JP2019178530A - 網戸 - Google Patents

網戸 Download PDF

Info

Publication number
JP2019178530A
JP2019178530A JP2018067672A JP2018067672A JP2019178530A JP 2019178530 A JP2019178530 A JP 2019178530A JP 2018067672 A JP2018067672 A JP 2018067672A JP 2018067672 A JP2018067672 A JP 2018067672A JP 2019178530 A JP2019178530 A JP 2019178530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen door
locking groove
collar
heel
peripheral side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018067672A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7097731B2 (ja
Inventor
圭司 安井
Keiji Yasui
圭司 安井
哲玄 千野
Tetsuhiro Chino
哲玄 千野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lixil Corp
Original Assignee
Lixil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lixil Corp filed Critical Lixil Corp
Priority to JP2018067672A priority Critical patent/JP7097731B2/ja
Publication of JP2019178530A publication Critical patent/JP2019178530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7097731B2 publication Critical patent/JP7097731B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Abstract

【課題】施工性良く、網状体を張ることができる網戸を提供する。【解決手段】網戸3は、四方枠状に形成された框体と、框体内に張設された網状体80と、を備えた網戸であって、框体は、係止溝43gが形成された第一框部40と、第一框部40の屋内外方向の一方側に、第一框部40との間に空間Sを形成するように対向配置された第二框部50と、係止溝43gに配置された網状体80を係止溝43g内に押さえ付ける押さえ部60と、を有し、空間Sには、網状体80の端部80eが配置可能とされていることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、網戸に関するものである。
従来から、網戸の網状体(網)の端部は、框体に形成された溝内に挿入され、ゴム等の材料で形成された押さえ部材で溝の壁部に押さえ付けられて、框体に固定されている(例えば、下記の特許文献1参照)。
実開昭55−150号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載されたような網状体の框体への固定方法では、網状体を張り替える際には、網状体の長さが長すぎると網状体の端部が框体の溝内で納まりきらずはみ出てしまう。または、網状体を取り付けた後にははみ出した部分を切り取る必要があるため、加工手間が生じ、施工性が悪いという問題点がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、施工性良く、網状体を張ることができる網戸を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る網戸は、四方枠状に形成された框体と、該框体内に張設された網状体と、を備えた網戸であって、前記框体は、係止溝が形成された第一框部と、該第一框部の屋内外方向の一方側に、前記第一框部との間に空間を形成するように対向配置された第二框部と、前記係止溝に配置された前記網状体を前記係止溝内に押さえ付ける押さえ部と、を有し、前記空間には、前記網状体の端部が配置可能とされていることを特徴とする。
このように構成された網戸では、網状体は、押さえ部により第一框部の係止溝内に押さえ付けられる。第一框部と第二框部とにより形成される屋外側方向の空間には、網状体の端部が配置可能とされている。よって、網状体の余剰部分を第一框部と第二框部との間の空間に配置できるため、網状体を張設される正確な大きさに切断する必要がなく、施工性を良好とすることができる。
また、本発明に係る網戸では、前記空間は、前記係止溝よりも前記框体の外周側に形成されていることが好ましい。
このように構成された網戸では、空間は係止溝よりも框体の外周側に形成されている。よって、網状体の余剰部分を折り返したりすることなく、第一框部と第二框部との間の空間に配置することができるため、施工がしやすい。
また、本発明に係る網戸では、前記第二框部は、前記第一框部の内周側と外周側とを結ぶ框幅方向の略全長にわたって配置されていてもよい。
このように構成された網戸では、第二框部は第一框部の框幅方向の略全長にわたって配置されている。よって、屋内外方向の一方側から見ると、第一框部は第二框部で隠れているため、第一框部と第二框部との境界部分等が目立たず、デザイン性が良い。
また、本発明に係る網戸は、前記係止溝の開口側に配置され、前記押さえ部を前記係止溝内に位置決めする位置決め部を備えていてもよい。
このように構成された網戸では、係止溝の開口側には押さえ部を係止溝内に位置決めする位置決め部が配置されているため、網状体を押さえ付ける押さえ部の位置決めができ、作業性が良い。
