JP2019186215A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁気干渉に対する遮蔽性能を向上する。【解決手段】一端に、相手コネクタと接続するための接触部を備え、他端に、回路基板に実装される実装部を備える複数のターミナルと、該複数のターミナルが相互離間した形態で装着され、接触部が定着するタングプレートを備えるインシュレータと、該インシュレータと結合され、回路基板に装着される遮蔽シェルと、を備え、遮蔽シェルは、前方と後方に開口して、タングプレートを覆う収容部を備える第1のシェルと、第1のシェルの後面部に結合して、収容部の後方側開口を完全に覆うように配置されるベースプレートと、ベースプレートの両側面から前方へ延長形成されて、インシュレータの側面部の少なくとも一部を覆う延長プレートと、を備える第2のシェルと、を備えるものである。【選択図】図1

Description

本発明は、回路基板と回路基板、又は回路基板と電子部品とを電気的に接続して電気回路を構成する接続機構である電気コネクタに関する。
電気コネクタは、回路基板と回路基板、又は回路基板と電子部品とを電気的に接続して電気回路を構成する接続機構である。一般的に、レセプタクルコネクタにプラグコネクタが差し込まれて機構的に結合され、2つの電気コネクタのターミナル又はピンが互いに導通されて回路基板と回路基板、又は回路基板と電子部品とが電気的に接続される。
電気コネクタには、多量の信号を早い時間内に交換するためにターミナルが複数個備えられ、ターミナルが装着されるインシュレータが複数のターミナルの相互間を電気的に絶縁させるように構成されている。
電気コネクタは、ターミナルを電磁気干渉から保護するために、金属等の材質で遮蔽する構造を有することができる。例えば、金属製のシェル(shell)がインシュレータに結合されているターミナルを覆うように構成することができる。遮蔽性能を向上するためには、シェルを、ターミナルが通る経路を最大限隠すように設計することが有利である。
従来の電気コネクタは、一般的には、シェルの一部を切欠き及び折り曲げて固定脚、弾性片、遮蔽部等を形成している(例えば、特許文献1参照)。
大韓民国公開特許公報第10−2018−0012443号明細書
しかし、このような従来の電気コネクタは、前記切欠かれた部分の存在により、遮蔽性能が低下するという問題がある。
また、レセプタクルコネクタの後面、即ち、プラグコネクタが接続される反対側にも、追加的に電磁気干渉の遮蔽のための構造を設ける必要がある。上記特許文献に開示されたレセプタクルコネクタのように、単一材料を単に折り曲げて形成しただけのシェル構造では、インシュレータの後面及び側面の相当部分が隠されない。また、折り曲げのための打孔が必要である。これにより、インシュレータの露出された部分と、シェルの打孔部分とを介して電磁気干渉が発生する余地がある。
一方、レセプタクルコネクタが回路基板に実装され、プラグコネクタがレセプタクルコネクタに差し込まれて接続される構造を有する場合、2つの電気コネクタの結合方向は、回路基板に平行にすることができ、回路基板に垂直にすることもできる。プラグコネクタがレセプタクルコネクタに対して回路基板に平行な方向に挿入される構造を有するものである場合、レセプタクルコネクタの収容部が回路基板に平行方向に開口した形態を有し、回路基板と向き合う収容部の下面の一部が切欠かれて弾性片が形成される構造となる。このような構造においては、電気コネクタを回路基板に半田付けする際に、飛散した微量なフラックスが切欠かれた部分を介して収容部内に侵入する可能性がある。
そこで、本発明は上記問題に対処すべくなされたものであり、本発明の第1の目的は、ターミナルが通る経路を電磁気干渉から最大限保護できる電気コネクタを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、電気コネクタを回路基板に半田付けする際に、飛散したフラックスが収容部内に侵入することを防止し得る電気コネクタを提供することにある。
上述した第1の目的を達成するために、本発明の一態様による電気コネクタは、一端に、相手コネクタと接続するための接触部を備え、他端に、回路基板に実装される実装部を備える複数のターミナルと、該複数のターミナルが相互離間した形態で装着され、前記接触部が定着するタングプレートを備えるインシュレータと、該インシュレータと結合され、前記回路基板に装着される遮蔽シェルと、を備え、前記遮蔽シェルは、前方と後方に開口して、前記タングプレートを覆う収容部を備える第1のシェルと、該第1のシェルの後面部に結合して、前記収容部の後方側開口を完全に覆うように配置されるベースプレートと、該ベースプレートの両側面から前方へ延長形成されて、前記インシュレータの側面部の少なくとも一部を覆う延長プレートとを備える第2のシェルとを備える。
ここで、前記第1のシェルの後面部には、凹凸形態の結合部が形成され、前記第2のシェルには、前記凹凸形態で形成される嵌入部が形成されて、前記結合部と前記前記嵌入部とが噛み合う方式で結合することができる。
また、前記ベースプレートと前記延長プレートとの間には、ホール形態の連結部が形成され、該連結部は、前記結合部に嵌合することができる。
また、前記第1のシェルは、前記収容部の下面前端部から180度で折り曲げられて後方へ延び、前記収容部の下面を完全に覆うカバー部をさらに備えることができる。
また、前記第1のシェルは、前記カバー部の後端から折り曲げられて下方へ延びる遮蔽部をさらに備えることができる。
また、前記インシュレータと前記複数のターミナルとは、前記遮蔽部と前記第2のシェルとの間に配置することができる。
