JP2019182587A - コンベヤベルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スカートゴム及び/又はコンベヤベルトの摩耗を抑制することができる、コンベヤベルト装置の提供。【解決手段】コンベヤベルトの搬送面のベルト幅方向端部に当接するスカートゴムを備える、コンベヤベルト装置であって、前記スカートゴムは、前記コンベヤベルトの進行方向に進行するように構成され、前記コンベヤベルト装置は、前記スカートゴムを進行させる駆動源を有することを特徴とする。【選択図】図2

Description

この発明は、コンベヤベルト装置に関する。
コンベヤベルト装置では、被搬送物を投入シュートからコンベヤベルトの搬送面に投下して、コンベヤベルトの搬送面の移動に伴って被搬送物を順次搬送している。被搬送物が粉状体や粒状体等の場合、被搬送物を投入シュートから投下する際に、コンベヤベルトの周囲に被搬送物が落下したり、被搬送物の粉塵等が飛散したりすることがある。
被搬送物の落下や飛散を防ぐため、例えば、特許文献1では、コンベヤベルトのシュートの下部において、コンベヤベルトの搬送面の幅方向両端側に、スカート板(スカートゴム)と称される平板状の部材を対向配置して、コンベヤベルトの搬送面に当接させ、ベルト幅方向端部からの被搬送物の落下や粉塵等の飛散を防止している。
特開平10−329921号公報 特開昭63−123709号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、固定されたスカート板と、移動するコンベヤベルトの搬送面との間の摩擦によって、コンベヤベルトの搬送面が摩耗して凹み、スカート板とコンベヤベルトの搬送面との間に生じた隙間から、被搬送物がこぼれ出ることが問題となっている。さらに、隙間に被搬送物が入り込むことによって、コンベヤベルトの搬送面に損傷が発生することがあった。
コンベヤベルトの搬送面の摩耗を低減するため、特許文献2に記載の発明では、一対のホイール間に巻回された無端状のスカート帯(スカートゴム)の外周面を、コンベヤベルトの搬送面に圧接し、面同士の摩擦抵抗により、スカート帯をコンベヤベルトの移動に伴って回動させて、スカート帯の外周面と、コンベヤベルトの搬送面との間の摺動を抑制している。
しかしながら、特許文献2に記載の発明では、コンベヤベルトの搬送面とスカート帯の外周面との間で滑りや引っ掛かりが発生し、両者の進行速度にずれが生じるため、スカート帯の外周面とコンベヤベルトの搬送面との間の摺動は十分には解消せず、コンベヤベルトの搬送面の摩耗の抑制は不十分だった。
この発明は、上述した課題を解決するためのものであり、スカートゴム及び/又はコンベヤベルトの摩耗を抑制することができる、コンベヤベルト装置を提供することを目的とする。
本発明の要旨は、以下のとおりである。
本発明のコンベヤベルト装置は、コンベヤベルトの搬送面のベルト幅方向端部に当接するスカートゴムを備える、コンベヤベルト装置であって、前記スカートゴムは、前記コンベヤベルトの進行方向に進行するように構成され、前記コンベヤベルト装置は、前記スカートゴムを進行させる駆動源を有することを特徴とする。
かかる構成の本発明のコンベヤベルト装置によれば、スカートゴム及び/又はコンベヤベルトの摩耗を抑制することができる。
本発明のコンベヤベルト装置では、前記スカートゴムは、平板状のゴムを、前記コンベヤベルトの長手方向に沿って配置された一対のローラの間に無端状に巻回してなることが好ましい。
この構成によれば、簡便な設備で、スカートゴムを途切れなく進行させ続けることができる。
本発明のコンベヤベルト装置では、前記スカートゴムの外周面の少なくとも一部が、前記コンベヤベルトの搬送面に当接するように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、スカートゴムとコンベヤベルトとの当接幅を広くすることができ、当接面同士の間から被搬送物や粉塵等がこぼれ出るのを効果的に抑えることができる。
