JP2019177759A - 動力伝達装置の減衰構造 - Google Patents

動力伝達装置の減衰構造 Download PDF

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【課題】車体に発生する振動を、伝達用シャフトを用いて低減可能な動力伝達装置の減衰構造を提供すること。【解決手段】オイルが内部に満たされて成るミッションケースと、前記ミッションケース内部に配置され、エンジンの動力が伝達されて回転するアウトプットシャフトと、前記ミッションケースに挿入される挿入部を有し、前記アウトプットシャフトに係合して回転が伝達される伝達用シャフトと、を備え、前記伝達用シャフトは、前記ミッションケース内において孔部と、前記孔部の開口部に設けられるダンパ部と、を有する、動力伝達装置の減衰構造【選択図】図2

Description

本発明は、動力伝達装置の減衰構造に関する。
従来、デファレンシャル装置の強制振動を抑制し、プロペラシャフトの優れたレイアウト性を確保するために、出力軸保持部から突出するスリーブヨークの後端にパワーユニット側締結フランジを結合する一方、プロペラシャフトの前端部にワークユニット側締結フランジに締結するプロペラシャフト側締結フランジを設けて成る車両用プロペラシャフトの締結部構造などがある(特許文献1参照)。
特開2007−230337号公報
なお、車両が走行していると、車体に対して撓み及びねじれなどの変形が生じる。車体が変形すると、例えばプロペラシャフトなどの駆動力を伝達するためのシャフト部材に軸線方向に沿った動きが生じる。この伝達用シャフトの軸線方向に沿った動きによって、乗車の快適性などに関わる車体の振動が生じる可能性がある。
しかしながら、上述したプロペラシャフトでは、シャフトの軸線方向に沿った動きに起因する車体の振動を抑制することは困難であった。
これに鑑みて、本発明が解決しようとする課題は、車体に発生する振動を、伝達用シャフトを用いて低減可能な動力伝達装置の減衰構造を提供することである。
前記課題を解決するための手段として、本発明に係る動力伝達装置の減衰構造は、オイルが内部に満たされて成るミッションケースと、前記ミッションケース内部に配置され、エンジンの動力が伝達されて回転するアウトプットシャフトと、前記ミッションケースに挿入される挿入部を有し、前記アウトプットシャフトに係合して回転が伝達される伝達用シャフトと、を備え、前記伝達用シャフトは、前記ミッションケース内において孔部と、前記孔部の開口部に設けられるダンパ部と、を有する。
本発明に係る動力伝達装置の減衰構造において、前記アウトプットシャフトは、内周面に歯が設けられて成り、前記アウトプットシャフトの軸線方向に沿って延在する凹部を有し、前記伝達用シャフトは、前記挿入部の外周面において前記凹部に挿入されたときに前記歯に歯合するスプライン部を有し、前記孔部は、前記挿入部の端部において前記伝達用シャフトの軸線方向に沿って設けられることが好ましい。
本発明に係る動力伝達装置の減衰構造において、前記ダンパ部は、前記孔部の前記開口部を覆うカバー部と、前記カバー部に設けられる貫通孔とを有することが好ましい。
本発明に係る動力伝達装置の減衰構造において、前記ダンパ部は、前記孔部の前記開口部を覆うカバー部と、前記カバー部に設けられ、一方向にのみ開弁することが可能な少なくとも2つの弁体とを有し、前記弁体は、開弁方向が前記伝達用シャフトの軸線方向の一方側又は他方側を指向するように互いに逆向きに設けられることが好ましい。
本発明に係る動力伝達装置の減衰構造において、前記孔部は中空であり、前記ダンパ部は、前記孔部の前記開口部を気密に覆う、可撓性を有する膜部材であることが好ましい。
本発明によると、オイルで満たされたミッションケース内に挿入されて成る伝達用シャフトに軸方向に沿った動きが生じた際に、つまり伝達シャフトがミッションケースに対して挿抜方向に動いた際に、オイルと動いている伝達用シャフトの孔部及びダンパ部とによって伝達用シャフトの動きが減衰される。これにより、伝達用シャフトの動きに起因する車体振動を、伝達用シャフトを用いて低減可能な動力伝達装置の減衰構造を提供することができる。
図1は本発明の一実施形態である動力伝達装置の減衰構造が設けられる位置を示す模式図である。 図2は、動力伝達装置の減衰構造の一部拡大断面図である。 図3(a)〜(c)は、図2に示したダンパ部及び他の変形例を示す一部拡大断面図である。
本発明に係る動力伝達装置の減衰構造の一実施形態について、図1及び図2を参照しつつ説明する。
なお、図1は本発明の一実施形態である動力伝達装置の減衰構造が設けられる位置を示す模式図である。図2は、動力伝達装置の減衰構造の一部拡大断面図である。
