JP2019173998A - 厨房用レンジフード - Google Patents

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真示 山下
Shinji Yamashita
真示 山下
泰久 浅輪
Yasuhisa Asawa
泰久 浅輪
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Abstract

【課題】フィルタに付着した油分を効率的に分解する。【解決手段】厨房用レンジフードは、排気通路と、排気通路に設けられ、第1対向部216aおよび第1対向部216aと異なる位置に設けられる第2対向部216bを少なくとも含む複数の対向部を有するフィルタ部材210と、紫外線を発生させる紫外線発生部180と、第1対向部216aが紫外線発生部180に対向する第1位置、および、複数の対向部のうち、第2対向部216bが紫外線発生部180に対向する第2位置にフィルタ部材210を移動可能な移動機構と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、厨房に設けられた厨房用レンジフードに関する。
厨房用レンジフードでは、フィルタが排気ガス中の油分を捕集する。例えば、特許文献1には、厨房用レンジフードの内部にUVランプが設けられ、フィルタに付着した油分を分解する構成が記載されている。UVランプは、フィルタに対して排気ダクト側に位置する。
実用新案登録第3176064号公報
特許文献1に記載されたように、UVランプによってフィルタに付着した油分が分解される。しかし、UVランプは、フィルタのうちの排気ダクト側のみを照射するため、調理機器側の面の油分が分解され難い。
本発明は、このような課題に鑑み、フィルタに付着した油分を効率的に分解することが可能な厨房用レンジフードを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の厨房用レンジフードは、排気通路と、排気通路に設けられ、第1対向部および第1対向部と異なる位置に設けられる第2対向部を少なくとも含む複数の対向部を有するフィルタ部材と、紫外線を発生させる紫外線発生部と、第1対向部が紫外線発生部に対向する第1位置、および、第2対向部が紫外線発生部に対向する第2位置にフィルタ部材を移動可能な移動機構と、を備える。
移動機構は、複数のプーリを有し、フィルタ部材は、環状であって、外周面に第1対向部および第2対向部が形成され、内周面側に複数のプーリを囲繞してもよい。
第1対向部が排気通路における排気の流れ方向の一方側に臨む場合に、第2対向部は、排気通路における排気の流れ方向の他方側に臨んでもよい。
プーリは、4つ以上設けられ、複数の対向部は、フィルタ部材の外周面に4つ以上設けられ、紫外線発生部は、フィルタ部材を挟んで2つ以上設けられてもよい。
複数の対向部のうち、排気通路における排気の流れに面する2つ以外の対向部が、紫外線発生部に対向してもよい。
本発明によれば、フィルタに付着した油分を効率的に除去することが可能となる。
厨房用レンジフードの概略的な構成を示した説明図である。 フード本体の内部のうち、第1仕切部材側を斜め下方から見た斜視図である。 フィルタ装置の斜視図である。 フィルタ装置を説明する第1の図である。 フィルタ装置を説明する第2の図である。 変形例を説明するための図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、厨房用レンジフード100の概略的な構成を示した説明図である。厨房用レンジフード100は、厨房1の調理機器2の上方に設けられる。厨房用レンジフード100は、中空のフード本体110を有する。
フード本体110は、例えば、大凡矩形形状である。フード本体110の後壁部112は、壁3に取り付けられる。フード本体110の前壁部114は、厨房1の内側に突出する。前壁部114には、吸気孔114aが設けられる。吸気孔114aは、前壁部114を貫通する。吸気孔114aにはフィルタカバー130が取り付けられる。
また、フード本体110は、下方に開口する開口部116を有する。開口部116は、フード本体110のうち、調理機器2に面する側に設けられる。フード本体110のうち、天井側(図1中、上側)の上壁部118には、排気口118aおよび吸気口118bが設けられる。
排気口118aおよび吸気口118bは、上壁部118を貫通する。排気口118aは、不図示の排気ファンが設けられた排気ダクトに連通する。排気ファンによって、排気口118aから厨房1の排気が吸引されて屋外に排出される。