本発明のコンベヤベルト装置では、前記スカートゴムの幅方向における側面の少なくとも一部が、前記コンベヤベルトの搬送面に当接するように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、スカートゴムが、コンベヤベルトの搬送面に対して起立した壁として、被搬送物の落下や粉塵等の飛散を効果的に抑えることができる。
本発明のコンベヤベルト装置では、前記スカートゴムの幅方向における側面視にて、該スカートゴムの幅方向における側面が囲む領域を覆う板状部材を備えていることが好ましい。
この構成によれば、スカートゴムの幅方向側面が囲む領域を覆うことにより、効果的に被搬送物の落下や粉塵等の飛散を抑えることができる。さらに、ローラの損傷を防ぐことができる。
本発明のコンベヤベルト装置では、前記板状部材は、金属プレートからなり、且つ、外表面がゴムで被覆されていることが好ましい。
この構成によれば、板状部材に高い強度を与えるとともに、板状部材の摩耗や損傷を抑えることができる。
本発明によれば、スカートゴム及び/又はコンベヤベルトの摩耗を抑制することができる、コンベヤベルト装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るコンベヤベルト装置について説明するための、当該コンベヤベルト装置の概略側面図である。 図1のコンベヤベルト装置の、スカート部の斜視図である。 図1のコンベヤベルト装置におけるスカート部を、後部プーリ側から視た図である。 スカート部の変形例を、後部プーリ側から視た図である。 本発明の他の実施形態に係るコンベヤベルト装置の、スカート部の斜視図である。 本発明の他の実施形態に係るコンベヤベルト装置におけるスカート部を、後部プーリ側から視た図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明に係るコンベヤベルト装置の実施形態を例示説明する。
[実施形態1]
まず、本発明の一実施形態(実施形態1)に係るコンベヤベルト装置1について、図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るコンベヤベルト装置について説明するための、当該コンベヤベルト装置の概略側面図である。
なお、本明細書では、コンベヤベルト2の長手方向を「ベルト長手方向」ともいう。ベルト長手方向は、コンベヤベルト2の進行方向に平行である。また、本明細書では、コンベヤベルト2の幅方向を、「ベルト幅方向」ともいう。ベルト幅方向は、コンベヤベルト2の平面視にて、ベルト長手方向に直交する方向である。ベルト幅方向における中心に近い側を「ベルト幅方向内側」とし、ベルト幅方向における中心から遠い側を「ベルト幅方向外側」とする。また、ベルト幅方向両側のそれぞれの端及びそれぞれの端の近傍を「ベルト幅方向端部」という。さらに、コンベヤベルト2が有する面のうち、被搬送物Wが投下及び載置される面を搬送面2iという。
コンベヤベルト2の内部構造は、特に限定されないが、例えば、帯状の上面カバーゴムと帯状の下面カバーゴムとの間に芯材が埋設された構造を有する。芯材としては、例えば、帯状の帆布、ベルト幅方向に沿って配列され、かつ、それぞれベルト長手方向に延在する、複数のスチールコード、あるいは、アラミド繊維等の繊維などが用いられる。
本実施形態のコンベヤベルト装置1は、互いに間隔を開けて配設された一対のプーリ(前部プーリ3及び後部プーリ4)の間に巻回された、無端状のコンベヤベルト2と、キャリアローラ5と、投入シュート6と、スカート部7と、荷受箱8とを備えている。なお、図1では、スカート部7の配置のみを概略して図示しているが、詳細は図2等を用いて後述する。
