JP2014184705A - テキスタイル/樹脂積層構造ハウジング及びその製造装置 - Google Patents

テキスタイル/樹脂積層構造ハウジング及びその製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
テキスタイル層の基盤樹脂層に対する密着性及びテキスタイル層の表面の耐衝撃性及び擦過性が優れると共にテキスタイル層の皺の発生や絵柄のゆがみをなくすことができるのに加えて、接触や摩擦等で発生した静電気を消滅して帯電を防止することができるテキスタイル/樹脂積層構造ハウジング。
【解決手段】
テキスタイル/樹脂積層構造ハウジングは、接着樹脂層3を介して互いに接着された透明アクリルフィルム層2及び帯電防止性テキスタイル層4の積層体と、テキスタイル層4の各繊維の隙間に浸潤しつつ前記テキスタイル層に固着された基盤樹脂層5とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、テキスタイル/樹脂積層構造ハウジング及びその製造装置に関し、特に、基盤樹脂層の上に帯電防止性テキスタイル層が積層されたテキスタイル/樹脂積層構造及びその製造装置に関する。
電子機器や家電等のハウジング及び自動車内装品のハウジングの技術分野において、そのハウジングは、外面に加飾材が積層された樹脂成形によって作られる場合が多く、近年、樹脂成形ハウジングに施されるさまざまな加飾材が他の製品からの差別化に欠かせない要素となっている。このような状況において、一部の企業は、同一製品でも、樹脂成形ハウジングに多様な加飾材を施すことで顧客が自由に製品の加飾デザインを選択することができるようになっている。
上記分野に関連した技術としては、透明アクリルフィルム層と、この透明アクリルフィルム層に接着剤を介して接着されたテキスタイル層と、このテキスタイル層の各繊維の隙間に浸潤しつつテキスタイル層に固着された基盤樹脂層とを備えるテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングが提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
このテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングによれば、テキスタイル層の基盤樹脂層に対する密着性及びテキスタイル層の表面の耐衝撃性及び擦過性が優れ、加えてテキスタイル層の皺の発生や絵柄のゆがみをなくすことができる。
しかしながら、技術文献1及び2のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングには、表面抵抗率が高いので、接触や摩擦等で発生した静電気が消滅しにくく、成形品表面にゴミや塵が付着して外観や透明性を損ない、さらに、人体への電撃による不快感、電子機器におけるノイズの発生や誤作動等の問題がある。
WO2012/105664A1公報 WO2012/105665A1公報
本発明の目的は、テキスタイル層の基盤樹脂層に対する密着性及びテキスタイル層の表面の耐衝撃性及び擦過性が優れると共にテキスタイル層の皺の発生や絵柄のゆがみをなくすことができるのに加えて、接触や摩擦等で発生した静電気を消滅して帯電を防止することができるテキスタイル/樹脂積層構造ハウジング及びその製造装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングは、接着樹脂層を介して互いに接着された透明アクリルフィルム層及び帯電防止性テキスタイル層の接着体と、前記テキスタイル層の各繊維の隙間に浸潤しつつ前記テキスタイル層に固着された基盤樹脂層とを備えることを特徴とする。
請求項12に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置は、接着樹脂層を介して互いに接着された透明アクリルフィルム層及び帯電防止性テキスタイル層の積層体を前記テキスタイル層を表にして受容する固定金型と、前記積層体を成形するために当該受容された積層体を前記固定金型の中に押し込むように前記固定金型に向けて移動される可動金型と、前記成形された積層体を前記テキスタイル層を表にして受容する他の固定金型と、前記他の固定金型に受容された積層体に向けて移動される射出成形金型と、前記他の固定金型に受容された積層体と前記射出成形金型とで規定される空間に基盤樹脂層の原料を射出する射出手段とを備えることを特徴とする。