また、前記収容部の下面には、一部が切欠き及び折り曲げられて前記相手コネクタを弾性支持する弾性片が形成され、前記カバー部には、前記弾性片が下方に弾性変形され得る空間を提供するように下方に陥没したエンボス部が形成されてもよい。
また、前記第1のシェルは、前記カバー部の両側から折り曲げられ、下方へ延びて前記回路基板に固定される複数の延長部をさらに備えることができる。
また、前記延長部の下端には、前記回路基板に形成される挿入ホールに挿入されて半田付けされる固定ピンが形成されてもよい。
また、前記インシュレータは、垂直方向に形成されるインシュレータボディと、該インシュレータボディの上部から前方へ突出形成される前記タングプレート及び前記インシュレータボディの下部両側から前方へ突出形成される側面プレートを備えることができる。
また、前記延長プレートは、前記側面プレートより高く延長形成することができる。
また、前記ターミナルは、前記接触部が上方へ膨らんで形成される上部接触部を有する第1のターミナルと、前記接触部が下方へ膨らんで形成される下部接触部を有する第2のターミナルとで構成することができる。
また、前記タングプレートの上面には、前記上部接触部が定着する第1の定着部が形成され、前記タングプレートの下面には、前記下部接触部が定着する第2の定着部が形成されてもよい。
そして、前記第1のターミナルと第2のターミナルとは、前記タングプレートに交互に配置することができる。
一方、上述した第1の目的を達成するために、本発明の他の態様による電気コネクタは、一端に、相手コネクタと接続するための接触部を備え、他端に、回路基板に実装される実装部を備える複数のターミナルと、該複数のターミナルが相互離間した形態で装着され、前記接触部が定着するタングプレートを備えるインシュレータと、該インシュレータと結合され、前記回路基板に装着される遮蔽シェルと、を備え、前記遮蔽シェルは、前方と後方に開口して、前記タングプレートを覆う収容部を備える第1のシェルと、該第1のシェルの後面部に結合されて、前記収容部の後方側開口を完全に覆うように配置される第2のシェルと、を備え、前記第1のシェルの後面部には、凹凸形態の結合部が形成され、前記第2のシェルには、前記凹凸形態で形成される嵌入部が形成されて、前記結合部と前記嵌入部とが噛み合う方式で前記第1のシェルと前記第2のシェルとが相互結合されることを特徴とする。
上述した第2の目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る電気コネクタは、一端に、相手コネクタと接続するための接触部を備え、他端に、回路基板に実装される実装部を備える複数のターミナルと、該複数のターミナルが相互離間した形態で装着され、前記接触部が定着するタングプレートを備えるインシュレータと、前記タングプレートを覆う収容部を有し、前記インシュレータと結合されて前記回路基板に装着される遮蔽シェルと、を備え、前記収容部の下面には、該下面の一部を切欠き及び折り曲げて形成した弾性片が備えられ、前記遮蔽シェルは、前記収容部の下面前端部から折り曲げられて後方へ延びるカバー部をさらに備え、前記カバー部は、前記弾性片により形成された開口を覆うように配置される。
ここで、前記カバー部は、前記収容部の下面を完全に覆うように形成することができる。
また、前記カバー部には、前記弾性片が下方に弾性変形され得る空間を提供するように下方に陥没したエンボス部が形成されてもよい。
また、前記遮蔽シェルは、前記カバー部の両側から折り曲げられて下方へ延び、前記回路基板に固定される複数の延長部をさらに備えることができる。
また、前記延長部の下端には、前記回路基板に形成される挿入ホールに挿入されて半田付けされる固定ピンが形成されてもよい。
また、前記遮蔽シェルは、前記カバー部の後端から折り曲げられて下方へ延びる遮蔽部をさらに備えることができる。
また、前記複数のターミナルは、前記遮蔽部と第2のシェルとの間に配置することができる。
また、前記遮蔽シェルは、前方と後方に開口する前記収容部と、前記カバー部を備える第1のシェルと、該第1のシェルの後面部に結合されて、前記収容部の後方側開口を完全に覆うように配置されるベースプレートと、前記ベースプレートの両側面から前方へ延長形成されて、前記インシュレータの側面部の少なくとも一部を覆う延長プレートとを備える第2のシェルとを備えることができる。
また、前記第1のシェルの後面部には、凹凸形態で形成される結合部が形成され、前記第2のシェルには、凹凸形態で形成される嵌入部が形成されて、前記結合部と前記嵌入部とを噛み合う方式で結合することができる。
そして、前記ベースプレートと前記延長プレートとの間には、ホール形態の連結部が形成され、前記連結部は、前記結合部に嵌合することができる。
上述した解決手段を介して得ることができる本発明の効果は、次の通りである。
第1の効果は、第2のシェルの外郭部が第1のシェルの後方部に噛み合う方式で結合して、収容部の後方側開口を完全に覆うように配置されるところ、遮蔽シェルの遮蔽面を折り曲げてインシュレータの後面を隠すようにした既存の構造に比べてインシュレータの後面をより多く隠すことができ、EMI(Electro Magnetic Interference)遮蔽性能を向上することができる。
また、第2のシェルの延長プレートがインシュレータの左右側面部の上端より高く延長形成されることにより、側方向におけるEMI遮蔽性能を向上することができる。
また、第1のシェルのカバー部の後端部で遮蔽部が下方に延長形成され、遮蔽部と第2のシェルのベースプレートとの間で前記複数のターミナルが上下に延長配置されることにより、EMI遮蔽性能を向上することができる。