排気口118aは、上壁部118のうち、壁3側に設けられる。吸気口118bは、上壁部118のうち、排気口118aに対して壁3と反対側に設けられる。吸気口118bは、不図示の吸気ファンが設けられた吸気ダクトに連通する。吸気ファンによって、外気が吸気口118bから厨房1に吸引される。
フード本体110の内部には、第1仕切部材150および第2仕切部材160が設けられる。第1仕切部材150および第2仕切部材160は、例えば、屈曲した板部材である。
第1仕切部材150の下端は、フード本体110の後壁部112の内面のうち、開口部116側に位置する。第1仕切部材150の上端は、上壁部118の内面に位置する。第1仕切部材150の上端は、排気口118aよりも後壁部112から離隔する。
第1仕切部材150によって、フード本体110の内部が仕切られて第1内部空間Saが形成される。第1内部空間Saは、第1仕切部材150、後壁部112、上壁部118によって囲繞される。第1内部空間Saは、上記の排気ダクトに連通する。
第1仕切部材150は、フィルタ孔152を有する。フィルタ孔152は、第1仕切部材150を貫通する。排気口118aは、第1内部空間Saに開口する。フィルタ装置200は、第1内部空間Saに設けられる。フィルタ装置200は、フィルタ孔152に対向する。
排気ファンによって第1内部空間Sa内の排気が吸引されると、フィルタ装置200を介して、厨房1内の排気が第1内部空間Saに吸引される。第1内部空間Saに吸引された排気は、排気ダクトから排出される。
このように、第1内部空間Saおよび排気ダクトの内部は、排気ガスが排出される排気通路Eとなっている。フィルタ装置200は、排気通路Eに設けられる。フィルタ装置200は、排気中の油脂などを除去する。フィルタ装置200については後述する。
第2仕切部材160の下端は、フード本体110の前壁部114の内面のうち、開口部116側に位置する。第2仕切部材160の上端は、上壁部118の内面に位置する。第2仕切部材160の上端は、吸気口118bよりも前壁部114から離隔する。
第2仕切部材160によって、フード本体110の内部が仕切られて第2内部空間Sbが形成される。吸気口118bおよび吸気孔114aは、第2内部空間Sbに開口する。第2内部空間Sbは、上記の吸気ダクトに連通する。第2内部空間Sbは、第2仕切部材160、前壁部114、上壁部118によって囲繞される。
吸気ファンによって第2内部空間Sb内に外気が吸引されると、吸気孔114aのフィルタカバー130を介して、外気が厨房1内に送出される。こうして、厨房1の換気が行われる。
第1仕切部材150と第2仕切部材160の間には、カバー部材170が設けられる。カバー部材170は、例えば、板部材である。カバー部材170は、上壁部118から離隔してフード本体110の内部に設けられる。カバー部材170は、第1仕切部材150から第2仕切部材160まで延在する。
カバー部材170には、照明172が取り付けられる。カバー部材170は、開口部116に面している。照明172は、不図示の電源から供給された電力によって発光し、フード本体110の内部を照らす。
第2仕切部材160のうち、第2内部空間Sb側の内面には、安定器162が配される。安定器162は、不図示の電源から供給された電力(電流)に対し、安定化制御を遂行する。例えば、安定器162は、予め設定された規定範囲内となるように、電力を制御する。
安定器162には、ケーブル164の一端が接続される。ケーブル164は、第2仕切部材160を貫通し、カバー部材170と上壁部118との間を通って、第1仕切部材150を貫通する。ケーブル164の他端には、紫外線発生部180が接続される。
紫外線発生部180は、例えば、UVランプで構成され、第1内部空間Saに配される。安定器162から紫外線発生部180に電力が供給されると、紫外線発生部180は紫外線を発生させる。反射板182は、紫外線発生部180に対してフィルタ装置200とは反対側に配置される。反射板182は、紫外線発生部180から照射される紫外線をフィルタ装置200に向って反射させる。
図2は、フード本体110の内部のうち、第1仕切部材150側を斜め下方から見た斜視図である。図2に示すように、第1仕切部材150のフィルタ孔152は、フィルタ装置200によって大凡閉塞される。ここでは、例えば、第1仕切部材150が2つ併設され、2つのフィルタ孔152ごとにフィルタ装置200が設けられる。ただし、第1仕切部材150、フィルタ装置200は、それぞれ1つのみ設けられてもよいし、3つ以上設けられてもよい。
