JP2019175397A - 音響装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

音響装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Fumiyoshi Mukoyama
文祥 向山
阪本 浩司
Koji Sakamoto
浩司 阪本
吉鶴 智博
Tomohiro Yoshitsuru
智博 吉鶴
高橋 秀晃
Hideaki Takahashi
秀晃 高橋
舞 珍坂
Mai Chinzaka
舞 珍坂
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Abstract

【課題】避難時間の短縮を図ることができる住警器(音響装置)、制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】音響装置1は、住宅内の居室、寝室、階段、廊下等の構造体に設置される。音響装置1は、制御部10と、第1出力部11と、第2出力部12と、を備える。制御部10は、特定事象に関する情報を受けて特定事象が発生したか否かを判定する。第1出力部11は、制御部10にて特定事象が発生したと判定したときに、特定事象の発生を報知するように音を出力する。第2出力部12は、上記情報に応じて光を出力する。音の出力を開始する第1タイミングと、光の出力を開始する第2タイミングとには、時間差が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、一般に、音響装置、制御方法、及びプログラムに関し、より詳細には、特定事象が発生したことを報知する音響装置、当該音響装置の制御方法、及びプログラムに関する。
従来例として、特許文献1に記載の住警器を例示する。この住警器は、そのカバーの中央に、煙流入口を開口した検煙部を配置し、火災による煙が所定濃度に達したときに火災を検出する。また住警器は、カバーにおける検煙部の左下側に音響孔を有し、その背後にスピーカを内蔵し、警報音や音声メッセージを出力する。住警器は、住宅の居間や寝室等の例えば壁面に設置され、万一、火災が発生した場合には、火災を検出して警報を開始する。
特開2010−49604号公報
ところで、火災等の特定事象の発生時に、住人がその特定事象の発生を知ってから避難するまでの時間(避難時間)をより短縮できる住警器(音響装置)が望まれる。
本発明は上記事由に鑑みてなされ、避難時間の短縮を図ることができる音響装置、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る音響装置は、構造体に設置される。前記音響装置は、制御部と、第1出力部と、第2出力部と、を備える。前記制御部は、特定事象に関する情報を受けて前記特定事象が発生したか否かを判定する。前記第1出力部は、前記制御部にて前記特定事象が発生したと判定したときに、前記特定事象の発生を報知するように音を出力する。前記第2出力部は、前記情報に応じて光を出力する。前記音の出力を開始する第1タイミングと、前記光の出力を開始する第2タイミングとには、時間差が設けられている。
本発明の一態様に係る制御方法は、構造体に設置される音響装置の制御方法である。前記制御方法は、判定ステップと、第1出力ステップと、第2出力ステップと、を有する。前記判定ステップでは、特定事象に関する情報を受けて前記特定事象が発生したか否かを判定する。前記第1出力ステップでは、前記特定事象が発生したと判定したときに、第1出力部に、前記特定事象の発生を報知するように音を出力させる。前記第2出力ステップでは、前記情報に応じて、第2出力部に、光を出力させる。前記音の出力を開始する第1タイミングと、前記光の出力を開始する第2タイミングとには、時間差が設けられている。
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータシステムに上記制御方法を実行させる。
本発明は、避難時間の短縮を図ることができる、という利点がある。
図1は、一実施形態に係る音響装置の外観図である。 図2は、同上の音響装置のブロック構成図である。 図3は、同上の音響装置の動作を説明するシーケンス図である。 図4A及び図4Bは、同上の音響装置が設置されている寝室の様子を示す図である。 図5は、同上の音響装置の変形例1及び外部の機器の概略構成図である。 図6は、同上の音響装置の変形例2の動作を説明するシーケンス図である。 図7A及び図7Bは、同上の音響装置の変形例4の外観図である。
(1)概要
以下の実施形態は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。以下の実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、以下の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、各図中の各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
本実施形態の音響装置1は、図4A及び図4Bに示すように、構造体C1(天井や壁等の造営材)に設置される。音響装置1は、図2に示すように、制御部10と、第1出力部11と、第2出力部12と、を備える。制御部10は、特定事象に関する情報を受けて特定事象が発生したか否かを判定する。
ここでは「特定事象」とは、一例として火災であることを想定する。したがって、音響装置1は、一例として、火災の発生時に警報音等の音を出力する火災警報器である。しかし、特定事象は、警報音の発報対象であれば、火災に限定されず、ガス漏れ、津波、地震、不審者の侵入等であってもよい。
本実施形態の音響装置1は、図2に示すように、その内部に煙を検知する光電式のセンサ(検知部2)を、更に備えているが、検知部2は、熱を検知する定温式のセンサでもよい。また、検知部2は、音響装置1と別体であってもよい。音響装置1の制御部10は、検知部を備えた別の音響装置(火災警報器)との通信により、火災に関する情報を受けてもよい。