第2の効果は、収容部の下面に該下面の一部が切欠き及び折り曲げられた弾性片が備えられ、遮蔽シェルに収容部の下面前端部から折り曲げられて後方へ延びるカバー部が備えられ、カバー部が弾性片の形成により収容部の下面に生じた開口を覆うように配置されることにより、電気コネクタを回路基板に半田付けする際に、飛散したフラックスが収容部内に侵入することを防止することができる。
また、前記カバー部は、長期間の使用において収容部内部に埃や異物が侵入することも防止することができる。
また、カバー部には、前記弾性片が弾性変形できる空間を提供する溝形態のエンボス部が設けられていることにより、弾性片の変形動作が妨げられない。
本発明の第1の実施形態に係る電気コネクタを回路基板から分離して見せた斜視図である。 図1に示された電気コネクタを他の方向で眺めた斜視図である。 図1に示された電気コネクタを前方から眺めた分解斜視図である。 図1に示された電気コネクタを後方から眺めた分解斜視図である。 図1に示された第1のシェルを底部から見た斜視図である。 図1に示された電気コネクタにおけるインシュレータとターミナルとの結合斜視図である。 図1に示された電気コネクタにおけるインシュレータとターミナルとの分解斜視図である。 図6における第1のターミナルと第2のターミナルとの側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る電気コネクタの平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る電気コネクタの正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る電気コネクタの底面図である。 本発明の第1の実施形態に係る電気コネクタの側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る電気コネクタの背面図である。 本発明の第2の実施形態に係る電気コネクタの斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る電気コネクタの分解斜視図である。
以下、本発明に関連した電気コネクタについて、図面を参照してより詳細に説明する。
添付された図面は、本明細書に開示された実施形態を容易に理解できるようにするためのものであり、添付された図面によって本明細書に開示された技術的思想が制限されず、本発明の思想及び技術範囲に含まれるあらゆる変更、均等物又は代替物を含むことと理解されなければならない。
説明の都合上、本明細書では、本発明の第1の実施形態に係る電気コネクタが図1に示すようなHDMI方式のAタイプレセプタクルコネクタである場合について説明する。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、HDMI方式以外のプロトコルを利用する様々な電気コネクタに適用され得ることは自明である。
図1は本発明の第1の実施形態に係る電気コネクタを回路基板から分離して見せた斜視図で、図2は図1に示された電気コネクタを他の方向から眺めた斜視図である。また、図3及び図4は図1に示された電気コネクタを互いに異なる方向から眺めた分解斜視図であり、図5は図1に示された第1のシェルの底部から見た斜視図で、図6及び図7は図1に示された電気コネクタにおけるインシュレータとターミナルとの結合斜視図及び分解斜視図である。さらに、図8は図6における第1のターミナルと第2のターミナルとの側面図である。
本発明の第1の実施形態に係る電気コネクタは、一端には、図示省略のプラグコネクタ(相手コネクタ)との接続のための接触部52,57を備え、他端には、回路基板60に実装される実装部53,58を備える複数のターミナル50,55と、該複数のターミナル50,55が相互離間した形態で装着され、前記接触部52,57が定着するタングプレート(tongue-plate)43を備えるインシュレータ40と、該インシュレータ40と結合され、前記回路基板60に装着される遮蔽シェル10,30とを備え、前記遮蔽シェル10,30は、前方と後方に開口して前記タングプレート43を覆う収容部11を備える第1のシェル10と、該第1のシェル10の後方部に前記収容部11の後方側開口を完全に覆うように配置されるベースプレート31を有する第2のシェル30と、を備え、前記第2のシェル30の延長プレート35が前記インシュレータ40の側面部41,46の少なくとも一部を覆うように形成されている。
本発明の第1の実施形態に係る電気コネクタは、インシュレータ40、ターミナル50,55及び遮蔽シェル10,30を備える。
インシュレータ40は、合成樹脂等の絶縁性材料で形成される。インシュレータ40には、複数のターミナル50,55が結合され、インシュレータ40は、このような複数のターミナル50,55の相互間を電気的に絶縁するように構成される。
インシュレータ40は、垂直方向に直立した箱形態で形成されるインシュレータボディ41と、該インシュレータボディ41の上部から前方へ突出形成されるタングプレート43と、前記インシュレータボディ41の下部から前方へ突出形成される側面プレート46とを備える。
インシュレータボディ41には、ターミナル50,55が貫設される。ターミナル50,55は、インシュレータボディ41に挿設される。具体的には、ターミナル50,55の本体部51,56は、インシュレータボディ41に挿入され、ターミナル50,55上端の接触部52,57は、インシュレータボディ41の前方上部に露出され、ターミナル50,55下端の実装部53,58は、インシュレータボディ41の下部に露出される。ターミナル50,55は、インシュレータ40にインサート射出方式により挿入することができる。
