JP2019179368A - 会議装置、会議システム、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

会議装置、会議システム、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】会議サーバのハードウェアのスペックを変更することなく、会議サーバの過負荷を抑制することができる会議装置、会議システム、情報処理方法およびプログラムを提供する。【解決手段】会議端末において追加されたメモデータ、およびメモデータについてメモ付きデータの作成要求を受け付ける受付部と、少なくとも受付部により受け付けられた作成要求の数に基づいて、会議使用データとメモデータとに基づいてメモ付きデータを作成する処理についての最大同時処理数を設定する設定部と、設定部により設定された最大同時処理数以下のスレッドにより、会議使用データとメモデータとに基づいてメモ付きデータを作成する作成部と、を備える。【選択図】図8

Description

本発明は、会議装置、会議システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
会議またはセミナー等で使用する資料を電子化した電子文書を、参加者の手元のタブレットまたはPC(Personal Computer)等に表示させると共に各機器間で表示ページの同期、および各参加者が自由に手書きでメモを書き込みながら、効果的な会議を進めるためのペーパーレス会議システムが知られている。このようなペーパレス会議システムとして、従来のシステムでは、上述のように各機器(参加者端末)が同期して動作することを確保するため、サーバに一時的に過負荷がかかることが想定される処理については、サーバに処理させずにクライアントで代行するか、または、処理に制限を設けて実施させるものとしていた。ただし、このような対処の影響により、本来ユーザ(参加者)が求める完全な機能の提供、および、サーバにデータを集約させることにより他のシステムとの連携した動作を可能にするような拡張性等の実現が困難となる問題がある。
上述のようなサーバに一時的に過負荷がかかると想定される処理としては、例えば、ペーパーレス会議の終了後に各個人がメモをサーバに保存する処理が挙げられる。このような処理においては、会議終了というトリガを受けて、その会議に参加している多くの参加者がほぼ同時に自分のメモの保存要求をサーバに対して行うことが容易に想定される。このようにメモの保存処理を一度にサーバで処理させた場合、クライアント(参加者端末)数が多ければ多いほど、サーバへの負荷は増大しシステム全体のスループットおよび処理能力が落ちることが考えられる。このようなサーバへの過負荷を回避するための対応として、利便性または品質が落ちたとしてもクライアントで処理すること、品質が確保できない場合は使用しているクライアントの機種によってメモ保存の機能を使えないようすること、または、同時に扱えるクライアント数を少なく設定すること等が挙げられるが、結局は上述の問題が残ることになる。
上述のペーパーレス会議システムは、いわゆるクライアントサーバシステムを構成しているわけだが、このクライアントサーバシステムの技術として、サーバの負荷状態を監視し、負荷が高いと判断した場合には別のサーバに処理を移行することにより、サーバの過負荷を防ぎ、システムの処理能力の向上を図る技術が開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載されたシステムでは、別のサーバを用意する必要があるため、この別のサーバを用意するという点で、元のシステムのハードウェアのスペックを変更することになり、コストが上昇し、システムのユーザのニーズに沿うものとなっていないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、会議サーバのハードウェアのスペックを変更することなく、会議サーバの過負荷を抑制することができる会議装置、会議システム、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、会議端末において追加されたメモデータ、および該メモデータについてメモ付きデータの作成要求を受け付ける受付部と、少なくとも前記受付部により受け付けられた前記作成要求の数に基づいて、会議使用データと前記メモデータとに基づいて前記メモ付きデータを作成する処理についての最大同時処理数を設定する設定部と、前記設定部により設定された前記最大同時処理数以下のスレッドにより、前記会議使用データと前記メモデータとに基づいて前記メモ付きデータを作成する作成部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、会議サーバのハードウェアのスペックを変更することなく、会議サーバの過負荷を抑制することができる。
図1は、実施形態に係る会議システムの全体構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る会議システムにおいて各参加者端末の動作を同期させる処理の基本的な流れを説明する図である。 図3は、実施形態に係る参加者端末の外観の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る参加者端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る会議サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る参加者端末の機能ブロックの構成の一例を示す図である。 図7は、会議中の資料表示画面の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る会議サーバの機能ブロックの構成の一例を示す図である。 図9は、メモ付き資料の作成を要求するリクエストのキューを説明する図である。 図10は、個人メモを会議サーバに処理させる場合の流れを説明する図である。 図11は、実施形態に係る会議サーバに負荷がかからないようにするための処理の流れの概要を説明する図である。 図12は、実施形態に係る会議システムのメモ付き資料取得方法の選択処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図13は、実施形態に係る会議システムのメモ付き資料作成・取得処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図14は、資料表示画面においてメモを書き込みした例を示す図である。 図15は、メモ保存・退出画面の一例を示す図である。 図16は、取得方法選択画面の一例を示す図である。 図17は、資料選択画面の一例を示す図である。 図18は、状態遷移画面(作成開始待ち)の一例を示す図である。 図19は、状態遷移画面(作成中)の一例を示す図である。 図20は、状態遷移画面(ダウンロード中)の一例を示す図である。 図21は、状態遷移画面(ダウンロード完了)の一例を示す図である。 図22は、取得用URL画面の一例を示す図である。 図23は、データリスト画面の一例を示す図である。
以下に、図1〜図23を参照しながら、本発明に係る会議装置、会議システム、情報処理方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(会議システムの全体構成および基本動作)
図1は、実施形態に係る会議システムの全体構成の一例を示す図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る会議システム1の全体構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る会議システム1は、会議サーバ20と、参加者端末10a〜10eとが、ネットワーク2を介して通信可能に接続された構成を有する。なお、ペーパーレス会議に参加する参加者端末の台数は、図1に示す参加者端末10a〜10eの5台に限られるものではなく、2台以上の参加者端末がネットワーク2に通信可能に接続されていれば、ペーパーレス会議が実現される。
会議サーバ20は、ペーパーレス会議(以下、単に「会議」と称する)に参加する参加者が、それぞれ参加者端末10a〜10eを介して当該会議を行うための全体的な制御を行う会議装置である。会議サーバ20に対しては、予め開催予定がある会議を登録しておくことができる。また、その会議で使用する1以上の会議資料(会議使用データ)のデータを、その会議に関連付けて登録しておくことができる。この際、会議サーバ20は、登録された会議資料それぞれを識別するための資料IDを発行する。
参加者端末10(図1では参加者端末10a〜10e)は、他の参加者端末10との間で、会議サーバ20の制御に基づいて、セッションを確立し、確立したセッションを介して、会議に必要な各種メッセージ(要求、応答等)、および後述するメモデータ等を送受信する会議端末である。参加者端末10は、例えば、タブレット、PC、スマートフォン、ビデオ会議端末または電子黒板等である。図1に示す例では、参加者端末10a、10bは、タブレットであり、参加者端末10c、10dは、ノートPCであり、参加者端末10eは、電子黒板であるものとして図示されているが、このような参加者端末の構成は一例であり、これに限定されるものではない。
なお、2台以上の参加者端末について、任意の参加者端末を示す場合、または総称する場合、単に「参加者端末10」と称するものとする。なお、以下では、参加者端末10は、タブレットであるものとして説明する。