音響装置1は、住宅内の居室、寝室、階段、廊下等の構造体C1の一面(天井面又は壁面)に設置される。住宅は、戸建住宅、又は集合住宅(マンション)でもよい。更に、音響装置1は、住宅だけでなく非住宅の構造体C1(天井面又は壁面等)に設置されてもよい。非住宅の例としては、オフィスビル、劇場、映画館、公会堂、遊技場、複合施設、飲食店、百貨店、学校、ホテル、旅館、病院、老人ホーム、幼稚園、図書館、博物館、美術館、地下街、駅、空港等を含む。
第1出力部11は、制御部10にて特定事象である火災が発生したと判定したときに、火災の発生を報知するように警報音を出力する。第2出力部12は、火災に関する情報に応じて光を出力する。なお、第2出力部12の光を「照明光」と呼ぶこともあるが、第2出力部12の光は、一般的な照明器具が出力する照明光に比べて明るさの弱い、避難経路を照らす程度の光である。また、「光」は、一例として、周囲の領域R1を照らす照明光であるが、照明光に限定されず、警報時(作動時)に点灯又は点滅する作動灯の光でもよい。また「周囲の領域R1」は、音響装置1が天井面に設置される場合、天井面と対向する領域(例えば床面)であるが、音響装置1が壁面に設置される場合、当該壁面と対向する領域(例えば壁面)である。
そして本実施形態では、音の出力を開始する第1タイミングT1と、光の出力を開始する第2タイミングT2とには、時間差T0が設けられている(図3参照)。
この構成によれば、音の出力だけでなく光の出力も行い、また音と光の出力を開始するタイミングに時間差T0が設けられている。そのため、ユーザ(例えば住人100)は、特定事象(火災)が発生した現在の状況をより迅速に把握でき、避難行動に移ることができる。したがって、特定事象に関する避難時間の短縮を図ることができる。
(2)詳細
(2.1)全体構成
以下、本実施形態の音響装置1の全体構成について詳しく説明する。ここでは、音響装置1は、一例として電池式の火災警報器である。ただし、音響装置1は、外部電源(例えば商用の電力系統)に電気的に接続され、外部電源から供給される交流電力(例えば実効値100V)を直流電流に変換して駆動する火災警報器であってもよい。
以下では、図4A及び図4Bに示すように、音響装置1が、一例として、住人100の住宅における寝室の天井面(構造体C1の一面)に設置されることを想定する。これにより、音響装置1の上下、左右の方向を、図1に図示されている上下、左右の矢印を用いて規定して説明する。これらの矢印は、単に説明を補助する目的で記載しているに過ぎず、実体を伴わない。またこれらの方向は、音響装置1の使用方向を限定する趣旨ではない。
音響装置1は、図2に示すように、制御部10、第1出力部(音出力部)11、第2出力部(光出力部)12、及び検知部2の他に、例えば、バッテリー13と、操作部3と、筐体4と、透光部5(図1参照)と、を更に備えている。ここでは、音響装置1は、一例として、単独型の火災警報器であり、他の火災警報器と通信する通信機能を有していないものと想定する。
(2.2)筐体
筐体4は、制御部10、第1出力部11、第2出力部12、バッテリー13、検知部2、及び、制御部10や各種の回路を構成する回路部品が実装される回路基板(不図示)等を内部に収容する。図示は省略するが、ここで言う各種の回路とは、例えば後述する音響回路、第1点灯回路、第2点灯回路、及び電源回路等である。
筐体4は、合成樹脂製であり、例えば難燃性ABS樹脂製である。筐体4は、全体としてへん平な円筒状に形成されている。筐体4は、その上面に取付部を有しており、当該取付部によって構造体C1の一面(設置面)に取り付けられる。
筐体4は、図1に示すように、その周壁400に、筐体4内に設けられているラビリンスに煙を導入可能な孔401を有している。筐体4は、その内部空間を上下2つに仕切る仕切壁を有している。ラビリンス及び検知部2は、上側の第1空間にあり、制御部10、第1出力部11、第2出力部12、及び回路基板等は、下側の第2空間にある。
また筐体4は、その下壁(カバー)402に、一方向(図1では左右方向)に長尺のスリット状の窓孔403を有している。窓孔403は、筐体4内に収容されている第1出力部11と対向して配置されている。窓孔403は、第1出力部11から出力された音を筐体4の外部に導出する。
また筐体4は、その下壁402において、透光部5の下面が筐体4の外部に露出するように、透光部5を支持している。透光部5は、透光性を有した円板状の部材である。透光部5は、アクリル樹脂やガラス等の材料により形成されている。透光部5は、筐体4内に収容されている第2出力部12の(後述する)照明部120と対向して配置されている。透光部5は、照明部120から出射された光(照明光)を、筐体4の外部に導出する。透光部5は、照明部120からの光を、周囲の領域R1に向けて配光するために、その外表面が凸状に形成されたレンズ部を有していてもよい。また、透光部5と照明部120との間には、照明部120からの光を、透光部5に効率良くガイドする、導光部材が設けられてもよい。
更に筐体4は、その下壁402において、操作部3の下面が筐体4の外部に露出するように、操作部3を支持している。操作部3は、外部からの操作入力を受け付ける。操作部3は、ユーザの指等による押し操作により上方へ押し込み可能となっている。操作部3は、透光性を有した円板状の部材である。操作部3は、筐体4内に収容されている第2出力部12の(後述する)作動灯121と対向して配置されている。また、操作部3は、押し操作により、筐体4内に収容されている押し釦スイッチ(不図示)を押すように構成されている。
本実施形態では、窓孔403及び操作部3は、一例として、下壁402の下面を下方から見たときに、窓孔403と操作部3とで下壁402の下面中央を間に挟むように、一方向(図1では左右方向)に並んでいる。また、透光部5は、下壁402の下面を下方から見たときに、下壁402の下面中央より前に配置されている。
(2.3)第1出力部
第1出力部11は、音(音波)を出力する。第1出力部11は、制御部10にて火災が発生したと判定したときに、火災の発生を報知するように警報音を出力する。以下、第1出力部11による警報音の出力を開始するタイミングを「第1タイミングT1」と呼ぶこともある。
