JP2019183632A - 更生管の浮上防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易で設置容易な構造によって、高剛性の更生管が裏込め時に浮上するのを防止する。【解決手段】既設管1の内周に沿う高剛性の更生管3の底部に浮上防止装置の底部腹起し10を設ける。複数の柱状の突張部材20を互いに前記管軸方向に間隔を置いて底部腹起し10上に立設する。突張部材20の上端部を更生管3の頂部に形成した貫通孔3cに通す。突張力付与手段30によって、突張部材20を突っ張らせる。【選択図】図1

Description

本発明は、既設管の更生施工に用いられる浮上防止装置に関し、特に、既設管の内周に沿う更生管と既設管との間に裏込め材を充填する際における更生管の浮上防止装置に関する。
老朽化した下水管等の既設管の内周に更生管をライニングすることによって、既設管を更生することは公知である。このような工法の多くは、更生管の外周面と既設管の内周面の間にセメントミルクやモルタルなどの裏込め材を充填する。その際、裏込め材の注入圧および浮力によって、更生管が座屈したり浮き上がったりしないように、支保兼浮上防止工を行う(特許文献1、2等参照)。
特許文献1,2の支保装置は、更生管内に配置された環状のフレームと、該環状フレームの外周の周方向に間隔を置いて設けられた複数の腹起しとを含む。各腹起しが更生管の内周面に押し当てられている。支保装置の上端部には、鉛直な棒材が設けられている。該棒材が、更生管の頂部に形成された貫通孔を通して既設管の頂部に突き当てられている。
特開平10−121565号公報 特開2013−256854号公報
前掲特許文献の支保装置は、構造が大掛かりで非常に重く、設置に時間がかかり作業性が悪い。
一方、更生管が高剛性の場合、極めて大きな裏込め注入圧をかける等しない限り更生管が座屈することはないため、従来の支保構造は過剰であるといえる。
本発明は、かかる事情に鑑み、簡易で設置容易な構造によって裏込め時の更生管の浮上を防止でき、高剛性の更生管に適した浮上防止装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、既設管の内周に沿う高剛性の更生管と前記既設管との間に裏込め材を充填する際の前記更生管の浮上防止装置であって、
前記更生管の底部に配置された底部腹起しと、
前記底部腹起し上に立設され、かつ上端部が前記更生管の頂部を貫通する複数の柱状の突張部材と、
前記突張部材を前記既設管の頂部と前記底部腹起しとの間で突っ張らせる突張力付与手段と、
を備えたことを特徴とする。
高剛性とは、更生管が、充填時の裏込め材の圧力で座屈しない程度の剛性を有していることを言う。該更生管を既設管の内周に沿って構築後、前記浮上防止装置からなる支保工を設置する。要するに、該支保工は、主として更生管の浮上防止機能を有していればよく、更生管の断面保持機能については特別な場合を除き不要ないしは最小限でよい。このため、構造が簡素であり容易に短時間で設置でき、作業性が良好である。
前記突張力付与手段の操作によって突張部材を上下に突っ張らせておくことで、裏込め材の充填で生じる浮力によって更生管が浮き上がるのを防止できる。
前記突張力付与手段が、前記底部腹起しに設置されたベース部材と、前記ベース部材に立設された雄ネジ状の軸部材と、前記軸部材に螺合されたナット状の昇降部材とを含み、前記突張部材の下端が前記昇降部材に突き当てられていることが好ましい。
これによって、突張力付与手段の構造を簡素化できる。
昇降部材を回すことで、該昇降部材が軸部材に沿って昇降される。これによって、突張部材が昇降される。突張部材を上昇させることで既設管の頂部に突き当て、更には突っ張らせることができる。
昇降部材には、取っ手などの把持部が設けられていることが好ましい。昇降部材を人力で回転操作可能とすることで、駆動源や特殊な治具無しで、突張部材の昇降及び突っ張り操作を行なうことができる。
前記ベース部材には、前記底部腹起しの両側面に係止される一対の係止部が設けられていることが好ましい。
これによって、ベース部材を底部腹起しに安定的に設置でき、突張部材を建て込みやすくできる。また、昇降部材を回す際にベース部材が回転するのを防止でき、突っ張り操作を容易化できる。
