JP2019175175A - 忘れ物検知システム、携帯デバイス、忘れ物検知プログラム及び忘れ物検知方法 - Google Patents

忘れ物検知システム、携帯デバイス、忘れ物検知プログラム及び忘れ物検知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが乗り物に携帯デバイスを忘れたことを検知可能な忘れ物検知システム、携帯デバイス、忘れ物検知プログラム及び忘れ物検知方法を提供する。【解決手段】忘れ物検知システム1は、乗り物における携帯デバイスの忘れ物を検知する忘れ物検知システムであって、携帯デバイスが乗り物内にあることを検知する乗車検知部101と、携帯デバイスがある乗り物を推定する移動手段特定部102と、携帯デバイスの位置情報に基づいて、推定された乗り物の経路上を第1の方向から当該第1の方向とは反対方向に携帯デバイスが移動したことを検出することによって忘れ物であると判定する忘れ物検知部103とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、忘れ物検知システム、携帯デバイス、忘れ物検知プログラム及び忘れ物検知方法に関する。
携帯電話やスマートフォン等の携帯デバイスは携行性に優れているが、その一方で乗り物に乗車した際に乗り物内に置き忘れてしまうことも起こる。例えば、鉄道車両に携帯デバイスを忘れた場合には、乗務員による車内点検等によって発見されるまで回収されなかった。
携帯デバイスのユーザは、携帯デバイスを鉄道車両に置き忘れたこと自体に長時間気づかないこともある。また、ユーザが降車後に鉄道車両内に忘れたことに気付き、鉄道管理会社に対して問合せたとしても、乗務員による車内点検等によって発見されるまでは鉄道管理会社は忘れ物の存在を認識できず、問合せに対して回答することは難しい。
ここで、特許文献1には、GPS(Global Positioning System)機能によって取得した位置情報に基づいてユーザが乗車した電車の路線の特定を行うことが開示されている。また、特許文献1には、加速度センサにより検出される加速度に基づきユーザが乗車したか否かを検知することが開示されている。そして、特許文献1に開示された情報処理装置は、目的地に近づいたことを知らせる処理を実行している。
特開2014−188318号公報
特許文献1に記載された関連技術によれば、ユーザが乗車したかどうかは検知することができるものの、ユーザが乗り物に携帯デバイスを忘れてしまったかどうかについては、全く検知できない。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、ユーザが乗り物に携帯デバイスを忘れたことを検知可能な忘れ物検知システム、携帯デバイス、忘れ物検知プログラム及び忘れ物検知方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様にかかる忘れ物検知システムは、乗り物における携帯デバイスの忘れ物を検知する忘れ物検知システムであって、携帯デバイスが前記乗り物内にあることを検知する乗車検知部と、前記携帯デバイスがある乗り物を推定する移動手段特定部と、前記携帯デバイスの位置情報に基づいて、推定された乗り物の経路上を第1の方向から当該第1の方向とは反対方向に前記携帯デバイスが移動したことを検出することによって忘れ物であると判定する忘れ物検知部とを備えたものである。
また、本発明の一態様にかかる携帯デバイスは、乗り物における携帯デバイスの忘れ物を検知するための携帯デバイスであって、携帯デバイスが前記乗り物内にあることを検知する乗車検知部と、前記携帯デバイスがある乗り物を推定する移動手段特定部と、前記携帯デバイスの位置情報に基づいて、推定された乗り物の経路上を第1の方向から当該第1の方向とは反対方向に前記携帯デバイスが移動したことを検出することによって忘れ物であると判定する忘れ物検知部とを備えたものである。
さらに、本発明の一態様にかかる忘れ物検知プログラムは、乗り物における携帯デバイスの忘れ物を検知する忘れ物検知プログラムであって、前記携帯デバイスの位置情報に基づいて、当該携帯デバイスの載置が推定される乗り物の経路上を第1の方向から当該第1の方向とは反対方向に前記携帯デバイスが移動したことを検出することによって忘れ物であると判定する処理をコンピュータに実行させるものである。
また、本発明の一態様にかかる忘れ物検知方法は、乗り物における携帯デバイスの忘れ物を検知する忘れ物検知方法であって、前記携帯デバイスの位置情報に基づいて、当該携帯デバイスの載置が推定される乗り物の進行方向を求めるステップと、前記進行方向が、乗り物の経路上を第1の方向から当該第1の方向とは反対方向に前記携帯デバイスが移動したことを検出した場合に、忘れ物であると判定するものである。
本発明によれば、ユーザが乗り物に携帯デバイスを忘れたことを検知可能な忘れ物検知システム、携帯デバイス、忘れ物検知プログラム及び忘れ物検知方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる忘れ物検知システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる忘れ物検知システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる忘れ物検知システムの課題解決原理を説明するための図である。 実施の形態2にかかる忘れ物検知システムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態3にかかる忘れ物検知システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態4にかかる忘れ物検知システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態5にかかる忘れ物検知システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態6にかかる忘れ物検知システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態にかかる携帯デバイスのハードウェア構成図である。 実施の形態にかかるサーバのハードウェア構成図である。
発明の実施の形態1.
