JP2019171968A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】旋回半径の低減、燃料消費のよる重心変動の抑制、ガスボンベの不具合発生の抑制、及び、ガスボンベの交換作業の容易化を実現可能な作業車両を提供する。【解決手段】作業車両は、下部走行体2と、上部旋回体4の後部に配置されるガスエンジン42を収納するエンジン室と、平面視にて上部旋回体4における左部に配置されるキャビン41と、平面視にて上部旋回体4における右部に配置される作動油タンク46を収納する作動油タンク室471と、を有する。キャビン41及び作動油タンク室471は、左右方向に離間して配置される。キャビン41と作動油タンク室471の間には、前方及び上方に開く凹部47sが形成される。凹部47sには、ガスエンジン42への燃料供給源であるガスボンベ6を出し入れ可能な扉60を有するボンベ収容箱61が設けられる。ボンベ収容箱61と作業機3との間には、スペースSP1が設けられる。【選択図】図3

Description

本開示は、ガスエンジンの燃料供給源であるガスボンベを有する作業車両に関する。
バックホー、ホイルローダ等の作業車両は、特許文献1に示すように、下部走行体に対して旋回可能に支持される上部旋回体と、上部旋回体の前部に取り付けられる油圧ショベル等の作業機と、を有する。ガスエンジンへの燃料供給源となるガスボンベを、上部旋回体の後部に設けられるカウンタウェイトの内部に積み込むことが開示されている。
特許文献2には、キャビンの後方にエンジンを配置した上部旋回体において、キャビンの右側に作動油タンクを配置し、作動油タンクの下方にガスボンベを配置した構成や、作動油タンクをエンジンのボンネットの前方に配置して作動油タンクとエンジンのボンネットの間にガスボンベを配置した構成を開示している。
特開2001−40705号公報 特開平6−320968号公報
しかしながら、特許文献1に記載のように、上部旋回体の後部のカウンタウェイト内部にガスボンベを配置した構成では、燃料の消費によりカウンタウェイトの重量、すなわち車両の重心が変化しやすく、作業車両として必ずしも好ましいとはいえない。
特許文献2に記載の構成では、エンジンや作動油タンクと同じ空間にガスボンベが配置されるため、ガスボンベが加熱されてボンベ内圧異常などの不具合が招来されるおそれがある。また、作動油タンクとエンジンのボンネットの間にガスボンベを配置した構成では、上部旋回体の前後寸法が大きくなり、下部走行体の幅に対して上部旋回体の幅が大きくなり、旋回半径が大きくなってしまう。これは、旋回半径を小さくするという要求に反する。
特許文献1,2に記載の構成では、ガスボンベが取り出しにくい構成であるか、又は、ガスボンベが高所にあるため、交換作業が必ずしも容易であるとは言えない。
本開示は、このような課題に着目してなされたものであって、その目的は、旋回半径の低減、燃料消費のよる重心変動の抑制、ガスボンベの不具合発生の抑制、及び、ガスボンベの交換作業の容易化を実現可能な作業車両を提供することである。
本開示の作業車両は、下部走行体に対して旋回可能に支持される上部旋回体と、前記上部旋回体の前部に取り付けられる作業機と、前記上部旋回体における前記作業機の後方に配置されるガスエンジンと、平面視にて前記上部旋回体における左部及び右部のいずれか一方に配置されるキャビンと、平面視にて前記上部旋回体における左部及び右部のいずれか他方に配置され、前記作業機に供給される作動油を貯留する作動油タンクと、前記エンジン及び前記作動油タンクを収容するボンネットと、を備えており、
前記キャビン及び前記作動油タンクは、左右方向に離間して配置されており、
前記ボンネットのうち前記キャビンと前記作動油タンクの間には、前方及び上方に開く凹部が形成されており、
前記ボンネットの前記凹部には、前記ガスエンジンへの燃料供給源であるガスボンベを出し入れ可能な扉を有するボンベ収容箱が設けられており、
前記ボンベ収容箱と前記作業機との間には、メンテナンスに利用可能なスペースが設けられている。