前記底部腹起しが前記更生管の管軸に沿う長手方向に並べられた複数の腹起し部材を含み、前記ベース部材ひいては前記一対の係止部が、隣接する腹起し部材どうし間に跨っていることが好ましい。
これにより、ベース部材によって、隣接する腹起し部材どうしがずれるのを防止できる。特に、一対の係止部によって、隣接する腹起し部材どうしが幅方向へずれるのを防止できる。また、ベース部材が隣接する腹起し部材どうしの継ぎ目に配置されるため、突張部材も前記継ぎ目上に配置される。したがって、突張部材を配置すべき位置が明確になる。
前記底部腹起しが前記更生管の管軸に沿う長手方向に並べられた複数の腹起し部材を含み、隣接する腹起し部材どうしが凹凸嵌合されていることが好ましい。
腹起し部材を凹凸嵌合させながら順次継ぎ足すことによって、底部腹起しを延伸させることができる。隣接する腹起し部材どうしを凹凸嵌合によってしっかりと連結することで、これら腹起し部材がずれないようにすることができる。
突張部材は、底部腹起しの長手方向に間隔を置いて複数配置される。
前記突張部材の上端部が、前記更生管の頂部に形成された貫通孔より小径であることが好ましい。
これによって、突張部材の上端部を更生管の貫通孔に簡単に通すことができる。突張部材の上端部を高剛性の更生管の貫通孔に圧入する必要が無い。
突張部材の上端部の外周面と更生管の貫通孔の内周面との間は好ましくは封止手段によって封止したうえで、裏込め材の充填を行なう。
前記浮上防止装置が、前記既設管の頂部の内周面に設けられる保護板を更に備え、前記突張部材の上端部が前記保護板に突き当てられることが好ましい。
これによって、突っ張り時に既設管の頂部が損傷するのを防止できる。特に既設管の頂部が老朽化によって脆弱になっているときに有効である。
前記保護板としては鉄板を用いることができる。
前記浮上防止装置が、前記更生管の下半部における前記底部腹起しから周方向に離れた内周上に配置された側部腹起しと、
前記突張部材又は前記底部腹起しと前記側部腹起しとを結ぶように延びる横架部材と、
前記横架部材に設けられて前記側部腹起しを前記更生管へ押し付ける押付手段と、
を更に備えていることが好ましい。
座屈しにくい高剛性の更生管であっても大断面であったり裏込め材の比重が大きかったりすると、裏込め材の充填によって座屈はしないまでも変形することが考えられる。これに対して、更生管の下半部を底部腹起しに加えて側部腹起しによっても押えることで、更生管の浮き上がり防止だけでなく、更生管の変形を抑制できる。したがって、簡素な装置構造を維持したまま、更生管の断面形状の保持機能を確保できる。言い換えると、浮上防止装置に更生管の断面保持機能を付与できる。
好ましくは、横架部材を更生管の下半部の内部に配置することによって、横架部材による流水阻害を緩和できる。
前記横架部材が、前記更生管の下半部の内周に沿う弧状であることが好ましい。これによって、横架部材による流水阻害を一層緩和できる。
前記弧状の横架部材が、前記突張部材の下端と底部腹起しとの間に挟まれていてもよい。
前記横架部材が、前記突張部材の中央部より下側の部分と交差するように連結されていることが好ましい。これによって、横架部材による流水阻害を確実に緩和できる。
前記更生管の頂部にはネジ孔部が設けられ、
前記突張部材の上端部には前記ネジ孔部の雌ネジと螺合される雄ネジが形成されていることが好ましい。
これによって、更生管の底部を突張部材で既設管の底部に押さえ付けるのに加えて、更生管の頂部を突張部材に対して固定できる。したがって、裏込め材の充填時における更生管の変形を抑制でき、簡素な装置構造を維持したまま、更生管の断面形状の保持機能を高めることができる。
前記更生管の頂部の外周面と前記既設管の頂部の内周面との間に介在物が設けられていることが好ましい。
これによって、更生管の底部を突張部材で既設管の底部に押さえ付けるのに加えて、前記介在物によって更生管の頂部の浮き上がりを阻止でき、前記更生管の頂部と既設管の頂部どうしの接近を阻止できる。したがって、裏込め材の充填時における更生管の変形を抑制でき、簡素な装置構造を維持したまま、更生管の断面形状の保持機能を高めることができる。