また、本発明に係る網戸では、前記位置決め部は、前記空間内に配置されていてもよい。
このように構成された網戸では、位置決め部は第一框部と第二框部との間の空間内に配置されているため、位置決め部の露出が抑制され、デザイン性が良い。
また、本発明に係る網戸では、前記位置決め部は、前記第一框部に係止されていてもよい。
このように構成された網戸では、位置決め部は第一框部に係止されているため、位置決め部の脱落が抑制される。
また、本発明に係る網戸では、前記第二框部は、外周側の端部が前記第一框部に係止されるとともに、内周側の端部が前記位置決め部に係止されていてもよい。
このように構成された網戸では、第二框部の外周側の端部は第一框部に係止されるとともに、第二框部の内周側の端部は位置決め部に係止されている。よって、第二框部が第一框部または位置決め部から外れることが確実に抑制される。
本発明に係る網戸によれば、施工性良く、網状体を張ることができる。
本発明の一実施形態に係る網戸を備えた引き戸の縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る網戸を備えた引き戸の横断面図である。 本発明の一実施形態に係る網戸を屋外側から見た正面図である。 本発明の一実施形態に係る網戸の構成を示す図である。 図1のA部拡大図である。
以下、本発明の一実施形態による網戸を備えた建築物の開口部に設けられる建具の一例として引き戸(片引戸)について、図1から図5に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る網戸を備えた引き戸の縦断面図である。図2は、本発明の一実施形態に係る網戸を備えた引き戸の横断面図である。
図1及び図2に示すように、引き戸100は、建築物の壁部の開口部Wに設けられ枠体1と、枠体1内に設けられた障子2及び網戸3と、を備えている。
なお、以下の説明において、屋外側と屋内側とを結ぶ方向を屋内外方向と称する。また、開口部Wが壁部を貫通する方向(壁部に対向する方向)から見た際の左側と右側を結ぶ水平方向を左右方向と称する。
枠体1は、上下方向に延在する上枠11及び下枠12と、上枠11の両端部と下枠12の両端部とをそれぞれ連結し上下方向に延在する縦枠13と、上枠11の左右方向の中間部と下枠12の左右方向の中間部とを連結する方立14と、を有している。方立14は、建築物の壁部等に固定されている。
障子2は、枠体1に左右方向にスライド可能に設けられている。障子2は、四方枠状に形成された障子框体20と、障子框体20内に納められたガラス29と、を有している。
障子框体20は、左右方向に延在する障子上框21及び障子下框22と、障子上框21の両端部と障子下框22の両端部とをそれぞれ連結し上下方向に延在する障子縦框23と、を有している。本実施形態では、枠体1及び障子框体20は、屋外側が例えばアルミ合金等の金属材料の押出材で形成され、屋内側が樹脂材料で形成されたアルミ樹脂複合サッシである。なお、枠体1及び障子框体20は、金属材料のみで形成されていてもよい。下框には、下枠12に沿って左右方向に走行可能な戸車(不図示)が設けられている。
各障子2框には、それぞれ断面略コの字状のガラス保持溝28が形成されている。ガラス29の周端部は、ガラス保持溝28内に嵌め込まれている。
図2に示すように、網戸3は、枠体1に左右方向にスライド可能に設けられている。
図3は、網戸3を屋外側から見た正面図である。
図3に示すように、網戸3は、四方枠状に形成された網戸框体(框体)30と、網戸框体30内に張設された網状体80と、を有している。
網戸框体30は、左右方向に延在する網戸上框31A及び網戸下框31Bと、網戸上框31Aの両端部と網戸下框31Bの両端部とをそれぞれ連結し上下方向に延在する網戸縦框31Cと、を有している。網戸上框31A、網戸下框31B及び網戸縦框31Cでは、屋内外方向に沿う断面は同一形状をなしている。以下の説明において、網戸上框31A、網戸下框31B及び網戸縦框31Cのそれぞれを、単に網戸框31と称することがある。
なお、以下の説明において、四方枠状に形成された網戸框体30の外周側を単に外周側と称し、外周側と反対側の内周側(網状体80側)を単に内周側と称する。また、外周側と内周側とを結ぶ方向を、框幅方向と称する。
図4は、網戸3の構成を示す図である。図5は、図1のA部拡大図である。
図4及び図5に示すように、網戸框31は、框本体(第一框部)40と、框カバー(第二框部)50と、網押し棒(押さえ部)60と、クリップ材(位置決め部)70と、を有している。框本体40、框カバー50及び網押し棒60は、網戸框31の長手方向に沿って延在している。クリップ材70は、網戸框31の長手方向に間隔を有して複数設けられている(図1参照)。
框本体40は、屋内側板部41と、内周壁部42と、溝形成壁部43と、屋外側板部44と、を有している。
屋内側板部41は、板状に形成されている。屋内側板部41は、板厚方向を屋内側方向に向けて配置されている。
内周壁部42は、屋内側板部41の内周側の端部から屋外側に向けて延びている。溝形成壁部43は、屋内側板部41の内周側の端部よりも外周側の部分から屋外側に向けて延びている。
内周壁部42、屋内側板部41及び溝形成壁部43により、屋内側に凹む棒係止溝(係止溝)43gが形成されている。
内周壁部42には、外周側(溝形成壁部43側)に向かって突出する突起42a,42bが複数設けられている。突起42aは、突起42bよりも屋外側に配置されている。突起42aは、棒係止溝43gの開口側に設けられている。
溝形成壁部43には、内周側(内周壁部42側)に向かって突出する複数の突起43aが設けられている。
屋外側板部44は、溝形成壁部43の屋外側の端部から外周側に延びている。屋外側板部44は、板状に形成されている。屋外側板部44は、板厚方向を屋内側方向に向けて配置されている。
屋外側板部44には、屋内側に向かって延びる屈曲壁部45が上下方向に離間して一対設けられている。一対の屈曲壁部45の屋内側の端部どうしは、連結壁部46で連結されている。一対の屈曲壁部45及び連結壁部46により、屋内側に凹むクリップ溝46gが形成されている。