発明の実施の形態1にかかる忘れ物検知システムについて、図を用いて説明する。当該忘れ物検知システムは、終着地点において折り返して同じ経路を逆方向に進行する乗り物における忘れ物を検知するものである。例えば、所定経路上を往復する乗り物である。ここで、対象となる乗り物は、典型的には、電車(列車)であるが、これに限らず、バス、船、飛行機であってもよい。
図1は、当該忘れ物検知システムの全体構成を示すブロック図である。図に示されるように、忘れ物検知システム1は、乗車検知部101、移動手段特定部102及び忘れ物検知部103を備えている。
乗車検知部101は、携帯デバイスが乗り物内にあることを検知する。移動手段特定部102は、携帯デバイスがある乗り物を推定する。忘れ物検知部103は、携帯デバイスの位置情報に基づいて、推定された乗り物の経路上を第1の方向(例えば往路の進行方向)から当該第1の方向とは反対方向(例えば復路の進行方向)に携帯デバイスが移動したことを検出する。忘れ物検知部103は、携帯デバイスの移動方向が当該反対方向になったことを認識することによって携帯デバイスが忘れ物であると判定する。
本実施の形態にかかる忘れ物検知システムによれば、携帯デバイスが乗り物に忘れられ、載置されたままの状態であることを検知することができる。一定区間を往復する乗り物に乗車したユーザは、寝過ごしてしまったような場合を除き、通常は、一方方向にしか移動しない。その一方で、当該乗り物は、終着点に到着した場合であっても、通常はその後逆方向に移動する。従って、携帯デバイスが乗り物の経路上を第1の方向からその反対方向に移動したということは、当該携帯デバイスは、ユーザの手から離れて、乗り物のどこかに忘れられている、いわば忘れ物の状態にある可能性が高い。本実施の形態では、このような観点から、乗り物の経路上を第1の方向から反対方向に携帯デバイスが移動したことを検出することによって、忘れ物の状態にあることを検出するようにしたのである。
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態2にかかる忘れ物検知システムについて、図を用いて説明する。
図2に示されるように、当該忘れ物検知システム1は、携帯デバイス10と、サーバ20とを備えている。携帯デバイス10とサーバ20とは、通信網30によって通信可能に接続されている。通信網30は、無線通信網やインタネット通信網を含む。
携帯デバイス10は、例えば、スマートフォン端末、携帯電話、IoT(Internet of Things)端末やウェアラブル端末がある。ウェアラブル端末としては、リストバンド型のスマートウォッチや眼鏡型、クリップ型等、様々な端末がある。
携帯デバイス10は、乗車検知部11を備えている。乗車検知部11は、ユーザが乗り物に乗車し、携帯デバイス10が乗り物内にあることを検知する。この機能を実現するために、乗車検知部11は、GPS111と、乗り物の経路に関する位置情報データベース(DB)112と、モーションセンサ113を備えている。
携帯デバイス10は、乗り物における携帯デバイス10の忘れ物を検知する忘れ物検知方法を実行する。具体的には、携帯デバイス10は、携帯デバイス10の位置情報に基づいて、携帯デバイス10の載置が推定される乗り物の進行方向を求める。次に、携帯デバイス10は、求めた進行方向に基づいて、携帯デバイス10が、当該乗り物の経路上の第1の方向から当該第1の方向とは反対方向に移動したことを検出した場合に、携帯デバイス10が忘れ物であると判定する。
携帯デバイス10は、乗り物における携帯デバイス10の忘れ物を検知する忘れ物検知プログラムを実行する。具体的には、携帯デバイス10は、携帯デバイス10の位置情報に基づいて、携帯デバイス10の載置が推定される乗り物の経路上を第1の方向から当該第1の方向とは反対方向に携帯デバイス10が移動したことを検出することによって携帯デバイス10が忘れ物であると判定する処理をコンピュータに実行させる。
GPS111は、携帯デバイス10の現在位置を取得する位置情報取得部として機能する。また、位置情報DB112は、メモリ等の記憶手段に乗り物の経路に関する位置情報と、乗り物の識別情報とを互いに関連付けた経路位置情報を格納する経路情報記憶部として機能する。この経路位置情報は、必要時にサーバ等の外部からダウンロードすることによって取得してもよい。