このように、上部旋回体において、前部に作業機が取り付けられ、作業機の後方にガスエンジンが配置され、平面視にて上部旋回体の左部及び右部のいずれか一方にキャビン、いずれか他方に作動油タンクが配置されている構成であるので、上部旋回体の前後寸法を小さくして、旋回半径の低減を追求可能となる。
それでいて、エンジン及び作動油タンクを収容するボンネットとは別にボンベ収容箱を設け、ボンベ収容箱にガスボンベを収容するので、ボンネットにガスボンベを収容する構成に比べて、ガスボンベの周辺温度を低くでき、ガスボンベの不具合発生を抑制可能となる。
さらに、ボンネットの凹部が前方及び上方に開いており、凹部にボンベ収容箱があり、更にボンベ収容箱と作業機との間に、メンテナンスに利用可能なスペースがあるので、このスペースにメンテナンス担当者が立てば、ボンベ収容箱に対して容易にアクセスでき、ガスボンベの交換作業を容易にすることが可能となる。
さらに、ボンベ収容箱が作業機の中心部に位置することが多くなるので、燃料消費による重心移動を低減又は防止することが可能となる。
したがって、旋回半径の低減、燃料消費のよる重心変動の抑制、ガスボンベの不具合発生の抑制、及び、ガスボンベの交換作業の容易化を実現可能な作業車両を提供することが可能となる。
本実施形態の作業車両を示す側面図 上部旋回体及び内部機器を模式的に示す平面図 上部旋回体を示す斜視図 図2におけるA−A部位を模式的に示す断面図 作業車両の一例を示す図 作業車両の一例を示す図 作業車両の一例を示す図
以下、本開示の本実施形態の作業車両について図面を参照しながら説明する。
[作業車両の構造]
図1に示すように、作業車両の一例としてのバックホー1の概略構造について説明する。ただし、作業車両としては、バックホー1に限定されず、ホイルローダ等の他の車両でもよい。バックホー1は、下部走行体2と、作業機3と、上部旋回体4とを備える。下部走行体2に対して上部旋回体4が旋回可能に支持され、上部旋回体4に作業機3が取り付けられている。
下部走行体2は、エンジン42からの動力を受けて駆動し、バックホー1を走行させる。下部走行体2は、左右一対のクローラ21,21及び左右一対の走行モータ22R,22Lを備える。油圧モータである左右の走行モータ22R,22Lが左右のクローラ21,21をそれぞれ駆動することでバックホー1の前後進を可能としている。また、下部走行体2には、ブレード23、及びブレード23を上下方向に回動させるための油圧アクチュエータであるブレードシリンダ24が設けられている。
作業機3は、エンジン42からの動力を受けて駆動し、土砂等の掘削作業を行うものである。作業機3は、ブーム31、アーム32、及びバケット33を備え、これらを独立して駆動することによって掘削作業を可能としている。ブーム31、アーム32、及びバケット33は、それぞれ作業部に相当し、バックホー1は、複数の作業部を有する。
ブーム31は、基端部が上部旋回体4の前部に上下方向に回転可能に支持されて、伸縮自在に可動するブームシリンダ31aによって回動される。また、アーム32は、基端部がブーム31の先端部に支持されて、伸縮自在に可動するアームシリンダ32aによって回動される。そして、バケット33は、基端部がアーム32の先端部に支持されて、伸縮自在に可動するバケットシリンダ33aによって回動される。ブームシリンダ31a、アームシリンダ32a、及びバケットシリンダ33aは、作業部を駆動する油圧アクチュエータに相当する。ブーム31及びアーム32によって多関節構造体が形成されており、ブーム31は多関節構造体を構成する要素のうち最も基端側に配置されている。
上部旋回体4は、下部走行体2に対して旋回ベアリング(図示しない)を介して旋回可能に構成されている。上部旋回体4には、キャビン41、エンジン42、旋回台43、旋回モータ44等が配置されている。油圧モータである旋回モータ44の駆動力で上部旋回体4が旋回ベアリング(図示せず)を介して旋回する。また、上部旋回体4には、エンジン42により駆動される複数の油圧ポンプ(図1に図示していない)が配設される。これらの油圧ポンプが、ブームシリンダ31a、アームシリンダ32a、及びバケットシリンダ33aに作動油を供給する。