屋外側板部44には、クリップ溝46gに連通するように、屋内外方向に貫通するスリット44sが形成されている。スリット44sの框幅方向の長さは、クリップ溝46gの框幅方向の長さよりも短い。
屋外側板部44の外周側の端部には、屋内側に向かって延びるカバー係止片47が設けられている。
屋内側板部41と屋外側板部44とは、外周側と内周側との中間で、連結板部48で連結されている。屋内側板部41の外周側、屋外側板部44の外周側及び連結板部48で囲まれた空間内には、下枠12上を走行可能な戸車49(図5参照)が設けられてい。
框カバー50は、カバー板部51と、内周壁部52と、外周壁部53と、を有している。
カバー板部51は、板状に形成されている。カバー板部51は、板厚方向を屋内側方向に向けて配置されている。
カバー板部51は、框本体40の屋外側板部44よりも屋外側に離間して配置されている。カバー板部51と屋外側板部44との間には、余剰空間(空間)Sが形成されている。余剰空間Sは、框本体40の棒係止溝43gよりも外周側に形成されている。
カバー板部51の内周側の端部は、框本体40の内周側の端部と同一平面上(框幅方向の同一位置)に配置されている。カバー板部51の外周側の端部は、框本体40の外周側の端部と同一平面上(框幅方向の同一位置)に配置されている。換言すると、カバー板部51は、框本体40の框幅方向の略全長にわたって配置されている。カバー板部51には、屋内側に向かって突出する支持片51aが設けられている。
内周壁部52は、カバー板部51の内周側の端部から屋内側に向けて延びている。内周壁部52には、外周側に向かって延出するクリップ係止壁部52a及び端部壁部52bが設けられている。端部壁部52bは、クリップ係止壁部52aよりも屋内側に配置されている。端部壁部52bは、框本体40の突起42aよりも屋外側に対向配置されている。
外周壁部53は、カバー板部51の外周側の端部から屋内側に向けて延びている。外周壁部53の屋内側の端部には、内周側に向かって延出する框本体係止片53aが設けられている。
框本体係止片53aは、框本体40のカバー係止片47の屋内側に配置され、カバー係止片47に係止されている。
隣接する網戸框31どうしにおいて、框カバー50のカバー板部51は左右方向及び上下方向に沿う同一平面上に配置されている。
網押し棒60は、屋内外方向に沿う断面が環状をなしている。網押し棒60は、合成ゴム等の材料で形成されている。網押し棒60は、框本体40の棒係止溝43g内に配置されている。
網状体80の端部80eは、框本体40の内周壁部42の突起42aと、框カバー50の内周壁部52の端部壁部52bとの間から、余剰空間S内に挿入されている。網状体80は、網押し棒60と棒係止溝43gの内周面との間に配置されている。網状体80は、網押し棒60により棒係止溝43gの底部側(屋内側板部41側)に押圧されている。また、網状体80は、框本体40の突起42a,42b,43aと網押し棒60との間に挟み込まれている。
網状体80の余剰部分80aは、棒係止溝43gから出て、框本体40の屋外側板部44の屋外側を向く面に沿って配置されている。
クリップ材70は、基部71と、傾斜部72と、框本体係止部73と、延出部74と、位置決め片75と、を有している。クリップ材70は、框本体40と框カバー50との間に形成された余剰空間S内に配置されている。
基部71は、框幅方向に沿って配置されている。基部71の屋外側を向く面は、框カバー50の支持片51aに支持されている。
傾斜部72は、基部71の外周側の端部から、屋内側に向かうにしたがって次第に外周側に向かうように形成されている。傾斜部72の外周側の端部は、框本体40のスリット44sに挿入されている。
框本体係止部73は、傾斜部72の外周側の端部から、框幅方向の両側に延びるように形成されている。框本体係止部73は、板状に形成されている。框本体係止部73は、板厚方向を屋内外方向に向けて配置されている。框本体係止部73は、板厚方向に弾性変形可能とされている。
框本体係止部73は、框本体40のクリップ溝46g内に係止されている。框本体係止部73の框幅方向の長さは、クリップ溝46gの框幅方向の長さと略同一か僅かに短い。これにより、框本体係止部73がクリップ溝46g内での移動が規制されるため、クリップ材70が屋外側に傾倒することが抑制されている。
基部71の内周側の端部には、内周側に向かうにしたがって次第に屋外側に延びる傾斜片部71aが設けられている。
延出部74は、傾斜片部71aの内周側の端部から、内周側に向かって延びている。延出部74の内周側の端部は、框カバー50のカバー板部51とクリップ係止壁部52aとの間に挟み込まれている。換言すると、框カバー50は、クリップ材70に係止されている。クリップ材70では、框本体係止部73が框本体40のクリップ溝46g内に係止されて、屋外側の傾倒が抑制されている。よって、框カバー50が屋外側に傾倒しようとしても、屋外側に傾倒不能なクリップ材70を框カバー50のカバー板部51とクリップ係止壁部52aとで屋内側方向に挟み込んでいるため、框カバー50が屋外側に傾倒することが抑制される。
基部71の内周側の端部には、内周側に向かうにしたがって次第に屋内側に延びる傾斜枝部71bが設けられている。
位置決め片75は、傾斜枝部71bの内周側の端部に設けられている。位置決め片75は、框本体40の棒係止溝43gの開口に沿うとともに、框本体40の棒係止溝43g内に配置された網押し棒60に沿って配置されている。位置決め片75は、網押し棒60を棒係止溝43g内に位置決めしている。
次に、上記の網状体80を網戸框体30に張設する方法について説明する。
まず、四方枠状に形成された網戸框体30を、床面等の作業面上に設置する。網状体80を切断する。この際に、網状体80を網戸框体30上に配置して、網状体80の端部80eが棒係止溝43gよりも外周側に配置される大きさに切断すればよい。
