JP2019176777A - 釣竿用リールシート及び釣竿 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動フードの案内突起と、リールシートの案内溝との間の案内をスムーズにしつつ接触領域を増やすことで、移動フード並びにリールシート本体の案内性能や耐久性を向上させた釣竿用リールシートを提供する。
【解決手段】釣竿用リールシート9は、リール脚6aが載置されるリール脚載置部と、左右一対の案内溝29及び下側の案内溝30と、が形成されたリールシート本体12と、リールシート本体12の案内溝に案内される案内突起を備え、リールシート9の軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フード22と、を備え、下側の案内溝30は、リールシート本体12の半径方向の溝の深さが、下側の案内溝30の端部領域で案内溝30の先端に向かうにつれ徐々に浅くなるよう構成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、釣竿にリールを固定するための釣竿用リールシート及びこれを備えた釣竿に関する。
釣竿にリールを固定するための釣竿用リールシートとして、リールシート本体に外装される筒状の可動フードを備えたものが知られている。
このようなリールシートでは、リールシート本体の上側又は下側にリール脚を載置するためのリール脚載置部が形成され、左右両側にはそれぞれ案内溝が形成される。
このようなリールシートは、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1では、リール脚を固定する際に可動フードが傾くことを抑制することができる釣竿用リールシート及び釣竿を提供することを目的としている。
特開2015−167508号公報
しかしながら、リール脚を固定する際、可動フードがリール脚の端部に乗り上げて上側に傾くため、特許文献1に係る態様を含め、従来の構成では、案内溝と接触する、可動フードの内周面に設けられた係合突起は、案内溝と2箇所で接触するのみであり、当該接触部分に過大な負荷が掛かり、また当該案内溝が係合突起を必ずしもスムーズに案内することが難しく、可動フードの係合突起ないしリールシート本体の案内溝の案内性能や耐久性を十分に確保することが難しいという問題があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、移動フードの案内突起と、リールシートの案内溝との間の案内をスムーズにしつつ接触領域を増やすことで、移動フード並びにリールシート本体の案内性能や耐久性を向上させることにある。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートは、リール脚が載置されるリール脚載置部と、左右一対の案内溝及び下側の案内溝と、が形成されたリールシート本体と、該リールシート本体の案内溝に案内される案内突起を備え、該リールシートの軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フードと、を備え、前記下側の案内溝は、前記リールシート本体の半径方向の溝の深さが、該下側の案内溝の端部領域で該案内溝の先端に向かうにつれ徐々に浅くなるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートは、前記下側の案内溝が、前記リールシートの軸線を基準として、前記リール脚載置部とは反対側に形成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートは、前記左右一対の案内溝が、前記リールシート本体の半径方向の溝の深さが、該左右一対の案内溝端部領域で該案内溝の先端に向かうにつれ徐々に浅くなるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートは、前記リールシートの軸線方向における前記下側の案内溝の端部領域の長さが、前記リールシートの軸線方向における前記左右一対の案内溝の端部領域の長さと異なるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートは、前記リールシートの軸線方向における前記下側の案内溝の端部領域の長さが、前記リールシートの軸線方向における前記左右一対の案内溝の端部領域の長さと同じ若しくはそれより短くなるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートは、前記左右一対の案内溝が、その長手方向が前記リールシートの軸線と略平行となるように形成され、該案内溝の端部領域では、前記下側の方向に傾斜している。
