JP2019185362A - 情報処理装置、プログラム、及び情報処理システム - Google Patents
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Abstract
Description
(情報処理システム)
まず、情報処理システムについて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す概略図である。本発明の実施の形態に係る情報処理システムは、遠隔地で業務を行う利用者が使用する端末装置10と、業務資源等を管理する管理サーバ12とを備えている。端末装置10と管理サーバ12とは、インターネットやLAN等の有線又は無線の通信回線14を介して相互に通信可能に接続されている。図1では1個の端末装置10を図示するが、端末装置10の個数に特に制限はなく、2個以上でもよい。
図2は端末装置の電気的構成の一例を示すブロック図である。端末装置10は、制御部20、通信部28、操作部30、表示部32、及び記憶部34を備えている。制御部20は、装置全体の制御及び各種演算を行うコンピュータ等の情報処理装置として構成されている。具体的には、制御部20は、CPU22、各種プログラムを記憶したROM24、及びプログラムの実行時にワークエリアとして使用されるRAM26を備えている。
図3は管理サーバの電気的構成の一例を示すブロック図である。管理サーバ12は、制御部50、通信部52、及び記憶部54を備えている。制御部50は、CPU、ROM及びRAMを備えており、装置全体の制御及び各種演算を行うコンピュータ等の情報処理装置として構成されている。制御部50、通信部52、及び記憶部54の各々は、バス59を介して接続されている。
次に、業務モードについて説明する。
本実施の形態では、業務支援プログラム44により、端末装置を業務に使用する「業務モード」と、端末装置を業務に使用しない「通常モード」とを切り替える。業務モードでは、業務用アプリを使用することができるようになる。また、業務モードでは、メールアプリ等、通常モードで使用していたアプリの一部も継続して使用することができる。図4(A)は通常モード用の画面の一例を示す模式図である。図4(B)は業務モード用の画面の一例を示す模式図である。
次に、業務支援プログラムについて説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態に係る「業務支援プログラム」の処理の流れの一例を示すフローチャートである。「業務支援プログラム」は、端末装置の記憶部から読み出され、制御部のCPUにより実行される。「業務支援プログラム」の実行は、上記の通り、利用者の指示により業務支援プログラムが起動されると開始される。
次に、ステップ106で実行される「業務モード切替処理」について説明する。
図7は第1の実施の形態に係る「業務モード切替処理」の流れの一例を示すフローチャートである。
次に、ステップ110で実行される「通常モード切替処理」について説明する。
図9は第1の実施の形態に係る「通常モード切替処理」の流れの一例を示すフローチャートである。まず、ステップ300で、宛先一覧から業務用宛先情報を削除する。次に、ステップ302で、他の記憶装置から私用宛先情報を取得する。次に、ステップ304で、取得した私用宛先情報を宛先一覧に記憶する。次に、ステップ306で、通常モード用の画面100(図4(A)参照)を表示して、ルーチンを終了する。
次に、緊急対応について説明する。
業務モード選択中に私用宛先への情報の送信を一切できないようにしたのでは、私用で急に連絡を取りたい相手に連絡を取れないことになる。例えば、子供が熱を出したという連絡が父親に入り、父親が迎えにいけないため父親から母親に連絡を取りたいといったケースが想定される。このような場合に備え、業務モードでも連絡を取る必要がある私用宛先を、緊急用宛先情報として予め登録しておいてもよい。
第1の実施の形態では、宛先一覧から私用宛先情報を削除したが、第2の実施の形態では、宛先一覧には私用宛先情報を残しておく。第2の実施の形態では、利用者が宛先を選択する際に、私用宛先が選択できない状態にする。
業務支援プログラムの概略的な手順は、第1の実施の形態(図6参照)と同様である。「業務モード切替処理」の手順が第1の実施の形態とは異なるので、第2の実施の形態に係る「業務モード切替処理」について説明する。図13は第2の実施の形態に係る「業務モード切替処理」の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップ400で、管理サーバに業務用宛先情報の送信を要求する。次に、ステップ402で、業務用宛先情報を受信したか否かを判断する。受信した場合は、ステップ404に進む。受信されない場合は、受信したか否かを繰り返し判断する。次に、ステップ404で、取得した業務用宛先情報を宛先一覧に追加する。次に、ステップ406で、私用の宛先を選択できない状態にする。次に、ステップ408で、業務モード用の画面200(図4(B)参照)を表示して、ルーチンを終了する。
第1の実施の形態では、宛先一覧から私用宛先情報を削除したが、第3の実施の形態では、宛先一覧には私用宛先情報を残しておく。また、第3の実施の形態では、利用者が宛先に情報を送信する際に、私用宛先への送信を禁止する。
次に、業務支援プログラムについて説明する。
図15は本発明の第3の実施の形態に係る「業務支援プログラム」の処理の流れの一例を示すフローチャートである。業務支援プログラムの概略的な手順は、「業務モード切替処理」の次に「通信監視処理」を実行する以外は、第1の実施の形態(図6参照)と同様である。
次に、ステップ107で実行される「通信監視処理」について説明する。
図16は第3の実施の形態に係る「通信監視処理」の流れの一例を示すフローチャートである。ここでは、図12に示すように、緊急用宛先情報45が、私用宛先情報43とは別に予め記憶されているものとする。
