JP2019187031A - 回転電機の回転子 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な構造にならずに回転振動を容易に低減することができる回転電機の回転子を提供する。【解決手段】回転電機の回転子5は、ハブ51、リング53、及びハブ51とリング53とを接続している3個以上の半径部材55を備えている。ハブ51は、回転軸に接続されている。リング53は、ハブ51の外側に配置され、環状に形成されている。半径部材55の一端部はハブ51に接続され、半径部材55の他端部はリング53に接続されている。半径部材55における前記一端部と前記他端部との間の長さは、調整可能である。【選択図】図2

Description

この発明は、電気エネルギーと回転エネルギーとの変換を行う回転電機の回転子に関するものである。
近年、高層ビルの需要増加に伴い、高速回転時にも振動が少ない巻き上げ機用回転電機が必要とされている。回転電機の回転振動を低減する技術として、回転軸の傾きを調整する方法が考案されている。それに関する従来技術として、回転軸を保持したハブにおいて、ハブの回転軸取付部を保持している調整用部材を押圧して変形させ、傾いている回転軸を調整するという回転電機が開示されている。
特開2003−322169号公報
しかしながら、上記従来技術では、回転軸の傾きの調整を可能にする調整用部材を備える必要がある。また、調整用部材を押圧して変形させる作業を繰り返す必要があるので、軸心の調整は容易ではなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものである。具体的には、軸心調整用の部材の追加を必要とする複雑な構造にならずに、回転振動を容易に低減できる回転電機の回転子を提供することにある。
本発明の回転電機の回転子は、回転軸に接続されるハブ、ハブの外側にあって環状に形成されているリング、及びハブとリングとを接続する3個以上の半径部材を備えており、3個以上の半径部材の長さが調整可能にされているものである。
本発明による回転電機の回転子の半径部材の長さが調整可能であることにより、回転子の調心が可能である。したがって、軸心位置を容易に調整できる。その結果、回転電機の回転振動を低減することができる。
本発明の実施の形態1による回転電機を示す断面図である。 図1の回転電機の回転子を示す正面図である。 図2の半径部材55の要部を示す拡大図である。 半径部材の要部を示した拡大断面図である。 半径部材の基準部、及び表示部を示した拡大図である。 回転子の振動状態を示した模式図である。 回転子の調心方法を示すフローチャートである。 調整部材と外側半径部を接続する組立段階を示す図である。 半径部材が15個設けられている回転子を示す正面図である。 本発明の実施の形態2による回転子を示す斜視図である。 実施の形態2における変形例である、半径部材のハブ外面の軸方向取付位置が、回転子の軸方向外側にずれている回転子を示した斜視図である。 図12の回転子を示す断面図である。 本発明の実施の形態3による回転子を示す斜視図である。 図13のリング要素同士の接続状態を示した図である。 本発明の実施の形態4による回転子の半径部材を示す拡大図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による回転電機を示す断面図である。図1において、回転電機は、中空のハウジング1、ハウジング1に支持されている複数のベアリング2、複数のベアリング2に回転可能に支持されている回転軸3、ハウジング1の内部に収容されている固定子4、及び回転軸3の一端部に固定されている回転子5を有している。
ハウジング1は、中空の有底筒状の本体11と、円形の端板12とを備えている。本体11の開口されている一端側には、端板12がはめ込まれている。端板12の中心部には、貫通穴が形成されている。貫通穴の周縁には、円筒部121が端板12と一体的に設けられている。ハウジング1は、固定子4、ベアリング2、回転軸3、及び回転子5を内部に収容している。
ベアリング2は、端板12の中心部に設けられた貫通穴に収容されている。また、ベアリング2は、円筒部121の内周面に嵌められている。ベアリング2は、例えば円筒ころベアリングである。
回転軸3は、ベアリング2の内側を貫通している。これにより、回転軸3は、端板12の円筒部121にベアリング2を介して回転可能に支持されている。回転軸3の一端部は、テーパ状に形成されている。また、回転軸3の一端部には、回り止めの突起31が形成されている。