本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートは、前記左右一対の案内溝の、前記下側の方向への傾斜の開始位置が、前記リールシートの軸線方向でみて、前記下側の案内溝の、前記リールシート本体の半径方向の溝の深さが浅くなり始める位置とは異なるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートは、前記左右一対の案内溝の、前記下側の方向への傾斜の開始位置が、前記リールシートの軸線方向かつ前記リール脚を固定する方向でみて、前記下側の案内溝の、前記リールシート本体の半径方向の溝の深さが浅くなり始める位置と同じ若しくはそれよりも手前であるよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートは、該リールシートの軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フードの案内突起が、前記左右一対の案内溝に対応する左右一対の案内突起と、前記下側の案内溝に対応する下側の案内突起と、で構成され、前記下側の案内突起の、前記リールシートの軸線方向でみた断面形状は、略長方形の形状に形成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートは、該リールシートの軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フードの案内突起が、前記左右一対の案内溝に対応する左右一対の案内突起と、前記下側の案内溝に対応する下側の案内突起と、で構成され、前記下側の案内突起の、前記リールシートの軸線方向でみた断面形状は、略長方形の形状であるが先端部分がテーパして形成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートは、該リールシートの軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フードの案内突起が、前記左右一対の案内溝に対応する左右一対の案内突起と、前記下側の案内溝に対応する下側の案内突起と、で構成され、前記下側の案内突起の、前記リールシートの軸線方向でみた断面形状は、略逆U字の形状に形成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートは、該リールシートの軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フードの案内突起が、前記左右一対の案内溝に対応する左右一対の案内突起と、前記下側の案内溝に対応する下側の案内突起と、で構成され、前記下側の案内突起の、前記リールシートの軸線方向でみた断面形状は、略長方形の形状であるが先端部分が曲線により緩やかにテーパして形成される。
上記実施形態によれば、可動フードがリール脚の端部に乗り上げることによる上側方向の力と反対側の力を的確に発生させると共に、移動フードの案内突起と、リールシートの案内溝との間の案内をスムーズとしつつ接触領域を増やすことで、移動フード並びにリールシート本体の案内性能及び耐久性を向上させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る釣竿を示す図である。 本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートを示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内溝及び突起を示す図である。
以下、本発明に係る釣竿の実施形態について、添付図面を参照しながら具体的に説明する。複数の図面において共通する構素には当該複数の図面を通じて同一の参照符号が付されている。各図面は、説明の便宜上、必ずしも正確な縮尺で記載されているとは限らない点に留意されたい。
図1は、本発明に係る釣竿の一実施形態を示す図である。図示のように、本発明の一実施形態による釣竿1は、竿体2と、竿体2にリールシート9を介して取り付けられたリールRと、竿体2に取り付けられた釣糸ガイド10と、を備える。図示の実施形態においては、リールシート9及び釣糸ガイド10の各々が、竿体の外周面に取り付けられる取付部品に該当する。
竿体2は、例えば、元竿3、中竿5、及び穂先竿7等を連結することによって構成されている。これらの各竿体は、例えば、並継ぎ式に継合される。元竿3、中竿5、及び穂先竿7は、振出方式、逆並継方式、インロー方式、又はこれら以外の公知の任意の継合方式により継合され得る。竿体2は、単一の竿体から構成されていても良い。
元竿3、中竿5、及び穂先竿7は、例えば、繊維強化樹脂製の管状体で構成されている。この繊維強化樹脂製の管状体は、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸させた繊維強化樹脂プリプレグ(プリプレグシート)を芯金に巻回し、このプリプレグシートを加熱して硬化させることにより作成される。このプリプレグシートに含まれる強化繊維として、例えば、炭素繊維、ガラス繊維、及びこれら以外の任意の公知の強化繊維を用いることができる。当該プリプレグシートに含まれるマトリクス樹脂として、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。プリプレグシートが硬化された後には、芯金が脱芯される。また、管状体の外表面は、適宜研磨される。各竿体は、中実状に構成されてもよい。
図示の実施形態において、元竿3、中竿5及び穂先竿7には、リールシート9に装着されるリール6から繰り出される釣糸を案内する複数の釣糸ガイド10(釣糸ガイド10A〜10D)が設けられている。より具体的には、元竿3には釣糸ガイド10Aが設けられ、中竿5には釣糸ガイド10Bが設けられ、穂先竿7には釣糸ガイド10Cが設けられている。穂先竿7の先端には、トップガイド10Dが設けられている。