タングプレート43は、インシュレータボディ41の上部の一部から前方へ突出形成される。タングプレート43は、ターミナル50,55の接触部52,57を定着させるためのものである。これにより、インシュレータボディ41は、垂直方向に形成され、タングプレート43は、インシュレータボディ41に対して直交するように、即ち、水平方向に突出形成される。相手コネクタとの組立空間を確保するためには、インシュレータボディ41の高さは高く形成され、タングプレート43は、インシュレータボディ41の上部に形成されるとよい。
インシュレータ40のタングプレート43には、ターミナル50,55の接触部52,57が定着し、露出される。本発明の第1の実施形態として提示されたHDMIコネクタでは、コネクタの小型化傾向とターミナル50,55部材の高密度配列に対する要求により、複数のターミナル50,55がタングプレート43の上下面に夫々露出されるように構成されている。
タングプレート43には、溝の状態で形成された定着部44,45が設けられている(図7参照)。定着部44,45は、ターミナル50,55の個数以上に複数個形成される。定着部44,45は、タングプレート43の上面及び下面に前後方向に延びて夫々形成される。
定着部44,45は、タングプレート43の上面に形成される第1の定着部44とタングプレート43の下面に形成される第2の定着部45とで構成される。このとき、第1の定着部44と第2の定着部45とは互いに交互に配置することができる。即ち、正面から見たとき、一側から第1の定着部44、第2の定着部45、第1の定着部44、第2の定着部45、第1の定着部44、第2の定着部45…のような順序で配置される。第1の定着部44と第2の定着部45とが互い違いになるように配置されることでターミナル50,55は干渉せず、交差せずに並んで配置することができる。定着部44,45によりターミナル50,55はタングプレート43の上下面に夫々配置される。
タングプレート43には、定着部44,45の前後端部に夫々接触部ホール48が定着部44,45に直交する方向に形成される。接触部ホール48は、接触部52,57の前端部及び後端部が夫々位置付けられる空間を提供する。
側面プレート46がインシュレータボディ41の下部から前方へ突出形成される。側面プレート46は、インシュレータボディ41の両側から夫々前方へ突出形成することができる。側面プレート46は、タングプレート43に平行するように形成されて支持力を発揮するように設けられる。
インシュレータ40の下部には、回路基板60に支持される支持部47が備えられている。支持部47が回路基板60に支持されることにより、電気コネクタを回路基板60上に安定的に支持することができる。
支持部47は、インシュレータボディ41又は側面プレート46に形成することができる。例えば、支持部47は、インシュレータボディ41の下面又は側面プレート46の下面に形成することができる。支持部47は、側面プレート46の前後端部に夫々形成することができる。支持部47は、遮蔽シェル10,30が回路基板60に結合されるとき、回路基板60に接触して支持力を発揮する。
インシュレータボディ41の下面には、下部溝42が形成されて、ターミナル50,55の実装部53,58が配置及び露出される。
側面プレート46又はインシュレータボディ41の下部には、嵌入突起49が設けられて、遮蔽シェル10,30の第1のシェル10が嵌合される。インシュレータ40を第1のシェル10の後方から前方方向へ押し込むと、第1のシェル10の側面脚部25が嵌入突起49により結合される。
ターミナル50,55は、金属等の導電性材料で形成される。ターミナル50,55の一端部(上端部)は、接触部52,57であって、該接触部52,57が相手コネクタ(図示せず)の接触ピンと接触して、相互分離されていた2つの電気回路を接続する。また、ターミナル50,55の他端部は、実装部53,58であって、該実装部53,58が回路基板60のターミナル接続部62に半田付けされて回路基板60の回路部と電気的に接続される。
ターミナル50,55の本体部51,56は、地面又は垂直方向に対して所定角度で傾斜形成されている(図8参照)。ターミナル50,55の上端部には、接触部52,57が前方へ突出形成され、ターミナル50,55の下端部には、実装部53,58が後方へ突出形成されている。
ターミナル50,55は、複数個が並んで配置される。ターミナル50,55は、第1のターミナル50と第2のターミナル55とに区分(構成)される。このとき、第1のターミナル50及び第2のターミナル55の本体部51,56と実装部53,58とは、互いに同様に形成することができる。
第1のターミナル50の接触部を第1の接触部又は上部接触部52といい、第2のターミナル55の接触部を第2の接触部又は下部接触部57ということにする。
第1のターミナル50の上部接触部52は、上方に膨らんだ形態を有する。第1のターミナル50の上部接触部52は、第1の定着部44に定着して、タングプレート43の上面に露出する。
第2のターミナル55の下部接触部57は、下方に膨らんだ形態を有する。第2のターミナル55の下部接触部57は、第2の定着部45に定着して、タングプレート43の下面に露出する。
上部接触部52の前後端及び下部接触部57の前後端は、夫々タングプレート43の接触部ホール48に配置される。
電気コネクタに相手コネクタが取り付けられると、インシュレータ40のタングプレート43は、相手コネクタの挿入溝に挿入され、これにより、上部接触部52と下部接触部57とは、相手コネクタの対応する上部接触子及び下部接触子と夫々接触する。
ターミナル50,55の実装部53,58は、インシュレータ40の下部に露出されて、回路基板60の回路部に接続される。ここで、実装部53,58は、回路基板60のターミナル接続部62に半田付けして接続することができる。
