JP2019181907A - 突板/樹脂積層構造ハウジング及びその製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジング成形時に突板に割れが発生するのを防止することができると共に、ユーザが外面に触れたときの感触を良好にするクッション性を付与することができる突板/樹脂積層構造ハウジングを提供する。【解決手段】 ハウジング40は、盆形の突板1と、突板1に接したクッション層2と、突板1と協働してクッション層2を封印すると共に突板1及びクッション層2に接着された不織布又は抄紙を含む断熱層3と、断熱層3の不織布又は抄紙の各繊維の隙間に浸潤しつつ断熱層3に固着された基盤樹脂層5とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、突板/樹脂積層構造ハウジング及びその製造装置に関し、特に、基盤樹脂層の上に突板が積層された突板/樹脂積層構造ハウジング及びその製造装置に関する。
電子機器や家電等のハウジング及び自動車内装品のハウジングの技術分野において、そのハウジングは、外面に突板が積層された樹脂成形によって作られる場合がある(例えば、特許文献1参照)。また、突板としては、木製薄板があるが、乾燥した木製薄板は、引張許容ひずみが小さいので、その三次元加工時に割れ等が生じがちである。そのため、従来は、木製薄板の割れ等を防止するために、木製薄板の三次元加工前に、乾燥した木製薄板にポリエチレングリコール等の液体を含侵させて木製薄板を膨潤/軟化させたり、木製薄板の両面に木の繊維方向に直交する切れ込み加工を等間隔で行ったり(例えば、特許文献2参照)している。
一方で、電子機器や家電等のハウジング及び自動車内装品のハウジングの技術分野において、そのハウジングの外面にユーザが触れたときの感触を良好にする場合には、基盤樹脂層にクッション性のある耐衝撃吸収性の外層を手作業で貼り付けている。
特開2013−18139号公報 特開2011−93249号公報
しかしながら、従来の突板/樹脂積層構造ハウジングにおける突板は、木目を有するが故に、ハウジングの成形時に割れが発生し易く、上記提案された突板/樹脂積層構造ハウジングをクッション性が要求される部分に適用するときは、この製品のクッション性は、基盤樹脂層の硬さに依存するのでほとんど期待できない。
本発明の目的は、ハウジング成形時に突板に割れが発生するのを防止することができると共に、ユーザが外面に触れたときの感触を良好にするクッション性を付与することができる突板/樹脂積層構造ハウジング及びその製造装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の突板/樹脂積層構造ハウジングは、突板層と、前記突板層に接したクッション層と、前記突板層と協働して前記クッション層を封印すると共に前記突板層及び前記クッション層に接着された不織布又は抄紙を含む断熱層と、前記断熱層の不織布又は抄紙の各繊維の隙間に浸潤しつつ前記断熱層に固着された基盤樹脂層とを備えることを特徴とする。
請求項10に記載の突板/樹脂積層構造ハウジングの製造装置は、突板層を受容する固定金型と、前記突板層を成形するために当該受容された突板層を前記固定金型の中に押し込むように前記固定金型に向けて移動される可動金型と、前記成形された突板層、当該突板層に収容されたクッション層、及び前記突板層と協働してクッション層を封印すると共に不織布又は抄紙を含む断熱層の積層体を前記断熱層を表にして受容する他の固定金型と、前記他の固定金型に受容された積層体に向けて移動される射出成形金型と、前記他の固定金型に受容された積層体と前記射出成形金型とで規定される空間に基盤樹脂層の樹脂溶液を射出する射出手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の突板/樹脂積層構造ハウジングによれば、基盤樹脂層が、不織布層を介して三次元加工用木製薄板から製造される突板に接着されているので、ハウジング成形時に突板に割れが発生するのを確実に防止することができると共に、突板と基盤樹脂層の間にクッション層が配置されているので、外面にユーザが触れたときの感触を良好にするクッション性を向上させることができる。
請求項13に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置によれば、ハウジング成形時に突板に割れが発生するのを確実に防止することができると共に、ユーザが外面に触れたときの感触を良好にするクッション性を向上させることができる突板/樹脂積層構造ハウジングを効率よく製造することができると共に、表層内に収容されたクッション層を封印するために断熱層が表層とクッション層に接着されているので、基盤樹脂層の成形時にクッション層への熱の伝達を阻止してクッション層の劣化を防止することができる。
