JP2019179641A - 家禽用照明システム - Google Patents

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山内 健太郎
Kentaro Yamauchi
健太郎 山内
茂章 山崎
Shigeaki Yamazaki
茂章 山崎
次弘 松田
Tsuguhiro Matsuda
次弘 松田
有里子 溝江
Yuriko Mizoe
有里子 溝江
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    • F21Y2113/00Combination of light sources
    • F21Y2113/10Combination of light sources of different colours

Abstract

【課題】禽舎内の作業を効率的に行い、家禽の育成への影響を最小限に抑える家禽用照明システムを提供する。【解決手段】禽舎内における家禽用照明システム10は、家禽育成用照明21と、禽舎内作業用照明22と、各照明の点灯制御を行う制御部31を有する制御装置30とを備える。制御部31は家禽の育成段階に応じて照明を点灯制御する家禽育成モードを備え、禽舎内作業用照明22を点灯させる際、家禽育成モードの実行に関わらず、禽舎内作業用照明22の点灯照度は最大照度よりも低い照度で点灯する。【選択図】図2

Description

本発明は、家禽の飼育に用いられる家禽用照明システムに関する。
禽舎を用いた家禽の育成は、産業として、日本を含めた世界各国において盛んに行われている。家禽の育成方法として、季節や天候に関係なく禽舎内を所定の環境に制御でき、安定した状態で家禽を飼育できる無窓禽舎などが広く採用されている。
無窓禽舎では、禽舎内部を外部から遮断した状態で家禽を育成するので、家禽の育成状況に応じて、禽舎内の照明制御を行い、環境を調整することが行われている。特許文献1の技術では、家禽の育成を効率的に行う家禽飼育方法および禽舎における照明管理システムに関する技術が開示されている。特許文献1の技術では、1種類の照明を制御することによって、家禽の育成環境を制御している。
特開2017−104050
家禽の育成に際して、入禽時や家禽育成中に禽舎内の清掃を行ったり、禽舎内の見回り等を行うために、別の照明(例えば、作業灯など)で照らして、作業を効率的に行う必要がある。
しかしながら、禽舎内の作業灯を点灯させる際、特に禽舎内に家禽がいるときに、作業灯を急に明るく点灯させると、家禽が暴れてケガ等による品質低下が発生する恐れがある。
そのため、作業灯の点灯により鶏の育成に悪影響を与えてしまうため、家禽の育成への影響を抑えた作業灯の点灯の制御が求められている。
本発明は、家禽の育成への影響を最小限に抑える家禽用照明システムを提供する。
本発明は、禽舎内における家禽用照明システムであって、家禽育成用照明と、禽舎内作業用照明と、家禽育成用照明と禽舎内作業用照明の点灯制御をする点灯制御部とを備え、前記点灯制御部は、前記家禽育成用照明を家禽の育成段階に応じて照明を点灯させる家禽育成モードを備え、前記禽舎内作業用照明を点灯させる際、前記家禽育成モードの実行に関わらず、前記禽舎内作業用照明の点灯当初の照度は最大照度よりも低い状態で点灯することを特徴とする家禽用照明システムである。
本発明の家禽用照明システムは、禽舎内作業用照明を暗い状態で点灯させることができ、禽舎内の家禽への影響を最小限に抑えながら、禽舎内の作業性を向上することができる。