図3は、フィルタ装置200の斜視図である。図3に示すように、フィルタ装置200は、フィルタ部材210および移動機構230を含んで構成される。フィルタ部材210は、例えば、メッシュ構造の層を有する多層構造である。ここでは、フィルタ部材210のメッシュ構造や多層構造については、図示を省略する。また、フィルタ部材210は、排気中の油脂などを除去できれば、メッシュ構造や多層構造を備えなくてもよい。
フィルタ部材210は、環状(無端状)の本体部212を有する。移動機構230は、2つのプーリ240、250および不図示のモータを含んで構成される。2つのプーリ240、250は、例えば、大凡同じ外径であって、互いに平行に離隔して配置される。プーリ240は、モータの動力によって回転する。プーリ250は、プーリ240、本体部212の回転に連動して回転する。
プーリ240、250は、フィルタ部材210の本体部212の内周面214側に位置し、本体部212に囲繞される。プーリ240、250は、本体部212の内周面214の一部がプーリ240、250に当接する。プーリ240、250が回転すると、摩擦によって本体部212が回転する。このように、フィルタ部材210とプーリ240、250は、所謂ベルトコンベヤのように作動する。
図4は、フィルタ装置200を説明する第1の図である。図4(a)には、フィルタ装置200の図3とは異なる向きから見た斜視図を示す。図4(b)には、図4(a)の一点鎖線部分を抽出して示す。図5は、フィルタ装置200を説明する第2の図である。図5(a)には、フィルタ装置200を、プーリ240、250の回転軸方向から見た第1の図を示す。図5(b)には、図5(a)の一点鎖線部分を抽出して示す。図5(c)には、フィルタ装置200を、プーリ240、250の回転軸方向から見た第2の図を示す。
図4(a)、図5(a)に示すように、本体部212は、複数の板状部材218で構成される。複数の板状部材218は、図4(a)中、矢印で示す回転方向に並んで設けられる。
図4(b)、図5(b)に示すように、隣り合う板状部材218は、蝶番220(ヒンジ)によって連結される。隣り合う板状部材218は、蝶番220のシャフト222の軸心を回転中心として、外周面216側が拡がる向きに回動可能である。本体部212が、複数の板状部材218で構成され、板状部材218が蝶番220で連結されることから、本体部212は、プーリ240、250の外周面に沿って湾曲可能となっている。
図5(a)に示すように、本体部212の外周面216には、第1対向部216aおよび第2対向部216bが形成される。第1対向部216a、第2対向部216bは、例えば、平面で構成される。第1対向部216a、第2対向部216bは、互いに反対側、すなわち、互いに離隔する方向に面している。
図5(a)に示す配置では、第1対向部216aは、排気通路Eにおける排気の流れ方向(図5(a)中、白抜き矢印で示す)の一方側(図5(a)中、上側、排気口118a側、紫外線発生部180側)に臨む。このとき、第2対向部216bは、排気の流れ方向の他方側(図5(a)中、下側、フィルタ孔152側、紫外線発生部180とは反対側)に臨む。第1対向部216aと第2対向部216bは、排気の流れに面する。第1対向部216aと第2対向部216bは、排気の流れ方向に離隔する。
図5(a)に示す配置では、第1対向部216aは、紫外線発生部180に対向する(第1の位置)。排気は、第2対向部216bを通って本体部212の内周面214側に抜ける。その後、排気は、内周面214から本体部212を通って第1対向部216aを抜ける。こうして、本体部212を通過する間に、油脂などが本体部212に付着して、排気から油脂などが除去される。
第1対向部216a側に付着した油脂などは、紫外線発生部180から照射された紫外線により分解されて気化する。一方、第2対向部216b側には油脂などが付着しやすいものの、紫外線発生部180に対向していないため、油脂などが除去され難い。
そこで、所定の契機(例えば、ユーザ操作など)により、プーリ240、250が回転すると、図5(c)に示すように、第1対向部216aと第2対向部216bの位置が入れ替わる。つまり、第2対向部216bが、紫外線発生部180に対向する(第2の位置)。
そのため、第2対向部216b側に付着した油脂などが効率的に分解、気化される。一方、油脂などが気化された第1対向部216a側は、油脂などが付着しやすい厨房1側に配置されるため、排気中の油脂などが効率的に除去される。