キャビン41には、操縦席411が配置されている。操縦席411の左右に一対の作業操作レバー412,412、前方に一対の走行レバー413,413が配置されている。オペレータは、操縦席411に着座して作業操作レバー412,412、走行レバー413,413等を操作することによって、エンジン42、各油圧モータ、各油圧アクチュエータ等の制御を行い、走行、旋回、作業等を行うことができる。
図1に示すように、本実施形態のバックホー1は、エンジン42としてガスエンジン42を用いている。また、バックホー1には、ガスエンジン42の燃料の供給源であるガスボンベ(図1では図示していない)が搭載されている。本実施形態では、燃料としてLPG(Liquefied Petroleum Gas)を用いているが、これに限定されず、適宜変更可能である。
図2は、上部旋回体4の平面図であり、図3は、上部旋回体4の斜視図であり、図4は、図2におけるA−A部位を模式的に示す断面図である。図中においてFDは前方、BDは後方、RDは右方、LDは左方、UDは上方を示している。キャビン41から作業機3に向かった場合の方向を示している。
図2に示すように、作業機3は上部旋回体4の前部に取り付けられている。上部旋回体4における作業機3の後方にはガスエンジン42が配置されている。キャビン41は、平面視にて上部旋回体4における左部に配置されている。作業機3を構成する油圧アクチュエータ(ブームシリンダ31a、アームシリンダ32a、バケットシリンダ33a)に供給される作動油を貯留する作動油タンク46は、平面視にて上部旋回体4の右部に配置されている。キャビン41及び作動油タンク46は、左右方向に離間して配置されている。本実施形態では、キャビン41が上部旋回体4における左部に配置され、作動油タンク46が上部旋回体4における右部に配置されているが、これに限定されない。上部旋回体4における左部及び右部のいずれか一方にキャビン41が配置され、いずれか他方に作動油タンク46が配置されていれば、例えば、上部旋回体4の右部にキャビン41が配置され且つ上部旋回体4の左部に作動油タンク46が配置されていてもよい。
図2、図3及び図4に示すように、ボンネット47は、エンジン室470及び作動油タンク室471を有する。エンジン室470は、エンジン42を収納する。作動油タンク室471は、作動油タンク46を収納する。本実施形態では、エンジン室470と作動油タンク室471は、室内空間が連通しているが、エンジン室470の室内空間と作動油タンク室471の室内空間とが隔離されていてもよい。
キャビン41と作動油タンク室471の間には、前方FD及び上方UDに開く凹部47sが形成されている。エンジン室470は、エンジン42の前方において左右方向に沿って起立する後端部壁面47aを有する。作動油タンク室471は、作動油タンク46の側方において前後方向に沿って起立する側壁面47bを有する。凹部47sは、エンジン室470の後端部壁面47aと作動油タンク室471の側壁面47bとキャビン41の側壁41aとで形成されている。本実施形態において、エンジン室470の後端部壁面47aが延びる方向は左右方向に一致しているが、多少左右方向に対して傾斜してもよい。同様に、作動油タンク室471の側壁面47bが延びる方向は前後方向に一致しているが、前後方向に対して多少傾斜していてもよい。
凹部47sには、ガスエンジン42への燃料供給源であるガスボンベ6を出し入れ可能な扉60を有するボンベ収容箱61が設けられている。ボンベ収容箱61と作業機3(ブーム31等)の間には、メンテナンスに利用可能なスペースSP1が設けられている。スペースSP1は、人が立つことができる広さを少なくとも有していれば、メンテナンスに利用可能といえる。例えば、前後及び左右に少なくとも30cmの大きさがあればよい。メンテナンス担当者は、作業機3の後方で且つボンベ収容箱61の前方にあるステップ48を足場として、ボンベ収容箱61の前方に立つことができる。本実施形態では、ステップ48は、ボンベ収容箱61の上面61aよりも低く設定されているので、地面との高低差が減り、ステップ48に乗りやすくなる。勿論、ステップ48に乗り上げにくくなるが、ステップ48とボンベ収容箱61の上面61aを同じ高さにしてもよい。