次に、網押し棒60で網状体80を框本体40の棒係止溝43gの底部側に押圧するように、網押し棒60を棒係止溝43g内に押し込んでいく。網状体80の余剰部分80aは、框本体40の屋外側板部44における屋外側を向く面に沿って配置しておく。
次に、クリップ材70の框本体係止部73を、框本体40のスリット44sから挿入して、クリップ溝46g内に係止させる。この際、クリップ材70の框本体係止部73は、弾性変形して、クリップ溝46g内に挿入される。ここで、クリップ材70の位置決め片75を、框本体40の棒係止溝43gの開口側に配置して、網押し棒60を棒係止溝43g内に位置決めするようにする。これにより、他の網戸框31において網押し棒60の押し込み作業をしている際等に、当該網戸框31に網状体80からの張力が作用して、当該網戸框31において網押し棒60が棒係止溝43gから脱落することが抑制される。
次に、框カバー50を框本体40の長手方向の端部から、長手方向に沿ってスライドさせる。この際に、框本体40のカバー係止片47に、框カバー50の框本体係止片53aを係止させる。
框カバー50をスライドさせる際に、クリップ材70が配置される箇所では、クリップ材70の延出部74を、框カバー50のカバー板部51とクリップ係止壁部52aとの間に配置する。所定の位置まで框カバー50をスライドさせると、作業が完了する。
このように構成された引き戸100では、網状体80は、網押し棒60により棒係止溝43g内に押さえ付けられる。框本体40と框カバー50とにより形成される余剰空間Sには、網状体80の余剰部分80aが配置可能とされている。よって、網状体80の余剰部分80aを框本体40と框カバー50との間の余剰空間Sに配置できるため、網状体80を張設される正確な大きさに切断する必要がなく、施工性を良好とすることができる。
また、余剰空間Sは棒係止溝43gよりも網戸框体30の外周側に形成されている。よって、網状体80の余剰部分80aを折り返したりすることなく、余剰空間Sに配置することができるため、施工がしやすい。
また、框カバー50は框本体40の框幅方向の略全長にわたって配置されている。よって、屋外側から見ると、框本体40は框カバー50で隠れているため、框本体40と框カバー50との境界部分等が目立たず、デザイン性が良い。
また、棒係止溝43gの開口側には網押し棒60を棒係止溝43g内に位置決めするクリップ材70が配置されているため、網状体80を押さえ付ける網押し棒60の位置決めができ、作業性が良い。
また、クリップ材70は余剰空間S内に配置されている。よって、屋外側から見るとクリップ材70は框カバー50で隠れ、屋内側から見るとクリップ材70は框本体40で隠れているため、クリップ材70の露出が抑制され、デザイン性が良い。
また、クリップ材70は框本体40に係止されているため、クリップ材70の脱落が抑制される。
また、框カバー50の外周側の端部である框本体係止部73は、框本体40のクリップ溝46g内に係止されている。また、框カバー50の内周側の端部である延出部74は、框カバー50のカバー板部51とクリップ係止壁部52aとの間に挟み込まれている。また、クリップ材70の框本体係止部73は、框本体40のクリップ溝46g内に係止されている。よって、框カバー50が框本体40から外れることが確実に抑制される。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、網戸3が設置される建具として、1枚の障子2がスライド可能に設けられた引き戸100を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られず、複数枚の障子がスライド可能に設けられた引き違い戸等の各種建具に適用可能である。
また、上記に示す実施形態では、框カバー50は框本体40よりも屋外側に配置されているが、本発明にこれに限られず、係止溝が形成された第一框部が第二框部よりも屋内側に配置されていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、余剰空間Sは棒係止溝43gよりも網戸框体30の外周側に形成されているが、本発明はこれに限られず、第一框部と第二框部との間に形成される空間が係止溝よりも框体の内周側等に形成されていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、框カバー50は框本体40の框幅方向の略全長にわたって対向配置されているが、本発明はこれに限られない。第二框部は、第一框部の框幅方向の一部にのみ対向配置されていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、クリップ材70が設けられているが、本発明はこれに限られず、位置決め部が設けられていなくてもよい。
また、上記に示す実施形態では、クリップ材70は、框本体40及び框カバー50と別体で設けられているが、本発明はこれに限られない。位置決め部が、第一框部及び第二框部のいずれか一方と一体として形成されていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、クリップ材70は、余剰空間S内に配置されているが、本発明はこれに限られず、位置決め部が空間内に納められていなくてもよい。
また、上記に示す実施形態では、網状体80の余剰部分80aは、框本体40の屋外側板部44の屋外側を向く面に沿って面状に配置されているが、本発明はこれに限られない。網状体80の余剰部分80aの長さが長い場合には、網状体80の余剰部分80aは余剰空間S内で内周側に折り返されていてもよい。
1…枠体
2…障子
3…網戸
11…上枠
12…下枠
13…縦枠
14…方立
20…障子框体
21…障子上框
22…障子下框
23…障子縦框
29…ガラス
30…網戸框体(框体)
31…網戸框
31A…網戸上框
31B…網戸下框
31C…網戸縦框
40…框本体(第一框部)
43g…棒係止溝(係止溝)
50…框カバー(第二框部)
60…網押し棒(押さえ部)
70…クリップ材(位置決め部)
80…網状体
80a…余剰部分
100…引き戸
S…余剰空間(空間)

