JP2019181180A - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

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Kei Murakami
圭 村上
賢一 笹山
Kenichi Sasayama
賢一 笹山
大貴 近藤
Taiki Kondo
大貴 近藤
永山唯
Yui Nagayama
唯 永山
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Abstract

【課題】腹腔内圧を高めることができ、狙いの位置を高圧力に保持できるパンツ型使い捨ておむつを提供する。【解決手段】前側ベルト部(21)と、後側ベルト部(22)を備え、上端に胴回り開口(1a)の形成されたパンツ型使い捨ておむつ(1)であって、胴回り開口(1a)の縁に沿った伸縮領域(26s)と、前側の左右中央の伸縮領域に下側から隣接するベース領域(21s)と、伸縮領域(26s)の下方に設けられた第1高圧力領域(33s)及び第2高圧力領域(35s)と、を備え、第1高圧力領域(33s)及び第2高圧力領域(35s)は、周状に設けられており、左右方向の両端部において、第1高圧力領域(33s)は、第2高圧力領域(35s)と離間しているとともに、第2高圧力領域(35s)よりも上側に配置され、左右方向の中央において、後側の第1高圧力領域(33s)の下端が、前側の第1高圧力領域(35s)の下端よりも上側に配置されている。【選択図】図4

Description

本発明は、パンツ型使い捨ておむつに関する。
従来、使い捨ておむつとして、パンツ型の使い捨ておむつが知られている。例えば、特許文献1には、胴回り開口から下側を上下3区間に区分にし、それぞれの区間に複数本の弾性伸縮部材を配置して各区間の弾性伸縮力を設定したパンツ型使い捨ておむつが記載されている。
特許第3914673号
しかしながら、上述したようなパンツ型使い捨ておむつでは、着用者の胴周囲に対して水平の圧力の強弱が上下に分布するように規定されており、圧力をかけたとしても身体の頭側と足側(上下方向)の内圧が逃げてしまう。このため、効果的に腹腔内圧を上げることが困難である。また、着用して動く際に、おむつの位置がずれて狙った位置に圧力をかけることができなくなるおそれがある。一方、胴周り全体を覆うほどの広範囲を高圧力にすれば、腹腔内圧は高められるが、着用者の胴周りが全体的に締め付けられてしまい、苦しくて履き心地が悪くなる。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、腹腔内圧を高めることができ、狙いの位置を高圧力に保持できるパンツ型使い捨ておむつを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向を有し、着用者の腹側に配置される前側ベルト部と、着用者の背側に配置される後側ベルト部を備え、前記前側ベルト部と前記後側ベルト部とによって上端に胴回り開口の形成されたパンツ型使い捨ておむつであって、前記胴回り開口の縁に沿った伸縮領域と、前記前側ベルト部の前記左右方向の中央の前記伸縮領域に下側から隣接するベース領域と、前記伸縮領域の下方に設けられた第1高圧力領域、及び、第2高圧力領域と、を備え、単位幅の前記第1高圧力領域を、前記左右方向に単位長さ伸長させるための力は、前記単位幅の前記ベース領域を、前記左右方向に前記単位長さ伸長させるための力よりも大きく、前記単位幅の前記第2高圧力領域を、前記左右方向に前記単位長さ伸長させるための力は、前記単位幅の前記ベース領域を、前記左右方向に前記単位長さ伸長させるための力よりも大きく、前記第1高圧力領域及び前記第2高圧力領域は、それぞれ、前記前側ベルト部と前記後側ベルト部に亘って周状に設けられており、前記左右方向の両端部において、前記第1高圧力領域は、前記第2高圧力領域と離間しているとともに、前記第2高圧力領域よりも上側に配置され、前記左右方向の中央において、後側の前記第1高圧力領域の下端が、前側の前記第1高圧力領域の下端よりも上側に配置されている、ことを特徴とする。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、腹腔内圧を高めることができ、狙いの位置を高圧力に保持できるパンツ型使い捨ておむつを提供できる。
パンツ型使い捨ておむつ1の斜視図である。 展開且つ伸長状態のおむつ1の概略平面図である。 図2のI−I線(左右方向の中央)での概略断面図である。 図4A〜図4Cは、本実施形態のおむつ1を着用した状態を示す概念図である。