JP2022160293A - 紫外線照射装置、および、その紫外線照射装置を備えた空気調和機用室内機 - Google Patents

紫外線照射装置、および、その紫外線照射装置を備えた空気調和機用室内機 Download PDF

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Abstract

【課題】空気調和装機用室内機の内部のような細長い空間においても、光路長を長くすることができ、効率的に紫外線の利用ができる紫外線照射装置を提供する。【解決手段】紫外線を放出する紫外線発光ダイオード2と、紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線を配光する配光制御部3と、紫外線を鏡面反射する曲面状の第1反射面5を有する第1反射部材4とが、紫外線発光ダイオード2が放出する紫外線の光軸上に順次配置され、第1反射部材4の第1反射面5は、紫外線発光ダイオード2の紫外線放出側と対向し、配光制御部3と第1反射部材4との間を通過する流体に、配光制御部3から第1反射部材4の側へ向かう紫外線と記第1反射部材4の第1反射面5よって反射された紫外線とが照射される紫外線照射装置である。【選択図】図1

Description

本発明は、紫外線照射装置、その紫外線照射装置を備えた空気調和機用室内機に関する。
紫外線被照による劣化を防止しつつカビの繁殖を防止することができる空気調和機として、特許文献1には、空気調和装機用室内機の内部に設けられた熱交換器に対して紫外線を含む光を放射するランプを設けた空気調和機が開示されている。
しかし、特許文献1では、空気調和装機用室内機の内部に設けられた熱交換器に対して紫外線を含む光を放射するランプであって、空気中に含まれる細菌の殺菌やウイルスの不活化を目的としていないことから、空気調和装機用室内機の内部を通過する空気に含まれる細菌の殺菌やウイルスの不活化の用途に用いることはできない。
一方、特許文献2には、空気中に浮遊する細菌やウイルス類を、紫外線を水平に室内空間へ照射して殺菌する装置として、紫外線を発生する紫外線ランプと、紫外線ランプの点灯回路及びランプソケットと、紫外線ランプから発生した紫外線を反射して平行光となす位置に配置する反射鏡と、紫外線の散乱防止にすき間を開けて水平に複数積層して垂直方向への紫外線放射を抑制する放射制御板と、を備える紫外線水平照射型空気殺菌装置が開示されている。また、特許文献3には、深紫外線を出射する紫外線発光素子と、反射板を殺菌室内に配置し、紫外線発光素子から出射された深紫外線が殺菌室内に存在する空気を通過した後に反射板の表面で反射されて、空気を更に1回以上通過するようにした空気殺菌ユニットと、送風装置と、を含んでいる空気清浄装置が開示されている。
特開2000-111076号公報 特開2000-111076号公報 特開2014-100206号公報
しかしながら、特許文献2に開示された紫外線水平照射型空気殺菌装置に用いられる紫外線ランプは、寿命が短いため比較的頻繁に交換を行う必要があるばかりでなく、破損して水銀が外部に放出されるという課題がある。
一方、特許文献3に開示された空気清浄装置は、紫外線発光素子から出射された深紫外線が殺菌室内に存在する空気を通過した後に反射板の表面で反射されて、空気を更に1回以上通過するようにしてはいるものの、紫外線発光素子は、放射される深紫外線の強度(光量子束密度或いは放射照度)が紫外線ランプから放射される深紫外線の強度と比べて著しく低いという問題があるため、細長い形状である空気調和装置本体の内部の側面にそのまま紫外線発光素子を配置すると、空気調和装機用室内機の中心部まで光が届かずに周辺部材に光が吸収され、光路長が短くなり効率的に紫外線の利用ができないという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、空気調和装機用室内機の内部のような細長い空間においても、光路長を長くすることができ、効率的に紫外線の利用ができる紫外線照射装置、および、その紫外線照射装置を備えた空気調和機用室内機を提供するものである。
本発明の第一態様は、紫外線を放出する紫外線発光ダイオードと、紫外線発光ダイオードから放出される紫外線を配光する配光制御部と、紫外線を鏡面反射する曲面状の反射面を有する第1反射部材とが、紫外線発光ダイオードが放出する紫外線の光軸上に順次配置され、第1反射部材の反射面は、紫外線発光ダイオードの紫外線放出側と対向し、配光制御部と第1反射部材との間を通過する流体に、配光制御部から第1反射部材の側へ向かう紫外線と第1反射部材の反射面によって反射された紫外線とが照射される紫外線照射装置である。
また、本発明の第二態様は、吸込口と吹出口とを有する筐体と、筐体の内部に配置され吸込口から空気を吸込んで吹出口に送風する送風ファンと、を備えた空気調和機用室内機であって、第一態様の紫外線照射装置が、筐体の内部の吸込口側または吹出口側に配置されており、送風ファンによって送風された空気に、配光制御部から第1反射部材の側へ向かう紫外線と第1反射部材の反射面によって反射された紫外線とが照射される空気調和機用室内機である。
本発明は、上記課題に鑑み、空気調和装機用室内機の内部のような細長い空間においても、光路長を長くすることができ、効率的に紫外線の利用ができる紫外線照射装置、および、その紫外線照射装置を備えた空気調和機用室内機を提供するものである。