本発明によれば、簡易で設置容易な構造によって、高剛性の更生管が裏込め時に浮上するのを防止することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る浮上防止装置を用いて更生施工中の既設管を、浮上防止装置の設置後、裏込め材の充填前の状態で示す、図2のI−I線に沿う正面断面図である。 図2は、図1のII−II線に沿う側面断面図である。 図3は、前記浮上防止装置の下側部分を拡大して示す断面図である。 図4は、前記浮上防止装置の突張力付与手段を下降させた状態における、前記更生施工中の既設管の正面断面図である。 図5は、本発明の第2実施形態に係る浮上防止装置を用いて更生施工中の既設管を、浮上防止装置の設置後、裏込め材の充填前の状態で示す正面断面図である。 図6は、本発明の第3実施形態に係る浮上防止装置の正面断面図である。 図7は、本発明の第4実施形態に係る浮上防止装置の正面断面図である。 図8は、本発明の第5実施形態に係る浮上防止装置の正面断面図である。 図9は、本発明の第6実施形態に係る浮上防止装置の正面断面図である。 図10は、本発明の第7実施形態に係る浮上防止装置の正面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
<第1実施形態>
図1〜図4は、本発明の第1実施形態を示したものである。図1及び図2に示すように、更生対象の既設管1は、老朽化した下水道管である。なお、既設管1は、下水道管に限られず、上水道管、農業用水管、水力発電導水管、ガス管等であってもよい。
既設管1の内周に沿って更生管3がライニングされることで、既設管1が更生される。
詳細な図示は省略するが、更生管3は、例えば帯状部材(プロファイル)によって構成されている。該帯状部材が螺旋状に巻回されるとともに一周違いに隣接する縁どうしが接合されることによって、螺旋管状の更生管3が製管されている。
前記帯状部材は、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂からなる主帯材と、スチールなどの金属からなる補強帯材を有し、剛性が高い。このため、更生管3は高剛性である。
高剛性とは、更生管3が、充填時の裏込め材からの圧力で座屈しない程度の剛性を有していることを言う。
前記金属製の補強帯材は、合成樹脂製の主帯材の裏側部(製管されたとき外周側を向く側部)のリブ間に嵌め込まれていてもよく、主帯材のリブ等の内部に埋め込まれていてもよい。
更生管3と既設管1との間の管間隙間1dには裏込め材(図示せず)が充填される。
充填に先立って、更生管3の内部に浮上防止装置4が設置される。浮上防止装置4は、底部腹起し10と、突張部材20と、ジャッキ30(突張力付与手段)を備えている。
図1及び図2に示すように、更生管3の底部には底部腹起し10が管軸Lと平行に配置されている。底部腹起し10は、複数の腹起し部材11を含む。これら腹起し部材11が管軸方向に一列に並べられている。各腹起し部材11の端部には例えば段差状の凹凸嵌合部11b,11dが形成されている。隣接する腹起し部材11の凹凸嵌合部11b,11dどうしが凹凸嵌合されている。
複数の突張部材20が、互いに底部腹起し10の長手方向(管軸方向)に間隔を置いて配置されている。突張部材20は、例えば円筒形の鋼管によって構成されている。突張部材20の長さは、更生管3の半径より大きく、かつ更生管3の直径より少し小さい。該突張部材20が、底部腹起し10上に鉛直に立設され、柱状の支保を構成している。
突張部材20の上端部は、更生管3の頂部に形成された貫通穴3cを貫通している。突張部材20の少なくとも上端部は貫通孔3cより少し小径である。
図2に示すように、各突張部材20と底部腹起し10との間にジャッキ30が介在されている。図3に示すように、ジャッキ30は、ベース部材31と、軸部材32と、昇降部材33とを有している。ベース部材31は、ベース部31aと、一対の係止部31bとを含み、断面コ字状になっている。ベース部31aの幅方向両側に一対の係止部31bが設けられている。
ベース部31aが、底部腹起し10の上面に被さっている。一対の係止部31bが、底部腹起し10の両側面に係止されている。これによって、ベース部材31が、底部腹起し10に回転不能に設置されている。
好ましくは、ジャッキ30は、隣接する腹起し部材11どうしの継ぎ目11c上に配置されている。詳しくは、ベース部材31が、継ぎ目11cを挟んで、隣接する腹起し部材11どうし間に跨っている。ベース部31aが、これら腹起し部材11の上面どうし間に跨っている。係止部31bが、これら腹起し部材11の側面どうし間に跨っている。