本発明の実施の形態に係る照明システムの概要を示す図である。 本発明の実施の形態に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。 育成用照明の発光スペクトルの第1の例を示す図である。 育成用照明の発光スペクトルの第2の例を示す図である。 青色光源が発する青色光の発光スペクトルの第1の例を示す図である。 青色光源が発する青色光の発行スペクトルの第2の例を示す図である。 白色光源が発する白色光の発光スペクトルの例を示す図である。 鶏育成プログラム実行中のコントローラの表示部の例を示す図である。 作業用照明の点灯の際のコントローラの表示部の例を示す図である。 暗期プログラムを開始する際のコントローラの表示部の例を示す図である。 暗期プログラム実行中および一時消灯中のコントローラの表示部を示す図である。 コントローラの表示部における一時消灯の作業手順を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、一例であり、本発明を限定する主旨のものではない。
まず、実施の形態に係る照明システムの構成について説明する。図1、図2は、実施の形態に係る照明システムの概要を示す図である。図1に示されるように、実施の形態に係る照明システム10は、昼行性家禽類の飼育に用いられる照明システムである、照明システム10は、より具体的には、養鶏用の照明システムである。照明システム10は、例えば、鶏舎60に設置される。図2に示されるように、照明システム10は、照明装置20と、制御装置30とを備える。以下、各装置について詳細に説明する。
まず、照明装置20について詳細に説明する。照明装置20は、鶏舎60の天井に設置され、鶏舎60内の床である飼育領域70を照射する。照明装置20は、家禽育成用照明21と禽舎内作業用照明22の異なる種類の照明を有しており、鶏舎60の天井に少なくとも一つずつ設置されればよく、複数設置されてもよい。照明装置20は、具体的には、複数の鶏が飼育されている飼育領域70(鶏舎60の床)に光を照射する。これにより、鶏舎60内の鶏に光が照射される。
ここで、鶏舎60で飼育される鶏は、例えば、肉用種であるブロイラー(より具体的には、チャンキー、コップ、または、アーパーエーカなど)であるが、いわゆる地鶏など、他の品種であってもよい。
家禽育成用照明21は、少なくとも育成光源21a、青色光源21b、の光源を有しており、禽舎内作業用照明22は、少なくとも白色光源22wを有しており、制御装置30は、各光源に対して、独立して電力(電流)を供給するよう制御することができる。
育成光源21aは、例えば、発光ピーク波長が555nm以上595nm以下の光を発する。以下では、この光は育成光とも記載される。育成光は、第1の光の一例であって、例えば、単色光である。育成光は、具体的には、発光ピーク波長が555nm以上570nm以下の緑色光(黄緑色光)であってもよいし、発光ピーク波長が570nm以上595nm以下の黄色光であってもよい。なお、育成光は、505nm以上545nm以下の波長範囲に発光ピークを有しない。図3及び図4は、育成光の発光スペクトルの例を示す図である。
育成光源21aは、具体的には、上記育成光を発するように構成されたLEDを用いた発光モジュールであるが、育成光源21aの具体的な態様は、特に限定されない。
青色光源21bは、青色光を発する光源である。青色光源21bは、例えば、発光ピーク波長が450nm以上495nm以下の青色光(単色光)を発する。図5及び図6は、青色光源21bが発する青色光の発光スペクトルの例を示す図である。青色光は、第1の光と色度が異なる第2の光の一例である。青色光源21bは、具体的には、青色LEDを用いた発光モジュールであるが、青色光源21bの具体的な態様は、特に限定されない。
禽舎内作業用照明22が有する白色光源22wは、例えば、LEDを用いた光源であって白色光を発する。白色光は、第1の光と色度が異なる第2の光の別の一例である。図7は、白色光源22wが発する白色光の発光スペクトルの例を示す図である.