第1実施形態に係る紫外線照射装置の概略図である。 第1実施形態に係る紫外線照射装置の配光制御部の概略図である。 紫外線発光ダイオードの発行特性を示す図である。 配光制御した場合の紫外線発光ダイオードの指光特性を示す図である。 第2実施形態に係る紫外線照射装置の概略図である。 第3実施形態に係る紫外線照射装置の概略図である。 第4実施形態に係る紫外線照射装置の概略図である。 第5実施形態に係る紫外線照射装置の概略図である。 第6実施形態に係る紫外線照射装置の概略図である。 第6実施形態に係る紫外線照射装置の紫外線発光ダイオードの配置を示す概略図である。 第7実施形態に係る紫外線照射装置の概略図である。 本発明の紫外線照射装置が配置された空気調和機用室内機の断面図である。 本発明の紫外線照射装置が配置された空気清浄機の断面図である。 本発明の紫外線照射装置が配置された除湿機の断面図である。 本発明の紫外線照射装置が配置された加湿器の断面図である。 本発明の紫外線照射装置が配置された電気掃除機の断面図である。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なる。また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る紫外線照射装置1の一例を示す概略構成図である。紫外線照射装置1は、例えば、室内に配置されて室内の温調を行う空気調和機用室内機の内部のような細長い空間に配置されて、室内機の内部を通過する空気に含まれる細菌の殺菌やウイルスの不活化の用途に用いることができる。
紫外線照射装置1は、深紫外領域の光である紫外線を放出する紫外線発光ダイオード2と、紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線の配光を狭める配光制御部3と、紫外線を鏡面反射する曲面状の第1反射面5を有する第1反射部材4とを備える。紫外線発光ダイオード2、配光制御部3、第1反射部材4は、紫外線発光ダイオード2が放出する紫外線の光軸上に、紫外線発光ダイオード2、配光制御部3、第1反射部材4の順に配置されている。第1反射部材4は、第1反射面5が紫外線発光ダイオード2の紫外線放出側に対向するように配置されている。第1反射面5は曲率半径がR1である球面状に形成されている。尚、第1反射面5が本発明における反射面を示す。配光制御部3は、紫外線発光ダイオード2と第1反射部材4との間であって、紫外線発光ダイオード2寄りに配置されている。
紫外線発光ダイオード2、配光制御部3、第1反射部材4は、流れている空気に含まれている細菌の殺菌やウイルスの不活化をするように配置される。すなわち、配光制御部3と第1反射部材4との間を空気が通過するように配置されている。本実施形態では、図1に示す矢印が空気の流れを示す。空気の流れ方向と、紫外線発光ダイオード2によって放出され配光制御部3を通過する紫外線の光軸とは垂直である。ただし、配光制御部3と第1反射部材4との間を空気が通過するように、紫外線発光ダイオード2、配光制御部3、第1反射部材4が配置されていれば、空気の流れ方向と、紫外線発光ダイオード2によって放出され配光制御部3を通過する紫外線の光軸とは垂直でなくても構わない。
紫外線発光ダイオード2が放出する紫外線は、殺菌力が比較的高い265nmの波長の紫外線であることが好ましく、比較的殺菌力が高い、ピーク波長が190nm以上300nmの範囲内の値であってもよく、より好ましくは、ピーク波長は220nm以上280nm以下の範囲内の波長である。紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線の配光角の範囲は、光軸中心を0°とした場合に、光軸中心(0°)から光軸中心に対して±90°までの範囲である。尚、第1実施形態では、紫外線発光ダイオード2が放出する紫外線も配光角の範囲は、0°から光軸中心に対して±90°までの範囲である場合を示したが、0°から光軸中心に対して±90°までの範囲である必要はなく、これより狭い範囲であっても構わない。尚、以降において、±90°と示す場合、あるいは、他の角度(例えば、±45°)を示す場合、±90°、±45°とは光軸中心(0°)に対する角度を示す。
配光制御部3は、紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線の配光角を狭める機能を有し、配光制御部3の例示として、図2(a)に示す凸レンズ10や図2(b)に示す鏡面反射リフレクタ11などがある。凸レンズ10の材質としては石英が一般的であるが、フッ素樹脂やシリコーンを用いることも可能である。また、凸レンズ10は1枚だけでなく、複数の異なる形状のレンズを用いることができる。鏡面反射リフレクタ11は紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線を反射させるリフレクタ鏡面反射面12を有し、リフレクタ鏡面反射面12の材質は主にアルミニウムであり、リフレクタ鏡面反射面12の形状は紫外線発光ダイオード2を中心として放物面の形状を持つ。
