JP2019173895A - シール構造 - Google Patents

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Koichi Tanaka
宏一 田中
界 藤井
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【課題】第1パネルと第2パネルとの継目を安定してシールすることができるシール構造を提供すること。
【解決手段】シール構造11に、継目13を形成するルーフトップパネル3およびサイドパネル4と、継目13をシールするシール部材8とを備える。ルーフトップパネル3の段差部9に、サイドパネル4の重複端部14が配置される第1部分5と、第1部分5に対して厚み方向一方側に配置される第2部分6と、第1部分5と第2部分6とを連結する第3部分7とを備える。そして、厚み方向における第1部分5の一方面5Aと第2部分6の一方面6Aとの間の寸法L1を、重複端部14の厚みよりも大きくして、シール部材8を、第2部分6と第3部分7との接続部分15と、重複端部14の遊端面14Aとの両方を跨ぐように設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、シール構造、詳しくは、第1パネルと第2パネルとの継目をシールするシール構造に関する。
従来より、車両フレームを複数のパネルにより構成することが知られている。そのような車両フレームでは、パネルの継目から水などが浸入することを抑制するために、パネルの継目をシールするシール材が設けられる。
しかるに、パネルの継目は、ユーザが視認可能な部分に位置する場合があり、その継目をシールするシール材には、優れた外観性が求められる。
例えば、センターピラー上部と、センターピラー上部の厚み分だけ凹形状に形成される接合段部を有するセンターピラー主要部と、センターピラー上部が接合段部に接合されることにより形成される凹部に充填されるシーラーとを備えるサイドアウタパネルが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
そのようなサイドアウタパネルでは、シーラーの表面が、センターピラー上部の表面およびセンターピラー主要部の表面と面一となるように平滑化されている。
特開2016−2925号公報
しかるに、車両には、車両の走行時などにおいて、車両フレームがねじれるような力(ねじり入力)が作用する場合がある。このような場合、特許文献1に記載のサイドアウタパネルでは、シーラーに割れが生じて、センターピラー上部とセンターピラー主要部との継目を安定してシールできないという不具合がある。
本発明は、第1パネルと第2パネルとの継目を安定してシールすることができるシール構造を提供する。
本発明[1]は、継目を形成する第1パネルおよび第2パネルと、前記継目をシールするシール部材と、を備え、前記第1パネルは、前記第2パネルの端部が配置される第1部分と、前記第1部分に対して前記第1パネルの厚み方向一方側に配置される第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とを連結する第3部分とを備える段差部を有し、前記厚み方向における前記第1部分の一方面と前記第2部分の一方面との間の寸法は、前記第2パネルの端部の厚みよりも大きく、前記シール部材は、前記第2部分と前記第3部分との接続部分と、前記第2パネルの端面との両方を跨ぐように設けられている、シール構造を含む。
本発明のシール構造によれば、厚み方向における第1部分の一方面と第2部分の一方面との間の寸法(つまり段差部の厚み方向の寸法)が、第2パネルの端部の厚みよりも大きいので、継目をシールするシール部材の体積を十分に確保することができる。
そして、シール部材の体積が十分に確保されており、かつ、シール部材が、第2部分と第3部分との接続部分と、第2パネルの端縁との両方を跨ぐように設けられているので、例え、シール構造を有する車両にねじれる方向に力(ねじり入力)が作用しても、シール部材に割れが生じることを抑制できる。
その結果、第1パネルと第2パネルとの継目を安定してシールすることができる。
図1は、本発明のシール構造を備える車両の一実施形態の背面図であって、バックドアを除いた状態を示す。 図2は、図1に示すシール構造のA−A断面図を示す。 図3Aは、図2に示すシール構造の製造方法を説明するための説明図であって、シール部材の塗布工程を示す。図3Bは、図3Aに続いて、シール部材の表面平滑化工程を示す。
1.車両の構成
図1を参照して、本発明のシール構造を備える車両の一実施形態としての車両1を説明する。
