JP2019179723A - 平型導体用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】平型導体を抜脱しやすい平型導体用コネクタを提供する。【解決手段】平型導体用コネクタ1は、平型導体5を挿入する嵌合室7を有するハウジング2を備える。ハウジング2は、嵌合室7から平型導体5を抜き取る抜去方向で平型導体5が係止する係止部17cを有する。またハウジング2に装着した操作部材18には、係止部17cに対して係止する係止位置から係止部17cに対する係止が外れる係止解除位置まで、平型導体5をその板厚方向に押し曲げる押圧部18b2を有する。【選択図】図9

Description

本発明はFFC(Flexible flat cable)、FPC(Flexib
le printed circuits)等の平型導体と基板回路とを導通接続する平型導体用コネクタに関する。
平型導体用コネクタは、平型導体を挿入する嵌合室を有するハウジングと、嵌合室の室内で平型導体と導通接続する端子とを備えている。このような平型導体用コネクタは、嵌合室に挿入した平型導体が容易に抜けないようにするためのロック機構を備えるものが知られている。特開2000−182697号公報(特許文献1)に記載されている平型導体用コネクタはその一例である。
この平型導体用コネクタは、平型導体の挿入口と嵌合室とを有するハウジングと、挿入口から嵌合室に挿入可能なスライダーとを備えている。ハウジングには、嵌合室の室内に向けて突出する平型導体の抜け止め用の凸部が形成されている。平型導体には嵌合室に挿入する先端側に係止孔が形成されている。平型導体を挿入口から嵌合室に挿入すると、平型導体が凸部を乗り上げるようにして弾性変形する。そのまま平型導体を挿入し続けると、平型導体の係止孔がハウジングの凸部に到達する。そして係止孔が凸部に係入することで平型導体の弾性変形が復元する。さらに前述のスライダーを挿入口から嵌合室に挿入することで、平型導体の係止孔がハウジングの凸部から抜けないように、平型導体の弾性変形が規制される。以上によって平型導体用コネクタへの平型導体との嵌合接続が完了する。この嵌合接続状態で平型導体をハウジングに対して抜去方向に引っ張ると、平型導体の係止孔がハウジングの凸部に対して抜去方向で係止する。これにより平型導体がハウジングに対して抜け止めされることとなる。
特開2000−182697号公報、図5〜図7
前述のような従来の平型導体用コネクタでは、平型導体をハウジングから抜去する際には、先ずスライダーをハウジングから抜き取るようにする。次に平型導体をハウジングから引き抜くようにするが、このとき平型導体はその係止孔がハウジングの凸部と係止したままであり、平型導体をスムーズに抜去することができないことがある。そして平型導体を無理に抜去しようとすると、平型導体が破損するおそれがある。
以上のような従来技術を背景になされたのが本発明である。その目的は平型導体を抜脱しやすい平型導体用コネクタを提供することにある。
上記目的を達成すべく本発明は、以下の特徴を有するものとして構成される。
本発明は、平型導体を挿入する嵌合室を有するハウジングを備える平型導体用コネクタについて、前記ハウジングは、前記嵌合室から前記平型導体を抜き取る抜去方向で前記平型導体が係止する係止部を有しており、さらに、前記係止部に対して係止する係止位置から前記係止部に対する係止が外れる係止解除位置まで前記平型導体をその板厚方向に押し曲げる押圧部を有することを特徴とする。
本発明によれば、押圧部が係止位置から係止解除位置まで平型導体を板厚方向に押し曲げることができる。このため平型導体が係止部と係止して抜け止めされる平型導体のロック状態を、押圧部によって確実に解除することができ、平型導体を嵌合室から容易に抜き取ることができる。
前記本発明については、前記係止解除位置にある前記平型導体を前記係止位置に変位させる付勢部を有するように構成できる。本発明によれば、付勢部により係止解除位置にある平型導体を係止位置に変位させることができるので、平型導体を強制的に係止解除位置から係止位置に変位させて、平型導体のロック状態を確実に得ることができる。
前記本発明については、前記押圧部と繋がる操作部を有する操作部材を備えるように構成できる。本発明によれば、操作部材の操作部を操作することで、操作部と繋がる押圧部によって平型導体を係止位置から係止解除位置まで容易に押し曲げることができる。