本実施形態におけるコンベヤベルト装置1のより具体的な構成を以下に示す。コンベヤベルト2は、互いに間隔を開けて配設された一対のプーリ、即ちコンベヤベルト2の長手方向の両端に設置された前部プーリ3と後部プーリ4に掛け回されている。例えば、前部プーリ3をモータ等の駆動機構により回転させ、後部プーリ4を従動回転させることによって、コンベヤベルト2は、図1の矢印の方向に循環走行される。後部プーリ4側には、被搬送物Wをコンベヤベルト2上に投下する投入シュート6が設けられている。スカート部7は、投入シュート6の周囲を含む、ベルト長手方向一定の範囲に設けられている。また、前部プーリ3の前方下側には、コンベヤベルト2の被搬送物Wが投入される荷受箱8が設置されている。コンベヤベルト2のうち、後部プーリ4から前部プーリ3に向かって走行する部分はキャリア側ベルト2Cであり、前部プーリ3から後部プーリ4に向かって走行する部分はリターン側ベルト2Rである。
また、キャリア側ベルト2C側においては、後部プーリ4と前部プーリ3との間に複数のキャリアローラ5が配設され、ベルト長手方向断面にて桶状に配置されている。
上記のように構成されたコンベヤベルト装置1は、次のように動作する。
本実施形態のコンベヤベルト2は、平らに展開された状態で後部プーリ4を下側から上側に通過したキャリア側ベルト2Cが、桶状に配置された複数のキャリアローラ5によって案内支持されることにより、ベルト幅方向内側から湾曲して、ベルト幅方向の両端部が持ち上げられた略半円弧状となる。その後、キャリア側ベルト2Cの上方に配置される投入シュート6から、被搬送物Wがキャリア側ベルト2C上に投下される。被搬送物Wは、スカート部7の後部プーリ4側から前部プーリ3側に向かうにつれて、投下時の衝撃に伴う撥ねや舞い上がりが徐々に沈静化する。コンベヤベルト2は、被搬送物Wを、コンベヤベルト装置1の前部プーリ3側に搬送し、前部プーリ3の近傍で平らになるように展開する。キャリア側ベルト2Cが前部プーリ3に到達すると、被搬送物Wが荷受箱8に投入される。そして、リターン側ベルト2Rは、コンベヤベルト装置1の下方側を、前部プーリ3側から後部プーリ4側へ移動して、後部プーリ4を通過して、再び被搬送物Wが投下される。
本実施形態におけるスカート部7の構成について、図2及び図3Aを用いて以下に説明する。図2は、図1のコンベヤベルト装置の、スカート部の斜視図であり、図3Aは、図1のコンベヤベルト装置におけるスカート部を、後部プーリ側から視た図である。
本実施形態におけるスカート部7は、スカート取付枠9と、ベルト長手方向に配置される一対のローラ11及び12と、ローラ駆動機構13と、スカートゴム14と、吊設ゴム15とを備えている。
一対のローラ11及び12のうち、ローラ11は、ローラ本体部11aとローラ回転軸11bからなる。ローラ11は、ローラ駆動機構13によって駆動され、図3Aに矢印で示される、コンベヤベルト2の進行方向に向かって回転する。ローラ駆動機構13は、例えば、モータ等である。ローラ12は、ローラ本体部12aとローラ回転軸12bとからなり、駆動されるローラ11の回転に伴って進行するスカートゴム14に当接することで、従動回転するようになっている。
スカート取付枠9は、コンベヤベルト2のベルト幅方向外側に配置される、側方向取付枠9aと、コンベヤベルト2の搬送面2iの上方に配置される上方取付枠9bとからなる。本実施形態において、ローラ11は、ローラ駆動機構13を介して取付部16aによってスカート取付枠9に固定され、ローラ12は、取付部16bによってスカート取付枠9に固定されている。本実施形態では、取付部16a及び16bは、コンベヤベルト2の搬送面2iよりも上部(紙面方向上側)に配置され、ローラ11及び12は、取付部16a及び16bを基点として、コンベヤベルト2の搬送面2i側に向かって延びている。
本実施形態において、スカートゴム14は、平板状のゴムであり、コンベヤベルト2の長手方向に沿って配置された一対のローラ11及び12の間に無端状に巻回してなる。このような構成とすることにより、後述するスカートゴム14の進行に関して、簡便な設備で、スカートゴム14を途切れなく進行させ続けることができる。なお、本実施形態では、ローラ11及び12の2つのローラの間にスカートゴム14を巻回しているが、ローラ11及び12のベルト長手方向中間に、補助ローラを1つ以上配置してもよい。
