JP2019180183A - センサ付き発電ユニットおよびセンサ付き軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に組立可能なセンサ付き発電ユニットおよびセンサ付き軸受を提供する。【解決手段】第1部品と、前記第1部品に対して回転軸を中心に相対的に回転する第2部品と、第1部品と第2部品との相対的な回転に基づいて発電する発電部と、発電部が発電する電力によって充電される、充放電可能な蓄電部と、蓄電部に蓄電された電力が供給されるセンサと、を備え、発電部は、回転軸を中心とする円の円周方向にN極とS極とが並ぶ磁気トラックと、磁気トラックと対向する位置に配置されるコイル基板と、を有し、コイル基板は、基板と、基板に設けられた平面コイルを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、センサ付き発電ユニットおよびセンサ付き軸受に関する。
特許文献1及び特許文献2には、軸受周囲の各種物理量をセンサにより検出し、検出情報を受信側装置へ無線送信するセンサ付きの軸受が記載されている。
特開2003−307435号公報 特開2016−130577号公報
センサ付き軸受では、発電部で発電された電力がセンサや通信回路に供給される。センサ付き軸受の組立の容易化が望まれている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、容易に組立可能なセンサ付き発電ユニットおよびセンサ付き軸受を提供することを目的とする。
一態様に係るセンサ付き発電ユニットは、第1部品と、前記第1部品に対して回転軸を中心に相対的に回転する第2部品と、前記第1部品と前記第2部品との相対的な回転に基づいて発電する発電部と、前記発電部が発電する電力によって充電される、充放電可能な蓄電部と、前記蓄電部に蓄電された電力が供給されるセンサと、を備え、前記発電部は、前記回転軸を中心とする円の円周方向にN極とS極とが並ぶ磁気トラックと、前記磁気トラックと対向する位置に配置されるコイル基板と、を有し、前記コイル基板は、基板と、前記基板に設けられた平面コイルを有する。
これによれば、センサ付き発電ユニットを間座のように軸受に取り付けることによって、センサ付き軸受を構成することができる。例えば、センサ付き発電ユニットの第1部品を軸受の外輪に押圧して固定し、第2部品を軸受の内輪に押圧して固定することによって、センサ付き軸受を構成することができる。また、センサ付き発電ユニットを軸受に取り付ける前、または、取り外した後は、コイル基板と磁気トラックは、磁力で引き付け合って一体化することができる。コイル基板と磁気トラックとがばらばらにならないので、センサ付き発電ユニットの取扱いが容易である。
望ましい態様として、前記コイル基板は、前記平面コイルとして、前記基板の厚さ方向に積層された複数の平面コイルを有する。これによれば、平面コイルの積層数を変化させ発電量を調整することが可能である。
望ましい態様として、前記平面コイルは、第1方向に延びる複数の第1導電部と、前記第1方向と平面視で交差する第2方向に延びる複数の第2導電部と、を有し、前記第1導電部と前記第2導電部は交互に直列に接続されている。これによれば、平面コイルが第1導電部のみを有する場合と比べて、平面コイルの長さを長くすることができる。
望ましい態様として、前記第1方向は、前記回転軸を中心とする円の円周方向であり、前記第2方向は、前記回転軸を中心とする円の径方向である。これによれば、平面コイルの長さを長くすることができる。
望ましい態様として、前記コイル基板は、前記基板に設けられた複数のヨーク、をさらに有し、前記ヨークは、平面視で、前記第1導電部の一方の側に位置する第1ヨークと、前記第1導電部の他方の側に位置する第2ヨークと、を含み、前記回転軸を中心とする円の円周方向において、前記第1ヨークと前記第2ヨークは交互に配置されている。これによれば、第1ヨークを通る磁束密度の変化の位相と、第2ヨークを通る磁束密度の変化の位相とが180°ずれている場合、第1ヨークを通る磁束密度の変化によって第1導電部に生じる誘導電流と、第2ヨークを通る磁束密度の変化によって第1導電部に生じる誘導電流とを、同じ方向に流すことが可能である。
望ましい態様として、前記第1ヨークと前記第2ヨークとの間に前記第2導電部が配置されている。これによれば、第1ヨークを通る磁束密度の変化の位相と、第2ヨークを通る磁束密度の変化の位相とが180°ずれている場合、第1ヨークを通る磁束密度の変化によって第2導電部に生じる誘導電流と、第2ヨークを通る磁束密度の変化によって第2導電部に生じる誘導電流とを、同じ方向に流すことが可能である。