図示の実施形態において、リールシート9は、元竿3の外周面に取り付けられている。
次に、図2を参照して、リールシート9についてさらに説明する。リールシート9は、魚釣用リール6のリール脚6aが載置されるリール脚載置面12aをその軸方向に沿って有するリールシート本体12を備えている。リールシート本体12は、全体として筒状に形成されている。また、リールシート本体12は、合成樹脂(例えばポリアミド系合成繊維やABS樹脂等)あるいは金属(例えばSUS、アルミニウム、チタン、真鍮等)等の適宜の材料から形成されている。
このリールシート本体12は、リール脚載置面12aの反対側を僅かに膨出させ、握持する手で握り込んだときに、母指球またはその近部を支えることで握持し易い湾曲形状の外面を有する握り部12bを形成してある。
リールシート本体12のリール脚載置面12aは、平坦または、リールシート本体12のリール脚載置面12aに隣接する他の周方向の部位(例えば握り部12b)よりも大きな曲率をもって略平坦に形成され、かつ、図2および図3に示す下側にリールシート本体12の軸方向に延びた状態に形成されている。リールシート本体12は、一端(竿先側)に固定フード14が一体的に配設されている。リールシート本体12のリール脚載置面12aの一端は、固定フード14の内部に配設されている。
リールシート本体12は、他端(竿元側)に後述する案内溝が形成された筒状部16およびネジ部18が一体的に設けられている。筒状部16には、リールシート本体12のリール脚載置面12aに連続して、又は、僅かな段差をもって筒状部載置面16aが形成されている。本発明の一実施形態では、リール脚載置面(リール脚載置部)12aと筒状部載置面16aとの間は、リール脚6aの裏面(底面)6bが載置される後述するリール脚保持部28の裏面保持部28aおよびリール脚載置面12aの間をできるだけ面一にするように、リール脚保持部28の裏面保持部28aが配設される分の段差が形成されている。筒状部載置面16aは、ネジ部18にも連続して形成されている。筒状部16およびネジ部18の外側には、移動フード22が軸方向に移動自在に装着される。
図2に示すように、リールシート本体12の固定フード14には、リール脚6aの一端を受け入れる開口部14aが移動フード22に向けて開口されている。この固定フード14の開口部14aは、リールシート本体12の前方に向けて次第に内面の高さが低くなるように形成されている。この開口部14aにリール脚6aの一端を受け入れ、リール脚6aの一端が開口部14aにより押圧されたときに、このリール脚6aを固定フード14内に配設されたリール脚載置面12a側に向けて付勢する(押し付ける)。
なお、固定フード14は、リールシート本体12に一体的に配設されている場合に限らず、金属又は硬質の合成樹脂でリールシート本体12と別体構造に形成し、リールシート本体12に強固に固定してもよい。金属で形成する場合には、リール6のリール脚6aに当接する部位に樹脂製部材を配置し、金属間の接触による各部材の損傷を防止することが好ましい。
本実施形態の移動フード22は、リールシート本体12のネジ部18が挿通される軸方向孔22aを貫通させたスリーブ状に形成してあり、締付用ナット24と、フード本体26と、このフード本体26の内側に固定されたリール脚保持部28とを有する。フード本体26の後端には締付用ナット24が回転自在に連結されている。そして、締付用ナット24は例えば合成樹脂、金属、ポリアミド系合成繊維、ABS樹脂、アルミニウム、真鍮等により形成され、フード本体26は例えば金属(SUS、真鍮)等により形成され、リール脚保持部28は例えばポリアミド系合成繊維等により形成されている。リール脚保持部28は、後述する連結部28cで裏面保持部(フード挟持部)28aおよび表面保持部28bを適当な範囲でバネ性をもって開閉するように、適度な弾性を有する材料で形成される。
締付用ナット24はネジ部18に螺合する雌ネジを内周側に形成し、外周側は滑り難く回転操作し易く形成されている。締付用ナット24の前端部は、フード本体26の後端部と相対回転自在でかつ抜け止めされた状態で連結されている。締付用ナット24の前端で径方向外方に拡径した状態に延びるフランジ部に、フード本体26の後端で径方向内方に縮径した状態に延びるフランジ部が嵌合され、自在に相対回転を可能としつつ抜け止めするよう構成してもよい。なお、締付用ナット24とフード本体26との連結構造は、逆の構造であっても良い。すなわち、締付用ナット24の前端の径方向内方に縮径した状態に延びるフランジ部に、フード本体26の後端の径方向外方に拡径した状態に延びるフランジ部が嵌合され、自在に相対回転を可能としつつ抜け止めすることも好ましい。また、径方向内方や径方向外方に延びるフランジ部は、全周にわたって連続することが好ましいが、不連続であってもよい。
締付用ナット24は、リールシート本体12のネジ部18に螺合され、かつ、回転可能に配設されている。フード本体26は締付用ナット24に連結されている。このため、ネジ部18に対して締付用ナット24を正方向に回転させると、締付用ナット24が固定フード14に対して近接するとともに移動フード22のフード本体26が固定フード14に対して近接する。一方、ネジ部18に対して締付用ナット24を逆方向に回転させると締付用ナット24が固定フード14に対して離隔するとともに移動フード22のフード本体26が固定フード14に対して離隔する。