白色光源22wが発する白色光は、黒体軌跡上の白色であってもよいし、黒体軌跡から外れた白色であってもよい。また、白色光源22wが発する白色光の色温度は、特に限定されない。実施の形態では、白色光源22wが発する白色光の色温度は、5000K以上8000K以下の比較的高い色温度である。
白色光源22wは、具体的には、COB(Chip On Board)型の発光モジュール、または、SMD(Surface Mount Device)型の発光モジュールである。また、白色光源22wは、リモートフォスファー型の発光モジュールであってもよい。白色光源22wは、白熱電球または蛍光灯などであってもよい。
このように、照明装置20は、発光ピーク波長が555nm以上595nm以下の育成光と、育成光と色度が異なる青色光または白色光を発する。
次に、制御装置30について説明する。制御装置30は、1以上の照明装置20を制御するコントローラである。制御装置30は、制御部31と、表示部32、操作部33、記憶部34と、計時部35と、を備える。
制御部31は、照明装置20の各光源を制御する。制御部31は、具体的には、育成光源22g、青色光源22b、及び白色光源22wを独立して制御可能である。つまり、制御部31は、育成光、青色光、及び、白色光を選択的に飼育領域70に照射させることができる。制御部31の制御には、点灯、消灯、及び、調光(点灯状態における明るさの調整)が含まれる。
制御部31は、具体的には、光源部22の光出力を制御するためのDMX制御回路(調光回路)などから構成される。制御部31は、プロセッサ、またはマイクロコンピュータなどによって構成されてもよい。
表示部32は、鶏舎内の照明装置20の点灯制御状態を画面表示する表示装置である。表示部32は、例えば、ディスプレイなどにより構成される。
操作部33は、制御部31で行う制御内容を指示入力する操作装置であり、照明装置20の点灯制御、調光などを指示入力することができる。操作部33は、操作性を向上させるために、表示部32のディスプレイ上にタッチパネル方式にして設け、ユーザーが簡単に操作できるように構成されていることが好ましい。
記憶部34は、制御部31にプロセッサまたはマイクロコンピュータなどが含まれる場合に、制御部31が実行する制御プログラムが記憶される記憶装置である。記憶部34は、例えば、半導体メモリによって実現される。
また、記憶部34には、鶏育成時の照明装置20を制御する鶏育成プログラム、作業用
照明22を制御する作業用照明制御プログラム、鶏育成プログラム実行中の暗期設定を行う暗期プログラム、鶏育成プログラム実行中に照明を一時消灯する一時消灯プログラム、などが記憶されている。
計時部35は、時間を計測する。計時部35は、例えば、現在の日時(年月日を含む)を計測する。計時部33は、具体的には、タイマ回路、または、リアルタイムクロックICなどであるが、どのような態様であってもよい。計時部35が計測した時間を示す時間情報は、制御部31に出力され、制御部31は、計時部35が計測した時間に応じて光源部22の制御を行う。
次に、照明システム10の制御内容について説明する。なお、以下の実施例では、制御装置30がタッチパネル方式の操作部33を有するものについて説明する。
照明システム10は、記憶部34に記憶されている鶏育成プログラムに基づいて、照明装置20の制御が行われる。鶏育成プログラムは、具体的には、鶏の育成期間のうち、鶏の日齢に応じて、育成光源21a、青色光源21bの各照度を調整し、その照度に応じて、鶏舎60内を照らすことで、鶏を効率よく育成するプログラムである。
鶏育成プログラムは、鶏育成プログラム開始時を日齢0として、鶏の育成を開始する。なお、初期設定として、プログラム開始時を日齢0として開始するようになっているが、日齢を指定して開始するようにしてもよい。
図8(a)に示すように、鶏育成プログラム実行中は、表示部32上に鶏育成プログラムが実行中であることが、照明装置20の点灯状態、鶏育成プログラムの経過時間および鶏育成プログラムの段階の進捗状態とともに表示される。また、次の段階までの時間がある一定時間以内(例えば、1日以内など)になった場合には、図8(b)に示すように、実行中表示の横に、次の段階までの残時間が表示される。
さらに、鶏育成プログラム実行中は、図8(c)に示すように、現在の鶏舎照明の育成光源21a、青色光源21bの照度が表示部32上に表示されている。また、鶏舎照明の照度表示の下には、明るさ調整操作部33a、鶏舎照明の一時消灯を行うことができる一時消灯操作部33b、点灯制御内容を設定する設定部33sが設けられている。