各突張部材20が継ぎ目11c上に配置されている。
図3に示すように、ベース部31aには雄ネジ状の軸部材32が鉛直に立設されている。軸部材32にナット状の昇降部材33が螺合されている。昇降部材33は、回転されることで軸部材32に沿って昇降される。昇降部材33には、回転操作用の取っ手34が設けられている。
突張部材20の下端が昇降部材33に突き当てられている。ひいては、突張部材20の下端が、ジャッキ30を介して底部腹起し10に突き当てられている。
昇降部材33の昇降に伴って突張部材20が昇降される。
浮上防止装置4は次のように使用される。
更生管3を既設管1の内周に沿って構築後、更生管3内に浮上防止装置4を設置する。詳しくは、腹起し部材11を凹凸嵌合させて順次継ぎ足し、底部腹起し10を延伸させる。隣接する腹起し部材11どうしを凹凸嵌合させて連結することで、これら腹起し部材11がずれないようにすることができる。
図4に示すように、該底部腹起し10上にジャッキ30を介して突張部材20を立設する。詳しくは、まずジャッキ30のベース部31aを底部腹起し10の上面に載置し、一対の係止部31bを底部腹起し10の側面に宛がう。これによって、ジャッキ30を底部腹起し10に安定的に設置できる。ベース部材31のベース部31aが隣接する腹起し部材11の上面どうし間に跨ることで、これら腹起し部材11どうしが高さ方向にずれるのを防止できる。さらに一対の係止部31bが隣接する腹起し部材11の側面どうし間に跨ることで、これら腹起し部材11どうしが幅方向にずれるのを防止できる。
好ましくは、昇降部材33は下降させておく。該昇降部材33に突張部材20の下端部を載せる。
更生管3の頂部には予め貫通穴3cを形成しておく。
更に、取っ手34で昇降部材33を上昇方向へ回すことで、突張部材20を上昇させる。これによって、図1に示すように、突張部材20の上端部を貫通穴3cに通して既設管1の上端部に突き当てる。一対の係止部31bが底部腹起し10の両側面に係止されているために、昇降部材33を回す際にベース部材31が回転するのを防止でき、昇降操作を安定的に行なうことができる。また、突張部材20の直径を貫通孔3cより小径にしておくことによって、突張部材20の上端部を貫通孔3cに簡単に通すことができる。つまり、突張部材20を高剛性の更生管3の貫通孔3cに圧入する必要が無い。
突張部材20の上端部の外周面と、貫通孔3cの内周面との間は、封止手段(図示省略)によって封止する。封止手段としては、特に限定が無く、目地材、ゴムパッキンの他、柔軟なシート、布切れ、紙などを用いてもよい。
更に昇降部材33を締め付けることで、図1に示すように、突張部材20を既設管1の頂部と底部腹起し10との間で突っ張らせる。つまり、ジャッキ30(突張力付与手段)によって、突張部材20に対して突っ張り力を付与する。この突っ張り力によって、更生管3の底部が既設管1の底部に押し付けられる。
その後、管間隙間1dにセメントミルクやモルタルなどの裏込め材を充填する。このとき、更生管3は裏込め材から浮力を受ける。一方、突張部材20を突っ張らせておくことで、更生管3が前記浮力によって浮き上がるのを防止でき、更生管3の底部が既設管1の底部に押し付けられた状態に維持される。これによって、更生管3の流下勾配を既設管1の底部の流下勾配に合わせることができる。
また、更生管3は裏込め材の注入圧を受ける。一方、更生管3は、高剛性であるために前記注入圧で座屈することがない。したがって、前記注入圧に対抗する機構を浮上防止装置4に付加したり浮上防止装置4とは別途に設けたりする必要がない。
支保工としての浮上防止装置4は、主として更生管3の浮上防止機能を有していればよく、更生管3の断面保持機能については後述の特別な場合を除き必要でないか最小限でよい。このため、浮上防止装置4は、構造が簡素であり容易に短時間で設置でき、設置作業性が良好である。ジャッキ30は人力で操作でき、駆動源や特殊な治具無しで、突張部材20の昇降及び突っ張り操作を行なうことができる。
裏込め材の養生、硬化後、昇降部材33を下降するように回し、突張部材20を下降させて、突張部材20の上端部を貫通孔3cから下方へ引き抜く。これによって、突張部材20を更生管3から解放できる。その後、浮上防止装置4を分解して撤去する。次の施工スパンへ移設してもよい。浮上防止装置4は構造が簡素であるために、分解、撤去、移設が容易である。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において既述の形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を省略する。