また、スカートゴム14は、コンベヤベルト2の搬送面2iの、ベルト幅方向端部に当接する。本実施形態においては、無端状のスカートゴム14の外周面14oの少なくとも一部、本例では一部が、コンベヤベルト2の搬送面2iにおけるベルト幅方向端部に当接するように構成されている。スカートゴム14の外周面14oの一部が、コンベヤベルト2の搬送面2iに当接することによって、スカートゴム14を、スカートゴム14の幅方向側面等よりも、広い幅でコンベヤベルト2の搬送面2iと当接させることができ、当接面同士の間から、被搬送物Wや粉塵等がこぼれ出るのを効果的に抑えることができる。
本実施形態では、スカートゴム14は、コンベヤベルト2の進行方向に進行するように構成され、コンベヤベルト装置1は、スカートゴム14を進行させる駆動源を有する。即ち、本実施形態では、ローラ11の駆動源であるローラ駆動機構13及びローラ駆動機構13によって駆動されるローラ11を駆動源として、ローラ12が従動回転することによって、スカートゴム14がコンベヤベルト2の進行方向に進行するように動作する。このような構成によれば、例えば、ローラ駆動機構13の速度を調節し、又は、速度が予め調整されたローラ駆動機構13により、コンベヤベルト2の進行速度とスカートゴム14の進行速度とを一致させることで、コンベヤベルト2との接触のみに基づいてスカートゴム14が進行する場合とは異なり、コンベヤベルト2の搬送面2iとスカートゴム14の外周面14oとの間に実質的に摺動を発生させず、スカートゴム14及びコンベヤベルト2の摩耗を抑制することができる。上記構成によれば、さらに、コンベヤベルト2の搬送面2iとスカートゴム14との間に隙間が生じるのを防ぐことができる。また、コンベヤベルト2が進行する際に、スカートゴム14の外周面14oとの摩擦から生じる抵抗によって、コンベヤベルト2の進行速度が遅くなることも防止できる。
なお、上記の駆動源は、コンベヤベルト2の進行速度に応じて速度が自動的に調節されるものとしてもよく、スカートゴム14の独自に進行速度が調節されるものとしてもよい。
また、一対のローラ11及び12に巻回されたスカートゴム14は、図示例ではベルト幅方向両端部にそれぞれ1つずつ配置されている。なお、ベルト幅方向両端部のうち、一方側にのみ、本例のスカートゴム14を配置してもよい。この場合、他方側の端部には、本例の14と異なる構成の、被搬送物Wの落下、飛散防止用の、スカートゴムを配置することができる。
さらに、一対のローラ11及び12に巻回されたスカートゴム14は、ベルト長手方向において、投入シュート6から投下された被搬送物Wの、投下時の衝撃に伴う撥ねや舞い上がりが沈静化するまでの範囲にわたって設けられていることが好ましい。このとき、図2に示すように、一対のローラ11及び12に巻回されたスカートゴム14を、ベルト長手方向に1つ配置してもよく、複数配置してもよい。
また、図3Aに示すように、コンベヤベルト装置1は、スカートゴム14のベルト幅方向内側に、上方取付枠9bからコンベヤベルト2の搬送面2i側に垂れ下がる形状である、吊設ゴム15を有している。スカートゴム14のベルト幅方向内側に吊設ゴム15を設けることによって、投入シュート6からの投下時に、より高い位置における、被搬送物Wの落下及び飛散を防止することができる。
また、本実施形態におけるコンベヤベルト装置1は、スカートゴム14の幅方向における側面視にて、該スカートゴム14の幅方向における側面が囲む領域を覆う板状部材17を備えている。即ち、図3Bに示すように、スカートゴム14の幅方向側面の一方側に、無端状のスカートゴム14の側面が囲む領域を、ベルト長手方向に亘って覆う板状部材17を設けている。スカートゴム14の幅方向側面が囲む領域を覆うことにより、効果的に被搬送物Wの落下や粉塵等の飛散を抑えることができる。さらに、被搬送物Wが当たってローラ11が損傷するのを防ぐことができる。