次に、作業用照明22を制御する作業用照明制御プログラムについて説明する。図9に示すように、作業用照明22が消灯時には、作業用照明22が消灯中であることが表示され、その表示の下に、作業用照明22を点灯させる作業用照明点灯操作部33cが設けられている。作業用照明点灯操作部33cを操作して作業用照明22を点灯させると、表示部32全体に作業用照明点灯中であることが表示されるとともに、作業用照明操作部33dが画面上に表示される。作業用照明点灯中は、作業用照明22に関する操作以外は行うことができないようになっている。
作業用照明の点灯制御について説明する。作業用照明点灯操作部33cの操作により、作業用照明22を点灯させると、点灯当初は、作業用照明の最大照度の30%以下で点灯する。より好ましい形態としては、最大照度の5%で点灯することが好ましい。
また、作業用照明22の照度は作業用照明操作部33dにより調整可能であり、5%から100%で段階的に調整することができる。また、大きく照度を変更する(例えば、5%から80%へ変更するなど)際には、パネル上の「80」と書かれた部分をタッチすることですぐに目的の照度に変更することが可能となっている。
さらに、鶏育成プログラム実行中に点灯させた作業用照明22を自動消灯する自動消灯設定機能を備えており、設定した時間により、作業用照明22を自動消灯することが可能となっている。なお、自動消灯設定機能は、鶏育成プログラム実行中のみ有効であり、育成プログラムを実行していない時は設定することができない。
次に、鶏育成プログラム実行中の暗期設定を行う暗期プログラムについて説明する。暗期プログラムは、鶏育成プログラム実行中に一定時間暗期状態にする機能であり、鶏育成プログラム開始時に暗期プログラムの開始時間を設定することができる。
具体的には、図10に示すように、鶏育成プログラム開始時に、暗期を何時間後に設定するかを入力し、予め設定した暗期プログラムに応じて、一定時間暗期状態を維持し、一定時間経過後に照明装置20を点灯させるようになっている。
鶏育成プログラム実行中に、暗期プログラムの開始時間が近づく(具体的には、暗期プログラム開始1時間前〜1分前など)と、暗期プログラムが開始されることを知らせるメッセージが表示部32の画面上に表示される。
また、暗期プログラム実行中には、表示部32に「暗期実行中」の表示がされ、暗期プログラム終了の時間が近づいた(具体的には、終了1時間前など)際には、図11に示すように、「暗期実行中」の表示の横に、暗期終了までの残時間がカウントダウン形式で表示される。
次に、鶏育成プログラム実行中に照明装置20を一時消灯する一時消灯プログラムについて説明する。本照明システムの一時消灯プログラムは、鶏育成中に一時出荷などの目的で照明装置20を一時的に消灯する必要がある際に、鶏育成プログラムを停止させることなく一時消灯させることが可能なものとなっている。
図12に示すように、一時消灯プログラムを開始する際には、一時消灯操作部33bを操作し、一時消灯を行うかの確認画面が表示され、一時消灯を実行すると、表示部32に一時消灯中であることが表示される。また、一時消灯を解除する際にも、一時消灯プログラム開始時と同様に一時消灯を解除するかの確認画面が表示され、承認すると照明装置20の照度は、元の鶏育成プログラム実行中の明るさに戻る。
また、鶏育成プログラム実行中、暗期プログラム実行中、一時消灯プログラム実行中の各プログラム実行中において、表示部32の背景色を異なる色で表示することが好ましい。例えば、鶏育成プログラム実行中は緑色、暗期プログラム実行中は青色、一時消灯実行中は赤色などにすることで、現在どのプログラムを実行中であるのかをすぐに視認できるようにしておくことが好ましい。
以上、説明したように、照明システム10の作業用照明22の点灯当初は、最大照度よりも低い照度で点灯する。これにより、鶏舎内が急に明るく点灯し、寝ている鶏が驚いて起きて、暴れだすことによってケガ等を負い、品質低下が発生するのを防ぐことができる。したがって、作業用照明22を低い照度で点灯することで、鶏の生育への悪影響を最小限に抑えながら、鶏舎内での作業性を向上させることができる。
また、作業用照明22は鶏の生育には悪影響を与えてしまうため、消し忘れ防止のために自動消灯を設定し、鶏への影響を抑えることも期待できる。
また、暗期プログラムの開始・終了時間を鶏育成プログラムの開始時間からのカウントにすることで、コントローラに時計機能が無くても、計時機能のみで任意の時刻に暗期プ
ログラムの設定を行うことができる。
また、鶏育成プログラム実行中でもプログラムを終了せずに、一時消灯を行えるため、鶏育成プログラムをリセットすることなく、鶏の一時出荷等の作業が可能になる。
