JP2019177694A - ブレーク装置 - Google Patents

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育往 時本
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Abstract

【課題】ブレーク処理による基板の分断の成否を迅速かつ確実に検出可能なブレーク装置を提供する。【解決手段】基板Wをスクライブラインに沿ってブレークする装置100が、基板Wをスクライブラインの延在方向とブレーク刃2の刃先2aの延在方向とが一致するようにテーブル1に載置した状態でブレーク刃2を所定の下降停止位置z2まで下降させることによって、基板Wを分断するように構成されてなるとともに、撮像手段4は、ブレーク刃2の下降の開始とともに繰り返し基板Wを撮像できるようになっており、撮像範囲には、スクライブラインの一部を含む基板の一部のみが含まれ、分断検出手段は、撮像画像が取得されるたびに、当該取得画像に基づいて生成される判定指標値が所定の閾値を超えているか否かに基づいて、分断の成否を判定する。【選択図】図2

Description

本発明は基板の分断に用いるブレーク装置に関し、特に、ブレーク装置における基板の分断の検出に関する。
フラットディスプレイパネルまたは太陽電池パネルなどの製造プロセスは一般に、ガラス基板、セラミックス基板、半導体基板などの脆性材料からなる基板(母基板)を分断する工程を含む。係る分断には、基板表面にダイヤモンドポイントやカッターホイールなどのスクライブツールを用いてスクライブラインを形成し、該スクライブラインから基板厚み方向にクラック(垂直クラック)を伸展させる、という手法が広く用いられている。スクライブラインを形成した場合、垂直クラックが厚さ方向に完全に伸展して基板が分断されることもあるが、垂直クラックが厚み方向に部分的にしか伸展しない場合もある。後者の場合、スクライブラインの形成後に、ブレーク処理が行われる。ブレーク処理は、概略、スクライブラインに沿う態様にて基板に当接させたブレーク刃を押し下げることで、垂直クラックを厚み方向に完全に進行させ、これによって基板をスクライブラインに沿って分断するというものである。
係るブレーク処理に用いるブレーク装置としては、種々の態様のものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−131341号公報
例えば特許文献1に開示されているような従来のブレーク装置を、量産工程に使用する場合、通常は、同一の条件にて製造されスクライブラインが形成された基板に対しては、同一のブレーク条件のもとでブレーク処理がなされる。係るブレーク条件は、確実に基板が分断されることを前提として定められるが、スクライブラインの形成深さのバラツキや、ブレーク刃に欠けが生じていることなどが原因となって、ブレーク処理によっても基板が分断されない不具合が起こり得る。
従来、このような不具合の発生は、位置の基板に対して全てのブレーク処理を行い、基板をブレーク装置から搬出した後でなければ、発見することが困難であった。そして、係る不具合が生じた場合、当該基板を改めてブレーク処理に供することが必要であった。このような対応は、スループットを低下させる要因となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ブレーク処理による基板の分断の成否を迅速かつ確実に検出可能なブレーク装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、一方主面側にスクライブラインが形成されてなる基板を前記スクライブラインに沿ってブレークする装置であって、前記基板が水平姿勢にて載置されるテーブルと、前記テーブルの上方に、前記テーブルに対して進退自在に設けられてなるブレーク刃と、前記テーブルに載置された前記基板を撮像可能な撮像手段と、前記撮像手段における撮像結果に基づいて前記基板の分断を検出する分断検出手段と、を備え、前記基板を前記スクライブラインの延在方向と前記ブレーク刃の刃先の延在方向とが一致するように前記テーブルに載置した状態で前記ブレーク刃を所定の下降停止位置まで下降させることによって、前記基板を前記スクライブラインに沿って分断するように構成されてなるとともに、前記撮像手段は、前記ブレーク刃の下降の開始とともに所定の時間間隔で繰り返し前記基板を撮像できるようになっており、当該撮像手段の撮像範囲には、前記スクライブラインの一部を含む前記基板の一部のみが含まれ、