請求項13に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置は、接着樹脂層を介して互いに接着された透明アクリルフィルム層及び帯電防止性テキスタイル層の積層体を前記テキスタイル層を表にして受容する固定金型と、前記積層体を成形するために当該受容された積層体を前記固定金型の中に押し込むように前記固定金型に向けて移動される可動金型と、前記固定金型に押し込まれた積層体に向けて移動される射出成形金型と、前記固定金型に受容された積層体と前記射出成形金型とで規定される空間に基盤樹脂層の原料を射出する射出手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングによれば、テキスタイル層の基盤樹脂層に対する密着性及びテキスタイル層の表面の耐衝撃性及び擦過性が優れると共にテキスタイル層の皺の発生や絵柄のゆがみをなくすことができるのに加えて、接触や摩擦等で発生した静電気を消滅して帯電を防止することができる。
請求項15又は16に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置によれば、テキスタイル層の基盤樹脂層に対する密着性及びテキスタイル層の表面の耐衝撃性及び擦過性が優れ、加えてテキスタイル層の皺の発生や絵柄のゆがみをなくすことができるのに加えて、接触や摩擦等で発生した静電気を消滅して帯電を防止することができるテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングを効率よく製造することができる。
本発明の実施の形態に係るテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの外観斜視図である。 図1の線II−IIに沿うテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの断面図である。 図1の線III−IIIに沿うテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの断面図である。 図1におけるテキスタイル層の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置を説明するのに用いられる図である。
以下、本発明を図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係るテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの外観斜視図である。
図1において、テキスタイル/樹脂積層構造ハウジング40(以下、単に「ハウジング40」という場合もある)は、逆盆構造のケーシングであり、逆盆構造の底部に1つの突出部41と1つの開口部42を有する。
突出部41の断面は、図1の線II−IIに沿う断面図として図2で示されると共に、開口部42の断面は、図1の線III−IIIに沿う断面図として図3で示される。
ハウジング40は、接着樹脂層3を介して互いに接着された透明アクリルフィルム層2及び帯電防止性テキスタイル層4の積層体と、テキスタイル層4の各繊維の隙間に浸潤しつつテキスタイル層4に固着された基盤樹脂層5とを備える。
透明アクリルフィルム層2は、エラストマーを含有する厚さ0.01〜0.4mm、好ましくは0.02〜0.3mmのアクリルフィルムからなり、テキスタイル層4をコーティングする機能とメカニカルダメージに対する耐性(耐衝撃性、耐擦過性)を有する。透明アクリルフィルム層2は、例えば、住友化学工業株式会社が製造販売するアクリルフィルム(商品名:テクノロイ)が好ましい。これらのアクリルフィルムは耐衝撃性及び耐擦過性が優れている。上記エラストマーは、アクリルフィルム100重量部に対する混練率は、10〜60重量部である。また、アクリルフィルム(商品名:テクノロイ)に含有されるエラストマーは、アクリルゴム、ニトリルゴム、イソプレンゴムの群から選択された1つの素材を含む合成ゴムからなる。
帯電防止性テキスタイル層4は、織物、不織布、編物等の繊維製品を含むテキスタイルからなる。このテキスタイルの素材としては、ポリエステル又はポリアミドが挙げられる。
具体的には、帯電防止性テキスタイル層4は、図4に示すように、ポリエステル製の経糸及び緯糸で織られた織物51と、この織物51に織り込まれているカーボン繊維の経糸52及び緯糸53とからなる。このカーボン繊維の径糸の各間隔及び経糸の各間隔は5mmである。これらの間隔は、5mmに限らず、1〜5mm、5〜10mmであってもよい。
テキスタイル自体は、先に述べたように織物以外であってもよく、カーボン繊維が間隔をあけて織り込まれていればよい。カーボン繊維の間隔は、等間隔であるのが好ましいが、不均等間隔であってもよい。
このテキスタイルは、さまざまなデザインが容易に得られると共に繊維生地の立体感がそのまま現出される。また、テキスタイルの使用は、ハウジング40のデザイン性の自由度を高めることができるのに加えて、ハウジング40の強度を高める効果を有する。