第1出力部11は、電気信号を音に変換するスピーカにより構成される。スピーカは、振動板を有し、電気信号に従って振動板を機械的に振動させることにより警報音を発する。スピーカは、正面視円形状に形成されており、円板状である。第1出力部11は、制御部10による制御下で、警報音(例えば「ピー」音)を出力する。第1出力部11は、警報音の大きさ(音圧レベル)を変化させて警報音を出力することが好ましい。警報音は、例えば、低音から高音にスイープさせたスイープ音を含んでもよい。警報音は、例えば「火事です。火事です。」といった音声メッセージを含んでもよい。ここでは、警報音は、スイープ音と、スイープ音に連続する音声メッセージとから構成されることを想定する。
上記の回路基板には、例えば音響回路を構成する回路部品が実装されている。音響回路は、ローパスフィルタ、及び増幅器等を有する。音響回路は、火災発生時に制御部10にて生成された警報音に対応するPWM(Pulse Width Modulation)信号を受け取ると、ローパスフィルタで正弦波形の音声信号に変換し増幅器で増幅して、警報音として第1出力部11から出力させる。
第1出力部11は、動作点検時においても、試験的に警報音を出力する。第1出力部11は、音響装置1の状態に応じて「正常です。」又は「異常です。」等といった音声メッセージを出力する。動作点検は、操作部3が操作されるか、又は筐体4から導出されている引き紐(不図示)が引っ張られることで実行可能となっている。第1出力部11は、バッテリー13の交換時期が近づいてきたときに、その旨を報知する音声メッセージを出力してもよい。バッテリー13は、例えばリチウム電池である。
(2.4)第2出力部
第2出力部12は、光を出力する。本実施形態の第2出力部12とは、図2に示すように、照明部120及び作動灯121に相当する。第2出力部12は、制御部10の制御の下、火災に関する情報に応じて光を出力する。以下、第2出力部12による光の出力を開始するタイミングを「第2タイミングT2」と呼ぶこともある。そして、第1タイミングT1と第2タイミングT2とには、時間差T0が設けられている。ここでは、一例として、第2タイミングT2は、第1タイミングT1よりも後である。
なお、照明部120及び作動灯121のうちいずれか一方だけが、第2出力部12に相当してもよい。言い換えると、例えば、照明部120が第2タイミングT2で光の出力を開始する場合、作動灯121は、第2タイミングT2で光の出力を開始せずに、第1出力部11と同じ第1タイミングT1で光の出力を開始してもよい。
照明部120は、光源として上記の回路基板に実装された1又は複数の照明用白色LED(Light Emitting Diode)120Aを有している(図2参照)。照明部120は、通常時(火災の監視時)には消灯しており、制御部10の制御の下、火災に関する情報に応じて第2タイミングT2で点灯を開始する。
LED120Aは、平板状の実装基板の実装面の中央に少なくとも1個のLEDチップが実装された、パッケージ型のLEDとして構成される。LEDチップは、例えば、発光面から青色光を放射する青色発光ダイオードであることが好ましい。また、LEDチップを含む基板の実装面は、LEDチップから放射される青色光を波長変換する蛍光物質が混入された封止樹脂で被われている。LED120Aは、そのアノード電極とカソード電極との間に直流電圧が印加されることにより、白色の照明光を発光面から放射するように構成されている。照明光の色は、白色に限定されず、他の光色でもよい。ただし、作動灯121の光色と被らないことが望ましい。
上記の回路基板には、照明部120のLED120Aを点灯させるための第1点灯回路を構成する回路部品が実装されている。第1点灯回路は、制御部10による制御下で、バッテリー13から放電される直流電力を用いて、LED120Aを点灯させる。音響装置1が、商用の電力系統に電気的に接続されている場合には、第1点灯回路は、電力系統から供給される交流電力を直流電流に変換して、LED120Aを点灯させる。
照明部120から出射された光(照明光)は、透光部5を介して筐体4の外部に導出されて、周囲の領域R1(ここでは、寝室の床面及びベッド等)が照らされる。照明部120は、動作点検時においても試験的に点灯する。照明部120の動作点検は、第1出力部11と同様に、操作部3が操作されるか、又は引き紐が引っ張られることで実行可能となっている。
作動灯121は、光源として上記の回路基板に実装された赤色LED120Bを有している。作動灯121は、通常時(火災の監視時)には消灯しており、制御部10の制御の下、火災に関する情報に応じて第2タイミングT2で点滅(又は点灯)を開始する。
上記の回路基板には、作動灯121のLED120Bを点滅させるための第2点灯回路を構成する回路部品が実装されている。第2点灯回路は、制御部10による制御下で、バッテリー13から放電される直流電力を用いて、LED120Bを点滅させる。音響装置1が、商用の電力系統に電気的に接続されている場合には、第2点灯回路は、電力系統から供給される交流電力を直流電流に変換して、LED120Bを点滅させる。
作動灯121から出射された光は、透光性を有した操作部3を介して、筐体4の外部に導出される。住人100は、赤色に点滅する操作部3を視認することで、音響装置1が作動中(火災を検知中)であることを知ることができる。作動灯121は、動作点検時においても点滅する。作動灯121の動作点検は、第1出力部11と同様に、操作部3が操作されるか、又は引き紐が引っ張られることで実行可能となっている。また、作動灯121は、バッテリー13の交換時期が近づいてきたり、故障が発生したりしたときにも点滅する。点滅中に操作部3が操作されると、第1出力部11は、交換時期が近づいてきた旨又は故障が発生した旨を伝える音声メッセージを出力する。
(2.5)検知部
