JP7243124B2 - 洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、洗浄装置に関する。
下記特許文献1に洗浄装置が開示されている。この洗浄装置は、洗剤水を貯留可能な貯留部と、貯留部の内部の洗剤水の中に気泡を発生させる気泡発生手段と、貯留部の内部で生成した泡沫を吐出する吐出部とを備える。
特開2018-94393号公報
泡沫を吐出する洗浄装置を、例えばキッチンに設置したり、あるいは食器洗浄機に内蔵したりすることが考えられる。そのような場合、洗浄装置の配置スペースに限りがあるため、洗浄装置の小型化が求められるという課題がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、小型化に有利な洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明に係る洗浄装置は、泡沫貯留部と、水流ポンプと、水流ポンプの吸込口と泡沫貯留部とを接続する吸込側流路と、水流ポンプの吐出口と泡沫貯留部とを接続する吐出側流路とを有する循環流路と、泡沫貯留部に供給するための水を貯留する水貯留部と、泡沫貯留部に供給するための洗剤を貯留する洗剤貯留部と、水貯留部から供給された水と洗剤貯留部から供給された洗剤とが混合した洗剤水に気体を混合することにより気泡を生成する気泡生成手段と、泡沫貯留部内に溜まった泡沫を外部へ吐出する吐出部と、を備え、洗剤貯留部と水貯留部との少なくとも一方が吸込側流路に接続されている洗浄装置であって、洗剤貯留部が吸込側流路に接続されており、洗剤貯留部から供給される洗剤が吸込側流路に合流する合流部と、吸込口との間の流路長を変更可能な流路長可変手段を備えるものである。
また、本発明に係る洗浄装置は、泡沫貯留部と、水流ポンプと、水流ポンプの吸込口と泡沫貯留部とを接続する吸込側流路と、水流ポンプの吐出口と泡沫貯留部とを接続する吐出側流路とを有する循環流路と、泡沫貯留部に供給するための水を貯留する水貯留部と、泡沫貯留部に供給するための洗剤を貯留する洗剤貯留部と、水貯留部から供給された水と洗剤貯留部から供給された洗剤とが混合した洗剤水に気体を混合することにより気泡を生成する気泡生成手段と、泡沫貯留部内に溜まった泡沫を外部へ吐出する吐出部と、を備え、洗剤貯留部と水貯留部との少なくとも一方が吸込側流路に接続されている洗浄装置であって、水貯留部が吸込側流路に接続されており、水貯留部から供給される水が吸込側流路に合流する合流部と、吸込口との間の流路長を変更可能な流路長可変手段を備えるものである。
また、本発明に係る洗浄装置は、泡沫貯留部と、水流ポンプと、水流ポンプの吸込口と泡沫貯留部とを接続する吸込側流路と、水流ポンプの吐出口と泡沫貯留部とを接続する吐出側流路とを有する循環流路と、泡沫貯留部に供給するための水を貯留する水貯留部と、泡沫貯留部に供給するための洗剤を貯留する洗剤貯留部と、水貯留部から供給された水と洗剤貯留部から供給された洗剤とが混合した洗剤水に気体を混合することにより気泡を生成する気泡生成手段と、泡沫貯留部内に溜まった泡沫を外部へ吐出する吐出部と、を備え、洗剤貯留部と水貯留部との少なくとも一方が吸込側流路に接続されている洗浄装置であって、吸込側流路から分岐する複数の分岐流路と、複数の分岐流路のうちから、開通させる一つの分岐流路を選択可能な開閉手段と、を備え、複数の分岐流路は、水貯留部または洗剤貯留部に連通するものである。
また、本発明に係る洗浄装置は、泡沫貯留部と、水流ポンプと、水流ポンプの吸込口と泡沫貯留部とを接続する吸込側流路と、水流ポンプの吐出口と泡沫貯留部とを接続する吐出側流路とを有する循環流路と、泡沫貯留部に供給するための水を貯留する水貯留部と、泡沫貯留部に供給するための洗剤を貯留する洗剤貯留部と、水貯留部から供給された水と洗剤貯留部から供給された洗剤とが混合した洗剤水に気体を混合することにより気泡を生成する気泡生成手段と、泡沫貯留部内に溜まった泡沫を外部へ吐出する吐出部と、を備え、洗剤貯留部と水貯留部との少なくとも一方が吸込側流路に接続されている洗浄装置であって、気泡生成手段は、吸込側流路に気体を導入するものである。
また、本発明に係る洗浄装置は、泡沫貯留部と、水流ポンプと、水流ポンプの吸込口と泡沫貯留部とを接続する吸込側流路と、水流ポンプの吐出口と泡沫貯留部とを接続する吐出側流路とを有する循環流路と、泡沫貯留部に供給するための水を貯留する水貯留部と、泡沫貯留部に供給するための洗剤を貯留する洗剤貯留部と、水貯留部から供給された水と洗剤貯留部から供給された洗剤とが混合した洗剤水に気体を混合することにより気泡を生成する気泡生成手段と、泡沫貯留部内に溜まった泡沫を外部へ吐出する吐出部と、を備え、洗剤貯留部と水貯留部との少なくとも一方が吸込側流路に接続されている洗浄装置であって、水貯留部の最下部が泡沫貯留部の最下部よりも高い位置にあり、水貯留部の最上部が泡沫貯留部の最上部よりも高い位置にあるものである。
また、本発明に係る洗浄装置は、泡沫貯留部と、水流ポンプと、水流ポンプの吸込口と泡沫貯留部とを接続する吸込側流路と、水流ポンプの吐出口と泡沫貯留部とを接続する吐出側流路とを有する循環流路と、泡沫貯留部に供給するための水を貯留する水貯留部と、泡沫貯留部に供給するための洗剤を貯留する洗剤貯留部と、水貯留部から供給された水と洗剤貯留部から供給された洗剤とが混合した洗剤水に気体を混合することにより気泡を生成する気泡生成手段と、泡沫貯留部内に溜まった泡沫を外部へ吐出する吐出部と、を備え、洗剤貯留部と水貯留部との少なくとも一方が吸込側流路に接続されている洗浄装置であって、水貯留部内の水位を検出する水位センサを備え、水流ポンプが停止しているときに、泡沫貯留部内の水位が水貯留部内の水位と同じになるものである。

本発明によれば、洗剤貯留部と水貯留部との少なくとも一方が吸込側流路に接続されていることにより、小型化に有利な洗浄装置を提供することが可能となる。