遮蔽シェル10,30は、インシュレータ40に結合された状態で回路基板60に結合されて、インシュレータ40とターミナル50,55とを支持して保護し、相手コネクタとの結合空間を提供する。遮蔽シェル10,30は、インシュレータ40と共に回路基板60に結合される。
遮蔽シェル10,30は、相手コネクタを収容する収容部11を備え、金属等の導電性材料で形成される。遮蔽シェル10,30の収容部11は、インシュレータ40のタングプレート43及び該タングプレート43の上部と下部とに夫々露出したターミナル50,55の接触部52,57を囲むように構成されている。
遮蔽シェル10,30は、回路基板60に半田付けされる複数の固定ピン21により電気的に接地される。これにより、インシュレータ40に収容されたターミナル50,55等を外部電磁気干渉から保護することができる(EMI遮蔽)。回路基板60には、複数の固定ピン21に対応する複数の挿入ホール61が形成されている。複数の固定ピン21は、複数の挿入ホール61に夫々挿入された後、半田付けされて回路基板60に堅固に固定される。
収容部11の下面には弾性片17が形成される。この弾性片17は、下面の一部を切欠き及び折り曲げて形成することができる。弾性片17の一部は収容部11の内側に突出されて、収容部11内に相手コネクタが挿入されると、相手コネクタに弾性力を与えながら弾性変形する。このように、弾性片17は、相手コネクタを収容部11内で弾性支持して固定する役割をする。
また、相手コネクタには、弾性片17に対応する溝が形成されるとよい。これにより、相手コネクタの挿入が完了すれば、収容部11の内側に突出された弾性片17の一部が相手コネクタの溝に嵌ってクリック感を提供することができる。
本発明の第1の実施形態では、第1のシェル10と第2のシェル30とが結合されて遮蔽シェル10,30を構成することを示している。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、遮蔽シェル10,30は、単一シェルで形成することもできる。
第1のシェル10は、金属性材料で形成される。第1のシェル10は、インシュレータ40を収容して支持する。第1のシェル10は、相手コネクタが結合される空間を提供し、相手コネクタを固定支持する。第1のシェル10は、板状の材料を切欠き及び折り曲げて形成することができる。
第1のシェル10は、前後方向に開口した収容部11を備える。収容部11には、インシュレータ40のタングプレート43が挿入される。収容部11の前方は開放されて、相手コネクタが挿入されて接続することができるようになっている。収容部11の後方にはインシュレータ40が挿入されると共に、第2のシェル30が結合される。第2のシェル30は、収容部11の後方側開口を覆うようにして第1のシェル10の後方部に結合される。第2のシェル30は、収容部11の後方側開口を完全に覆うように構成される。このとき、第2のシェル30は、第1のシェル10の後面外郭部に歯車形態で噛み合うように結合される。
第1のシェル10の後面部12は、「匸」字形に形成することができる(図2及び図4参照)。後面部12には、凹凸形態の結合部13が形成される。後面部12は、第1のシェル10の外郭面に沿って形成されるので、第1のシェル10と第2のシェル30との結合部分は外郭部に沿って形成され、インシュレータ40を露出させない。後面部12は、収容部11及び側面脚部25と接するか、一部分を共有する形態で形成することができる。
収容部11の背後には側面脚部25が形成されている。側面脚部25は、下方に延長形成される。側面脚部25は後面部12と接する。側面脚部25は、インシュレータ40の嵌入突起49によってインシュレータ40と結合される。側面脚部25は、収容部11が回路基板60から所定距離離間して配置されるように所定長さに形成される。側面脚部25の端部には、回路基板60の挿入ホール61に挿入されて半田付けされる固定ピン21が形成される。
第1のシェル10は、収容部11を形成する下面14の前端部から180度折り曲げられて後方に延びるカバー部15を備える。カバー部15は、収容部11の下面14の下に重なるように配置される。カバー部15の折り曲げのために、収容部11の下面14の前端部とカバー部15との間には折り曲げホール16が形成されるとよい。前記折り曲げホール16は、折り曲げラインに対応する長孔形態で形成することができる。前記折り曲げホール16は、収容部11とカバー部15とが重なるように曲げられた状態で溝の形態として表れる。
カバー部15は、収容部11の下面14の下に配置されて、弾性片17の形成により生じた開口(弾性片周辺の開口)18を覆うように配置される。開口18は、「U」字形態で形成することができる。即ち、カバー部15は、回路基板60と収容部11との間の下面14に重なって収容部11の下面に生じた開口18を隠すように構成される。このような構成によって、電気コネクタを回路基板60に半田付けする際に、飛散した微量のフラックス(flux)が開口18を介して収容部11内に侵入するのを防止することができる。また、カバー部15は、長期間の使用により収容部11の内部に埃や異物が侵入するのを防止することもできる。
収容部11の下面14に形成された弾性片17に対応して、カバー部15には下方に陥没した溝形態のエンボス部(embossed portion)19が形成される(図5参照)。エンボス部19は、収容部11内に相手コネクタが挿入されるとき、下方に弾性変形する弾性片17の一部を収容するようになっている。即ち、エンボス部19は、弾性片17が下方に弾性変形可能なように下方に空間的余裕を設けるために形成された空間である。このように、エンボス部19は、弾性片17が動作できる空間を提供する。