また、上述のメッセージの他、映像データ、音声データおよび描画データを送受信するものとしてもよい。すなわち、上述のペーパーレス会議は、会議資料の情報を共有して行う形態のみならず、上述のように映像データおよび音声データ等を送受信して行われるビデオ会議(テレビ会議)にも適用することが可能である。この場合、会議時において、参加者端末10は、送信時には、会議サーバ20に対して映像データ、音声データおよび描画データを送信し、会議サーバ20は、相手拠点の参加者端末10に対して映像データ、音声データおよび描画データを送信する。また、参加者端末10は、受信時には、会議サーバ20から相手拠点の参加者端末10の映像データ、音声データおよび描画データを受信する。
例えば、図1に示す会議システム1において参加者端末10a〜10cで会議を行う場合、参加者端末10aが送信したデータは、会議サーバ20を介して、参加者端末10b、10cそれぞれに送信され、参加者端末10d、10eには送信されない。同様に、参加者端末10b、10cそれぞれが送信したデータは、会議サーバ20を介して、会議に参加している参加者端末10に送信され、会議に参加していない参加者端末10(参加者端末10d、10e)には送信されない。これにより、会議システム1において、複数の参加者端末10間の会議が実現される。
また、参加者端末10は、会議に参加すると、会議サーバ20からネットワーク2を介して、当該会議で使用する会議資料のデータをダウンロードする。この場合、参加者端末10は、ダウンロードした会議資料を識別する資料IDも取得する。参加者は、会議中は、参加者端末10に表示される会議資料の内容を見ながら、会議を行い、また、後述するように、その際、メモの書き込みをすることができる。
また、参加者端末10で実行されるソフトウェアとしては、当該参加者端末10で単体動作するネイティブアプリケーションであってもよく、または、Webブラウザ上で動作するWebアプリケーションであってもよい。
ネットワーク2は、例えば、LAN(Local Area Network)、専用回線またはインターネット等の双方向にデータ通信が可能な通信ネットワークである。なお、ネットワーク2には、プロトコルが異なる複数種類のネットワークが含まれていてもよく、有線または無線のいずれのネットワークが含まれていてもよい。
図2は、実施形態に係る会議システムにおいて各参加者端末の動作を同期させる処理の基本的な流れを説明する図である。図2を参照しながら、本実施形態に係る会議システム1において各参加者端末10の動作を同期させる処理の基本的な流れを説明する。
図2では、参加者端末10a〜10eが、会議Aに参加し、参加者端末10fが、会議Bに参加している状態を示している。各参加者端末10は、会議に参加すると、会議サーバ20に登録された会議資料をダウンロードして当該会議資料を表示する。
ここで、例えば、参加者端末10cが、会議の発表者権限を有しているものとし、参加者端末10cを使用する参加者が会議資料のページをめくる操作を行ったものとする。この場合の操作内容の情報(対象の資料ID、および、めくられた後のページ番号の情報等)は、ネットワーク2を介して会議サーバ20へ送信される(図2に示す(1))。会議サーバ20は、受信した操作内容の情報を、会議Aに参加している他の参加者端末10(参加者端末10a、10b、10d、10e)へネットワーク2を介して送信する(図2に示す(2))。このとき、参加者端末10fは、会議Aとは異なる会議Bに参加しているので、上述の操作内容の情報は送信されない。そして、参加者端末10a、10b、10d、10eでは、受信した操作内容の情報に基づいて、めくられた後のページが表示され(図2に示す(3))、参加者端末10cでの操作が同期される。
また、上述のページをめくる操作以外にも、例えば、発表者権限を有する参加者端末10においてメモ(後述する共有メモ)を書き込む操作が行われた場合も、上述と同様に、会議サーバ20を介して、その操作内容が、他の参加者端末10に反映(メモの表示)される。この場合の操作内容の情報としては、例えば、対象の資料ID、ペンの色番号、ペンの太さ番号、および、メモを構成する座標情報等である。
上述のように参加者端末10同士が同期して動作するシステムを提供するにあたり、同時に参加する参加者端末10の数が多ければ多いほど会議サーバ20の負荷およびネットワーク2のトラフィックを減らすために、例えば、以下のような対応が行われる。ページめくりの同期においては、表示している会議資料のページ番号だけを会議サーバ20から各参加者端末10に送信したり、メモの書き込みの同期においては、メモデータのストローク情報の内容を数値で示した短い文字列のみをやりとりするようにすることによって、会議サーバ20が参加者端末10へ送信するデータ量を減らすことができる。ただし、これらのページめくりおよびメモの書き込みの同期等は、発表者権限を有する参加者が操作した内容を会議サーバ20が受け取り、会議に参加している参加者端末10にその内容を送信するだけのため、たとえ参加している参加者端末10が多かったとしても、会議サーバ20の負荷としてはそれほど高いものにはならない。ペーパーレス会議システム(会議システム1)において、会議サーバ20に大きな負荷がかかることが想定される処理は、多くの参加者端末10が一斉に会議サーバ20に処理を依頼するような場合に、当該依頼の受付後に会議サーバ20で実行される処理である。このような処理については、図10および図11で詳細を説明する。
(参加者端末のハードウェア構成)
図3は、実施形態に係る参加者端末の外観の一例を示す図である。図4は、実施形態に係る参加者端末のハードウェア構成の一例を示す図である。図3および図4を参照しながら、本実施形態に係る参加者端末10のハードウェア構成について説明する。
図4に示すように、本実施形態に係る参加者端末10は、CPU(Central Processing Unit)201と、メモリ202と、記憶装置203と、タッチパネルディスプレイ204と、マイク206と、スピーカ207と、操作部208と、無線通信部209と、を備えている。これらの各機器は、アドレスバスおよびデータバス等のバス215によって互いに通信可能に接続されている。
CPU201は、参加者端末10全体の動作を制御する集積回路である。
メモリ202は、CPU201のワークエリアとして使用される揮発性のRAM(Random Access Memory)等の記憶装置である。
記憶装置203は、参加者端末10の動作を実現する各種プログラム、ならびに会議で使用する会議資料等の各種データを記憶する不揮発性の補助記憶装置である。記憶装置203は、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)等である。
タッチパネルディスプレイ204は、会議資料等を表示デバイスに表示する機能、および、ペン(例えば、図3に示すペン251)がタッチパネルに触れた座標をCPU201に送信するタッチ検出機能を備えたタッチ検出機能付き表示デバイスである。タッチパネルディスプレイ204は、図3に示すように、例えば、ペン251でパネルの表面をなぞった軌跡を表示させることによってメモの書き込みが可能な電子黒板としての機能を有する。すなわち、タッチパネルディスプレイ204に書き込まれた描画データ(メモデータ)を、他の参加者端末10と共有することが可能となる。また、タッチパネルディスプレイ204の表示デバイスは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)、または有機EL(Organic Electro−Luminescence)ディスプレイ等によって構成される。
マイク206は、例えば、会議に参加している参加者の音声を入力する収音装置である。
スピーカ207は、CPU201の制御に従って、音声を出力する装置である。スピーカ207は、例えば、図3に示すように、タッチパネルディスプレイ204の上側に設置されており、例えば、ネットワーク2を介して受信された相手拠点の参加者端末10により収音された音声データを音声として出力する。
操作部208は、参加者端末10に対する各種操作を行うためのボタン等の入力装置である。操作部208は、例えば、図3に示すように、タッチパネルディスプレイ204の下側に設置されている。なお、操作部208は、図3に示すように、ハードウェアとしてのボタン等により構成されることに限定されるものではなく、例えば、タッチパネルディスプレイ204によるタッチ検出機能によりタッチパネルディスプレイ204上にソフトウェアスイッチとして構成されるものとしてもよい。
無線通信部209は、インターネット等のネットワーク(例えば、上述の図1に示すネットワーク2)を利用して、外部機器との間でデータを無線通信するための装置である。無線通信部209は、例えば、Wi−Fi(登録商標)(Wireless Fidelity)等の無線通信規格によって実現される。
なお、参加者端末10のハードウェア構成は、図4に示す構成に限定されるものではない。例えば、参加者端末10は、参加者端末10を制御するためのファームウェア等を記憶した不揮発性の記憶装置であるROM(Read Only Memory)、または、PCもしくは外付けの記憶装置等を接続するための外部機器用のI/F等を備えるものとしてもよい。
また、図3では、参加者端末10は、マイク206およびスピーカ207を本体に内蔵する構成を示しているが、これらの少なくともいずれかが別体として構成されているものとしてもよい。例えば、スピーカ207が内蔵されているものではなく別体の外部機器である場合、上述の外部機器用のI/Fを介して、参加者端末10に接続されるものとしてもよい。