実施の形態1による洗浄装置を示す図である。 実施の形態1の洗浄装置を用いた洗浄動作の例を示すフローチャートである。 実施の形態2による洗浄装置を示す図である。 実施の形態2の洗浄装置を用いた洗浄動作の例を示すフローチャートである。 実施の形態3による洗浄装置を示す図である。 実施の形態4による洗浄装置を示す図である。 実施の形態5による洗浄装置を示す図である。 実施の形態6による食器洗浄機を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。本開示は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組合わせ可能な構成のあらゆる組合わせを含み得る。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による洗浄装置1Aを示す図である。本実施の形態1の洗浄装置1Aは、対象物を洗浄するための泡沫を生成できる。本明細書において、泡沫とは、気泡が多数集まることで形成されるクリーム状の泡を意味する。すなわち、泡沫とは、フォーム(foam)を意味する。以下の説明では、例えば界面活性剤のような洗剤が混合された水を「洗剤水」と称する。また、洗浄装置1Aにより洗浄される対象物を「被洗浄物」と称する。被洗浄物は、例えば、食器、調理具等でもよい。
図1に示すように、本実施の形態の洗浄装置1Aは、洗剤貯留部2と、泡沫貯留部3と、気泡生成装置4と、循環流路6と、水流ポンプ7と、吐出部10と、水貯留部20とを備える。洗浄装置1Aは、洗剤水から泡沫を生成する。洗浄装置1Aは、例えばキッチンに設置され、キッチンシンク内に泡沫を供給可能とされてもよい。また、洗浄装置1Aは、例えば食器洗浄機に設けられ、食器洗浄機の洗浄槽内に泡沫を供給可能とされてもよい。
泡沫貯留部3は、洗剤水及び泡沫を貯留可能な内部空間を有する。泡沫貯留部3の内部空間に貯留された洗剤水の水面95の上に、泡沫が生成される。本実施の形態における泡沫貯留部3は、鉛直方向を長手方向とする筒状の容器である。図1は、泡沫貯留部3を模式的な断面図として表している。泡沫貯留部3の少なくとも一部が透明な材料で形成され、その透明部分を通して泡沫貯留部3の内部を外側から目視できるように構成されていてもよい。洗浄装置1Aは、後述する弁類及びポンプ類等の動作を制御する制御装置50をさらに備える。
循環流路6は、泡沫貯留部3の外部に設けられている。循環流路6は、吸込側流路6a及び吐出側流路6bを有する。吸込側流路6aは、水流ポンプ7の吸込口と泡沫貯留部3とを接続する。吐出側流路6bは、水流ポンプ7の吐出口と泡沫貯留部3とを接続する。図示の例では、吸込側流路6a及び吐出側流路6bは、泡沫貯留部3の底部に接続されている。変形例として、吸込側流路6a及び吐出側流路6bが泡沫貯留部3の側面に対して接続されていてもよい。
気泡生成装置4は、泡沫貯留部3内の洗剤水に気体を混合することにより気泡を生成する。この気体は、例えば空気である。本実施の形態における気泡生成装置4は、吐出側流路6bに配置されている。図示の例では泡沫貯留部3と吐出側流路6bとの接続部分に気泡生成装置4が配置されている。変形例として、吐出側流路6bの途中の位置に気泡生成装置4が配置されていてもよい。
水流ポンプ7が運転されると、次のように洗剤水が循環流路6を流れる。泡沫貯留部3内の洗剤水は、吸込側流路6aに吸い込まれ、水流ポンプ7に達する。水流ポンプ7を通過した洗剤水は、吐出側流路6bを流れ、気泡生成装置4を通って、泡沫貯留部3内へ戻る。このようにして泡沫貯留部3内の洗剤水が循環流路6を循環する。
気泡生成装置4は、外部から気体を吸い込むための吸気通路4aを有する。気泡生成装置4は、吸気通路4aから吸入される気体を洗剤水に混合することで気泡を発生させる。吸気通路4aに弁12が設けられている。弁12の開度を調整することにより吸気量を制御することができる。弁12を全閉にした状態で水流ポンプ7を運転してもよい。その場合には気泡が発生することなく泡沫貯留部3内の水が循環流路6を循環する。
本実施の形態における気泡生成装置4は、以下のような構造を有するエジェクタ(図示省略)を備えていてもよい。エジェクタは、洗剤水の流路を縮径させる縮径部を有する。洗剤水が縮径部を通過するときに負圧が発生する。縮径部に発生する負圧により、吸気通路4aから気体を自然吸気できる。当該縮径部において、洗剤水の流れに対して垂直な方向から、吸気通路4aを通過した気体が混合される。縮径部の下流側には、流路を拡径させる拡径部が形成されている。導入された気体は、縮径部で圧縮された後、拡径部にて減圧される。その結果、溶解した気体が再気泡化されて微細な気泡が生成される。縮径部の上流側の位置には、縮径部に流入する水流を旋回させる固定翼が備えられていてもよい。固定翼は、例えば、流路の軸線を中心とする旋回流を形成する。固定翼により形成される洗剤水の旋回流が気泡をせん断して微細化することで、微細な気泡を生成できる。
水流ポンプ7は、例えば、6L/min以上の循環流量を得ることのできる出力を有することが望ましい。これにより、気泡生成装置4の縮径部に発生する負圧を十分に大きくすることができ、微細気泡を生成するための吸気量を十分に確保できる。
ただし、本開示において、吸気通路4aから吸気する方法は、自然吸気に限定されない。変形例として、エアポンプ(図示せず)を用いて強制的に空気を気泡生成装置4へ供給してもよい。
本実施の形態における気泡生成装置4は、洗剤水に気体を混合することにより気泡を生成する気泡生成手段の例である。本実施の形態における気泡生成装置4は、吐出側流路6bに気体を導入することにより気泡を生成する。本実施の形態であれば、気泡生成装置4から泡沫貯留部3までの流路長は比較的短い。このため、気泡生成装置4で発生した気泡が泡沫貯留部3に流入するまでの間に消泡したり合泡したりすることを抑制する上でより有利になる。合泡とは、気泡同士が合体することによって泡径が粗大化することである。
洗剤貯留部2は、泡沫貯留部3に供給するための洗剤を貯留する。洗剤貯留部2は、洗剤通路5により、吸込側流路6aに接続されている。弁14は、洗剤通路5を開閉する。弁14が開くと、洗剤貯留部2から洗剤が洗剤通路5を通って吸込側流路6aに流入可能となる。弁14の開度が調整可能になっていてもよい。
水貯留部20は、泡沫貯留部3に供給するための水を貯留する。本実施の形態における水貯留部20は、鉛直方向を長手方向とする筒状の容器である。本実施の形態では、水貯留部20は、上水導入部8から供給される上水を貯留する。上水導入部8は、上水が通る通路である。上水導入部8の上流側は、上水道に接続される。水貯留部20の上部に上水導入部8が接続されている。弁11は、上水導入部8の通路を開閉する。弁11が開くと上水導入部8から上水が水貯留部20に流入する。弁11が閉じると上水導入部8から水貯留部20への上水の流入が停止する。