図4Aは前側(腹側)から見た図であり、図4Bは、後側(背側)から見た図であり、図4Cは横から見た図(側面図)である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向を有し、着用者の腹側に配置される前側ベルト部と、着用者の背側に配置される後側ベルト部を備え、前記前側ベルト部と前記後側ベルト部とによって上端に胴回り開口の形成されたパンツ型使い捨ておむつであって、前記胴回り開口の縁に沿った伸縮領域と、前記前側ベルト部の前記左右方向の中央の前記伸縮領域に下側から隣接するベース領域と、前記伸縮領域の下方に設けられた第1高圧力領域、及び、第2高圧力領域と、を備え、単位幅の前記第1高圧力領域を、前記左右方向に単位長さ伸長させるための力は、前記単位幅の前記ベース領域を、前記左右方向に前記単位長さ伸長させるための力よりも大きく、前記単位幅の前記第2高圧力領域を、前記左右方向に前記単位長さ伸長させるための力は、前記単位幅の前記ベース領域を、前記左右方向に前記単位長さ伸長させるための力よりも大きく、前記第1高圧力領域及び前記第2高圧力領域は、それぞれ、前記前側ベルト部と前記後側ベルト部に亘って周状に設けられており、前記左右方向の両端部において、前記第1高圧力領域は、前記第2高圧力領域と離間しているとともに、前記第2高圧力領域よりも上側に配置され、前記左右方向の中央において、後側の前記第1高圧力領域の下端が、前側の前記第1高圧力領域の下端よりも上側に配置されている、ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、下腹部を斜め上に締めることができ、腹腔内圧を高めることができる。また、左右方向の両端部において上前腸骨棘(腰に手を当てた時指に触れる出っ張り)を挟み込むように2つの高圧力領域を配置することで、着用時にずれにくくなり、狙いの位置を高圧力に保持できる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記左右方向の中央において、後側の前記第2高圧力領域の下端が、前側の前記第2高圧力領域の下端よりも上側に配置されている、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、上前腸骨棘を挟んで、さらに下側の部分(下腹部)の腹腔内圧を高めることができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記前側ベルト部の前記第1高圧力領域が下側に凸となるように設けられている、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、腹腔内圧を高めやすい。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記後側ベルト部の前記第2高圧力領域が上側に凸となるように設けられている、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、臀部の形に沿いやすい。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記後側ベルト部の前記左右方向の中央において、前記第1高圧力領域及び前記第2高圧力領域が、ともに前記パンツ型使い捨ておむつの前記上下方向の中央位置よりも上側に配置されている、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、臀部を避けて締め付けることができ、歩行などの動作を妨げないようにできる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、吸収性コアを有し、長手方向に二つ折りされて前記前側ベルト部と前記後側ベルト部の間に設けられた吸収性本体を備え、前記第1高圧力領域は、前記吸収性コアの上端よりも上方に設けられている、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、腹腔内圧を逃がさないようにできる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記第2高圧力領域も、前記吸収性コアの上端よりも上方に設けられている、ことを特徴とすることが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、吸収性コアに皺がよりにくく、吸収性を低下させないようにできる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記前側ベルト部の前記左右方向の中央において、前記第1高圧力領域と前記第2高圧力領域が少なくとも1部重なっている、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、腹腔内圧をより高めることができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記後側ベルト部の前記左右方向の中央において、前記第1高圧力領域と前記第2高圧力領域が少なくとも1部重なっており、後側の前記第1高圧力領域と前記第2高圧力領域との重なり部分の前記上下方向の中央位置が、前側の前記第1高圧力領域と前記第2高圧力領域との重なり部分の前記上下方向の中央位置よりも上である、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、より斜めに引き上げやすい。