前記本発明については、前記操作部材が前記押圧部と対向する位置に前記付勢部を有するように構成できる。本発明によれば、操作部材の押圧部と付勢部との間に平型導体を保持することができるので、押圧部が平型導体を係止解除位置に押し曲げる動作と、付勢部が平型導体を係止位置に付勢する動作とを確実に行うことができる。
前記本発明については、前記ハウジングが、前記係止部を有するロック突起を有するように構成できる。これによればハウジングがロック突起を有するので、平型導体がロック突起の係止部に係止したまま抜去方向に引抜き力を作用させても、平型導体の破損等を抑制することができる。前記ロック突起は、前記嵌合室に挿入される前記平型導体と当接して、前記平型導体を湾曲変形させる変形誘導面と、前記平型導体の前記嵌合室に対する挿入方向における前記変形誘導面よりも奥側に形成されており、前記変形誘導面を通過して湾曲変形した前記平型導体の挿入をガイドする突出端部と、前記挿入方向における前記突出端部よりも奥側に位置する前記係止部とを有するように構成できる。さらに前記係止部は、湾曲変形させた前記平型導体が復元することで前記抜去方向で係止できるように前記板厚方向に沿う係止面として形成するように構成できる。本発明によれば、平型導体を嵌合室に挿入すると、平型導体は変形誘導面によって湾曲変形する。湾曲変形した平型導体は、変形誘導面の奥側に位置する突出端部により嵌合室の奥側への挿入がガイドされる。その後、平型導体は、突出端部の奥側に位置する係止部において復元して係止部に対して抜去方向で係止する。即ち、係止部は、湾曲変形させた前記平型導体が復元することで、前記平型導体が前記抜去方向から係止できるように前記板厚方向に沿う係止面として形成されている。したがって本発明によれば、平型導体を嵌合室に挿入するだけで、平型導体を嵌合室から抜け止めすることができる。
前記本発明については、前記押圧部を有する操作部材をさらに備えており、前記ハウジングが前記係止部を有するロック突起を有しており、前記操作部材が、前記ロック突起と対向配置されており、前記ロック突起に対して離間方向で変位することで前記ロック突起との間に前記平型導体を挿抜するための挿通路を形成し、当該変位した状態から復元することで前記挿通路を閉じる弾性腕を有するように構成できる。本発明によれば、操作部材の弾性腕の変位によって平型導体が挿通する挿通路を開閉することができ、平型導体を抜去するには弾性腕を変位させなければならないため、平型導体が容易に抜去してしまうのを防ぐことができる。
前記押圧部及び前記操作部材は、前記ハウジングとは別部材である金属片又は樹脂成形体にて構成できる。これによれば前記押圧部及び前記操作部材をハウジングと別部材とすることで、繰り返し平型導体を押し曲げるのに必要な耐久性を高めることができる。また操作部材をハウジングの一部として一体成形すると、ハウジングの成形金型の構造が複雑になり、操作部材の各部の形状を工夫することで操作部材を多機能化することが難しくなる。しかしながら操作部材をハウジングと別部材とすることで、操作部材に前記操作部、前記押圧部、前記付勢部又は前記弾性腕の少なくとも2以上の機能を有する形状部分を設けることができ、操作部材を比較的容易に多機能化することができる。このような操作部材の多機能化によって、各機能を別々の部材やハウジングの別々の部分として設ける場合と比べて、平型導体用コネクタを小型化することができ、また部品点数を低減できる。これに対して前記押圧部及び前記操作部材は、前記ハウジングに一体形成した弾性片として構成することができる。これによれば押圧部及び操作部材を別部材で構成する場合と比較して部品点数を低減できる利点がある。
前記本発明については、前記操作部材が、係止位置にある前記平型導体の一方面側に位置する前記付勢部と、他方面側に位置する前記押圧部とを有する前記平型導体の保持部を有するように構成できる。本発明によれば、保持部によって平型導体の表面と裏面とを保持することができる。この場合、前記押圧部と前記付勢部とは対向して配置するのがより好ましい。これによれば押圧部と付勢部との間に平型導体を挟持して保持することができる。そして平型導体の抜去方向にはハウジングの係止部が位置する。したがって平型導体が嵌合室の室内で無用に移動しないように保持することができる。これにより平型導体用コネクタに備える端子の接点と平型導体の接点との微摺動磨耗の発生を抑制できる。
本発明の平型導体用コネクタによれば、平型導体をハウジングから容易に抜脱することができる。