望ましい態様として、前記回転軸を中心とする円の円周方向において、隣り合う前記ヨークの中心間の距離は、隣り合う前記N極及び前記S極の中心間の距離と同じ長さである。これによれば、第1ヨークを通る磁束密度の変化の位相と、第2ヨークを通る磁束密度の変化の位相とを、180°ずらすことが可能である。
望ましい態様として、前記蓄電部に蓄電された電力と、前記センサで検出される物理量又は化学量に関する検出データとが供給される制御部、をさらに備え、前記制御部は、前記検出データを記憶する記憶回路と、前記記憶回路に記憶される前記検出データを外部に送信する通信回路と、を有する。これによれば、センサ付き発電ユニットは、周囲の各種物理量または化学量をセンサにより検出し、検出データを記憶するとともに、受信側の装置へ送信することができる。
本発明の一態様に係るセンサ付き軸受は、上記のセンサ付き発電ユニットと、前記センサ付き発電ユニットが取り付けられる軸受と、を備える。これによれば、容易に組立可能なセンサ付き軸受を構成することができる。
望ましい態様として、前記センサ付き発電ユニットと前記軸受とを収容する筐体と、前記第1部品を前記軸受の外輪に押圧して固定する第1固定部品と、前記第2部品を前記軸受の内輪に押圧して固定する第2固定部品と、を備える。これによれば、センサ付き発電ユニットの第1部品を軸受の外輪に押圧して固定し、第2部品を軸受の内輪に押圧して固定することによって、センサ付き軸受を構成することができる。
本発明によれば、容易に組立可能なセンサ付き発電ユニットおよびセンサ付き軸受を提供することができる。
図1は、本実施形態のセンサ付き軸受の斜視図である。 図2は、本実施形態のセンサ付き軸受の分解斜視図である。 図3は、本実施形態のセンサ付き軸受の分解斜視図である。 図4は、本実施形態のカバーとコイル基板の構成例を示す平面図である。 図5は、本実施形態の磁気トラックの構成例を示す平面図である。 図6は、本実施形態の発電部の構成例を示す平面図である。 図7は、本実施形態のセンサ付き発電ユニットにおける起電力の電圧と時間との関係を説明するための説明図である。 図8は、図6に示した平面図をXIII−XIII’線で切断した断面図である。 図9は、本実施形態のセンサ付き軸受の構成例を示す断面図である。 図10は、図9の一部re1を拡大して示す断面図である。 図11は、本実施形態のセンサ付き軸受の基板に搭載されている回路の構成例を示す図である。 図12は、センサ付き軸受の組立方法を工程順に示す断面図である。 図13は、センサ付き軸受の組立方法を工程順に示す断面図である。 図14は、センサ付き軸受の組立方法を工程順に示す断面図である。 図15は、センサ付き軸受の組立方法を工程順に示す断面図である。
発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
図1は、本実施形態のセンサ付き軸受の斜視図である。図2及び図3は、本実施形態のセンサ付き軸受の分解斜視図である。図2はセンサ付き軸受1をカバー10側から見た図であり、図3はセンサ付き軸受1を軸受120側から見た図である。図1から図3に示すように、センサ付き軸受1は、センサ付き発電ユニット100と、軸受120とを備える。軸受120の一方の側面に、センサ付き発電ユニット100が取り付けられる。図2及び図3に示すように、センサ付き発電ユニット100は、カバー10と、コイル基板20と、回転部30と、回路基板40と、バックカバー60と、を備える。
カバー10は、リング状の天板12と、天板12の周囲に接続された筒状の側板11とを有する。カバー10は、ケイ素鋼板、炭素鋼(JIS規格 SS400又はS45C)、マルテンサイト系ステンレス(JIS規格 SUS420)又はフェライト系ステンレス(JIS規格 SUS430)のいずれかのような磁性を有する材料で形成される。
図3に示すように、回路基板40は、天板12の一方の面12Aに取り付けられている。一方の面12Aは、軸受120と対向する側の面である。回路基板40は、電源基板41と、センサ基板42とを有する。例えば、図1及び図2に示すように、天板12に開けられた雌ねじ穴に、黄銅など非磁性材料のボルト19Bが締結することで、電源基板41とセンサ基板42とが天板12に固定される。図1及び図2に示すように、ボルト19Bは、カバー10に取り付けられた状態で、カバー10から突出しない長さを有する。