図6は、変形例を説明するための図である。図6(a)には、第1変形例を示し、図6(b)には、第2変形例を示す。図6(a)に示すように、第1変形例のフィルタ装置300では、4つのプーリ(プーリ240、250、260、270)が設けられる。そのため、プーリ240、250、260、270を囲繞する本体部212の外周面216には、4つの対向部(第1対向部216a、第2対向部216b、第3対向部216c、第4対向部216d)が形成される。第1対向部216a、第2対向部216b、第3対向部216c、第4対向部216dは、例えば、平面で構成される。
プーリ240、250、260、270を回転軸方向に見たとき、各回転軸は、正方形の頂点に位置するといえる。第1対向部216a、第2対向部216b、第3対向部216c、第4対向部216dの面積は、それぞれ等しい。
図6(a)に示すように、第1対向部216aが、排気の流れ方向(図6(a)中、白抜き矢印で示す)の一方側に臨む場合、第3対向部216cは、排気の流れ方向の他方側に臨む。第1対向部216aと第3対向部216cは、排気の流れに面する。第1対向部216aと第3対向部216cは、排気の流れ方向に離隔する。
第2対向部216b、第4対向部216dは、排気の流れ方向(図6(a)中、上下方向)に延在する。第2対向部216b、第4対向部216dは、第1対向部216a(第3対向部216c)の面方向に離隔する。
紫外線発生部180は、フィルタ部材210を挟んで2つ設けられる。第2対向部216b、第4対向部216dは、紫外線発生部180に対向する。そのため、第2対向部216b、第4対向部216dに付着した油脂などは、紫外線によって気化、分解される。
プーリ240、250、260、270が回転すると、第1対向部216a、第3対向部216cが紫外線発生部180に対向する位置に移動し、第2対向部216b、第4対向部216dが、本体部212のうち、排気の流れ方向の一方側、他方側にそれぞれ移動する。第2対向部216b、第4対向部216dは、排気の流れに面する。
第1変形例では、2つの対向部が排気の流れに面する位置にあるとき、残りの2つの対向部が紫外線発生部180に対向して、付着した油脂などが気化、分解される。そして、プーリ240、250、260、270が回転して、紫外線発生部180に対向する対向部が入れ替わる。このとき、油脂などが気化、分解された後の対向部を、排気の流れに面する位置に配することが可能となる。
図6(b)に示すように、第2変形例のフィルタ装置400では、プーリ240、250、260、270、280、290は、6つ設けられる。そのため、プーリ240、250、260、270、280、290を囲繞する本体部212の外周面216には、6つの対向部(第1対向部216a、第2対向部216b、第3対向部216c、第4対向部216d、第5対向部216e、第6対向部216f)が形成される。第1対向部216a、第2対向部216b、第3対向部216c、第4対向部216d、第5対向部216e、第6対向部216fは、例えば平面で構成される。
プーリ240、250、260、270、280、290を回転軸方向に見たとき、各回転軸は、六角形の頂点に位置するといえる。この六角形は、正六角形に比べて、排気の流れ方向の長さが短い。例えば、プーリ240の回転軸方向に見たとき、本体部212は、排気の流れ方向の長さが、排気の流れ方向に垂直な方向(図6(b)中、左右方向)の長さよりも短い。
すなわち、本体部212の複数の対向部のうち、対角に位置する対向部の組において、排気の流れに面する組が、残りの組よりも互いに近接する。ここで、対角に位置する対向部の組は、第1対向部216aと第4対向部216dの組、第2対向部216bと第5対向部216eの組、第3対向部216cと第6対向部216fの組である。排気の流れに面する組は、図6(b)に示す例では、第1対向部216aと第4対向部216dの組である。
また、第1対向部216a、第2対向部216b、第3対向部216c、第4対向部216d、第5対向部216e、第6対向部216fの面積は、それぞれ等しい。
図6(b)に示すように、第1対向部216aが、排気の流れ方向(図6(b)中、白抜き矢印で示す)の一方側に臨む場合、第4対向部216dは、排気の流れ方向の他方側に臨む。第1対向部216aと第4対向部216dは、排気の流れに面する。第1対向部216aと第4対向部216dは、排気の流れ方向に離隔する。