また、表示部32にタッチパネル方式の操作部33を設けることで、操作性を向上させることができる。これにより、照明制御の操作に際して、ヒューマンエラーを減らすことができ、鶏の生育への影響を及ぼす可能性を削減することができる。
また、表示部32に、どのプログラムが実行中であるかを文字で表示し、表示部32の背景色を、各プログラムで異なる色にすることで、ユーザーが現在の鶏舎照明がどの状態であるかを容易に判別することができる。
以上、本発明の最も好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の構成を含むものは全て本発明に含まれる。
上記実施例では、鶏舎60で飼育される鶏について、肉用種である場合について説明してきたが、鶏舎60で飼育される鶏が産卵種であってもよい。鶏舎60で飼育される鶏は、例えば、産卵種であるレイヤーであるが、他の種類であってもよい。
この場合、照明装置20には、600nm以上650nm以下の発光ピーク波長を有する光を発する光源を用いる。例えば、600nm以上650nm以下の発光ピーク波長を有する赤色光や、色温度が3500K以下の白色光を用いればよい。また、飼育領域に定常的に照射されている発光期間において、明るさのピークに対する光の明るさのボトムの割合は、60%以下100%未満であり、平均照度が23ルクス以下であることが好ましい。
また、上記実施の形態では、制御装置30として表示部32に操作部33を設けるタッチパネル形式の端末を用いているが、これに限られるものではなく、PCやボタン形式の操作部を有するコントローラなどでもよい。
その他、上記実施の形態に対して、当業者が容易に思いつく変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素および機能を任意に組み合わせることで実現できる形態も本発明に含まれる。
10 照明システム
20 照明装置
21 家禽育成用照明
21a 育成光源
21b 青色光源
22 禽舎内作業用照明
30 制御装置
31 制御部
32 表示部
33 操作部
34 記憶部
35 計時部

Claims (8)

  1. 禽舎内における家禽用照明システムであって、
    家禽育成用照明と、
    禽舎内作業用照明と、
    前記家禽育成用照明と前記禽舎内作業用照明の点灯制御をする点灯制御部とを備え、
    前記点灯制御部は、前記家禽育成用照明を家禽の育成段階に応じて照明を点灯させる家禽育成モードを備え、
    前記禽舎内作業用照明を点灯させる際、
    前記家禽育成モードの実行に関わらず、前記禽舎内作業用照明の点灯当初の照度は最大照度よりも低い状態で点灯することを特徴とする
    家禽用照明システム。
  2. 点灯制御内容を表示する表示部をさらに備え、
    前記表示部は、前記点灯制御部の設定を行う設定部を有しており、
    禽舎内作業用照明の点灯中は、前記設定部において、前記禽舎内作業用照明に関する制御以外の操作はできないことを特徴とする
    請求項1の家禽用照明システム。
  3. 家禽育成モード時において、前記禽舎内作業用照明を点灯させた場合、
    前記設定部により、自動消灯設定を行い、自動消灯設定内容に従って禽舎内作業用照明を消灯させることを特徴とする
    請求項1または2に記載の家禽用照明システム。
  4. 前記禽舎内作業用照明の点灯時の照度は、前記禽舎内作業用照明の最大照度の30%未満であることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の家禽用照明システム。
  5. 前記禽舎内作業用照明の点灯中の照度は、前記設定部により、1回の動作で、前記禽舎内作業用照明の最大照度の5%〜80%の範囲で変更することができることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の家禽用照明システム。
  6. 前記禽舎内作業用照明は、白色であることを特徴とする
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の家禽用照明システム。
  7. 前記家禽育成用照明は、黄色照明と青色照明を組み合わせたものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の家禽用照明システム。
  8. 前記家禽育成モードは、日齢に応じて育成段階を分類し、育成段階に応じて黄色照明と青色照明の明るさを変更することを特徴とする
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の家禽用照明システム。
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