図3、図4を用いて、配光制御部3を用いることの具体的効果を説明する。図3(a)、(b)、(c)は、配光制御部3を用いない場合を示し、図4(a)、(b)、(c)は、配光制御部3を用いる場合を示している。また、図3(a)、図4(a)は、紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線の発光分布を示し、図3(b)、図4(b)は、紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線の発光強度を示し、図3(c)、図4(c)は、紫外線照射装置1における紫外線の放出状態を模式的に示している。尚、図3(b)、図4(b)に示す紫外線の発光強度は、光軸中心0°における光源から10mm離れた位置での照度を示している。
配光制御部3を用いない場合、図3(a)に示すように、紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線は光軸中心(0°)に対して±90°の範囲で放出され、0°において、紫外線の強さは最も強い。配光制御部3を用いた場合、図4(a)に示すように、紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線は、光軸中心である0°に集中して放出される。紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線の発光強度については、配光制御部3を用いない場合は、図3(b)に示すように、14.5W/cmであるのに対し、配光制御部3を用いた場合は、図4(b)に示すように、1110W/cmであり、配光制御部3を用いた場合の発光強度は配光制御部3を用いない場合の発光強度の約75倍の強さとなっている。
従って、配光制御部3を用いることによって、0°以外の範囲に広がって放出されていた紫外線を±90°の範囲より狭い範囲に集中させることができため、発光強度を強くして紫外線の光路長を長くすることができる。そのため、図3(c)に示すように、配光制御部3を用いない場合は、紫外線の発光強度が弱いため、紫外線の光路長が短く紫外線を十分に届かすことができなかったが、配光制御部3を用いた場合は、紫外線を0°方向に集中させることによって発光強度を強くできるため、図4(c)に示すように、紫外線の光路長を長くさせて紫外線を届かすことができる効果がある。尚、図3(a)、図4(a)に示す0°の方向が図1における光軸方向を示す。本実施形態においては、紫外線発光ダイオード2から±90°の範囲で放出されていた紫外線は、配光制御部3を通過することによって、約±10°(θ=10°)の範囲に集約されて放出される。この範囲は、紫外線照射装置1が用いられる空間によって、適宜変更できる。
次に紫外線照射装置1の作用について説明する。紫外線発光ダイオード2から±90°の範囲で放出された紫外線は、配光制御部3によって、±90°の範囲よりも狭い範囲である±10°(θ=10°)の範囲に集約されて配光角が狭まり、配光制御部3によって配光角が狭められた紫外線は、光軸に沿って放出され第1反射部材4に向かって放出される。第1反射部材4に向かって放出された紫外線が、配光制御部3と第1反射部材4との間を通過する空気に照射される。光軸に沿って放出され第1反射部材4に到達した紫外線は、第1反射面5に反射し配光制御部3側に向かって放出される。配光制御部3側に向かって放出された紫外線が、配光制御部3と第1反射部材4との間を通過する空気に照射される。
従って、本実施形態の紫外線照射装置1では、配光制御部3と第1反射部材4との間を通過する空気は、配光制御部3によって配光角が狭められ光軸に沿って放出されて第1反射部材4に向かう紫外線と、第1反射部材4の第1反射面5から配光制御部3側に向かって放出される紫外線との2方向からの紫外線によって照射される。そのため、配光制御部3と第1反射部材4との間を通過する空気に含まれる細菌の殺菌やウイルスの不活化を効率的に行える。また、空気調和装機用室内機の内部のような細長い空間においても、光路長を長くすることができる。尚、本実施形態では、配光制御部3と第1反射部材4との間を通過する流体として空気を例示したが、流体であれば空気に限定されず他の気体や液体であっても構わない。
次に、第1実施形態に係る紫外線照射装置1の配光制御部3を通過した紫外線の最大配光角をθ、第1反射面5の幅をr1、紫外線発光ダイオード2から第1反射面5までの光軸方向における距離をL1、との関係について説明する。配光制御部3を通過した紫外線の最大配光角をθとは、光軸に対する紫外線の最大配光角である。第1反射面5の幅r1とは、光軸に対して垂直な向きの第1反射面5の幅である。紫外線の最大配光角θ、第1反射面5の幅r1、紫外線発光ダイオード2と第1反射面5との光軸方向における距離L1は次式を満たす。
tanθ≦r1/(2×L1)
tanθ≦r1/(2×L1)とすることにより、配光制御部3を介して紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線がすべて第1反射面5に当たるため、紫外線が全て有効利用される。また紫外線が第1反射面5以外に漏れないことで周辺部材の劣化防止、人への紫外線暴露防止が可能となる。
次に、図5(a)、(b)を参照して、本発明の第2実施形態に係る紫外線照射装置1について説明する。第2実施形態に係る紫外線照射装置1は、第1実施形態に係る紫外線照射装置1の紫外線発光ダイオード2、配光制御部3、第1反射部材4の具体的位置関係と寸法を特定しており、第1実施形態に係る紫外線照射装置1と同じ構成を有するため、同一の符号を示す。図1に示すように、紫外線発光ダイオード2と第1反射部材4の第1反射面5との光軸方向における距離をL1、第1反射部材4の球面状に形成されている第1反射面5の曲率半径をR1とした場合、L1とR1は、次式を満たす。