給水路21は、水貯留部20の底部と、吸込側流路6aとの間を接続している。水貯留部20内の水は、給水路21を通って吸込側流路6aに流入可能である。水貯留部20から供給された水と、洗剤貯留部2から供給された洗剤とにより、泡沫貯留部3内に洗剤水を生成することができる。
水貯留部20の内部空間と、泡沫貯留部3の内部空間とは、鉛直方向の位置に関して、少なくとも一部において重なりを有している。図示の例では、水貯留部20の内部空間の容積は、泡沫貯留部3の内部空間の容積よりも小さい。これにより、洗浄装置1Aを小型化する上で有利になる。
水貯留部20に水位センサ22が設けられている。水位センサ22は、水貯留部20内の水位を検出する。すなわち、水位センサ22は、水貯留部20内の水面96の高さを検出する。水位センサ22は、例えば、フロート式、電極式、静電容量式、差圧式、ガイドパルス式、振動式、超音波式、電波式のうちの少なくとも一つの方式によるものでもよい。
制御装置50は、水位センサ22の信号に応じて弁11を開閉することにより、水貯留部20内の水位、すなわち水貯留部20内の水面96の高さを一定の範囲に保つ機能を有する。例えば、制御装置50は、水貯留部20内の水位が所定の下限水位以下になると弁11を開くことにより上水導入部8から水貯留部20へ給水し、水貯留部20内の水位が所定の上限水位を超えると弁11を閉じることにより上水導入部8からの給水を停止する。
水貯留部20の側面の上部には、オーバーフロー穴(図示省略)が設けられている。オーバーフロー穴は、上述した上限水位よりも高い位置にある。通常時においては水貯留部20内の水位は上限水位以下に維持される。しかしながら、何らかの原因により、水貯留部20内の水位が上限水位を超えて上昇する可能性がある。水貯留部20内の水位が上限水位を超えて上昇した場合には、水貯留部20内の水がオーバーフロー穴を通って水貯留部20外へ排出される。その結果、水貯留部20内の水位がオーバーフロー穴の位置を超えて上昇することが防止される。これにより、水貯留部20内の水が上水導入部8へ逆流することを確実に防止できる。また、水貯留部20の下には、オーバーフロー穴から排出された水を受ける水受けトレイのような水受け部(図示省略)が設けられている。
水貯留部20は、給水路21及び吸込側流路6aを介して、泡沫貯留部3に連通している。このため、水流ポンプ7が停止しているときには、泡沫貯留部3内の水位は、水貯留部20内の水位と同じになる。すなわち、水流ポンプ7が停止しているときには、泡沫貯留部3内の水面95の高さは、水貯留部20内の水面96の高さと同じになる。よって、本実施の形態であれば、水貯留部20に設けられた水位センサ22を用いて、泡沫貯留部3内の水位を検出することが可能となる。これにより、泡沫貯留部3に水位センサを設ける必要がないという利点がある。また、制御装置50が水貯留部20内の水位を一定の範囲に保つように制御することにより、泡沫貯留部3内の水位すなわち水面95の高さを一定の範囲に保つように制御することができる。
水流ポンプ7を運転し、気泡生成装置4により泡沫貯留部3内の洗剤水の中に気泡を発生させることで、泡沫貯留部3内の洗剤水の水面95の上に、泡沫が生成する。このようにして泡沫を生成する動作を以下「泡沫生成動作」と称する。泡沫生成動作では、以下のようになる。泡沫貯留部3内の洗剤水の液中の気泡は、浮力により、洗剤水の水面95へ向かって浮上する。洗剤水の水面95の上に浮上した気泡が多数集まることで、泡沫が生成される。泡沫生成動作が継続されることで、泡沫貯留部3内の水面95の上の空間に泡沫が充満する。このようにして泡沫貯留部3内に泡沫が溜まる。
泡沫生成動作によって泡沫が生成されるにつれて、泡沫貯留部3内の洗剤水が減少し、泡沫貯留部3内の水位すなわち水面95の位置が低下していくので、洗剤水の補充が必要になる。このため、泡沫生成動作の実行中に、洗剤貯留部2からの洗剤と水貯留部20からの水とを泡沫貯留部3へ補給する場合がある。
泡沫生成動作の実行中は、水流ポンプ7が運転されているので、吸込側流路6aの圧力は負圧になる。その一方で、泡沫貯留部3内に溜まった泡沫の圧力により、泡沫貯留部3内の圧力は上昇する場合がある。本実施の形態であれば、洗剤貯留部2及び水貯留部20が吸込側流路6aに接続されているので、吸込側流路6aに発生する負圧により、洗剤貯留部2からの洗剤と水貯留部20からの水とを吸込側流路6aへ吸引することができる。このため、泡沫貯留部3内の圧力が上昇した場合であっても、洗剤貯留部2からの洗剤と水貯留部20からの水とを泡沫貯留部3へ確実に補給することができる。
仮に、洗剤貯留部2が泡沫貯留部3に接続されているとすると、泡沫貯留部3内の圧力が上昇した場合に、洗剤貯留部2からの洗剤が泡沫貯留部3に流入しにくくなる可能性がある。このため、洗剤貯留部2からの洗剤を泡沫貯留部3に送るポンプが必要になる可能性がある。これに対し、本実施の形態であれば、洗剤貯留部2からの洗剤を泡沫貯留部3に送るポンプを必要としないので、洗浄装置1Aを小型化する上で有利になる。
仮に、水貯留部20が泡沫貯留部3に接続されているとすると、泡沫貯留部3内の圧力が上昇した場合に、水貯留部20からの水が泡沫貯留部3に流入しにくくなる可能性がある。このため、水貯留部20からの水を泡沫貯留部3に送るポンプが必要になる可能性がある。これに対し、本実施の形態であれば、水貯留部20からの水を泡沫貯留部3に送るポンプを必要としないので、洗浄装置1Aを小型化する上で有利になる。
本実施の形態であれば、洗剤貯留部2及び水貯留部20の双方が吸込側流路6aに接続されており、洗剤を送るポンプと水を送るポンプとの両方が不要であるので、洗浄装置1Aを小型化する上で特に有利になる。ただし、洗剤貯留部2及び水貯留部20のうち、いずれか一方のみが吸込側流路6aに接続され、他方が例えば泡沫貯留部3に接続されていてもよい。その場合においても、一つのポンプが不要となるので、洗浄装置1Aを小型化する上で有利になる。なお、水流ポンプ7の作動時に吸込側流路6aに発生する負圧は、水流ポンプ7の吸込口に近いほど、大きくなる。本実施の形態では、給水路21と吸込側流路6aとの合流部と、水流ポンプ7の吸込口との間の流路長は、洗剤通路5と吸込側流路6aとの合流部と、水流ポンプ7の吸込口との間の流路長よりも短い。このため、水流ポンプ7の作動時に、給水路21に作用する負圧は、洗剤通路5に作用する負圧よりも大きい。水貯留部20から泡沫貯留部3へ供給すべき水の量は、洗剤貯留部2から泡沫貯留部3へ供給すべき洗剤の量よりも多い。本実施の形態であれば、給水路21に作用する比較的大きい負圧を用いて水貯留部20からの水を供給できるので、必要な量の水をより短時間で確実に供給できる。