この締付用ナット24の回転によりリールシート本体12の軸方向に移動されるフード本体26は、前方および内周側に開口し、魚釣用リール6のリール脚6aの後端を受け入れるリール脚保持部28が配設された状態で固定される開口部26aを有する。このフード本体26の開口部26aは、移動フード22をリールシート本体12のネジ部18に装着したときに、固定フード14の開口部14aに対向する。フード本体26の開口部26aは、固定フード14の開口部14aとは逆に、後方に向けて次第に内面の高さが低くなるように形成されている。
次に、図3を用いて、リールシート本体12の筒状部16およびネジ部18に形成された案内溝について説明する。図3に示すように、リールシート本体12の外周面には、雄ネジが形成されたネジ部18と雄ネジが形成されていない筒状部16とが形成される。そして、ネジ部18を部分的に切り欠くようにして左右一対の案内溝29及び下側の案内溝(下部に形成される案内溝)30が軸線方向にそれぞれ延びて形成されている。
当該左右一対の案内溝29は、移動フード22を軸線方向に案内するためのものであって、リールシート本体12の左右両側部にそれぞれ形成されており、リール脚載置面12aを周方向の0度としたとき、プラスマイナス90度の位置にあって、左右の案内溝29は互いに180度対向した位置関係にある。一方、当該下側の案内溝30は、同様に移動フード22を軸線方向に案内するためのものであって、リールシート本体12の下側に形成されており、リール脚載置面12aを周方向の0度としたとき、180度(又はマイナス180度)の位置にある。本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートは、下側の案内溝30が、リールシートの軸線を基準として、リール脚載置部12aとは反対側に形成されるが、必ずしも厳密な意味で上記180度の位置にあることを意図するものではない。
案内溝29、30は、リールシート本体12のネジ部18だけでなく、当該ネジ部18を越えて筒状部16まで形成されている。尚、案内溝29に沿って、リール脚6aを固定する際には移動フード22を前方(若しくは後述する後方)に移動させてリールシート本体12の固定フード14に接近させ、リール脚6aの固定を解除する際には移動フード22をリールシート本体12の固定フード14から離すように後方(若しくは前方)に移動させる。
移動フード22の内周面には案内溝29と係合する案内突起(係合凸部)31が左右一対形成されている。該案内突起31は突条の如く軸線方向に沿って所定長さ延びた形状となっており、その上下の幅は案内溝29の上下の幅よりも小さく、案内突起31と案内溝29との間には上下に所定のクリアランスが形成される。
図3に示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、リール脚6aが載置されるリール脚載置部12aと、左右一対の案内溝29と、が形成されたリールシート本体12と、リールシート本体12の左右一対の案内溝29に案内される左右一対の案内突起31を備え、該リールシート10の軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フード22と、を備える。
また、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10のリールシート本体12には、下側の案内溝30も形成され、該リールシート本体の該案内溝30に案内される下側の案内突起32を備え、該下側の案内溝30は、リールシート本体12の半径方向の溝の深さが、該下側の案内溝の端部領域30Aで該案内溝30の先端に向かうにつれ徐々に浅くなるよう構成される。当該端部領域30Aにおける溝の深さは、例えば、0.5mm−0.7mmの間で変化するよう構成される(例えば、当該領域で0.2mm程度浅くなるよう構成する)。
これにより、可動フードがリール脚の端部に乗り上げることによる上側方向の力と反対側の力を的確に発生させると共に、移動フードの案内突起と、リールシートの案内溝との間の案内をスムーズとしつつ接触領域を増やすことで、移動フード並びにリールシート本体の案内性能及び耐久性を向上させることが可能となる。
なお、図示の例では、案内溝29は、リール脚を固定する場合の移動方向若しくは釣竿の前方向に延伸するように形成されているが、移動フードと固定フードの位置関係が移動フードの移動方向で逆の位置関係となる態様も考えられる(以下同様である)。
図4a、bに、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートの案内溝及び案内突起の構成を示す。図4aに示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、リール脚6aが載置されるリール脚載置部12aと、左右一対の案内溝29と、が形成されたリールシート本体12と、リールシート本体12の左右一対の案内溝29に案内される左右一対の案内突起31を備え、該リールシート10の軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フード22と、を備える。