固定子4は、固定子鉄心41と固定子巻線43とを備えている。固定子鉄心41は、円筒状に形成された磁性体である。また、固定子鉄心41は、ハウジング1の本体11の内側に配置されている。固定子鉄心41の外周面は、ハウジング1の本体11の内周面に接触している。固定子鉄心41の内周面には、固定子鉄心41の中心軸に沿った複数のスロットが周方向へ等間隔に設けられている。
固定子巻線43は、複数のスロットに収容された状態で固定子鉄心41に設けられている。固定子4は、固定子巻線43に電流が流れると、回転子5を回転させる磁界を発生する。
回転子5は、固定子4の内側に配置されている。また、回転子5は、回転軸3の一端部に固定されている。固定子巻線43への給電によって固定子4が磁界を発生すると、回転軸3及び回転子5が固定子4に対して回転軸3の軸線を中心として一体に回転する。
図2は、図1の回転子5を示す正面図である。回転子5は、回転軸3に固定されているハブ51、ハブ51の外側にあり、環状に形成されているリング53、及びハブ51とリング53とを接続している3個以上の半径部材55を備えている。ハブ51には各半径部材55の一端部が接続され、リング53には各半径部材55の他端部が接続されている。図2の実施例では、ハブ51と、ハブ51に接続されている3個の半径部材55とで、ハブセット50が構成されている。
ハブ51は、中心部に中心穴511が形成された円筒部材である。ハブ51は、中心穴511で回転軸3に固定される。中心穴511は、回転軸3の一端部の形状に合わせてテーパ状に形成されている。中心穴511の内周面の周方向の一部には、凹部512が設けられている。中心穴511には、回転軸3の突起31とハブ51の凹部512とが嵌まり合った状態で回転軸3の一端部が挿入されている。それにより、ハブ51は、回転軸3に回り止めされる。
リング53は、ハブ51を囲む環状の磁性体である。リング53は、鋳造で形成されている。なお、リング53は、大径の鉄製パイプから加工されてもよい。また、リング53は、細長い鉄の平板を円形になるように加熱成形加工し、平板の端部同士を溶接されて、形成されてもよい。さらに、リング53は、複数の円弧形状の鋼板片の端部同士を、溶接、カシメ、接着の何れかで接合して形成されてもよい。また、リング53は、鉄の塊から削り出して形成されてもよい。
リング53の外面には、複数の磁石6が設けられている。複数の磁石6は、リング53の周方向へ並んでいる。各磁石6は、リング53の外面に設けられた複数の磁石溝にそれぞれ嵌っている。また、各磁石6は、永久磁石である。すなわち、回転子5は、永久磁石型回転子である。
図3は、図2の半径部材55の要部を示す拡大図である。各半径部材55は、ハブ51に接続された内側半径部551と、リング53に接続された外側半径部552と、内側半径部551と外側半径部552との間にある調整部553とを複数の部材として有している。
ハブ51の外面には、半径部材55の内側半径部551を固定するための図示しない3個以上の固定穴が周方向へ等間隔に設けられている。ハブ51の外面に設けられた固定穴の数は、半径部材55の数と同数である。内側半径部551の一端部551aは、ハブ51の固定穴に挿入された状態でハブ51の外面に固定されている。ハブ51の固定穴の外面上の角部は、応力低減のために面取りされていてもよい。この例では、内側半径部551の一端部551aがハブ51の固定穴に溶接固定されている。なお、内側半径部551の一端部551aを溶接でなく接着剤を用いてハブ51に固定してもよい。また、ねじ部を設けた内側半径部551の一端部551aを、ねじ部を設けた固定穴にねじ込んで、内側半径部551の一端部551aをハブ51に固定してもよい。
各内側半径部551は、ハブ51の外面に周方向へ互いに間隔をあけて設けられている。この例では、各内側半径部551がハブ51の外面に周方向へ等間隔に設けられている。また、各内側半径部551は、内側半径部551の他端部551bをハブ51の径方向外側に向けて配置されている。すなわち、各内側半径部551は、ハブ51の外面の全周に亘って放射状に設けられている。内側半径部551の他端部551bには、後述する雄ねじ部551e(図4参照)が設けられている。