前記分断検出手段は、前記撮像手段が撮像画像を取得するたびに、当該取得画像に基づいて生成される判定指標値が所定の閾値を超えているか否かに基づいて、前記基板の分断の成否を判定する、ことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のブレーク装置であって、前記分断検出手段は、前記撮像手段によって最初に取得された撮像画像を基準画像として、前記基準画像と直近に取得された撮像画像との差分画像に基づいて前記判定指標値を生成する、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のブレーク装置であって、前記判定指標値が前記差分画像の全画素の画素値の分散値である、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のブレーク装置であって、直近の前記撮像画像を用いて生成された前記判定指標値に基づいて前記基板が分断されていると判定された場合には、撮像手段による以降の撮像を停止する、ことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のブレーク装置であって、前記ブレーク刃が所定の下降停止位置まで下降したにも関わらず、前記分断検出手段において前記判定指標値が前記閾値を超えていると判定されなかった場合には、前記基板が分断されていないと判定する、ことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のブレーク装置であって、前記撮像手段が互いに離隔して設けられた2つの撮像手段であり、前記分断検出手段は、前記2つの撮像手段のそれぞれにおいて撮像された撮像画像について個別に前記判定指標値を生成して前記閾値と比較し、それぞれの前記判定指標値が前記閾値を超えている場合に前記基板が分断されていると判定する、ことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のブレーク装置であり、前記テーブルが透明であり、前記撮像手段が、前記テーブルの下方に設けられてなり、前記撮像手段は前記テーブルを介して前記基板を撮像する、ことを特徴とする。
請求項1ないし請求項7の発明によれば、基板の分断の成否を、迅速かつ確実に判定することができる。
本発明の実施の形態に係るブレーク装置100の要部を示す図である。 本発明の実施の形態に係るブレーク装置100の要部を示す図である。 分断検出処理の流れを示す図である。 分断検出処理において基板Wの分断が検出される場合における時系列図である。 ブレーク処理の進行途中を段階的に示す模式図である。 ブレーク処理の進行途中を段階的に示す模式図である。 ブレーク処理の進行途中を段階的に示す模式図である。 差分画像を模式的に示す図である。 分断完了後のブレーク刃2と基板Wの近傍の様子と、その際の撮像画像IM3とを模式的に示す図である。
<ブレーク装置>
図1および図2は、本発明の実施の形態に係るブレーク装置100の要部を示す図である。ブレーク装置100は、基板Wを水平姿勢にて載置するためのテーブル1と、基板Wに押し当てられることで基板Wを分断するブレーク刃2と、テーブル1に載置された基板を固定するためのチャック3とを備える。ブレーク装置100は、あらかじめスクライブラインSLが形成された基板Wに対しブレーク刃2を用いてブレーク処理を施すことによって該スクライブラインSLから基板Wの厚み方向へとクラック(垂直クラック)を伸展させることで、基板WをスクライブラインSLに沿って分断する装置である。
基板Wは、ガラス基板、セラミックス基板、半導体基板などの脆性材料からなる。厚み及びサイズには特段の制限はないが、典型的には、0.4mm〜1.0mm程度の厚みや50mm〜300mm程度のサイズを有するものが想定される。
なお、図1および以降の図においては基板WにスクライブラインSLが1つだけ形成されている態様を示しているが、これは図示の簡単および説明の便宜上のものであって、通常は、一の基板Wに対して多数のスクライブラインSLが形成されてなる。
また、図1および図2においては、テーブル1、ブレーク刃2、および基板Wの配置関係を示すにあたって、ブレーク刃2の長手方向をx軸方向とし、水平面内においてx軸方向に垂直な方向をy軸方向とし、鉛直方向をz軸方向とする右手系のxyz座標を付している。これにより、図1はブレーク装置100のテーブル1周りについてのyz側面図となっており、図2は同じくテーブル1周りについてのzx側面図を含むものとなっている。