第1実施形態による平型導体用コネクタ及び平型導体の正面、右側面、平面を含む斜視図。 図1の平型導体用コネクタの正面図。 図1の平型導体用コネクタの平面図。 図1の平型導体用コネクタの背面図。 図1の平型導体用コネクタに備える操作部材の斜視図。 図2のVI−VI線断面図。 図2のVII−VII線断面図。 図2のVI−VI線断面を含む平型導体用コネクタの背面、右側面、平面を含む斜視図。 図2のVII−VII線断面における平型導体との嵌合接続を示す動作説明図。 図9に続く動作説明図。 図10に続く平型導体用コネクタと平型導体との嵌合接続状態を示す動作説明図。 図2のVII−VII線断面における平型導体の抜去時の動作説明図。 操作部材の作動部の第1の変形例を部分拡大して示す斜視図。 操作部材の作動部の第2の変形例を部分拡大して示す斜視図。
以下、本発明の平型導体用コネクタの実施形態を説明する。本実施形態で示す平型導体用コネクタ1は、基板Pの基板回路と平型導体5とを導通接続するものである。なお、平型導体5は導通配線の一端側が平型導体用コネクタ1に導通接続されるが、他端側は図示しない外部機器に対して直接的に又は他の機材を経由して間接的に外部機器に導通接続される。
本明細書、特許請求の範囲に「第1」「第2」と記載する場合、それらは発明の異なる構成要素を区別するために用いるものであり、特定の順序や優劣を示すために用いるものではない。また本明細書、特許請求の範囲では、説明の便宜上、図1に示される平型導体用コネクタ1を基準として、その左右方向(幅方向)をX方向、前後方向(奥行方向)をY方向、上下方向(高さ方向)をZ方向として説明する。そして平型導体用コネクタ1のZ方向における基板Pの側を「下側」とし、平型導体用コネクタ1の側を「上側」として説明するが、それらは平型導体用コネクタ1の嵌合接続の方向や基板Pに対する実装の仕方を限定するものではない。
平型導体用コネクタ1
平型導体用コネクタ1は、図1、図2で示すように、ハウジング2と、複数の端子3と、複数のグランド端子4とを備えている。平型導体5は、図1で示すように、ハウジング2への挿入側にある先端部5aが平型導体用コネクタ1のハウジング2に挿入される。平型導体5は、図1で示す表面の反対側となる裏面に、端子3と導通接続する導電線と、グランド端子4と導通接続するグランドプレートとを有している(図示略)。導電線とグランドプレートは、それぞれ裏面にある端子3、グランド端子4との導通接続部分を除いて絶縁層によって被覆されており、また相互に絶縁層を介して絶縁されている。
平型導体5は、図1で示すように、幅方向における両端に側縁部5bを有している。平型導体5は、側縁部5bを含めて板厚方向へ湾曲変形できる柔軟性(弾性)を有する。側縁部5bには、平型導体5の側縁から平型導体5の幅方向(X方向)の内側に向かって凹状に欠如する係止凹部5cが形成されている。係止凹部5cは、平型導体5の幅方向に沿う係止縁5dを有する。この係止縁5dは、平型導体5を平型導体用コネクタ1と嵌合接続した状態で、平型導体5を抜去方向に引っ張った際に、後述するハウジング2のロック突起17に対して係止する。これによって平型導体用コネクタ1は平型導体5を抜け止めすることができる。係止凹部5cの先端側には、係止縁5dを共有する係止片5eが形成されている(図1)。係止片5eは、係止凹部5cに対して耳状に突出する突片として形成されている。
以下、平型導体用コネクタ1の構成について説明する。
ハウジング2
ハウジング2は、絶縁性の樹脂成形体にて形成されており、天壁2a、左右の側壁2b、底壁2c、後壁2dを有しており、これらによって横長箱状に形成されている。ハウジング2の正面には、平型導体5の挿入口6が形成されている(図1)。ハウジング2の内側には、挿入口6から奥側に向かう深さを有する平型導体5の嵌合室7が設けられている。嵌合室7は、基板回路に導通接続する平型導体5を嵌合接続した状態で収容するための空間である。端子3及びグランド端子4は、この嵌合室7の室内で、高さ方向(Z方向)に沿って弾性変形可能となっており、平型導体5の導電線とグランドプレートの所定の導通接続部分に対して押圧接触する。嵌合室7には、Y方向における挿入口6の反対側に、挿入した平型導体5が突き当たる挿入規制壁7aが形成されている。挿入規制壁7aは、嵌合室7を形成する奥壁として形成されている。