(会議サーバのハードウェア構成)
図5は、実施形態に係る会議サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。図5を参照しながら、本実施形態に係る会議サーバ20のハードウェア構成について説明する。
図5に示すように、会議サーバ20は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、補助記憶装置304と、メディアドライブ306と、操作装置307と、ネットワークI/F308と、ディスプレイ309と、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブ311と、を備えている。これらの各機器は、アドレスバスおよびデータバス等のバス312によって互いに通信可能に接続されている。
CPU301は、会議サーバ20全体の動作を制御する装置である。ROM302は、会議サーバ20用のプログラムを記憶している不揮発性記憶装置である。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される揮発性記憶装置である。
補助記憶装置304は、会議資料、および作成されたメモ付き資料等の各種データを記憶する不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置304は、例えば、HDDまたはSSD等である。
メディアドライブ306は、CPU301の制御に従って、フラッシュメモリ等のメディア305に対するデータの読み出しおよび書き込みを制御する装置である。メディア305は、メディアドライブ306に対して着脱自在の記憶装置である。なお、メディア305は、CPU301の制御に従ってデータの読み出しおよび書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリに限定されるものではなく、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
操作装置307は、文字および数字等の入力、各種指示の選択、およびカーソルの移動等を行う入力装置である。操作装置307は、例えば、マウスまたはキーボード等である。
ネットワークI/F308は、ネットワーク2を利用してデータを通信するためのインターフェースである。ネットワークI/F308は、例えばNIC(Network Interface Card)等である。
ディスプレイ309は、文字、数字、および各種画面および操作用アイコン等を表示する表示装置である。ディスプレイ309は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、LCD、または有機ELディスプレイ等である。
DVDドライブ311は、着脱自在な記憶媒体の一例としてのDVD310に対するデータの読み出しおよび書き込みを制御する装置である。DVD310は、例えば、DVD−ROM、DVD−R(DVD Recordable)、またはDVD−RW(DVD ReWritable)等である。なお、上述の着脱可能な記録媒体としては、その他に、CD−R(Compact Disc Recordable)、またはブルーレイディスク等であってもよい。
なお、会議サーバ20のハードウェア構成は、図5に示す構成に限定されるものではない。例えば、外部のメディア(メディア305、およびDVD310等)を用いる必要がなければ、メディアドライブ306、およびDVDドライブ311を備えなくてもよい。
(参加者端末の機能ブロックの構成および動作)
図6は、実施形態に係る参加者端末の機能ブロックの構成の一例を示す図である。図6を参照しながら、本実施形態に係る参加者端末10の機能ブロックの構成および動作について説明する。
図6に示すように、本実施形態に係る参加者端末10は、会議処理部401と、画面制御部402と、メモデータ管理部403と、作成要求部404と、資料取得部405(受信部)と、通信部408と、入力部409と、表示制御部410と、表示部411と、記憶部412と、を有する。
会議処理部401は、ペーパーレス会議に参加して電子会議を行うための一般的処理(会議参加処理、同期処理、発表権取得処理等)を行う機能部である。会議処理部401は、例えば、図4に示すCPU201がプログラムを実行することによって実現される。
画面制御部402は、表示部411に表示させる画面の画面遷移処理、および各画面での処理の制御を行う機能部である。画面制御部402は、例えば、図4に示すCPU201がプログラムを実行することによって実現される。
メモデータ管理部403は、入力部409を介して書き込まれた(追加された)メモをメモデータとして記憶部412に記憶して管理する機能部である。メモデータ管理部403は、例えば、図4に示すCPU201がプログラムを実行することによって実現される。
作成要求部404は、上述のメモデータと会議で使用した会議資料とをマージしたメモ付き資料(メモ付きデータ)の作成要求、および、会議サーバ20のキューに保持された当該作成要求(リクエスト)の数の要求等を、会議サーバ20に対して行う機能部である。ここで、マージするとは、メモデータと会議資料とを合成する処理のことを示す。作成要求部404は、例えば、図4に示すCPU201がプログラムを実行することによって実現される。
なお、メモデータがマージされる会議資料としては、例えば、PDF(登録商標)(Portable Document Format)データ等のドキュメントデータに限られず、例えば、映像(動画)データまたは画像データ等であってもよい。
資料取得部405は、作成要求部404により送信されたメモデータと会議資料とがマージされたメモ付き資料を、会議サーバ20から、ネットワーク2および通信部408を介して取得(ダウンロード)する機能部である。資料取得部405は、例えば、図4に示すCPU201がプログラムを実行することによって実現される。
通信部408は、ネットワーク2を介して、他の参加者端末10および会議サーバ20とデータ通信をする機能部である。通信部408は、例えば、図4に示す無線通信部209、および、CPU201がプログラムを実行することによって実現される。
入力部409は、会議の参加者のペンによる書き込みを受け付ける機能部である。入力部409は、図4に示すタッチパネルディスプレイ204におけるタッチ検出機能によって実現される。
表示制御部410は、表示部411に各種画面および映像等を表示させる制御を行う機能部である。表示制御部410は、例えば、図4に示すCPU201がプログラムを実行することによって実現される。
表示部411は、表示制御部410の制御に従って、各種画面および映像等を表示する機能部である。表示部411は、図4に示すタッチパネルディスプレイ204における表示デバイスに表示する機能によって実現される。
記憶部412は、参加者端末10の動作を実現する各種プログラム、映像データ、音声データ、および描画データ等の各種データを記憶する機能部である。また、記憶部412は、図6に示すように、会議情報記憶部412aと、メモデータ記憶部412bと、を含む。
会議情報記憶部412aは、全参加者に共有される会議資料、現在の表示ページ情報、会議の参加者情報、現在の発表者情報、およびダウンロードしたメモ付き資料等を記憶する。メモデータ記憶部412bは、参加者により入力部409を介して書き込まれたメモをメモデータとして記憶する。
なお、会議処理部401、画面制御部402、メモデータ管理部403、作成要求部404、資料取得部405、通信部408および表示制御部410の一部または全部は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGA(Field−Programmable Gate Array)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
また、図6に示した各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図6で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図6の1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
(参加者端末での動作の概要)
図7は、会議中の資料表示画面の一例を示す図である。図7を参照しながら、本実施形態に係る参加者端末10において表示される画面での操作およびそれに伴う動作の概要を説明する。
参加者端末10は、会議サーバ20に対して特定の会議に参加要求をすると、会議サーバ20から当該会議で使用する会議資料をダウンロードする。図7に示す画面は、参加者端末10がダウンロードした会議資料の特定の頁を表示部411に表示した資料表示画面の一例である。この資料表示画面では、後述する発表者権限を有する参加者のページめくり操作等に同期して、表示されるページが変わったり、発表者権限を有する参加者のメモ(共有メモ)の書き込み操作に同期して、同じメモが表示される。
図7に示す資料表示画面は、「個人」ボタン、「共有」ボタン、「発表者」ボタン、「メモ記入」ボタン、「退出」ボタン、および「終了」ボタンを含む。