接着樹脂層3は、熱可塑性を有するとともに、アクリルフィルム層2とテキスタイル層4を互いに接着し易くし得、しかも、ハウジング40の成形時において、気泡を逃すことができる程度に粘度が低いポリビニルアセタール系樹脂からなる。
このポリビニルアセタール系樹脂は、アルデヒドによりアセタール化したポリビニルアルコール樹脂(PVA)である。
基盤樹脂層5は、熱可塑性合成樹脂、好ましくは射出成形用合成樹脂からなり、具体的には、ABS(アクリルブチルスチレン)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(アクリル)、ポリアミド、及びABS+PCの群から選択された1つの素材、好ましくはABS又はPMMA、さらに好ましくはABSからなり、厚さは、製品に応じて任意に設定され、本実施の形態では、約1.2mmである。基盤樹脂層5の原料は、後述する図5の射出成形機20で加熱溶融され、接着樹脂層3により互いに接着された透明アクリルフイルム層2とテキスタイル層4がテキスタイル層4を表にして装着された後述する図5におけるメス金型22の中に射出されて、テキスタイル層4の各繊維の隙間に浸潤しながら固着されている(図5)。基盤樹脂層5の冷却固化時には、テキスタイル層4が収縮することにより基盤樹脂層5との固着がより強固になっている。
図1のハウジング40によれば、透明アクリルフィルム層2とテキスタイル層4を互いに接着するのに接着樹脂層を用いているので、透明アクリルフィルム層2とテキスタイル層4の互いの接着層に気泡が入って光透過率が低下するのを防止することができる。また、図1のハウジング40によれば、基盤樹脂層5がテキスタイル層4の各繊維の隙間に浸潤しつつテキスタイル層4に固着されているので、アンカー効果により、テキスタイル層4の基盤樹脂層5に対する密着性を向上させると共にテキスタイル層4の各繊維がハウジング40の強度を向上させることができる。加えて、図1のハウジング40によれば、ハウジング40の表面の模様をテキスタイルの変更によりさまざまに選択することができる。
図1のハウジング40において、透明アクリルフィルム層2の表面に対薬品性を有するトップコーティングが被覆されてもよい。
図1のハウジング40は、透明アクリルフィルム層2を表とする逆盆形構造としているが、このハウジング40は、基盤樹脂層5を表とする逆盆形構造としてもよい。
図5は、本発明の実施の形態に係るテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置を説明するのに用いられる図である。
図5では、プレス機により工程I及びIIが実施されると共に、射出成形機により工程III及びIVが実施される。最後に、適宜な方法により後述する工程Vが実施される。
まず、前述の接着樹脂層3を介して互いに接着された透明アクリルフィルム層2及びテキスタイル層4の積層体を準備し、図5の工程Iにおいて、透明アクリルフィルム層2及びテキスタイル層4の積層体をテキスタイル層4を表にしてプレス機のメス金型10(固定金型)の上に載置する。この積層体は、予め所定の形状に切断されていてもよい。
次いで、工程IIにおいて、工程Iで載置された透明アクリルシート層2及びテキスタイル層4の積層体をメス金型10の中に押し込むようにプレス機のオス金型11(可動金型)をメス金型10に向かって移動する。これにより、透明アクリルシート層2及びテキスタイル層4の積層体をメス金型10及びオス金型11により規定される形状に成形した後、この成形された積層体はプレス機から取り出される。このとき、成形された積層体の周囲をレーザカッタや切断用金型(切断ユニット)で切断してバリ取りを行ってもよい(工程V)。
続いて、図5の工程IIIにおいて、プレス機で成形された透明アクリルシート層2及びテキスタイル層4の積層体をテキスタイル層4を表にしてメス金型22(他の固定金型)内に装着した上で、金型ダイ22内に受容された積層体に向けて射出成形オス金型12(射出成形金型)を移動すると共に、射出機20の射出孔20aを射出成形オス金型12の射出成形孔12aに押し当てた上で、射出スクリュー21を時計回りに回転させてタンク30内の基盤樹脂層5の原料31を当該積層体と射出成形オス金型12とで規定される空間に射出する。このとき、基盤樹脂層5の原料31はテキスタイル層4の各繊維の隙間に浸潤し、原料31の冷却固化時におけるテキスタイル層4及び基盤樹脂層5の収縮によりテキスタイル層4との固着がより強固になる。
最後に、工程IVにおいて、射出成形された基盤樹脂層5が冷却固化した後、射出機20及び射出成形オス金型12がメス金型10から離間されて、ハウジング40が取り出される。
メス金型10及びオス金型11はプレス機を構成すると共に、メス金型22、射出成形オス金型12、及び射出機20は射出成形機を構成し、プレス機及び射出成形機はハウジング40の製造装置を構成する。変形例として、プレス機と射出成形機とが一体となっていて、メス金型10がメス金型22として使用されてもよい。この場合は、メス金型10の中で成形された透明アクリルシート層2及びテキスタイル層4の積層体に向けて射出成形オス金型12が移動される。