ハウジング2の底壁2cには、複数の端子3を配置する複数の端子収容溝8が形成されている。複数の端子収容溝8は、それぞれ嵌合室7と連通する溝形状として形成されている。したがって、複数の端子3の接点部3aは、平型導体5と導通接触するため端子収容溝8から嵌合室7に突出するように配置されている。また、底壁2cにはグランド端子収容溝9が配置されている。グランド端子4は、グランド端子収容溝9に圧入固定されており、グランド接点部4aが嵌合室7の室内に伸長している。
このような底壁2cとZ方向で対向するハウジング2の天壁2aには、2つの窓孔10が形成されている(図3)。これらの窓孔10は天壁2aを貫通する貫通孔として形成されている。2つの窓孔10は、それぞれ図3で示す平面視で見て取れるように、Y方向に沿う長さが短い短孔部10aと長孔部10bを合わせた開孔として形成されている。このうち短孔部10aは、後述する操作部材18の押圧部18b2の配置溝として形成されている。他方、長孔部10bは、平型導体5の嵌合接続を確認するための確認窓として形成されている。平型導体5が嵌合室7の正規の挿入位置まで挿入されているか否かは、この長孔部10bを目視することで確認可能である。各窓孔10には、基部収容溝10cが形成されている。基部収容溝10cは、Y方向における前方が短孔部10aに連通しており、Y方向における後方がハウジング2の背面に開口する。基部収容溝10cは、操作部材18の基部18b1をZ方向で変位可能として配置するための収容部である。
さらに天壁2aには、天壁2aの上面2a1に対してZ方向で低く且つX方向に沿って伸長する凹部11が形成されている。この凹部11には、後述する操作部材18の操作部18aが配置されており、操作部18aは凹部11の内側に変位できるようにしている。即ち凹部11は、操作部18aのZ方向への変位を許容するための変位空間として設けられている。
天壁2aと底壁2cとを繋ぐ左右の側壁2bは、平型導体5の側縁に当接して嵌合室7の奥への挿入をガイドする側縁案内面12が形成されている。側縁案内面12は、Z方向に沿う縦方向内側面として形成されている。側縁案内面12は、挿入口6の開口側に誘導傾斜面12aを有しており、平型導体5を挿入口6に挿入し易くしている。側縁案内面12のZ方向の下端は、XY平面に沿う第1の挿入案内面13と連続している。第1の挿入案内面13は側壁2bに形成されており、嵌合室7に挿入される平型導体5の側縁部5bの裏面を支持する。他方、側縁案内面12のZ方向の上端は、XY平面に沿う第2の挿入案内面14と連続している。第2の挿入案内面14は、嵌合室7を形成する天壁2aの内面に形成されており、図1で示す嵌合室7に挿入される平型導体5の表面をガイドする。
底壁2cにある第1の挿入案内面13は、挿入口6から嵌合室7の室内をY方向に沿ってハウジング2の中間位置まで伸長する平坦面として形成されている。第1の挿入案内面13のY方向における後端部には、平型導体5の側縁部5bの湾曲変形を許容する平型導体変形用凹部15が形成されている。平型導体変形用凹部15は、Z方向に伸長する段差面15aと、段差面15aの上端の角部に形成されている傾斜面15bと、段差面15aの下端からY方向に伸長する凹面15cとが形成されている。この平型導体変形用凹部15についてはさらに後述する。
天壁2aにある第2の挿入案内面14は、挿入口6から嵌合室7の室内をY方向に沿ってハウジング2の中間位置まで伸長する平坦面として形成されている。第2の挿入案内面14は、前述の第1の挿入案内面13の対向面として形成されている。第1の挿入案内面13と第2の挿入案内面14との間は、平型導体5の側縁部5bが移動する挿通路16となっている。第1の挿入案内面13と第2の挿入案内面14は平行に形成され、その離間間隔(挿通路16の高さ)は、平型導体5の板厚よりも僅かに大きく形成されている。即ち、挿通路16は、平型導体5の挿入時に側縁部5bが湾曲せずに平坦な平板形状を維持できる挿入代を有するように形成されている。第2の挿入案内面14のY方向に沿う後端には、ロック突起17が形成されている。
ロック突起17は、平型導体用コネクタ1に嵌合接続した平型導体5を抜け止めする部位である。ロック突起17は、第1の挿入案内面13に対してZ方向で離間しておりY方向に伸長する面を有する。即ちロック突起17は、第2の挿入案内面14に対して傾斜する変形誘導面17aと、変形誘導面17aの後端からY方向に伸長する「突出端部」としての突出面17bと、突出面17bの後端からZ方向に伸長する「係止部」としての係止面17cとを有する。