GPS111によって、携帯デバイス10の現在位置情報を取得し、取得した時刻情報とともに携帯デバイス10のメモリ等の記憶部に格納する。携帯デバイス10が乗り物内にある場合には、携帯デバイス10の位置情報は、乗り物の位置を示す。本発明の実施形態の対象となる乗り物は、予め定められた経路の一定区間を往復するものである。したがって、乗り物の位置情報が判明すれば、上述の位置情報DB112に記憶された経路位置情報を参照することによって、携帯デバイス10がどの乗り物の経路上に位置するかがわかる。経路は電車やバスの場合には路線とも呼ばれる。
モーションセンサ113は、携帯デバイス10の加速度を検出することにより、加速度情報を取得する加速度センサとして機能する。携帯デバイス10が乗り物内にある場合には、当該携帯デバイス10の加速度は、乗り物の加速度を示す。ここで、乗り物の種類は、加速度情報を得ることができれば判別することが可能である。例えば、駅から出発する電車の走行に関しては、乗客の安全性や乗り心地を考慮して、一般的な自家用車と比べて低い加速度で緩やかに加速していく。従って、携帯デバイス10の加速度情報によって、携帯デバイス10が載置されているであろう、乗り物の種類を特定でき、これをもって携帯デバイス10が乗り物内にあることを確実に判別することができる。
従って、GPS111によって乗り物のどの経路上に位置するかを推測でき、さらに、モーションセンサ113によって携帯デバイス10がその乗り物にあることをより正確に判断することができる。このようにして、乗車検知部11は、携帯デバイス10を携行したユーザが乗り物に乗り、そして携帯デバイス10が乗り物内にあることを検知する。
乗車検知部11は、携帯デバイス10が乗り物内にあることを検知すると、サーバ20に対して、その旨を示す乗車検知通知を送信する。乗車検知通知には、乗車検知したことを示す情報とともに、乗車した乗り物の経路を識別する経路識別情報と、携帯デバイス10の位置情報とその取得時刻情報、並びに携帯デバイス10やユーザを識別するユーザ識別情報が含まれている。
移動手段特定部21は、ユーザが乗車した乗り物をより詳細に特定する。具体的には、移動手段特定部21は、乗り物の位置を時刻との関連において定めた時刻表情報を記憶する時刻表情報記憶部を備えている。移動手段特定部21は、GPS111によって特定された乗り物の経路に関して、GPS111が取得した位置情報と時刻情報を用いて当該時刻表情報を参照することにより、どの乗り物に乗っているのかを特定することができる。
つまり、移動手段特定部21は、単に乗り物の種別だけでなく、特定の始発点(電車の場合は始発駅)を何時に出発し、何時にそれぞれの途中地点(電車の場合は途中駅)を通過して、特定の終着点(電車の場合は終着駅)に到着する乗り物なのかを判別できる。このようにして、移動手段特定部21は、携帯デバイス10が載置された(中にある)乗り物が、時刻毎にどの位置に移動するかを予測できる。特に、本実施の形態にかかる移動手段特定部21は、乗り物が終着点に到着する予定時刻、さらには、その終着点から逆方向に出発する時刻に関する予定情報を時刻表情報から取得できる。
ここで、移動手段特定部21は、時刻表情報が事故や故障等によって一時的に変更された場合には、その変更情報を乗り物の時刻表管理サーバ(図示せず)から取得して時刻表情報を修正する機能を有することが好ましい。
忘れ物検知部22は、携帯デバイス10の位置情報に基づいて、推定された乗り物の経路上を第1の方向から反対方向に携帯デバイス10が移動したことを検出することによって、携帯デバイス10は、ユーザに携行されているのではなく、忘れ物であると判定する。乗り物が電車の場合には、携帯デバイス10が例えば上り方向に向けて移動した後に、下り方向に向けて移動した場合には、携帯デバイス10は忘れ物であると判定する。
例えば、図3に示すような路線において、A駅を出発した電車がB駅で停車した後、C駅に到着したとする。この往路において、携帯デバイス10がB駅からC駅方向に向けて移動したことをGPS111によって取得した複数地点の位置情報から判断することができる。そして、電車が、C駅において折り返してB駅に向かい、B駅で停車した後にA駅に到着したとする。この復路において、携帯デバイス10がC駅からB駅方向に向けて移動したことをGPS111によって取得した複数地点の位置情報から判断することができる。