また、図4aに示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10のリールシート本体12には、下側の案内溝30も形成され、該リールシート本体の該案内溝30に案内される下側の案内突起32を備え、該下側の案内溝30は、リールシート本体12の半径方向の溝の深さが、該下側の案内溝の端部領域30Aで該案内溝30の先端に向かうにつれ徐々に浅くなるよう構成される。当該端部領域30Aにおける溝の深さは、例えば、0.5mm−0.7mmの間で変化するよう構成される。
図4bに示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、左右一対の案内溝29は、リールシート本体12の半径方向の溝の深さが、該左右一対の案内溝29の端部領域29Aで該案内溝29の先端に向かうにつれ徐々に浅くなるよう構成される。当該端部領域30Aにおける溝の深さは、例えば、0.5mm−0.7mmの間で変化するよう構成される。図示の例では、左右一対の案内溝29の端部領域29Aと、下側の案内溝の端部領域30Aとは、リールシート10の軸線方向(紙面の左右方向)で同じ長さ(A)を備えるように構成されているが、これらの長さが異なるように形成されていても構わない。
これにより、可動フードがリール脚の端部に乗り上げることによる上側方向の力と反対側の力をより的確に発生させると共に、移動フードの案内突起と、リールシートの案内溝との間の案内をスムーズとしつつ接触領域を増やすことで、移動フード並びにリールシート本体の案内性能及び耐久性を向上させることが可能となる。
図5a、bに、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートの案内溝及び案内突起の構成を示す。図5aに示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、リール脚6aが載置されるリール脚載置部12aと、左右一対の案内溝29と、が形成されたリールシート本体12と、リールシート本体12の左右一対の案内溝29に案内される左右一対の案内突起31を備え、該リールシート10の軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フード22と、を備える。
また、図5aに示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10のリールシート本体12には、下側の案内溝30も形成され、該リールシート本体の該案内溝30に案内される下側の案内突起32を備え、該下側の案内溝30は、リールシート本体12の半径方向の溝の深さが、該下側の案内溝の端部領域30Aで該案内溝30の先端に向かうにつれ徐々に浅くなるよう構成される。当該端部領域30Aにおける溝の深さは、例えば、0.5mm−0.7mmの間で変化するよう構成される。
図5bに示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、左右一対の案内溝29は、リールシート本体12の半径方向の溝の深さが、該左右一対の案内溝29の端部領域29Aで該案内溝29の先端に向かうにつれ徐々に浅くなるよう構成される。当該端部領域30Aにおける溝の深さは、例えば、0.5mm−0.7mmの間で変化するよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、前記リールシート10の軸線方向における前記下側の案内溝30の端部領域30Aの長さ(B)が、前記リールシート10の軸線方向における前記左右一対の案内溝29の端部領域29Aの長さ(A)と同じ若しくはそれより短くなるよう構成される。図示の例では、前記リールシート10の軸線方向における前記下側の案内溝30の端部領域30Aの長さ(B)が、前記リールシート10の軸線方向における前記左右一対の案内溝29の端部領域29Aの長さ(A)とよりも短くなるよう構成されているが、これに限られない。
これにより、可動フードがリール脚の端部に乗り上げることによる上側方向の力と反対側の力をより的確に発生させると共に、移動フードの案内突起と、リールシートの案内溝との間の案内をスムーズとしつつ接触領域を増やすことで、移動フード並びにリールシート本体の案内性能及び耐久性を向上させることが可能となる。
図6a、bに、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートの案内溝及び案内突起の構成を示す。図6aに示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、リール脚6aが載置されるリール脚載置部12aと、左右一対の案内溝29と、が形成されたリールシート本体12と、リールシート本体12の左右一対の案内溝29に案内される左右一対の案内突起31を備え、該リールシート10の軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フード22と、を備える。図示の例では、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、左右一対の案内溝29が、その長手方向が前記リールシート10の軸線と略平行となるように形成され、該案内溝の端部領域29Aでは、下側の方向(紙面の上下方向における下部方向)に傾斜している。