図1に示すように、車両100には、エンジン101と、トランスミッション102と、プロペラシャフト103とが設けられている。図示する車両100は後輪駆動車として示している。
エンジン101は、ガソリンなどを燃焼させることで車両が走行するための動力を発生することが可能な内燃機関である。本発明においては、動力源として機能するものであればエンジンに限らず、電動のモータであっても良い。
トランスミッション102は、動力源であるエンジン101の動力を、適宜のギアを用いてトルク、回転数及び回転方向などを変えてプロペラシャフト103に伝達する。本発明においては、ギアに代えてベルト及びプーリなどを用いた無段変速機であっても良い。
プロペラシャフト103は、トランスミッション102から後方に延在し、適宜のギア、ユニバーサルジョイントなどを介して、エンジン101の動力をトランスミッション102から駆動輪に対して伝達する軸状部材である。プロペラシャフト103は本発明における伝達用シャフトの一形態である。本発明における伝達用シャフトは、駆動源から動力を取り出し、伝達する軸状部材である限り、全輪駆動車におけるプロペラシャフト、前輪駆動車におけるドライブシャフトなどであっても良い。
図1に曲線矢印で一例を示すように、車両100には走行によって撓み及びねじれなどの小さな変形が生じる。車両100の車体を構成する骨格部材、その他の防振部材などで撓みなどを抑えているが、完全に抑えることは困難である。車両100の撓みなどによって、プロペラシャフト103がその軸線方向に沿った前後方向の微小な動きを生じることがある。このプロペラシャフト103の動きが種々の部材を介して車両100に伝達されると、車両100に振動が生じる。車両100に振動が生じると、乗車の快適性が低下する可能性がある。よって、シャフトの軸線方向に沿った動きに起因する車両100の振動を抑制する必要がある。
図2には、トランスミッション102とプロペラシャフト103との接続部位の断面図を示している。本実施形態に係る動力伝達装置の減衰構造は、ミッションケース1と、アウトプットシャフト2と、プロペラシャフト103とを備える。
図2において後端部分が示されているミッションケース1は、トランスミッション102において適宜のギアを内蔵する筐体であり、ミッションオイルなどのオイルが内部に満たされる。ミッションケース1の後端部は開口して構成され、オイルの漏出を防止するためにオイルシール3がミッションケース1とプロペラシャフト103との間に配設されている。
アウトプットシャフト2は、ミッションケース1内に略前後方向に沿って配設され、上記エンジン101からの動力が伝達されて軸線方向を中心に回転する。図2に示すように、アウトプットシャフト2は、後端部において凹部4を有する。凹部4は、アウトプットシャフト2の後端面に設けられ、アウトプットシャフト2の軸線方向に沿って延在する断面円形状の凹状部位である。凹部4の内周面には、凹部4の周方向に沿って歯5が等間隔で列設されて成る。歯5は、アウトプットシャフト2の軸線方向に沿って延在する。
なお、凹部4内にもオイルが満たされている。
プロペラシャフト103は、アウトプットシャフト2と軸線を一致させて配置され、ミッションケース1に挿入される挿入部6を有する。また、挿入部6は本体部61及び縮径部62を有する。
本体部61は、円柱形を成し、ミッションケース1の後端開口部から挿入される部位であり、周面がオイルシール3に摺接している。
縮径部62は、円柱形を成し、本体部61の前端部から前方に突出する部位であり、本体部61に比べて径が小さく形成されている。縮径部62は、図2に示すように、アウトプットシャフト2の凹部4に挿入可能になっている。縮径部62の外周面には外側に張り出すようにスプライン部63が突設されている。スプライン部63は、縮径部62が凹部4に挿入されたときに、凹部4の歯5と歯合可能に形成されている。歯5とスプライン部63との歯合によってアウトプットシャフト2とプロペラシャフト103との係合状態が実現する。アウトプットシャフト2とプロペラシャフト103とが歯5及びスプライン部63を介して係合することで、アウトプットシャフト2が回転すると、プロペラシャフト103も同方向及び同速度で回転することが可能となる。
また、プロペラシャフト103は孔部7及びダンパ部8を有している。
具体的には、挿入部6の先端部、つまり縮径部62の端部において、孔部7が形成されている。孔部7は、プロペラシャフト103の軸線方向に沿って延在する断面円形状の凹状部位である。
ダンパ部8は、孔部7の開口部に設けられ、孔部7に作用する圧力変動を減衰する。上述したようにプロペラシャフト103には図2に白色矢印で示すようにプロペラシャフト103の軸線方向に沿った動きが生じることがある。本発明においてダンパ部としては、プロペラシャフト103の動きによって孔部7に作用する圧力が変動したときにその圧力変動を低減することができる限り、様々な形態を採り得る。図2に示したダンパ部8及び変形例であるダンパ部80及び800について、図3を参照しつつ詳述する。