また、カバー10には、貫通孔が開けられている。この貫通孔は、樹脂などの非磁性材料で形成された非磁性蓋17で密閉されている。後述するように、センサ基板42には、アンテナ47(後述の図4参照)が実装される。カバー10は磁性を有するので、アンテナ47からの電磁波をシールドする作用を有する。しかし、アンテナ47は非磁性蓋17と対向する位置に配置される。このため、アンテナ47の電磁波WVは、非磁性蓋17を介して、通信部151へ到達することができる。
コイル基板20は、天板12の一方の面12Aに取り付けられている。例えば、天板12の中央には、貫通した開口部H12が設けられている。開口部H12の周囲には、他の部分よりも厚さが小さい段差部が設けられている。コイル基板20は、この段差部に嵌め込まれることによって、天板12に対して位置決めされている。また、天板12の一方の面12Aと、コイル基板20の表面は、面一(または、ほぼ面一)となっている。コイル基板20は、例えば接着剤を介して天板12の一方の面に固定されている。
図4は、本実施形態のカバーとコイル基板の構成例を示す平面図である。図4に示すように、天板12の一方の面12Aには、電源基板41とセンサ基板42とが取り付けられている。電源基板41とセンサ基板42は、平面視で、側板11とコイル基板20との間に位置する。電源基板41には、電源部43が実装されている。電源部43は、発電部50(後述の図11参照)から供給された単相交流電力を直流電圧に変換して、センサ基板42へ供給する。なお、発電部50は、コイル基板20と磁気トラック31とで構成される。
センサ基板42には、センサ44と、通信回路を有する制御部45と、アンテナ47とが実装されている。電源部43からの直流電力は、センサ44及び制御部45に供給される。センサ44、制御部45及びアンテナ47は、別々のIC(Integrated Circuit)チップで構成されていてもよいし、それらの一部又は全部が1つのICチップで構成されていてもよい。また、センサ44は、例えば、加速度センサ441と、温度センサ442及び角度センサ443を有する。
図4に示すように、コイル基板20は、フレキシブル基板21と、フレキシブル基板21に設けられたコイルパターン23と、フレキシブル基板21に設けられた複数のヨーク25と、を有する。フレキシブル基板21の平面視による形状は、回転軸Axを中心とする正円のリング状である。コイルパターン23は、フレキシブル基板21の厚さ方向に積層された複数の平面コイルを有する。平面コイルとは、絶縁体の所定の面上にパターニングされて設けられた導電体のパターンである。本実施形態においては、導電体のパターンが絶縁体の複数の面上に形成されている。これに限られず、導電体のパターンが絶縁体の1つの面上に形成されていてもよい。コイルパターン23の断面視による構造は、後で図8を参照しながら説明する。コイルパターン23のターン数は平面コイルの積層数に比例する。本実施形態では、センサ付き発電ユニット100の用途によって、平面コイルの積層数を変化させ発電量を調整しても良い。
図4に示すように、コイルパターン23の両端は、リード線16を介して電源基板41に接続される。なお、本実施形態において、コイルパターン23と電源基板41との接続は、リード線16ではなく、FPC(Flexible Printed Circuit)コネクタを介して行われてもよい。または、コイル基板20を延長して電源基板41と直接接続されてもよい。FPCコネクタを使用した接続では、半田が不要となるので、センサ付き発電ユニット100の生産性をさらに高めることができる。
図4に示すように、コイルパターン23は、平面視で第1方向に延びる複数の第1導電部231と、第1方向と平面視で交差する第2方向に延びる複数の第2導電部232と、を有する。第1方向は、例えば、回転軸Axを中心とする円の円周方向である。第2方向は、例えば、回転軸Axを中心とする円の径方向である。第1導電部231と第2導電部232は、交互に直列に接続されている。
ヨーク25は、平面視で、第1導電部231の一方の側に位置する第1ヨーク25Aと、第1導電部231の他方の側に位置する第2ヨーク25Bとを有する。例えば、第1ヨーク25Aは、第1導電部231よりも回転軸Axから遠い側に位置する。第2ヨーク25Bは、第1導電部231よりも回転軸Axから近い側に位置する。但し、第1ヨーク25Aと回転軸Axとの距離と、第2ヨーク25Bと回転軸Axとの距離は、互いに同じ長さである。