テーブル1は、例えば石英ガラスなどの透明な部材からなり、水平とされたその上面1aに基板Wが載置される。基板Wは、スクライブラインSLが形成されてなる側の主面(スクライブライン形成面)Waを上面1aに当接させる態様にて、かつ、スクライブラインSLの延在方向をブレーク刃2の刃先2aの延在方向と一致させる態様にて、テーブル1に載置され、チャック3によってテーブル1に固定される。
ブレーク刃2は、例えば超鋼合金や部分安定化ジルコニア等からなり、図1に示すように、その鉛直下側部分に、当該ブレーク刃2の長手方向に垂直な断面が略三角形状をなす刃先2aを備える。刃先2aは、概略、15°〜60°程度の角度をなす2つの刃面にて形成されてなる。
加えて、ブレーク装置100は、テーブル1よりも鉛直下方に、2つのカメラ4(4a、4b)を備える。カメラ4は、例えばCCDカメラである。2つのカメラ4(4a、4b)は、ブレーク刃2(より詳細には刃先2a)を含む鉛直面(zx面)内において、x軸方向に互いに離間して配置されてなる。それぞれのカメラ4は、鉛直上方に向けて配置されており、透明なテーブル1を介してその上方を、より具体的にはテーブル1に載置された基板Wを撮像可能とされてなる。
好ましくは、2つのカメラ4(4a、4b)は、互いの距離よりも、ブレーク刃2に沿って延在するスクライブラインSLの直近の端部との距離の方が小さくなるように、配置される。ただし、それぞれのカメラ4の撮像範囲は基板Wのサイズに対して十分に小さく、当該撮像範囲には、スクライブラインSLの一部を含む基板Wの一部のみが含まれるものとなっている。
また、それぞれのカメラ4に付随させる態様にて、照明手段5(5a、5b)が設けられてなる。照明手段5は、鉛直上方に向けて照明光を照射するように配置されてなる。照明手段5としては、それぞれのカメラ4を囲繞する態様にて設けられるリング照明を用いるのが好適な一例であるが、他の形態のものが用いられてもよい。
カメラ4(および照明手段5)は、後述する態様にて分断検出処理を行う際に使用される。なお、カメラ4は、ブレーク位置の位置決めに際して使用される態様であってもよい。
以降、図2に例示された配置態様を踏まえ、2つのカメラ4(4a、4b)を便宜上、左右のカメラ4と総称することがある。
さらに、図1においては図示を省略しているが、図2に示すように、ブレーク装置100は、制御部10と、テーブル移動機構11と、ブレーク刃昇降機構12と、入力操作部13と、表示部14とを備える。
制御部10は、ブレーク装置100の各部の動作制御や、後述する分断検出処理を担う部位であり、例えばコンピュータなどによって実現される。制御部10は、その機能的構成要素として、ブレーク実行処理部21と分断検出処理部22とを備える。ブレーク実行処理部21は、ブレーク処理に係る各部の動作制御を担う部位である。分断検出処理部22は、ブレーク処理による基板Wの分断の成否を検出するための分断検出処理を担う部位である。
テーブル移動機構11は、テーブル1を水平面内(xy面内)において移動させる機構である。具体的には、y軸方向における並進移動と、鉛直方向を回転軸とする回転移動とを行えるようになっている。ブレーク実行処理部21の制御指示に従いテーブル移動機構11が動作することによって、ブレーク対象位置の移動およびブレーク刃2に対するスクライブラインSLの位置合わせが行われるようになっている。
ブレーク刃昇降機構12は、ブレーク処理の際にブレーク刃2を鉛直方向において昇降させる機構である。係るブレーク刃昇降機構12が動作することによって、ブレーク刃2はテーブル1に載置された基板Wに対して進退自在とされてなる。概略的にいえば、ブレーク実行処理部21の制御指示に従いブレーク刃昇降機構12がブレーク刃2を図1において矢印AR1にて示すように下降させ、スクライブライン形成面Waの反対面である基板Wのスクライブライン非形成面Wbの、スクライブラインSLの上方位置に当接させることによって、基板WはスクライブラインSLに沿って分断される。
より詳細には、ブレーク処理に際しブレーク刃2は(厳密にはその刃先2aは)、所定の初期位置z=z0から、スクライブライン非形成面Wbの高さ位置z=z1よりも下方のz=z2なる高さ位置に定められた停止位置(下降停止位置)に到達するまで、下降させられる。なお、z=z0からz=z2までの距離|z2−z0|を、ブレーク刃2の押し込み量と称する。
入力操作部13は、例えばキーボードやマウス、タッチパネルなどからなる、ブレーク装置100の使用者がブレーク装置100に対して種々の実行指示や処理条件などを入力するための部位である。
表示部14は、ブレーク装置100の処理メニューや動作状態などを表示するためのディスプレイである。
<分断検出処理>