検知部2は、特定事象である火災を検知する。ここでは、検知部2は、一例として、煙を検知する光電式のセンサである。検知部2は、図2に示すように、例えば、LED等の発光部21と、フォトダイオード等の受光部22とを備えている。発光部21及び受光部22は、筐体4のラビリンス内において、受光部22の受光面が、発光部21の照射光の光軸上から外れるように配置されている。火災の発生時には、煙が筐体4の周壁400にある孔401を通じて、ラビリンス内に導入され得る。
筐体4のラビリンス内に煙が存在しない場合、発光部21の照射光は、受光部22の受光面にほとんど到達しない。一方、筐体4のラビリンス内に煙が存在する場合、発光部21の照射光が煙によって散乱し、散乱した光の一部が受光部22の受光面に到達する。つまり、検知部2は、煙によって散乱された発光部21の照射光を受光部22で受光する。
検知部2は、制御部10と電気的に接続されている。検知部2は、受光部22で受光された光量に応じた電圧レベルを示す電気信号(検知信号)を制御部10に送信する。制御部10は、検知部2から受け取った検知信号の光量を煙濃度(事象レベル)に換算して火災の判定を行う。なお、検知部2は、受光部22で受光された光量を煙濃度に換算してから煙濃度に応じた電圧レベルを示す検知信号を制御部10に送信してもよい。あるいは、検知部2は、受光部22で受光された光量から火災(煙)の発生を判定し、火災が発生したという情報を含む検知信号を制御部10に送信してもよい。
(2.6)制御部
制御部10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)及びメモリを主構成とするマイクロコンピュータにて構成されている。言い換えれば、制御部10は、CPU及びメモリを有するコンピュータにて実現されており、CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータが制御部10として機能する。プログラムは、ここではメモリに予め記録されているが、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。
制御部10は、第1出力部11、音響回路、第2出力部12(照明部120、作動灯121)、第1点灯回路、第2点灯回路、及び検知部2等を制御する。また、制御部10は、バッテリー13の直流電力から各種の回路の動作電力を生成する電源回路を制御する。
制御部10は、特定事象である火災に関する情報を受けて、火災が発生したか否かを判定するように構成されている。具体的には、制御部10は、検知部2から受信する検知信号(情報)を監視し、検知信号に含まれている事象レベルが閾値を超えたか否かを判定する。事象レベルは、上述の通り、一例として変換後の煙濃度である。ただし、事象レベルは、光量でもよい。
制御部10は、自身のメモリ内に閾値を記憶している。制御部10は、例えば、所定の時間間隔で、周期的に煙濃度が閾値を超えたか否かを判定し、一度でも煙濃度が閾値を超えれば、火災が発生したと決定してもよい。所定の時間間隔は、例えば5秒間隔である。あるいは、制御部10は、煙濃度が連続して閾値を超えた回数をカウントし、その回数が規定回数に到達したときに、火災が発生したと決定してもよい。もちろん、制御部10は、検知部2から火災が発生したという情報を含む検知信号を受信すれば、直接的に火災が発生したと決定してもよい。
制御部10は、煙濃度に基づいて火災が発生したと判定すると、その判定後直ちに第1タイミングT1で第1出力部11から警報音の出力を開始させる。具体的には、制御部10は、時間の経過に伴って周波数が直線的に変化するスイープ音に対応したPWM信号を生成し、音響回路に出力する。上記PWM信号は、音響回路にて音声信号に変換されて、スイープ音(警報音)が第1出力部11から出力される。また、制御部10は、自身のメモリ内に記憶されているメッセージデータに基づいて、音声メッセージに対応したPWM信号を生成し、音響回路に出力する。上記PWM信号は、音響回路にて音声信号に変換されて、音声メッセージ(警報音)が第1出力部11から出力される。
また制御部10は、第1タイミングT1とは時間差T0が存在する第2タイミングT2で、第2出力部12(照明部120、作動灯121)から光出力を開始させる。具体的には、制御部10は、照明部120を点灯させるための制御信号、及び作動灯121を点滅させるための制御信号を、第1点灯回路及び第2点灯回路にそれぞれ送信する。ここでは、時間差T0は、一定の時間に設定されている。一定の時間は、例えば4秒である。すなわち、制御部10は、自身のタイマを用いて第1タイミングT1から計時を開始し、一定の時間が経過した時点(第2タイミングT2)で、制御信号を送信する。第1点灯回路は、制御部10から制御信号を受信すると、照明部120を一定の明るさで点灯させる。第2点灯回路は、制御部10から制御信号を受信すると、作動灯121を点滅させる。
制御部10は、警報中(警報音を発報中)も煙濃度の判定を行なっている。制御部10は、もし警報中に煙濃度が、基準値以下になれば、PWM信号の生成を止めて第1出力部11による警報音の出力を停止し、また停止信号を第1点灯回路及び第2点灯回路にそれぞれ送信して、照明部120及び作動灯121からの光出力も停止する。つまり、制御部10は、火災(煙)が無くなったと判断すると、自動的に警報音と光の出力を停止する。
また制御部10は、警報中に、操作部3への押し操作により筐体4内の押し釦スイッチがオンされると、警報音の出力を停止する。もし住人100が、音響装置1の警報が誤報であると判断すれば、操作部3を押すことで、警報音の発報を停止することができる。警報音の発報の停止は、引き紐の引っ張りでも可能である。
一方、制御部10は、非警報中に、操作部3への押し操作により筐体4内の押し釦スイッチがオンされると、動作点検用の所定の動作試験を実行する。動作試験は、第1出力部11の音出力試験、第2出力部12(照明部120、作動灯121)の光出力試験等を含む。動作試験は、引き紐の引っ張りでも可能である。
(2.7)動作説明
以下、火災が発生したときの音響装置1の動作について、図3のシーケンス図と図4A及び図4Bの寝室の様子を参照しながら説明する。なお、図4A及び図4Bでは、住人100は、深夜の時間帯に、寝室のベッドで就寝中であることを想定する。