L1≦R1≦2×R1
図5(a)で、L1=R1の場合における紫外線の向きを説明し、図5(b)で、L1=2×R1の場合における紫外線の向きを説明する。
L1=R1の場合は、図5(a)に示すように、紫外線発光ダイオード2から放出された紫外線は第1反射部材4で反射され、紫外線発光ダイオード2に再度集光する。従って、第1反射部材4で反射された紫外線が散逸せず有効に利用することができる。
L1=2×R1の場合は、図5(b)に示すように、紫外線発光ダイオード2から放出された紫外線は第1反射部材4で反射され、第1反射部材4で反射された紫外線は平行光となる。従って、第1反射部材4で反射された紫外線が散逸せず有効に利用することができる。従って、L1≦R1≦2×R1とすることによって、第1反射部材4で反射された紫外線が散逸せず有効に利用することができる。
次に、図6を参照して、本発明の第3実施形態に係る紫外線照射装置1について説明する。第1実施形態に係る紫外線照射装置1における第1反射部材4の反射面が球面状に形成されているのに対し、第3実施形態に係る紫外線照射装置1においては、第1反射部材4の反射面が放物面状に形成されている点で相違する。第3実施形態では、放物面状に形成される反射面を放物反射面6として示し、その他の構成は第1実施形態と同じであるため、同一の符号を示す。尚、放物反射面6が本発明における反射面を表す。第3実施形態に係る紫外線照射装置1においては、紫外線発光ダイオード2が放物反射面6の焦点に位置する。紫外線発光ダイオード2が放物反射面6の焦点に位置することにより、放物反射面6で反射した紫外線は全て光軸に対して平行な紫外線となる。尚、図6では、配光制御部3が省略して描かれているが、図1と同様に配光制御部3は第1反射部材4と紫外線発光ダイオード2との間に配置されている。
次に、図7を参照して、本発明の第4実施形態に係る紫外線照射装置1について説明する。第4実施形態に係る紫外線照射装置1と第1実施形態に係る紫外線照射装置1との相違は、第1反射部材とは別の第2反射部材7が光軸方向に配置されている点であり、その他の構成は第1実施形態と同じであるため、同一の符号を示す。尚、図7において、光軸方向の左側を一方側もしくは一方とし、右側を他方側もしくは他方とする。
第1反射部材4、配光制御部3、紫外線発光ダイオード2及び第2反射部材7が、紫外線発光ダイオード2が放出する紫外線の光軸上に配置されている。第1反射部材4は、紫外線発光ダイオード2が放出する紫外線の放出側であって、紫外線発光ダイオード2に対向して配置されている。第2反射部材7は、紫外線を鏡面反射する曲面状の第2反射面8を有する。第2反射面8が、第1反射部材4の第1反射面5に対向すると共に、紫外線発光ダイオード2の周囲を覆うように、第2反射部材7が配置されている。第4実施形態に係る紫外線照射装置1では、配光制御部3を介して紫外線発光ダイオード2から放出された紫外線は、光軸に沿って第1反射部材4の第1反射面5向かって放出される。第1反射面5に向かって放出された紫外線は第1反射面5で反射し、第2反射部材7に向かって放出される。第2反射部材7に向かって放出された紫外線は第2反射部材7の第2反射面8で反射し、第1反射部材4に向かって放出される。
第1実施形態に係る紫外線照射装置1では、配光制御部3と第1反射部材4との間を通過する空気は、配光制御部3を介して第1反射部材4に向かう紫外線と、第1反射面5から配光制御部3側に向かう紫外線との2重の紫外線によって照射される。一方、第4実施形態に係る紫外線照射装置1では、配光制御部3と第1反射部材4との間を通過する空気は、第1反射部材4と第2反射部材7との間を2重よりさらに多い多重反射する紫外線によって照射されるため、空気を効率よく殺菌することができる。
次に、図8を参照して、本発明の第5実施形態に係る紫外線照射装置1について説明する。第5実施形態に係る紫外線照射装置1と第1実施形態に係る紫外線照射装置1との相違は、第1反射部材4とは別の第2反射部材7と、2つの配光制御部3および紫外線発光ダイオード2が光軸方向に配置される点であり、その他の構成は第1実施形態と同じであるため、同一の符号を示す。尚、図8において、左側を一方側とし、右側を他方側とする。
一方側には、紫外線発光ダイオード2と、紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線の配光角を狭める配光制御部3と、紫外線発光ダイオード2の周囲を覆うように配置された第1反射面5を有する第1反射部材4が、他方側にも、紫外線発光ダイオード2と、紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線の配光角を狭める配光制御部3と、紫外線発光ダイオード2の周囲を覆うように配置された第2反射面8を有する第2反射部材7が、紫外線発光ダイオード2が放出する紫外線の光軸上に配置されている。一方側の紫外線発光ダイオード2と他方側の紫外線発光ダイオード2は、放出する紫外線が互いに対向する向きに配置されている。一方側の第1反射部材4と他方側の第2反射部材7とは、互いの第1反射面5と第2反射面8とが対向するように配置されている。尚、第5実施形態の他方側に配置される紫外線発光ダイオード2と配光制御部3は、本発明の別の紫外線発光ダイオードおよび前記配光制御部を示す。第5実施形態に係る紫外線照射装置1では、一方側の配光制御部3と他方側の配光制御部3との間を空気が通過する。第5実施形態に係る紫外線照射装置1では、一方側の配光制御部3と他方側の配光制御部3との間を通過する空気は、2つの紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線によって照射されるため、第4実施形態に係る紫外線照射装置1に比べて、2倍の光量の紫外線によって照射されるため、空気をより効率よく殺菌することができる。