吐出部10は、泡沫貯留部3内に溜まった泡沫を洗浄装置1Aの外部へ吐出するための部位である。泡沫貯留部3の上部に、導管18が接続されている。導管18の先端部に吐出部10が設けられている。吐出部10は、泡沫を吐出可能な吐出口を有する。導管18は、泡沫貯留部3内の泡沫を吐出部10へ送る通路を有する。泡沫貯留部3内の水面95の上の空間に泡沫が充満した後も泡沫生成動作が継続されることで、泡沫貯留部3内から導管18を通って吐出部10まで泡沫が到達し、吐出部10より泡沫が吐出される。吐出部10及び導管18の内部空間は、吐出通路16に相当する。
本実施の形態であれば、以下の効果が得られる。吐出部10から吐出した泡沫を、泡沫貯留部3の外部にある被洗浄物に供給することができる。泡沫は、洗剤水によって形成された多数の気泡を含むことで、優れた洗浄能力を有する。被洗浄物は、泡沫貯留部3の外部に配置される。泡沫貯留部3は、被洗浄物を入れないので、容積を小さくできる。泡沫貯留部3の容積が小さいことで、洗剤水の消費量を抑制できる。泡沫貯留部3の容積が小さいことで、泡沫貯留部3での泡沫生成動作の開始から、吐出部10が泡沫を吐出するまでの時間を短縮できる。
吐出部10は、泡沫貯留部3に対して、移動可能でもよい。例えば、吐出部10及び導管18が、泡沫貯留部3に対して、回転移動可能でもよい。導管18は、硬質の材料で構成されたものでもよい。または、導管18は、ホースまたは蛇腹管のような、曲げることのできる部材で構成されていてもよい。導管18は、長さを伸縮できる構造でもよい。導管18を曲げることができるようにしたり、導管18の長さを伸縮できるようにしたりすることで、吐出部10を被洗浄物の近くに移動できるので、被洗浄物に対して泡沫を容易に供給できる。
吐出部10の下に被洗浄物を配置することで、吐出部10から吐出された泡沫を被洗浄物の上部に供給できる。泡沫に含まれる洗浄成分により被洗浄物に付着している汚れを除去できる。被洗浄物の上部に付着した泡沫は、重力により、被洗浄物の下部へ移動する。被洗浄物の表面を泡沫が移動することで、被洗浄物の表面の汚れに対してずり応力、すなわちせん断応力が作用するので、少ない量の泡沫でも当該汚れをより効率良く落とすことが可能となる。
泡沫貯留部3と導管18との間には、弁15が設置されている。弁15は、泡沫貯留部3と導管18との間の通路を開閉する。弁15を開閉することで、吐出部10からの泡沫の吐出を開始及び停止する操作を行うことができる。本実施の形態では、弁15を開閉するためのハンドル19が設けられている。使用者がハンドル19を操作すると弁15が開閉する。使用者は、ハンドル19を操作して弁15を開閉することで、吐出部10からの泡沫の吐出を、容易に一時停止したり再開したりすることができる。また、制御装置50が弁15の開閉を制御してもよい。
排出部9は、泡沫貯留部3内の流体を洗浄装置1Aの外部へ排出する流路を有する。弁13は、排出部9の流路を開閉する。弁13を開くことで、洗浄終了後に泡沫貯留部3内に残存した流体を排出部9を通して外部へ排出することができる。図示の構成では、吐出側流路6bの途中に排出部9が接続されている。このような構成に限らず、例えば排出部9が泡沫貯留部3に直接接続されてもよい。排出部9の下流側は、下水管に接続される。
本実施の形態であれば、気泡を含む洗浄液ではなく、クリーム状の泡沫を被洗浄物に付着させることで洗浄を行うことができる。このため、洗剤水の使用量が少ないので、水及び洗剤の消費量を抑制できる。また、例えばガラス製品、めっき製品などのデリケートな被洗浄物を洗浄する際でも、被洗浄物を傷つけることを確実に抑制できる。
気泡生成装置4により生成される気泡の直径は、例えば、1μmから5000μmの範囲にあってもよい。気泡生成装置4は、直径50μm以下の微細気泡を生成可能でもよい。微細気泡を含む泡沫によれば、特に優れた洗浄性能が得られる。気泡生成装置4は、直径500μm以上の気泡を生成可能でもよい。そのような比較的大きい径の気泡を含む泡沫を生成することで、泡沫生成速度を高くすることが可能となる。
本実施の形態の洗浄装置1Aは、被洗浄物に付着した汚れの種類及び量の少なくとも一方を判別する汚れ判別手段を備える。本実施の形態における汚れ判別手段は、汚れ判別センサ17を有する。図1に示す例では、汚れ判別センサ17は、吐出部10の近くに取り付けられている。汚れ判別センサ17は、他の位置に配置されてもよい。また、洗浄装置1Aは、複数の汚れ判別センサ17を備えてもよい。汚れ判別センサ17は、被洗浄物に付着した汚れの種類及び量の少なくとも一方を非接触で判別するように構成されていてもよい。
汚れ判別センサ17は、例えば、固形状の汚れか流動状の汚れかを判別可能でもよい。また、汚れ判別センサ17は、汚れの成分を判別可能でもよい。例えば、汚れ判別センサ17は、油分を主成分とする汚れであるか、タンパク質を主成分とする汚れであるか、デンプン質を主成分とする汚れであるかを判別可能でもよい。
例えば、汚れ判別センサ17がカメラを有し、カメラにより撮影した汚れの画像を制御装置50が画像処理をして解析することにより、汚れの種類及び量の少なくとも一方を判別してもよい。また、汚れに対して例えば赤外線その他の電磁波を照射する照射部と、汚れの表面で反射した電磁波を受光する受光部とを汚れ判別センサ17が有し、汚れの表面の反射率によって汚れの種類を判別してもよい。または、汚れの電気伝導率を計測するための電極を汚れ判別センサ17が有し、汚れの電気伝導率によって汚れの種類を判別してもよい。
制御装置50は、汚れ判別センサ17によって判別された汚れの種類及び量の少なくとも一方に応じて、洗浄装置1Aの動作を制御してもよい。例えば、制御装置50は、汚れ判別センサ17によって判別された汚れの種類及び量の少なくとも一方に応じて、吐出部10からの泡沫の吐出量を調整してもよい。