携帯デバイス10の位置情報は、乗車検知部11によって携帯デバイス10のGPS111によって取得され、時刻情報とともにサーバ20に送信される。ここで、乗車検知部11は、当該位置情報を、携帯デバイス10が乗り物内にあることを検知したことをトリガにして、所定時間間隔で、継続的にサーバ20に送信してもよい。
より好ましくは、乗車検知部11は、移動手段特定部21が特定した乗り物が終着点に到着する予定の時刻の所定時間前(例えば、5分前)から、携帯デバイス10の位置情報の取得を開始して、サーバ20に送信する。つまり、乗車検知部11は、携帯デバイス10が乗り物内にあることを検知した後、当該乗り物の終着点への到着時刻の所定時間前までの期間、処理を抑制してもよい。さらに、乗車検知部11は、終着点到着予定時刻の所定時間後(例えば、15分後)に至るまで、携帯デバイス10の位置情報を継続して取得し、サーバ20に送信する。ここで、乗車検知部11は、終着点を折り返して復路へ出発する出発予定時刻が時刻表情報から判明している場合には、その出発予定時刻の所定時間後に至るまで携帯デバイス10の位置情報を継続して取得し、サーバ20に送信するようにしてもよい。尚、位置情報を取得すべき時間帯は位置情報を取得し、記憶部に格納する処理のみを実行し、当該時間帯経過した後にまとめて位置情報をサーバ20に送信するようにしてもよい。
上記では、乗車検知部11が自発的に当該位置情報を取得し、サーバ20に送信する場合を示したが、当該位置情報の取得方法はこれに限定されない。例えば、サーバ20の忘れ物検知部22が位置情報の取得を要求する要求情報を携帯デバイス10に対して送信し、これに応じて、携帯デバイス10が位置情報を取得して、サーバ20に対して送信するようにしてもよい。
忘れ物検知部22は、経路の終着点で、携帯デバイス10が所定時間(例えば、30分)以上動かないことや、その終着点の施設内(一定範囲内)に留まっていることを、位置情報から検出した場合に、忘れ物であると検知するようにしてもよい。
忘れ物通知部23は、忘れ物検知部22が携帯デバイス10の忘れ物を検知すると、その旨を予め定められた通知先(所定通知先)に通知する処理を実行する。予め定められた通知先としては、例えば、乗り物を管理する管理会社がある。より好ましくは、忘れ物について対応する職務の部門に電子メール等によって通知する。
忘れ物通知部23は、携帯デバイス10が載置された乗り物の移動予定情報を、時刻表情報から取得し、処理時点での移動先に対して通知するとよい。例えば、図3に示す経路の場合、C駅からB駅に電車が向かっている最中に、忘れ物が判明した場合には、B駅やA駅に対して通知を行う。より具体的には、B駅やA駅において忘れ物を扱う担当者の携帯する携帯端末に対して通知を行うとよい。さらには、携帯デバイス10が載置された乗り物の乗務員の携帯する携帯端末や、乗り物自身に搭載された端末に対して通知を行うようにしてもよい。このように、忘れ物について通知することによって、乗務員や担当者は、忘れ物の携帯デバイス10をより早く回収することができる。
続いて、図4を用いて、本実施の形態にかかる忘れ物検知システムにおける処理の流れについて説明する。
図4に示されるように、所定のトリガによって忘れ物検知処理を開始する(S101)。例えば、ユーザが携帯デバイス10を操作して当該忘れ物検知処理を実行させるようにしてもよい。また携帯デバイス10の乗車検知部11は、外出する可能性が高い時間帯として予めユーザにより登録された時間帯に、自動的に忘れ物検知処理を実行するようにしてもよい。また、携帯デバイス10に登録されたユーザのスケジュール情報に基づいて、携帯デバイス10の乗車検知部11は、乗り物に乗る可能性が高い時間帯に、自動的に忘れ物検知処理を実行するようにしてもよい
乗車検知部11は、忘れ物検知処理の開始に応じて、GPS111によって携帯デバイス10の位置情報を取得する(S102)。GPS111は、取得した位置情報を、取得時刻を示す時刻情報とともに、メモリ等の記憶手段に格納する。より具体的に乗車検知部11は、複数回に亘り、所定時間間隔で、携帯デバイス10の位置情報を取得する。
乗車検知部11は、さらに、モーションセンサ113によって携帯デバイス10の加速度情報を取得する(S103)。モーションセンサ113は、取得した加速度情報を、取得時刻を示す時刻情報とともに、メモリ等の記憶手段に格納する。より具体的に乗車検知部11は、複数回に亘り、所定時間間隔で、携帯デバイス10の加速度情報を取得する。