次に、図9、10(a)、(b)を参照して、本発明の第6実施形態に係る紫外線照射装置1について説明する。第6実施形態に係る紫外線照射装置1と第1実施形態に係る紫外線照射装置1との相違は、紫外線発光ダイオード2が複数配列された点であり、その他の構成は第1実施形態と同じであるため、同一の符号を示す。
紫外線発光ダイオード2は光軸に対して垂直方向に複数配列されている。図9は、紫外線発光ダイオード2が2個、光軸に対して垂直方向に所定間隔aを置いて配置されている。尚、図9では、紫外線発光ダイオード2が2個配置されているが、2個に限定されず、3個以上であっても構わない。例えば、図10(a)に示すように複数の紫外線発光ダイオード2を直線上に一列に配置してもよく、また、図10(b)に示すように縦方向及び横方向に複数並べて配置してもよい。紫外線発光ダイオード2から第1反射面5までの光軸方向における距離をL1に対して、複数配列した紫外線発光ダイオード2の中で、最も遠く離れた紫外線発光ダイオード2間の距離をaとした場合、間隔aが十分小さければ、紫外線発光ダイオード2は複数配列されていても、複数配列された紫外線発光ダイオード2は点光源とみなすことができるため、曲面を持つ第1反射部材4は有効に働く。
次に、図11を参照して、本発明の第7実施形態に係る紫外線照射装置1について説明する。第7実施形態に係る紫外線照射装置1と第1実施形態に係る紫外線照射装置1との相違は、紫外線発光ダイオード2及び配光制御部3が光軸方向に2ヶ所に配置され、一方の紫外線発光ダイオード2及び配光制御部3と他方の紫外線発光ダイオード2及び配光制御部3との間に、両側に反射面を有する両面反射部材9が配置された点であり、その他の構成は第1実施形態と同じであるため、同一の符号を示す。尚、図11において、左側を一方側もしくは一方とし、右側を他方側もしくは他方とする。
一方側には、紫外線発光ダイオード2と、紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線の配光角を狭める配光制御部3が、他方側にも、紫外線発光ダイオード2と、紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線の配光角を狭める配光制御部3が、紫外線発光ダイオード2が放出する紫外線の光軸上に配置されている。一方の紫外線発光ダイオード2と他方の紫外線発光ダイオード2とは、互いに紫外線の放出方向が対向するように配置されている。一方の紫外線発光ダイオード2には当該紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線の配光角を狭める一方の配光制御部3が配置されている。他方の紫外線発光ダイオード2にも当該紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線の配光角を狭める他方の配光制御部3が配置されている。一方の配光制御部3と他方の配光制御部3との間の中央には、紫外線発光ダイオード2が放出する紫外線の光軸上に、両側面に紫外線発光ダイオード2が放出する紫外線を反射する第1反射面5を有した両面反射部材9が配置されている。両面反射部材9の一方の第1反射面5は一方の紫外線発光ダイオード2が紫外線を放出する側に対向し、両面反射部材9の他方の第1反射面5は他方の紫外線発光ダイオード2が紫外線を放出する側に対向している。
第7実施形態に係る紫外線照射装置1では、一方の配光制御部3と他方の配光制御部3との間を空気が通過する。一方の配光制御部3と他方の配光制御部3との間の中央に、両面反射部材9が配置されているため、例えば、空気調和機の室内機のように細長い空間に用いることができる。空気調和機の室内機では、長手方向の中間に配線の関係から電装部品を配置させることができないが、第7実施形態に係る紫外線照射装置1では、電装部品となるふたつの紫外線発光ダイオード2を室内機の両側面側に配置し、室内機の長手方向中央に電装部品ではない両面反射部材9を配置することができるので、空気調和機の室内機のように細長い空間に配置されても、通過する空気に含まれる細菌の殺菌やウイルスの不活化を有効に行うことができる。
次に、図12を参照して、上記した実施形態の紫外線照射装置1が用いられる空気調和機用室内機について説明する。空気調和機は室内を冷房や暖房などの温調を行う空気調和機であって、室内機22と図示されない室外機を備えている。室内機22は室内の壁に設置されるいわゆる壁掛けタイプの室内機であって、側面方向に長い細長の形状をしている。図12は室内機22の断面図を示す。室内機22は正面側に配置される正面板28、背面側に配置されて室内の壁に取り付く背面板29、上面側に配置する天板30、底面側に配置する底面板31、左側側面に配置する左側板33、右側側面に配置する右側板を備えた筐体23を有する。尚、左側側面は、図12おいて、紙面の奥側を示し、右側側面、紙面の手前側を示す。天板30には、室内の空気を筐体23内部に吸い込むための吸込口24が形成され、正面板28と底面板31の間には、筐体23内部に吸い込まれた空気を室内に吹き出すための吹出口25が形成されて、吸込口24と吹出口25との間に空気が流れる通風路34が形成されている。