リング53の内面には、半径部材55の外側半径部552を固定するための図示しない3個以上の固定穴が周方向へ等間隔に設けられている。リング53の内面に設けられた固定穴の数は、半径部材55の数と同数である。外側半径部552の他端部552bは、図3に示すように、リング53の固定穴に挿入された状態でリング53の内面に固定されている。リング53の固定穴の内周面上の角部は、応力低減のために面取りされていてもよい。この例では、外側半径部552の他端部552bがリング53の固定穴に溶接固定されている。なお、外側半径部552の他端部552bをリング53に接着剤を用いて固定してもよい。
各外側半径部552は、リング53の内面に周方向へ互いに間隔をあけて設けられている。この例では、各外側半径部552がリング53の内面に周方向へ等間隔に設けられている。また、各外側半径部552は、外側半径部552の一端部552aをリング53の径方向内側に向けて配置されている。すなわち、各外側半径部552は、リング53の内面の全周に亘って、リング53の回転中心に向けて延びるように設けられている。
図4は、図3の半径部材55の要部を示す断面図である。調整部553は、底部553cを有する有底円筒部材である。調整部553の一端部553aは、内側半径部551に接続されている。調整部553の他端部553bは、外側半径部552に接続されている。調整部553の内面には、雌ねじ部553iが設けられている。調整部553の他端部553bには、底部553cが設けられている。底部553cは、他端部553bの最端部にはなく、他端部553bにおいて、一端部553a側にオフセットされて配置されている。すなわち、調整部553の他端部553bには、中空円筒部分の端部と底部553cとにより、凹部553dが形成されている。調整部553の内面のうち、凹部553dの内面の範囲には、雌ねじ部553iは設けられていない。
調整部553の他端部553bは、外側半径部552の一端部552aが凹部553dに嵌め込まれた状態で外側半径部552に接続されている。すなわち、調整部553に形成された凹部553dの内面は、外側半径部552の一端部552aと接触している。調整部553の一端部553aは、内側半径部551の雄ねじ部551eと調整部553の雌ねじ部553iとが噛み合わされた状態で内側半径部551に接続されている。すなわち、内側半径部551の雄ねじ部551eは、調整部553の雌ねじ部553iにねじ込まれている。
ハブ51の外面上の固定穴、及びリング53の内面上の固定穴のそれぞれの周方向位置は、一致している。すなわち、半径部材55は、ハブ51の回転中心からリング53の固定穴に向けて、一直線状になるように配置されている。
図5は、半径部材の要部を示した拡大図である。調整部553は、表示部553fと窓部553gとを有している。表示部553fは、後述する基準部の半径部材の長手方向における位置を示す表示部である。すなわち、表示部553fは、調整部553の表面にける、調整部553の長手方向に延びて配置されている目盛である。目盛は、例えば1mmごとに設けられる。表示部553fは、さらに目盛に対応する数字を含んでもよい。窓部553gは、調整部553の長手方向に延びて配置されている切り欠き穴である。窓部553gは、細長い長方形状である。表示部553fと窓部553gとは、互いに隣接して平行に配置されている。
一方、内側半径部551は、他端部551bの雄ねじ部551eの表面に設けられた基準部551cを有している。基準部551cは、互いに接続される複数の部材の接続長さに関する位置基準を示している。すなわち、内側半径部551の長手方向位置を示すための目印である。内側半径部551に設けられた基準部551cは、調整部553に設けられた窓部553gを通して見ることができる。それにより、基準部551cの位置を確認することができる。半径部材55の長さの調整は、表示部553fの目盛に対する基準部551cの位置を確認しながら行われる。表示部553f、窓部553g及び基準部551cは、半径部材55の長さ調整の目安に用いられる。
調整部553の外周面には、工具が接続できる工具接続部553eが設けられている。調整部553に接続する工具は、調整部553を回転させることができる工具であればよい。調整部553に接続する工具は、例えば、六角ボルトを回す際に用いるスパナである。この例では、工具接続部553eの断面が正六角形形状に形成されている。すなわち、工具接続部553eは、スパナがかかるナットと同じ断面形状に形成されている。