次に、乗車検知部11は、携帯デバイス10が乗り物内にあるかどうかを判定する(S104)。具体的には、乗車検知部11は、GPS111によって取得した現在位置情報に基づいて、位置情報DB112に格納された経路位置情報を参照して、携帯デバイス10が経路上にあり、乗り物内に位置することが推測されるかどうかを判定する。
さらに、乗車検知部11は、モーションセンサ113が取得した、携帯デバイス10の加速度情報に基づいて、本発明の実施の形態が対象とする乗り物内に携帯デバイス10があるかどうかを判定する。
乗車検知部11が、携帯デバイス10の現在位置が経路上にあり、かつ、携帯デバイス10が所定の乗り物内にあることを検知した場合には、携帯デバイス10が乗車状態にあると判定し、次の処理に進む。他方、乗車検知部11が乗車状態にないと判定した場合には、再度、位置情報の取得処理等を実行する。
乗車検知部11は、携帯デバイス10が乗り物内にあることを検知すると、位置情報の取得処理及び加速度情報の取得処理を停止する(S105)。このように、後述するこれらの情報の取得処理の開始まで、取得処理を停止することにより、携帯デバイス10の処理負荷を軽減することができる。
次に、乗車検知部11は、サーバ20に対して、その旨を示す乗車検知通知を送信する。乗車検知通知には、乗車検知したことを示す情報とともに、乗車した乗り物の経路を識別する経路識別情報と、携帯デバイス10の位置情報とその取得時刻情報、及び携帯デバイス10やユーザを識別するユーザ識別情報が含まれている。
サーバ20の移動手段特定部21は、ユーザが乗車した乗り物をより詳細に特定する処理を実行する(S106)。移動手段特定部21は、GPS111によって特定された乗り物の経路に関して、GPS111が取得した位置情報と時刻情報を用いて当該時刻表情報を参照することにより、どの乗り物に乗っているのかを特定する。
忘れ物検知部22は、移動手段特定部21が特定した乗り物が終着点に到着する予定の時刻を取得する(S107)。そして、忘れ物検知部22は、現在時刻が、終着点への到着時刻の所定時間t1前において、乗車状態かどうかを判定する(S108)。例えば、忘れ物検知部22は、携帯デバイス10の乗車検知部11に対して乗車検知処理を要求する。そして、忘れ物検知部22が、乗車検知部11から乗車検知の結果を受信して、乗車状態かどうかを判定する。忘れ物検知部22が乗車状態にないと判定した場合には、忘れ物検知処理を終了する(S113)。
忘れ物検知部22がその時点で乗車状態にあると判定した場合には、さらに、終着点到着予定時刻の所定時間t2後に至るまで、乗車状態かどうかを判定する(S109)。例えば、忘れ物検知部22は、携帯デバイス10の乗車検知部11に対して乗車検知処理を要求する。そして、忘れ物検知部22が、乗車検知部11から乗車検知の結果を受信して、乗車状態かどうかを判定する。忘れ物検知部22が乗車状態にないと判定した場合には、忘れ物検知処理を終了する(S113)。
忘れ物検知部22がその時点で乗車状態にあると判定した場合には、携帯デバイス10が、終点位置に留まっているか又は終点位置に至るまでの進行方向と、逆方向に移動しているかどうかを判定する(S110)。忘れ物検知部22は、終着点到着予定時刻t1前から終着点到着予定時刻のt2後までの時間帯における、携帯デバイス10の移動履歴(位置情報)に基づいて、進行方向を判断することで、かかる判定を実行する。忘れ物検知部22が逆方向に移動していないと判定した場合には、忘れ物検知処理を終了する(S113)。
忘れ物検知部22がその時点で乗車状態にあると判定した場合には、終点位置に留まっているか又は終点位置に至るまでの進行方向と、逆方向に移動していると判定した場合には、携帯デバイス10は忘れ物に相当すると判定する(S111)。
忘れ物検知部22が携帯デバイス10の忘れ物を検知すると、忘れ物通知部23は、その旨を予め定められた通知先に通知する処理を実行する。
以上説明したように、本実施の形態にかかる忘れ物検知システムでは、携帯デバイスが乗り物に忘れられ、載置されたままの状態であることを検知することができる。特に、本実施の形態では、移動手段の特定処理や忘れ物の検知処理をサーバにおいて実行したため、携帯デバイスの処理負担を軽減することができる。
さらに、乗車検知においては、GPSのみならず、モーションセンサを用いたため、より正確に乗車検知を行うことができる。特に、乗り物が電車の場合であって、線路と平行して道路が走っているような場合に、有効に電車への乗車検知ができる。
発明の実施の形態3.