なお、図3(a)〜(c)は、図2に示したダンパ部8及び変形形態であるダンパ部80及び800を示す一部拡大断面図である。
図3(a)に示すダンパ部8はカバー部81とオリフィス82とを有する。
カバー部81は、孔部7の開口部に固定的に配置され、該開口部を閉塞する。カバー部81はオイルによる変質が少ない材料により形成されている。
オリフィス82は、カバー部81に形成された小径の貫通孔である。図3(a)に矢印で示すように、オリフィス82を介してオイルが孔部7内に浸入可能となっている。なお、オリフィス82は、プロペラシャフト103に軸線方向に沿った動きが生じていないときには孔部7内にオイルが浸入せず、動きが生じたときにオイルが浸入可能な数、大きさ及び形状に設定されている。
ダンパ部8を有するプロペラシャフト103がその軸線方向に沿った動きを生じた場合、挿入部6はミッションケース1内のオイルに満たされた環境下で動くこととなる。つまり、挿入部6はミッションケース1外の空気中で動く場合に比べて、動きに対する抗力をオイルから受けることとなる。この抗力は、挿入部6が軸線方向に沿って動く度に発生する。動きに対する抗力が生じたときに、孔部7及びダンパ部8に対して作用する圧力も変動し、オリフィス82を通ってオイルが孔部7内に浸入可能である。
一方側への動きが生じたときにオイルがオリフィス82を通って孔部7内に浸入すると共に、孔部7内がオイルで満たされていれば他方側への動きが生じたときにオイルがオリフィス82を通って孔部7外に浸出する。
既存のプロペラシャフトには軸線方向に沿った動きを低減する機構が組み込まれていることが多いが、動き自体を完全に無くすことは難しい。図3(a)に示した実施形態によれば、プロペラシャフト103が軸線方向に沿って動いたとき、特に動き始めのときにプロペラシャフト103に対して作用する応力を、オリフィス82を介したオイルの通過によって低減することができる。つまり、既存のプロペラシャフトにおける軸線方向の動き低減機構では吸収し難かった又は吸収し切れなかった動き始めの応力を、本実施形態に係るプロペラシャフト103の孔部7及びダンパ部8によって低減することができる。結果として、乗車の快適性を阻害し得る振動を車体に生じさせ難くすることができる。
図3(b)に示すダンパ部80はカバー部801と第1弁体802と第2弁体803とを有する。
カバー部801は、上記カバー部81と略同様の部材であり、孔部7の開口部に固定的に配置され、該開口部を閉塞する。
第1弁体802は、カバー部801に形成され、一方向にのみ開弁することが可能な逆止弁である。また、第2弁体803は、第1弁体802と同様に、カバー部801に形成され、一方向にのみ開弁することが可能な逆止弁である。第1弁体802と第2弁体803とは、開弁方向がプロペラシャフト113の軸線方向の一方側(例えば図3(b)の右側)又は他方側(例えば図3(b)の左側)を指向するように、互いに逆向きに設けられている。図3(b)に矢印で示すように、第1弁体802を介してオイルが孔部7内に浸入可能でかつ第2弁体803を介してオイルが孔部7内から浸出可能となっている。なお、第1弁体802及び第2弁体803は、プロペラシャフト113に軸線方向に沿った動きが生じていないときには孔部7内外にオイルが浸出入せず、動きが生じたときにオイルが浸出入可能な数、大きさ及び形状に設定されている。
ダンパ部80を有するプロペラシャフト113がその軸線方向に沿った動きを生じた場合、挿入部6はミッションケース1内のオイルに満たされた環境下で動くこととなる。挿入部6が受けるプロペラシャフト113の動きに対する抗力が生じたときに、孔部7及びダンパ部80に対して作用する圧力も変動し、第1弁体802及び第2弁体803を通ってオイルが孔部7内外に浸出入可能である。
挿入部6がより一層ミッションケース1に挿入される方向(図3(b)の左側)への動きがプロペラシャフト113に生じたときにオイルが第1弁体802を通って孔部7内に浸入する。また、挿入部6がミッションケース1から抜去される方向(図3(b)の右側)への動きがプロペラシャフト113に生じたときにオイルが第2弁体803を通って孔部7外に浸出する。
図3(b)に示した実施形態によれば、プロペラシャフト113が軸線方向に沿って動いたとき、特に動き始めのときにプロペラシャフト113に対して作用する応力を、第1弁体802及び第2弁体803を介したオイルの通過によって低減することができる。つまり、既存のプロペラシャフトにおける軸線方向の動き低減機構では吸収し難かった又は吸収し切れなかった動き始めの応力を、本実施形態に係るプロペラシャフト113の孔部7及びダンパ部80によって低減することができる。結果として、乗車の快適性を阻害し得る振動を車体に生じさせ難くすることができる。