図2は、実施の形態1の洗浄装置1Aを用いた洗浄動作の例を示すフローチャートである。以下、図2のフローチャートの各工程について説明する。まず、ステップS1において、洗浄装置1Aが備える例えば洗浄開始ボタンのような操作部(図示省略)を使用者が操作すると、洗浄装置1Aが起動する。ステップS2において、制御装置50は、弁11を開くことで上水導入部8から水貯留部20に上水を供給する。これにより、水貯留部20内の水位が上昇していく。また、水貯留部20内の水が給水路21及び吸込側流路6aを通って泡沫貯留部3に流入することにより、泡沫貯留部3内の水位も上昇していく。
水位センサ22により検出された水貯留部20内の水位が一定水位に到達すると、ステップS3において、制御装置50は、弁11を閉じることにより上水導入部8からの上水の供給を停止する。この時点で、泡沫貯留部3内の水位は、水流ポンプ7による循環流路6への水の循環が可能な水位になっている。
次に、ステップS4において、制御装置50は、水流ポンプ7の稼働を開始する。水流ポンプ7が稼働すると、ステップS5において、吸込側流路6aに発生する負圧により、洗剤貯留部2からの洗剤と水貯留部20からの水とが吸込側流路6aに流入する。吸込側流路6aに流入した洗剤及び水は、水流ポンプ7及び吐出側流路6bを通って泡沫貯留部3内に供給される。その結果、泡沫貯留部3内に洗剤水が生成する。
ステップS6において、泡沫貯留部3内の洗剤水が循環流路6及び気泡生成装置4を経由して泡沫貯留部3内に戻るように循環する運転が行われる。この運転により循環する洗剤水が気泡生成装置4を通過するときに気泡が発生し、気泡が泡沫貯留部3内に流入する。ステップS7において、泡沫貯留部3内の気泡が水面95の上に浮上することにより、水面95の上に泡沫が生成される。このようにして泡沫生成動作が継続されることで、泡沫貯留部3内の水面95の上に泡沫が溜まる。ステップS8において、泡沫貯留部3内に溜まった泡沫が、導管18を通り、吐出部10の吐出口から吐出される。ステップS9として、吐出部10から吐出された泡沫が被洗浄物を覆うことにより、被洗浄物が洗浄される。
洗剤貯留部2から洗剤を連続的に吸込側流路6aに流入させてもよいし、洗剤貯留部2から洗剤を間欠的に吸込側流路6aに流入させてもよい。制御装置50が弁14の開閉動作を制御し、洗剤貯留部2から洗剤を間欠的に供給することにより、洗剤の供給量を制御することができる。また、洗剤貯留部2から洗剤を連続的に供給する場合には、制御装置50は、弁14の開度を調整することによって洗剤貯留部2からの洗剤の供給量を制御してもよい。
泡沫生成動作の実行中、水貯留部20に溜まっている水は、水流ポンプ7によって吸込側流路6aに発生する負圧により、泡沫貯留部3に連続的に給水される。水貯留部20内の水が減少して水位が低下したことを水位センサ22が検出すると、制御装置50は、弁11を開いて上水導入部8から水貯留部20に上水を供給する。水貯留部20内の水位が回復すると、制御装置50は、弁11を閉じて上水導入部8からの上水の供給を停止する。
図1に示すように、本実施の形態において、水貯留部20の最下部は、泡沫貯留部3の最下部よりも高い位置にある。例えば、水貯留部20の内部空間の最も低い位置は、泡沫貯留部3の内部空間の最も低い位置よりも高い位置にある。水貯留部20内の水は、高低差により給水路21及び吸込側流路6aを通って泡沫貯留部3内に流入可能である。本実施の形態であれば、水貯留部20の最下部が泡沫貯留部3の最下部よりも高い位置にあるので、水貯留部20内に水があるときには泡沫貯留部3内にも必ず水があるようにすることが可能となる。
また、本実施の形態において、水貯留部20の最上部は、泡沫貯留部3の最上部よりも高い位置にある。例えば、水貯留部20の内部空間の最も高い位置は、泡沫貯留部3の内部空間の最も高い位置よりも高い位置にある。前述したように、泡沫生成動作の実行中に、泡沫貯留部3内に溜まった泡沫の圧力により、泡沫貯留部3内の圧力が上昇する場合がある。その場合、水貯留部20内の水面96の高さは、泡沫貯留部3内の水面95の高さよりも高くなる。本実施の形態であれば、水貯留部20の最上部が泡沫貯留部3の最上部よりも高い位置にあるので、水貯留部20内の水面96の高さが泡沫貯留部3内の水面95の高さよりも高くなったときでも、水貯留部20内の水が溢れることをより確実に防止できる。
本開示における気泡生成手段は、気泡生成装置4のような構成に限定されるものではない。例えば、気泡生成手段は、泡沫貯留部3の内部に配置された多孔質体と、エアポンプとを備え、エアポンプから送られた気体を、多孔質体の多数の微細な孔から洗剤水の中に気体を放出することで気泡を生成するものでもよい。多孔質体の材質は、例えば、金属メッシュ、セラミックス、樹脂材料などでもよい。また、気泡生成手段は、洗剤水に超音波を照射する超音波照射手段を備えるものでもよい。例えば、20kHzから数MHzの周波数範囲の超音波を超音波照射手段から洗剤水に照射することで、気泡、特に微細な気泡を発生することが可能である。また、気泡生成手段は、モータにより駆動される撹拌器を備え、泡沫貯留部3の内の洗剤水を当該攪拌器で攪拌することで気泡を生成するものでもよい。
洗浄装置1Aが備える制御装置50は、以下のように構成されてもよい。制御装置50の各機能は、処理回路により実現されてもよい。制御装置50の処理回路は、少なくとも1つのプロセッサと少なくとも1つのメモリとを備えてもよい。少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つのメモリに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置50の各機能を実現してもよい。制御装置50の処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェアを備えてもよい。制御装置50の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、他の一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、制御装置50の各機能を実現しても良い。単一の制御装置50により動作が制御される構成に限定されるものではなく、複数の制御装置が連携することで動作を制御する構成にしてもよい。
実施の形態2.