なお、本例ではローラ14の先端側における、スカートゴム14の幅方向側面が囲む領域を覆っているが、ローラ14の基端側(ローラ駆動機構13側)に、板状部材17を配置してもよい。
なお、板状部材17の素材は任意であるが、例えば、金属プレートからなるものとし、且つ、外表面がゴムで被覆されたものとすることができる。金属からなるものとして、板状部材に高い強度を与えるとともに、板状部材の摩耗や損傷を抑えることができる。
[実施形態2]
次に、本発明の他の実施形態(実施形態2)に係るコンベヤベルト装置1における、スカート部70の一例について、図4及び図5を参照しながら説明する。実施形態2は、スカートゴムの設置態様が実施形態1と異なる以外は、実施形態1と同様の構成である。以下、実施形態2におけるスカート部70について、実施形態1と異なる点を中心に説明する。図4は、実施形態2に係るコンベヤベルト装置の、スカート部の斜視図であり、図5は、実施形態2に係るコンベヤベルト装置におけるスカート部を、後部プーリ側から視た図である。
本実施形態におけるスカート部70は、スカート取付枠90と、ベルト長手方向に配置される一対のローラ110及び120と、ローラ駆動機構130と、スカートゴム140と、吊設ゴム150とを備えている。
一対のローラ110及び120のうち、ローラ110は、ローラ本体部110aとローラ回転軸110bからなる。ローラ110は、ローラ駆動機構130によって駆動され、図5に矢印で示される、コンベヤベルト2の進行方向に向かって回転する。ローラ駆動機構130は、例えば、モータ等である。ローラ120は、ローラ本体部120aとローラ回転軸120bとからなり、駆動されるローラ110の回転に伴って進行するスカートゴム140に当接することで、従動回転するようになっている。
スカート取付枠90は、コンベヤベルト2のベルト幅方向外側に配置される、側方向取付枠90aと、コンベヤベルト2の搬送面2iの上方に配置される上方取付枠90bとからなる。本実施形態において、ローラ110は、ローラ駆動機構130を介して取付部160aによって側方向取付枠90aに固定され、ローラ120は、取付部160bによって側方向取付枠90aに固定されている。本実施形態では、取付部160a及び160bは、コンベヤベルト2の搬送面2iよりも下部(紙面方向下側)に配置され、ローラ110及び120は、取付部160a及び160bを基点として、コンベヤベルト2の搬送面2i側に延びている。
ローラ110は、ローラ本体部110aとローラ回転軸110bからなる。ローラ110は、ローラ駆動機構130によって駆動され、図5に矢印で示される、コンベヤベルト2の進行方向に向かって回転する。ローラ120は、ローラ本体部120aとローラ回転軸120bとからなり、駆動されるローラ110の回転に伴って進行するスカートゴム140に当接することで、従動回転するようになっている。
本実施形態においても、スカートゴム140は、平板状のゴムであり、コンベヤベルト2の長手方向に沿って配置された一対のローラ110及び120の間に無端状に巻回してなる。
本実施形態において、一対のローラ110及び110の間に無端状に巻回されるスカートゴム140は、スカートゴム140の幅方向における側面140Saの少なくとも一部が、コンベヤベルト2の搬送面2iに当接する。即ち、図5に示すように、スカートゴム140は、スカートゴム140の幅方向側面140Sa及び140Sbを含む。これらのうち、コンベヤベルト装置1の高さ方向における下側に位置している幅方向側面140Saの一部が、コンベヤベルト2の搬送面2iに当接する。コンベヤベルト2の搬送面2iとスカートゴム140の幅方向側面140Saの一部が当接することによって、スカートゴム140の外周面140oが、コンベヤベルト2の搬送面2iに対して起立した壁として、投入シュート6から投下された被搬送物Wが、ベルト幅方向外側に落下するのを防ぎ、さらに、ベルト幅方向外側に粉塵等が飛散するのを防ぐことができる。