「個人」ボタンは、当該参加者端末10を使用する参加者が個人的なメモ(個人メモ)を書き込みするためのボタンである。参加者は、「個人」ボタンを押下した状態(図7に示す例では、「個人」ボタンが押下された状態となっている)で、かつ、「メモ記入」ボタンを押下しておくことにより、入力部409を介して個人メモを書き込むことができる。書き込まれた個人メモは、上述のように、メモデータ管理部403によってメモデータとして記憶部412(メモデータ記憶部412b)に記憶される。
「共有」ボタンは、当該参加者端末10を使用する参加者が書き込んだメモ(共有メモ)を、会議に参加している参加者全員の参加者端末10に対して同期(反映)させるためのボタンである。したがって、参加者端末10上で書き込まれた共有メモのデータは、すぐに会議サーバ20へ送信される必要がある。また、参加者が共有メモを書き込むためには、会議における発表者権限を有していなければならなく、そのためには、「発表者」ボタンを押下することによって発表者権限を獲得する必要がある。例えば、会議に参加中の参加者のいずれもが発表者権限を有していない場合に、「発表者」ボタンを押下することによって、発表者権限を獲得できるものとすればよい。
「退出」ボタンは、会議から退出するためのボタンである。後述するが、「退出」ボタンを押下すると、メモ付き資料を作成するか否かを選択するためのメモ保存・退出画面(図15参照)が表示される。
「終了」ボタンは、会議を終了させるためのボタンである。なお、「終了」ボタンは、会議を進行する管理者が使用する参加者端末10のみに表示させるものとしてもよく、誤って会議を終了させてしまうことを防ぐために、押下された場合には会議を終了させるためのパスワードを要求する画面を表示させるものとしてもよい。
(会議サーバの機能ブロックの構成および動作)
図8は、実施形態に係る会議サーバの機能ブロックの構成の一例を示す図である。図9は、メモ付き資料の作成を要求するリクエストのキューを説明する図である。図8および図9を参照しながら、本実施形態に係る会議サーバ20の機能ブロックの構成および動作について説明する。
図8に示すように、本実施形態に係る会議サーバ20は、会議制御部501と、作成要求受付部502(受付部、第3通知部の一例)と、登録部510と、処理数設定部511(設定部)と、作成部503と、状態通知部504(第1通知部、第3通知部の一例)と、URL通知部505(第2通知部)と、資料送付部507(送付部)と、通信部508と、記憶部509と、を有する。
会議制御部501は、ペーパーレス会議を実現して進行するための一般的処理(会議参加・退出のユーザ管理、同期処理、表示ページの管理、発表者の管理等)を行う機能部である。会議制御部501は、例えば、図5に示すCPU301がプログラムを実行することによって実現される。
作成要求受付部502は、参加者端末10から通信部508を介して、メモ付き資料の作成要求を受け付ける(受信する)機能部である。この場合、作成要求受付部502は、当該作成要求の受付処理において一斉に受け付けられる作成要求の数を所定の上限値(例えば、100)までとし、この後の処理(例えば、リクエストの登録処理、およびメモ付き資料作成処理等)で必要なメモリ領域まで消費しないようにする。ここで、「一斉に」とは、必ずしも「同時に」という概念ではなく、例えば、「所定の短い期間内に」という概念をも含むものとする。作成要求受付部502は、上限値以上の作成要求(リクエスト)を受信した場合、上限値を超えたリクエストにはレスポンス(応答)として「特定の秒数後に再度リクエストする」という指示を参加者端末10へ送信する。これはHTTP(Hypertext Transfer Protocol)の標準仕様であるが、この「特定の秒数」は、リクエストの受け付け数に応じて算出される。
また、作成要求受付部502は、受け付けたメモ付き資料の作成要求に含まれるメモデータを一意に識別するメモIDを生成する。
作成要求受付部502は、例えば、図5に示すCPU301がプログラムを実行することによって実現される。
登録部510は、作成要求受付部502により受け付けられた作成要求に含まれるメモデータ、および生成したメモID等をリクエストとして、会議資料とマージしてメモ付き資料を作成するためのキュー(待ち行列)に格納(登録)する機能部である。具体的には、登録部510は、例えば、図9に示すように、メモデータ、およびメモIDを含むリクエストとして、後述するリクエスト登録DB(Database)509cに構成されたキュー601に格納(登録)する。図9に示すキュー601は、リクエスト(1)、リクエスト(2)、リクエスト(3)、リクエスト(4)・・・の順に格納されており、例えば、FIFO(First In,First Out)形式の順序で各リクエストが処理されるものとすればよい。キュー601に格納された各リクエストは、例えば、図9に示すリクエスト602のような構成となっており、メモID(MemoID)、UserID、および、1または複数のストローク情報を含む。この1または複数のストローク情報が、上述のメモデータの実体であり、ストローク情報には、例えば、資料ID、ページ番号およびメモの座標情報が含まれる。UserIDは、参加者端末10によりメモデータを会議サーバ20へ送信した参加者(ユーザ)を識別するIDである。なお、メモの実体としては、メモを構成する点の集まりである画面上のXY座標の情報(メモの座標情報)として説明したが、これに限定されるものではなく、図形データまたはスタンプデータ等が含まれるものとしてもよい。
登録部510は、例えば、図5に示すCPU301がプログラムを実行することによって実現される。
処理数設定部511は、作成部503による各メモデータに対応するメモ付き資料の作成処理の最大同時処理数(スレッド数)を設定する機能部である。このように、メモ付き資料の作成処理における同時処理(マルチスレッド)は、図5に示すCPU301の機能により実現される。具体的には、処理数設定部511は、少なくとも作成要求受付部502による作成要求の受付処理(例えば、受け付けた作成要求の数等)、および、登録部510によるリクエストの登録処理のいずれかの負荷状態に基づいて、最大同時処理数(スレッド数)を設定する。例えば、処理数設定部511により最大同時処理数(スレッド数)が「5」と設定された場合、作成部503は、通常は、最大の5つのスレッドにより5つのリクエストについてのメモ付き資料の作成処理について同時に行い、可能な限り高速処理を実現する。ただし、作成要求受付部502による作成要求の受け付け数が上限値近くまで達している場合、処理数設定部511は、作成部503による同時処理数を少なく設定することによって、会議サーバ20全体の負荷のバランスを図る。
処理数設定部511は、例えば、図5に示すCPU301がプログラムを実行することによって実現される。
作成部503は、登録部510によりキューに格納されたリクエストに含まれるメモデータと、会議で使用した会議資料とをマージしてメモ付き資料を作成する機能部である。この場合、作成部503は、処理数設定部511により設定された最大同時処理数(スレッド数)で、メモ付き資料の作成を行う。なお、作成部503は、上述のように、通常、処理数設定部511により設定された最大同時処理数(スレッド数)で処理を行うが、これに限定されるものではなく、設定された最大同時処理数(スレッド数)以下のスレッドで処理を行うものとしてもよい。作成部503は、作成したメモ付き資料を、後述する資料記憶部509bに記憶させる。作成部503は、例えば、図5に示すCPU301がプログラムを実行することによって実現される。
状態通知部504は、作成部503によるメモ付き資料の作成の進捗の状態を、当該メモ付き資料の作成要求を行った参加者端末10へ通知する機能部である。この場合、状態通知部504は、プッシュ通知によりメモ付き資料の作成の進捗の状態を通知する。状態通知部504により通知される状態としては、例えば、“waiting”(作成開始待ち)、“processing”(作成中)、“downloading”(ダウンロード中)、“complete”(ダウンロード完了)がある。状態通知部504は、例えば、図5に示すCPU301がプログラムを実行することによって実現される。
URL通知部505は、メモ付き資料の作成要求を行った参加者端末10に対して、作成部503により作成されたメモ付き資料をダウンロードするためのアクセス先を示すURLを、参加者端末10へ通知する機能部である。URL通知部505は、例えば、図5に示すCPU301がプログラムを実行することによって実現される。
資料送付部507は、参加者端末10から要求されたメモ付き資料を、通信部508およびネットワーク2を介して、参加者端末10へ送付(送信)する機能部である。資料送付部507は、例えば、図5に示すCPU301がプログラムを実行することによって実現される。
通信部508は、ネットワーク2を介して、参加者端末10とデータ通信をする機能部である。通信部508は、例えば、図5に示すネットワークI/F308、および、CPU301がプログラムを実行することによって実現される。
記憶部509は、会議サーバ20の動作を実現する各種プログラム、会議資料、作成されたメモ付き資料等の各種データを記憶する機能部である。また、記憶部509は、図8に示すように、会議情報記憶部509aと、資料記憶部509bと、リクエスト登録DB509cと、を含む。
会議情報記憶部509aは、現在の表示ページ情報、会議の参加者情報、および、現在の発表者情報等を記憶する。
資料記憶部509bは、会議資料、および作成されたメモ付き資料等を記憶する。
リクエスト登録DB509cは、作成要求受付部502により受け付けられた作成要求に含まれるメモデータ、および生成されたメモID等をリクエストとして格納(登録)するためのキュー(待ち行列)が構成される。