次に、図3及び図4を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。図3は、実施の形態2による洗浄装置1Bを示す図である。
図3に示すように、本実施の形態の洗浄装置1Bは、吸込側流路6aから分岐する分岐流路5a、分岐流路5b、及び分岐流路5cを備える。本実施の形態では、分岐流路5a,5b,5cの3本が設けられているが、分岐流路の本数は2本でもよいし4本以上でもよい。複数の分岐流路5a,5b,5cの各々は、洗剤通路5を介して洗剤貯留部2に連通している。弁14は、分岐流路5aを開閉する。弁23は、分岐流路5bを開閉する。弁24は、分岐流路5cを開閉する。
制御装置50は、洗剤貯留部2から洗剤を泡沫貯留部3に供給するときには、弁14、弁23、及び弁24のうちのいずれか一つを開いて他の二つを閉じるように制御する。本実施の形態における弁14、弁23、及び弁24は、複数の分岐流路5a,5b,5cのうちから、開通させる一つの分岐流路を選択可能な開閉手段に相当する。
弁14が開いているときには、洗剤貯留部2からの洗剤が分岐流路5aを通って吸込側流路6aに合流する。弁23が開いているときには、洗剤貯留部2からの洗剤が分岐流路5bを通って吸込側流路6aに合流する。弁24が開いているときには、洗剤貯留部2からの洗剤が分岐流路5cを通って吸込側流路6aに合流する。
分岐流路5aと吸込側流路6aとの合流部と、水流ポンプ7の吸込口との間の流路長は、分岐流路5bと吸込側流路6aとの合流部と、水流ポンプ7の吸込口との間の流路長よりも短い。分岐流路5bと吸込側流路6aとの合流部と、水流ポンプ7の吸込口との間の流路長は、分岐流路5cと吸込側流路6aとの合流部と、水流ポンプ7の吸込口との間の流路長よりも短い。
水流ポンプ7の作動時に吸込側流路6aに発生する負圧は、水流ポンプ7の吸込口に近いほど、大きくなる。このため、分岐流路5bに作用する負圧は、分岐流路5cに作用する負圧よりも大きい。よって、洗剤が分岐流路5bから吸込側流路6aに供給されるときの供給速度は、洗剤が分岐流路5cから吸込側流路6aに供給されるときの供給速度よりも高くなる。また、分岐流路5aに作用する負圧は、分岐流路5bに作用する負圧よりも大きい。よって、洗剤が分岐流路5aから吸込側流路6aに供給されるときの供給速度は、洗剤が分岐流路5bから吸込側流路6aに供給されるときの供給速度よりも高くなる。したがって、本実施の形態であれば、制御装置50が弁14、弁23、及び弁24のうちのいずれの弁を開くかに応じて、洗剤の供給速度を調整することが可能となる。
図4は、実施の形態2の洗浄装置1Bを用いた洗浄動作の例を示すフローチャートである。以下、本実施の形態による洗浄動作の工程について説明するが、前述した図2のフローチャートと同様の工程については同じ符号を付して説明を省略する。図4のフローチャートは、図2のフローチャートと比べて、ステップS3とステップS4との間にステップS10及びステップS11が挿入されていること以外は同じである。
図4のステップS3で上水導入部8からの上水の供給を停止した後、ステップS10において、制御装置50は、被洗浄物に付着している汚れの種類及び量の少なくとも一方を汚れ判別センサ17により判別する。次いで、ステップS11において、制御装置50は、判別された汚れの種類及び量の少なくとも一方に応じて、弁14、弁23、及び弁24のうちのいずれの弁を開く。その後、ステップS4において、制御装置50は、水流ポンプ7の稼働を開始する。
ステップS11において、制御装置50は、判別された汚れの種類及び量の少なくとも一方に応じた洗剤供給速度となるように、弁14、弁23、及び弁24のうちのいずれの弁を開くかを決定する。例えば、以下のようにしてもよい。油分を主成分とする汚れであると判別された場合には、泡沫に含有される洗剤の量を多くすることが望ましいため、弁14を開くことにより、洗剤供給速度を高くする。デンプン質を主成分とする汚れであると判別された場合には、泡沫に含有される洗剤の量は少なくてもよいので、弁24を開くことにより、洗剤供給速度を低くする。汚れの量が少ないと判別された場合には、泡沫に含有される洗剤の量は少なくてもよいので、弁24を開くことにより、洗剤供給速度を低くする。汚れの量が多いと判別された場合には、泡沫に含有される洗剤の量を多くすることが望ましいため、弁14を開くことにより、洗剤供給速度を高くする。汚れの量が中程度と判別された場合には、弁23を開くことにより、洗剤供給速度を中程度にする。
本実施の形態における分岐流路5a,5b,5c、弁14、弁23、及び弁24は、洗剤貯留部2から供給される洗剤が吸込側流路6aに合流する合流部と、水流ポンプ7の吸込口との間の流路長を変更可能な流路長可変手段に相当する。流路長可変手段は、このような構成に限定されるものではない。例えば、流路長可変手段は、洗剤通路5が吸込側流路6aに合流する合流部の位置を吸込側流路6aの長手方向に沿ってスライドさせることのできる機構を備えたものでもよい。
実施の形態3.
次に、図5を参照して、実施の形態3について説明するが、前述した実施の形態との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。図5は、実施の形態3による洗浄装置1Cを示す図である。
図5に示すように、本実施の形態の洗浄装置1Cは、吸込側流路6aから分岐する分岐流路21a、分岐流路21b、及び分岐流路21cを備える。本実施の形態では、分岐流路21a,21b,21cの3本が設けられているが、分岐流路の本数は2本でもよいし4本以上でもよい。複数の分岐流路21a,21b,21cの各々は、給水路21を介して水貯留部20に連通している。弁31は、分岐流路21aを開閉する。弁32は、分岐流路21bを開閉する。弁33は、分岐流路21cを開閉する。
制御装置50は、水貯留部20から水を泡沫貯留部3に供給するときには、弁31、弁32、及び弁33のうちのいずれか一つを開いて他の二つを閉じるように制御する。本実施の形態における弁31、弁32、及び弁33は、複数の分岐流路21a,21b,21cのうちから、開通させる一つの分岐流路を選択可能な開閉手段に相当する。
弁31が開いているときには、水貯留部20からの水が分岐流路21aを通って吸込側流路6aに合流する。弁32が開いているときには、水貯留部20からの水が分岐流路21bを通って吸込側流路6aに合流する。弁33が開いているときには、水貯留部20からの水が分岐流路21cを通って吸込側流路6aに合流する。
分岐流路21aと吸込側流路6aとの合流部と、水流ポンプ7の吸込口との間の流路長は、分岐流路21bと吸込側流路6aとの合流部と、水流ポンプ7の吸込口との間の流路長よりも短い。分岐流路21bと吸込側流路6aとの合流部と、水流ポンプ7の吸込口との間の流路長は、分岐流路21cと吸込側流路6aとの合流部と、水流ポンプ7の吸込口との間の流路長よりも短い。
水流ポンプ7の作動時に吸込側流路6aに発生する負圧は、水流ポンプ7の吸込口に近いほど、大きくなる。このため、分岐流路21bに作用する負圧は、分岐流路21cに作用する負圧よりも大きい。よって、水が分岐流路21bから吸込側流路6aに供給されるときの供給速度は、水が分岐流路21cから吸込側流路6aに供給されるときの供給速度よりも高くなる。また、分岐流路21aに作用する負圧は、分岐流路21bに作用する負圧よりも大きい。よって、水が分岐流路21aから吸込側流路6aに供給されるときの供給速度は、水が分岐流路21bから吸込側流路6aに供給されるときの供給速度よりも高くなる。したがって、本実施の形態であれば、制御装置50が弁31、弁32、及び弁33のうちのいずれの弁を開くかに応じて、水の供給速度を調整することが可能となる。
制御装置50は、汚れ判別センサ17により判別された汚れの種類及び量の少なくとも一方に応じた水供給速度となるように、弁31、弁32、及び弁33のうちのいずれの弁を開くかを決定してもよい。
本実施の形態における分岐流路21a,21b,21c、弁31、弁32、及び弁33は、水貯留部20から供給される水が吸込側流路6aに合流する合流部と、水流ポンプ7の吸込口との間の流路長を変更可能な流路長可変手段に相当する。流路長可変手段は、このような構成に限定されるものではない。例えば、流路長可変手段は、給水路21が吸込側流路6aに合流する合流部の位置を吸込側流路6aの長手方向に沿ってスライドさせることのできる機構を備えたものでもよい。
実施の形態4.