第1のシェル10は、カバー部15から折り曲げられて下方へ延びる複数の延長部20をさらに備える。延長部20は、カバー部15の両側面に夫々形成することができる。延長部20は、側面脚部25と共に収容部11を回路基板60から所定距離離間して配置し、相手コネクタとの組立性を向上させると共に、第1のシェル10を回路基板60に結合させて支持する役割をする。延長部20の端部には、回路基板60の挿入ホール61に挿入されて半田付けされる固定ピン21が形成される。固定ピン21は、各延長部20の端部に形成することができ、複数の延長部20が合わせられた部分に形成することもできる。また、延長部20の一部を切欠き及び折り曲げて形成することもできる。
半田ペーストが固定ピン21と挿入ホール61との間の空間により多く染み込んで半田付けされる面積が広くなるように、固定ピン21には切欠き部22又はホールが形成されてもよい。
第1のシェル10は、カバー部15の後端から折り曲げられて下方へ延びる遮蔽部23をさらに備えることができる。遮蔽部23と第2のシェル30との間には、ターミナル50,55が装着されたインシュレータ40が配置される。即ち、遮蔽部23は、ターミナル50,55とインシュレータ40を前方で隠すように配置され、第2のシェル30は、ターミナル50,55とインシュレータ40を後方で隠すように配置される。このように、遮蔽部23がターミナル50,55の本体部51,56を覆うように配置されることにより、EMI遮蔽性能を向上することができる。
第2のシェル30は、第1のシェル10の後方に結合されて、第1のシェル10に形成された収容部11の後方側開口を覆うように配置される。また、第2のシェル30は、インシュレータ40の後面部と左右側面プレート46とを覆うように配置されて、EMI遮蔽性能を向上させている。
第1のシェル10と第2のシェル30とは、溶接によって相互結合することができ、フック結合又は嵌入方式で相互結合することもできる。本発明の第1の実施形態では、第1のシェル10の後面部12に凹凸形態の結合部13が形成され、第2のシェル30に前記収容部11に対応する凹凸形態の嵌入部33が形成されて相互結合可能に構成されていることを示している。第1のシェル10と第2のシェル30との堅固な結合のために、これらの結合部分は溶接することができる。第2のシェル30の嵌入部33が第1のシェル10の結合部13に噛み合うことによってインシュレータ40の後面部は露出されない。第1のシェル10の結合部13と第2のシェル30の嵌入部33とは、歯が噛み合うように結合されて遮蔽性能を向上させる。
第2のシェル30は、平板で形成されるベースプレート31及びベースプレート31の両側面から折り曲げられて前方へ延びる延長プレート35を備える。
ベースプレート31は、第1のシェル10の後面部12を完全に覆うように配置される。ベースプレート31の外郭部(枠部)には、第1のシェル10の後面部12との結合のために、凹凸形態の嵌入部33が形成されている。ベースプレート31は、第1のシェル10に収容されたインシュレータ40の後面を完全に覆うように、第1のシェル10の後面部12を完全に覆う大きさで形成される。
延長プレート35は、ベースプレート31の左右両側から夫々折り曲げられて前方へ延長形成される。延長プレート35は、インシュレータ40の左右側面部41,46の少なくとも一部を覆うように配置される。ここで、インシュレータ40の側面部41,46は、インシュレータボディ41の側面だけでなく、側面プレート46を含むことができる。EMI遮蔽性能の向上のために、延長プレート35は、インシュレータ40の左右側面プレート46の上端より高く延長形成されることが好ましい。
延長プレート35は、第1のシェル10に形成された複数の延長部20のうち、少なくとも1つを側面で覆うように配置することができる。又は、延長プレート35は、第1のシェル10に形成された複数の延長部20のうち、少なくとも1つに接するように配置することもできる。これにより、インシュレータ40の側面部41,46は、第1のシェル10の延長部20と側面脚部25及び第2のシェル30の延長プレート35により遮蔽される。
ベースプレート31と延長プレート35との連結部分には、ホール形態の連結部36が形成される。この連結部36は、第1のシェル10の結合部13と嵌合するように構成することができる。即ち、前記連結部分36は、第1のシェル10の結合部13が嵌る嵌入部として機能することができる。
延長プレート35の下部には、受け部37が延長形成される。このとき、受け部37は、電気コネクタが回路基板60に取り付けられたとき、回路基板60に接する長さで形成される。これにより、受け部37が第2のシェル30を支持することで電気コネクタが安定的に維持されるようになる。受け部37は、ベースプレート31方向に折り曲げ及び延びることができる。
図9〜図13には、夫々本発明の第1の実施形態に係る電気コネクタの平面図、正面図、底面図、側面図、背面図が示されている。これらの図には、本発明の第1の実施形態に係る電気コネクタにおける電磁気干渉遮蔽及び飛散物侵入防止効果が示されている。
図9の平面図には、第1のシェル10と第2のシェル30との結合部分Aは、結合部13と嵌入部33とにより噛み合うように結合して、隙間が形成されることなくインシュレータ40が露出せずに完全に遮蔽された状態が示されている。
図10の正面図には、第1のシェル10の収容部11の下面14内で弾性片17が形成される部分Bがカバー部15により隠されることで収容部11の下面に対する遮蔽が向上し、飛散物や異物の侵入が防止された状態が示されている。また、遮蔽部23によりインシュレータボディ41の下部が遮蔽され、延長部20、側面脚部25、及び延長プレート35によりインシュレータ40の側面部41,46が遮蔽された状態が示されている。