図5を用いて、本実施の形態3にかかる忘れ物検知システムの構成について説明する。図に示されるように、携帯デバイス10は、乗車検知部11と、移動手段特定部21を備えている。また、サーバ20は、忘れ物検知部22と、忘れ物通知部23を備えている。これらの乗車検知部11、移動手段特定部21、忘れ物検知部22及び忘れ物通知部23は、基本的に、発明の実施の形態2にかかる忘れ物検知システムにおいて説明したものと同様の機能を有する。
移動手段特定部21は、携帯デバイス10に設けたため、時刻情報記憶部も同様に、携帯デバイス10に設けている。移動手段特定部21は、携帯デバイス10が車内にあると判断される乗り物を特定すると、その情報を通信網30経由でサーバ20に対して送信する。
本発明の実施の形態3においても、発明の実施の形態1、2と同様に、携帯デバイスが乗り物に忘れられ、載置されたままの状態であることを検知することができる。
本実施の形態では、特に、移動手段を特定する処理を携帯デバイスで実行するため、サーバの負荷を軽減できる。
発明の実施の形態4.
図6を用いて、本実施の形態3にかかる忘れ物検知システムの構成について説明する。図に示されるように、携帯デバイス10は、乗車検知部11と、移動手段特定部21と、忘れ物検知部22を備えている。また、サーバ20は、忘れ物通知部23を備えている。これらの乗車検知部11、移動手段特定部21、忘れ物検知部22及び忘れ物通知部23は、基本的に、発明の実施の形態2にかかる忘れ物検知システムにおいて説明したものと同様の機能を有する。
忘れ物検知部22は、忘れ物を検知すると、その情報を通信網30経由でサーバ20に対して送信する。サーバ20の忘れ物通知部23は、検知情報を受信して、所定の通知処理を実行する。
本発明の実施の形態4においても、発明の実施の形態1〜3と同様に、携帯デバイスが乗り物に忘れられ、載置されたままの状態であることを検知することができる。
本実施の形態では、特に、移動手段を特定する処理及び忘れ物検知処理を携帯デバイスで実行するため、サーバの負荷を大幅に軽減できる。
発明の実施の形態5.
図7を用いて、本実施の形態5にかかる携帯デバイスの構成について説明する。図に示されるように、携帯デバイス10は、乗車検知部11と、ゲート検知部13を備えている。乗車検知部11は、発明の実施の形態1で説明したものと同様の機能を有する。
ゲート検知部13は、乗り物の乗車場に設けられたゲートにおいて、入場又は乗車を検知する。例えば、乗り物が電車の場合には、ゲート検知部13は、改札に設けられた切符確認装置に備えられている。一般的には、乗車料金を課金するために設けられた課金システム上の読み取り装置である。本実施の形態では、携帯デバイス10は、切符の機能を備えており、携帯デバイス10を読み取り装置にかざすことで改札から入場できるとともに、その際、ゲート検知部13は、当該入場を検知する。そして、ゲート検知部13は、入場検知に応じて、忘れ物検知処理を開始する(図4のステップS101)。
ゲート検知部13は、さらに、改札からの出場を検知すると、忘れ物検知処理を終了する(図4のステップS113)。
本発明の実施の形態5においても、発明の実施の形態1〜4と同様に、携帯デバイスが乗り物に忘れられ、載置されたままの状態であることを検知することができる。
本実施の形態では、特に、ゲート検知部13が、乗り場への入場や乗車を検知して、忘れ物検知処理を開始するようにしたので、忘れ物検知処理時間を必要なときのみに限定することができるため、携帯デバイス10の処理負荷を大きく低減できる。
なお、発明の実施の形態5に示す携帯デバイスは、さらに、移動手段特定部21を備えてもよく、さらには、忘れ物検知部22を備えてもよい。
発明の実施の形態6.
