JP2019171913A - ステアリングシステムおよびこれを備えた車両 - Google Patents
ステアリングシステムおよびこれを備えた車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019171913A JP2019171913A JP2018059175A JP2018059175A JP2019171913A JP 2019171913 A JP2019171913 A JP 2019171913A JP 2018059175 A JP2018059175 A JP 2018059175A JP 2018059175 A JP2018059175 A JP 2018059175A JP 2019171913 A JP2019171913 A JP 2019171913A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- vehicle
- angle
- unit
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/04—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D6/00—Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/06—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
- B62D7/08—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in a single plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle
- B62D7/09—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in a single plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/06—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
- B62D7/14—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
Description
運転者がステアリングホイールを把持して操舵している場合には、パワーステアリングのモータを利用して操舵トルクを目標操舵トルクに追従させることで、滑らかな操舵を実現すると共に、ステアリングホイールを手放しした時には、適切な速度でステアリングを中立点に戻すことができ、操舵時と手放し時の良好な操舵フィーリングを両立できる操舵制御装置としている。運転者が高周波操舵、例えば、急なチャンジ操舵を行った場合においても、操舵トルクを最適に修正し、より滑らかな操舵を実現することができる。
ドライバの意思を車両の挙動に反映するだけでなく、車両姿勢の安定感または乗り心地が一層向上するように車両の挙動を制御するために、前輪が操舵される車両の挙動を制御する車両用挙動制御装置である。この装置は、ステアリングホイールの回転を前輪に伝達する操舵装置であって、ステアリングホイール側機構と、またこれと機械的に分離されているステアリングホイールで前輪を操舵する車輪側機構と、を備える操舵装置と、ステアリングホイール側機構に設けられ、ステアリングホイールの回転操舵角を検出する第1舵角センサと、車輪側機構に設けられ、前輪の操舵に対応する操舵角を検出する第2舵角センサと、を備える。この車両用挙動制御装置では、第1舵角センサの出力と第2舵角センサの出力とから操舵速度を算出し、車両において生じた操舵が、ドライバが意思をもって行ったステアリング操作に対応する操舵であるか、あるいは外乱による前輪の操舵に対応する操舵であるかを、上記第1及び第2舵角センサの出力に基づいて判断して、この判断結果に基づいて操舵速度を決定する。
1つのホイール内において、モータを2個使って、車輪の角度を自由に変更し、トー角とキャンバー角を調整する。
転舵軸に対しハブベアリングを片持ち支持し、転舵軸上に減速機を設け、トー角を調整する。
特許文献3では、トー角とキャンバー角の両方を制御するためにモータを2個使っているため、モータ個数の増大によるコスト増が生じるだけでなく、制御が複雑になる。
車両の車輪のトー角およびキャンバー角の両方を自由に変更するためには、複雑な構成が必要であり、構成部品が多くなる。操舵機能を備えた機構を車輪内の限られたスペース内に収容するためには、小型化が必要である。
操舵指令装置200,200Aが出力する操舵量の指令に従いパワーステアリング用モータ11aの駆動により前記車両の車輪9,9を操舵させる第1のステアリング装置11と、
前記車両100のタイヤハウジング105内に設けられた操舵用アクチュエータ5の駆動により左右の車輪9,9を個別に操舵させる第2のステアリング装置150と、
車速および操舵角を含む車両情報を検出する車両情報検出部110と、を備え、
前記第2のステアリング装置150は、前記車両情報に基づいて、前記左右の車輪9,9の前記操舵用アクチュエータ5を左右個別に制御する制御部150bを備え、この制御部150bは、車両ECU130から自動の操舵指令が与えられたとき、前記第1のステアリング装置11の前記パワーステアリング用モータ11aによりハンドル軸32の回転を固定すると共に、前記左右の車輪9,9のうちいずれか一方または両方の操舵角を調整するように前記操舵用アクチュエータ5を制御する。
車両の走行時または停止時からの発進時において、車両ECU130は、例えば、カメラまたはセンサなどの情報から、車両前方の異常を感知し危険回避などが必要と判断した場合に、前記「自動の操舵指令」を出力し制御部150bに与える。
前記各車輪を支持するハブベアリング15を有するハブユニット本体2と、
懸架装置12の足回りフレーム部品6に設けられ、前記ハブユニット本体2を上下方向に延びる転舵軸心A回りに回転自在に支持するユニット支持部材3と、
前記ハブユニット本体2を前記転舵軸心A回りに回転駆動させる前記操舵用アクチュエータ5と、を備えるものであってもよい。