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記第1高圧領域及び前記第2高圧力領域は、それぞれ、少なくとも1部が胴回りの周方向に連続している、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、胴回りに締め付け圧力を発生させることができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記第1高圧力領域及び前記第2高圧力領域は、それぞれ、前記上下方向に間隔を空けて配置された複数本の弾性部材で形成されている、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、弾性部材が無い箇所の厚み方向の部材数を少なくでき、通気性や履き心地が良くなる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記前側ベルト部の前記左右方向の中央を含む所定範囲において、少なくとも一つの前記弾性部材の弾性係数が、他の部位の弾性係数よりも大きい、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、前側の左右方向の中央を含む所定範囲が他の部位よりも変形しにくくなり、座るときなどの姿勢の変化による下腹の変形に追従しにくくなる。これにより、締め付け圧力を保持しやすくなる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記弾性部材は、シート状の部材である、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、面で圧力をかけることができ、体に跡がつきにくく、締め付けなどによる違和感を抑制することができる。
かかるパンツ型使い捨ておむつであって、前記ベース領域は、少なくとも前記左右方向に伸縮性を有する、ことが望ましい。
このようなパンツ型使い捨ておむつによれば、ベース領域内におけるフィット性が良くなる。
===実施形態===
<<おむつ1の全体構成>>
図1は、パンツ型使い捨ておむつ1(以下、おむつ1ともいう)の斜視図である。図2は、展開且つ伸長状態のおむつ1の概略平面図である。なお、おむつ1の伸長状態とは、おむつ1を皺なく伸長させた状態であり、おむつ1を構成する各部材(例えば外装体20を構成するシート等)の寸法がその部材単体の寸法と一致又はそれに近い長さになるまで伸長した状態である。図3は、図2のI−I線(左右方向の中央)での概略断面図である。
おむつ1は、互いに交差する上下方向、左右方向(幅方向)、及び、前後方向を有するとともに、図3に示すように、各部材が積層された厚さ方向を有する。上下方向において、着用者の胴側となる側を上側とし、着用者の股下となる側を下側とする。前後方向において、着用者の腹側となる側を前側とし、着用者の背側となる側を後側とする。厚さ方向において、着用者に接する側を肌側とし、その反対側を非肌側とする。
おむつ1は、平面視長方形状である吸収性本体10と、吸収性本体10の非肌側に位置する外装体20とを有している。外装体20は、前後方向における前側に位置する腹側外装体21(前側ベルト部に相当)と、前後方向における後側に位置する背側外装体22(後側ベルト部に相当)と、それらを繋ぐ股下外装体23とを有している。厚さ方向に隣接する上記部材は接着剤等で接合されている。
また、吸収性本体10の長手方向の一端側に、腹側外装体21が位置し、吸収性本体10の長手方向の他端側に、背側外装体22が位置している。吸収性本体10の長手方向において、腹側外装体21が位置する側を前側とし、背側外装体22が位置する側を後側とする。また、股下外装体23は腹側外装体21及び背側外装体22よりも肌側に位置している。
なお、本実施形態のおむつ1では外装体20が3部材(腹側外装体21、背側外装体22、及び、股下外装体23)から構成されているが、これに限らない。例えば、腹側外装体21、背側外装体22、及び、股下外装体23が1部材で構成されていてもよい。また、股下外装体23を有さない構成としてもよい。
図2に示す展開状態のおむつ1は、吸収性本体10が長手方向の中央CLで2つ折りされ、腹側外装体21の左右方向の両端部と背側外装体22の左右方向の両端部とが溶着等で接合されることにより、図1に示すパンツ型となる。つまり、吸収性本体10の長手方向がおむつ1の上下方向に沿い、腹側外装体21と背側外装体22とが環状につながって、胴回り開口1a及び一対の脚回り開口1bが形成される。以下、腹側外装体21と背側外装体22とが接合された左右方向の両端部の領域を端部接合領域24という。
吸収性本体10は、図3に示すように、吸収性コア11と、吸収性コア11の肌側に位置するトップシート12と、吸収性コア11の非肌側に位置するバックシート13とを有している。
吸収性コア11は、尿等の排泄液を吸収して保持する部材であり、例えば高吸収性ポリマー(SAP)が混入したパルプ繊維等の液体吸収性繊維により形成される。図示しないが、吸収性コア11は、ティッシュペーパーや不織布等の液透過性のシートによって、外周面が覆われていてもよい。
トップシート12は、液透過性のシートであり、例えば親水性のエアスルー不織布やスパンボンド不織布等が用いられる。バックシート13は、液不透過性シート13a、及び、その非肌側に配された液透過性シート13bの二層構造である。液不透過性シート13aとしては、例えば樹脂フィルム等が用いられ、液透過性シート13bとしては、例えば柔軟性を有する不織布等が用いられる。なお、バックシート13は液不透過性シート13aの一層構造であってもよい。