本発明の実施の形態に係るテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの外観斜視図である。 図1の線II−IIに沿う突板/樹脂積層構造ハウジングの断面図である。 図1における表層の部分断面図である。 図1におけるクッション層の部分断面図である。 (A)は、図1における断熱層の部分断面図であり、断熱層が1層からなる場合を示し、(B)は、図1における断熱層の部分断面図であり、断熱層が3層からなる場合を示す。 本発明の実施の形態に係るテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置を説明するのに用いられる図である。 図2における突板3の具体例に係る三次元加工用木製薄板の斜視図である。 図7の三次元加工用木製薄板の製造装置を概略的に示す図である。 図7の三次元加工用木製薄板の第1の変形例を説明するのに用いられる図である。 図7の三次元加工用木製薄板の第2の変形例を説明するのに用いられる図である。
以下、本発明を図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る突板/樹脂積層構造ハウジングの外観斜視図である。
図1において、突板/樹脂積層構造ハウジング40(以下、単に「ハウジング40」という場合もある)は、逆盆構造のケーシングであり、逆盆構造の底部に1つの突出部41と1つの開口部42を有する。
突出部41及び開口部42は、図1の線II−IIに沿う突板/樹脂積層構造ハウジングの断面図として図2で示される。
ハウジング40は、逆盆形の突板1(図3を用いて後述する)と、突板1に接したクッション層2(図4を用いて後述する)と、突板1と協働してクッション層2を封印すると共に突板1及びクッション層2に接着された不織布又は抄紙を含む断熱層3(図5を用いて後述する)と、断熱層3の不織布又は抄紙の各繊維の隙間に浸潤しつつ断熱層3に固着された基盤樹脂層5とを備える。
図2における突板1の具体例は、図7〜図10を用いて後述する。
図3は、図1における表層1の部分断面図である。
図3において、突板1は、木製薄板1−1と、木製薄板1−1にPVB(ポリビニルブチラール)からなる厚さ約30〜100μmの接着樹脂層1−2を介してを介して接着された織物、不織布、又は抄紙からなる内層1−3とから構成される積層体をなす。内層1−3は、織布又は不織布からなる場合は、厚さ約500μmであり、抄紙からなる場合は、厚さ200μmである。
図4は、図1におけるクッション層2の部分断面図である。
図4において、クッション層2は、低反発性又は高反発性の厚さ1〜5mmのクッション材層2−1と、クッション材2−1にポリウレタン系熱硬化性接着剤からなる厚さ約10μmの接着樹脂層2−2を介して接着された厚さ約200μmの織物、不織布、又は抄紙からなる裏打ち層2−3とから構成される。裏打ち層2−3は、接着樹脂層2−2を介さずにクッション材2−1を火炎あぶりにより生じる溶融部に接着させてもよい。裏打ち層2−3は、クッション材2−1の伸縮を防止する効果を有する。
図5(A)は、図1における断熱層3の部分断面図であり、断熱層3が1層からなる場合を示し、図5(B)は、図1における断熱層3の部分断面図であり、断熱層3が3層からなる場合を示す。
断熱層3は、図5(A)に示すように、1層の厚さ500μmの不織布又は抄紙層3−1で構成されてもよく、図5(B)に示すように、厚さ200〜500μmの不織布又は抄紙層3−1と、不織布又は抄紙層3−1にPVBからなる厚さ約50μmの接着樹脂層3−2を介して接着された厚さ200μmの抄紙層3−3とから構成されてもよい。この断熱層3は、図示しない接着剤を介して、突板1の内層1−3及びクッション層2の裏打ち層2−3の少なくともいずれか一方に接着されている。接着剤は、粘着剤に代えてもよい。
図3〜図5において、接着樹脂層2−2は熱硬化性又は熱可塑性を有し、接着樹脂層3−2は熱可塑性を有する。
図3〜図5において、不織布層は、スパンボンド系不織布又は抄紙からなり、抄紙は、ポリエステルを含む抄紙系不織布(具体的には、阿波製紙株式会社製のPY−120)からなる。
基盤樹脂層5は、熱可塑性合成樹脂、好ましくは射出成形用合成樹脂からなり、具体的には、ABS(アクリルニトリル/ブタジエン/スチレン共重合体)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタアクリレート)、ナイロン、PP(ポリプロピレン)、及びABS+PCの群から選択された1つの素材、好ましくはABS又はPMMA、さらに好ましくはABSからなり、厚さは、製品に応じて任意に設定され、本実施の形態では、約1.2mmである。基盤樹脂層5の樹脂溶液は、後述する図6の射出成形機20で加熱溶融され、クッション層2を介して互いに接着された突板1と断熱層3が断熱層3を表にして装着された後述する図6におけるメス金型22の中に射出されて、断熱層3の各繊維に浸潤融しながら固着されている(図6)。
