通して排水することができる。
図2は、実施の形態1による洗浄装置1Aの制御装置50が実行する処理を示すフローチャートである。図示を省略するが、洗浄装置1Aは、開始ボタン及び停止ボタンを含む操作部を備えている。使用者は、吐出部10から泡沫を吐出させたいときには開始ボタンを押下し、吐出部10からの泡沫の吐出を停止させたいときには停止ボタンを押下する。
図2のステップS1で、制御装置50は、開始ボタンが押下されたかどうかを判断する。開始ボタンが押下されていない場合にはステップS1の処理を繰り返し、開始ボタンが押下された場合にはステップS2へ進む。
ステップS2で、制御装置50は、給水弁13を開いて水貯留部3への給水を開始し、水位検出手段15により検出される水貯留部3内の水位が上限水位に達したところで給水弁13を閉じて水貯留部3への給水を停止する。このようにして、水貯留部3内に上限水位まで給水する。
次に、ステップS3として、制御装置50は、洗剤供給弁16を開き、水貯留部3への洗剤の供給を開始し、所定量の洗剤が供給されたところで洗剤供給弁16を閉じて洗剤の供給を停止する。なお、ステップS2の処理とステップS3の処理とは同時に実施されてもよいし、順番を逆にしてもよい。ここまでの処理により、水貯留部3の内部に洗剤水が生成される。
次に、ステップS4として、制御装置50は、水供給弁11を開く。これにより、水貯留部3内の洗剤水が吐出流路6を通って泡沫生成手段4へ供給される。続いて、ステップS5として、制御装置50は、送気装置7の運転を開始する。これにより、気体が気体通路18を通って吐出流路6の内部に送り込まれる。なお、吐出流路6と気体通路18との合流部分にまで洗剤水が到達したときに送気装置7の運転が開始されるようにすることが望ましい。ここまでの処理により、泡沫生成手段4による泡沫の生成が開始し、泡沫が吐出流路6を通って吐出部10から吐出され始める。使用者は、吐出部10から吐出された泡沫を用いて、洗浄を行う。
処理は、ステップS5からステップS6に進む。ステップS6で、制御装置50は、水位検出手段15により検出される水貯留部3内の水位が下限水位まで低下したかどうかを判断する。下限水位は、上限水位よりも低い水位であり、かつ、水貯留部3内の液面が流出口14よりも高くなる水位である。水貯留部3内の水位が下限水位まで低下した場合には、ステップS7に進む。ステップS7で、制御装置50は、給水弁13を開いて水貯留部3への給水を再開し、水位検出手段15により検出される水貯留部3内の水位が上限水位に達したところで給水弁13を閉じて給水を停止する。ステップS7の処理と同時に、制御装置50は、ステップS8として、洗剤供給弁16を一時的に開き、水貯留部3へ洗剤を供給した後、洗剤供給弁16を閉じて洗剤の供給を停止する。ここでの洗剤供給量は、上限水位と下限水位との差に相当する量の水に対応した量とされる。
処理は、ステップS8からステップS9に進む。また、ステップS6で水貯留部3内の水位がまだ下限水位まで低下していない場合には、ステップS7及びステップS8の処理を経ずにステップS9に進む。ステップS9で、制御装置50は、停止ボタンが押下されたかどうかを判断する。停止ボタンが押下されていない場合にはステップS6以降の処理を繰り返す。
停止ボタンが押下された場合にはステップS9からステップS10へ進む。ステップS10で、制御装置50は、水供給弁11を閉じる。これにより、水貯留部3内から吐出流路6への洗剤水の供給が停止する。続いて、ステップS11として、制御装置50は、送気装置7の運転を停止する。これにより、泡沫生成手段4での泡沫の生成が停止し、吐出部10からの泡沫の吐出が終了する。
上述した例では、水及び洗剤を間欠的に供給しているが、水及び洗剤を連続的に供給してもよい。例えば、制御装置50は、水位検出手段15により検出される水貯留部3内の水位が、上限水位と下限水位との間になるように、給水弁13の開度により給水流量を調整しながら連続的に給水してもよい。また、制御装置50は、給水流量に応じて洗剤供給弁16の開度を調整することにより、連続的に洗剤を供給してもよい。
本実施の形態であれば、気泡を含む洗浄液ではなく、クリーム状の泡沫を洗浄対象物に付着させることで洗浄を行うことができる。このため、洗剤水の使用量が少ないので、水及び洗剤の消費量を抑制できる。また、例えばガラス製品、めっき製品などのデリケートな洗浄対象物を洗浄する際でも、洗浄対象物を傷つけることを確実に抑制できる。
吐出部10から吐出される泡沫の泡径は、例えば、1μmから5000μmの範囲にあってもよい。なお、泡径とは、個々の気泡の直径を算術平均した値を意味するものとする。すなわち、泡径とは、個数平均径を意味するものとする。泡径は、例えば、レーザー回折・散乱法または画像解析法により計測することができる。吐出部10から吐出される泡沫は、直径50μm以下の気泡を含んでもよい。そのような微細な気泡を含む泡沫によれば、特に優れた洗浄性能が得られる。吐出部10から吐出される泡沫は、直径500μm以上の気泡を含んでもよい。そのような比較的大きい径の気泡を含む泡沫を生成することで、泡沫生成速度を高くすることが可能となる。