例えば、コイルパターン23は、平面視で、回転軸Axを中心とする円の円周方向に沿って凹凸が交互に並ぶように延設されている。この凹凸の凹部233にヨーク25が1つずつ配置されている。
図5は、本実施形態の磁気トラックの構成例を示す平面図である。図5に示すように、磁気トラック31の平面視による形状は、回転軸Axを中心とする正円のリング状である。磁気トラック31は、N極31NとS極31Sとからなる磁極対311を複数有する。複数の磁極対311は、回転軸Axを中心とする円の円周方向に並んでいる。N極31N及びS極31Sは、交互に配置されている。
図2及び図3に示したように、回転部30は、磁気トラック31と、リング状の基材33と、リング状の取付け治具35と、を有する。基材33及び取付け治具35は、金属製である。磁気トラック31は、基材33の一方の面側に設けられている。取付け治具35は、基材33の他方の面側に固定されている。取付け治具35は、基材33の他方の面側から、基材33の中央に位置する貫通した開口部H33を通って、基材33の一方の面側に突き出ている。基材33の一方の面側はカバー10と対向する面側である。基材33の他方の面側はバックカバー60と対向する面側である。
本実施形態では、磁気トラック31と基材33とを合わせて、エンコーダマグネットという。例えば、エンコーダマグネットは、金属製の基材の一方の面にプラスチックマグネットが形成され、形成されたプラスチックマグネットの表面にN極とS極とが交互に着磁されることにより形成される。取付け治具35は、エンコーダマグネットを、軸部140(後述の図9参照)に取り付けるために使用される。
本実施形態では、取付け治具35の形状や内径寸法を変化させることで、センサ付き発電ユニット100を様々な軸受サイズに対応させることができる。また、磁気トラック31の磁極対311の数や、磁気トラック31のマグネット材料を変更することで、発電部50の発電量を調整することもできる。また、本実施形態では、センサ付き発電ユニット100を様々な軸受サイズに対応させるため、回転部30をエンコーダマグネットと取付け治具35と分離可能な構成としている。なお、軸受サイズが1種類に限定される場合は、エンコーダマグネットと取付け治具35とを一体成形してもよい。この場合は、センサ付き発電ユニット100の生産性が向上する。
図6は、本実施形態の発電部の構成例を示す平面図である。図6は、コイル基板20に磁気トラック31を重ねた状態を示している。図6に示すように、回転軸Axを中心(図4、図5参照)とする円の円周方向において、隣り合う一方のヨーク25(例えば、第1ヨーク25A)と他方のヨーク25(例えば、第2ヨーク25B)との間の中間に、第2導電部232が位置する。回転軸Axを中心とする円の円周方向において、隣り合うヨーク25の中心間の距離を25pとし、隣り合う第2導電部232の中心間の距離を23pとする。例えば、距離23pと距離25pは、互いに同じ長さである。
回転軸Axを中心とする円の円周方向において、N極31Nの長さ31L1と、S極31Sの長さ31L2は、互いに同じ長さである。また、N極31Nの長さ31L1と、S極31Sの長さ31L2は、ヨーク25の中心間の距離25pと同じ長さである。
図5に示すように、回転軸Axを中心とする円の円周方向において、隣り合うN極31NとS極31Sとの中心間の距離を31pとする。N極31NとS極31Sの中心間の距離31pは、ヨーク25の中心間の距離25pと同じ長さになっている。
本実施形態では、回転軸Axを中心に、コイル基板20に対して磁気トラック31が相対的に回転すると、第1ヨーク25AがN極と対向するときは、第2ヨーク25BはS極と対向する。また、第1ヨーク25AがS極と対向するときは、第2ヨーク25BはN極と対向する。第1ヨーク25A及び第2ヨーク25Bは、磁気トラック31の同一磁極と対向することはない。これにより、第1ヨーク25Aを通る磁束密度の変化の位相と、第2ヨーク25Bを通る磁束密度の変化の位相は、180°ずれた状態となる。
上述したように、第1ヨーク25Aは、第1導電部231よりも回転軸Axから遠い側に位置する。第2ヨーク25Bは、第1導電部231よりも回転軸Axに近い側に位置する。このため、第1ヨーク25Aを通る磁束密度の変化によってコイルパターン23に生じる誘導電流と、第2ヨーク25Bを通る磁束密度の変化によってコイルパターン23に生じる誘導電流は、同じ方向に流れる。