また、詳細は図示しないが、図1に示すように、吸収性本体10の左右方向の両側部に、肌側に起立可能な立体ギャザー部14を設けてもよい。
腹側外装体21、及び、背側外装体22は、それぞれ図2に示すように、上下方向において端部接合領域24が位置する胴回り領域211,221と、胴回り領域211,221よりも下側の股下側領域212,222とを有している。
胴回り領域211,221は平面視長方形状を成している。また、背側外装体22の胴回り領域211は、吸収性本体10の中央CL(換言するとおむつ1の下端)と背側外装体22の上端(換言するとおむつ1の上端)との間の中央BCLよりも上に位置している。
股下側領域212,222は略台形形状を成し、下側に向かうにつれて横幅(左右方向の長さ)が狭くなっている。腹側外装体21に比べて背側外装体22の方が、股下側領域222が大きく、着用者の臀部を被覆可能となっている。
腹側外装体21、及び、背側外装体22は、それぞれ図3に示すように、肌側に位置する肌側シート213,223と、非肌側に位置する非肌側シート214,224と、それらの間に位置し、少なくともおむつ1の左右方向に伸縮性を備える伸縮性不織布215,225と、を有している。
肌側シート213,223、及び、非肌側シート214,224は、柔軟なシートであることが好ましく、例えばスパンボンド不織布やSMS不織布等が用いられる。
伸縮性不織布215,225は、例えば、弾性を有する熱可塑性エラストマー性繊維であるポリウレタン系エラストマーと、非弾性を有する熱可塑性樹脂性繊維であるポリオレフィン系樹脂のポリプロピレン(PP)とを有しており、ギア延伸等の適宜な延伸処理が施された不織布である。この延伸処理により、伸縮性不織布215,225は、おむつ1の左右方向及び上下方向の伸縮性を有するものとする。なお、延伸処理は、互いに直交する方向に延伸処理を行うものであってもよいし、所定方向にのみ延伸処理を行うものであってもよい。所定方向にのみ延伸処理を行った場合、所定方向における伸縮性が発現されるが、すべての繊維の配向が所定方向に沿っているとは限らないため、所定方向と直交する方向にも伸縮性が発現される。
肌側シート213,223、非肌側シート214,224、及び、伸縮性不織布215,225は、点在する複数の溶着部(不図示)により接合されている。このため、例えば固化する接着剤により接合される場合に比べて、肌触りが柔らかくなっている。また、溶着部の間において、伸縮性不織布215,225が収縮することで、肌側シート213,223、及び、非肌側シート214,224が厚さ方向の外側に湾曲して突出する。つまり、肌側シート213,223、及び、非肌側シート214,224が溶着部の間で膨らむため、肌触りがより柔らかくなり、視覚的にも柔らかい印象を使用者に付与できる。溶着部は、比較的に狭い間隔で点在しているため、本実施形態のおむつ1では、多方向に延び、且つ、きめ細やかな膨らみ(皺)が発生し、おむつ特有の一方向の皺(縦皺等)の発生を防止できるため、おむつ1の美観性が良い。
また、腹側外装体21、及び、背側外装体22には、胴回り開口1aの縁に沿う領域には複数の胴回り弾性部材26(例えば糸ゴム等)が配されている。以下、胴回り弾性部材26が設けられた領域(胴回り開口1aの縁に沿った領域)のことを伸縮領域26sともいう。また、本実施形態では、図2において伸縮領域26sの下側の破線で囲んだ領域のことを、特にベース領域21sともいう。なお、ベース領域21sは、肌側シート213と非肌側シート214の間に伸縮性不織布215が設けられた領域であり、腹側外装体21の左右方向の中央において、伸縮領域26sに下側から隣接する領域である。
また、脚回り開口1bの縁に沿う領域には複数の脚回り弾性部材27が配されている。脚回り弾性部材27は、胴回り弾性部材26と同様に、例えば糸ゴム等で構成されている。
これにより、おむつ1の胴回り及び脚回りは、胴回り弾性部材26及び脚回り弾性部材27により着用者にしっかりと密着する。よって、おむつ1のずれ落ちや脚回りからの漏れを防止できる。また、後述する高圧力領域(第1高圧力領域33s、第2高圧力領域35s)の位置もずれにくくなる。
一方、伸縮性不織布215,225が設けられた領域は、面全体で緩やかに着用者にフィットする。例えば、ベース領域21s内におけるフィット性が良くなる。また、肌に均等に圧力が掛かるようにでき、締め付け感が軽減され、違和感を抑制することができる(履き心地がよい)。
さらに、本実施形態のおむつ1の腹側外装体21、及び、背側外装体22には、伸縮性フィルム33,35も配されている。そして、伸縮性フィルム33,35によって第1高圧力領域33s、第2高圧力領域35sがそれぞれ形成されている。伸縮性フィルム33,35及び高圧力領域(第1高圧力領域33s、第2高圧領域35s)の詳細については後述する。
股下外装体23は、長手方向の中央部分において左右方向の内側へ湾曲した平面視略砂時計形状を成している。また、図3に示すように、股下外装体23は、肌側に位置する肌側シート231と、非肌側に位置する非肌側シート232と、それらの間に位置し、おむつ1の上下方向(吸収性本体10の長手方向)に伸縮性を備える伸縮性不織布233とを有している。これらの肌側シート231、非肌側シート232、伸縮性不織布233は、それぞれ、複数の溶着部(不図示)により接合されている。