次に、上述のような構成を有するブレーク装置100において行う分断検出処理について説明する。本実施の形態に係る分断検出処理においては、概略、ブレーク処理の実行中に、左右のカメラ4の両方による基板Wの画像取得(取込、キャプチャー)を所定の時間間隔で連続的に行い、取得した画像の内容に基づいて、基板Wの分断がなされたか否かを判定するようになっている。
図3は、分断検出処理の流れを示す図である。また、図4は、分断検出処理において基板Wの分断が検出される場合における時系列図である。
まず、ブレーク処理を行うべく、あらかじめ基板Wがテーブル1に載置固定され、位置決めがなされた状態において、ブレーク実行処理部21からの動作指示によって、ブレーク刃昇降機構12がブレーク刃2をその初期位置z=z0からz軸負方向に向けて下降させる(ステップS1)。
また、係るブレーク刃2の下降開始に同期して、分断検出処理部22が、左右のカメラ4に対し、あらかじめ定められた時間間隔での画像取得を行うよう、実行指示を与える。係る実行指示に応答した左右のカメラ4はそれぞれに、照明手段5(5a、5b)によって照明光を照射しつつ、まず1枚目の撮像画像を取得し(ステップS2)、その後、基板Wが分断されたと判定されるまでの間、i=2(ステップS3)を初期値として、i枚目(i=2、3、4、・・・)の撮像画像を設定された時間間隔で取得する(ステップS4)。
そして、左右のカメラ4においてi枚目(i=2、3、4、・・・)の撮像画像が得られる都度、分断検出処理部22は、当該撮像画像を対象として基板Wに分断が生じているか否かの判定処理を行う(ステップS5)。
判定処理は、左右のカメラ4のそれぞれにおいて取得された撮像画像ごとに個別に、1枚目の撮像画像を基準画像とし、直近に取得されたi枚目の撮像画像との差異点の有無を判定することにより行う。具体的には、1枚目の撮像画像とi枚目の撮像画像の差分画像を生成し、その差分画像における画素値に基づいて生成される判定指標値が、所定の基準(閾値)を超えているか否かを、左右のカメラ4に由来する差分画像の双方について判定する(ステップS6)。
判定指標値の設定の仕方には種々の対応が考えられるが、本実施の形態においては、差分画像の全画素の画素値の分散(σ)を判定指標値とし、この分散値に対して、閾値を定めるものとする。閾値は、ブレーク刃2によって基板WにスクライブラインSLに沿った分断が生じた場合の差分画像であれば通常上回るであろうと想定される分散の値としてあらかじめ設定される。
なお、左右に離隔させた2つのカメラ4による撮像結果に基づいてそれぞれに判定を行うようにしているのは、それらのカメラ4が撮像している位置において分断が生じていると判断されれば、両位置の間においてもほぼ確実に分断は生じていると考えられ、基板Wの全体(あるいはスクライブラインSLの全体)を撮像せずとも、基板Wの分断を検出することが可能という理由による。
左右双方の判定指標値が、閾値を超えていると判定される場合(ステップS6でYES)、基板Wの分断が成功したと判定する(ステップS7)。係る判定は、分断が生じない間は基板Wに変化は生じないので、i枚目の撮像画像は1枚目の撮像画像と同じとなるはずであり、分断が生じた後は基板Wの状態が異なるために撮像画像は1枚目の撮像画像とは異なるものとなる、ということを前提としている。
図4においては、i=Nのときに分断が成功したと判定された場合(分断が検出された場合)を例示している。なお、係る判定がなされた時点で、左右のカメラ4による画像の取得は停止される。すなわち、直近に撮像された撮像画像に基づいて基板Wが分断されたと判定した時点で、左右のカメラ4による以降の撮像は停止される。ただし、ブレーク刃2は、基板Wが分断された後もあらかじめ定められた下降停止位置(z=z2)に到達するまで下降を続け、その後、初期位置に戻される。
左右双方の判定指標値が、所定の基準(閾値)を超えていると判定されなかった場合であって(ステップS6でNO)、ブレーク刃2が下降停止位置に到達してしまっている場合(ステップS8でYES)、分断のための動作(ブレーク動作)が完了したにもかかわらず分断がなされなかった(分断が失敗した)と判定される(ステップS9)。係る場合は、下降停止位置(z=z2)をより低めるよう押し込み量が再設定されたうえで、再度、ブレーク処理がなされる。なお、左右双方の判定指標値が、所定の基準(閾値)を超えている判定されなかった場合には、左右双方の判定指標値が基準をクリアしなかった場合と、いずれか一方のみが基準をクリアした場合とがある。後者は、部分的にのみ基板Wが分断されている場合に該当する。また、ブレーク刃2の位置は、例えば、分断検出処理部22が、ブレーク刃昇降機構12に備わる図示しないエンコーダのパルス値や、ブレーク装置100に設けられた図示しないブレーク刃2の高さ位置検出用の位置センサから与えられる信号を取得することなどの態様によって、特定される。