本実施形態では、ボンベ収容箱61の上面61aは、エンジン室470の上面よりも低くなるように形成されている。この構成によれば、ボンベ収容箱61がエンジン室470よりも低く、段差部が形成されるので、ボンベ収容箱61の上面61aに乗りやすく、ボンベ収容箱61を足場として、更に高い位置にある各種機器に対するメンテナンスを容易にすることができる。各種機器の例としては、ボンベ収容箱61の後方のエンジン室470の上部にあるエアコン機器49が挙げられるが、これに限定されない。勿論、ボンベ収容箱61を足場とする使用方法が難しくなるが、ボンベ収容箱61の上面61aを、周囲のエンジン室470の上面以上の高さにしてもよい。
本実施形態では、凹部47sを形成する後端部壁面47aには、エンジン42にアクセスするためのメンテナンス扉47cが設けられている。この構成によれば、メンテナンス扉47cが高所に設けられたとしても、ボンベ収容箱61を足場にすることができ、メンテナンス作業を容易にすることが可能となる。
以上のように、本実施形態の作業車両は、
下部走行体2と、
下部走行体2に対して旋回可能に支持される上部旋回体4と、
上部旋回体4の前部に取り付けられる作業機3と、
上部旋回体4の後部に配置されるガスエンジン42を収納するエンジン室470と、
平面視にて上部旋回体4における左部及び右部のいずれか一方に配置されるキャビン41と、
平面視にて上部旋回体4における左部及び右部のいずれか他方に配置され、作業機3に供給される作動油を貯留する作動油タンク46を収納する作動油タンク室471と、を備えており、
キャビン41及び作動油タンク46は、左右方向に離間して配置されており、
キャビン41と作動油タンク室471の間には、前方及び上方に開く凹部47sが形成されており、
凹部47sには、ガスエンジン42への燃料供給源であるガスボンベ6を出し入れ可能な扉60を有するボンベ収容箱61が設けられており、
ボンベ収容箱61と作業機3との間には、スペースSP1が設けられている。
このように、上部旋回体4において、前部に作業機3が取り付けられ、後部にガスエンジン42が配置され、平面視にて上部旋回体4の左部及び右部のいずれか一方にキャビン41、いずれか他方に作動油タンク46が配置されている構成であるので、上部旋回体4の前後寸法を小さくして、旋回半径の低減を追求可能となる。
それでいて、エンジン42を収納するエンジン室470及び作動油タンク46を収納する作動油タンク室471とは別にボンベ収容箱61を設け、ボンベ収容箱61にガスボンベ6を収容するので、エンジン室470又は作動油タンク室471にガスボンベ6を収容する構成に比べて、ガスボンベ6の周辺温度を低くでき、ガスボンベの不具合発生を抑制可能となる。
さらに、凹部47sが前方FD及び上方UDに開いており、凹部47sにボンベ収容箱61があり、更にボンベ収容箱61と作業機3との間に、スペースSP1があるので、このスペースSP1にメンテナンス担当者が立てば、ボンベ収容箱61に対して容易にアクセスでき、ガスボンベ6の交換作業を容易にすることが可能となる。
さらに、ボンベ収容箱61が作業機3の中心部に位置することが多くなるので、燃料消費による重心移動を低減又は防止することが可能となる。
したがって、旋回半径の低減、燃料消費のよる重心変動の抑制、ガスボンベの不具合発生の抑制、及び、ガスボンベの交換作業の容易化を実現可能な作業車両を提供することが可能となる。
本実施形態では、ボンベ収容箱61の上面61aは、エンジン室470の上面よりも低くなるように形成されている。
