JP2016144928A - テキスタイル/樹脂積層構造ハウジング及びその製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】合成皮革を含むテキスタイル層に基盤樹脂層を積層させるのと同時にテキスタイル層の表面に深シボを形成することができると共に、テキスタイル層の表面上への深シボの生産効率を向上させ且つ生産コストを低減することができるテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングを提供する。【解決手段】テキスタイル/樹脂積層構造ハウジング40は、テキスタイル層2と、テキスタイル層2に接着剤3を介して接着された不織布層4と、不織布層4の各繊維の隙間に浸潤しつつ不織布層6に固着された基盤樹脂層5とを備え、テキスタイル層2の表面には、深シボ模様が形成されている。【選択図】図2
Description
本発明は、テキスタイル/樹脂積層構造ハウジング及びその製造装置に関し、特に、基盤樹脂層の上にテキスタイル層が積層されたテキスタイル/樹脂積層構造及びその製造装置に関する。
電子機器や家電等のハウジング及び自動車内装品のハウジングの技術分野において、そのハウジングは、外面に加飾材が積層された樹脂成形によって作られる場合が多く、近年、樹脂成形ハウジングに施されるさまざまな加飾材が他の製品からの差別化に欠かせない要素となっている。このような状況において、一部の企業では、同一製品でも、樹脂成形ハウジングに多様な加飾材を施すことで顧客が自由に製品の加飾デザインを選択することができるようになっている。
樹脂成形ハウジングの加飾方法としては、合成皮革層と、この合成皮革層の各繊維の隙間に浸潤しつつ合成皮革層に固着された基盤樹脂層とを備えるテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングが提案されている(例えば、特許文献1)。
また、被装飾体に加飾材としての合成皮革素材を接着する技術として、合成皮革素材を金型のキャビティ面上に貼付した後キャビティ内に溶融樹脂を加圧注入することにより、加飾材に溶融樹脂を浸透させて両者を投錨状態に積層圧着する技術がある(例えば、特許文献2)。
さらには、金型のキャビティ面に深シボ形成用の凹凸を形成しておき、被装飾体に合成皮革素材を積層圧着する際に合成皮革素材の表面に深シボを形成することにより、製品の見栄えをよくする深シボ形成技術がある。
一方で、インクジェット加飾技術として、高分子化合物、水、及び顔料を含むインク組成物を透明プラスチックシートに吐出し、透明プラスチックシート上のインク組成物を熱により乾燥すると共に紫外線により硬化させる技術がある(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、上記深シボ形成技術では、製品毎に且つ深シボ模様毎に金型を準備しなければならず、生産効率が低く且つ生産コストが高いという問題がある。
また、合成皮革素材の表面に予め深シボを形成しておき、その合成皮革素材を被装飾体に積層圧着すべく合成皮革素材を金型のキャビティ面上に貼付した後キャビティ内に溶融樹脂を加圧注入するのでは、合成皮革素材の表面に形成された深シボが溶融樹脂の加圧注入時になくなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、合成皮革を含むテキスタイル層に基盤樹脂層を積層させるのと同時にテキスタイル層の表面に深シボを形成することができると共に、テキスタイル層の表面上への深シボの生産効率を向上させ且つ生産コストを低減することができるテキスタイル/樹脂積層構造ハウジング及びその製造装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングは、テキスタイル層と、前記テキスタイル層に接着樹脂層を介して接着された不織布層と、前記不織布層の各繊維の隙間に浸潤しつつ前記不織布層に固着された基盤樹脂層とを備え、前記テキスタイル層の表面には、深シボ模様が形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置は、接着樹脂層を介して互いに接着されたテキスタイル層及び不織布層の積層体前記不織布層を表にして受容する固定金型と、前記積層体を成形するために当該受容された積層体を前記固定金型の中に押し込むように前記固定金型に向けて移動される可動金型と、前記成形された積層体を前記不織布層を表にして受容する他の固定金型と、前記他の固定金型に受容された積層体に向けて移動される射出成形金型と、前記他の固定金型に受容された積層体と前記射出成形金型とで規定される空間に基盤樹脂層の原料を射出する射出手段とを備え、前記他の固定金型が前記積層体を受容するときに、前記他の固定金型と前記積層体の間には、高分子化合物、水、及び顔料を含むインク組成物がその表面に所定の模様を形成すべく吐出された後、熱により乾燥すると共に紫外線により硬化させたプラスチックシートが、前記インク組成物面を前記積層体の不織布層側の面に向けた状態で介在していることを特徴とする。