股下外装体23の伸縮性不織布233により、吸収性コア11は着用者の股下部に密着でき、また、排泄により吸収性コア11の重量が増しても、おむつ1の垂れ下がりを抑制できる。なお、伸縮性不織布233は、おむつ1の左右方向に伸縮性を有するものでもよいし、おむつ1の上下方向及び左右方向に伸縮性を有するものでもよい。また、股下外装体23のうち脚回り開口1bに沿う領域に、股下弾性部材28が配されている。股下弾性部材28は、胴回り弾性部材26及び脚回り弾性部材27と同様に糸ゴムなどで構成されている。これにより、股下外装体23が着用者の脚回りに密着するようになっている。
<<高圧力領域について>>
以下、図2〜図4を参照しつつ、本実施形態のおむつ1の高圧力領域(第1高圧力領域33s及び第2高圧力領域35s)について説明する。なお、図4A〜図4Cは、本実施形態のおむつ1を着用した状態を示す概念図である。図4Aは前側(腹側)から見た図であり、図4Bは、後側(背側)から見た図であり、図4Cは横から見た図(側面図)である。図4A〜図4Cでは、第1高圧力領域33sと第2高圧力領域35sの設けられた部位(配置)をそれぞれ一点鎖線で囲んで示している。
本実施形態のおむつ1には伸縮領域26sよりも下方に2つの高圧力領域(第1高圧力領域33s、第2高圧力領域35s)が設けられている。ここで、高圧力領域とは、おむつ1の着用時の圧力(締め付けの圧力)が、伸縮性不織布215,225の設けられた領域(例えばベース領域21s)よりも高い領域である。換言すると、単位幅の高圧力領域(第1高圧力領域33s及び第2高圧力領域35s)を左右方向に単位長さ伸長させる力は、単位幅のベース領域21sを左右方向に単位長さ伸長させる力よりも大きいということになる。
第1高圧力領域33sは、腹側外装体21の胴回り領域211、及び、背側外装体22の胴回り領域221を、それぞれ、左右方向の両端の端部接合領域24の間で横切るように設けられている。同様に、第2高圧力領域35sも、腹側外装体21の胴回り領域211、及び、背側外装体22の胴回り領域221を、それぞれ、左右方向の両端の端部接合領域24の間で横切るように設けられている
第1高圧力領域33sは、複数本(本実施形態では3本)の伸縮性フィルム33が上下方向に間隔を空けて配置されて構成されている。また、第2高圧力領域35sも、同様に複数本(本実施形態では3本)の伸縮性フィルム35が上下方向に間隔を空けて配置されて構成されている。伸縮性フィルム33、35は、例えば、ウレタンやスチレンのようなエストラマー樹脂を溶融し、均一厚さのシート状とした伸縮性を有する弾性部材である。このようなシート状の伸縮性フィルム33を用いることにより、面で圧力をかけることができ、体に跡がつきにくく、締め付けなどによる違和感を抑制することができる。
腹側外装体21側(前側)の3本の伸縮性フィルム33と、それらに対応する背側外装体22側(後側)の3本の伸縮性フィルム33は、それぞれ、端部接合領域24において上下方向の位置が同じになるように配置されている。そして、端部接合領域24において、腹側外装体21の側の3本の伸縮性フィルム33(換言すると第1高圧領域33s)の左右方向の端部と、背側外装体22の側の3本の伸縮性フィルム33(換言すると第1高圧領域33s)の左右方向の端部とが接続される。これにより、図4Cに示すように、腹側外装体21の側の第1高圧力領域33sと背側外装体22の側の第1高圧力領域33sが、端部接合領域24で連続するように繋がり、第1高圧力領域33sは、腹側外装体21と背側外装体22に亘って周状に形成される。
同様に、腹側外装体21側の3本の伸縮性フィルム35と、それらに対応する背側外装体22側の3本の伸縮性フィルム35は、それぞれ、端部接合領域24において上下方向の位置が同じになるように配置されている。そして、端部接合領域24において、腹側外装体21側の3本の伸縮性フィルム35(換言すると第2高圧領域35s)の左右方向の端部と、背側外装体22側の3本の伸縮性フィルム35(換言すると第2高圧領域35s)の左右方向の端部とが、それぞれ、接続される。これにより、図4Cに示すように、腹側外装体21側の第2高圧力領域35sと背側外装体22側の第2高圧力領域35sが、端部接合領域24で連続するように繋がり、第2高圧力領域35sは、腹側外装体21と背側外装体22に亘って周状に形成される。
また、端部接合領域24において、第1高圧力領域33sは、胴回り開口1aの縁に沿う領域(伸縮領域26s)の近くを通り、第2高圧力領域35sは、脚回り開口1bの縁に沿う領域(脚回り弾性部材27の形成領域)の近くを通っている。また、端部接合領域24において、第1高圧力領域33sと第2高圧力領域35sは重なっていない。すなわち、端部接合領域24において、第1高圧力領域33sは、第2高圧力領域35sと離間しているとともに、第2高圧力領域35sよりも上側に配置されている。より具体的には、第1高圧力領域33sは、少なくとも上端が着用者の上前腸骨棘よりも上側になるように配置されており、第2高圧力領域35sは、少なくとも下端が上前腸骨棘よりも下側になるように配置されている。本実施形態では、第1高圧力領域33sの下端が上前腸骨棘の上を通る配置になっている。なお、上前腸骨棘は、骨盤最大の骨である腸骨の突起部分であり、腰に手を当てた時に指に触れる出っ張りである。これにより、おむつ1の着用時に、着用者の上前腸骨棘を第1高圧力領域33sと第2高圧力領域35sで挟み込むようにできる。このように、上前腸骨棘を第1高圧力領域33sと第2高圧力領域35sで挟み込むことにより、おむつ1の着用の際に位置ずれが起こりにくくなり、狙いの位置を確実に高圧力に保持することができる。