音響装置1の制御部10は、例えば5秒間隔で、煙濃度が閾値を超えたか否かの判定処理を繰り返し行う(図3のステップS1:監視)。制御部10は、火災が発生したと判定すると(図3のステップS2:火災確定)、その判定後直ちにPWM信号を出力する(第1タイミングT1)。また、制御部10は、タイマを用いて計時を開始する(図3のステップS3:計時)。第1出力部11は、音響回路にてPWM信号から変換された音声信号を受け取り、警報音を出力する(図3のステップS4:音開始)。その結果、図4Aに示すように、寝室内は暗闇に近い状態であるが、警報音が、寝室内に発報される。
そして、制御部10は、一定の時間が経過すると、制御信号を第1点灯回路及び第2点灯回路に出力する(第2タイミングT2)。したがって、第2出力部12の照明部120は、点灯し、同時に、第2出力部12の作動灯121は、点滅し始める(図3のステップS5:光開始)。第1タイミングT1と第2タイミングT2とには時間差T0(例えば4秒)が設けられている。その結果、図4Bに示すように、警報音の発報開始から時間差T0を挟んで暗闇に近い状態にあった寝室内が照明部120の照明光により、周囲の領域R1が照らされる。その後、制御部10は、煙濃度が基準値以下になったと判定すれば(図3のステップS6:煙消失)、第1出力部11の出力を停止させ(図3のステップS7:音停止)、更に第2出力部12の出力を停止させる(図3のステップS8:光停止)。
ここで、例えば、深夜の時間帯に住宅で火災が発生した場合、住宅の寝室で就寝中の住人100は、警報音を聞いた後、暗闇に近い状態でベッドから起きて、ベッドから廊下に繋がるドアまでの経路や方向を、瞬間的に把握しにくい可能性がある。また住人100は、例えば、暗闇の中手探りで壁スイッチまで行き、寝室の照明を点けようとする可能性があり、壁スイッチをオンするまでの行動が、避難の遅れに繋がり得る。また、住人100が、例えば聴覚障害者であれば、警報音(音)だけでは、火災の発生に気づかない可能性もある。これに対して、音響装置1は、警報音だけでなく、照明部120の照明光を出力するため、住人100は、ベッドから廊下に繋がるドアまでの経路(避難経路)を、瞬間的に把握することができ、寝室の照明を点けようとする時間が省かれる可能性が高くなる。また、住人100が聴覚障害者であっても、照明部120の照明光及び作動灯121の赤色点滅により、火災の発生に気づく可能性が高くなる。
特に、火災等は、住人100にとって普段の生活環境の中で頻繁に起こり得る事象ではなく、音響装置1の発報を知っても、住人100にとっては、現実的に自宅で火災が発生したと瞬時に受け入れ難いものである。ましてや、例えば就寝中だった住人100が警報の発報により目を覚ましたばかりで寝ぼけた状態の時に、音響装置1の光出力が何を意味するのか、音響装置1の音出力が何を意味するのか、瞬間的に思考に至らない場合がある。これに対して、第1タイミングT1と第2タイミングT2とには時間差T0が設定されているため、住人100にとっては、音出力に対する思考時間と、光出力に対する思考時間とが区別され易くなる。そのため、住人100は、現在の状況をより迅速に把握でき、避難行動に移ることができる。したがって、火災(特定事象)に関する避難時間の短縮を図ることができる。
また、もし第2タイミングT2が第1タイミングT1よりも先である場合、就寝中の住人100は、光の眩しさ(グレア)で目を覚ますことになり、不快に感じて避難行動に影響する可能性がある。それに対して、本実施形態では、第2タイミングT2が第1タイミングT1よりも後であることで、就寝中の住人100は、音で目を覚ますことになり、グレアによる影響を抑えることができる。
(3)変形例
以下に、いくつかの変形例について列記する。以下では上述した実施形態を「基本例」と呼ぶ。以下に説明する変形例の各々は、上述した基本例や他の変形例と適宜組み合わせて適用可能である。
(3.1)変形例1
基本例の音響装置1は、単独型の火災警報器であった。すなわち、基本例の音響装置1は、他の火災警報器と通信する通信機能を有していない。しかし、音響装置1は、他の火災警報器と通信する通信機能を有した、連動型の火災警報器であってもよい。また、音響装置1は、火災警報器以外の機器と通信可能に構成されてもよい。
図5は、変形例1の音響装置1Aを示す。音響装置1Aは、例えば、基本例の音響装置1の機能に加えて、外部の機器8と通信可能な通信部14を、更に備えている。外部の機器8の例としては、別の音響装置(火災警報器)X1、住人100が携帯する携帯端末X2(例えばスマートフォン)、及び住宅内に設置されているセキュリティ監視機器X3等である。通信部14は、無線により、音響装置X1、携帯端末X2、及びセキュリティ監視機器X3と通信するための通信インターフェースを有している。なお、音響装置X1との通信は、無線でなく有線により行われてもよい。
音響装置1Aは、住宅内の各部屋、廊下、玄関先等に設置されている複数の音響装置のうちの1つであり、ここでは親器であることを想定するが、子器であってもよい。また、音響装置X1が複数の音響装置のうちの1つで、子器であることを想定する。親器である音響装置1Aの制御部10のメモリは、子器である他の全ての音響装置の識別情報を予め記憶している。
仮に音響装置1Aが設置されている部屋で火災が発生したとすると、音響装置1Aは、直ちに第1タイミングT1で警報音の出力を開始し、時間差T0を開けて第2タイミングT2で照明光の点灯及び作動灯の点滅を開始する。
また音響装置1Aは、火災が発生したと判定したことを示す第1情報を含む連動信号を第1タイミングT1で音響装置X1に送信する。また音響装置1Aは、光を出力したことを示す第2情報を含む補助信号を第2タイミングT2で音響装置X1に送信する。音響装置1Aは、同様に、他の音響装置にも連動信号及び補助信号を送信する。
連動信号を受信した音響装置X1及び他の音響装置は、連動信号に含まれている第1情報から火災が発生したと判定すると、警報の発報を未だ開始していなければ、警報音の出力を開始する。