なお、会議制御部501、作成要求受付部502、登録部510と、処理数設定部511と、作成部503、状態通知部504、URL通知部505、資料送付部507および通信部508の一部または全部は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGAまたはASIC等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
また、図8に示した各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図8で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図8の1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
(会議システムの処理の概要)
図10は、個人メモを会議サーバに処理させる場合の流れを説明する図である。図2において上述した多くの参加者端末10が一斉に会議サーバ20に処理を依頼するような場合に、当該依頼の受付後に会議サーバ20で実行される処理としては、例えば、会議開始時間になり参加者がほぼ同時刻に次々と会議に参加する場合の参加処理、および、ディスカッション等において参加者が自分の意見を会議資料として次々と登録する登録処理等が想定される。その中でも会議サーバ20への負荷が最も高いとして想定される処理が、会議終了時の会議サーバ20でのメモ付き資料の作成処理である。これは、会議終了のタイミングは、その会議に参加している参加者全員の共通のトリガとなり、そのトリガを発端に、各参加者がその会議資料に対しての終了処理を行うため、会議終了時に会議サーバ20にメモ付き資料の作成を行わせる処理は、終了した会議の参加者による一斉操作となる可能性が高くなるためである。
このように、会議終了時の会議サーバ20でのメモ付き資料の作成処理が会議サーバ20での過負荷となる理由の詳細としては、図10に示すように、参加者端末10からメモデータを含む作成要求を受け付ける受付処理だけではなく、作成要求をリクエストとしてデータベース(リクエスト登録DB509c)へ登録する登録処理、および、メモデータと会議資料とをマージすることによりメモ付き資料を作成する作成処理等を行うためである。この場合、処理に時間のかかる箇所では処理速度を向上させるため、単純な同時処理(マルチスレッド)を行うものとすると、一斉に処理を依頼された場合、すべての処理において同時処理の数がスペック上最大限立ち上がるため、メモリの消費が過度となり、会議サーバ20で過負荷状態となってしまう。一方、同時処理の数を少なくすると、多数の参加者端末10が会議に参加していない場合にも処理が遅くなってしまい、システムとしての使い勝手が落ちてしまう。さらに、会議サーバ20自体のハードウェアのスペックを上げ、同時に処理するサーバを増やすものとすると、処理能力は上げることはできるが、その場合、システムのユーザにとってコストが増加し、当該ユーザのニーズには合致しないものとなる。
また、上述のような会議サーバ20での過負荷を回避するため、メモ付き資料の作成処理を参加者端末10側で行うことが考えられる。しかし、参加者端末10側でメモ付き資料の作成処理を行うためには、資料操作が容易なネイティブアプリケーションにより対応は可能であるが、Webアプリケーション(特に古いバージョンのブラウザ上で実行されるアプリケーション)の場合、資料操作について当該Webアプリケーション単体で処理を行うことができないという問題がある。また、参加者端末10でメモ付き資料の作成処理を行う場合、使用するアプリケーションの種類によって、作成されるメモ付き資料の品質が異なり一定ではないという問題がある。また、参加者端末10に保存されるため、例えば、部署で共有しているタブレットまたはノートPC等を参加者端末10として使用している場合、その参加者端末10からさらに自分の情報処理装置へメモ付き資料を保存させたり、メールで送信したりしなければならず、操作の手間が増えるという問題もある。さらに、自分のメモデータをメモ付き資料として保存しておきたい場合、ペーパーレス会議システムから文書管理サーバまたはファイルサーバへの連携等が要望されるが、システム間の連携も参加者端末10に資料が保存された場合、シームレスな連携は困難となり、参加者端末10側で作成処理をさせると拡張性の観点からも問題が残る。
図11は、実施形態に係る会議サーバに負荷がかからないようにするための処理の流れの概要を説明する図である。図11を参照しながら、本実施形態に係る会議サーバ20において過負荷を回避する処理の流れの概要について説明する。本実施形態では、以下のような処理により、会議サーバ20の負荷を考慮して、ソフトウェアで会議サーバ20の処理の負荷のバランスを図り、各参加者端末10で書き込まれたメモデータと会議資料とのマージによりメモ付き資料を作成する作成処理を会議サーバ20で行わせることができるようにしている。
まず、図11に示す(1)では、多数の参加者端末10が一斉にメモ付き資料の作成要求(メモデータを含む)をリクエストとして会議サーバ20へ送信する。大量のリクエストが発生した場合に、このリクエストの受付処理から、当該リクエストをデータベース(リクエスト登録DB509c)に登録する登録処理までが、まず、メモリ領域(具体的には、図5に示すRAM303のメモリ領域)を大きく消費する部分である。そこで、(2)に示すように、会議サーバ20におけるリクエストの受付処理で一斉に受け付けられるリクエストの数の上限を定めるものとしている。この上限は、この後の処理(例えば、リクエストの登録処理、およびメモ付き資料の作成処理等)で必要なメモリ領域まで消費しないようにする。また、会議サーバ20は、上限以上のリクエストを受け付けた場合、上限を超えたリクエストにはレスポンス(応答)として「特定の秒数後に再度リクエストする」という指示を参加者端末10へ送信するものとする。
また、(4)に示すように、会議サーバ20は、少なくともリクエストの受付処理、および、リクエストの登録処理(図11に示す(3))のいずれかの負荷状態に基づいて、メモ付き資料の作成処理についての最大同時処理数(スレッド数)を設定(制御)するものとしている。例えば、最大同時処理数(スレッド数)が「5」と設定された場合、会議サーバ20は、通常は、最大の5つのスレッドにより5つのリクエストについてのメモ付き資料の作成処理について同時に行い、可能な限り高速処理を実現する。ただし、リクエストの受け付け数が上限近くまで達している場合、会議サーバ20は、最大同時処理数を少なく設定することによって全体の負荷のバランスを図る。これによって、会議サーバ20のハードウェアのスペックを上げることなく、現状の処理能力のまま、そのときのリクエストの数の状態に応じて、最大限の能力を発揮することができ、会議サーバ20の過負荷を抑制することができる。
メモ付き資料の作成処理が終了した後、参加者端末10は、そのメモ付き資料を取得する。このとき、メモ付き資料の作成完了のタイミングを参加者端末10側で知りたいケースがあるため、参加者端末10からのポーリング処理等で定期的に確認する方法が考えられるが、当該方法では、参加者端末10の数だけ定期的な通信処理を会議サーバ20が負担するため、参加者端末10の台数が増えるほど、このポーリング処理も会議サーバ20にとって一定の負荷となってしまう。そこで、(5)に示すように、会議サーバ20から参加者端末10へのプッシュ通知により、メモ付き資料の作成完了を通知する仕組みとする。そして、参加者端末10は、このメモ付き資料の作成完了の通知を受けてから、当該メモ付き資料を会議サーバ20からダウンロードする(図11に示す(6))ため、会議サーバ20での負荷を低減することができる。
以上のように、リクエストの受け付け数等に応じて、その先の処理であるメモ付き資料の作成処理の同時処理数(スレッド数)を変動させることによって、会議サーバ20のハードウェアのスペックを上げることなく、多数の参加者端末10が一斉にメモ付き資料の作成要求をリクエストとして会議サーバ20で受け付けた場合でも処理することが可能となる。
(会議システムの処理の詳細)
図12は、実施形態に係る会議システムのメモ付き資料取得方法の選択処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図13は、実施形態に係る会議システムのメモ付き資料作成・取得処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図14は、資料表示画面においてメモを書き込みした例を示す図である。図15は、メモ保存・退出画面の一例を示す図である。図16は、取得方法選択画面の一例を示す図である。図17は、資料選択画面の一例を示す図である。図18〜図21は、状態遷移画面の一例を示す図である。図22は、取得用URL画面の一例を示す図である。図23は、データリスト画面の一例を示す図である。図12〜図23を参照しながら、本実施形態に係る会議システム1の処理の詳細を説明する。
<ステップS11>
参加者端末10を用いて会議に参加している参加者は、入力部409を介して、会議に関するメモを書き込む。以下、書き込んだメモは、参加者の個人的なメモである個人メモを書き込んだものとして説明する。ここで、資料表示画面においてメモ(個人メモ)が書き込まれた例を、図14に示す。参加者端末10のメモデータ管理部403は、書き込まれたメモをメモデータとしてメモデータ記憶部412bに書き込む。