洗浄装置1Aは、洗剤を含まないすすぎ水を吐出部10から吐出可能でもよい。すなわち、吐出部10から吐出されるすすぎ水によって、洗浄対象物のすすぎを行ってもよい。すすぎ水を供給する場合には、水貯留部3内の水位が上限水位を超えてもよい。水貯留部3内の水が、洗剤を含まないすすぎ水である場合には、給水通路8内の水が何らかの理由によって逆流した場合であっても、洗剤が上水道に混入する可能性はないからである。すすぎ水を供給する場合には、排水弁12を開いて水貯留部3内に残った洗剤水を排出した後、給水弁13を開き、すすぎ水としての上水を水貯留部3内に供給し、水供給弁11を開いてすすぎ水を吐出部10へ送る。送気装置7から送り込まれた気体の圧力によってすすぎ水を吐出部10へ送ってもよいし、送気装置7を停止した状態で水道の水圧によってすすぎ水を吐出部10へ送ってもよい。
泡沫を生成する場合の洗剤の供給量は、例えば、水1Lに対して、0.75mL〜7.5mLの範囲でもよい。
図1に示す例では、気体通路18が吐出流路6に対して垂直になるように接続されているが、以下のようにしてもよい。気体通路18から吐出流路6に流入した気体が吐出流路6の長手方向に沿って吐出流路6の下流側へ流れるように、気体通路18が吐出流路6に対して斜めまたは平行になるように接続してもよい。そのようにすることで、気体通路18から吐出流路6に流入した気体をより円滑に吐出流路6の下流側へ流すことができる。
本実施の形態では、送気装置7からの気体を泡沫生成手段4よりも上流側の吐出流路6に流入させる。これにより、洗剤水と気体との混合流体を泡沫生成手段4へ流入させることができるので、泡沫をより効率良く生成できる。
泡沫生成手段4は、吐出流路6を流れる流体を攪拌する攪拌機構(図示省略)を備えていてもよい。攪拌機構は、吐出流路6の内部に配置された固定翼及び回転翼の少なくとも一方を含んでもよい。固定翼または回転翼は、吐出流路6の軸線を中心として旋回する旋回流を形成してもよい。回転翼は、モータにより回転駆動されてもよい。回転翼は、プロペラ型、オール型、タービン型、螺旋軸型のうちの少なくとも一つの翼を有するものでもよい。泡沫生成手段4が攪拌機構を備える場合には、送気装置7により導入された気体をさらに微細化することができ、微細な気泡を含む泡沫を生成可能となる。
泡沫生成手段4は、エジェクタ(図示省略)を有してもよい。当該エジェクタは、流路が縮径した縮径部を有し、縮径部を流れる流体の力を利用して、気体を自然吸気する吸気口を有してもよい。また、エジェクタへの吸気方法は、自然吸気に限らず、エアポンプを用いて吸気してもよい。
泡沫生成手段4は、多孔質体(図示省略)を備え、その多孔質体の多数の細孔から洗剤水の中に気体を放出することで泡沫を生成するものでもよい。多孔質体の材質は、例えば、金属メッシュ、セラミックス、樹脂材料などでもよい。また、泡沫生成手段4は、吐出流路6内の流体に超音波を照射する超音波照射手段を備えるものでもよい。複数の泡沫生成手段4を吐出流路6に配置してもよい。
流出口14の内径が、吐出部10の吐出口の内径よりも小さくなるようにしてもよい。そのようにすることで、吐出流路6内にある流体が水貯留部3へ逆流することをより確実に防止できる。
本実施の形態では洗剤供給弁16の動作を制御装置50が制御しているが、手動操作によって洗剤供給弁16を開閉可能にしてもよい。
洗浄装置1Aが備える制御装置50は、以下のように構成されてもよい。制御装置50の各機能は、処理回路により実現されてもよい。制御装置50の処理回路は、少なくとも1つのプロセッサと少なくとも1つのメモリとを備えてもよい。少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのメモリに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置50の各機能を実現してもよい。制御装置50の処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェアを備えてもよい。制御装置50の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、他の一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、制御装置50の各機能を実現しても良い。単一の制御装置50により動作が制御される構成に限定されるものではなく、複数の制御装置が連携することで動作を制御する構成にしてもよい。
実施の形態2.