変形誘導面17aは、平型導体5の嵌合室7への挿入時に、平型導体5の側縁部5bの係止片5eを湾曲変形させる部位である。変形誘導面17aの傾斜が始まる前端位置は、図6で示すように、端子3の接点部3aの屈曲箇所と同じ位置である。このため、平型導体5は、嵌合室7に挿入されると、先端部5aが複数の端子3の接点部3aと接触するのとほぼ同時に、係止片5eが変形誘導面17aと接触して湾曲変形し始める。したがって複数の導電線を配列した平型導体5の導通接続領域では、複数の端子3の接点部3aのばねによってZ方向の上向きに付勢される。すると平型導体5は、全体的に嵌合室7に面する天壁2aの内面に押し付けられる。これに対して係止片5eは、当該導通接続領域とは逆に、Z方向の下向きに湾曲変形する。したがって係止片5eは、変形誘導面17aの傾斜が始まる前端側から大きく湾曲変形させることができる。また、変形誘導面17aの前端は、平型導体変形用凹部15の段差面15aに対してY方向で前側に位置している。したがって、湾曲変形している途中でスムーズに係止片5eを平型導体変形用凹部15に導入することができる。
突出面17bは、Y方向に沿って伸長する面として形成されている。本実施形態の突出面17bは、Y方向に沿う平面として形成されている。後述するが、突出面17bは対向位置する弾性腕18b3との組合せにより開閉路16aを形成する。嵌合接続した平型導体5を抜け止めするには、突出面17bは平面であるのが好ましい。突出面17bをなす平面は、弾性腕18b3と近接して対向位置するY方向に沿う長さが長ければ長いほど、平型導体5に対する抜け止め効果を発揮できるからである。突出面17bの後端の「係止部」としての係止面17cは、Z方向に沿う高さが平型導体5の板厚方向に沿う係止縁5dと係止可能な長さとして形成されている。
前述のように、第1の挿入案内面13と第2の挿入案内面14との間には挿通路16が形成されているが、挿通路16はさらにロック突起17と第1の挿入案内面13及び平型導体変形用凹部15との間にも形成されている。ロック突起17と第1の挿入案内面13及び平型導体変形用凹部15との間に形成される挿通路16は、後述する操作部材18の弾性腕18b3によって開閉可能な開閉路16aとして構成されている。そこで次に操作部材18を説明する。
操作部材18
操作部材18は、金属片により形成されており、操作部18aと、左右の作動部18bと、左右の固定部18cとを有する。
操作部18aは、平型導体用コネクタ1に嵌合接続した平型導体5を抜去する際に、平型導体5のロックを解除する操作を加える部分である。操作部18aは、XY平面に沿う操作面部18a1と、操作面部18a1から屈曲してXZ平面に沿う連結部18a2とを有する。操作面部18a1は、その板厚分だけ天壁2aの上面2a1の上方に突出するように配置されており、平型導体用コネクタ1の低背化に寄与している。この操作面部18a1を指でZ方向に押し込むことで、操作部材18を操作することができる。連結部18a2は、後壁2dから突出する複数の端子3の外側を覆って保護するように配置されている。
左右の作動部18bは、連結部18a2の両端部からY方向の前方へ屈曲して形成されている。作動部18bは、連結部18a2と繋がる基部18b1を有する。基部18b1の前端は二股に分かれており、上側には押圧部18b2が形成され、下側には弾性腕18b3が形成されている。弾性腕18b3のY方向の前端は、弾性腕18b3の変位支点となる屈曲部18b4が形成されている。屈曲部18b4の下端は前述の固定部18cに繋がっている。
左右の固定部18cは、圧入固定部18c1が形成されている。圧入固定部18c1と前述の屈曲部18b4との間には、X方向に屈曲するクランク状屈曲部18c2が形成されている。操作部材18をハウジング2に固定する際には、ハウジング2の後壁2dから操作部材18を挿入する。この製造方法を実現するために、ハウジング2の後壁2dに対する固定部位となる圧入固定部18c1と作動部18bとのX方向における配置を、クランク状屈曲部18c2でずらす。これによって、作動部18bと圧入固定部18c1とを一度の圧入工程でハウジング2に配置することができる。固定部18cの末端は基板Pに対して半田付けされて固定される。
複数の端子3