以下の説明において、車両1に関し、方向について言及する場合には、車両(図示せず)が水平面に配置されたときの方向を基準とし、各図に示した矢印方向に準拠する。
具体的には、図1において、紙面上下方向は、上下方向(第1方向、鉛直方向)であって、紙面上側が上側(第1方向一方側)、紙面下側が下側(第1方向他方側)である。
図1において、紙面左右方向は、左右方向(第1方向と直交する第2方向)であって、紙面左側が左側(第2方向一方側)、紙面右側が右側(第2方向他方側)である。
図1において、紙面紙厚方向は、前後方向(第1方向および第2方向と直交する第3方向)であって、紙面奥側が前側(第3方向一方側)、紙面手前側が後側(第3方向他方側)である。
図1に示すように、車両1は、その後端部において、開口部2を有する。なお、車両1は、開口部2を開閉するバックドアを備えるが、図1では、便宜上、バックドアを省略している。
開口部2は、バックドア(図示せず)を開放した状態において、車両1の内部空間と車両1の外部空間とを連通する。開口部2は、第1パネルの一例としてのルーフトップパネル3と、第2パネルの一例としての1対のサイドパネル4と、リヤボトムパネル12とに囲まれて区画されている。
ルーフトップパネル3は、1対のサイドパネル4の上端部とともに、開口部2の上側周端部を形成する。1対のサイドパネル4の上端部以外の部分は、リヤボトムパネル12の左右方向両端部とともに開口部2の左右方向周端部を形成する。リヤボトムパネル12の左右方向中央部分(左右方向両端部の間の部分)は、開口部2の下側周端部を形成する。
そして、ルーフトップパネル3の左右方向端部と、1対のサイドパネル4のそれぞれの上端部とは、継目13を形成している。継目13は、開口部2の上側周端部に位置しており、左右方向に互いに間隔を空けて配置されている。
また、図2に示すように、2つの継目13のそれぞれは、シール部材8によってシールされており、シール構造11を構成している。
2.シール構造
シール構造11は、ルーフトップパネル3が有する段差部9と、サイドパネル4が有する重複端部14と、シール部材8と、を備える。
段差部9は、ルーフトップパネル3がクランク形状に屈曲されて形成されている。段差部9は、第1部分5と、第2部分6と、第3部分7とを有する。
第1部分5は、ルーフトップパネル3の遊端部(左右方向端部)であって、サイドパネル4の重複端部14が配置される部分である。第1部分5は、左右方向に延びる略平板形状を有し、前後方向に厚みを有する。
つまり、左右方向は、第1部分5の延びる方向の一例であって、左側は、第1部分5の延びる方向の一方側、右側は、第1部分5の延びる方向の他方側である。また、前後方向は、第1部分5の厚み方向の一例であって、後側は、第1部分5の厚み方向の一方側、前側は、第1部分5の厚み方向の他方側である。
第2部分6は、第1部分5に対して厚み方向の一方側(後側)に配置されており、かつ、第1部分5に対して、第1部分5の延びる方向の一方側(左右方向内側)に配置されている。第2部分6は、第1部分5と同じ方向に延びる略平板形状を有する。
また、厚み方向における、第1部分5の一方面5A(後面)と第2部分6の一方面6A(後面)との間の寸法L1は、段差部9の厚み方向の寸法であって、サイドパネル4の重複端部14の厚みL2よりも大きい。
第1部分5の一方面5Aと第2部分6の一方面6Aとの間の寸法L1は、サイドパネル4の重複端部14の厚みL2に対して、例えば、0.45以上、好ましくは、1.1以上、例えば、2.0以下、好ましくは、1.6以下である。
具体的には、第1部分5の一方面5Aと第2部分6の一方面6Aとの間の寸法L1は、例えば、1.4mm以上4.0mm以下である。
第3部分7は、第1部分5と第2部分6との間に配置されており、第1部分5と第2部分6とを連結している。詳しくは、第3部分7は、第1部分5の延びる方向の一端部(左端部)と、第2部分6の延びる方向の他端部(右端部)とを連結しており、第1部分5の延びる方向の一端部から、第1部分5の延びる方向の一方側に向かうにつれて、厚み方向の一方側に傾斜している。
また、第3部分7は、第1部分5の一方面5Aの一端部(左端部)と、第2部分6の一方面6Aの他端部(右端部)とを連結する連結面7Aを有する。
また、第3部分7と第2部分6との接続部分15は、第1角部9Aを含む。第1角部9Aは、第2部分6の一方面6Aと第3部分7の連結面7Aとの連続部分である。
また、第3部分7と第1部分5との接続部分16は、第2角部9Bを含む。第2角部9Bは、第1部分5の一方面5Aと第3部分7の連結面7Aとの連続部分である。
サイドパネル4の重複端部14は、サイドパネル4の上端部における左右方向内側端部に位置している。重複端部14は、第1部分5と同じ方向に延びる略平板形状を有する。