半径部材55の長さを調整するには、工具接続部553eに嵌めたスパナにより、調整部553を内側半径部551に対して回転させる。それにより、内側半径部551に対する調整部553の位置が半径部材55の長手方向について調整される。その結果、半径部材55の長さが調整される。
内側半径部551は、ロック部である固定用ナット554を有している。固定用ナット554の内面には、雌ねじ部が設けられている。固定用ナット554の雌ねじ部は、内側半径部551の雄ねじ部551eに噛み合っている。固定用ナット554は、調整部553の一端部553aに接触した状態で内側半径部551に締め付けられている。固定用ナット554は、調整部553が内側半径部551に対して移動することがないように固定する。固定用ナット554を有する構造は、多くの機械装置で用いられている、いわゆるダブルナットによる緩み止め構造である。
調整部553を回転させて長さ調整をする場合は、固定用ナット554を回転させて、内側半径部551の雄ねじ551e上を、径方向内側に移動させる。そうすることで、固定用ナット554が調整部553から離れ、固定用ナット554と調整部553の一端部553aとの間に、隙間ができる。その状態で、調整部553を回転させることが可能となる。調整部553を回転させて半径部材55の長さ調整をした後、固定用ナット554を回転させる。そして、固定用ナット554を一端部553aに接する位置まで移動させる。固定用ナット554が調整部553に接していることにより、調整部553が回転することが妨げられる。その結果、半径部材55の全長が、意図せず変わってしまうことが防止される。すなわち、ロック部は半径部材55の一の端部と他の端部との間の長さを維持する。
次に、回転振動と半径部材55の周方向位置との関係を説明する。図6は、回転子が回転している時に発生する回転振動の例を示す模式図である。リング53自身の重量分布が回転軸3に対して非対称となっている場合、すなわち不釣合い量がある場合、その量に相当する遠心力が生じる。遠心力は、回転電機を振動させる起振力となり、大きな振動及び騒音が発生する。振動には、振幅の節61の部分と振幅の腹62の部分とがある。回転バランスが取れている場合には、基本波成分の振動63のみが現れる。しかし、回転時の不釣合い量があると回転振動が現れる。図6では、回転3次振動64が発生している場合を例として示している。半径部材55を周方向に等間隔に配置することで、振幅の節61及び振幅の腹62のそれぞれの周方向位置に一致させて半径部材55を配置することができる。この構造により、半径方向ひずみが小さい回転子5、すなわち、真円度が高い回転子5を作ることができる。回転子5の半径部材55の長さを調整することにより、リング53とハブ51との間隔を調整できる。
半径部材55の個数は、回転振動をできるだけ低減するために、回転子5の振動モードに応じて決定する。半径部材55の個数は、回転子5の回転振動の振幅が大きくなる振動モードの次数を2倍にした数の約数以外の数にする。例えば、3次の振動モードの場合、振動モードの2倍の数は6である。また、6の約数は1、2、3、及び6である。したがって、3次の振動モードの場合、半径部材55の個数を1個、2個、3個、及び6個以外とする。
図6には、半径部材55を5個設けた実施例を示している。図6では、5個設けた場合の半径部材55の位置66が二重丸で示されている。5個の半径部材55は、周方向に等間隔で配置されている。その場合、5個の半径部材55の1個は、節61の部分に設置されるが、それ以外の4個の半径部材55は、振幅の腹62又は腹62に近い部位、すなわち振動しない節61以外の部位に設けられる。その結果、大きくひずむ部分を調整できるので、振動抑制の効果がある。
また、図6には、半径部材55の個数を6個設けた場合の半径部材55の位置65が丸で示されている。6個の半径部材55は、周方向に等間隔に配置されていることで、節61のみを支持している。そのため、半径部材55の個数が6個の場合では、振動の節61以外の位置でリングを押さえることによる振動抑制効果が得られにくい。なお、半径部材55の個数が7個以上では、半径部材55が5個以下の場合より短い間隔で配置される。半径部材55が5個の場合と比べて、節61以外の場所により多く配置できることで、半径部材55が5個の場合と同等以上に振動抑制の効果がある。