金属片でなる複数の端子3は、図2、図8で示すように、ハウジング2の幅方向に沿って配列されている。各端子3は、図8で拡大して示すように、端子収容溝8から嵌合室7に突出する接点部3aと、後壁2dに圧入固定される固定部3bと、基板Pに半田付けされる基板接続部3cとを有する。前述のように接点部3aは、平型導体5の裏面に対して押圧接触し、平型導体5をZ方向で上向きに押し上げて天壁2aの内面に押し付け、平型導体5を嵌合室7に保持する。この接点部3aによる押圧接触だけでは平型導体5が抜去しないように保持することはできないため、ハウジング2のロック突起17で抜け止めしている。
グランド端子4
金属片でなる複数のグランド端子4は、ハウジング2の左右の側壁2bの下側位置で圧入固定する圧入固定部4bを有する。圧入固定部4bは、ハウジング2の底壁2cに沿って伸長しており基板Pに半田付けする基板固定部4cと繋がっている。この基板固定部4cは基板Pに対する固定金具として機能する。基板固定部4cは、底壁2cのグランド端子収容溝9にX方向に沿って伸長する補強片部4dに繋がっている。補強片部4dは、ハウジング2の底壁2cを構造的に補強する。補強片部4dには、幅の太い帯状にグランド接点部4aが嵌合室7の室内に伸長して形成されている。
平型導体用コネクタ1と平型導体5との嵌合接続
図1で示す平型導体5は、基板Pに実装された平型導体用コネクタ1の挿入口6を通じて嵌合室7に挿入される。図9で示すように、平型導体5は、挿通路16によって挿入がガイドされる。なお、平型導体5において挿通路16を通過するのは、平型導体5の係止片5eと係止凹部5cである。これとともに、平型導体5における係止片5e及び係止凹部5cよりもX方向の内側部分は、天壁2aの嵌合室7に面する内面と、底壁2cの嵌合室7に面する端子収容溝8どうしを仕切る隔壁19の上面とによって、挿入がガイドされる。
平型導体5の挿入を続けると、平型導体5の先端部5aが複数の端子3の接点部3aと接触する。それとほぼ同時に、図9で示すように、係止片5eがロック突起17の変形誘導面17aに対して接触する。
そのまま平型導体5を挿入し続けると、図10で示すように、係止片5eが変形誘導面17aに沿って湾曲変形する。このとき係止片5eは、変形誘導面17aと平型導体変形用凹部15の傾斜面15bとの間に入り込むようにして進む。即ち、係止片5eは、平型導体5に加える挿入力によって、操作部材18の作動部18bの弾性腕18b3を押し下げて変位させる。弾性腕18b3が、屈曲部18b4を支点としてZ方向で下方に変位すると、弾性腕18b3とロック突起17との隙間、より具体的には弾性腕18b3と突出面17bとの隙間が広がる。これにより開閉路16aが開いて、係止片5eをさらに奥へと挿入することができる。
そのまま挿入を続けて、係止片5eの係止縁5dがロック突起17の突出面17bを通過し、さらに係止面17cに到達すると、係止片5eはそれ自体の復元力により湾曲変形した状態から上方に変位しようとする。このとき図11で示すように、屈曲部18b4のばねによって弾性腕18b3がロック突起17に沿う位置まで復元する。したがって係止片5eは、押圧部18b2とZ方向で対向位置する弾性腕18b3の付勢部18b5に押し上げられる。これによって平型導体用コネクタ1は平型導体5の嵌合接続状態を得る。
当該嵌合接続状態では、平型導体5を嵌合室7から抜き取る抜去方向(Y方向)に引っ張ると、係止縁5dがロック突起17の係止面17cに対して当接する。即ち、平型導体5は、係止縁5dが係止面17cに対して抜去方向で係止する「係止位置」にある。これにより平型導体5は、平型導体用コネクタ1に対して抜け止めされる。
前記嵌合接続の過程では、平型導体5の挿入位置を平型導体用コネクタ1の外観から目視で確認することができる。即ち、窓孔10の長孔部10bを目視していると、平型導体5の係止片5eの移動を確認することができる。そして、係止片5eの前縁が長孔部10bのY方向の途中に位置する場合には、嵌合接続の途中である。係止片5eの前縁が長孔部10bの途中に位置しておらず見えない場合には、正しく嵌合接続が完了していることになる。こうして平型導体用コネクタ1は、嵌合接続作業の適否を容易に確認することができる。
また、前記嵌合接続の過程では、平型導体5の係止片5eがロック突起17の突出面17bと弾性腕18b3との間に挟まっていると、操作面部18a1が上面2a1に対して傾斜する。したがって、操作面部18a1の水平状態を上面2a1と比較して確認することによっても、正しく嵌合接続が完了しているかを確認することができる。
さらに、前記嵌合接続の過程では、屈曲部18b4のばねにより弾性腕18b3が変位から復元した際に、弾性腕18b3がロック突起17の突出面17bに対して接触して当接音を発生する。係止片5eが突出面17bと弾性腕18b3との間に挟まっていると、そうした当接音は発生しない。したがって、その当接音によっても、正しく嵌合接続が完了しているかを確認することができる。