また、第1高圧力領域33sは、腹側外装体21側では下側に凸となるように湾曲して配置されており(図2、図4A参照)、背側外装体22側では伸縮領域26sの下方近くでほぼ水平に配置されている(図2、図4B参照)。このため、おむつ1の左右方向の中央Cにおいて、背側外装体22側(後側)の第1高圧力領域33sの下端が、腹側外装体21側(前側)の第1高圧力領域33sの下端よりも上側に配置されている。これにより、下腹部を斜め上に締める(圧力を加える)ことができ、腹腔内圧を高めることができる。特に、本実施形態では腹側外装体21側で下側に凸となっているので、腹腔内圧を高めやすい。また、このような構成とすることで、骨盤周りの筋肉(腹筋など)の働きを補助でき、骨盤を安定させることができる。これにより、足上がりや歩幅などの歩行性の向上を図ることが可能である。また、図2に示すように、第1高圧力領域33sは、吸収性コア11の上端よりも上に配置されている(吸収性コア11とは重なっていない)。これにより、腹腔内圧を逃がさないようにできる。
また、第2高圧力領域35sは、腹側外装体21側ではほぼ水平に配置されており(図2、図4A参照)、背側外装体22側では上側に凸となるように湾曲して配置されている(図2、図4B参照)。このため、おむつ1の左右方向の中央Cにおいて、背側外装体22側(後側)の第2高圧力領域35sの下端が、腹側外装体21側(前側)の第2高圧力領域35sの下端よりも上側に配置されている。これにより、上前腸骨棘を挟んでさらに下側の部分(下腹部)の腹腔内圧を高めることができる。また、背側外装体22側で上側に凸となっているので、臀部の形に沿いやすい。また、第2高圧力領域35sは、吸収性コア11の上端よりも上に配置されている(吸収性コア11とは重なっていない)。これにより、吸収性コア11に皺がよりにくく、吸収性を低下させないようにできる。
また、背側外装体22側において、第1高圧力領域33sと第2高圧力領域35sは、胴回り領域221内に設けられている。なお、前述したように、胴回り領域221は、おむつ1の上下方向の中央BCL(図2参照)よりも上に位置している。つまり、背側外装体22側(後側)において、第1高圧力領域33sと第2高圧力領域35sは、ともに、おむつ1の上下方向の中央BCLよりも上に配置されている。これにより、臀部を避けて締め付けることができ、歩行などの動作を妨げないようにできる。
また、腹側外装体21側で第1高圧力領域33sが下側に凸となっているため、おむつ1の前側の左右方向の中央Cにおいて、第1高圧力領域33sと第2高圧力領域35sが重なっている。このように、おむつ1の前側の左右方向の中央Cで、第1高圧力領域33sと第2高圧力領域35sが少なくとも1部重なることにより、斜め上に引き上げる力を高めることができ、腹腔内圧をより高めることができる。なお、図4Aに示す中央位置Jfは、おむつ1の前側の左右方向の中央Cにおける第1高圧力領域33sと第2高圧力領域35sとの重なり部分の上下方向の中央である。
さらに、背側外装体22側で第2高圧力領域35sが上側に凸となっているため、おむつ1の後側の左右方向の中央Cにおいても、第1高圧力領域33sと第2高圧力領域35sが重なっている。なお、図4Bに示す中央位置Jbは、おむつ1の後側の左右方向の中央Cにおける第1高圧力領域33sと第2高圧力領域35sとの重なり部分の上下方向の中点である。
本実施形態では、図4A、図4Bに示すように、前側の左右方向の中央Cにおける重なり部分(第1高圧力領域33sと第2高圧力領域35sとの重なり部分)の中央位置Jfよりも、後側の左右方向の中央Cにおける重なり部分の中央位置Jbの方が高い位置(上側)にある。これにより、着用者の下腹部をより斜め上に引き上げやすい。
以上、説明したように、本実施形態のおむつ1は、胴回り開口1aの縁に沿った伸縮領域26sと、腹側外装体21の左右方向の中央の伸縮領域26sに下側から隣接するベース領域21sと、伸縮領域26sの下方に設けられた第1高圧力領域33s、及び、第2高圧力領域35sと、を備えている。第1高圧力領域33s及び第2高圧力領域35sは、それぞれ、腹側外装体21と背側外装体22に亘って周状に設けられており、端部接合領域24において、第1高圧力領域33sは、第2高圧力領域35sと離間しているとともに、第2高圧力領域35sよりも上側に配置されている。また、左右方向の中央Cにおいて、背側外装体22側の第1高圧力領域33sの下端が、腹側外装体21側の第1高圧力領域35sの下端よりも上側に配置されている。
これにより、下腹部を斜め上に締めることができ、腹腔内圧を高めることができる。また、着用時に位置がずれにくくなり、狙いの位置を高圧力に保持できる。