<第2実施形態>
図5は、本発明の第2実施形態を示したものである。
第2実施形態の浮上防止装置4Bにおいては、既設管1の頂部の内周面に保護板40が設けられている。保護板40としては鋼板が用いられている。保護板40は、既設管1の頂部の内周形状に合わせて湾曲されている。
突張部材20の上端部が保護板40に突き当てられる。これによって、突っ張り力を保護板40で受けて分散させることで、既設管1の頂部が損傷するのを防止できる。本形態は、特に既設管1が老朽化によって脆弱になっているとき有効である。
<第3実施形態>
図6は、本発明の第3実施形態を示したものである。本実施形態の浮上防止装置4Cは、更生管3が大断面であったり裏込め材の比重が大きかったりするような場合に適している。
詳しくは、浮上防止装置4Cにおいては、第1実施形態の装置4(図1)に対して、一対の側部腹起し12と、横架部材50が付加されている。側部腹起し12は、更生管3の下半部の内周上の底部腹起し10を挟んで両側にそれぞれ配置されている。すなわち、更生管3の周方向における底部を0°として、0°〜±90°の角度範囲に側部腹起し12が配置されている。3つ(複数)の腹起し10,12が、更生管3の下半部の内周面の周方向に互いに離れている。
更生管3の下半部の内部に横架部材50が配置されている。横架部材50は、鋼材などの剛性材料で構成されている。該横架部材50が、更生管3の下半部の周方向に沿って3つの腹起し12,10,12を結ぶように円弧状(弧状)に延びている。
横架部材50の中間部は、底部腹起し10に載せられている。該横架部材50の中間部の上面にジャッキ30が配置されている。突張部材20がジャッキ30上に立設されている。突張部材20の下端と底部腹起し10との間に横架部材50が挟まれている。ジャッキ30を介して、突張部材20の下端と横架部材50とが連結されている。
ジャッキ30による突張部材20の突っ張りによって、横架部材50を介して底部腹起し10が更生管3の底部に押し当てられている。
横架部材50の両端部にはそれぞれナット部52が設けられている。該ナット部52に寸切ボルトからなるネジ状軸部材53が螺合されている。ナット部52及びネジ状軸部材53によって、押付手段51が構成されている。押付手段51の軸線L51は、横架部材50の円弧をなす延び方向(周方向)に対して直交するように、横架部材50の高さ方向(厚み方向)へ向けられている。ネジ状軸部材53の下端部が、断面コ字状のホルダ13を介して側部腹起し12に突き当てられている。詳細な図示は省略するが、ネジ状軸部材53の上端部には、六角部等の回転操作部が設けられている。好ましくは、該ネジ状軸部材53の上端部は、横架部材50の内部に引っ込んでいる。
なお、ネジ状軸部材53の上端部が、横架部材50から多少突出されていてもよい。
浮上防止装置4Cにおいては、ネジ状軸部材53の締め込みによって、側部腹起し12を更生管3の側部に強く押し付けることができる。したがって、更生管3の下半部を底部腹起し10によってだけでなく側部腹起し12によっても押えることができる。これによって、裏込め材の充填時に更生管3が浮き上がるのを確実に防止できる。さらには、更生管3が大断面であったり、裏込め材の比重が大きかったりしても、側部腹起し12による押さえ付けによって、更生管3の特に側部が変形するのを防止することができる。これによって、簡素な装置構造を維持したまま、更生管3の断面形状の保持機能を確保することができる。言い換えると、浮上防止装置に更生管3の断面形状の保持機能を付与できる。
横架部材50は更生管3の下半部の内部に配置されているから流水阻害を緩和できる。さらにはネジ状軸部材53の上端部が横架部材50の内部に引っ込んでいることによって、流水阻害を抑えることができる。
<第4実施形態>
図7は、本発明の第4実施形態を示したものである。第4実施形態に係る浮上防止装置4Dにおいては、横架部材50Dが、両側の側部腹起し12を結ぶように略水平に真っ直ぐ延びている。横架部材50Dの中間部が、突張部材20の中央部より下側の部分と直交(交差)している。これら横架部材50Dと突張部材20との交差部には、直交クランプ55が設けられている。突張部材20の下端がジャッキ30を介して底部腹起し10上に載っている点については第1実施形態(図1)と同様である。