請求項4に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置は、接着樹脂層を介して互いに接着されたテキスタイル層及び不織布層の積層体を前記不織布層を表にして受容する固定金型と、前記積層体を成形するために当該受容された積層体を前記固定金型の中に押し込むように前記固定金型に向けて移動される可動金型と、前記固定金型に押し込まれた積層体に向けて移動される射出成形金型と、前記固定金型に受容された積層体と前記射出成形金型とで規定される空間に基盤樹脂層の原料を射出する射出手段とを備え、前記固定金型が前記積層体を受容するときに、前記固定金型と前記積層体の間には、高分子化合物、水、及び顔料を含むインク組成物がその表面に所定の模様を形成すべく吐出された後、熱により乾燥すると共に紫外線により硬化させたプラスチックシートが、前記インク組成物面を前記積層体の不織布層側の面に向けた状態で介在していることを特徴とする。
請求項1に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングによれば、表面に深シボが刻印されたテキスタイル層が基盤樹脂層に強固に固着されているハウジングを提供することができる。
請求項3及び4に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置によれば、合成皮革を含むテキスタイル層に基盤樹脂層を積層させるのと同時にテキスタイル層の表面に深シボを形成することができると共に、テキスタイル層の表面上への深シボの生産効率を向上させ且つ生産コストを低減することができる。
以下、本発明を図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係るテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの外観斜視図である。
図1において、テキスタイル/樹脂積層構造ハウジング40(以下、単に「ハウジング40」という場合もある)は、逆盆構造のケーシングであり、逆盆構造の底部に1つの突出部41と1つの開口部42を有する。
突出部41の断面は、図1の線II−IIに沿う断面図として図2で示されると共に、開口部42の断面は、図1の線III−IIIに沿う断面図として図3で示される。
ハウジング40は、テキスタイル層2と、テキスタイル層2に接着剤3を介して接着された不織布層4と、不織布層4の各繊維の隙間に浸潤しつつ不織布層4に固着された基盤樹脂層5とを備える。
テキスタイル層4は、織物、不織布、編物、合成皮革、人工皮革、本皮等を含むテキスタイルからなり、典型的には、合成皮革、人口皮革、本皮である。
このテキスタイルは、さまざまなデザインが容易に得られると共に生地の立体感がそのまま現出される。また、テキスタイルの使用は、ハウジング40のデザイン性の自由度を高めることができるのに加えて、ハウジング40の強度を高める効果を有する。
不織布層4は、スパンボンド系不織布又は抄紙系不織布からなる。抄紙系不織布は、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリプロピレン、ポリウレタン、炭素繊維、若しくはこれらの少なくとも2つの組合せからなる(具体的には、阿波製紙株式会社PY−100)。不織布層6の目付量は、20〜500g/m2である。
接着樹脂層3は、テキスタイル層2と不織布層4とを互いに接着しやすくし得、しかも、これらは、ハウジング40の成形時において、軟化により気泡を逃すことができる程度の粘度を有するポリビニルアセタール系樹脂からなる。
このポリビニルアセタール系樹脂は、ポリビニルアルコール(PVA)樹脂をアルデヒドによりアセタール化したものであり、特に、ブチルアルデヒドによりアセタール化したポリビニルブチラール樹脂であるのが好ましい。
また、接着樹脂層3は、ポリビニルアセタール系樹脂、エチレン/酢酸ビニル共重合体系樹脂、エチレン/アクリル系共重合体系樹脂、プロピレン系樹脂、プロピレン/1−ブテン共重合体系樹脂、プロピレン/イソブテン共重合体系樹脂、スチレン/プロピレン/イソブテン共重合体系樹脂、スチレン/イソプレン共重合体系樹脂、スチレン/イソプレン/イソブテン共重合体系樹脂、スチレン/イソプレン/ブテン共重合体系樹脂の群から選択された樹脂からなってもよい。
基盤樹脂層5は、熱可塑性合成樹脂、好ましくは射出成形用合成樹脂からなり、具体的には、ABS(アクリルニトリル/ブタジエン/スチレン共重合体)、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメチルメタアクリレート)、ナイロン、PP(プロピレン)及びABS+PCの群から選択された1つの素材、好ましくはABS又はPMMA、さらに好ましくはABSからなり、厚さは、製品に応じて任意に設定され、本実施の形態では、約1.2mmである。基盤樹脂層5の原料は、後述する図4の射出成形機20で加熱溶融され、接着樹脂層3−2により互いに接着されたテキスタイル層4と不織布層6が不織布層6を表にして装着された後述する図4におけるメス金型22の中に射出されて、不織布層6の各繊維の隙間に浸潤しながらテキスタイル層4に固着されている(図4)。基盤樹脂層5の冷却固化時には、不織布層6及び基盤樹脂層5の収縮により不織布層6、ひいてはテキスタイル層4との固着がより強固になる。
テキスタイル層2の表面には深シボ模様60が刻印されている。
図1のハウジング40によれば、表面に深シボ模様60が刻印されたテキスタイル層が基盤樹脂層5に強固に固着されているハウジング40を提供することができる。
図1のハウジング40は、テキスタイル層2を表とする逆盆形構造としているが、このハウジング40は、基盤樹脂層5を表とする逆盆形構造としてもよい。