図7は、本実施形態のセンサ付き発電ユニットにおける起電力の電圧と時間との関係を説明するための説明図である。図7の横軸は時間Tであり、縦軸は起電力の電圧Viである。コイル基板20が固定され、磁気トラック31が相対的に回転すると、ヨーク25と対向する磁極が交互に替わる。これにより、ヨーク25を通る磁束密度が周期的に変化する。この磁束密度の周期的な変化に応じて、ヨーク25の周りに位置するコイルパターン23に電圧変化(例えば、正弦波の交流電圧)が発生する。
図8は、図6に示した平面図をXIII−XIII’線で切断した断面図である。図8に示すように、コイルパターン23は、厚さ方向に積層された複数の平面コイル23Aから23Fを有する。例えば、コイル基板20は、厚さ方向に積層された6層のフレキシブル基板21Aから21Fと、厚さ方向に積層された6層の平面コイル23Aから23Fと、を有する。平面コイル23Aから23Fにおいて、厚さ方向で隣り合う平面コイル間にはフレキシブル基板21が配置されている。また、フレキシブル基板21Bから21Fには貫通穴H21が設けられている。貫通穴H21に、ヨーク25が埋め込まれている。
また、フレキシブル基板21F上には絶縁性の保護膜27が設けられている。コイルパターン23のうち、最上層に位置する平面コイル23Fは保護膜27で覆われている。また、ヨーク25の上面は保護膜27から露出している。なお、図8では、ヨーク25の上面が保護膜27と面一となっている状態を示しているが、本実施形態では、ヨーク25は保護膜27から突き出ていてもよい。
平面コイル23Aから23Fの平面視による形状は、互いに同一である。例えば、図6に示したように、平面コイル23Aから23Fは、それぞれ複数の第1導電部231と複数の第2導電部232とを有する。また、平面コイル23Aから23Fは、例えば、コイルパターン23の延設方向の両端部において、互いに接続されている。つまり、平面コイル23Aから23Fは、互いに並列に接続されている。
図9は、本実施形態のセンサ付き軸受の構成例を示す断面図である。図10は、図9の一部re1を拡大して示す断面図である。図9及び図10に示すように、センサ付き軸受1は、センサ付き発電ユニット100と、センサ付き発電ユニット100が取り付けられる軸受120と、センサ付き発電ユニット100と軸受120とを収容する筐体130と、センサ付き発電ユニット100と軸受120とに通される軸部140と、を備える。また、センサ付き発電ユニット100は、第1スペーサ131と、第2スペーサ133と、ベアリングナット135と、固定カバー137と、を備える。
軸受120は、外輪121と、内輪122と、転動体123とを有する。第1スペーサ131は、筐体130の内側面と外輪121との間に配置されている。第1スペーサ131は、外輪121と筐体130の内側面との間の隙間を埋めている。第2スペーサ133は、リング状の部材である。第2スペーサ133の中央の貫通穴には、軸部140が通されている。第2スペーサ133は、回転部30の取付け治具35に接触している。第2スペーサ133の外縁の直径(外径)は、カバー10の開口部H12(図2参照)の直径よりも小さい。このため、第2スペーサ133は、軸部140に通された状態で、カバー10と接触することはない。
ベアリングナット135は、軸部140に螺合されている。ベアリングナット135は、第2スペーサ133を介して、取付け治具35を内輪122側に押圧している。これにより、回転部30は、内輪122に固定されている。固定カバー137は、図示しないねじによって筐体130に取り付けられている。固定カバー137は、カバー10を外輪121側に押圧している。これにより、カバー10は、外輪121に固定されている。図10に示すように、カバー10と、バックカバー60との間には、スペースS10が設けられている。スペースS10に、電源基板41及びセンサ基板42(図4参照)が配置されている。
図11は、本実施形態のセンサ付き軸受の基板に搭載されている回路の構成例を示す図である。図11に示すように、センサ付き軸受1の回路基板40(図3参照)に搭載されている回路40Aは、発電部50と、電源部43と、センサ44と、制御部45と、アンテナ47と、を含む。発電部50は、磁気トラック31(図2参照)とコイル基板20(図3参照)と、で構成される。また、電源部43は、整流回路431と、平滑回路432と、蓄電回路433と、充放電可能な蓄電部434と、定電圧出力回路436と、を有する。
