JP2019175745A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】点検スイッチの操作により他の照明装置へ点検信号を送信できる照明装置を提供することである。【解決手段】実施形態の照明装置10は、光源11と、外部と通信可能であり点検情報を送受信する通信部14と、外部電源から供給された電力を充電可能な蓄電池12と、蓄電池12を点検する点検部15と、点検部15に点検動作を開始させる点検スイッチ17と、点検スイッチ17の所定の操作により通信部14の動作を変更するとともに自機の点検動作を実行する制御部13とを備える。【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、照明装置に関する。
従来、非常時に非常用電源を用いて点灯する非常灯や避難経路等への誘導のために点灯する誘導灯などの非常用照明装置が提供されている。
非常用照明装置は、法令により非常用照明装置の点検を定期的に行うことが定められている。非常用照明装置の定期的な点検は、たとえば、外部電源からの電力の供給を一時的に遮断し、蓄電池からの電力の供給により光源が規定の点検時間以上連続して点灯するか否かを確認する。また、非常用照明装置の外観に異常がないかを目視により確認する。
近年では、点検作業を容易化するために、照明装置に外部通信端末と無線通信が可能である無線通信機を搭載した構成も提案されている。たとえば、点検者は通信端末から点検命令を照明装置に送信し、点検信号を受信した照明装置はメッシュネットワークにより他照明装置に点検信号を送信する。これにより、点検者はネットワークに属している照明装置に一括して点検信号を送信することができる。
しかしながら、通信端末から点検信号を出して点検を実施する場合、点検者は必ず通信端末を所持する必要があり、通信端末を所持していない者は一括して点検を実施することができないという不都合が生じていた。
本発明が解決しようとする課題は、点検スイッチの操作により他の照明装置へ点検信号を送信できる照明装置を提供することである。
実施形態の照明装置は、光源と、外部と通信可能であり点検情報を送受信する通信部と、外部電源から供給された電力を充電可能な蓄電池と、蓄電池を点検する点検部と、点検部に点検動作を開始させる点検スイッチと、点検スイッチの所定の操作により通信部の動作を変更するとともに自機の点検動作を実行する制御部とを備える。
本発明によれば、通信端末を所持せずに点検スイッチの操作により他の照明装置へ点検信号を送信できることが期待できる。
以下、実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本実施の形態の照明システムの構成を示す。図1に示すように、照明システム100は、オフィス内の照明空間200の天井面に設置された複数の照明装置10(10a〜10i)から構成される。具体的には、照明装置10は停電時などの非常時に点灯する非常灯であり、それぞれ天井面に所定の間隔で設置されている。
尚、本実施形態では、照明装置10は、9台配置した場合について説明するが、これに限定されるものではなく、複数台(n台(nは整数))配置されればよい。
また、各照明装置10a〜10i間の通信方式は、たとえば、BLE(Bluetooth(登録商標)Low Energy)などのメッシュネットワークが可能な無線通信方式である。
図2および図3は、照明装置10の構成を示している。この照明装置10は、光源11と、報知部1と、蓄電池12と、制御部13および点検部15と、点検スイッチ17と、通信部14とを備え、これらは照明装置の筐体16の内部に収納されている。また、筐体16の背面側には、外部電源18と接続される端子台19が設けられている。
光源11は、たとえば発光ダイオード(LED)あるいはレーザダイオードなどの半導体発光素子、または、有機EL素子(OLED)などで構成された発光モジュールが用いられ、白色光を出射するように構成されている。光源11は、発光モジュールから放射された光の配光を制御する透明なガラス製または樹脂製のレンズを有する。
報知部1は、たとえば、モニタランプであり、発光ダイオード(LED)あるいはレーザダイオードなどの半導体発光素子、または、有機EL素子(OLED)などで構成された発光モジュールが用いられる。報知部1は、外部電源18または蓄電池12の電力が制御部13を介して供給されることにより点灯する。この報知部1は、照明装置10の外から見える位置に配設されており、使用者が筐体16の外部から点灯状態を目視して確認できる。
蓄電池12は、筐体16の内部に着脱可能な電池であり、ニカド電池、ニッケル水素電池、あるいはリチウムイオン電池などの充電可能な二次電池である。
外部電源18は、商用交流電源、あるいは直流電源など、任意の電源とすることが可能である。本実施形態では、外部電源を商用交流電源としている。
端子台19は、筐体16の背面側に設けられており、図示しない電線を介して外部電源18と制御部13とを電気的に接続するものである。
制御部13は、外部電源18および蓄電池12と電気的に接続されており、外部電源18および蓄電池12からの電力を光源11、報知部1、通信部14などに供給するものである。制御部13には、外部電源18から供給された電力が端子台19を介して供給される。制御部13は、常用時には外部電源18により蓄電池12を充電し、非常時には蓄電池12の電力を光源11に供給するように制御する。
また、制御部13は、点検部15と記憶部(図示しない)を備えており、点検部15が点検した点検情報を記憶部に記憶し、点検情報を通信部14を介して外部へ出力するように制御することができる。
点検部15は、蓄電池12の電圧、電流、温度、放電時間および放電回数を検知することにより蓄電池12が正常に動作するか否かの点検を行い、これらの点検情報を記憶部に出力する。
記憶部は、揮発性メモリおよび不揮発性メモリなどから構成される。記憶部は、点検部から入力される点検情報や照明装置10の製造番号、製造年月日などの情報を記憶する。
点検スイッチ17は、点検動作を開始するためのスイッチであり、たとえば、筐体16から下方へ突出したスイッチであり、外部より押圧(操作)されることにより起動する。点検スイッチ17が操作されると制御部13は、点検部15に点検動作を開始する信号を送信し、点検部15は点検動作を開始する。