さらに、本実施形態においても、スカートゴム140は、コンベヤベルト2の進行方向に進行するように構成され、コンベヤベルト装置1は、スカートゴム14を進行させる駆動源を有する。即ち、本実施形態では、ローラ110の駆動源であるローラ駆動機構130及びローラ駆動機構130によって駆動されるローラ110を駆動源として、ローラ120が従動回転することによって、スカートゴム140が、コンベヤベルト2の進行方向に進行するように動作する。このような構成によれば、例えば、ローラ駆動機構130の速度を調節し、又は、速度が予め調整されたローラ駆動機構130により、コンベヤベルト2の進行速度とスカートゴム140の進行速度とを一致させることによって、コンベヤベルト2の搬送面2iとスカートゴム140の幅方向側面140Saとの間に実質的に摺動を発生させず、スカートゴム140及びコンベヤベルト2の摩耗を抑制することができる。さらに、コンベヤベルト2の搬送面2iとスカートゴム140との間に隙間が生じるのを防ぐことができる。また、コンベヤベルト2が進行する際に、スカートゴム140の幅方向側面140Saとの摩擦から生じる抵抗によって、コンベヤベルト2の進行速度が遅くなることも防止できる。
なお、上述の図3A、図3B及び図5に示す例では、無端状のスカートゴム14の外周面14o又はスカートゴム140の幅方向における側面140Saがコンベヤベルト2の搬送面2iと当接しているが、スカートゴムの外周面と幅方向側面との境界線が、コンベヤベルト2の搬送面2iと当接する構成としてもよい。
本発明によるコンベヤベルト装置は、鉱山、工場等において、粉状体、粒状体物等の搬送に好適に利用できる。
1:コンベヤベルト装置、 2:コンベヤベルト、 2C:キャリア側ベルト、 2R:リターン側ベルト、 2i:搬送面、 3:前部プーリ、 4:後部プーリ、 5:キャリアローラ、 6:投入シュート、 7、70:スカート部、 8:荷受箱、 9、90:スカート取付枠、 9a、90a:側方向取付枠、 9b、90b:上方取付枠、 11、110:ローラ(駆動源)、 12、120:ローラ、 11a、110a、12a、120a:ローラ本体部、 11b、110b、12b、120b:ローラ回転軸、 13、130:ローラ駆動機構(駆動源)、 14、140:スカートゴム、 14o、140o:外周面、 140Sa、140Sb:幅方向側面、 15、150:吊設ゴム、 16a、16b、160a、160b:取付部、 17:板状部材

Claims (6)

  1. コンベヤベルトの搬送面のベルト幅方向端部に当接するスカートゴムを備える、コンベヤベルト装置であって、
    前記スカートゴムは、前記コンベヤベルトの進行方向に進行するように構成され、
    前記コンベヤベルト装置は、前記スカートゴムを進行させる駆動源を有することを特徴とする、コンベヤベルト装置。
  2. 前記スカートゴムは、平板状のゴムを、前記コンベヤベルトの長手方向に沿って配置された一対のローラの間に無端状に巻回してなる、請求項1に記載のコンベヤベルト装置。
  3. 前記スカートゴムの外周面の少なくとも一部が、前記コンベヤベルトの搬送面に当接するように構成されている、請求項2に記載のコンベヤベルト装置。
  4. 前記スカートゴムの幅方向における側面の少なくとも一部が、前記コンベヤベルトの搬送面に当接するように構成されている、請求項2に記載のコンベヤベルト装置。
  5. 前記スカートゴムの幅方向における側面視にて、該スカートゴムの幅方向における側面が囲む領域を覆う板状部材を備えている、請求項3に記載のコンベヤベルト装置。
  6. 前記板状部材は、金属プレートからなり、且つ、外表面がゴムで被覆されている、請求項5に記載のコンベヤベルト装置。
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