<ステップS12>
図14に示すような資料表示画面において、「退出」ボタンが押下されると、参加者端末10の画面制御部402は、図15に示すようなメモ保存・退出画面を表示部411に表示させる。メモ保存・退出画面において、「退出」ボタンが押下されると、ステップS13へ移行し、「メモ保存」ボタンが押下されると、ステップS14へ移行する。
<ステップS13>
メモ保存・退出画面において、「退出」ボタンが押下されると、メモデータ記憶部412bに記憶されたメモデータに基づくメモ付き資料が作成されることなく退出する。
<ステップS14>
メモ保存・退出画面において、「メモ保存」ボタンが押下されると、参加者端末10の作成要求部404は、会議サーバ20のリクエスト登録DB509cで構成されたキューに登録されているリクエストの数の要求を、通信部408およびネットワーク2を介して、会議サーバ20へ送信する。なお、「メモ保存」ボタンの押下は、会議が終了後であっても、会議中であっても可能であるものとしてもよい。
<ステップS15>
会議サーバ20の作成要求受付部502は、通信部508を介して、参加者端末10からリクエストの数の要求を受信すると、その時点でのキューに登録されているリクエストの数を取得する。そして、作成要求受付部502は、リクエストの数の要求に対する応答に、取得したキューのリクエストの数を含めて、通信部508およびネットワーク2を介して、参加者端末10へ送信する。参加者端末10の作成要求部404は、キューのリクエストの数を含む応答を、通信部408を介して受信する。
<ステップS16>
作成要求部404により上述の応答が受信されると、画面制御部402は、図16に示すような取得方法選択画面を表示部411に表示させる。画面制御部402は、図16の取得方法選択画面に示すように、作成要求部404により受信された応答に含まれるリクエストの数を「待ち人数」(待ち期間の一例)として表示させる。このように、取得方法選択画面でリクエストの数が表示されることによって、メモ付き資料が作成されるまでの時間を予測することが可能となり、メモ付き資料をすぐに取得することが可能か、後で取得する方が適切かの判断をすることが容易になる。
<ステップS17>
参加者は、取得方法選択画面において、メモ付き資料をすぐに取得するか、後で取得するかを選択する。作成要求部404は、参加者によって、メモ付き資料をすぐに取得するための「このまま取得する」ボタンが押下されたか、後で取得するための「後で取得する」ボタンが押下されたかを識別する値を所定の変数(取得変数)にセットする。
ここで、「このまま取得する」とは、作成要求部404により会議サーバ20に対してメモ付き資料の作成の要求をしてから、メモ付き資料が作成完了した時点ですぐに当該メモ付き資料をダウンロードして取得する形態(第1取得形態)を示す。一方、「後で取得する」とは、作成要求部404により会議サーバ20に対してメモ付き資料の作成の要求のみを行い、その後、メモ付き資料が作成されてから任意のタイミングで会議サーバ20へアクセスして当該メモ付き資料をダウンロードして取得する形態(第2取得形態)を示す。
<ステップS18>
参加者によって「このまま取得する」ボタン、または「後で取得する」ボタンが押下された場合、画面制御部402は、図17に示すような資料選択画面を表示部411に表示させる。画面制御部402は、各会議資料のサムネイル画像を取得し、メモデータ記憶部412bから、各会議資料に書き込まれたメモデータの有無を確認し、資料選択画面に、取得したサムネイル画像、および、確認したメモデータの有無を表示させる。ここで、サムネイル画像は、会議情報記憶部412aに記憶された各会議資料のファイルから作成してもよく、または、会議サーバ20等の外部から取得してもよい。また、各会議資料に書き込まれたメモデータの有無については、例えば、メモデータに含まれるストローク情報の資料IDと、会議資料の資料IDとを対比することによって確認することができる。また、画面制御部402は、図17に示すように、資料名、および総ページ数の情報を表示させるものとしてもよい。
参加者は、資料選択画面において、自分が書き込んだメモ(個人メモ)のメモデータとマージさせる会議資料を選択する。資料選択画面において、いずれかの会議資料が選択された状態で「次へ」ボタンが押下されると、ステップS19へ移行する。
<ステップS19>
会議システム1は、資料選択画面で選択された会議資料と、当該会議資料に書き込まれたメモデータとをマージしてメモ付き資料を作成および取得するためのメモ付き資料作成・取得処理を実行する。メモ付き資料作成・取得処理は、図13に示すステップS1901〜S1929の流れで実行される。
<<ステップS1901>>
参加者端末10の作成要求部404は、資料選択画面で選択された会議資料と、当該会議資料に書き込まれたメモデータとをマージしたメモ付き資料の作成要求を、通信部408およびネットワーク2を介して、会議サーバ20へ送信する。当該作成要求には、メモデータを構成する1または複数のストローク情報が含まれる。
<<ステップS1902>>
会議サーバ20の作成要求受付部502は、通信部508を介してメモ付き資料の作成要求を受け付ける(受信する)。この場合、作成要求受付部502は、当該作成要求の受付処理において一斉に受け付けられる作成要求の数を所定の上限値までとする。そして、作成要求受付部502は、受け付けたメモ付き資料の作成要求に含まれるメモデータを一意に識別するメモIDを生成する。
<<ステップS1903>>
作成要求受付部502は、生成したメモIDを、作成要求に対する応答に含めて、通信部508およびネットワーク2を介して、参加者端末10へ送信する。
<<ステップS1904>>
会議サーバ20の登録部510は、作成要求受付部502により受け付けられた作成要求に含まれるメモデータ、および生成したメモID等をリクエストとして、会議資料とマージしてメモ付き資料を作成するためのキュー(待ち行列)に格納(登録)する。具体的には、登録部510は、メモデータ、およびメモIDを含むリクエストとして、リクエスト登録DB509cに構成されたキューに格納(登録)する。
<<ステップS1905>>
会議サーバ20の処理数設定部511は、作成部503による各メモデータに対応するメモ付き資料の作成処理の最大同時処理数(スレッド数)を設定する。具体的には、処理数設定部511は、少なくとも作成要求受付部502による作成要求の受付処理(例えば、受け付けた作成要求の数等)、および、登録部510によるリクエストの登録処理のいずれかの負荷状態に基づいて、最大同時処理数(スレッド数)を設定する。
<<ステップS1906>>
会議サーバ20の作成部503は、キューに格納されたリクエストの順に従って、各リクエストで特定されるメモデータと、会議資料とのマージによりメモ付き資料の作成を開始する。この場合、作成部503は、処理数設定部511により設定された最大同時処理数(スレッド数)によるマルチスレッドにより、メモ付き資料の作成を行う。なお、作成部503は、上述のように、通常、処理数設定部511により設定された最大同時処理数(スレッド数)で処理を行うが、これに限定されるものではなく、設定された最大同時処理数(スレッド数)以下のスレッドで処理を行うものとしてもよい。
上述した参加者端末10における作成要求部404によって取得変数に「このまま取得する」ボタンが押下されたことを識別する値がセットされた場合(第1取得形態が選択された場合)、ステップS1907へ移行し、「後で取得する」ボタンが押下されたことを識別する値がセットされた場合(第2取得形態が選択された場合)、ステップS1919へ移行する。
<<ステップS1907>>
会議サーバ20の状態通知部504は、作成部503によりメモ付き資料の作成の進捗の状態を通知するために状態通知を、通信部508およびネットワーク2を介して、プッシュ通知により参加者端末10へ送信する。状態通知部504によるメモ付き資料の作成の進捗の状態を通知する状態通知の送信は、例えば、所定間隔ごと(例えば、10秒ごと)に行われる。状態通知には、メモ付き資料の作成対象であるメモデータを識別するメモID、作成の状態、およびキューのリクエスト数が含まれる。メモ付き資料の作成対象となるリクエストがキューにおいて待ち状態となっている場合、状態通知部504は、作成の状態を“waiting”(作成開始待ち)にセットして、状態通知を送信する。
<<ステップS1908>>
参加者端末10の画面制御部402は、会議サーバ20から通信部408を介して、作成の状態が“waiting”(作成開始待ち)である状態通知を受信すると、図18に示すような、メモ付き資料の作成が開始待ちの状態である旨、および、「待ち人数」を表示する状態遷移画面を表示部411に表示させる。このように、状態遷移画面でリクエストの数が表示されることによって、メモ付き資料が作成されるまでの時間を予測することが可能となり、ステップS17でメモ付き資料をすぐに取得する第1取得形態を選択したとしても、下記で示すように、メモ付き資料を後で取得する第2取得形態に切り替えるか否かの判断を容易にすることができる。
図18に示すように、状態遷移画面には、「後で取得」ボタンが配置されており、参加者は、この「後で取得」ボタンを押下することによって、上述のステップS17でメモ付き資料の取得方法として第1取得形態を選択していたとしても、後で取得する第2取得形態に切り替えることができる。この「後で取得」ボタンが押下されたときの動作は、ステップS1914で後述する。
<<ステップS1909>>