次に、図3を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図3は、実施の形態2による洗浄装置1Bを示す立面図である。
図3に示す洗浄装置1Bが備える泡沫生成手段4は、エジェクタを備える。泡沫生成手段4のエジェクタは、高圧流体が流入する第一入口と、低圧流体が流入する第二入口と、高圧流体と低圧流体とが混合した中圧流体が排出される出口とを有する。気体通路18は、泡沫生成手段4のエジェクタの第一入口に接続されている。送気装置7が運転されると、気体が気体通路18を通って泡沫生成手段4のエジェクタの第一入口に流入する。
吐出流路6の下降部分6aは、流出口14と、泡沫生成手段4のエジェクタの第二入口との間をつなぐ。泡沫を生成するときには、以下のようになる。送気装置7により送り込まれた気体が高圧流体として泡沫生成手段4のエジェクタに流入すると、エジェクタ内に発生する負圧によって、水貯留部3からの洗剤水が低圧流体としてエジェクタ内に吸引される。泡沫生成手段4によって気体と洗剤水とが混合して泡沫が発生する。この泡沫は、吐出流路6内を吐出部10へ向かって移動し、吐出部10から外部へ吐出される。
本実施の形態であれば、送気装置7からの気体を泡沫生成手段4に直接流入させることで、泡沫をより効率良く生成することができる。また、泡沫生成手段4のエジェクタ内に発生する負圧によって洗剤水を吸入することで、吐出流路6内の流体が水貯留部3へ逆流することをより確実に防止できる。
実施の形態3.
次に、図4を参照して、実施の形態3について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図4は、実施の形態3による洗浄装置1Cを示す立面図である。
図4に示す洗浄装置1Cが備える泡沫生成手段4は、泡沫生成手段4は、吐出流路6を流れる流体を攪拌する攪拌機構を備える。この攪拌機構により、洗剤水の旋回流が形成される。気体通路18は、泡沫生成手段4よりも下流側の吐出流路6に接続されている。送気装置7が運転されると、泡沫生成手段4の攪拌機構よりも下流側の吐出流路6に気体が流入する。洗剤水の旋回流と、送気装置7からの気体とが合流することで、泡沫が生成される。本実施の形態であれば、泡沫生成手段4を送気装置7よりも上流に配置し、気体が流入する前に洗剤水を攪拌させることにより、多くの気体を洗剤水と効率良く混合させることが可能となる。
実施の形態4.
次に、図5を参照して、実施の形態4について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図5は、実施の形態4による洗浄装置1Dを示す立面図である。
図5に示す洗浄装置1Dは、実施の形態1の洗浄装置1Aと比べて、気体通路19及び弁20を備えることが異なる。気体通路19は、送気装置7と洗剤貯留部2との間をつなぐ。送気装置7を運転すると、気体通路19を通して気体を洗剤貯留部2に供給することにより、洗剤貯留部2内を加圧することができる。洗剤貯留部2内を加圧することで、洗剤貯留部2内の洗剤を洗剤吐出口5から効率良く吐出することができる。弁20により洗剤貯留部2への気体供給量を調節し、洗剤貯留部2内の圧力を調整することで、洗剤吐出口5からの洗剤の吐出量をより正確に制御することができる。
実施の形態5.
次に、図6を参照して、実施の形態5について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図6は、実施の形態5による洗浄装置1Eを示す立面図である。
図6に示す洗浄装置1Eでは、気体通路18が泡沫生成手段4に接続されている。泡沫生成手段4は、多孔質体を備える。送気装置7が運転されると、泡沫生成手段4の多孔質体の多数の細孔から洗剤水の中に気体が放出されることで泡沫が生成される。本実施の形態であれば、送気装置7からの気体を泡沫生成手段4に直接流入させることで、泡沫をより効率良く生成することができる。
本実施の形態の洗浄装置1Eは、吐出部10よりも上流側において泡沫の泡径を縮小させる微細化手段23をさらに備える。微細化手段23は、泡沫生成手段4よりも下流側の吐出流路6に配置されている。微細化手段23は、例えば、前述したような攪拌機構と、吐出流路6内の流体に超音波を照射する超音波照射手段との少なくとも一方を備えるものでもよい。本実施の形態であれば、泡沫生成手段4にて生成した泡沫が微細化手段23を通過するときに泡沫の泡径を縮小させることができるので、より微細な泡径の泡沫を吐出部10から吐出することができる。
実施の形態6.