さらに、前記嵌合接続の過程では、平型導体5が最後まで挿入されると、係止片5eが押圧部18b2と付勢部18b5との間に配置されて保持される。即ち、作動部18bは、押圧部18b2、付勢部18b5により係止片5eを平板状のまま保持する保持部18b7を有する。こうした保持部18b7によって係止片5eを確実に保持することで、弾性腕18b3が復元する際には、係止片5eを確実に湾曲変形した状態から復元することができる。
そして前記嵌合接続の過程では、平型導体5は、ハウジング2の嵌合室7の挿入規制壁7aに当接して挿入が阻止される。平型導体5の先端部5aは、基部18b1の股部18b6に対して当接しない。ハウジング2に挿入規制壁7aが無く、平型導体5が股部18b6に対して強い挿入力をもって突き当たると、平型導体5が股部18b6をそのままY方向の後方に押し込んで、操作部材18を下方に回動変位させてしまうことがある。挿入規制壁7aは、このような不具合の発生を抑制することができる。
なお、そうした不具合を回避できるならば、挿入規制壁7aを設けず平型導体5を股部18b6と当接可能としてもよい。この場合、係止片5eは、その上面、下面、前端面を囲むようにして作動部18bにより保持することができる。
平型導体5を抜去する際には、操作部材18の操作面部18a1をZ方向の下方に押圧する。すると、作動部18bの押圧部18b2が係止片5eを下方に押し曲げる。これとともに、弾性腕18b3がロック突起17(突出面17b)に対して下方に変位することで、弾性腕18b3とロック突起17との隙間が広がり開閉路16aが開く。これによって係止片5eがロック突起17と抜け止めされているロック状態が解除される。即ち、平型導体5は、前述の「係止位置」から係止縁5dが係止面17cに対して抜去方向で係止しない「係止解除位置」まで変位する。したがって、平型導体5を引き抜くことで、平型導体5をハウジング2から容易に抜去することができる。
ここで例えば、操作部材18にロック突起17と同様のロック突起部を有し、第2の挿入案内面14の後方にロック突起17が存在せず平坦面が形成されている比較例(従来例)に対する平型導体用コネクタ1の優位性について説明する。このような比較例では、平型導体5を抜去方向で引っ張ると係止片5eが金属製のロック突起部と係止して抜け止めされる。しかしながら、ロック突起部が金属製であり、且つロック突起部が平型導体5の板厚方向と交差するように配置されるため、係止片5eが破損して平型導体5を再接続できなくなったり、係止片5eが千切れてハウジングの嵌合室の内部に残ってしまうおそれがある。これに対して前記実施形態の平型導体用コネクタ1では、係止片5eの係止対象が樹脂成形体でなるハウジング2のロック突起17であり、ロック突起17はX方向に沿って少なくとも作動部18bの板厚を超える幅を有する。したがって、平型導体用コネクタ1であれば、平型導体5を抜去方向で引っ張っても、係止片5eが破損したり千切れたりするのを抑制することができる。
変形例〔図13、図14〕
上記実施形態による平型導体用コネクタ1については変形例としての実施が可能である。その幾つかの例を説明する。
前記実施形態では、金属片でなる操作部材18を例示したが、樹脂成形体でなる操作部材18としてもよい。また、操作部材18はハウジング2と別部材とする例を示したが、操作部材18に相当する弾性変位可能なロック解除片をハウジング2の部分として一体成形により設け、当該ロック解除片に平型導体5の係止片5eを押し曲げる押圧部を設けるようにしてもよい。
前記実施形態では押圧部18b2を、作動部18bを形成する金属片の端部の板厚部分により形成する例を示したが、例えば図13で示すように、金属片を折り曲げた屈曲片による押圧部18b8としてもよい。このような押圧部18b8によれば、押圧部18b2よりも広い面積で係止片5eと当接するので、確実に係止片5eを押し曲げることができる。また、係止片5eを確実に保持することができる。
さらに押圧部18b2については、図14で示す変形例のように構成することができる。図13の作動部18bには、押圧部18b2に加えてL字形状の弾性支持片18b9を設けており、押圧部18b2と弾性支持片18b9とで係止片5eを押圧状態で挟持するものである。この場合、弾性支持片18b9は、「付勢部」としても機能する。これによれば弾性支持片18b9のばねにより係止片5eが常時押圧部18b2に押し付けられる状態で保持されるので、確実に係止片5eを保持することができ、また係止片5eを確実に押し曲げることができる。