状態通知部504は、作成部503によりメモ付き資料の作成中の状態になると、作成中の状態であることを示す状態通知を、通信部508およびネットワーク2を介して、プッシュ通知により参加者端末10へ送信する。具体的には、状態通知部504は、作成の状態を“processing”(作成中)にセットして、状態通知を送信する。
<<ステップS1910>>
画面制御部402は、会議サーバ20から通信部408を介して、作成の状態が“processing”(作成中)である状態通知を受信すると、図19に示すような、メモ付き資料が作成中の状態である旨、および、「待ち人数」を表示する状態遷移画面を表示部411に表示させる。ここでは、既に取得対象のメモ付き資料が作成中であるので「待ち人数」は0となっている。
<<ステップS1911>>
作成部503は、メモ付き資料の作成要求であるリクエストで特定されるメモデータと、会議資料とのマージによりメモ付き資料の作成が完了すると、資料記憶部509bに記憶させる。その後、作成部503は、キューにおける次のリクエストの処理へ移る。
<<ステップS1912>>
状態通知部504は、作成部503によるメモ付き資料の作成完了によりダウンロードの準備ができているので、ダウンロード中の状態であることを示す状態通知を、通信部508およびネットワーク2を介して、プッシュ通知により参加者端末10へ送信する。具体的には、状態通知部504は、作成の状態を“downloading”(ダウンロード中)にセットして、状態通知を送信する。
<<ステップS1913>>
画面制御部402は、会議サーバ20から通信部408を介して、作成の状態が“downloading”(ダウンロード中)である状態通知を受信すると、図20に示すような、メモ付き資料がダウンロード中の状態である旨、および、「待ち人数」を表示する状態遷移画面を表示部411に表示させる。ここでは、既に取得対象のメモ付き資料がダウンロード中であるので「待ち人数」は0となっている。
<<ステップS1914>>
参加者が、対象のリクエストに基づいてメモ付き資料の作成が要求されてから、当該メモ付き資料がダウンロードされるまでに、第1取得形態から第2取得形態に切り替えるため、状態遷移画面において、「後で取得」ボタンが押下された場合、ステップS1919へ移行する。この際、作成要求部404は、「後で取得」ボタンが押下されたことを示す(すなわち、第2取得形態が選択されたことを示す)値を上述の取得変数にセットする。なお、メモ付き資料のダウンロード(取得)中に「後で取得」ボタンが押下された場合、参加者端末10の資料取得部405は、ダウンロードを停止し、途中までダウンロードしたメモ付き資料の一部を、そのまま保持しておいてもよく、破棄するものとしてもよい。このように、第1取得形態から第2取得形態に切り替えられた場合、資料取得部405によりダウンロードを停止、すなわち、資料送付部507による送信処理を停止することにより、ネットワーク2におけるトラフィックを軽減し、会議サーバ20による負荷を低減させることができる。また、メモ付き資料のダウンロードが開始された後は、「後で取得」ボタンが押下できないように、当該ボタンを無効状態にするものとしてもよい。
<<ステップS1915>>
会議サーバ20の資料送付部507は、作成部503によりメモ付き資料の作成が完了すると、当該メモ付き資料を、通信部508およびネットワーク2を介して、参加者端末10へ送付(送信)する。
<<ステップS1916>>
状態通知部504は、資料送付部507によりメモ付き資料のダウンロード(送付)が完了の状態になると、ダウンロード完了の状態であることを示す状態通知を、通信部508およびネットワーク2を介して、プッシュ通知により参加者端末10へ送信する。具体的には、状態通知部504は、作成の状態を“complete”(ダウンロード完了)にセットして、状態通知を送信する。また、状態通知部504は、作成の状態が“complete”(ダウンロード完了)である状態通知を送信した後は、当該状態通知の送信(作成の状態の通知)を停止する。
<<ステップS1917>>
画面制御部402は、会議サーバ20から通信部408を介して、作成の状態が“complete”(ダウンロード完了)である状態通知を受信すると、図21に示すような、メモ付き資料がダウンロード完了の状態である旨、および、「待ち人数」を表示する状態遷移画面を表示部411に表示させる。ここでは、既に取得対象のメモ付き資料がダウンロード完了の状態であるので「待ち人数」は0となっている。
<<ステップS1918>>
画面制御部402は、ダウンロード完了の状態を示す状態遷移画面において、参加者により「閉じる」ボタンが押下されると、再び、図17に示すような資料選択画面を表示部411に表示させる。
<<ステップS1919>>
参加者によりメモ付き資料の取得の形態として第2取得形態(「後で取得する」)が選択されている場合、参加者端末10の資料取得部405は、会議サーバ20におけるメモ付き資料の作成処理の状態(進捗)の通知を停止させるために、メモデータを識別するメモIDを含めた状態通知停止要求を、通信部408およびネットワーク2を介して、会議サーバ20へ送信する。
<<ステップS1920>>
状態通知部504は、参加者端末10から通信部508を介して、メモデータを識別するメモIDを含む状態通知停止要求を受信すると、キューに格納されているリクエストのうち、当該メモIDで識別されるリクエストについての状態通知の送信を停止する。
<<ステップS1921>>
会議サーバ20のURL通知部505は、メモ付き資料の作成要求を行った参加者端末10に対して、作成部503により作成されたメモ付き資料をダウンロードするためのアクセス先を示すURLを、参加者端末10へ通知する。ここで、URL通知部505は、参加者端末10からメモIDが受信されていれば、メモ付き資料をダウンロードするためのアクセス先を、当該メモIDを含むURLとして予め定義することができるので、メモ付き資料の作成完了前であっても、当該URLを通知する。
<<ステップS1922>>
画面制御部402は、会議サーバ20から通信部408を介して、メモ付き資料をダウンロードするためのアクセス先を示すURLを受信すると、図22に示すような当該URLを表示する取得用URL画面を表示部411に表示させる。参加者は、取得用URL画面で通知されたURLを控えておく。
<<ステップS1923、S1924>>
参加者は、任意のタイミングで、Webブラウザ等によりステップS1922で控えておいたURLにアクセスする。
<<ステップS1925>>
会議サーバ20の資料送付部507は、参加者端末10から、URL通知部505により通知されたURLへのアクセスを受けると、既に作成されてダウンロードが可能なメモ付き資料のリスト(ダウンロード可能データリスト)を、通信部508およびネットワーク2を介して、参加者端末10へ送信する。
<<ステップS1926>>
画面制御部402は、会議サーバ20から通信部408を介して、ダウンロード可能データリストを受信すると、図23に示すような当該ダウンロード可能データリストの内容を表示するデータリスト画面を表示部411に表示させる。
<<ステップS1927>>
参加者は、図23に示すデータリスト画面で、「ダウンロード」ボタンを押下する。そうすると、参加者端末10の資料取得部405は、取得を要求するメモ付き資料にマージされたメモデータを識別するメモIDを含むメモ付き資料要求を、通信部408およびネットワーク2を介して、会議サーバ20へ送信する。
<<ステップS1928>>
資料送付部507は、参加者端末10から、通信部508を介してメモ付き資料要求を受信すると、当該メモ付き資料要求で特定されるメモ付き資料を、資料記憶部509bから抽出する。
<<ステップS1929>>
資料送付部507は、抽出したメモ付き資料を、通信部508およびネットワーク2を介して、参加者端末10へ送付(送信)する。そして、資料取得部405は、会議サーバ20から、通信部508を介して、要求したメモ付き資料を取得(受信)する。
以上のように、本実施形態に係る会議システム1では、少なくともリクエストの受付処理、および、リクエストの登録処理のいずれかの負荷状態に基づいて、メモ付き資料の作成処理についての最大同時処理数(スレッド数)を設定するものとしている。これによって、会議サーバ20のハードウェアのスペックを上げることなく、現状の処理能力のまま、そのときのリクエストの数の状態に応じて、最大限の能力を発揮することができ、会議サーバ20の過負荷を抑制することができる。
また、会議サーバ20におけるリクエストの受付処理で一斉に受け付けられるリクエストの数の上限を定めるものとしている。これによって、この後の処理(例えば、リクエストの登録処理、およびメモ付き資料の作成処理等)で必要なメモリ領域まで消費しないようにすることができる。
また、会議サーバ20から参加者端末10へのプッシュ通知により、メモ付き資料の作成完了を含むメモ付き資料の作成の状態について通知するものとしている。したがって、会議サーバ20に対して、各参加者端末10とのポーリング処理等のような負担を課さないため、会議サーバ20での負荷を低減することができる。また、参加者端末10は、プッシュ通知に基づくメモ付き資料の作成完了の通知を受けてから、当該メモ付き資料を会議サーバ20からダウンロードするため、会議サーバ20での負荷を低減することができる。