筐体23の内部には、吸込口24から空気を吸込んで吹出口25から送風するための送風ファン26が設置されている。また、吸込口24と吹出口25との間には室内熱交換器27が空気の流れにおける送風ファン26よりも上流側に配置されている。送風ファン26が駆動することによって吸込口24から空気が吸い込まれ、吸い込まれた空気は室内熱交換器27の内部を流れる冷媒と熱交換し、熱交換した空気は吹出口25から室内へと送風される。尚、図12おける矢印は空気の流れを示している。
上記した実施形態の紫外線照射装置1は、筐体23内部の吸込口24側であって、且つ、通風路34内を流れる空気に紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線が照射されるように配置されている。具体的には、右側板側に紫外線発光ダイオード2及び配光制御部3が配置され、左側板側に第1反射部材4が配置され、配光制御部3と第1反射部材4との間を、通風路34内を流れる空気が通過するように配置されている。このように紫外線照射装置1を筐体23の内部に配置することによって、室内から吸込口24を介して吸い込まれた空気に含まれている細菌やウイルスを効率よく殺菌、不活化することができる。尚、左側板側に紫外線発光ダイオード2及び配光制御部3が配置され、右側板側に第1反射部材4が配置されていても構わない。また、紫外線照射装置1は、筐体23内部の吸込口24側ではなく、吹出口25側であっても構わない。配光制御部3が、紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線の配光角を狭めるため、紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線は第1反射部材4以外に漏れないことで、吸込口24または吹出口25を介して紫外線が筐体23の外部に漏れることがないので、人への紫外線暴露防止が可能となる。
室内機22は、いわゆる壁掛けタイプの室内機を示したが、室内機22は壁掛けタイプの室内機に限定されず、他の天井埋込型の室内機でも構わない。
次に、図13を参照して、上記した実施形態の紫外線照射装置1が用いられる空気清浄機80について説明する。空気清浄機80は、水平断面が左右方向に長い矩形状に形成された筐体81を備えている。筐体81は、上面側を覆う上面カバー82と、正面側を覆う正面カバー83と、背面側を覆う背面カバー84と、側面側を覆う左右の側面カバー85とから構成されている。上面カバー82には、格子状の排気口86が形成されている。排気口86は、筐体81内部の空気を筐体81の外部に排出する。正面カバー83には、ほぼ全面にわたって縦方向に鎧戸状の吸気口87が形成されている。空気清浄機80は、空気流を発生させる送風手段であるファン88と、空気中の浮遊微粒子を帯電させる帯電部89と、空気中の臭気物質を吸着する触媒90と、帯電された浮遊微粒子を付着させることにより集塵する集塵部91とを備えている。また、空気清浄機80は、ファン88が発生させた空気流の下流側から外れた位置に配置されて、プラズマを発生させるプラズマ発生装置92を備えている。
空気清浄機80は、ファン88が回転することによって筐体81内部に吸い込まれた空気は、排気口86から出ていく。その際、空気に含まれる臭気物質が触媒90に吸着される。つまり、臭気を触媒90の表面で吸着することにより脱臭する。
上記した実施形態の紫外線照射装置1は、筐体81内部の排気口86側であって、筐体81内部を流れる空気に紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線が照射されるように配置されている。筐体81内部の排気口86側に、紫外線発光ダイオード2及び配光制御部3と反射部材4が配置され、配光制御部3と反射部材4との間を、筐体81内部を流れる空気が通過するように配置されている。このように紫外線照射装置1を筐体81の内部に配置することによって、吸気口87を介して吸い込まれる空気に含まれている細菌やウイルスを効率よく殺菌、不活化することができる。尚、紫外線照射装置1は、筐体81内部の排気口86側ではなく、筐体81内部の吸気口87側に配置されても構わない。
次に、図14を参照して、上記した実施形態の紫外線照射装置1が用いられる除湿機70について説明する。除湿機70は、偏平な直方体を、最も広い面が正面と背面になるようにして立てた形状の筐体71を有する。筐体71の内部は上下2段に区画されており、上方の区画は吸湿剤ケージ72を収容する吸湿剤保持空間73となり、下方の区画はファンモータユニット74を収容する動力部空間75となっている。
吸湿剤保持空間73の正面側側壁と背面側側壁、及び天井壁には、それぞれ横長のスリットの集合からなる通気口76が形成されている。また吸湿剤保持空間73と動力部空間75を隔てる仕切壁には、小孔の集合からなる通気口77が形成されている。動力部空間75の正面側側壁には、ファンモータユニット74が空気を吐出するための横長の排気口78が形成されている。ファンモータユニット74の駆動によって排気口78から空気を吐出すると、吸湿剤保持空間73から動力部空間75へ、通気口77を通じて空気が移動する。これにより、外部空気が通気口76を通じて吸湿剤保持空間73に吸込まれることになる。