第1変形例と同様、紫外線発生部180は、フィルタ部材210を挟んで2つ設けられる。第2対向部216b、第3対向部216c、第5対向部216e、第6対向部216fは、紫外線発生部180に斜めに対向する。そのため、第2対向部216b、第3対向部216c、第5対向部216e、第6対向部216fに付着した油脂などは、紫外線によって気化、分解される。
上記の第1変形例と同様、プーリ240、250、260、270、280、290が回転すると、紫外線発生部180に対向する対向部と、排気の流れに面する対向部が入れ替わる。
第2変形例では、第1変形例と同様、プーリ240、250、260、270、280、290が回転して、紫外線発生部180に対向する対向部が入れ替わるとき、油脂などが気化、分解された後の対向部を、排気の流れに面する位置に配することが可能となる。
また、第2変形例では、上記のような六角形の形状とすることで、第1対向部216a、第2対向部216b、第3対向部216c、第4対向部216d、第5対向部216e、第6対向部216fの面積を等しくしたまま、排気の流れ方向の長さを短縮できる。そのため、フィルタ装置400における排気の流れ方向の大きさを小型化することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態および変形例では、対向部(第1対向部216a、第2対向部216b、第3対向部216c、第4対向部216d、第5対向部216e、第6対向部216f)が平面で構成される場合について説明した。しかし、対向部は、平面に限らず、曲面であってもよい。例えば、回転軸方向に見たとき、本体部212は、正円形や楕円形の形状であってもよい。
また、上述した実施形態および変形例では、移動機構230が、複数のプーリ240、250を有し、ベルトコンベヤのように、フィルタ部材210を移動させる場合について説明した。しかし、移動機構230は、少なくとも、第1対向部216aが紫外線発生部180に対向する第1位置、および、第2対向部216bが紫外線発生部180に対向する第2位置の双方にフィルタ部材210を移動可能であればよい。
また、プーリの数は、3つ、5つ、7つ以上であってもよい。
また、上述した第2変形例では、複数の対向部のうち、対角に位置する対向部の組において、排気の流れに面する組が、残りの組よりも互いに近接し、かつ、複数の対向部の面積がそれぞれ等しい場合について説明した。しかし、排気の流れに面する組(例えば、第1対向部216aと第4対向部216d)は、残りの組と同等の距離であってもよいし、残りの組よりも離隔していてもよい。
本発明は、厨房に設けられた厨房用レンジフードに利用することができる。
1 厨房
100 厨房用レンジフード
180 紫外線発生部
210 フィルタ部材
214 内周面
216 外周面
216a 第1対向部
216b 第2対向部
230 移動機構
240、250、260、270、280、290 プーリ
E 排気通路

Claims (5)

  1. 排気通路と、
    前記排気通路に設けられ、第1対向部および前記第1対向部と異なる位置に設けられる第2対向部を少なくとも含む複数の対向部を有するフィルタ部材と、
    紫外線を発生させる紫外線発生部と、
    前記第1対向部が前記紫外線発生部に対向する第1位置、および、前記第2対向部が前記紫外線発生部に対向する第2位置に前記フィルタ部材を移動可能な移動機構と、
    を備える厨房用レンジフード。
  2. 前記移動機構は、複数のプーリを有し、
    前記フィルタ部材は、環状であって、外周面に前記第1対向部および前記第2対向部が形成され、内周面側に前記複数のプーリを囲繞する請求項1に記載の厨房用レンジフード。
  3. 前記第1対向部が前記排気通路における排気の流れ方向の一方側に臨む場合に、前記第2対向部は、前記排気通路における排気の流れ方向の他方側に臨む請求項2に記載の厨房用レンジフード。
  4. 前記プーリは、4つ以上設けられ、
    前記複数の対向部は、前記フィルタ部材の外周面に4つ以上設けられ、
    前記紫外線発生部は、前記フィルタ部材を挟んで2つ以上設けられる請求項2に記載の厨房用レンジフード。
  5. 前記複数の対向部のうち、前記排気通路における排気の流れに面する2つ以外の前記対向部が、前記紫外線発生部に対向する請求項4に記載の厨房用レンジフード。
JP2018059950A 2018-03-27 2018-03-27 厨房用レンジフード Pending JP2019173998A (ja)

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