左右双方の判定指標値が、所定の基準(閾値)を超えていると判定されなかった場合であって(ステップS6でNO)、ブレーク刃2が下降停止位置に到達していない場合(ステップS8でNO)、通常は、ブレーク動作がまだ完了していないことになる。それゆえ、ブレーク刃2が下降を開始した後、あらかじめ設定された処理上限時間を経過していない場合(ステップS10でNO)は、i=i+1とされて(ステップS11)、左右のカメラ4によって次の画像取得が行われる。
ここで、処理上限時間とは、ブレーク刃2の下降動作が正常であれば(分断の成否によらず)ブレーク刃2が下降を開始した後その時間が経過するまでの間にはブレーク刃2は下降停止位置に到達しているであろうと推定される時間であり、ブレーク動作に際しあらかじめ設定されてなる押し込み量とブレーク刃昇降機構12がブレーク刃2を下降させる速度とに鑑みて定められている時間である。
それゆえ、処理上限時間を経過している場合(ステップS10でYES)は、ブレーク刃2の下降状況に何らかの異常が生じていると想定されることから、ブレーク実行処理部21はブレーク処理を中止し、基板検出処理部22も基板検出処理を中止する。その後、作業者によって適宜、ブレーク刃2やブレーク刃昇降機構12の状態が確認される。なお、ブレーク処理の開始時間からの時間経過の有無は、基板検出処理部22がブレーク装置100に備わる図示しないタイマの値を適宜参照することで判断される。
次に、上述した判定処理について、ブレーク処理の進行状況の変化と併せて、より具体的に説明する。図5ないし図7は、ブレーク処理の進行途中を段階的に示す模式図であり、図5および図7においては、カメラ4において取得される撮像画像についても模式的に示している。また、図8は、差分画像を模式的に示す図である。
図5(a)は、ブレーク刃2の下降開始後、基板Wにまで到達していない状態を示している。この状態にある限り、図5(b)に示すように、撮像画像IM1は基板Wの中心位置にスクライブラインSLが存在する様子のみが写った画像として得られる。
なお、図1においては概略的に2つの刃面が交差する態様にて刃先2aを示していたが、図5(a)に示すように、より詳細には、刃先2aは先端部分がある曲率半径を有する曲面となっている。
また、1枚目の撮像画像とi枚目の撮像画像との差分画像は両画像全体を対象に生成される態様であってもよいが、判定処理の高速化の観点から、本実施の形態においては、撮像範囲(図5(b)においては撮像画像IM1の一部範囲)の一部領域、より具体的には撮像画像のうち、分断が生じることとなるスクライブラインSLの形成領域近傍のみを差分画像を生成する際の処理対象領域ROIとして定め、係る処理対象領域ROIについてのみ差分画像を生成するものとする。
ブレーク刃2が基板Wに到達しない限りは、図5(b)に示す撮像画像IM1と実質的に同一の撮像画像が、i枚目の撮像画像として繰り返し取得されることになる。すなわち、1枚目の撮像画像とi枚目の撮像画像の画像内容にはほぼ差異がないことになる。そのため、ブレーク刃2が基板Wに到達しない間の差分画像は、全ての画素の画素値がほぼ0の画像として生成される。図8(a)は、係る場合の差分画像D1を模式的に示している。なお、図8(a)に示す差分画像D1は図示の都合から全面に白色の画像となっているが、実際の差分画像D1は、差分値が0の場合の明度として設定された明度の画素が全面に広がる画像として得られるに過ぎない。この差分画像D1の分散値は、閾値を超えているとは判断されない。それゆえ、撮像画像IM1のような撮像画像が取得される限りは、ステップS6においてはNOと判断され続けることになる。なお、ステップS8でYESと判断されてステップS9に至る場合とは、ブレーク刃2が下降停止位置に到達するまでの間、撮像画像IM1と実質的に同一の撮像画像のみが繰り返し取得される場合である。
下降を続けるブレーク刃2はやがて、図6に示すように、基板Wに当接する。基板Wに当接した後もブレーク刃2の下降を続けると、ブレーク刃2が基板Wに対し力を加えることとなり、基板Wにおいては、図6において矢印AR2にて示すように、スクライブラインSLから垂直クラックCRが伸展する。そして、係る垂直クラックCRの伸展とともに基板Wは左右に引き離されていき、最終的には、図7(a)に示すように、2つの個片W1、W2に分断される。このとき、2つの個片W1、W2は、ブレーク刃2にて押し広げられるかたちで互いに左右に離隔させられ、これによって両者の間に隙間Gが形成される。それゆえ、図7(b)に示すように、このときの撮像画像IM2は、2つの個片W1、W2の間に隙間Gが存在する状態が写し出された像として得られる。