===その他の実施形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
また、前述の実施形態では、腹側外装体21側の第2高圧力領域35sがほぼ水平であったが、下側に凸となるように配置されていてもよい。また、前述の実施形態では、背側外装体22側の第2高圧力領域35sが上側に凸となっていたが、水平に配置されていてもよい(上側に凸でなくてもよい)。例えば、胴回りにおいて第1高圧力領域33sと第2高圧力領域35sが略平行に配置されていてもよい。なお、この場合、前側と後側で、第1高圧力領域33sと第2高圧力領域35sがそれぞれ重ならないことになる。この場合においても、第1高圧力領域33sと第2高圧力領域35sで、着用者の上前腸骨棘を挟み込むようにすることにより、狙いの位置を高圧力に保持でき、腹腔内圧を高めることができる。ただし、この場合、第2高圧力領域35sが吸収性コア11と重ならないようにする(第2高圧力領域35sを吸収性コア11の上端よりも上に配置する)ことが望ましい。
また、前述の実施形態では、第1高圧力領域33s及び第2高圧力領域35sが、それぞれ、複数(3本)の伸縮性フィルム33,35で構成されていたが、これには限られない。例えば、一つの伸縮性フィルムで高圧力領域を構成してもよい。ただし、前述の実施形態のように複数の伸縮性フィルム(伸縮性フィルム33,35)を上下に間隔を空けて形成することによって、伸縮性フィルムが無い箇所の厚み方向の部材数を少なくでき、通気性や履き心地が良くなる。また、高圧力領域を構成する部材としては、伸縮性フィルムには限られず、ポリウレタン樹脂や天然ゴムからなる糸状・帯状の弾性部材などを用いてもよい。
また、前述の実施形態では、端部接合領域24において、各高圧力領域(第1高圧力領域33s、第2高圧力領域35s)が、完全に連続するように接続されていたが、少なくとも一部が胴回りの周方向に連続していればよい。例えば、前側の高圧力領域と後側の高圧力領域がそれぞれ水平方向に沿って、且つ、後側の高圧力領域の方が前側の高圧力領域よりも上に配置され、端部接合領域24において、段差が設けられて一部が繋がっていてもよい。このような場合においても、第1高圧力領域33sと第2高圧力領域35sが、それぞれ、端部接合領域24で少なくとも一部連続していることにより周方向に締め付けることができ、また、後側の高圧力領域の方が前側の高圧力領域よりも上に配置されるので、下腹部を斜め上に締めることができる。
また、腹側外装体21側の左右方向の中央Cを含む所定範囲(例えば、吸収性コア11の上方の部位)において、伸縮性フィルム33、35の少なくとも1本の弾性係数を、他の部位よりも値が大きくなるようにしてもよい。なお、弾性係数とは、弾性変形における応力と変位(ひずみ)の間の比例定数であり、弾性係数が大きいほど、同じ応力に対する変位量が小さくなる。つまり、同じ力がかかった場合に、上記の所定範囲の部位が他の部位よりも変形しにくくなるようにしてもよい。これにより、座るときなどの姿勢の変化による下腹の変形に追従しにくくなり、締め付け圧力を保持しやすくなる。なお、伸縮性フィルムの一部の弾性係数を大きくする方法としては、例えば、伸縮性フィルムの一部(上記所定範囲)を加熱して伸縮性を低減する(弾性係数を大きくする)方法などがある。
1 パンツ型使い捨ておむつ、
10 吸収性本体、11 吸収性コア、
12 トップシート、13 バックシート、14 立体ギャザー部、
20 外装体、
21 腹側外装体(前側ベルト部)、21s ベース領域、
22 背側外装体(後側ベルト部)、
23 股下外装体、24 端部接合領域、
26 胴回り弾性部材、26s 伸縮領域、
27 脚回り弾性部材、28 股下弾性部材、
33 伸縮性フィルム(弾性部材)、33s 第1高圧力領域、
35 伸縮性フィルム(弾性部材)、35s 第2高圧力領域

Claims (14)

  1. 互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向を有し、着用者の腹側に配置される前側ベルト部と、着用者の背側に配置される後側ベルト部を備え、前記前側ベルト部と前記後側ベルト部とによって上端に胴回り開口の形成されたパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記胴回り開口の縁に沿った伸縮領域と、
    前記前側ベルト部の前記左右方向の中央の前記伸縮領域に下側から隣接するベース領域と、
    前記伸縮領域の下方に設けられた第1高圧力領域、及び、第2高圧力領域と、
    を備え、
    単位幅の前記第1高圧力領域を、前記左右方向に単位長さ伸長させるための力は、前記単位幅の前記ベース領域を、前記左右方向に前記単位長さ伸長させるための力よりも大きく、
    前記単位幅の前記第2高圧力領域を、前記左右方向に前記単位長さ伸長させるための力は、前記単位幅の前記ベース領域を、前記左右方向に前記単位長さ伸長させるための力よりも大きく、
    前記第1高圧力領域及び前記第2高圧力領域は、それぞれ、前記前側ベルト部と前記後側ベルト部に亘って周状に設けられており、
    前記左右方向の両端部において、前記第1高圧力領域は、前記第2高圧力領域と離間しているとともに、前記第2高圧力領域よりも上側に配置され、