なお、上記実施の形態で説明した情報処理装置、プログラム、及び情報処理システムの構成は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内においてその構成を変更してもよいことは言うまでもない。
ここで、緊急用宛先情報生成処理について説明する。
図19は「緊急用宛先情報生成処理」の流れの一例を示すフローチャートである。図19に示すように、まず、ステップ600で、緊急用宛先を選択する画面を表示して、緊急用宛先の選択を受け付ける。次に、ステップ602で、緊急用宛先の選択が終了したか否かを判断する。選択が終了した場合は、ステップ604に進む。選択が終了していない場合は、選択が終了したか否かを繰り返し判断する。次に、ステップ604で、緊急用宛先情報を記憶して、ルーチンを終了する。
また、上記の実施の形態では、通常モードと業務モードとの間で切り替えを行う例について説明したが、業務モードから更に「緊急モード」に切り替えられるようにしてもよい。例えば、第2の実施の形態、第3の実施の形態と同様に、宛先一覧42には、緊急用宛先情報45、私用宛先情報43、及び業務用宛先情報58が記憶されている(図12)。
上記の実施の形態では、業務モードでの私用宛先へのメールの送信を一律に制限しているが、誤送信の虞がある宛先へのメールの送信を制限する等、業務モードでも私用宛先のうち一部の宛先へのメールの送信を制限するようにしてもよい。
上記の実施の形態では、通信手段が電子メールである場合について説明したが、電子メールは通信手段の一例であり、通信手段は電子メールには限定されない。例えば、電話番号を用いて通信するSMS(ショートメッセージサービス)等、宛先を指定して情報の送信を行う他の通信手段でもよい。
12 管理サーバ
14 通信回線
20 制御部
22 CPU
24 ROM
26 RAM
28 通信部
30 操作部
32 表示部
34 記憶部
36 バス
40 メールアプリ
42 宛先一覧
43 私用宛先情報
44 業務支援プログラム
45 緊急用宛先情報
50 制御部
52 通信部
54 記憶部
56 業務資源
58 業務用宛先情報
59 バス
100 画面
102 アイコン
104 アイコン
200 画面
200A 画面
202 アイコン
204 表示
206 ボタン
208 ボタン
300 画面
302 表示
304 宛先
306 属性
308 チェックボックス
310 ボタン
400 画面
402 表示
404 宛先
406 属性
408 チェックボックス
410 ボタン
500 画面
502 表示
504 ボタン
Claims (14)
- 自装置を業務に使用しない通常モードから、自装置を業務に使用する業務モードに切り替える切替手段と、
通常モードで使用する第1の宛先情報を記憶した記憶手段と、
前記業務モードでは、前記第1の宛先情報に含まれる宛先に情報を送信できないように制御する制御手段と、
を備えた情報処理装置。 - 前記制御手段は、
前記通常モードから前記業務モードに切り替える場合に、前記記憶手段に記憶された前記第1の宛先情報を、前記業務モードで使用する第2の宛先情報で置換する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第1の宛先情報を、他の記憶装置に複写した後、前記記憶手段から削除する、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、
前記通常モードから前記業務モードに切り替える場合に、前記記憶手段に記憶された前記第1の宛先情報に、前記業務モードで使用する第2の宛先情報を追加して記憶し、
前記業務モードでは、前記第1の宛先情報に含まれる宛先を選択できない状態にする、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、
前記業務モードでは、前記第1の宛先情報に含まれる宛先を表示しない、
請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、
前記業務モードでは、前記第1の宛先情報に含まれる宛先の選択を受け付けない、
請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、
前記業務モードでは、自装置による通信を監視し、前記第1の宛先情報に含まれる宛先への情報の送信を禁止する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 送信対象の情報に紐付けられた宛先以外への情報の送信を禁止する、
請求項7に記載の情報処理装置。 - 送信者の業務に紐付けられた宛先以外への情報の送信を禁止する、
請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、
業務モードでも、予め定めた緊急用の宛先には情報を送信できるように制御を行う、
請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 予め定めた緊急用の宛先は、前記業務モードで使用する第2の宛先情報に含まれる宛先と類似する宛先を含まない、
請求項10に記載の情報処理装置。 - 前記切替手段は、自装置を業務に使用する業務モードから、自装置を緊急で使用する緊急モードを更に切り替え、
前記制御手段は、緊急モードでは、緊急モードで使用する第3の宛先情報に含まれる宛先に情報を送信できるように制御する、
請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- 請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の情報処理装置と、
業務モードで使用する第2の宛先情報を管理し、前記第2の宛先情報を前記情報処理装置に送信する管理サーバと、
を含む情報処理システム。
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