次に、図6を参照して、実施の形態4について説明するが、前述した実施の形態との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。図6は、実施の形態4による洗浄装置1Dを示す図である。
図6に示す本実施の形態の洗浄装置1Dは、実施の形態1の洗浄装置1Aと比べて、気泡生成装置4及び弁12に代えて、吸気弁34及び吸気通路35を備える点が異なる。吸気通路35は、吸込側流路6aから分岐している。吸気弁34は、吸気通路35を開閉する。制御装置50は、水流ポンプ7を運転して泡沫生成動作を行うときには吸気弁34を開く。吸気弁34を開くと、吸込側流路6aに発生する負圧によって気体が吸気通路35から吸込側流路6aに吸い込まれる。当該気体は、水流ポンプ7及び吐出側流路6bを通って泡沫貯留部3に流入する。本実施の形態では、このようにして吸気通路35から吸込側流路6aへ導入される気体によって気泡を発生させる。吸気弁34及び吸気通路35は、気泡生成手段に相当する。制御装置50は、泡沫生成動作を行わないときには吸気弁34を閉じる。吸気弁34を閉じることで、水流ポンプ7の非作動時に吸込側流路6a内の液体が吸気通路35へ流出することが防止される。
本実施の形態であれば、水流ポンプ7の作動時に吸込側流路6aに発生する負圧によって気体を吸い込み、その気体を洗剤水に混合することで気泡を生成することができる。このため、例えば実施の形態1で説明した気泡生成装置4が備えるエジェクタの縮径部のような、負圧を発生させるための構造が不要となる。その結果、気泡生成手段の構成を簡素化できるという利点がある。なお、本実施の形態において、吐出側流路6bに、気泡を微細化するための羽根または固定翼のような機構が設けられていてもよい。
実施の形態5.
次に、図7を参照して、実施の形態5について説明するが、前述した実施の形態との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。図7は、実施の形態5による洗浄装置1Eを示す図である。
図7に示すように、本実施の形態5の洗浄装置1Eは、被洗浄物を収容可能なシンク25を備える。シンク25は、キッチンシンクでもよい。洗浄装置1Eは、吐出部10から吐出される泡沫をシンク25内に供給可能である。シンク25の底部には排水口26が設けられている。排水口26は、排出部9を介して、下水に接続されている。
本実施の形態では、洗浄装置1Eが泡沫生成動作を行うことで、シンク25内にある被洗浄物に対して、吐出部10から泡沫を吐出し、被洗浄物を洗浄できる。本実施の形態であれば、シンク25内の被洗浄物を効率良く洗浄することが可能となる。
シンク25は、被洗浄物を収容する空間を形成する内壁面25aと、内壁面25aの上端から水平方向に延びる上面25bとを有する。洗浄装置1Eの構成機器のうち、洗剤貯留部2、泡沫貯留部3、気泡生成装置4、循環流路6、水流ポンプ7、及び水貯留部20等は、内壁面25a及び上面25bによって囲まれる空間に配置されている。本実施の形態であれば、洗剤貯留部2から泡沫貯留部3へ洗剤を送るポンプと、水貯留部20から泡沫貯留部3へ水を送るポンプとが不要であることで小型化が図れるので、内壁面25a及び上面25bによって囲まれた、限られた空間内に上記の機器を配置する上で有利になる。
実施の形態6.