図8を用いて、本実施の形態6にかかる携帯デバイスの構成について説明する。図に示されるように、携帯デバイス10は、乗車検知部11と、乗り物ID検知部14を備えている。乗車検知部11は、発明の実施の形態1で説明したものと同様の機能を有する。
乗り物ID検知部14は、乗り物に搭載された情報出力装置から発信された乗り物の識別情報を検知する。情報出力装置は、例えば、携帯デバイス10とWiFi等の無線通信によって接続される場合のSSID(Service Set Identifier)を乗り物の識別情報として出力する。
乗り物ID検知部14が乗り物の識別情報を検知することによって、予め乗り物の識別情報と、乗り物を特定する情報を関連付けておけば、携帯デバイス10が存在する乗り物を特定することができる。これによって、発明の実施の形態2における移動手段特定部21の機能も実現できる。
本発明の実施の形態6においても、発明の実施の形態1〜5と同様に、携帯デバイスが乗り物に忘れられ、載置されたままの状態であることを検知することができる。
本実施の形態では、特に、乗り物ID検知部14が、乗り物の識別情報を取得したので、乗り物を容易に特定することができる。
なお、発明の実施の形態5に示す携帯デバイスは、さらに、忘れ物検知部22を備えてもよい。
ハードウェア構成.
図9に、携帯デバイス10のハードウェア構成例を示す。図に示されるように、携帯デバイス10は、ある種のコンピュータであって、プロセッサ1A、通信処理インタフェース1B、メモリ1C、GPS1D及び周辺装置1Eを備えている。これらの各要素は、例えば、バスによって接続されている。プロセッサ1Aは、メモリ1Cに格納されたコンピュータプログラムを読み出して実行することによって、各種の機能部を実現する。プロセッサ1Aは、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。
通信処理インタフェース1Bは、サーバ20等と通信を実行するための入出力処理を実行する。通信処理インタフェース1Bは、例えば、ベースバンド処理回路や無線処理回路を含む。
メモリ1Cは、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等の記憶手段であり、コンピュータプログラムや各種のデータを格納する。GPS1Dは、例えばチップにより構成される。周辺装置1Eは、モニタ、マイク、スピーカや各種音声処理回路や入力装置等の各種のモジュールである。
図10に、サーバ20のハードウェア構成例を示す。図に示されるように、サーバ20は、ある種のコンピュータであって、プロセッサ2A、通信処理インタフェース2B、メモリ2C及び周辺装置2Dを備えている。これらの各要素は、例えば、バスによって接続されている。プロセッサ2Aは、メモリ2Cに格納されたコンピュータプログラムを読み出して実行することによって、各種の機能部を実現する。プロセッサ2Aは、例えば、CPUである。
通信処理インタフェース2Bは、携帯デバイス10等と通信を実行するための入出力処理を実行する。メモリ2Cは、RAM、ROM等の記憶手段であり、コンピュータプログラムや各種のデータを格納する。周辺装置2Dは、モニタ、マイク、スピーカや各種音声処理回路や入力装置等の各種のモジュールである。
その他の実施形態.
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上述の実施形態では、携帯デバイスの位置情報は、GPS機能によって取得する例を挙げたが、これに限らず、携帯デバイスが無線通信状態にある基地局や中継局の識別情報によっても取得できる。さらに、乗り物に搭載された無線通信機から乗り物の現在位置情報を配信する場合には、この現在位置情報も携帯デバイスの位置情報として活用できる。
上記実施の形態では、GPS111のみならずモーションセンサ113を用いて乗車検知を実行したが、GPS111等の位置情報取得手段のみによって乗車検知を実行するようにしてもよい。特に、準天頂衛星システムを用いたGPSであれば、精度が数センチメートルであるため、より正確にGPSのみで乗車検知できる。
発明の実施の形態4にかかる携帯デバイス10は、乗車検知部11と、移動手段特定部21と、忘れ物検知部22を備えたが、さらに、忘れ物通知部23も備えるようにしてもよい。この場合には、サーバを設置する必要性がないため、いわゆるアプリケーションプログラムを携帯デバイス10にて実行するだけで、忘れ物検知システムを構成することができる。
本発明は、睡眠して乗り過ごしたユーザの検知にも適用できる。この場合には、ユーザが携行する携帯デバイスに対して通知することで、ユーザに乗り過ごしを気づかせることができる。これにより、乗り物の混雑状況を緩和できる。