    前記左右方向の中央において、後側の前記第1高圧力領域の下端が、前側の前記第1高圧力領域の下端よりも上側に配置されている、
    ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  2. 請求項1に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記左右方向の中央において、後側の前記第2高圧力領域の下端が、前側の前記第2高圧力領域の下端よりも上側に配置されている、
    ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  3. 請求項1又は2に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記前側ベルト部の前記第1高圧力領域が下側に凸となるように設けられている、
    ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記後側ベルト部の前記第2高圧力領域が上側に凸となるように設けられている、
    ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記後側ベルト部の前記左右方向の中央において、前記第1高圧力領域及び前記第2高圧力領域が、ともに前記パンツ型使い捨ておむつの前記上下方向の中央位置よりも上側に配置されている、
    ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    吸収性コアを有し、長手方向に二つ折りされて前記前側ベルト部と前記後側ベルト部の間に設けられた吸収性本体を備え、
    前記第1高圧力領域は、前記吸収性コアの上端よりも上方に設けられている、
    ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  7. 請求項6に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記第2高圧力領域も、前記吸収性コアの上端よりも上方に設けられている、
    ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記前側ベルト部の前記左右方向の中央において、前記第1高圧力領域と前記第2高圧力領域が少なくとも1部重なっている、
    ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  9. 請求項8に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記後側ベルト部の前記左右方向の中央において、前記第1高圧力領域と前記第2高圧力領域が少なくとも1部重なっており、
    後側の前記第1高圧力領域と前記第2高圧力領域との重なり部分の前記上下方向の中央位置が、前側の前記第1高圧力領域と前記第2高圧力領域との重なり部分の前記上下方向の中央位置よりも上である、
    ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  10. 請求項1〜9の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記第1高圧領域及び前記第2高圧力領域は、それぞれ、少なくとも1部が胴回りの周方向に連続している
    ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  11. 請求項1〜10の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記第1高圧力領域及び前記第2高圧力領域は、それぞれ、前記上下方向に間隔を空けて配置された複数本の弾性部材で形成されている、
    ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  12. 請求項11に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記前側ベルト部の前記左右方向の中央を含む所定範囲において、少なくとも一つの前記弾性部材の弾性係数が、他の部位の弾性係数よりも大きい、
    ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  13. 請求項11又は12に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記弾性部材は、シート状の部材である、
    ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  14. 請求項1〜13の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記ベース領域は、少なくとも前記左右方向に伸縮性を有する、
    ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
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