Claims (7)

  1. 四方枠状に形成された框体と、該框体内に張設された網状体と、を備えた網戸であって、
    前記框体は、
    係止溝が形成された第一框部と、
    該第一框部の屋内外方向の一方側に、前記第一框部との間に空間を形成するように対向配置された第二框部と、
    前記係止溝に配置された前記網状体を前記係止溝内に押さえ付ける押さえ部と、を有し、
    前記空間には、前記網状体の端部が配置可能とされていることを特徴とする網戸。
  2. 前記空間は、前記係止溝よりも前記框体の外周側に形成されている請求項1に記載の網戸。
  3. 前記第二框部は、前記第一框部の内周側と外周側とを結ぶ框幅方向の略全長にわたって配置されている請求項1または2に記載の網戸。
  4. 前記係止溝の開口側に配置され、前記押さえ部を前記係止溝内に位置決めする位置決め部を備える請求項1から3のいずれか一項に記載の網戸。
  5. 前記位置決め部は、前記空間内に配置されている請求項4に記載の網戸。
  6. 前記位置決め部は、前記第一框部に係止されている請求項4または5に記載の網戸。
  7. 前記第二框部は、外周側の端部が前記第一框部に係止されるとともに、内周側の端部が前記位置決め部に係止されている請求項4から6のいずれか一項に記載の網戸。
JP2018067672A 2018-03-30 2018-03-30 網戸 Active JP7097731B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018067672A JP7097731B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 網戸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018067672A JP7097731B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 網戸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019178530A true JP2019178530A (ja) 2019-10-17
JP7097731B2 JP7097731B2 (ja) 2022-07-08