上記した実施形態の紫外線照射装置1は、筐体71内部の排気口78側であって、動力部空間75を流れる空気に紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線が照射されるように配置されている。動力部空間75に、紫外線発光ダイオード2及び配光制御部3と反射部材4が配置され、配光制御部3と反射部材4との間を、動力部空間75を流れる空気が通過するように配置されている。このように紫外線照射装置1を筐体71の内部に配置することによって、通気口76を介して吸い込まれる空気に含まれている細菌やウイルスを効率よく殺菌、不活化することができる。尚、紫外線照射装置1は、筐体71内部の排気口78側ではなく、吸湿剤保持空間73の通気口76側に配置されても構わない。
次に、図15を参照して、上記した実施形態の紫外線照射装置1が用いられる加湿器50について説明する。加湿器50は居室内の床面等に設置されて水平断面形状が略楕円形の筐体51を有している。筐体51の背面側には着脱可能なカバー部材52が取り付けられている。カバー部材52には複数の吸込口53が開口している。筐体51の背面及び上面にはそれぞれ流入口54及び吹出口55が開口している。筐体51内には流入口54と吹出口55とを連結する送風通路56が設けられる。送風通路56内には流入口54から吹出口55に向かって順にフィルター57、加湿部58、送風機59及びイオン発生装置60が設けられる。
上記した実施形態の紫外線照射装置1は、筐体51内部の吹出口55側であって、送風機59の駆動によって送風通路56を流れる空気に紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線が照射されるように配置されている。送風通路56に、紫外線発光ダイオード2及び配光制御部3と反射部材4が配置され、配光制御部3と反射部材4との間を、送風通路56を流れる空気が通過するように配置されている。このように紫外線照射装置1を筐体51の内部に配置することによって、流入口54を介して吸い込まれる空気に含まれている細菌やウイルスを効率よく殺菌、不活化することができる。尚、紫外線照射装置1は、筐体51内部の吹出口55側ではなく、流入口54側に配置されても構わない。
次に、図16を参照して、上記した実施形態の紫外線照射装置1が用いられる電気掃除機40について説明する。電気掃除機40は、前後に長尺な掃除機本体41を有し、掃除機本体41の後部には電動送風機42を内蔵する電動送風機室43が、前部には上面開口の集塵室44が形成されている。集塵室44には、底面にフィルター45を有する箱状の集塵体46がパッキンで気密的に装着されている。集塵体46には紙袋フィルター47が収納されている。前方にホース接続口48を有した蓋体49が、掃除機本体41の中央部に開閉自在に軸支されている。
図示しないホースをホース接続口48に接続し、電動送風機42を駆動すると塵埃を含んだ空気は、ホース接続口48から吸い込まれ、紙袋フィルター47でごみは濾過され、フィルター45を通過し、浄化された空気が電動送風機室43を通過し、大気中へ放出される。
上記した実施形態の紫外線照射装置1は、掃除機本体41内部のホース接続口48側であって、ホース接続口48内を流れる空気に紫外線発光ダイオード2から放出される紫外線が照射されるように配置されている。ホース接続口48に、紫外線発光ダイオード2及び配光制御部3と反射部材4が配置され、配光制御部3と反射部材4との間を、ホース接続口48内を流れる空気が通過するように配置されている。このように紫外線照射装置1を掃除機本体41の内部に配置することによって、ホース接続口48を介して吸い込まれた空気に含まれている細菌やウイルスを効率よく殺菌、不活化することができる。尚、紫外線照射装置1は、掃除機本体41内部のホース接続口48側ではなく、電動送風機室43側に配置されても構わない。
以上、限られた数の実施形態を参照しながら説明したが、権利範囲はそれらに限定されるものではなく、上記の開示に基づく実施形態の改変は、当業者にとって自明のことである。
1…紫外線照射装置、2…紫外線発光ダイオード、3…配光制御部、4…第1反射部材、5…第1反射面、6…放物反射面、7…第2反射部材、8…第2反射面、9…両面反射部材、10…凸レンズ、11…鏡面反射リフレクタ、12…リフレクタ鏡面反射面、22…室内機、23…筐体、24…吸込口、25…吹出口、26…送風ファン、27…室内熱交換器、28…正面板、29…背面板、30…天板、31…底面板、33…左側板、34…通風路、40…電気掃除機、41…掃除機本体、42…電動送風機、43…電動送風機室、48…ホース接続口、49…蓋体、50…加湿器、51…筐体、54…流入口、55…吹出口、56…送風通路、59…送風機、70…除湿機、71…筐体、74…ファンモータユニット、76…通気口、78…排気口、80…空気清浄機、81…筐体、86…排気口、87…吸気口、88…ファン

Claims (12)

  1. 紫外線を放出する紫外線発光ダイオードと、前記紫外線発光ダイオードから放出される紫外線を配光する配光制御部と、紫外線を鏡面反射する曲面状の反射面を有する第1反射部材とが、前記紫外線発光ダイオードが放出する紫外線の光軸上に順次配置され、
    前記第1反射部材の反射面は、前記紫外線発光ダイオードの紫外線放出側と対向し、