また、図6aに示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10のリールシート本体12には、下側の案内溝30も形成され、該リールシート本体の該案内溝30に案内される下側の案内突起32を備え、該下側の案内溝30は、リールシート本体12の半径方向の溝の深さが、該下側の案内溝の端部領域30Aで該案内溝30の先端に向かうにつれ徐々に浅くなるよう構成される。当該端部領域30Aにおける溝の深さは、例えば、0.5mm−0.7mmの間で変化するよう構成される。
図6bに示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、左右一対の案内溝29は、リールシート本体12の半径方向の溝の深さが、該左右一対の案内溝29の端部領域29Aで該案内溝29の先端に向かうにつれ徐々に浅くなるよう構成される。当該端部領域30Aにおける溝の深さは、例えば、0.5mm−0.7mmの間で変化するよう構成される。図示の例では、左右一対の案内溝29の端部領域29Aと、下側の案内溝の端部領域30Aとは、リールシート10の軸線方向(紙面の左右方向)で同じ長さ(A)を備えるように構成されているが、これらの長さが異なるように形成されていても構わない。
これにより、可動フードがリール脚の端部に乗り上げることによる上側方向の力と反対側の力をさらに的確に発生させると共に、移動フードの案内突起と、リールシートの案内溝との間の案内をスムーズとしつつ接触領域を増やすことで、移動フード並びにリールシート本体の案内性能及び耐久性を向上させることが可能となる。
図7a、bに、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシートの案内溝及び案内突起の構成を示す。図7aに示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、リール脚6aが載置されるリール脚載置部12aと、左右一対の案内溝29と、が形成されたリールシート本体12と、リールシート本体12の左右一対の案内溝29に案内される左右一対の案内突起31を備え、該リールシート10の軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フード22と、を備える。図示の例では、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、左右一対の案内溝29が、その長手方向が前記リールシート10の軸線と略平行となるように形成され、該案内溝の端部領域29Aでは、下側の方向(紙面の上下方向における下部方向)に傾斜している。
また、図7aに示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10のリールシート本体12には、下側の案内溝30も形成され、該リールシート本体の該案内溝30に案内される下側の案内突起32を備え、該下側の案内溝30は、リールシート本体12の半径方向の溝の深さが、該下側の案内溝の端部領域30Aで該案内溝30の先端に向かうにつれ徐々に浅くなるよう構成される。当該端部領域30Aにおける溝の深さは、例えば、0.5mm−0.7mmの間で変化するよう構成される。
図7bに示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、左右一対の案内溝29は、リールシート本体12の半径方向の溝の深さが、該左右一対の案内溝29の端部領域29Aで該案内溝29の先端に向かうにつれ徐々に浅くなるよう構成される。当該端部領域30Aにおける溝の深さは、例えば、0.5mm−0.7mmの間で変化するよう構成される。
本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、前記リールシート10の軸線方向における前記下側の案内溝30の端部領域30Aの長さ(B)が、前記リールシート10の軸線方向における前記左右一対の案内溝29の端部領域29Aの長さ(A)と同じ若しくはそれより短くなるよう構成される。図示の例では、前記リールシート10の軸線方向における前記下側の案内溝30の端部領域30Aの長さ(B)が、前記リールシート10の軸線方向における前記左右一対の案内溝29の端部領域29Aの長さ(A)とよりも短くなるよう構成されているが、これに限られない。
ここで、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、前記左右一対の案内溝29の、前記下側の方向への傾斜の開始位置が、前記リールシート10の軸線方向でみて、前記下側の案内溝29の、前記リールシート本体12の半径方向の溝の深さが浅くなり始める位置とは異なるよう構成されても構わない。また、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート1−は、前記左右一対の案内溝29の、前記下側の方向への傾斜の開始位置が、前記リールシート10の軸線方向かつ前記リール脚6aを固定する方向でみて、前記下側の案内溝30の、前記リールシート本体12の半径方向の溝の深さが浅くなり始める位置と同じ若しくはそれよりも手前であるよう構成されてもよい。