図1のハウジング40によれば、突板1と基盤樹脂層5の間にクッション層2が配置されているので、ユーザが外面に触れたときの感触を良好にするクッション性を付与させることができる。加えて、図1のハウジング40によれば、ハウジング40の表面の突板1の種類をさまざまに選択することができる。
図6は、本発明の実施の形態に係るテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置を説明するのに用いられる図である。
図6では、プレス機により工程I及びIIが実施されると共に、射出成形機により工程III及びIVが実施される。最後に、適宜な方法により後述する工程Vが実施される。
まず、後述する突板1を準備する。
図6の工程Iにおいて、突板1を内層1−3を表にしてプレス機のメス金型10(固定金型)の上に載置する。この積層体は、予め所定の形状に切断されていてもよい。
次いで、工程IIにおいて、工程Iで載置された突板1をメス金型10の中に押し込むようにプレス機のオス金型11(可動金型)をメス1金型10に向かって移動する。これにより、当該突板1をメス金型10及びオス金型11により規定される形状に成形した後、この成形された突板1はプレス機から取り出される。このとき、成形された突板1の周囲をレーザカッタや切断用金型(切断ユニット)で切断してバリ取りを行ってもよい。
次いで、工程IIIにおいて、盆形の突板1にクッション層4を押し込んだ上で、突板1と協働してクッション層4を封印する不織布又は抄紙を含む断熱層3を突板1及びクッション層4に図示しない接着剤を介して接着する。
続いて、図3の工程IVにおいて、突板1、クッション層4、及び断熱層3の積層体を断熱層3を表にしてメス金型22(他の固定金型)内に装着した上で、メス金型22内に受容された積層体に向けて射出成形オス金型12(射出成形金型)を移動すると共に、射出機20の射出孔20aを射出成形オス金型12の射出成形孔12aに押し当てた上で、射出スクリュー21を時計回りに回転させてタンク30内の基盤樹脂層5の樹脂溶液31を当該積層体と射出成形オス金型12とで規定される空間に射出する。このとき、基盤樹脂層5の樹脂溶液31は断熱層3の不織布又は抄紙層3−1又は抄紙層3−3の各繊維に浸潤して、基盤樹脂層5との接着性及びハウジング40の機械的強度が向上する。
次いで、工程Vにおいて、射出成形された基盤樹脂層5が冷却して固化した後、射出機20及び射出成形オス金型12がメス金型22から離間されて、成形品が取り出される。
メス金型10及びオス金型11はプレス機を構成すると共に、メス金型22、射出成形オス金型12、及び射出機20は射出成形機を構成し、プレス機及び射出成形機はハウジング40の製造装置を構成する。
図6の突板/樹脂積層構造ハウジングの製造装置によれば、ユーザが外面に触れたときの感触を良好にするクッション性を付与することができる突板/樹脂積層構造ハウジングを効率よく製造することができる。
また、図6の突板/樹脂積層構造ハウジングの製造装置によれば、突板1内に接したクッション層4を封印するために断熱層3が突板1とクッション層4に接着されているので、工程IIIにおいて基盤樹脂層5の成形時にクッション材2−1への熱の伝達を阻止してクッション材2−1の劣化を防止することができる。
以下、図1における突板1の製造方法の一具体例を説明する。この場合、突板1は後述する図7の三次元加工用木製薄板10から製造する。
図7は、図1における突板1の具体例に係る三次元加工用木製薄板の斜視図である。
図7において、三次元加工用木製薄板50は、材質がウォルタナット、シナ、ブナ、ナラ等であり、木の繊維方向に交差、好ましくは直交する山谷を有する波形(なみがた)に形成されている。この波形の断面形状は正弦曲線状である。
三次元加工用木製薄板50の板厚tは、0.15〜0.80mmである。板厚tが0.15mm未満では、三次元加工用木製薄板10の三次元加工時に木の繊維方向に割れが生じる場合があり、板厚が0.80mmを超えると、三次元加工用木製薄板50の三次元加工時に木の繊維方向に交差する方向に割れる場合がある。
上記波形は、山谷の高さhが1.0〜8.0mmであり、ピッチpが1.0〜10.0mm、好ましくは2.0〜8.0mmである。
図5の三次元加工用木製薄板50によれば、木製薄板へのエチレングリコール等の溶液の含侵や木製薄板の両面への切れ込み加工を行うことなく、木製薄板の三次元加工を容易に行うことができる。
図8は、図6の三次元加工用木製薄板の製造装置を概略的に示す図である。