次に、図8を参照して、実施の形態6について説明するが、上述した実施の形態との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図8は、実施の形態6による食器洗浄機27を示す図である。図8に示す食器洗浄機27は、被洗浄物である食器90を収容可能な空間を有する洗浄槽28と、実施の形態1の洗浄装置1Aに類似した洗浄装置1Fとを備える。
図8に示すように、洗浄装置1Fは、実施の形態1における吐出部10に代えて吐出部29を備える。吐出部29は、水平方向に延びる細長い管状の部材であり、その管壁には、泡沫を吐出可能な複数の孔が形成されている。接続部36は、泡沫貯留部3の上部と吐出部29との間を接続する。排出部37は、洗浄槽28内の流体を排出するための通路を有する。排出部37は、洗浄槽28内の底部と、排出部9との間を接続する。
本実施の形態の食器洗浄機27は、吐出部29の少なくとも一部を接続部36の内部へ引き込むことのできる機構を備えていてもよい。すなわち、吐出部29が図8中で左方向へ移動することでその少なくとも一部が接続部36内に収納可能になっていてもよい。吐出部29の少なくとも一部を接続部36に収納した状態にすることで、食器90を洗浄槽28に入れたり食器90を洗浄槽28から出したりする作業のときに、吐出部29が邪魔にならないようにできる。吐出部29を接続部36に対して自動的に出し入れするアクチュエータ(図示せず)が備えられてもよい。
1A,1B,1C,1D,1E,1F 洗浄装置
2 洗剤貯留部
3 泡沫貯留部
4 気泡生成装置
4a 吸気通路
5 洗剤通路
5a,5b,5c 分岐流路
6 循環流路
6a 吸込側流路
6b 吐出側流路
7 水流ポンプ
8 上水導入部
9 排出部
10 吐出部
11,12,13,14,15 弁
16 吐出通路
17 汚れ判別センサ
18 導管
19 ハンドル
20 水貯留部
21 給水路
21a,21b,21c 分岐流路
22 水位センサ
23,24 弁
25 シンク
25a 内壁面
25b 上面
26 排水口
27 食器洗浄機
28 洗浄槽
29 吐出部
31,32,33 弁
34 吸気弁
35 吸気通路
36 接続部
37 排出部
50 制御装置
90 食器
95,96 水面

Claims (7)

  1. 泡沫貯留部と、
    水流ポンプと、
    前記水流ポンプの吸込口と前記泡沫貯留部とを接続する吸込側流路と、前記水流ポンプの吐出口と前記泡沫貯留部とを接続する吐出側流路とを有する循環流路と、
    前記泡沫貯留部に供給するための水を貯留する水貯留部と、
    前記泡沫貯留部に供給するための洗剤を貯留する洗剤貯留部と、
    前記水貯留部から供給された水と前記洗剤貯留部から供給された洗剤とが混合した洗剤水に気体を混合することにより気泡を生成する気泡生成手段と、
    前記泡沫貯留部内に溜まった泡沫を外部へ吐出する吐出部と、
    を備え、
    前記洗剤貯留部と前記水貯留部との少なくとも一方が前記吸込側流路に接続されている洗浄装置であって、
    前記洗剤貯留部が前記吸込側流路に接続されており、
    前記洗剤貯留部から供給される洗剤が前記吸込側流路に合流する合流部と、前記吸込口との間の流路長を変更可能な流路長可変手段を備える洗浄装置。
  2. 泡沫貯留部と、
    水流ポンプと、
    前記水流ポンプの吸込口と前記泡沫貯留部とを接続する吸込側流路と、前記水流ポンプの吐出口と前記泡沫貯留部とを接続する吐出側流路とを有する循環流路と、
    前記泡沫貯留部に供給するための水を貯留する水貯留部と、
    前記泡沫貯留部に供給するための洗剤を貯留する洗剤貯留部と、
    前記水貯留部から供給された水と前記洗剤貯留部から供給された洗剤とが混合した洗剤水に気体を混合することにより気泡を生成する気泡生成手段と、
    前記泡沫貯留部内に溜まった泡沫を外部へ吐出する吐出部と、
    を備え、
    前記洗剤貯留部と前記水貯留部との少なくとも一方が前記吸込側流路に接続されている洗浄装置であって、
    前記水貯留部が前記吸込側流路に接続されており、
    前記水貯留部から供給される水が前記吸込側流路に合流する合流部と、前記吸込口との間の流路長を変更可能な流路長可変手段を備える洗浄装置。
  3. 泡沫貯留部と、
    水流ポンプと、
    前記水流ポンプの吸込口と前記泡沫貯留部とを接続する吸込側流路と、前記水流ポンプの吐出口と前記泡沫貯留部とを接続する吐出側流路とを有する循環流路と、
    前記泡沫貯留部に供給するための水を貯留する水貯留部と、
    前記泡沫貯留部に供給するための洗剤を貯留する洗剤貯留部と、
    前記水貯留部から供給された水と前記洗剤貯留部から供給された洗剤とが混合した洗剤水に気体を混合することにより気泡を生成する気泡生成手段と、
    前記泡沫貯留部内に溜まった泡沫を外部へ吐出する吐出部と、
    を備え、
    前記洗剤貯留部と前記水貯留部との少なくとも一方が前記吸込側流路に接続されている洗浄装置であって、
    前記吸込側流路から分岐する複数の分岐流路と、
    前記複数の分岐流路のうちから、開通させる一つの分岐流路を選択可能な開閉手段と、
    を備え、
    前記複数の分岐流路は、前記水貯留部または前記洗剤貯留部に連通する洗浄装置。
  4. 泡沫貯留部と、
    水流ポンプと、
    前記水流ポンプの吸込口と前記泡沫貯留部とを接続する吸込側流路と、前記水流ポンプの吐出口と前記泡沫貯留部とを接続する吐出側流路とを有する循環流路と、
    前記泡沫貯留部に供給するための水を貯留する水貯留部と、
    前記泡沫貯留部に供給するための洗剤を貯留する洗剤貯留部と、
    前記水貯留部から供給された水と前記洗剤貯留部から供給された洗剤とが混合した洗剤水に気体を混合することにより気泡を生成する気泡生成手段と、
    前記泡沫貯留部内に溜まった泡沫を外部へ吐出する吐出部と、
    を備え、
    前記洗剤貯留部と前記水貯留部との少なくとも一方が前記吸込側流路に接続されている洗浄装置であって、
    前記気泡生成手段は、前記吸込側流路に気体を導入する洗浄装置。
  5. 泡沫貯留部と、
    水流ポンプと、
    前記水流ポンプの吸込口と前記泡沫貯留部とを接続する吸込側流路と、前記水流ポンプの吐出口と前記泡沫貯留部とを接続する吐出側流路とを有する循環流路と、
    前記泡沫貯留部に供給するための水を貯留する水貯留部と、
    前記泡沫貯留部に供給するための洗剤を貯留する洗剤貯留部と、
    前記水貯留部から供給された水と前記洗剤貯留部から供給された洗剤とが混合した洗剤水に気体を混合することにより気泡を生成する気泡生成手段と、
    前記泡沫貯留部内に溜まった泡沫を外部へ吐出する吐出部と、
    を備え、
    前記洗剤貯留部と前記水貯留部との少なくとも一方が前記吸込側流路に接続されている洗浄装置であって、
    前記水貯留部の最下部が前記泡沫貯留部の最下部よりも高い位置にあり、
    前記水貯留部の最上部が前記泡沫貯留部の最上部よりも高い位置にある洗浄装置。
  6. 泡沫貯留部と、
    水流ポンプと、
    前記水流ポンプの吸込口と前記泡沫貯留部とを接続する吸込側流路と、前記水流ポンプの吐出口と前記泡沫貯留部とを接続する吐出側流路とを有する循環流路と、
    前記泡沫貯留部に供給するための水を貯留する水貯留部と、
    前記泡沫貯留部に供給するための洗剤を貯留する洗剤貯留部と、
    前記水貯留部から供給された水と前記洗剤貯留部から供給された洗剤とが混合した洗剤水に気体を混合することにより気泡を生成する気泡生成手段と、
    前記泡沫貯留部内に溜まった泡沫を外部へ吐出する吐出部と、
    を備え、
    前記洗剤貯留部と前記水貯留部との少なくとも一方が前記吸込側流路に接続されている洗浄装置であって、
    前記水貯留部内の水位を検出する水位センサを備え、
    前記水流ポンプが停止しているときに、前記泡沫貯留部内の水位が前記水貯留部内の水位と同じになる洗浄装置。
  7. 前記気泡生成手段は、前記吐出側流路に気体を導入する請求項1から請求項のいずれか一項に記載の洗浄装置。
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