Family

ID=68277991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018067672A Active JP7097731B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 網戸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7097731B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4871639U (ja) * 1971-12-10 1973-09-08
JPS61133690U (ja) * 1985-02-09 1986-08-20
JP2004156251A (ja) * 2002-11-05 2004-06-03 Kansai Light Metal:Kk 網戸構造
JP2007009426A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Tostem Corp 連通口を有する網戸
JP2008045379A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Tokyo Blinds Kogyo Kk 建物資材の保持構造
US20080136079A1 (en) * 2003-10-16 2008-06-12 Creare.Org S.R.L. Elongated element for the frame of a panel system comprising a flexible sheet material
KR20150079136A (ko) * 2013-12-31 2015-07-08 (주) 텍스토머 방범과 추락방지를 위한 섬유 방충망 고정장치
KR101690985B1 (ko) * 2016-06-07 2016-12-29 해피창 주식회사 추락방지 기능을 갖는 안전 방충 프레임

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4871639B2 (ja) 2006-05-15 2012-02-08 有限会社ナンカイ ラッチ装置、及び消火器格納箱

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4871639U (ja) * 1971-12-10 1973-09-08
JPS61133690U (ja) * 1985-02-09 1986-08-20
JP2004156251A (ja) * 2002-11-05 2004-06-03 Kansai Light Metal:Kk 網戸構造
US20080136079A1 (en) * 2003-10-16 2008-06-12 Creare.Org S.R.L. Elongated element for the frame of a panel system comprising a flexible sheet material
JP2007009426A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Tostem Corp 連通口を有する網戸
JP2008045379A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Tokyo Blinds Kogyo Kk 建物資材の保持構造
KR20150079136A (ko) * 2013-12-31 2015-07-08 (주) 텍스토머 방범과 추락방지를 위한 섬유 방충망 고정장치
KR101690985B1 (ko) * 2016-06-07 2016-12-29 해피창 주식회사 추락방지 기능을 갖는 안전 방충 프레임

Also Published As

Publication number Publication date
JP7097731B2 (ja) 2022-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5370454A (en) Drawer with trim shape
US2804952A (en) Window frame corner clip
US4002195A (en) Middle rail assembly for use in screen doors and sashes
JP5039488B2 (ja) サッシの網体取付構造
JP2019178530A (ja) 網戸
US3033330A (en) Partition system
KR102147195B1 (ko) 조립식 가구의 선반받침조립체
US8881788B1 (en) Screened area water passageway
US1665475A (en) Screen
JP2016108832A (ja) 建具
JP5905621B1 (ja) シート挟持装置
KR102137924B1 (ko) 창문형 에어컨의 고정설치대
KR101415151B1 (ko) 방충창용 창틀
JP7011421B2 (ja) カーテンレール構造
DE20111376U1 (de) Strangprofil mit Abdeckleiste
KR101905263B1 (ko) 롤 방충망의 잠금장치
KR200485880Y1 (ko) 롤타입 방충망의 위치 고정 장치
JP3657182B2 (ja) 出窓
JP6784618B2 (ja) サッシ
KR101363963B1 (ko) 방범망 고정 구조
JPS5828151Y2 (ja) 換気装置
JP2016121471A (ja) 面格子の取付構造
US804868A (en) Combined curtain and shade fastening.
US1718234A (en) hickey
JP2017160728A (ja) 建具

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210120

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7097731

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150