図6において、三次元加工用木製薄板の製造装置は、三次元加工用木製薄板50を木の繊維方向に圧延すべく互いに噛合する一対の波形歯車状ローラ51,52からなり、この波形は、木製薄板50の木の繊維方向の交差方向、好ましくは直交方法に山谷を有し、波形の断面形状が正弦曲線状である。この場合の製造装置
のローラ51,52の噛合面は、図5の三次元加工用木製薄板50の相補形状をなす。ローラ51,52は、それらの回転により、1〜60m/分で三次元加工用木製薄板50を圧延して、図1の三次元加工用木製薄板50を製造する。
図6の三次元加工用木製薄板の製造装置によれば、三次元加工用木製薄板を容易に且つ効率よく製造することができる。
図9は、図1の三次元加工用木製薄板の第1の変形例を説明するのに用いられる図である。
図5の三次元加工用木製薄板50において、波形の形状が4個の平行四辺形の繰り返しで構成されている「二重波形可展面」、いわゆる「ミウラ折り」形状である(図9)。この場合の製造装置のローラ51,52の噛合面は、図9の「二重波形可展面」の相補形状をなす。
図10は、図1の三次元加工用木製薄板の第2の変形例を説明するのに用いられる図である。
図5の三次元加工用木製薄板50において、波形の形状が「ダイヤカット」面、いわゆる「ミウラ折り」の一種の形状である(図10)。この場合の製造装置のローラ51,52の噛合面は、図10の「ダイヤカット」面の相補形状をなす。
本発明の実施の形態においては、テキスタイル/樹脂積層構造ハウジング40は、単に一般的なハウジングとして記載されているが、本発明の実施の形態の適用技術分野としては、表面コーティング層を有するインモールド成形による加飾品が対象であり、具体的には、容器やステーショナリを含む雑貨品、携帯電話やノートパソコンを含む電子機器や家電製品等のハウジング、建築物や自動車の内外装品のハウジング、航空機、鉄道車両、船舶の内装ハウジングが挙げられる。
1 突板
1−1 木製薄板
1−2 接着樹脂層
1−3 内層
2 クッション層
2−1 クッション材
2−2 接着樹脂層
2−3 裏打ち層
3 断熱層
3−1 不織布又は抄紙層
3−2 接着樹脂層
3−3 抄紙層
5 基盤樹脂層
10 メス金型
11 オス金型
12 射出成形オス金型
20 射出機
21 射出スクリュー
22 メス金型
30 タンク
31 樹脂溶液
40 突板/樹脂積層構造ハウジング
41 突出部
42 開口部
50 三次元加工用木製薄板
51,52 波形歯車状ローラ

Claims (9)

  1. 突板層と、前記突板層に接したクッション層と、前記突板層と協働して前記クッション層を封印すると共に前記突板層及び前記クッション層に接着された不織布又は抄紙を含む断熱層と、前記断熱層の不織布又は抄紙の各繊維の隙間に浸潤しつつ前記断熱層に固着された基盤樹脂層とを備えることを特徴とする突板/樹脂積層構造ハウジング。
  2. 前記突板層には、PVB樹脂が含浸又は塗布されていることを特徴とする請求項1に記載の突板/樹脂積層構造ハウジング。
  3. 前記基盤樹脂層は熱可塑性合成樹脂からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の突板/樹脂積層構造ハウジング。
  4. 前記熱可塑性合成樹脂は射出成形用合成樹脂からなることを特徴とする請求項3に記載の突板/樹脂積層構造ハウジング。
  5. 前記射出成形用合成樹脂は、ABS、PC、PMMA、PP、ナイロン、及びPC+ABSの群から選択された1つの素材からなることを特徴とする請求項4に記載の突板/樹脂積層構造ハウジング。
  6. 前記基盤樹脂層は、グラスファイバーフィラーを含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の突板/樹脂積層構造ハウジング。
  7. 前記クッション層は、クッション材と、当該クッション材に接着樹脂層を介して接着された裏打ち層とから構成されること請求項1から6のいずれか1項に記載の突板/樹脂積層構造ハウジング。
  8. 前記裏打ち層は、織布、不織布、又は抄紙からなることを請求項7に記載の突板/樹脂積層構造ハウジング。
  9. 突板層を受容する固定金型と、前記突板層を成形するために当該受容された突板層を前記固定金型の中に押し込むように前記固定金型に向けて移動される可動金型と、前記成形された突板層、当該突板層に収容されたクッション層、及び前記突板層と協働してクッション層を封印すると共に不織布又は抄紙を含む断熱層の積層体を前記断熱層を表にして受容する他の固定金型と、前記他の固定金型に受容された積層体に向けて移動される射出成形金型と、前記他の固定金型に受容された積層体と前記射出成形金型とで規定される空間に基盤樹脂層の樹脂溶液を射出する射出手段とを備えることを特徴とする突板/樹脂積層構造ハウジングの製造装置。
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