回転電機では、回転子5の極数と固定子4のスロット数との組み合わせによって、振幅が大きくなる次数の振動モードが決定される。例えば、32極36スロットの組み合わせであれば、4次の振動モードが発生しやすい。よって、半径部材55の個数は、回転子5の極数と固定子4のスロット数との組み合わせに応じて決定すればよい。また、低次の振動モードと高次の振動モードとでは、高次の振動モードほど振動の振幅は小さくなる。したがって、複数の振動モードを考えた場合、高次の振動モードの振動より、低次の振動モードの振動を低減するように半径部材55の個数を決定する。すなわち、例えば、5次の振動モード、又は6次の振動モードより、3次の振動モード、又は4次の振動モードを重視して半径部材55の個数を決定する。以上のことより、4次の振動モードの振動を低減するために、回転子5は半径部材55を3個備えることができる。又は、3次の振動モードの振動を低減するために、回転子5は半径部材55を4個備えることができる。
本発明の回転子の調心方法を説明する。図7は、本発明の回転子5の調心方法を示したフローチャートである。
半径部材55の接合工程(S1)
まず、半径部材55をハブ51及びリング53と接合する。図8は、半径部材55により、ハブ51とリング53とを接続する前の状態の回転子5の要部を示す拡大図である。接合の準備として、調整部553の雌ねじ部553iに内側半径部551の雄ねじ部551eをはめ込み、調整部553と内側半径部551とを一体化する。調整部553と一体化した内側半径部551の一端部551aを、ハブ51の固定穴に固定する。同様の作業を全ての固定穴に対して行う。また、外側半径部552の全ての他端部552bについても、リング53の固定穴に固定する。
半径部材55の仮止工程(S2)
次に、内側半径部551の雄ねじ部551eに嵌め込んだ調整部553を回転させながら、径方向外側にずらしていく。すなわち、一体化した内側半径部551と調整部553との全長を、調整部553を回転させることによって、外側半径部552に向かって伸ばしていく。調整部553の他端部553bの凹部553dが、外側半径部552の一端部552aを収容し、一端部552aが他端部553bの底部553cに接するまで、調整部553を回転させる。一端部552aが底部553cに接したら、仮止めする。同様の作業を全ての半径部材55について行う。
心振れの調査工程(S3)
全ての半径部材55が仮止めされた回転子5の心振れを調査する。
調整部553に設けられた表示部553f及び窓部553g、並びに内側半径部551に設けられた基準部551cを用いて、半径部材55の長さを測定する。測定は、ダイヤルゲージを用いてもよい。全ての半径部材55について調査を行う。その他の調査方法として、3方向において測定可能な振動計を回転電機に取り付け、3方向の振動レベルを計測してもよい。又は、回転電機の運転音を聴診することによる回転騒音の騒音レベルによる判断でもよい。上記何れか一つ又は複数の調査方法により調査を行って、心振れ状態を把握する。
半径部材55の調整工程(S4)
回転子の心振れ状態に応じて、半径部材55を調整する。測定した各々の半径部材55の長さ、又はxyz方向すなわち上下左右前後方向の3方向における振動レベルの結果を考慮して、半径部材55の長さを調整する。長さ調整は、調整部553の工具接続部553eに工具を接続して、調整部553を回転させて行う。半径部材55の長さを調整したら、再度心振れを調査する。心振れが許容レベル以下になるまで、心振れの調査工程(S3)及び半径部材55の調整工程(S4)を繰り返す。心振れが許容レベル以下になったら、心振れ調整を終了する。
実施の形態1の回転子5によれば、回転子5の半径部材55の長さを調整可能とすることができる。そのことにより、回転子5の調心が可能である。したがって、軸心位置を容易に調整できる。また、本発明の回転子5は、回転軸の傾きの調整を可能にする調整用部材を備える必要がない。その結果、軸心調整用の部材の追加を必要とする複雑な構造にならずに、回転電機の回転振動を容易に低減することができる。
なお、上記の例では、回転子5における半径部材55の数が3個となっている。しかし、回転子5における半径部材55の数を4つ以上にしてもよい。例えば、図9に示すように、回転子5における半径部材55の数を15個にしてもよい。半径部材55の数を4つ以上にすれば、半径部材55の数を3つにした場合よりも、周方向における短い間隔で半径部材55を配置できる。したがって心振れの調整をより細かくすることができる。
実施の形態2.