重複端部14は、第1部分5の一方面5A上に配置されており、重複端部14の遊端面14A(左右方向内側端面)は、段差部9の連結面7Aに対して、第1部分5の延びる方向の他方側(左右方向外側)に間隔を空けて位置している。
そして、段差部9の連結面7Aと、重複端部14の遊端面14Aと、それらの間に位置する第1部分5の一方面5Aとが、継目13を区画している。
シール部材8は、継目13に水などが浸入することを抑制するために、継目13をシールしている。シール部材8の材料は、公知のシーラー材料であれば特に制限されない。シール部材8の材料は、例えば、熱硬化性樹脂や光硬化性樹脂などの公知の硬化性樹脂が挙げられる。
シール部材8は、第2部分6と第3部分7との接続部分15(より詳しくは、第1角部9A)と、重複端部14の遊端面14Aとの両方を一括して跨ぐように、第2部分6の一方面6A、第3部分7の連結面7A、第1部分5の一方面5A、重複端部14の遊端面14Aおよび一方面と連続して接触して設けられている。
このようなシール構造11を調製するには、図3Aに示すように、硬化前のシール部材8を、第2部分6の一方面6A、第3部分7の連結面7A、第1部分5の一方面5A、重複端部14の遊端面14Aおよび一方面と連続して接触するように塗布する。
これによって、硬化前のシール部材8が、第2部分6と第3部分7との接続部分15(より詳しくは、第1角部9A)と、重複端部14の遊端面14Aとの両方を一括して跨ぐように形成される。
そして、図3Bに示すように、塗布したシール部材8の表面を、例えば、ヘラ10によって平滑化処理する。
ヘラ10は、その先端部において、凹部10Aを有する。凹部10Aは、所望されるシール部材8の表面形状に対応して凹んでいる。
これによって、硬化前のシール部材8が、第2部分6と第3部分7との接続部分15と、重複端部14の遊端面14Aとの両方を一括して跨ぐ状態を維持しつつ、過剰なシール部材8が除去される。
その後、図2に示すように、シール部材8を硬化させて、シール構造11が調製される。
3.作用効果
シール構造11では、厚み方向における第1部分5の一方面5Aと第2部分6の一方面6Aとの間の寸法(つまり段差部9の厚み方向の寸法)が、重複端部14の厚みよりも大きいので、図3Bに示すように、例えば、ヘラ10などにより、シール部材8の表面を平滑化処理しても、継目13をシールするシール部材8の体積を十分に確保することができる。
そして、シール部材8の体積が十分に確保されており、かつ、シール部材8が、第2部分6と第3部分7との接続部分15と、重複端部14の遊端面14Aとの両方を跨ぐように、第2部分6の一方面6A、第3部分7の連結面7A、第1部分5の一方面5A、重複端部14の遊端面14Aおよび一方面と連続して接触して設けられている。そのため、例え、シール構造11を有する車両1にねじれる方向に力(ねじり入力)が作用しても、シール部材8に割れが生じることを抑制できる。
その結果、ルーフトップパネル3とサイドパネル4との継目13を安定してシールすることができる。
4.変形例
上記の実施形態では、第1パネルの一例としてルーフトップパネルを挙げ、第2パネルの一例としてサイドパネルを挙げるが、第1パネルおよび第2パネルのそれぞれは、特に限定されない。例えば、第1パネルおよび第2パネルは、サイドドアの開口部の下側周縁部を構成するパネルであってもよい。
このような変形例によっても、上記した実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
3 ルーフトップパネル
4 サイドパネル
5 第1部分
6 第2部分
7 第3部分
8 シール部材
9 段差部
11 シール構造
13 継目

Claims (1)

  1. 継目を形成する第1パネルおよび第2パネルと、
    前記継目をシールするシール部材と、を備え、
    前記第1パネルは、前記第2パネルの端部が配置される第1部分と、前記第1部分に対して前記第1パネルの厚み方向一方側に配置される第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とを連結する第3部分とを備える段差部を有し、
    前記厚み方向における前記第1部分の一方面と前記第2部分の一方面との間の寸法は、前記第2パネルの端部の厚みよりも大きく、
    前記シール部材は、前記第2部分と前記第3部分との接続部分と、前記第2パネルの端面との両方を跨ぐように設けられていることを特徴とする、シール構造。
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