図11の底面図には、エンボス部19が形成されたカバー部15により収容部11の下面14が完全に閉鎖された状態が示されている。カバー部15によりインシュレータ40は遮蔽されて、タングプレート43は下方へ全く露出されていない。
図12の側面図には、第1のシェル10と第2のシェル30とが結合する後方部分Cが噛み合う方式で結合されて完全に遮蔽された状態が示されている。また、インシュレータ40の側面部41,46も露出を最小化した状態が図示されている。
図13の背面図には、第1のシェル10と第2のシェル30とが結合部13及び嵌入部33により、及び側面脚部25と連結部36とにより完全に噛み合う状態で結合されて、インシュレータ40の後面が全く露出されない状態が示されている。
図14及び図15は、本発明の第2の実施形態に係る電気コネクタ100を示している。この第2の実施形態において第1のシェル110と第2のシェル130とが結合される部分113,133や収容部111は、第1の実施形態と同様に構成することができる。(図中の符号は、第1の実施形態と同様の要素に対しては、後の2桁の数を同様に表記した。例えば、第1の実施形態のインシュレータ40は、第2の実施形態においてインシュレータ140である。)
ただし、第2の実施形態においては、第2のシェル130の延長プレート135に固定ピン121を形成することもできる。即ち、複数の固定ピン121のうちの一部は、第1のシェル110に形成され、他の一部は、第2のシェル130に形成することもできる。また、延長プレート135は、拡張形成されてインシュレータ140の側面プレート146の相当部分を隠すように形成することができる。
本発明の各実施形態に係る電気コネクタの効果は、次の通りである。
第1の効果として、本発明においては、第2のシェルの外郭部が第1のシェルの後方部に噛み合う方式で結合されて、収容部の後方側開口を完全に覆うように構成されることにより、遮蔽シェルの遮蔽面を折り曲げてインシュレータの後面を隠す既存の構造に比べてインシュレータの後面をより多く隠すことができ、EMI遮蔽性能を向上することができる。
また、第2のシェルの延長プレートがインシュレータの左右側面部の上端より高く延長形成されることにより、側方向におけるEMI遮蔽性能を向上することができる。
また、第1のシェルのカバー部の後端部で遮蔽部が下方に延長形成され、遮蔽部と第2のシェルのベースプレートとの間で前記複数のターミナルが上下に延長配置されることにより、EMI遮蔽性能を向上することができる。
第2の効果として、収容部の下面に該下面の一部を切欠き及び折り曲げた弾性片が備えられ、遮蔽シェルに収容部の下面前端部から折り曲げられて後方へ延びるカバー部が備えられ、カバー部が弾性片の形成により生じた開口を覆うように配置されることにより、電気コネクタを回路基板に半田付けする際に、飛散したフラックスが収容部内に侵入することを防止することができる。
また、前記カバー部は、長期間使用する場合に、収容部内部に埃や異物が侵入することも防止することができる。
また、カバー部には、前記弾性片が弾性変形できる空間を提供する溝形態のエンボス部が設けられていることにより、弾性片の変形動作が妨げられない。
以上で説明した上記実施形態等は、本発明を実現する実施形態であって、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で様々な修正及び変形が可能であろう。したがって、本発明に開示された実施形態等は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであり、このような実施形態によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。即ち、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲によって解釈されなければならず、それと同等な範囲内のあらゆる技術思想は、本発明の権利範囲に含まれることと解釈されるべきであろう。

Claims (25)

  1. 一端に、相手コネクタと接続するための接触部を備え、他端に、回路基板に実装される実装部を備える複数のターミナルと、
    前記複数のターミナルが相互離間した形態で装着され、前記接触部が定着するタングプレートを備えるインシュレータと、
    前記インシュレータと結合され、前記回路基板に装着される遮蔽シェルと、
    を備え、
    前記遮蔽シェルは、
    前方と後方に開口して、前記タングプレートを覆う収容部を備える第1のシェルと、
    前記第1のシェルの後面部に結合して、前記収容部の後方側開口を完全に覆うように配置されるベースプレートと、前記ベースプレートの両側面から前方へ延長形成されて、前記インシュレータの側面部の少なくとも一部を覆う延長プレートと、を備える第2のシェルと、
    を備える電気コネクタ。
  2. 前記第1のシェルの後面部には、凹凸形態の結合部が形成され、前記第2のシェルには、前記凹凸形態で形成される嵌入部が形成されて、前記結合部と前記嵌入部とが噛み合う方式で結合される請求項1に記載の電気コネクタ。
  3. 前記ベースプレートと前記延長プレートとの間には、ホール形態の連結部が形成され、該連結部は、前記結合部に嵌合される請求項2に記載の電気コネクタ。
  4. 前記第1のシェルは、前記収容部の下面前端部から180度折り曲げられて後方へ延び、前記収容部の下面を完全に覆うカバー部をさらに備える請求項1に記載の電気コネクタ。
  5. 前記第1のシェルは、前記カバー部の後端から折り曲げられて下方へ延びる遮蔽部をさらに備える請求項4に記載の電気コネクタ。