図8(b)は、i枚目の撮像画像として図7(b)に示す撮像画像IM2が得られた場合の、図5(b)に示す撮像画像IM1との(処理対象領域ROIについての)差分画像D2を示している。図8(b)に示す差分画像D2においては、撮像画像IM1に写っていたスクライブラインSLに相当する領域RE1と、当該領域を挟む態様にて形成されてなる、撮像画像IM2において写っていた隙間Gに相当する領域RE2とが形成される。なお、図8(b)に示す差分画像D2はあくまで模式的なものであって、実際の差分画像D2においては、領域RE1と領域RE2とがそれぞれ、相手を含めた周辺の領域と異なる明度の領域となっているに過ぎない。
差分画像D2が得られた場合、そこから算出される判定指標値たる分散の値は閾値を上回ることとなる。左右のカメラ4において撮像画像IM2のような撮像画像が得られれば、左右ともに判定指標値が閾値を上回ることとなり、分断が成功したと判断されることになる。
本実施の形態においては、ブレーク刃2の下降開始後、所定間隔で左右のカメラ4によりブレーク刃2を撮像し、直ちに撮像画像に基づいて分断が生じたか否かを判定するようになっているので、分断が生じた場合に、これをほぼリアルタイムで、より具体的にはブレーク刃2が分断によって生じた2つの個片W1、W2を押し広げている状態のときに把握することができる。また、ブレーク刃2が下降停止位置にまで到達したにも関わらず分断が成功しなかった場合についても、このことをブレーク動作の直後に把握することができるので、押し込み量を違えた再度のブレークを迅速に行うことができる。
なお、上述の手順のようにブレーク刃2の開始の直後から連続的に撮像を行わずとも、ブレーク刃2が下降停止位置にまで到達した後の基板Wの状態を撮像すれば、分断の成否を判定できるということも考えられる。しかしながら、本発明の発明者が鋭意検討したところ、係る態様では、分断の成否を良好に判定することは困難であることがわかっている。
図9は、この点を説明するために示す、分断完了後のブレーク刃2と基板W(実際には個片W1およびW2)の近傍の様子と、その際にカメラ4において取得される撮像画像IM3とを模式的に示す図である。
基板Wを分断した後、下降停止位置にまで到達したブレーク刃2は、ブレーク刃昇降機構12によって上昇させられる。これによりブレーク刃2が個片W1およびW2から離隔すると、それまでブレーク刃2によって左右に押し広げられていた個片W1およびW2は、図9(a)に示すように、互いに接近し、両者の間に生じていた隙間Gは解消される。そして、分断面つまりはスクライブラインSLおよび垂直クラックCRが形成されていた箇所で個片W1およびW2は接触しあうことになる。図9(b)は、この場合にカメラ4によって得られる撮像画像IM3を模式的に示している。撮像画像IM3は、図9(b)に示すように、元々はスクライブラインSLが形成された箇所に垂直クラックCRが重畳した像として得られるが、画像としては図5(b)に示した撮像画像IM1と類似するものとなってしまう。それゆえ、上述の手順と同様に差分画像を生成し、閾値に基づく判定を行ったとしても、分断の成否を確実に判定することは難しい。
これに対し、本願の場合は、カメラ4による撮像の時間間隔を好適に定めることで、k枚目の撮像画像では捉えられなかった分断(より詳細にはブレーク刃2が基板Wの分断によって生じた2つの個片W1、W2を左右に押し広げている状態)を、次に取得するk+1枚目の撮像画像では捉えることが可能となるので、係るk+1枚目の撮像画像に基づく判定処理によって、基板Wに分断が生じたことを確実に判定することができる。
なお、カメラ4による撮像の時間間隔は、例えばブレーク刃2の下降速度が50mm/sec〜150mm/secであり、押し込み量が0.1mm〜0.2mmである場合には、10msec〜50msec程度に定めるのが好適である。
以上、説明したように、本実施の形態に係るブレーク装置によれば、スクライブラインに沿って垂直クラックを伸展させるブレーク処理の実行時に、係るブレーク処理と並行して、分断対象たる基板を所定の時間間隔で撮像し、それぞれの撮像結果に基づいて基板に分断が生じているかを判定することで、基板の分断の成否を、迅速かつ確実に判定することができる。
<変形例>