図10は、本発明の実施の形態2による回転子の斜視図である。実施の形態2の回転子5Aでは、ハブ51が回転子5の軸方向に2列設けられている。それに伴い、半径部材55は、各々のハブ51ごとに設けられている。その他の点は、実施の形態1と同じである。以下の説明では、実施の形態1と同じ部材には、同じ符号を用いる。
実施の形態2では、実施の形態1と同様の構成のハブセット50が回転子5Aの軸方向に2列設けられている。すなわち、ハブ51、及びハブ51の外面に設けられている3個の半径部材55を有するハブセット50が、軸方向に2列配置されている。軸方向に2列並んでいる半径部材55の外側半径部552の全ての他端部552bは、1つのリング53に接続している。2列配置されている半径部材55のリング53における軸方向取付位置は、半径部材55が固定されているそれぞれのハブ51の軸方向取付位置と同じである。すなわち、1つのハブ51に設けられている半径部材55は、ハブ51の半径部材55の取付位置から、径方向外方に向かって回転軸3の軸線に対し直角に延びている。リング53の内面には、半径部材55の軸方向の列の数だけ、半径部材55の軸方向の取付位置の列がある。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような回転子5Aでは、ハブ51と半径部材55との組み合わせからなるハブセット50が軸方向に2列設けられている。このため、回転軸3の傾きを小さくすることができる。例えば、たわみやすい長い回転軸3の場合に、回転軸3のたわみを小さくすることができる。したがって、回転軸3の長さに応じて、ハブセット50を3つ以上にすることもできる。従って、回転電機の回転振動をさらに確実に低減することができる。
なお、図10の実施例では、2列の半径部材55は、同じ周方向位置に配置されている。ハブセット50における3個の半径部材55の周方向位置は、軸方向に配置されたハブセット50ごとに異なっていてもよい。
また、上記の例では、リング53の軸方向の範囲内に2個のハブ51が配置されている。しかし、2個のハブ51のそれぞれの一部がリング53の軸方向の範囲から軸方向外側へ出ていてもよい。図11は、ハブ51の外面に対する半径部材55の軸方向取付位置がリング53の軸方向の範囲から軸方向外側にずれている場合の回転子5Bを示す斜視図である。また、図12は、図11の回転子5Bを示す断面図である。図11及び図12のリング53は、図11の実施例のリング53と同じである。
図11及び図12の2つのハブ51は、間隔をあけて軸方向に配置されている。そのため、回転子5Bの軸方向に並ぶ2列のハブセット50のうちの、最も軸方向外側に配置されているハブセット50では、半径部材55のハブ51の外面の軸方向取付位置がリング53の軸方向の範囲から回転子5Bの軸方向外側にずれている。図12において、最も軸方向外側に配置されているハブセット50の外面は、リング53の側面を示すA面より、それぞれ外側に位置している。また、回転子5Bの軸方向に並ぶ2列のハブセット50のうちの、最も軸方向外側に配置されているハブセット50では、各半径部材55がリング53からハブ51に向かって回転子5の軸方向外側へ回転軸2の軸線に対して傾斜している。
このように、ハブ51の外面における半径部材55の軸方向取付位置がリング53の軸方向の範囲から軸方向外側にずれていることで、回転軸3におけるハブ51の位置範囲を広げることができる。したがって、回転軸3の傾きを広い範囲で調整することができる。
また、リング53の内面における半径部材55の軸方向の取付位置の列は、ハブセット50ごとにそれぞれ設けられていなくてもよい。2つのハブセット50の半径部材55の列を、まとめてリング53の内面531における軸方向の一列に固定してもよい。この場合は、リング53の軸方向寸法に制約がある場合でも、2列のハブ51に対応できる。
また、回転子5Aの軸方向に並べるハブセット50の列の数を2列としたが、ハブセット50の列の数を3列以上にしてもよい。このようにすれば、回転軸3の軸線に対してリング53をさらに確実に傾きにくくすることができ、回転電機の回転振動をさらに確実に低減することができる。
実施の形態3.
図13は、本発明の実施の形態3である回転子5Cの斜視図である。実施の形態3の回転子5Cは、回転子5Cのリング57が、複数のリング要素571から構成されている。その他の点は、実施の形態1と同じである。実施の形態1と同じ部材には、同じ符号を用いて説明する。
図13の実施例では、リング57は、リング57を等分して分割された5つのリング要素571から構成されている。また、図14は、互いに接続されているリング要素571の端部に関する図13のB部の拡大図である。5つのリング要素571のそれぞれの端部同士が接合されて、環状のリング57を構成している。リング要素571の互いに隣接するそれぞれの端部には、補完して接合し合い、抜けにくい形状の連結凹部571aと、連結凸部571bとが形成されている。隣接するリング要素571の連結凹部571aと、連結凸部571bとが接合され、環状のリング57が構成されている。連結凹部571aと、連結凸部571bとは、溶接又は接着で固定されている。
互いに接合する端部を凹部形状と凸部形状とすることにより、接合部間において周方向に引っ張る荷重がかかった時に抜けない接合形状にできる。その結果、接合部の接合強度を高くすることができる。また、部品を小さくかつ軽く作ることができるため、部品の運搬が容易である。また、部品が小さいため、狭い機械室での脱着作業が容易である。また、修理したい部分のみを部分的に取り外すことができる。
1つのリング要素571について、1つ以上の半径部材55を配置するようにする。リング57の剛性を高めるためには、リング要素571の1つについて、2つ以上の半径部材55を配置することが望ましい。1つのリング要素571に半径部材55が2個以上配置されている場合、調心がしやすくなる。
接合部の凹凸形状は、リング要素571同士が周方向に互いに離れる方向の荷重がかかった時に、抜けにくい形状の組み合わせになっていればよい。
リング57を構成するリング要素571の数は、5つ以外でもよい。リング57の分割数は、回転共振しない分割数を選択するようにする。また、リング要素571の長さは、リング57の周方向長さを等しく分割した長さでなくてもよい。
実施の形態4.