横架部材50Dの両端部には、ナット部52及びネジ状軸部材53を含む押付手段51Dが設けられている。押付手段51Dの軸線L51Dは、横架部材50Dの延び方向に沿うように略水平に向けられている。ナット部52を回すことで、ネジ状軸部材53が軸線L51Dに沿って進退される。
ネジ状軸部材53の先端部にホルダ13Dを介して側部腹起し12が連結されている。ホルダ13Dひいては側部腹起し12は、ネジ状軸部材53の先端部に対して押付軸線L51Dと直交する回転軸線L12(図7の紙面直交方向)のまわりに回転可能になっている。
ネジ状軸部材53を締め込むと、側部腹起し12が、更生管3の側部における傾きに合わせて回転軸線L12を中心にして角度調整されながら、前記更生管3の側部に強く押し付けられる。これによって、更生管3が大断面であったり、裏込め材の比重が大きかったりしても、更生管3の側部が変形するのを防止でき、簡素な装置構造を維持したまま、更生管3の断面形状の保持機能を確保することができる。
横架部材50Dが突張部材20の下側部分の高さに配置されることで、横架部材50Dによる流水阻害を緩和できる。
<第5実施形態>
図8は、本発明の第5実施形態を示したものである。第5実施形態に係る浮上防止装置4Eにおいては、突張部材20の上端部の外周面に雄ネジ23が形成されている。
更生管3の頂部には、貫通孔3c(図1)に代えて、内周面が雌ネジとなったネジ孔部3eが設けられている。ネジ孔部3eは、更生管3の頂部を上下に貫通している。
突張部材20の上端部がネジ孔部3eを貫通して既設管1の頂部に突き当てられている。かつ、雄ネジ23がネジ孔部3eの雌ネジと螺合されている。これによって、突張部材20の上端部と更生管3の頂部とが互いに相対変位不能に固定されている。ひいては、既設管1の頂部に対する更生管3の頂部の位置が固定されている。
第5実施形態の浮上防止装置4Eによれば、突張部材20の突っ張りによって更生管3の底部が既設管1の底部に押さえ付けられるのに加えて、更生管3の頂部が突張部材20に対して固定されることで、裏込め材の充填時における更生管3の変形を抑制できる。したがって、簡素な装置構造を維持したまま、更生管3の断面形状の保持機能を確保することができる。
<第6実施形態>
図9は、本発明の第6実施形態を示したものである。第6実施形態の浮上防止装置4Fは、第5実施形態の変形態様であり、更生管3の頂部にナット部材22が設けられている。ナット部材22は、更生管3の貫通孔3cに嵌め込まれて接着されている。ナット部材22の雌ネジを有する内周面が、ネジ孔部22eを構成している。
突張部材20の雄ネジ23がナット部材22と螺合されている。
<第7実施形態>
図10は、本発明の第7実施形態を示したものである。第7実施形態の浮上防止装置4Gにおいては、更生管3の頂部の外周面と既設管1の頂部の内周面との間(管間隙間1dの頂部)に介在物5が設けられている。介在物5によって、更生管3の頂部と既設管1の頂部とが接近するのが阻止されている。介在物5は、例えばモルタルによって構成されているが、これに限らず、セメントや接着剤などであってもよい。介在物5は、更生管3の管軸に沿って連続的に延びていてもよく、非連続的に例えば貫通孔3cの周辺部だけに設けられていてもよい。
更生管3の構築時に、それと併行してモルタル等の介在物5を更生管3と既設管1の頂部間に詰めてもよい。
更生管3の構築後、突張部材20の設置前に、更生管3と既設管1の頂部間における、貫通孔3cの周囲の部分にモルタル等の介在物5を詰めてもよい。
第7実施形態によれば、突張部材20の突っ張りによって更生管3の底部が既設管1の底部に押し付けられるのに加えて、介在物5によって更生管3の頂部の浮き上がりが阻止される。これによって、簡便な装置構造を維持したまま、更生管3の断面形状の保持機能を確保することができる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変をなすことができる。
例えば、更生管3は、裏込め材の充填圧力で座屈しない程度に高剛性であればよく、螺旋管に限られない。
突張力付与手段は、油圧ジャッキでもよい。