この構成によれば、ボンベ収容箱61の上面61aがエンジン室470よりも低く、段差部が形成されるので、ボンベ収容箱61の上面61aに乗りやすく、ボンベ収容箱61を足場として、更に高い位置にある各種機器に対するメンテナンスを容易にすることができる。
本実施形態では、エンジン室470は、左右方向に沿って起立し且つ凹部47sの後端部壁面47aを形成し、後端部壁面47aには、エンジン42にアクセスするためのメンテナンス扉47cが設けられている。
この構成によれば、メンテナンス扉47cが高所に設けられたとしても、ボンベ収容箱61を足場にすることができ、メンテナンス作業を容易にすることが可能となる。
以上、本開示の本実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
上記の各実施形態で採用している構造を他の任意の実施形態に採用することは可能である。各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
上記記載の課題及び対応する手段には関係ないが、作業車両を次のように構成することも可能である。
例えば、図5及び図6に示すように、座席を設置した床板を有するキャビン141が、旋回台43に対して水平姿勢及び傾斜姿勢のいずれかに切り換え可能に旋回台43(キャビンブラケット)に取り付けられている。キャビン141の屋根の上には、ガスエンジンの燃料の供給源であるガスボンベ6が取り付けブランケット6Bを介して取り付けられている。付けブランケット6Bは、同図に示すように、キャビン141の屋根から引き出し可能に構成されている。
例えば、図7に示すように、キャビン241を構成するキャビン後壁の一部を前方に凹ませた陥没部241sを形成し、この陥没部241sにガスボンベ6を収容可能に構成している。図7には図示していないが、陥没部241sにガスボンベ6を収容した状態で、蓋体で陥没部241sを遮蔽することが可能である。この構成によれば、車体の後方の出幅を小さくできる。また、後方から容易にアクセスが可能であり、ガスボンベ6の交換作業を容易にすることができる。
2 下部走行体
3 作業機
4 上部旋回体
41 キャビン
42 ガスエンジン
46 作動油タンク
470 エンジン室
471 作動油タンク室
47a 後端部壁面
47c メンテナンス扉
47s 凹部
6 ガスボンベ
60 扉
61 ボンベ収容箱
61a ボンベ収容箱の上面
SP1 スペース

Claims (3)

  1. 下部走行体と、
    前記下部走行体に対して旋回可能に支持される上部旋回体と、
    前記上部旋回体の前部に取り付けられる作業機と、
    前記上部旋回体の後部に配置されるガスエンジンを収納するエンジン室と、
    平面視にて前記上部旋回体における左部及び右部のいずれか一方に配置されるキャビンと、
    平面視にて前記上部旋回体における左部及び右部のいずれか他方に配置され、前記作業機に供給される作動油を貯留する作動油タンクを収納する作動油タンク室と、を備えており、
    前記キャビン及び前記作動油タンク室は、左右方向に離間して配置されており、
    前記キャビンと前記作動油タンク室の間には、前方及び上方に開く凹部が形成されており、
    前記凹部には、前記ガスエンジンへの燃料供給源であるガスボンベを出し入れ可能な扉を有するボンベ収容箱が設けられており、
    前記ボンベ収容箱と前記作業機との間には、スペースが設けられている、作業車両。
  2. 前記ボンベ収容箱の上面は、前記エンジン室の上面よりも低くなるように形成されている、請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記エンジン室は、左右方向に沿って起立し且つ前記凹部の後端部壁面を形成し、
    前記後端部壁面には、前記エンジンにアクセスするためのメンテナンス扉が設けられている、請求項2に記載の作業車両。


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