図4は、本発明の実施の形態に係るテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置を説明するのに用いられる図である。
図4では、プレス機により工程I〜IIIが実施されると共に、射出成形機により工程IV〜Vが実施される。最後に、適宜な方法により後述する工程VIが実施される。
まず、工程Iにおいて、インクジェット加飾技術により、高分子化合物、水、及び顔料を含むインク組成物52がその表面に所定の模様を形成すべく吐出された後、熱により乾燥すると共に紫外線により硬化させたプラスチックシート51を準備し、接着剤層3を介して互いに接着されたテキスタイル層2及び不織布層4の積層体(以下、「積層体」という)を準備して、次いで、プラスチックシート51のインク組成物52付着面と積層体の不織布層4側面を合わせた状態でプラスチックシート51を積層体に圧着して圧着体(以下、「圧着体」という)を形成する。
次に、図4の工程IIにおいて、インク組成物52付のプラスチックシート51が圧着された圧着体をプレス機のメス金型10(固定金型)の上に載置する。この圧着体は、予め所定の形状に切断されていてもよい。
次いで、工程IIIにおいて、工程IIで載置された圧着体をメス金型10の中に押し込むようにプレス機のオス金型11(可動金型)をメス金型10に向かって移動する。これにより、当該圧着体をメス金型10及びオス金型11により規定される形状に成形した後、この成形された圧着体はプレス機から取り出される。このとき、成形された圧着体の周囲をレーザカッタや切断用金型(切断ユニット)で切断してバリ取りを行ってもよい。
続いて、図4の工程IVにおいて、プレス機で成形された圧着体をテキスタイル層2を表にしてメス金型22(他の固定金型)内に装着した上で、金型ダイ22内に受容された圧着体に向けて射出成形オス金型12(射出成形金型)を移動すると共に、射出機20の射出孔20aを射出成形オス金型12の射出成形孔12aに押し当てた上で、射出スクリュー21を時計回りに回転させてタンク30内の基盤樹脂層5の原料31を当該圧着体と射出成形オス金型12とで規定される空間に射出する。このとき、基盤樹脂層5の原料31は不織布層6の各繊維の隙間に浸潤し、原料31の冷却固化時における不織布層4及び基盤樹脂層5の収縮により不織布層4、ひいてはテキスタイル層2との固着がより強固になる。
最後に、工程Vにおいて、射出成形された基盤樹脂層5が冷却して固化した後、射出機20及び射出成形オス金型12がメス金型10から離間されて、ハウジング40が取り出され、次いで、インク組成物52付着の透明プラスチックシート51をハウジング40から剥がす。ハウジング40のテキスタイル層2の表面には、基盤樹脂層5の射出成形時における圧力が印加されたときに、透明プラスチックシート51上のインク組成物52(凸)によって形成された深シボ(凹)模様が形成されている。インク組成物52(凸)の模様と深シボ(凸)の模様は相補的である。剥がされたインク組成物52付着の透明プラスチックシート51は、再使用可能である。
メス金型10及びオス金型11はプレス機を構成すると共に、メス金型22、射出成形オス金型12、及び射出機20は射出成形機を構成し、プレス機及び射出成形機はハウジング40の製造装置を構成する。変形例として、プレス機と射出成形機とが一体となっていて、メス金型10がメス金型22として使用されてもよい。この場合は、メス金型10の中で成形された圧着体に向けて射出成形オス金型12が移動される。
本実施の形態では、工程Iで最初にインク組成物2付のプラスチックシート51を積層体のテキスタイル層2に圧着しているが、第1の変形例として、工程IIIの前に、インク組成物2付のプラスチックシート51を、工程IIで成形された積層体のテキスタイル層2に圧着してもよく、また、第2の変形例として、工程IIIにおいて、インク組成物2付のプラスチックシート51を、インク付着物52付着面を表にして、射出成形機の金型ダイ22のキャビティ上に載置してもよい。
図4のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置によれば、工程IIIにおいて、基盤樹脂層5の原料31が不織布層6の各繊維の隙間に浸潤し、原料31の冷却時時における不織布層6及び基盤樹脂層5の収縮により不織布層6、ひいてはテキスタイル層4との固着がより強固になるのに加えて、ハウジング40の製造工程を簡略化させると共に、表面コーティング塗装工程を省くことができる。さらに、基盤樹脂層5の素材として、高温でしか成形できないポリカーボネートを用いることができる。
また、図4のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置によれば、合成皮革を含むテキスタイル層2に基盤樹脂層5を積層させるのと同時にテキスタイル層2の表面に深シボを形成することができると共に、テキスタイル層2の表面上への深シボの生産効率を向上させ且つ生産コストを低減することができる。
上記テキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置は、ハウジング40を、テキスタイル層2を表とする逆盆形構造としているが、このハウジング40を、基盤樹脂層5を表とする逆盆形構造としてもよい。