突張部材が伸縮式になっていてもよく、該突張部材を延ばすことで既設管1の頂部に突き当てられて突っ張り力を生じるようになっていてもよい。突張部材の伸縮機能によって突張力付与手段が構成されていてもよい。
本発明は、例えば老朽化した下水道管の更生に適用できる。
1 既設管
1d 管間隙間
3 更生管
3c 貫通孔
3e ネジ孔部
4 浮上防止装置
4B,4C,4E,4D,4F,4G 浮上防止装置
5 介在物
10 底部腹起し
11 腹起し部材
11b 凹状嵌合部
11c 継ぎ目
11d 凸状嵌合部
12 側部腹起し
20 突張部材
22 ナット部材
22e ネジ孔部
23 雄ネジ
30 ジャッキ(突張力付与手段)
31 ベース部材
31a ベース部
31b 係止部
32 軸部材
33 昇降部材
34 取っ手
40 保護板
50,50D 横架部材
51,51D 押付手段
52 ナット部
53 ネジ状軸部材
55 直交クランプ
12 回転軸線
51,L51D 押付軸線

Claims (12)

  1. 既設管の内周に沿う高剛性の更生管と前記既設管との間に裏込め材を充填する際の前記更生管の浮上防止装置であって、
    前記更生管の底部に配置された底部腹起しと、
    前記底部腹起し上に立設され、かつ上端部が前記更生管の頂部を貫通する複数の柱状の突張部材と、
    前記突張部材を前記既設管の頂部と前記底部腹起しとの間で突っ張らせる突張力付与手段と、
    を備えたことを特徴とする浮上防止装置。
  2. 前記突張力付与手段が、前記底部腹起しに設置されたベース部材と、前記ベース部材に立設された雄ネジ状の軸部材と、前記軸部材に螺合されたナット状の昇降部材とを含み、前記突張部材の下端が前記昇降部材に突き当てられていることを特徴とする請求項1に記載の浮上防止装置。
  3. 前記ベース部材には、前記底部腹起しの両側面に係止される一対の係止部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の浮上防止装置。
  4. 前記底部腹起しが前記更生管の管軸に沿う長手方向に並べられた複数の腹起し部材を含み、前記ベース部材ひいては前記一対の係止部が、隣接する腹起し部材どうし間に跨っていることを特徴とする請求項3に記載の浮上防止装置。
  5. 前記底部腹起しが前記更生管の管軸に沿う長手方向に並べられた複数の腹起し部材を含み、隣接する腹起し部材どうしが凹凸嵌合されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の浮上防止装置。
  6. 前記突張部材の上端部が、前記更生管の頂部に形成された貫通孔より小径であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の浮上防止装置。
  7. 前記既設管の頂部の内周面に設けられる保護板を更に備え、前記突張部材の上端部が前記保護板に突き当てられることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の浮上防止装置。
  8. 前記更生管の下半部における前記底部腹起しから周方向に離れた内周上に配置された側部腹起しと、
    前記突張部材又は前記底部腹起しと前記側部腹起しとを結ぶように延びる横架部材と、
    前記横架部材に設けられて前記側部腹起しを前記更生管へ押し付ける押付手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の浮上防止装置。
  9. 前記横架部材が、前記更生管の下半部の内周に沿う弧状であることを特徴とする請求項8に記載の浮上防止装置。
  10. 前記横架部材が、前記突張部材の中央部より下側の部分と交差するように連結されていることを特徴とする請求項8に記載の浮上防止装置。
  11. 前記更生管の頂部にはネジ孔部が設けられ、
    前記突張部材の上端部には前記ネジ孔部の雌ネジと螺合される雄ネジが形成されていることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の浮上防止装置。
  12. 前記更生管の頂部の外周面と前記既設管の頂部の内周面との間に介在物が設けられていることを特徴とする請求項1〜11に記載の浮上防止装置。
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