これにより、可動フードがリール脚の端部に乗り上げることによる上側方向の力と反対側の力をより的確に発生させると共に、移動フードの案内突起と、リールシートの案内溝との間の案内をスムーズとしつつ接触領域を増やすことで、移動フード並びにリールシート本体の案内性能及び耐久性を向上させることが可能となる。
次に、図8a、bに、本発明の他の実施形態に係る釣竿用リールシートの案内突起の構成を示す。図8aに示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、該リールシートの軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フード22の案内突起が、左右一対の案内溝29に対応する左右一対の案内突起31と、下側の案内溝30に対応する下側の案内突起32と、で構成され、前記下側の案内突起32の、前記リールシート10の軸線方向でみた断面形状は、略長方形の形状に形成される。図8bは、これをリールシート10の半径方向の断面でみたものである。図示のように、移動フード22には、左右一対の案内溝29に対応する左右一対の案内突起31と、下側の案内溝30に対応する下側の案内突起32とが形成されている。
次に、図9a、bに、本発明の他の実施形態に係る釣竿用リールシートの案内突起の構成を示す。図9aに示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、該リールシートの軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フード22の案内突起が、左右一対の案内溝29に対応する左右一対の案内突起31と、下側の案内溝30に対応する下側の案内突起32と、で構成され、前記下側の案内突起の、前記リールシートの軸線方向でみた断面形状は、略長方形の形状であるが先端部分がテーパして形成される。当該テーパ角度は、例えば、0.02mm/mmであり、当該先端部分の長さは、例えば、10mmであるが、これらに限られない。図9bは、これをリールシート10の半径方向の断面でみたものである。図示のように、移動フード22には、左右一対の案内溝29に対応する左右一対の案内突起31と、下側の案内溝30に対応する下側の案内突起32とが形成されている。
次に、図10a、bに、本発明の他の実施形態に係る釣竿用リールシートの案内突起の構成を示す。図10aに示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、該リールシートの軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フード22の案内突起が、前記左右一対の案内溝29に対応する左右一対の案内突起31と、前記下側の案内溝30に対応する下側の案内突起32と、で構成され、前記下側の案内突起32の、前記リールシートの軸線方向でみた断面形状は、略逆U字の形状に形成される。図10bは斜視図であり、下側の案内突起32の詳細を示す。図示のように、下側の案内突起32は、円盤状でかつお椀を逆さまにしたような立体的形状を備える。当該下側の案内突起32の半径(最大半径)は、例えば、0.7mmであるが、これに限られない。
次に、図11a、bに、本発明の他の実施形態に係る釣竿用リールシートの案内突起の構成を示す。図11aに示すように、本発明の一実施形態に係る釣竿用リールシート10は、該リールシートの軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フード22の案内突起が、前記左右一対の案内溝29に対応する左右一対の案内突起31と、前記下側の案内溝30に対応する下側の案内突起32と、で構成され、下側の案内突起32の、前記リールシート10の軸線方向でみた断面形状は、略長方形の形状であるが先端部分が曲線により緩やかにテーパして形成される。図11bは斜視図であり、下側の案内突起32の詳細を示す。図示のように、下側の案内突起32は、略逆U字状に長手方向に延伸し、端部領域では緩やかにテーパした立体的形状を備える。
このように、下側の案内突起32の先端部分を傾斜させたり、テーパさせたりすることで、移動フードの案内突起と、リールシートの案内溝との間の案内をスムーズにしつつ接触領域を増やすことができ、移動フード並びにリールシート本体の案内性能や耐久性よりを向上させることが可能となる。なお、上記実施形態では、下側の案内溝30に対応する下側の案内突起32の形状につき説明したが、これに代えて、若しくはこれに加えて、左右一対の案内溝29に対応する左右一対の案内突起31を上記と同様に構成してもよい。その場合、下側の案内突起32と、左右一対の案内突起31とが異なる立体的形状を備えるよう構成しても構わない。左右一対の案内突起31や下側の案内突起32の寸法は、左右一対の案内溝29や下側の案内溝30に合わせて適宜設定することができ、特定の寸法に限定されるものではない。