本発明の実施の形態においては、テキスタイル/樹脂積層構造ハウジング40は、単に一般的なハウジングとして記載されているが、本発明の実施の形態の適用技術分野としては、表面コーティング層を有するインモールド成形による加飾品が対象であり、具体的には、容器やステーショナリを含む雑貨品、携帯電話やノートパソコンを含む電子機器や家電製品等のハウジング、建築物や自動車の内外装品のハウジング、航空機、鉄道車両、船舶の内装ハウジングが挙げられる。
2 テキスタイル層
3 接着樹脂層
4 不織布層
5 基盤樹脂層
10 メス金型
11 オス金型
12 射出成形オス金型
20 射出機
21 射出スクリュー
22 メス金型
30 タンク
31 原料
40 テキスタイル/樹脂積層構造ハウジング
41 突出部
42 開口
51 透明プラスチックシート
52 インク組成物
60 深シボ模様
3 接着樹脂層
4 不織布層
5 基盤樹脂層
10 メス金型
11 オス金型
12 射出成形オス金型
20 射出機
21 射出スクリュー
22 メス金型
30 タンク
31 原料
40 テキスタイル/樹脂積層構造ハウジング
41 突出部
42 開口
51 透明プラスチックシート
52 インク組成物
60 深シボ模様
Claims (4)
- テキスタイル層と、前記テキスタイル層に接着樹脂層を介して接着された不織布層と、前記不織布層の各繊維の隙間に浸潤しつつ前記不織布層に固着された基盤樹脂層とを備え、前記テキスタイル層の表面には、深シボ模様が形成されていることを特徴とするテキスタイル/樹脂積層構造ハウジング。
- 前記テキスタイル層は、織物、不織布、編物、合成皮革、人工皮革、本皮を含むテキスタイルからなることを特徴とする請求項1に記載のテキスタイル/樹脂積層構造ハウジング。
- 接着樹脂層を介して互いに接着されたテキスタイル層及び不織布層の積層体前記不織布層を表にして受容する固定金型と、前記積層体を成形するために当該受容された積層体を前記固定金型の中に押し込むように前記固定金型に向けて移動される可動金型と、前記成形された積層体を前記不織布層を表にして受容する他の固定金型と、前記他の固定金型に受容された積層体に向けて移動される射出成形金型と、前記他の固定金型に受容された積層体と前記射出成形金型とで規定される空間に基盤樹脂層の原料を射出する射出手段とを備え、
前記他の固定金型が前記積層体を受容するときに、前記他の固定金型と前記積層体の間には、高分子化合物、水、及び顔料を含むインク組成物がその表面に所定の模様を形成すべく吐出された後、熱により乾燥すると共に紫外線により硬化させたプラスチックシートが、前記インク組成物面を前記積層体の不織布層側の面に向けた状態で介在していることを特徴とするテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置。 - 接着樹脂層を介して互いに接着されたテキスタイル層及び不織布層の積層体を前記不織布層を表にして受容する固定金型と、前記積層体を成形するために当該受容された積層体を前記固定金型の中に押し込むように前記固定金型に向けて移動される可動金型と、前記固定金型に押し込まれた積層体に向けて移動される射出成形金型と、前記固定金型に受容された積層体と前記射出成形金型とで規定される空間に基盤樹脂層の原料を射出する射出手段とを備え、
前記固定金型が前記積層体を受容するときに、前記固定金型と前記積層体の間には、高分子化合物、水、及び顔料を含むインク組成物がその表面に所定の模様を形成すべく吐出された後、熱により乾燥すると共に紫外線により硬化させたプラスチックシートが、前記インク組成物面を前記積層体の不織布層側の面に向けた状態で介在していることを特徴とするテキスタイル/樹脂積層構造ハウジングの製造装置。
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JP2015035800A JP2016144928A (ja) | 2015-02-09 | 2015-02-09 | テキスタイル/樹脂積層構造ハウジング及びその製造装置 |
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JP (1) | JP2016144928A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018074248A1 (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | Nissha株式会社 | 加飾ハウジング及びその製造装置 |
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2015
- 2015-02-09 JP JP2015035800A patent/JP2016144928A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018074248A1 (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | Nissha株式会社 | 加飾ハウジング及びその製造装置 |
JP2018065369A (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | Art&Tech株式会社 | 加飾層/樹脂積層構造ハウジング及びその製造装置 |
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