発電部50は、単相交流電力を発電して電源部43の整流回路431に出力する。整流回路431は、発電部50で発電された単相交流電力を全波整流して直流電力へと変換し、直流電力を平滑回路432に出力する。整流回路431としてダイオードブリッジが例示されるが、本実施形態はこれに限定されない。平滑回路432は、整流回路431から出力された直流電力を平滑化して、直流電力から交流成分を低減する。そして、平滑回路432は、交流成分が低減された直流電力を蓄電回路433に出力する。蓄電回路433は、平滑回路432から出力された直流電力によって蓄電部434を充電する。定電圧出力回路436は、蓄電部434から出力される直流電力を一定電圧に調整して、センサ44及び制御部45に出力する。
センサ44は、供給される直流電力を使用して、各種の物理量又は化学量を検出する。例えば、センサ44は、軸受120(図2、図3参照)の振動を検出する加速度センサ441と、軸受120の周囲温度を検出する温度センサ442と、外輪121(図10参照)に対する内輪122(図10参照)の相対的な回転角度を検出する角度センサ443とを有する。
例えば、角度センサ443は、磁気トラック31の側方に位置する。磁気トラック31の側方から磁気が漏れ、漏れた磁気を角度センサ443が検出する。また、磁気トラック31を有する回転部30は内輪122に固定されている。角度センサ443は、内輪122と共に磁気トラック31が回転することによって変化する磁束密度を検出することによって、外輪121に対する内輪122の回転角度を検出する。
また、図示しないが、センサ44は、軸受120の周囲湿度を検出する湿度センサ、軸受120の潤滑油の酸化劣化に伴って生じるガス状の炭化水素、硫化水素、アンモニア等を検出するガスセンサ、軸受120において生じる摩擦音を検出する超音波センサ等を有してもよい。
制御部45は、センサ44によって検出されたデータを記憶したり、アンテナ47を介して外部に送信したりする。例えば、制御部45は、制御回路451と、記憶回路452と、通信回路453と、を有する。制御回路451は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。記憶回路452は、不揮発性メモリを有する。不揮発性メモリとして、NAND型又はNOR型のフラッシュメモリが例示される。通信回路453は、制御回路451を構成するCPUに含まれている。または、通信回路453は、CPUとは別のICチップで構成されていてもよい。
制御回路451は、記憶回路452と通信回路453とを制御する。例えば、制御回路451は、センサ44によって検出された各種データをアナログデータからデジタルデータに変換する(すなわち、A/D変換する)。また、制御回路451は、A/D変換されたデジタルデータを記憶回路452に書き込む。制御回路451は、A/D変換されたデジタルデータをキャッシュメモリに一時的に記憶し、一時的に記憶したデジタルデータを任意のタイミングで読み出して記憶回路452に書き込んでもよい。また、制御回路451は、記憶回路452からデジタルデータを読み出して、通信回路453に出力する。
通信回路453は、制御回路451の制御下で、記憶回路452から読み出されたデジタルデータをアンテナ47を介して外部に送信する。例えば、図1に示したように、通信回路453は、電磁波WVの無線通信により、デジタルデータを外部に送信する。送信されたデジタルデータは、上位装置150の通信部151で受信される。通信部151で受信したデジタルデータは、コンピュータ152で処理される。このように、センサ付き軸受1は、デジタルデータを無線で送信することができるので、小型化が可能になる。なお、本実施形態において、通信回路453によるデジタルデータの外部への送信は、無線ではなく、有線であってもよい。
次に、センサ付き軸受1の組立方法を説明する。図12から図15は、センサ付き軸受の組立方法を工程順に示す断面図である。図12に示すように、まず、組立装置(図示せず)は、筐体130に軸部140を取り付ける。また、これと前後して、組立装置は、第1スペーサ131を筐体130内に取り付ける。次に、組立装置は、軸受120を筐体130内に挿入する。
次に、図13に示すように、組立装置は、筐体130内にセンサ付き発電ユニット100を挿入する。そして、組立装置は、センサ付き発電ユニット100を軸受120の側面に被せる。次に、図14に示すように、組立装置は、第2スペーサ133を軸部140に通して、筐体130内に挿入する。