図3(c)に示すダンパ部800は膜部804を有する。
本実施形態に係る孔部7は中空である。
膜部804は、孔部7の開口部に固定的に配置され、該開口部を気密に閉塞する。膜部804は可撓性を有する膜状部材であり、オイルによって変質が少ない材料により形成されている。
図3(c)に矢印で示すように、膜部804はプロペラシャフト123の軸線方向の一方側及び他方側への撓み変形が可能となっている。なお、膜部804の撓み変形が生じた後に、膜部804自体の復元力によって初期位置に戻る。
ダンパ部800を有するプロペラシャフト123がその軸線方向に沿った動きを生じた場合、挿入部6はミッションケース1内のオイルに満たされた環境下で動くこととなる。挿入部6が受けるプロペラシャフト123の動きに対する抗力が生じたときに、孔部7及びダンパ部800に対して作用する圧力も変動する。この圧力変動に応じて、膜部804がプロペラシャフト123の軸線方向の一方側及び他方側への撓み変形を生じる。
挿入部6がより一層ミッションケース1に挿入される方向(図3(c)の左側)への動きがプロペラシャフト123に生じたときに、膜部804がプロペラシャフト123の動きとは逆方向(図3(c)の右側)に撓み変形する。また、挿入部6がミッションケース1から抜去される方向(図3(c)の右側)への動きがプロペラシャフト123に生じたときに、膜部804がプロペラシャフト123の動きとは逆方向(図3(c)の左側)に撓み変形する。
図3(c)に示した実施形態によれば、プロペラシャフト123が軸線方向に沿って動いたとき、特に動き始めのときにプロペラシャフト123に対して作用する応力を、膜部804の撓み変形によって低減することができる。つまり、既存のプロペラシャフトにおける軸線方向の動き低減機構では吸収し難かった又は吸収し切れなかった動き始めの応力を、本実施形態に係るプロペラシャフト123の孔部7及びダンパ部800によって低減することができる。結果として、乗車の快適性を阻害し得る振動を車体に生じさせ難くすることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により、本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
100:車両、101:エンジン、102:トランスミッション、103、113及び123:プロペラシャフト、1:ミッションケース、2:アウトプットシャフト、3:オイルシール、4:凹部、5:歯、6:挿入部、61:本体部、62:縮径部、63:スプライン部、7:孔部、8、80及び800:ダンパ部、81及び801:カバー部、82:オリフィス、802:第1弁体、803:第2弁体、804:膜部

Claims (5)

  1. オイルが内部に満たされて成るミッションケースと、
    前記ミッションケース内部に配置され、エンジンの動力が伝達されて回転するアウトプットシャフトと、
    前記ミッションケースに挿入される挿入部を有し、前記アウトプットシャフトに係合して回転が伝達される伝達用シャフトと、を備え、
    前記伝達用シャフトは、前記ミッションケース内において孔部と、前記孔部の開口部に設けられるダンパ部と、を有する、
    動力伝達装置の減衰構造。
  2. 前記アウトプットシャフトは、内周面に歯が設けられて成り、前記アウトプットシャフトの軸線方向に沿って延在する凹部を有し、
    前記伝達用シャフトは、前記挿入部の外周面において前記凹部に挿入されたときに前記歯に歯合するスプライン部を有し、
    前記孔部は、前記挿入部の端部において前記伝達用シャフトの軸線方向に沿って設けられる、
    請求項1に記載の動力伝達装置の減衰構造。
  3. 前記ダンパ部は、前記孔部の前記開口部を覆うカバー部と、前記カバー部に設けられる貫通孔とを有する、
    請求項1又は2に記載の動力伝達装置の減衰構造。
  4. 前記ダンパ部は、前記孔部の前記開口部を覆うカバー部と、前記カバー部に設けられ、一方向にのみ開弁することが可能な少なくとも2つの弁体とを有し、
    前記弁体は、開弁方向が前記伝達用シャフトの軸線方向の一方側又は他方側を指向するように互いに逆向きに設けられる、
    請求項1又は2に記載の動力伝達装置の減衰構造。
  5. 前記孔部は中空であり、
    前記ダンパ部は、前記孔部の前記開口部を気密に覆う、可撓性を有する膜部材である、
    請求項1又は2に記載の動力伝達装置の減衰構造。
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