図15は、本発明の実施の形態4である回転子5Dの要部拡大図である。実施の形態4の回転子5Dは、半径部材58が内側半径部と調整部とから構成されており、外側半径部がない点が実施の形態1と異なっている。その他の点は、実施の形態1と同じである。以下の説明では、実施の形態1と同じ部材には、同じ符号を用いる。
実施の形態4による半径部材58は、内側半径部581と調整部583とのみから構成されており、実施の形態1にある外側半径部552は設けられてはいない。内側半径部581は、実施の形態1の場合に対し、長さのみが異なっている。また調整部583は、実施の形態1の場合に対し、長さと外側である他端部583bの先端形状が異なっている。調整部583の他端部583bには、調整部583の直径より小さな直径に形成された先端部585が設けられている(図示せず)。リング53の内面には、半径部材55の外側半径部552を固定するための複数の固定穴(図示せず)が、一定間隔で設けられている。この固定穴の内周面上の角部は、応力低減のために面取りされていてもよい。固定穴には、調整部583の先端部585が挿入される。先端部585はリング53の固定穴に挿入されるが、固定されない。すなわち、先端部585はリング53の固定穴に挿入されることで位置決めされるが、調整部583は回転自在に保持されている。
半径部材58の長さ調整の際には、実施の形態1の場合と同じように、調整部583を回転させて行う。調整部583を内側半径部581に対し径方向外側に移動する方向に回転させると、調整部583の先端部585がリング53の内面に接近する方向に動く。固定穴には、先端部585のみが挿入される。先端部585より直径が太い先端部585以外の調整部553は挿入されない。なお、先端部585は先が細く、根元が太くなるテーパ状に形成されている。これは、固定穴の加工位置ずれ、又は調整部583の形状ばらつきがあった時に、先端部585が固定穴に挿入できないということを防止するためである。
リング53の固定穴及び内面と接触する調整部583の先端部585の外面は、調整部583の先端部585以外の部位よりも表面が滑らかに形成されていてもよい。又、調整部583の先端部585と接触するリング53の固定穴及び内面は、リング53の固定穴及び内面以外の部位よりも表面が滑らかに形成されていてもよい。表面が滑らかとは、摩擦係数が小さい、又は表面粗さが小さいことを意味する。接触部位同士の少なくとも一方が滑らかであることで、接触部位同士が接触した状態で調整部583を回転させた時に、少ない回転抵抗で調整部583を回転させることができる。そのため、半径部材58の長さ調整が容易にできる。
なお、実施の形態1におけるロック部554は、実施の形態4においても設定可能である。
また、実施の形態4における半径部材58は、内側半径部581と調整部583とのみから構成されており、外側半径部552は設けられてはいない。これを、外側半径部582と調整部583とのみを設け、内側半径部581は設けないとすることも可能である。この場合、外側半径部582の他端部582bは、リング53の内面に設けられた複数の固定穴(図示せず)に、挿入される。そして、他端部582bはリング53に固定される。一方、ハブ51の外面には、複数の固定穴(図示せず)が設けられる。固定穴には、調整部583の一端部に形成された先端部が挿入される。先端部はリング53の固定穴に挿入されるが、固定されない。すなわち、先端部はリング53の固定穴に挿入されることで位置決めされるが、調整部583は回転自在に保持されている。この場合の半径部材の長さ調整方法は、実施の形態1の場合と同じように、調整部583を回転させて行う。
また、上記各実施の形態では、回転子が永久磁石型回転子であるが、回転子の形式は、永久磁石型回転子に限定されない。図示はしないが、回転子鉄心の外径側に等間隔に設けられた回転子のスロットに銅バーを挿入した回転子でもよい。又は、アルミニウムにより鋳造された回転子のスロットを導体で充填し、ロータ端面に設けた短絡環にて回転子スロットに充填された導体同士を短絡させてできるかご型回転子でもよい。又は、回転子鉄心の外径側に等間隔に設けられたスロットに絶縁された導線を巻回した巻線型回転子でもよい。又は、回転子の鉄心に固定子と同数の突極性を持たせ、リラクタンスの差により発生するトルクで回転するリラクタンス型回転子でもよい。