次に、図15に示すように、組立装置は、ベアリングナット135を軸部140に螺合させる。軸部140に対してベアリングナット135が回転すると、ベアリングナット135は第2スペーサ133に接触する。さらに、ベアリングナット135が内輪122側に移動すると、第2スペーサ133は取付け治具35を内輪122側に押圧して固定する。これにより、回転部30は内輪122に固定される。その後、組立装置は、ねじ等を用いて、固定カバー137を筐体130に取り付ける。以上の工程を経て、センサ付き軸受1が完成する。なお、上記の説明では、組立装置が組立作業を行うことを説明したが、本実施形態では、組立作業の一部又は全部を作業者が行ってもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るセンサ付き発電ユニット100は、第1部品(例えば、カバー10)と、カバー10に対して回転軸Axを中心に相対的に回転する第2部品(例えば、回転部30)と、カバー10と回転部30との相対的な回転に基づいて発電する発電部50と、発電部50が発電する電力によって充電される、充放電可能な蓄電部434と、蓄電部434に蓄電された電力が供給されるセンサ44と、を備える。発電部50は、回転軸Axを中心とする円の円周方向にN極31NとS極31Sとが並ぶ磁気トラック31と、磁気トラック31と対向する位置に配置されるコイル基板20と、を有する。コイル基板20は、基板(例えば、フレキシブル基板21)と、フレキシブル基板21に設けられたコイルパターン23(例えば、平面コイル23Aから23F)を有する。
これによれば、センサ付き発電ユニット100を間座のように軸受120に取り付けることによって、センサ付き軸受1を構成することができる。例えば、センサ付き発電ユニット100のカバー10を軸受120の外輪121に押圧して固定し、回転部30を軸受120の内輪122に押圧して固定することによって、センサ付き軸受1を構成することができる。また、センサ付き発電ユニット100を軸受120に取り付ける前、または、取り外した後は、コイル基板20と磁気トラック31は、磁力で引き付け合って一体化することができる。コイル基板20と磁気トラック31とがばらばらにならないので、センサ付き発電ユニット100の取扱いが容易である。
本実施形態に係るセンサ付き発電ユニット100によれば、フレキシブル基板21にコイルパターン23を実装したコイル基板20を採用している。これにより、コイル基板20の組立に複雑な技術は必要なく、組立が容易である。また、コイル基板20は、部品点数が1つであるため、生産性にも優れている。コイル基板20は磁気トラック31と対向しているため、磁束変化が大きく発電の効率が高い。
本実施形態に係るセンサ付き軸受1によれば、センサ付き発電ユニット100を軸受120に押し当てて使用する、間座タイプを採用している。軸受120に特別な加工を施すことなく、センサ付き軸受1を組み立てることができる。このため、センサ付き軸受1の製造コストを減らすことができ、また、軸受本来の性能も損なわずに済む。
センサ付き発電ユニット100では、カバー10内に回転部30が収容され、背面側(軸受120が取り付けられる側)はバックカバー60が配置されている。例えば、バックカバー60は、センサ付き発電ユニット100の内部を見えないように塞いでいる。バックカバー60は、センサ付き発電ユニット100の内部に異物等が侵入することを防ぐ、シールとしての役割も果たす。また、カバー10は磁性を有する。カバー10の一方の面12Aに取り付けられたコイル基板20も磁性を有する。これにより、センサ付き発電ユニット100を軸受120から外した時に、センサ付き発電ユニット100がばらばらにならない(各部品が互いに分離しない)ようにすることができる。
このように、センサ付き発電ユニット100では、カバー10と回転部30を磁力の力で固定し、カバー10と回転部30とがばらばらにならないようにしている。さらに、カバー10の背面側をバックカバー60で覆う構成(一体構成)となっている。これにより、センサ付き発電ユニット100は、軸受120から取り外しされた状態でも、カバー10と回転部30は、ばらばらにはならない。また、センサ付き発電ユニット100は、軸受120からを取り外しされた状態でも、センサ44を含む回路基板40及びコイル基板20を外部に見せないようにすることができる。
1 センサ付き軸受
10 カバー(第1部品の一例)
20 コイル基板