次に、図7を参照して、実施の形態6について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図7は、実施の形態6によるシステムキッチン100を示す立面図である。本実施の形態のシステムキッチン100は、実施の形態1の洗浄装置1Aと、キッチンシンク21とを備える。図7では、キッチンシンク21を模式的な断面図として表している。キッチンシンク21の排水管24は、排水通路9に接続されている。吐出部10は、キッチンシンク21内に泡沫を吐出可能である。キッチンシンク21内にある、例えば鍋22のような洗浄対象物に対して、吐出部10から泡沫を吐出することで、洗浄対象物を効率良く洗浄できる。
水貯留部3の上端は、キッチンシンク21の底面21aよりも低い位置にある。吐出流路6は、流出口14から下降する下降部分6aと、吐出部10に向かって上昇する上昇部分6bとを備える。これらの構成によれば、洗浄装置1Aの本体部分をキッチンシンク21よりも低い位置に配置することが可能となるので、システムキッチン100において省スペースで洗浄装置1Aを配置できる。システムキッチン100は、洗浄装置1Aに代えて、洗浄装置1B,1C,1D,1Eのいずれかを備えるものでもよい。
1A,1B,1C,1D,1E 洗浄装置、 2 洗剤貯留部、 3 水貯留部、 4 泡沫生成手段、 5 洗剤吐出口、 6 吐出流路、 6a 下降部分、 6b 上昇部分、 7 送気装置、 8 給水通路、 9 排水通路、 10 吐出部、 11 水供給弁、 12 排水弁、 13 給水弁、 14 流出口、 15 水位検出手段、 16 洗剤供給弁、 17 送気弁、 18,19 気体通路、 20 弁、 21 キッチンシンク、 22 鍋、 23 微細化手段、 24 排水管、 30 放水口、 31 液面、 50 制御装置、 100 システムキッチン

Claims (14)

  1. 水を貯留可能な水貯留部と、
    前記水貯留部の内部の水位が上限水位を超えないように調整可能な水位調整手段と、
    水道から供給される水を前記水貯留部内に放出可能な放水口を有し、前記放水口が前記上限水位よりも高い位置にある給水手段と、
    前記上限水位よりも低い位置にあり、前記水貯留部の内部の水を前記水貯留部の外部へ流出させる流出口と、
    第一端及び第二端を有し、前記第一端が前記流出口に連通する吐出流路と、
    前記水貯留部の内部と前記吐出流路の内部との少なくとも一方に洗剤を供給可能な洗剤供給手段と、
    前記吐出流路の内部に気体を供給する気体供給手段と、
    前記吐出流路を流れる洗剤水と前記気体とから泡沫を生成する泡沫生成手段と、
    前記吐出流路の前記第二端に連通する吐出口を有し、前記吐出口から前記泡沫を吐出可能な吐出部とを備え、
    前記水貯留部の内部の水の自重により前記水を前記泡沫生成手段へ供給可能である洗浄装置。
  2. 前記洗剤供給手段は、前記洗剤の自重により前記洗剤を供給するように構成されている請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 前記気体供給手段は、前記泡沫生成手段よりも上流側の前記吐出流路に前記気体を流入させる請求項1または請求項2に記載の洗浄装置。
  4. 前記気体供給手段は、前記泡沫生成手段に前記気体を流入させる請求項1または請求項2に記載の洗浄装置。
  5. 前記気体供給手段は、前記泡沫生成手段よりも下流側の前記吐出流路に前記気体を流入させる請求項1または請求項2に記載の洗浄装置。
  6. 前記泡沫生成手段は、前記吐出流路を流れる流体を攪拌する攪拌機構を備える請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  7. 前記吐出流路内の流体が前記水貯留部に逆流することを防止する逆流防止手段を備える請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  8. 前記吐出部よりも上流側において前記泡沫の泡径を縮小させる微細化手段を備える請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  9. 前記洗剤供給手段は、前記洗剤を貯留する洗剤貯留部を有し、
    前記気体供給手段は、前記気体を前記洗剤貯留部の内部に供給可能である請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  10. 前記吐出部は、前記流出口よりも高い位置にあり、
    前記吐出流路は、前記流出口から下降する下降部分と、前記吐出部に向かって上昇する上昇部分とを備える請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  11. 前記吐出部は、前記水貯留部の上端よりも高い位置にある請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  12. 前記気体供給手段により供給される前記気体の圧力によって前記吐出流路内の流体が前記吐出部へ送られる請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の洗浄装置と、
    キッチンシンクとを備えるシステムキッチン。
  14. 前記水貯留部の上端は、前記キッチンシンクの底面よりも低い位置にある請求項13に記載のシステムキッチン。
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