図5のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置によれば、工程IIIにおいて、基盤樹脂層5の原料31がテキスタイル層4の各繊維の隙間に浸潤し、原料31の冷却固化時におけるテキスタイル層4及び基盤樹脂層5の収縮によりテキスタイル層4との固着がより強固になるのに加えて、ハウジング40の製造工程を簡略化させると共に、表面コーティング塗装工程を省くことができる。さらに、基盤樹脂層5の素材として、高温でしか成形できないポリカーボネートを用いることができる。
また、図5のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置によれば、テキスタイル層4の基盤樹脂層5に対する密着性を向上させると共に、透明アクリルフイルム層2によって、テキスタイル層4の表面の耐衝撃性及び耐擦過性を向上させ、加えて基盤樹脂層5の射出成形時にテキスタイル層4の皺の発生や絵柄のゆがみを無くすことができる。
図5のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置は、ハウジング40を、透明アクリルフイルム層2を表とする逆盆形構造としているが、このハウジング40を、基盤樹脂層5を表とする逆盆形構造としてもよい。
本発明の実施の形態においては、テキスタイル/樹脂構造ハウジング40は、単に一般的なハウジングとして記載されているが、本発明の実施の形態の適用技術分野としては、表面コーティング層を有するインモールド成形による加飾品が対象であり、具体的には、容器やステーショナリを含む雑貨品、携帯電話やノートパソコンを含む電子機器や家電製品等のハウジング、建築物や自動車の内外装品のハウジング、航空機、鉄道車両、船舶の内装ハウジングが挙げられる。
2 透明アクリルシート層
3 接着樹脂層
4 テキスタイル層
5 基盤樹脂層
10 メス金型
11 オス金型
12 射出成形オス金型
20 射出機
21 射出スクリュー
22 メス金型
30 タンク
31 原料
40 テキスタイル/樹脂積層構造ハウジング
41 突出部
42 開口部
51 織物
52 経糸
53 緯糸

Claims (24)

  1. 接着樹脂層を介して互いに接着された透明アクリルフィルム層及び帯電防止性テキスタイル層の積層体と、前記テキスタイル層の各繊維の隙間に浸潤しつつ前記テキスタイル層に固着された基盤樹脂層とを備えることを特徴とするテキスタイル/樹脂積層構造ハウジング。
  2. 前記帯電防止性テキスタイル層は、テキスタイルと、当該テキスタイルに互いに間隔をあけて織り込まれたカーボン繊維とからなることを特徴とする請求項1に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジング。
  3. 前記カーボン繊維は経糸及び緯糸からなることを特徴とする請求項2に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジング。
  4. 前記接着樹脂層は、ポリビニルアセタール系樹脂からなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジング。
  5. 前記ポリビニルアセタール系樹脂は、アルデヒドによりアセタール化したポリビニルアルコール樹脂(PVA)からなることを特徴とする請求項4に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジング。
  6. 前記基盤樹脂層は熱可塑性合成樹脂からなることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジング。
  7. 前記熱可塑性合成樹脂は射出成形用合成樹脂からなることを特徴とする請求項6に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジング。
  8. 前記射出成形用合成樹脂は、ABS、PC、PMMA、PA(ポリアミド)、及びPC+ABSの群から選択された1つの素材からなることを特徴とする請求項7に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジング。
  9. 前記透明アクリルフィルム層はエラストマーを含有することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジング。
  10. 前記エラストマーは合成ゴムを含有するPMMAからなることを特徴とする請求項9に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジング。