また、補助信号を受信した音響装置X1及び他の音響装置は、補助信号内の第2情報に基づいて、第2出力部12(照明部120、作動灯121)の光出力を行う。
音響装置1Aの通信部14は、音響装置以外に、携帯端末X2及びセキュリティ監視機器にも第1情報及び第2情報を発信する。なお、警報中に音響装置1A、音響装置X1及び他の音響装置のうち、いずれかの音響装置の操作部3又は引き紐が操作されると、住宅内の全ての音響装置の警報音が停止する。
このように音響装置1Aが外部の機器8と通信可能な通信部14を備えていることで、外部の機器8との第1情報及び第2情報の共有化を行うことができる。
(3.2)変形例2
基本例では、光の出力を開始する第2タイミングT2は、警報音の出力を開始する第1タイミングT1の後であった。しかし、第1タイミングT1と第2タイミングT2との間に時間差T0が設けられていればよく、第2タイミングT2は、第1タイミングT1よりも先であってもよい。
本変形例(変形例2)の音響装置1における制御部10は、煙濃度(事象レベル)に対して、火災が発生したと確定する閾値(第1閾値)とは別に、更に第2閾値を用いた比較も行うように構成されている。ただし、第2閾値は、第1閾値よりも低く設定されている。仮に、第1閾値がレベル10の煙濃度に相当するとすれば、第2閾値は、その手前のレベル5の煙濃度に設定されている。本変形例の第1閾値は、例えば、基本例で火災が発生したと判定するために用いられる閾値と同じである。
したがって、本変形例において、煙濃度が第1閾値を超えたときに火災が発生したと判定すること、並びに、火災が発生したと判定後直ちに第1タイミングT1で、警報音の出力を開始させること、は、基本例と同じである。ただし、本変形例の制御部10は、基本例と異なり、煙濃度が第1閾値よりも低い第2閾値を超えたと判定すると、その判定後直ちに第2タイミングT2で第2出力部12の光出力を開始させる。つまり、本変形例では、音響装置1のメイン機能である火災の発生を報知する警報音の予告として、先に照明部120の点灯及び作動灯121の点滅が開始される。
以下、火災が発生したときの本変形例の音響装置1の動作について、図6のシーケンス図を参照しながら説明する。
制御部10は、例えば5秒間隔で、煙濃度が第2閾値を超えたか否かの判定処理を繰り返し行う(図6のステップS11:監視)。制御部10は、監視中に、煙濃度が第2閾値を超えたと判定すると(図6のステップS12:予告確定)、その判定後直ちに制御信号を第1点灯回路及び第2点灯回路に出力する(第2タイミングT2)。したがって、第2出力部12の照明部120は、点灯し、同時に、第2出力部12の作動灯121は、点滅し始める(図6のステップS13:光開始)。
その後、制御部10は、煙濃度が第1閾値を超えたと判定すると(図6のステップS14:火災確定)、その判定後直ちにPWM信号を出力する(第1タイミングT1)。第1出力部11は、音響回路にてPWM信号から変換された音声信号を受け取り、警報音を出力する(図6のステップS15:音開始)。なお、その後、煙濃度が基準値以下になった場合における動作は、基本例と同じため、ここでは省略する。
このように、第2タイミングT2が第1タイミングT1よりも先であることで、警報音の予告として、住人100は、事前に光により火災の発生を知ることができる。特に、就寝中の住人100にとっては、突然に発報された大音量の警報音に驚く可能性がある。また、突然に警報音を聞いても、身近で現実的に火災が発生していることを瞬時に受け入れ難い可能性もある。その点で、住人100は、光(予告)、警報音の順で段階的に認識することで、火災の発生を受け入れて、迅速に避難行動に移ることができる。また、照明部120の照明光によって就寝中の住人100が目を覚ます可能性が高くなり、次に迎える警報音の発報時には、既にベッドからドアまでの経路の確認が出来ている可能性が高くなる。また、2種類の閾値判定によって、より適切に光出力を警報音の出力より先に実行させることができる。
なお、第2閾値は、煙濃度が第2閾値を超えた後、数秒〜数十秒以内には第1閾値を超えるように第1閾値に近い値が望ましい。言い換えると、仮に第2閾値が第1閾値から大きく離れた低いレベルの煙濃度だと、第2タイミングT2で第2出力部12の光が出力されたにも関わらず、煙濃度が第1閾値を超えず、そのまま警報音が出力されない状態が維持される可能性が高くなる。すなわち、光が警報音に対する予告となるように、第2閾値が設定されることが好ましい。
(3.3)変形例3
変形例2の音響装置1は、閾値(第1閾値)よりも低く設定された第2閾値を用いることで、第2タイミングT2が第1タイミングT1よりも先となる構成を有していた。しかし、第2タイミングT2が第1タイミングT1よりも先となる構成は、第2閾値を用いることに限定されない。
本変形例(変形例3)の音響装置1における制御部10は、煙濃度(事象レベル)と閾値との比較を所定の時間間隔で実行し、かつ、煙濃度が連続して閾値を超えた回数をカウントするように構成されている。所定の時間間隔は、例えば5秒間隔である。本変形例の閾値は、例えば基本例で火災が発生したと判定するために用いられる閾値と同じである。
制御部10は、上記回数が第1の規定回数に到達したときに、火災が発生したと判定する。制御部10は、上記回数が、第1の規定回数よりも少ない第2の規定回数に到達したときに、第2出力部12に光を出力させる。第1の規定回数は、例えば3回で、第2の規定回数は、例えば2回である。
つまり、本変形例においても、変形例2と同様に、音響装置1のメイン機能である火災の発生を報知する警報音の予告として、先に照明部120の点灯及び作動灯121の点滅が開始される。
このように、第2タイミングT2が第1タイミングT1よりも先であることで、警報音の予告として、住人100は、事前に光により火災の発生を知ることができる。また、回数判定によって、より適切に光出力を警報音の出力より先に実行させることができる。
(3.4)変形例4