  6. 前記インシュレータと前記複数のターミナルとは、前記遮蔽部と前記第2のシェルとの間に配置される請求項5に記載の電気コネクタ。
  7. 前記収容部の下面には、一部が切欠き及び折り曲げられて前記相手コネクタを弾性支持する弾性片が形成され、前記カバー部には、前記弾性片が下方に弾性変形され得る空間を提供するように下方に陥没されたエンボス部が形成されることを特徴とする請求項4に記載の電気コネクタ。
  8. 前記第1のシェルは、前記カバー部の両側から折り曲げられ、下方へ延びて前記回路基板に固定される複数の延長部をさらに備える請求項4に記載の電気コネクタ。
  9. 前記延長部の下端には、前記回路基板に形成される挿入ホールに挿入されて半田付けされる固定ピンが形成される請求項8に記載の電気コネクタ。
  10. 前記インシュレータは、
    垂直方向に形成されるインシュレータボディと、
    前記インシュレータボディの上部から前方へ突出形成される前記タングプレートと、
    前記インシュレータボディの下部両側から前方へ突出形成される側面プレートと、
    を備える請求項1に記載の電気コネクタ。
  11. 前記延長プレートは、前記側面プレートより高く延長形成される請求項10に記載の電気コネクタ。
  12. 一端に、相手コネクタと接続するための接触部を備え、他端に、回路基板に実装される実装部を備える複数のターミナルと、
    前記複数のターミナルが相互離間した形態で装着され、前記接触部が定着するタングプレートを備えるインシュレータと、
    前記インシュレータと結合され、前記回路基板に装着される遮蔽シェルと、
    を備え、
    前記遮蔽シェルは、
    前方と後方に開口して、前記タングプレートを覆う収容部を備える第1のシェルと、
    前記第1のシェルの後面部に結合して、前記収容部の後方側開口を完全に覆うように配置される第2のシェルと、
    を備え、
    前記第1のシェルの後面部には、凹凸形態の結合部が形成され、前記第2のシェルには、前記凹凸形態で形成される嵌入部が形成されて、前記結合部と前記嵌入部とが噛み合う方式で前記第1のシェルと前記第2のシェルとが相互結合される電気コネクタ。
  13. 前記第1のシェルは、前記収容部の下面前端部から180度で折り曲げられて後方へ延び、前記収容部の下面を完全に覆うカバー部をさらに備える請求項12に記載の電気コネクタ。
  14. 前記収容部の下面には、一部が切欠き及び折り曲げられて前記相手コネクタを弾性支持する弾性片が形成され、前記カバー部には、前記弾性片が下方に弾性変形され得る空間を提供するように下方に陥没されたエンボス部が形成されることを特徴とする請求項13に記載の電気コネクタ。
  15. 前記第1のシェルは、前記カバー部の後端から折り曲げられて下方へ延びる遮蔽部をさらに備え、
    前記インシュレータと前記複数のターミナルとは、前記遮蔽部と前記第2のシェルとの間に配置される請求項13に記載の電気コネクタ。
  16. 一端に、相手コネクタと接続するための接触部を備え、他端に、回路基板に実装される実装部を備える複数のターミナルと、
    前記複数のターミナルが相互離間した形態で装着され、前記接触部が定着するタングプレートを備えるインシュレータと、
    前記タングプレートを覆う収容部を備え、前記インシュレータと結合され、前記回路基板に装着される遮蔽シェルと、
    を備え、
    前記収容部の下面には、前記下面の一部が切欠き及び折り曲げられた弾性片が備えられ、
    前記遮蔽シェルは、前記収容部の下面前端部から折り曲げられて後方側へ延びるカバー部をさらに備え、
    前記カバー部は、前記弾性片により形成された開口を覆うように配置される電気コネクタ。
  17. 前記カバー部は、前記収容部の下面を完全に覆う請求項16に記載の電気コネクタ。
  18. 前記カバー部には、前記弾性片が下方に弾性変形され得る空間を提供するように下方に陥没されたエンボス部が形成されることを特徴とする請求項16に記載の電気コネクタ。
  19. 前記遮蔽シェルは、前記カバー部の両側から折り曲げられて下方へ延び、前記回路基板に固定される複数の延長部をさらに備える請求項16に記載の電気コネクタ。
  20. 前記延長部の下端には、前記回路基板に形成される挿入ホールに挿入されて半田付けされる固定ピンが形成される請求項19に記載の電気コネクタ。
  21. 前記遮蔽シェルは、前記カバー部の後端から折り曲げられて下方へ延びる遮蔽部をさらに備える請求項16に記載の電気コネクタ。
  22. 前記複数のターミナルは、前記遮蔽部と第2のシェルとの間に配置される請求項21に記載の電気コネクタ。
  23. 前記遮蔽シェルは、
    前方と後方に開口する前記収容部と、前記カバー部を備える第1のシェルと、
    前記第1のシェルの後面部に結合されて、前記収容部の後方側開口を完全に覆うように配置されるベースプレートと、前記ベースプレートの両側面から前方へ延長形成されて、前記インシュレータの側面部の少なくとも一部を覆う延長プレートを備える第2のシェルと、
    を備える請求項16に記載の電気コネクタ。
  24. 前記第1のシェルの後面部には、凹凸形態で形成される結合部が形成され、前記第2のシェルには、凹凸形態で形成される嵌入部が形成されて、前記結合部と前記嵌入部とが噛み合う方式で結合される請求項23に記載の電気コネクタ。
  25. 前記ベースプレートと前記延長プレートとの間には、ホール形態の連結部が形成され、前記連結部は、前記結合部に嵌合される請求項24に記載の電気コネクタ。
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