    前記配光制御部と前記第1反射部材との間を通過する流体に、前記配光制御部から前記第1反射部材の側へ向かう紫外線と前記第1反射部材の反射面によって反射された紫外線とが照射されることを特徴とする紫外線照射装置。
  2. 前記第1反射部材の反射面は球面状に形成され、
    前記紫外線発光ダイオードから前記第1反射部材の反射面までの距離L1と、前記第1反射部材の反射面の曲率半径R1とが、
    L1≦R1≦2×L1であることを特徴とする請求項1に記載の紫外線照射装置。
  3. 前記第1反射部材の反射面が放物面状に形成され、前記紫外線発光ダイオードが放物面状の前記第1反射部材の反射面の焦点に位置することを特徴とする請求項1に記載の紫外線照射装置。
  4. 前記光軸に対する前記配光制御部を通過した紫外線の最大配光角θと、前記第1反射部材の反射面の前記光軸に対して垂直な方向の幅r1とが、
    tanθ≦r1/(2×L1)であることを特徴とする請求項1に記載の紫外線照射装置。
  5. 前記第1反射部材とは別の紫外線を鏡面反射する曲面状の反射面を有する第2反射部材が前記光軸上に配置され、
    前記第2反射部材の反射面は、前記第1反射部材の反射面に対向すると共に、前記紫外線発光ダイオードの周囲を覆うように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の紫外線照射装置。
  6. 前記紫外線発光ダイオードおよび前記配光制御部とは別の紫外線発光ダイオードおよび配光制御部と、前記第1反射部材とは別の紫外線を鏡面反射する曲面状の反射面を有する第2反射部材とが前記光軸上に配置され、
    前記第2反射部材の反射面は、前記第1反射部材の反射面に対向すると共に、前記紫外線発光ダイオードの周囲を覆うように配置され、
    前記別の紫外線発光ダイオードおよび前記別の配光制御部は、前記第2反射部材の反射面に対向して配置され、
    前記別の紫外線発光ダイオードは、前記第1反射部材の反射面に周囲を覆われ、
    前記別の配光制御部は、前記別の紫外線発光ダイオードから放出される紫外線の配光角を狭めることを特徴とする請求項1に記載の紫外線照射装置。
  7. 吸込口と吹出口とを有する筐体と、
    前記筐体の内部に配置され前記吸込口から空気を吸込んで前記吹出口に送風する送風ファンを備えた空気殺菌装置であって、
    請求項1から6いずれか1項に記載の紫外線照射装置が、前記筐体の内部の前記吸込口側または吹出口側に配置されており、
    前記送風ファンによって送風された空気に、前記配光制御部から前記第1反射部材の側へ向かう紫外線と前記第1反射部材の反射面によって反射された紫外線とが照射されることを特徴とする空気殺菌装置。
  8. 吸込口と吹出口とを有する筐体と、
    前記筐体の内部に配置され前記吸込口から空気を吸込んで前記吹出口に送風する送風ファンを備えた空気調和機用室内機であって、
    請求項1から6いずれか1項に記載の紫外線照射装置が、前記筐体の内部の前記吸込口側または吹出口側に配置されており、
    前記送風ファンによって送風された空気に、前記配光制御部から前記反射部材の側へ向かう紫外線と前記第1反射部材の反射面によって反射された紫外線とが照射されることを特徴とする空気調和機用室内機。
  9. 吸気口と排気口とを有する筐体と、
    前記筐体の内部に配置され前記吸気口から空気を吸込んで前記排気口に送風するファンを備えた空気清浄機であって、
    請求項1から6いずれか1項に記載の紫外線照射装置が、前記筐体の内部の前記吸気口側または排気口側に配置されており、
    前記ファンによって送風された空気に、前記配光制御部から前記反射部材の側へ向かう紫外線と前記第1反射部材の反射面によって反射された紫外線とが照射されることを特徴とする空気清浄機。
  10. 通気口と排気口とを有する筐体と、
    前記筐体の内部に配置され前記通気口から空気を吸込んで前記排気に送風するファンモータユニットを備えた除湿機であって、
    請求項1から6いずれか1項に記載の紫外線照射装置が、前記筐体の内部の前記通気口側または排気口側に配置されており、
    前記ファンモータユニットによって送風された空気に、前記配光制御部から前記反射部材の側へ向かう紫外線と前記第1反射部材の反射面によって反射された紫外線とが照射されることを特徴とする除湿機。
  11. 流入口と吹出口とを有する筐体と、
    前記筐体の内部に配置され前記流入口から空気を吸込んで前記吹出口に送風する送風機を備えた加湿器であって、
    請求項1から6いずれか1項に記載の紫外線照射装置が、前記筐体の内部の前記流入口側または吹出口側に配置されており、
    前記送風機によって送風された空気に、前記配光制御部から前記反射部材の側へ向かう紫外線と前記第1反射部材の反射面によって反射された紫外線とが照射されることを特徴とする加湿器。
  12. ホース接続口を有した蓋体と、電動送風機を内蔵する電動送風機室とを有した掃除機本体とを備えた電気掃除機であって、
    請求項1から6いずれか1項に記載の紫外線照射装置が、前記ホース接続口側または前記電動送風機室側に配置されており、
    前記電動送風機によって吸い込まれた空気に、前記配光制御部から前記反射部材の側へ向かう紫外線と前記第1反射部材の反射面によって反射された紫外線とが照射されることを特徴とする電気掃除機。
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