前記実施形態では、操作部材18に1つの操作部18aと、2つの作動部18bと、2つの固定部18cを設ける例を示したが、操作部と作動部と固定部とを1つずつ有する操作部材を2つ設けるようにしてもよい。なお、操作部材18を2つではなく1つとすることで、部品点数を低減することができ、また操作面部18a1の面積を大きくすることができるので操作部材18の押圧操作の操作性を向上できる利点がある。
前記実施形態では、平型導体5に切欠き形状の係止凹部5cを設ける例を示したが、貫通孔とし、その内周面に係止縁5dに相当する係止縁を設けてもよい。
前記実施形態では、「突出端部」として平面形状の「突出面17b」を例示したが、ロック突起17を三角形状とし、その頂点を「突出端部」として構成することもできる。また、ロック突起17における変形誘導面17aからその突出頂点に至るまでを湾曲面として構成することもできる。この場合には湾曲面の頂点が「突出端部」となる。
1 平型導体用コネクタ
2 ハウジング
2a 天壁
2a1 上面
2b 側壁
2c 底壁
2d 後壁
3 端子
3a 接点部
3b 固定部
3c 基板接続部
4 グランド端子
4a グランド接点部
4b 圧入固定部
4c 基板固定部
4d 補強片部
5 平型導体
5a 先端部
5b 側縁部
5c 係止凹部
5d 係止縁
5e 係止片
6 挿入口
7 嵌合室
7a 挿入規制壁
8 端子収容溝
9 グランド端子収容溝
10 窓孔
10a 短孔部
10b 長孔部
10c 基部収容溝
11 凹部
12 側縁案内面
12a 誘導傾斜面
13 第1の挿入案内面
14 第2の挿入案内面
15 平型導体変形用凹部
15a 段差面
15b 傾斜面
15c 凹面
16 挿通路
16a 開閉路
17 ロック突起
17a 変形誘導面
17b 突出面(突出端部)
17c 係止面(係止部)
18 操作部材
18a 操作部
18a1 操作面部
18a2 連結部
18b 作動部
18b1 基部
18b2 押圧部
18b3 弾性腕
18b4 屈曲部
18b5 付勢部
18b6 股部
18b7 保持部
18b8 押圧部
18b9 弾性支持片
18c 固定部
18c1 圧入固定部
18c2 クランク状屈曲部
19 隔壁
P 基板

Claims (5)

  1. 平型導体を挿入する嵌合室を有するハウジングを備える平型導体用コネクタにおいて、
    前記ハウジングは、前記嵌合室から前記平型導体を抜き取る抜去方向で前記平型導体が係止する係止部を有しており、
    さらに、前記係止部に対して係止する係止位置から前記係止部に対する係止が外れる係止解除位置まで前記平型導体をその板厚方向に押し曲げる押圧部を有することを特徴とする平型導体用コネクタ。
  2. 前記係止解除位置にある前記平型導体を前記係止位置に変位させる付勢部を有する請求項1記載の平型導体用コネクタ。
  3. 前記押圧部と繋がる操作部を有する操作部材を備える請求項1又は請求項2記載の平型導体用コネクタ。
  4. 前記ハウジングは、
    前記嵌合室に挿入される前記平型導体と当接して、前記平型導体を湾曲変形させる変形誘導面と、前記平型導体の前記嵌合室に対する挿入方向における前記変形誘導面よりも奥側に形成されており、前記変形誘導面を通過して湾曲変形した前記平型導体の挿入をガイドする突出端部と、前記挿入方向における前記突出端部よりも奥側に位置する前記係止部とを有するロック突起を有し、
    前記係止部は、湾曲変形させた前記平型導体が復元することで前記抜去方向で係止できるように前記板厚方向に沿う係止面として形成されている請求項1〜請求項3何れか1項記載の平型導体用コネクタ。
  5. 前記押圧部を有する操作部材をさらに備えており、
    前記ハウジングは、前記係止部を有するロック突起を有しており、
    前記操作部材は、前記ロック突起と対向配置されており、前記ロック突起に対して離間方向で変位することで前記ロック突起との間に前記平型導体を挿抜するための挿通路を形成し、当該変位した状態から復元することで前記挿通路を閉じる弾性腕を有する請求項1又は請求項2記載の平型導体用コネクタ。
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