さらに、制御部13は、点検スイッチ17が所定の操作を受けると点検動作を変更する機能を有する。たとえば、外部から点検スイッチ17が1回押されると、制御部13は、点検部15に点検動作を開始する信号を送信し、点検部15は点検動作を開始する。この操作が1台の自機の照明装置10の点検動作を行う通常の操作であり第1の操作である。
一方、点検スイッチ17が通常と異なる操作を受けると制御部13は通信部14を介して他の照明装置10へ点検信号を送信するとともに、自機の点検動作を実行する。他の各照明装置10は自機の点検信号を受信すると点検動作を開始する。たとえば、通常と異なる操作とは第1の操作とは異なる第2の操作であり、点検スイッチが2回押される、5秒間押され続けるなどの操作である。
通信部14は、無線通信でデータを送受信するためのインターフェースである。通信部14は、たとえば、Bluetooth(登録商標)接続をサポートするインターフェースである。ここでは、BLE通信をサポートするものとする。
次に、図4を参照して照明装置10の点検の動作について説明する。ここで、照明装置10a〜10iは照明空間200の天井面に設置されており、点検者が照明装置10aの点検スイッチ17を操作して点検を実行する場合について説明する。
照明装置10aは、点検スイッチ17が操作されたかを判断する(S1)。S1で点検スイッチ17が操作された場合、通常の操作(第1の操作)であるか判断を行う(S2)。ここで通常の操作とは、点検スイッチ17が1度押されることである。S2で通常の操作であると判断した場合、照明装置10aは自機の点検動作を開始する。制御部13は外部電源18の電力を遮断し、蓄電池12の電力を光源11に供給する制御を行う。点検部15は、蓄電池12の点検を実行し、蓄電池12の電圧、電流、温度、放電時間及び放電回数などの点検情報を記憶部に記憶する(S3)。照明装置10aは、所定の時間光源11の点灯を行うと、次に点検部15が点検した点検情報に問題が無いか判断を行う(S4)。S4の判断の結果、点検情報に問題が無ければ点検終了とし、外部電源18の電力の供給を再開し、蓄電池12の充電を再開する(S5)。一方、S4の判断において点検情報に問題があった場合、照明装置10aは報知部1を点滅させる。照明装置10aは、この点滅動作により、自機の点検情報に問題があることを外部に知らせる(S6)(以降、S3〜S6のステップを点検ステップ(S100)と称する)。
一方、S1において、照明装置10aは、点検スイッチ17が操作されていないと判断した場合、通信部14を介して点検信号を受信したかを判断する(S7)。点検信号を受信していない場合、S1へ戻る。一方、S7で点検信号を受信した場合、通信部14からメッシュネットワークを介して他の照明装置10b〜10iへ点検信号を送信する(S8)。また、S2において、点検スイッチ17が通常とは異なる操作(第2の操作)をされた場合、たとえば2回続けて点検スイッチ17が押された場合、照明装置10aは、通信部14からメッシュネットワークを介して他の照明装置10b〜10iに点検信号を送信する(S8)。S8で点検信号を送信した後に、照明装置10aは、点検ステップを実行する。
このように、点検スイッチの操作により1台の照明装置10aの点検動作と、照明装置10a〜10iの点検動作を切り替えることができるため、点検者は通信端末を所持せずとも一括して全照明装置に点検動作を実行することができる。
そのため、点検者は、通信端末を用いた全照明装置の一括点検と点検スイッチの操作による一括点検とのどちらも利用することができる。
通信端末と照明装置とが通信を行うためには、互いの装置情報(固有アドレスなど)を記憶させる必要があり、通信端末の通信不良や破壊などの故障や紛失により新たな通信端末を用いる場合は再度この設定を行う必要があり手間がかかっていた。しかしながら、一括点検を通信端末を用いずに点検スイッチの操作によってできることとする場合には、通信端末と照明器具の通信設定などを行う必要性をなくすことが可能となり、点検作業を容易に行うことができる。
なお、上述の報知部は、モニタランプに限らず、文字等を表示する表示部や音を発するスピーカなどによって構成してもよく、これらにより報知するようにしてもよい。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 照明装置
1 報知部(モニタランプ)
11 光源
12 蓄電池
13 制御部
14 通信部
15 点検部
17 点検スイッチ
18 外部電源
1 報知部(モニタランプ)
11 光源
12 蓄電池
13 制御部
14 通信部
15 点検部
17 点検スイッチ
18 外部電源
Claims (2)
- 光源と;
外部と通信可能であり点検情報を送受信する通信部と;
外部電源から供給された電力を充電可能な蓄電池と;
前記蓄電池を点検する点検部と;
前記点検部に点検動作を開始させる点検スイッチと;
前記点検スイッチの所定の操作により前記通信部の動作を変更するとともに自機の点検動作を実行する制御部と;
を備えたことを特徴とする照明装置。 - 前記照明装置は、前記点検スイッチが第1の操作を受けると自機の点検動作を実行し、前記第1の操作とは異なる第2の操作を受けると前記通信部をより他の照明装置へ点検開始信号を送信するとともに自機の点検動作を実行することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018064155A JP2019175745A (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018064155A JP2019175745A (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019175745A true JP2019175745A (ja) | 2019-10-10 |
Family
ID=68167284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018064155A Pending JP2019175745A (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019175745A (ja) |
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2018
- 2018-03-29 JP JP2018064155A patent/JP2019175745A/ja active Pending
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