また、上記各実施の形態では、図1において、回転軸3の支持が片側のみであることが示されている。しかし、回転軸3は、回転軸3の両側で支持されている構造でもよい。
また、上記各実施の形態では、調整部553に設けられた表示部553f及び窓部553g、並びに内側半径部551に設けられた基準部551cを用いることにより、半径部材55の長さ調整をする。この構造に対し、窓部を省略し、調整部553に基準部、内側半径部551に表示部を設けてもよい。この場合、他端部551bの雄ねじ部551eにおけるねじ山の1つ1つが表示部となる。一方、調整部553の一端部553aの端面が基準部となる。すなわち、内側半径部551と調整部553とが接続されている状態で、調整部553の一端部553aの端面に位置する雄ねじ部551eのねじ位置を読み取ることで、半径部材55の長さを確認する。なお、他端部551bの雄ねじ部551eのねじ山を読みやすいように、一定数のネジ山ごとに雄ねじ部551eにマーキングしてもよい。
本発明の実施の形態及び実施例は、単に例示であって本発明を何ら制限するものではない。本発明の範囲は、上記の実施例における説明ではなく、請求の範囲によって示される。また、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
3 回転軸、5,5A,5B,5C,5D 回転子、50 ハブセット、51 ハブ、53,57 リング、55,58 半径部材、551 内側半径部、551a 一端部、551b 他端部、551c,553h 基準部、551e 雄ねじ部、552 外側半径部、552a 一端部、552b 他端部、553 調整部、553a 一端部、553b 他端部、553d,553f 表示部、553i 雌ねじ部、554 ロック部、571 リング要素。

Claims (9)

  1. 回転軸に接続されているハブ、
    前記ハブの外側にあり、環状に形成されているリング、及び
    一端部が前記ハブに接続され、他端部が前記リングに接続されて、前記ハブと前記リングとを接続している3個以上の半径部材、
    を備え、
    前記半径部材における前記一端部と前記他端部との間の長さは、調整可能である回転電機の回転子。
  2. 前記半径部材は、互いに接続される複数の部材を含み、前記複数の部材は互いに接続するねじ部が少なくとも1組設けられており、前記半径部材の長さは、前記互いに接続するねじ部の接続長さを変更することにより調整される請求項1に記載の回転電機の回転子。
  3. 前記半径部材は、前記ハブと前記リングとの間において周方向に等間隔に配置されている請求項1又は2に記載の回転電機の回転子。
  4. 前記ハブと前記ハブに接続される前記3個以上の半径部材とから構成されるハブセットが、回転軸方向に複数配置されている請求項1から3の何れか一項に記載の回転電機の回転子。
  5. 複数の前記ハブセットのうちの、回転軸方向において最も外側に位置する2つのハブセットの各々では、前記半径部材が前記リングから前記ハブに向かって軸方向外側へ前記回転軸の軸線に対して傾斜している請求項4に記載の回転電機の回転子。
  6. 前記リングは、複数のリング要素の端部同士を連結して構成されている請求項1から5の何れか一項に記載の回転電機の回転子。
  7. 前記半径部材は、前記複数のリング要素のそれぞれに1つ以上接続されている請求項6に記載の回転電機の回転子。
  8. 前記半径部材は、前記一端部と前記他端部との間の長さを維持するロック部を含む請求項1から7の何れか一項に記載の回転電機の回転子。
  9. 前記半径部材は、互いに接続される複数の部材の接続長さに関する位置基準を示す基準部、及び前記基準部の前記半径部材の長手方向における位置を示す表示部を有し、
    前記基準部は前記互いに接続される複数の部材のうちの一方の部材に設けられ、
    前記表示部は前記互いに接続される複数の部材のうちの他方の部材に設けられている請求項2から8の何れか一項に記載の回転電機の回転子。
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