上記の実施の形態において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実態のある記録媒体(trangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programable ROM)、EPROM(Erasable PROM))、フラッシュROM、RAMを含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 忘れ物検知システム
10 携帯デバイス
11 乗車検知部
20 サーバ
21 移動手段特定部
22 忘れ物検知部
23 忘れ物通知部23
30 通信網
101 乗車検知部
102 移動手段特定部
103 忘れ物検知部

Claims (10)

  1. 乗り物における携帯デバイスの忘れ物を検知する忘れ物検知システムであって、
    前記携帯デバイスが前記乗り物内にあることを検知する乗車検知部と、
    前記携帯デバイスがある前記乗り物を推定する移動手段特定部と、
    前記携帯デバイスの位置情報に基づいて、推定された前記乗り物の経路上を第1の方向から当該第1の方向とは反対方向に前記携帯デバイスが移動したことを検出することによって前記携帯デバイスが忘れ物であると判定する忘れ物検知部とを備えた忘れ物検知システム。
  2. 前記忘れ物検知部が前記乗り物内の忘れ物を検知した場合に所定通知先に対して前記忘れ物の検知を通知する忘れ物通知部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の忘れ物検知システム。
  3. 前記携帯デバイスは、前記携帯デバイスの位置情報を取得する位置情報取得部を備え、
    前記忘れ物検知部は、前記位置情報取得部によって取得された前記位置情報に基づいて、前記携帯デバイスの移動方向を認識し、前記携帯デバイスが忘れ物かどうかを判定する請求項1又は2記載の忘れ物検知システム。
  4. 前記移動手段特定部によって前記乗り物が推定され、当該乗り物が終着点に到着する時刻情報が判明した場合に、前記乗車検知部において前記携帯デバイスが前記乗り物内にあることを検知した後、当該終着点への到着時刻の所定時間前までの期間、前記乗車検知部の処理を抑制することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の忘れ物検知システム。
  5. 前記乗車検知部は、前記携帯デバイスの位置情報を取得する位置情報取得部と、前記乗り物の経路に関する位置情報を記憶する経路情報記憶部とを備え、
    当該位置情報取得部によって取得された前記携帯デバイスの位置情報により特定された前記携帯デバイスの位置が、前記経路情報記憶部に記憶された前記乗り物の経路に関する位置情報により特定される前記乗り物の経路上にあるかどうかに基づいて、前記携帯デバイスが前記乗り物内にあるかどうかを判定する請求項1又は2記載の忘れ物検知システム。
  6. 前記乗車検知部は、前記携帯デバイスの加速度情報を取得する加速度センサをさらに備え、さらに当該携帯デバイスの加速度情報に基づいて、前記携帯デバイスが前記乗り物内にあるかどうかを判定する請求項5記載の忘れ物検知システム。
  7. 乗り物における携帯デバイスの忘れ物を検知するための前記携帯デバイスであって、
    前記携帯デバイスが前記乗り物内にあることを検知する乗車検知部と、
    前記携帯デバイスがある前記乗り物を推定する移動手段特定部と、
    前記携帯デバイスの位置情報に基づいて、推定された前記乗り物の経路上を第1の方向から当該第1の方向とは反対方向に前記携帯デバイスが移動したことを検出することによって前記携帯デバイスが忘れ物であると判定する忘れ物検知部とを備えた携帯デバイス。
  8. 前記忘れ物検知部が前記乗り物内の忘れ物を検知した場合に所定通知先に対して前記忘れ物の検知を通知する忘れ物通知部をさらに備えたことを特徴とする請求項7記載の携帯デバイス。
  9. 乗り物における携帯デバイスの忘れ物を検知する忘れ物検知プログラムであって、
    前記携帯デバイスの位置情報に基づいて、当該携帯デバイスの載置が推定される前記乗り物の経路上を第1の方向から当該第1の方向とは反対方向に前記携帯デバイスが移動したことを検出することによって前記携帯デバイスが忘れ物であると判定する処理をコンピュータに実行させる、忘れ物検知プログラム。
  10. 乗り物における携帯デバイスの忘れ物を検知する忘れ物検知方法であって、
    前記携帯デバイスの位置情報に基づいて、当該携帯デバイスの載置が推定される前記乗り物の進行方向を求め、
    前記進行方向に基づいて、前記携帯デバイスが、前記乗り物の経路上の第1の方向から当該第1の方向とは反対方向に移動したことを検出した場合に、前記携帯デバイスが忘れ物であると判定する、忘れ物検知方法。
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