ところで、音響装置1は、図7A及び7Bに示すような構造を有してもよい(変形例4)。本変形例の音響装置1は、筐体4の一面40(図7Aでは下面)において、上方に凹んだ、円環状のスリット9を有している、スリット9は、筐体4を下方から見たときに、筐体4の円形の外周に沿うように形成されている。円環状のスリット9の中心は、筐体4の円形の外周の中心と略一致する。スリット9は、その内面(例えば内底面)に、警報音を筐体4の外部に導出する音響孔H1と、照明光を筐体4の外部に導出する窓孔H2と、を有している。第1出力部11(スピーカ)は、音響孔H1と対向するように筐体4内に収容されている。第2出力部12の照明部120は、窓孔H2と対向するように筐体4内に収容されている。
本変形例によれば、音響孔H1と窓孔H2とがスリット9の内面に設けられているため、これらの孔が目立ち難い構造となっている。したがって、外観上の見栄えが損なわれることを抑制しつつ、避難時間の短縮を図ることができる。
(3.5)その他の変形例
基本例における音響装置1(主に制御部10)と同様の機能は、制御方法、コンピュータプログラム、又はプログラムを記録した非一時的な記録媒体等で具現化されてもよい。ここで、音響装置1又は制御方法の実行主体は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、音響装置1又は制御方法の実行主体としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されていてもよいが、電気通信回線を通じて提供されてもよいし、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1乃至複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。
特に基本例では、制御部10が、火災の判定だけでなく、音響回路へ出力するPWM信号の生成、及び第1点灯回路へ出力する制御信号の生成等も行なっているが、これらの機能は、例えば2つ以上のプロセッサで分散して実行されてもよい。また、第1点灯回路及び第2点灯回路は、例えば1つの点灯回路として構成されてもよい。
また、基本例の音響装置1は、1つの装置で実現されているが、この構成に限定されない。例えば、音響装置1の制御部10、第1出力部11、第2出力部12、検知部2、操作部3、第1点灯回路、第2点灯回路、音響回路、及び電源回路等の機能のうちの少なくとも1つの機能が、2つ以上の装置に分散して設けられてもよい。また、音響装置1における少なくとも一部の機能は、例えば、クラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されてもよい。
(4)利点
以上説明したように、第1の態様に係る音響装置(1、1A)は、構造体(C1)に設置される。音響装置(1、1A)は、制御部(10)と、第1出力部(11)と、第2出力部(12)と、を備える。制御部(10)は、特定事象に関する情報を受けて特定事象が発生したか否かを判定する。第1出力部(11)は、制御部(10)にて特定事象が発生したと判定したときに、特定事象の発生を報知するように音を出力する。第2出力部(12)は、上記情報に応じて光を出力する。音の出力を開始する第1タイミング(T1)と、光の出力を開始する第2タイミング(T2)とには、時間差(T0)が設けられている。第1の態様によれば、音の出力だけでなく光の出力も行い、また音と光の出力を開始するタイミングに時間差(T0)が設けられている。そのため、ユーザ(例えば住人)は、特定事象が発生した現在の状況をより迅速に把握でき、避難行動に移ることができる。したがって、特定事象に関する避難時間の短縮を図ることができる。
第2の態様に係る音響装置(1、1A)に関して、第1の態様において、第2タイミング(T2)は、第1タイミング(T1)よりも後であることが好ましい。第2の態様によれば、例えば、第2タイミング(T2)が第1タイミング(T1)よりも先の場合、就寝中のユーザは、光の眩しさ(グレア)で目を覚ますことになり、不快に感じて避難行動に影響する可能性がある。それに対して、第2タイミング(T2)が第1タイミング(T1)よりも後であることで、就寝中のユーザは、音で目を覚ますことになり、グレアによる影響を抑えることができる。
第3の態様に係る音響装置(1、1A)に関して、第2の態様において、時間差(T0)は、一定の時間に設定されていることが好ましい。第3の態様によれば、時間の計時だけで、時間差(T0)を設けることができる。
第4の態様に係る音響装置(1、1A)に関して、第1の態様において、第2タイミング(T2)は、第1タイミング(T1)よりも先であることが好ましい。第4の態様によれば、当該音響装置(1、1A)のメイン機能である音(警報音)の予告として、ユーザは、事前に光により特定事象の発生を知ることができる。
第5の態様に係る音響装置(1、1A)に関して、第4の態様において、制御部(10)は、上記情報に含まれる事象レベルが、第1閾値を超えたときに、特定事象が発生したと判定することが好ましい。第2出力部(12)は、事象レベルが、第1閾値よりも低い第2閾値を超えたときに光を出力することが好ましい。第5の態様によれば、2種類の閾値判定によって、より適切に光出力を音の出力より先に実行させることができる。
第6の態様に係る音響装置(1、1A)に関して、第4の態様において、制御部(10)は、上記情報に含まれる事象レベルと閾値との比較を所定の時間間隔で実行し、かつ、事象レベルが連続して閾値を超えた回数をカウントすることが好ましい。制御部(10)は、上記回数が第1の規定回数に到達したときに、特定事象が発生したと判定することが好ましい。第2出力部(12)は、上記回数が、第1の規定回数よりも少ない第2の規定回数に到達したときに光を出力することが好ましい。第6の態様によれば、回数判定によって、より適切に光出力を音の出力より先に実行させることができる。