なお、第1取得形態が選択された後、第2取得形態に切り替える方法として、図13では画面制御部402により表示された状態遷移画面に配置された「後で取得」ボタンを押下することによって切り替えるものとしているが、これに限定されるものではない。例えば、状態遷移画面以外の画面であって、第2取得形態に切り替えるための操作画面において、第2取得形態に切り替えるものとしてもよく、または、画面上での操作によるものではなく、入力部409に対する所定のコマンド操作により第2取得形態に切り替わるものとしてもよい。
また、図16に示す取得方法選択画面、および、図18〜図21に示す状態遷移画面においてリクエストの数を「待ち人数」として表示されているが、これに限定されるものではない。例えば、画面制御部402は、リクエストの数に基づいて予測される「待ち時間」(待ち期間の一例)を各画面において表示させるものとしてもよい。
また、図12および図13のシーケンス図では、参加者によって書き込まれたメモが個人メモであるものとし、会議資料にマージされるメモが個人メモであるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、共有メモをマージの対象としてもよい。例えば、図17に示す資料選択画面において、メモ付き資料を作成する会議資料を選択することのほか、当該会議資料にマージさせるメモとして個人メモ、共有メモ、または個人メモおよび共有メモの双方を選択可能としてもよい。
また、「後で取得する」とは、上述のように、作成要求部404により会議サーバ20に対してメモ付き資料の作成の要求のみを行い、その後、メモ付き資料が作成されてから任意のタイミングで会議サーバ20へアクセスして当該メモ付き資料をダウンロードして取得する形態(第2取得形態)としているが、例えば、当該要求後、予め設定してある日時となった場合にダウンロードが開始されるように、当該日時の設定ができるような取得形態であってもよい。
また、上述の実施形態において、会議サーバ20および参加者端末10の各機能部の少なくともいずれかがプログラムの実行によって実現される場合、そのプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。また、上述の実施形態に係る会議サーバ20および参加者端末10で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(Compact Disk−Recordable)、またはDVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶して提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態の会議サーバ20および参加者端末10で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態の会議サーバ20および参加者端末10で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、上述の実施形態の会議サーバ20および参加者端末10で実行されるプログラムは、上述した各機能部のうち少なくともいずれかを含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU301、201が上述の記憶装置(例えば、補助記憶装置304、記憶装置203)からプログラムを読み出して実行することにより、上述の各機能部が主記憶装置(例えば、RAM303、メモリ202)上にロードされて生成されるようになっている。
1 会議システム
2 ネットワーク
10、10a〜10f 参加者端末
20 会議サーバ
201 CPU
202 メモリ
203 記憶装置
204 タッチパネルディスプレイ
206 マイク
207 スピーカ
208 操作部
209 無線通信部
215 バス
251 ペン
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 補助記憶装置
305 メディア
306 メディアドライブ
307 操作装置
308 ネットワークI/F
309 ディスプレイ
310 DVD
311 DVDドライブ
312 バス
401 会議処理部
402 画面制御部
403 メモデータ管理部
404 作成要求部
405 資料取得部
408 通信部
409 入力部
410 表示制御部
411 表示部
412 記憶部
412a 会議情報記憶部
412b メモデータ記憶部
501 会議制御部
502 作成要求受付部
503 作成部
504 状態通知部
505 URL通知部
507 資料送付部
508 通信部
509 記憶部
509a 会議情報記憶部
509b 資料記憶部
509c リクエスト登録DB
510 登録部
511 処理数設定部
601 キュー
602 リクエスト
特開平9−106381号公報

Claims (11)

  1. 会議端末において追加されたメモデータ、および該メモデータについてメモ付きデータの作成要求を受け付ける受付部と、
    少なくとも前記受付部により受け付けられた前記作成要求の数に基づいて、会議使用データと前記メモデータとに基づいて前記メモ付きデータを作成する処理についての最大同時処理数を設定する設定部と、
    前記設定部により設定された前記最大同時処理数以下のスレッドにより、前記会議使用データと前記メモデータとに基づいて前記メモ付きデータを作成する作成部と、
    を備えた会議装置。
  2. 少なくとも前記受付部により受け付けられた前記メモデータをリクエストとしてキューに登録する登録部を、さらに備え、
    前記設定部は、少なくとも、前記受付部により受け付けられた前記作成要求の数、および、前記登録部による登録処理の状態のいずれかに基づいて、前記最大同時処理数を設定する請求項1に記載の会議装置。
  3. 前記受付部は、一斉に受け付ける前記作成要求の数を所定の上限値までとする請求項1または2に記載の会議装置。
  4. 前記会議端末から前記メモ付きデータの作成要求を受けてから、前記メモ付きデータの作成が完了した時点で前記会議端末により前記メモ付きデータがダウンロードされる第1取得形態、および、前記会議端末から前記作成要求を行い、前記メモ付きデータが作成されてから任意のタイミングで前記会議端末により前記メモ付きデータがダウンロードされる第2取得形態のうち、前記会議端末で選択された形態に基づいて前記メモ付きデータを前記会議端末へ送付する送付部と、
    前記会議端末によって前記第1取得形態が選択された場合、前記作成部による前記メモ付きデータの作成の状態を、該会議端末へプッシュ通知により通知する第1通知部と、
    をさらに備えた請求項1〜3のいずれか一項に記載の会議装置。
  5. 前記会議端末によって前記第2取得形態が選択された場合、前記作成部により作成される前記メモ付きデータがダウンロードされるためのアクセス先を、該会議端末に通知する第2通知部を、さらに備えた請求項4に記載の会議装置。
  6. 前記会議端末で表示させるために、前記登録部により前記キューに登録された前記リクエストの数に基づいて、前記メモ付きデータに対応する前記作成要求に対する処理が行われるまでの待ち期間を通知する第3通知部を、さらに備えた請求項2に記載の会議装置。
  7. 前記作成部は、前記会議端末において、前記メモデータとして、該会議端末を利用する参加者が個人として利用するための個人メモのデータ、および、すべての会議端末に反映して表示されるために追加された共有メモのデータのうちから選択された少なくともいずれかの前記メモデータと、前記会議使用データとに基づいて前記メモ付きデータを作成する請求項1〜6のいずれか一項に記載の会議装置。
  8. 会議端末において追加されたメモデータ、および該メモデータについてメモ付きデータの作成要求を受け付ける受付部と、
    少なくとも前記受付部により受け付けられた前記作成要求の数に基づいて、会議使用データと前記メモデータとに基づいて前記メモ付きデータを作成する処理についての最大同時処理数を設定する設定部と、
    前記設定部により設定された前記最大同時処理数以下のスレッドにより、前記会議使用データと前記メモデータとに基づいて前記メモ付きデータを作成する作成部と、
    を有する会議システム。
  9. 前記会議端末を含み、
    前記会議端末は、前記メモ付きデータを受信する受信部を備えた請求項8に記載の会議システム。
  10. 会議端末において追加されたメモデータ、および該メモデータについてメモ付きデータの作成要求を受け付ける受付ステップと、
    少なくとも受け付けた前記作成要求の数に基づいて、会議使用データと前記メモデータとに基づいて前記メモ付きデータを作成する処理についての最大同時処理数を設定する設定ステップと、
    設定した前記最大同時処理数以下のスレッドにより、前記会議使用データと前記メモデータとに基づいて前記メモ付きデータを作成する作成ステップと、
    を有する情報処理方法。
  11. コンピュータに、
    会議端末において追加されたメモデータ、および該メモデータについてメモ付きデータの作成要求を受け付ける受付ステップと、
    少なくとも受け付けた前記作成要求の数に基づいて、会議使用データと前記メモデータとに基づいて前記メモ付きデータを作成する処理についての最大同時処理数を設定する設定ステップと、
    設定した前記最大同時処理数以下のスレッドにより、前記会議使用データと前記メモデータとに基づいて前記メモ付きデータを作成する作成ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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