21、21A、21B、21C、21D、21E、21F フレキシブル基板
23 コイルパターン
23A、23B、23C、23D、23E、23F 平面コイル
25 ヨーク
25A 第1ヨーク
25B 第2ヨーク
30 回転部(第2部品の一例)
31 磁気トラック
31N N極
31S S極
33 基材
35 取付け治具
40 回路基板
40A 回路
41 電源基板
42 センサ基板
43 電源部
44 センサ
45 制御部
47 アンテナ
50 発電部
100 センサ付き発電ユニット
120 軸受
121 外輪
122 内輪
123 転動体
131 第1スペーサ
133 第2スペーサ
135 ベアリングナット(第2固定部品の一例)
137 固定カバー(第1固定部品の一例)
150 上位装置
151 通信部
152 コンピュータ
231 第1導電部
232 第2導電部
233 凹部
434 蓄電部
436 定電圧出力回路
441 加速度センサ
442 温度センサ
443 角度センサ
451 制御回路
452 記憶回路
453 通信回路
Ax 回転軸

Claims (10)

  1. 第1部品と、
    前記第1部品に対して回転軸を中心に相対的に回転する第2部品と、
    前記第1部品と前記第2部品との相対的な回転に基づいて発電する発電部と、
    前記発電部が発電する電力によって充電される、充放電可能な蓄電部と、
    前記蓄電部に蓄電された電力が供給されるセンサと、を備え、
    前記発電部は、
    前記回転軸を中心とする円の円周方向にN極とS極とが並ぶ磁気トラックと、
    前記磁気トラックと対向する位置に配置されるコイル基板と、を有し、
    前記コイル基板は、
    基板と、
    前記基板に設けられた平面コイルを有するセンサ付き発電ユニット。
  2. 前記コイル基板は、
    前記平面コイルとして、前記基板の厚さ方向に積層された複数の平面コイルを有する、請求項1に記載のセンサ付き発電ユニット。
  3. 前記平面コイルは、
    第1方向に延びる複数の第1導電部と、
    前記第1方向と平面視で交差する第2方向に延びる複数の第2導電部と、を有し、
    前記第1導電部と前記第2導電部は交互に直列に接続されている、請求項1又は2に記載のセンサ付き発電ユニット。
  4. 前記第1方向は、前記回転軸を中心とする円の円周方向であり、
    前記第2方向は、前記回転軸を中心とする円の径方向である、請求項3に記載のセンサ付き発電ユニット。
  5. 前記コイル基板は、
    前記基板に設けられた複数のヨーク、をさらに有し、
    前記ヨークは、平面視で、
    前記第1導電部の一方の側に位置する第1ヨークと、
    前記第1導電部の他方の側に位置する第2ヨークと、を含み、
    前記回転軸を中心とする円の円周方向において、前記第1ヨークと前記第2ヨークは交互に配置されている、請求項3又は4に記載のセンサ付き発電ユニット。
  6. 前記第1ヨークと前記第2ヨークとの間に前記第2導電部が配置されている、請求項5に記載のセンサ付き発電ユニット。
  7. 前記回転軸を中心とする円の円周方向において、
    隣り合う前記ヨークの中心間の距離は、
    隣り合う前記N極及び前記S極の中心間の距離と同じ長さである、請求項5又は6に記載のセンサ付き発電ユニット。
  8. 前記蓄電部に蓄電された電力と、前記センサで検出される物理量又は化学量に関する検出データとが供給される制御部、をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記検出データを記憶する記憶回路と、
    前記記憶回路に記憶される前記検出データを外部に送信する通信回路と、を有する請求項1から7のいずれか1項に記載のセンサ付き発電ユニット。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のセンサ付き発電ユニットと、
    前記センサ付き発電ユニットが取り付けられる軸受と、を備えるセンサ付き軸受。
  10. 前記センサ付き発電ユニットと前記軸受とを収容する筐体と、
    前記第1部品を前記軸受の外輪に押圧して固定する第1固定部品と、
    前記第2部品を前記軸受の内輪に押圧して固定する第2固定部品と、を備える請求項9に記載のセンサ付き軸受。
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