第7の態様に係る音響装置(1、1A)に関して、第1〜第6の態様のいずれか1つにおいて、上記光は、照明光であり、第2出力部(12)は、周囲の領域(R1)を照らすことが好ましい。第7の態様によれば、光が特定事象の発生を知らせるだけでなく、避難経路を照らすことができる。特に、例えば、ユーザが寝室で就寝中に特定事象が発生すると、ユーザは、寝室の照明を点けようし、その行動が避難の遅れに繋がる可能性がある。照明光を出力することで、そのような行動に時間が費やされる可能性が抑えられ、避難時間の短縮を更に図ることができる。
第8の態様に係る音響装置(1A)は、第1〜第7の態様のいずれか1つにおいて、外部の機器(8)と通信可能な通信部(14)を、更に備えることが好ましい。通信部(14)は、制御部(10)にて特定事象が発生したと判定したことを示す第1情報と、第2出力部(12)が光を出力したことを示す第2情報とを、外部の機器(8)に送信することが好ましい。第8の態様によれば、外部の機器(8)(例えばユーザが携帯する携帯端末や、別の音響装置等)との情報の共有化を行うことができる。
第9の態様に係る音響装置(1、1A)に関して、第1〜第8の態様のいずれか1つにおいて、特定事象とは、火災であることが好ましい。音響装置(1、1A)は、火災を検知する検知部(2)を、更に備えることが好ましい。制御部(10)は、検知部(2)からの検知結果を上記情報として受けて火災が発生したか否かを判定することが好ましい。第9の態様によれば、火災の発生に対する避難時間の短縮を図ることができる、検知部(2)付きの音響装置(1、1A)を提供できる。
第10の態様に係る制御方法は、構造体(C1)に設置される音響装置(1、1A)の制御方法である。制御方法は、判定ステップと、第1出力ステップと、第2出力ステップと、を有する。判定ステップでは、特定事象に関する情報を受けて特定事象が発生したか否かを判定する。第1出力ステップでは、特定事象が発生したと判定したときに、第1出力部(11)に、特定事象の発生を報知するように音を出力させる。第2出力ステップでは、上記情報に応じて、第2出力部(12)に、光を出力させる。音の出力を開始する第1タイミング(T1)と、光の出力を開始する第2タイミング(T2)とには、時間差(T0)が設けられている。第10の態様によれば、特定事象に関する避難時間の短縮を図ることが可能な制御方法を提供できる。
第11の態様に係るプログラムは、コンピュータシステムに第10の態様における制御方法を実行させる。第11の態様によれば、特定事象に関する避難時間の短縮を図ることが可能な機能を提供できる。
1、1A 音響装置
10 制御部
11 第1出力部
12 第2出力部
14 通信部
2 検知部
8 外部の機器
C1 構造体
R1 周囲の領域
T0 時間差
T1 第1タイミング
T2 第2タイミング

Claims (11)

  1. 構造体に設置される音響装置であって、
    特定事象に関する情報を受けて前記特定事象が発生したか否かを判定する制御部と、
    前記制御部にて前記特定事象が発生したと判定したときに、前記特定事象の発生を報知するように音を出力する第1出力部と、
    前記情報に応じて光を出力する第2出力部と、
    を備え、
    前記音の出力を開始する第1タイミングと、前記光の出力を開始する第2タイミングとには、時間差が設けられている、
    音響装置。
  2. 前記第2タイミングは、前記第1タイミングよりも後である、
    請求項1に記載の音響装置。
  3. 前記時間差は、一定の時間に設定されている、
    請求項2に記載の音響装置。
  4. 前記第2タイミングは、前記第1タイミングよりも先である、
    請求項1に記載の音響装置。
  5. 前記制御部は、前記情報に含まれる事象レベルが、第1閾値を超えたときに、前記特定事象が発生したと判定し、
    前記第2出力部は、前記事象レベルが、前記第1閾値よりも低い第2閾値を超えたときに前記光を出力する、
    請求項4に記載の音響装置。
  6. 前記制御部は、前記情報に含まれる事象レベルと閾値との比較を所定の時間間隔で実行し、かつ、前記事象レベルが連続して前記閾値を超えた回数をカウントし、
    前記制御部は、前記回数が第1の規定回数に到達したときに、前記特定事象が発生したと判定し、
    前記第2出力部は、前記回数が、前記第1の規定回数よりも少ない第2の規定回数に到達したときに前記光を出力する、
    請求項4に記載の音響装置。
  7. 前記光は、照明光であり、
    前記第2出力部は、周囲の領域を照らす、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の音響装置。
  8. 外部の機器と通信可能な通信部を、更に備え、
    前記通信部は、前記制御部にて前記特定事象が発生したと判定したことを示す第1情報と、前記第2出力部が前記光を出力したことを示す第2情報とを、前記外部の機器に送信する、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の音響装置。
  9. 前記特定事象とは、火災であり、
    前記火災を検知する検知部を、更に備え、
    前記制御部は、前記検知部からの検知結果を前記情報として受けて前記火災が発生したか否かを判定する、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の音響装置。
  10. 構造体に設置される音響装置の制御方法であって、
    特定事象に関する情報を受けて前記特定事象が発生したか否かを判定する、判定ステップと、
    前記特定事象が発生したと判定したときに、第1出力部に、前記特定事象の発生を報知するように音を出力させる、第1出力ステップと、
    前記情報に応じて、第2出力部に、光を出力させる、第2出力ステップと、
    を有し、
    前記音の出力を開始する第1タイミングと、前記光の出力を開始する第2タイミングとには、時間差が設けられている、
    制御方法。
  11. コンピュータシステムに請求項10に記載の制御方法を実行させる、
    プログラム。
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