上述の実施の形態では、互いに離隔した2つのカメラによる撮像を行っているが、これに代わり、一のカメラ(撮像手段)がスクライブラインSLの形成されている範囲の全部あるいは大部分を撮像し、その撮像結果に基づいて判定処理を行う態様であってもよい。あるいは、3つ以上のカメラを用いる態様であってもよい。
また、上述の実施の形態では、1枚目の撮像画像とi枚目の撮像画像との差分画像に基づいて、分断がなされたか否かの判定を行っているが、これに代わり、撮像画像を直接に判定の対象とする態様であってもよい。
1 テーブル
2 ブレーク刃
2a 刃先
3 チャック
4(4a、4b) カメラ
5(5a、5b) 照明手段
10 制御部
11 テーブル移動機構
12 ブレーク刃昇降機構
13 入力操作部
14 表示部
21 ブレーク実行処理部
22 分断検出処理部
100 ブレーク装置
CR 垂直クラック
D1、D2 差分画像
G 隙間
IM1〜IM3 撮像画像
ROI 処理対象領域
SL スクライブライン
W 基板
Wa スクライブライン形成面
Wb スクライブライン非形成面

Claims (7)

  1. 一方主面側にスクライブラインが形成されてなる基板を前記スクライブラインに沿ってブレークする装置であって、
    前記基板が水平姿勢にて載置されるテーブルと、
    前記テーブルの上方に、前記テーブルに対して進退自在に設けられてなるブレーク刃と、
    前記テーブルに載置された前記基板を撮像可能な撮像手段と、
    前記撮像手段における撮像結果に基づいて前記基板の分断を検出する分断検出手段と、を備え、
    前記基板を前記スクライブラインの延在方向と前記ブレーク刃の刃先の延在方向とが一致するように前記テーブルに載置した状態で前記ブレーク刃を所定の下降停止位置まで下降させることによって、前記基板を前記スクライブラインに沿って分断するように構成されてなるとともに、
    前記撮像手段は、前記ブレーク刃の下降の開始とともに所定の時間間隔で繰り返し前記基板を撮像できるようになっており、当該撮像手段の撮像範囲には、前記スクライブラインの一部を含む前記基板の一部のみが含まれ、
    前記分断検出手段は、前記撮像手段が撮像画像を取得するたびに、当該取得画像に基づいて生成される判定指標値が所定の閾値を超えているか否かに基づいて、前記基板の分断の成否を判定する、
    ことを特徴とするブレーク装置。
  2. 請求項1に記載のブレーク装置であって、
    前記分断検出手段は、前記撮像手段によって最初に取得された撮像画像を基準画像として、前記基準画像と直近に取得された撮像画像との差分画像に基づいて前記判定指標値を生成する、
    ことを特徴とするブレーク装置。
  3. 請求項2に記載のブレーク装置であって、
    前記判定指標値が前記差分画像の全画素の画素値の分散値である、
    ことを特徴とするブレーク装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のブレーク装置であって、
    直近の前記撮像画像を用いて生成された前記判定指標値に基づいて前記基板が分断されていると判定された場合には、撮像手段による以降の撮像を停止する、
    ことを特徴とするブレーク装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のブレーク装置であって、
    前記ブレーク刃が所定の下降停止位置まで下降したにも関わらず、前記分断検出手段において前記判定指標値が前記閾値を超えていると判定されなかった場合には、前記基板が分断されていないと判定する、
    ことを特徴とするブレーク装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のブレーク装置であって、
    前記撮像手段が互いに離隔して設けられた2つの撮像手段であり、
    前記分断検出手段は、前記2つの撮像手段のそれぞれにおいて撮像された撮像画像について個別に前記判定指標値を生成して前記閾値と比較し、それぞれの前記判定指標値が前記閾値を超えている場合に前記基板が分断されていると判定する、
    ことを特徴とするブレーク装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のブレーク装置であり、
    前記テーブルが透明であり、
    前記撮像手段が、前記テーブルの下方に設けられてなり、
    前記撮像手段は前記テーブルを介して前記基板を撮像する、
    ことを特徴とするブレーク装置。
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