  11. 前記合成ゴムは、アクリルゴム、ニトリルゴム、及びイソプレンゴムの群から選択された1つの素材からなることを特徴とする請求項10に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジング。
  12. 接着樹脂層を介して互いに接着された透明アクリルフィルム層及び帯電防止性テキスタイル層の積層体を前記テキスタイル層を表にして受容する固定金型と、前記積層体を成形するために当該受容された積層体を前記固定金型の中に押し込むように前記固定金型に向けて移動される可動金型と、前記成形された積層体を前記テキスタイル層を表にして受容する他の固定金型と、前記他の固定金型に受容された積層体に向けて移動される射出成形金型と、前記他の固定金型に受容された積層体と前記射出成形金型とで規定される空間に基盤樹脂層の原料を射出する射出手段とを備えることを特徴とするテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置。
  13. 接着樹脂層を介して互いに接着された透明アクリルフィルム層及び帯電防止性テキスタイル層の積層体を前記テキスタイル層を表にして受容する固定金型と、前記積層体を成形するために当該受容された積層体を前記固定金型の中に押し込むように前記固定金型に向けて移動される可動金型と、前記固定金型に押し込まれた積層体に向けて移動される射出成形金型と、前記固定金型に受容された積層体と前記射出成形金型とで規定される空間に基盤樹脂層の原料を射出する射出手段とを備えることを特徴とするテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置。
  14. 前記帯電防止性テキスタイル層は、テキスタイルと、当該テキスタイルに互いに間隔をあけて織り込まれたカーボン繊維とからなることを特徴とする請求項12又は13に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置。
  15. 前記カーボン繊維は経糸及び緯糸からなることを特徴とする請求項14に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置。
  16. さらに、前記成形された積層体の周縁を切断する切断ユニットを備える請求項12から15のずれか1項に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置の製造装置。
  17. 前記接着樹脂層は、ポリビニルアセタール系樹脂からなることを特徴とする請求項12から16のいずれか1項に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置。
  18. 前記ポリビニルアセタール系樹脂は、アルデヒドによりアセタール化したポリビニルアルコール樹脂(PVA)からなることを特徴とする請求項17に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置。
  19. 前記基盤樹脂層は熱可塑性合成樹脂からなることを特徴とする請求項12から18のいずれか1項に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置。
  20. 前記熱可塑性合成樹脂は射出成形用合成樹脂からなることを特徴とする請求項19に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置。
  21. 前記射出成形用合成樹脂は、ABS、PC、PMMA、PA(ポリアミド)、及びPC+ABSの群から選択された1つの素材からなることを特徴とする請求項20に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置。
  22. 前記透明アクリルフィルム層はエラストマーを含有することを特徴とする請求項12から21のいずれか1項に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置。
  23. 前記エラストマーは合成ゴムを含有するPMMAからなることを特徴とする請求項22に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置。
  24. 前記合成ゴムは、アクリルゴム、ニトリルゴム、及びイソプレンゴムの群から選択された1つの素材からなることを特徴とする請求項23に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置。
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