本明細書で説明された各構成要素の寸法、材料、及び配置は、実施形態中で明示的に説明されたものに限定されず、この各構成要素は、本発明の範囲に含まれうる任意の寸法、材料、及び配置を有するように変形することができる。また、本明細書において明示的に説明していない構成要素を、説明した実施形態に付加することもできるし、各実施形態において説明した構成要素の一部を省略することもできる。
1 釣竿
2 竿体
3 元竿
5 中竿
6 リール
6a リール脚
7 穂先竿
9 リールシート
12 リールシート本体
12a リール脚載置面
14 固定フード
22 移動フード
29 左右一対の案内溝
29A 端部領域
30 下側の案内溝
30A 端部領域
31 左右一対の案内突起
32 下側の案内突起
A 端部領域の長さ
B 端部領域の長さ

Claims (12)

  1. リール脚が載置されるリール脚載置部と、左右一対の案内溝及び下側の案内溝と、が形成されたリールシート本体と、該リールシート本体の案内溝に案内される案内突起を備え、該リールシートの軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フードと、を備えた釣竿用リールシートであって、
    前記下側の案内溝は、前記リールシート本体の半径方向の溝の深さが、該下側の案内溝の端部領域で該案内溝の先端に向かうにつれ徐々に浅くなるよう構成されることを特徴とする、釣竿用リールシート。
  2. 前記下側の案内溝は、前記リールシートの軸線を基準として、前記リール脚載置部とは反対側に形成される、請求項1に記載の釣竿用リールシート。
  3. 前記左右一対の案内溝は、前記リールシート本体の半径方向の溝の深さが、該左右一対の案内溝端部領域で該案内溝の先端に向かうにつれ徐々に浅くなるよう構成される、請求項1又は2に記載の釣竿用リールシート。
  4. 前記リールシートの軸線方向における前記下側の案内溝の端部領域の長さは、前記リールシートの軸線方向における前記左右一対の案内溝の端部領域の長さと異なる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の釣竿用リールシート。
  5. 前記リールシートの軸線方向における前記下側の案内溝の端部領域の長さは、前記リールシートの軸線方向における前記左右一対の案内溝の端部領域の長さと同じ若しくはそれより短い、請求項4に記載の釣竿用リールシート。
  6. 前記左右一対の案内溝は、その長手方向が前記リールシートの軸線と略平行となるように形成され、該案内溝の端部領域では、前記下側の方向に傾斜している、請求項1から5までのいずれか1項に記載の釣竿用リールシート。
  7. 前記左右一対の案内溝の、前記下側の方向への傾斜の開始位置は、前記リールシートの軸線方向でみて、前記下側の案内溝の、前記リールシート本体の半径方向の溝の深さが浅くなり始める位置とは異なる、請求項6に記載の釣竿用リールシート。
  8. 前記左右一対の案内溝の、前記下側の方向への傾斜の開始位置は、前記リールシートの軸線方向かつ前記リール脚を固定する方向でみて、前記下側の案内溝の、前記リールシート本体の半径方向の溝の深さが浅くなり始める位置と同じ若しくはそれよりも手前である、請求項6に記載の釣竿用リールシート。
  9. 該リールシートの軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フードの案内突起は、前記左右一対の案内溝に対応する左右一対の案内突起と、前記下側の案内溝に対応する下側の案内突起と、で構成され、前記下側の案内突起の、前記リールシートの軸線方向でみた断面形状は、略長方形の形状に形成される、請求項1から8までのいずれか1項に記載の釣竿用リールシート。
  10. 該リールシートの軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フードの案内突起は、前記左右一対の案内溝に対応する左右一対の案内突起と、前記下側の案内溝に対応する下側の案内突起と、で構成され、前記下側の案内突起の、前記リールシートの軸線方向でみた断面形状は、略長方形の形状であるが先端部分がテーパして形成される、請求項1から8までのいずれか1項に記載の釣竿用リールシート。
  11. 該リールシートの軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フードの案内突起は、前記左右一対の案内溝に対応する左右一対の案内突起と、前記下側の案内溝に対応する下側の案内突起と、で構成され、前記下側の案内突起の、前記リールシートの軸線方向でみた断面形状は、略逆U字の形状に形成される、請求項1から8までのいずれか1項に記載の釣竿用リールシート。
  12. 該リールシートの軸線方向に沿って移動可能に構成された筒状の移動フードの案内突起は、前記左右一対の案内溝に対応する左右一対の案内突起と、前記下側の案内溝に対応する下側の案内突起と、で構成され、前記下側の案内突起の、前記リールシートの軸線方向でみた断面形状は、略長方形の形状であるが先端部分が曲線により緩やかにテーパして形成される、請求項10に記載の釣竿用リールシート。
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