また、旋回走行時に、走行速度に応じて左右輪9,9の舵角差を変えることができる。例えば高速域の旋回走行においてはパラレルジオメトリとし、低速域の旋回走行においてはアッカーマンジオメトリとする等、走行中にステアリングジオメトリを変化させることができる。このように走行中に車輪角度を任意に変更することができるため、車両100の運動性能を向上させ、安定・安全に走行することが可能となる。さらに、左右の操舵輪の操舵角度を適切に変えることで、旋回走行における車両100の旋回半径を小さくし、小回り性能を向上させることもできる。
前記機構部150aを左右の後輪9,9に適用した場合は、ハブユニット全体は操舵しないが、補助操舵機能により、前輪と同様に僅かな角度の操舵を車輪毎に独立して行える。
この発明の第1の実施形態を図1ないし図15と共に説明する。
図1は、この実施形態に係るステアリングシステム101を搭載した自動車等の車両100の概念構成を概略示す図である。車両100は、前輪となる左右の車輪9,9と、後輪となる左右の車輪9,9とを有する4輪車両であり、駆動方式は、前輪駆動、後輪駆動、4輪駆動のいずれであってもよい。
第1のステアリング装置11は、ハンドル200等の操舵指令装置に対する運転者の操作により車両100の操舵輪となる左右の車輪9,9を操舵させる装置であり、この実施形態では前輪操舵形式とされている。
車両100の前輪となる左右の車輪9,9が機械的に連動し、前記操舵指令装置が出力する操舵量の指令に従い車両100の前輪となる左右の車輪9,9を、これら左右の車輪9,9が設置される懸架装置12の左右の足回りフレーム部品であるナックル6,6の角度変更によって操舵する第1のステアリング装置11と、
左右の車輪9,9に対してそれぞれ設けられた補助操舵用のアクチュエータ(操舵用アクチュエータ5(図2))を駆動することで前記足回りフレーム部品であるナックル6,6に対する車輪9,9の角度を変えて左右の車輪9,9を個別に操舵させる第2のステアリング装置150と、
後述する車両情報検出部110と、を備える。
車両ECU130は、車両100の全体の協調制御または統括制御を行う制御装置であり、VCUとも称される。なお車両ECU130を単に「ECU130」と言う場合がある。
第1のステアリング装置11は、運転者によるハンドル200に対する入力に応じて、車両100の前輪となる左右の車輪9,9を連動して操舵させる電動パワーステアリングシステムであり、ハンドル軸であるステアリングシャフト32、パワーステアリング用モータ11a、ハンドル200に入力される操舵トルクおよび操舵方向を検出するトルクセンサ11b、ラックアンドピニオン(図示せず)、タイロッド14等を備える。
図1および図9に示すように、第2のステアリング装置150は、左右の車輪9,9を独立して操舵可能である。この第2のステアリング装置150の機構部150aとして右輪ハブユニット1Rおよび左輪ハブユニット1Lを備える。これら右輪ハブユニット1Rおよび左輪ハブユニット1Lは、タイヤハウジング105内に設けられた操舵用アクチュエータ5(図2)により車輪9,9の操舵を行う。
第2のステアリング装置150の機構部150aは、前述のように右輪ハブユニット1Rおよび左輪ハブユニット1Lを備えるが、これら右輪ハブユニット1Rおよび左輪ハブユニット1Lは、いずれも図2に示す操舵機能付ハブユニット1として構成されている。
同図2に示すように、このハブユニット1は、ハブユニット本体2と、ユニット支持部材3と、回転許容支持部品4と、操舵用アクチュエータ5とを備える。足回りフレーム部品であるナックル6に一体にユニット支持部材3が設けられている。
図3および図4に示すように、ハブユニット本体2とアクチュエータ本体7とはジョイント部8により連結されている。通常、このジョイント部8は、防水、防塵のために図示外のブーツが取り付けられている。
図2に示すように、ハブユニット本体2は、車輪9の支持用のハブベアリング15と、アウターリング16と、後述の操舵力受け部であるアーム部17(図4)とを備える。
図8に示すように、ハブベアリング15は、内輪18と、外輪19と、これら内外輪18,19間に介在したボール等の転動体20とを有し、車体側の部材と車輪9(図2)とを繋ぐ役目をしている。
図3に示すように、ブレーキ21は、ブレーキロータ21aと、ブレーキキャリパ21bとを有する。ブレーキキャリパ21bは、外輪19に一体にアーム状に突出して形成された上下二箇所のブレーキキャリパ取付部22(図6)に取付けられる。
図8に示すように、各回転許容支持部品4は転がり軸受から成る。この例では、転がり軸受として、テーパころ軸受が適用されている。転がり軸受は、取付軸部16bの外周に嵌合された内輪4aと、ユニット支持部材3に嵌合された外輪4bと、内外輪4a,4b間に介在する複数の転動体4cとを有する。
図4に示すように、操舵用アクチュエータ5は、ハブユニット本体2を転舵軸心A(図2)回りに回転駆動させるアクチュエータ本体7を有する。
図3に示すように、アクチュエータ本体7は、モータ26と、モータ26の回転を減速する減速機27と、この減速機27の正逆の回転出力を直動出力部25aの往復直線動作に変換する直動機構25とを備える。モータ26は、例えば永久磁石型同期モータとされるが、直流モータであっても、誘導モータであってもよい。
図9に示すように、車両情報検出部110は、車両情報を検出しECU130へ出力する。車両情報検出部110は、車速検出部111、操舵角検出部112、車高検出部113、実ヨーレート検出部114、実横加速度検出部115、アクセルペダルセンサ116、ブレーキペダルセンサ117、前方車両検出部118および後方車両検出部119を備える。
操舵角検出部112は、例えば第1のステアリング装置11が備えるモータ部に取り付けられたレゾルバ等のセンサ(図示せず)の出力に基づいて操舵角を検出し、ECU130へ操舵角情報(単に「操舵角」とも言う)を出力する。
実横加速度検出部115は、例えば車両100(図1)に取り付けられたジャイロセンサ等のセンサの出力に基づいて、実横加速度を検出し、ECU130へ実横加速度情報を出力する。アクセルペダルセンサ116は、運転者によるアクセルペダル210への入力を検出し、検出した値をアクセル指令値としてECU130へ出力する。ブレーキペダルセンサ117は、運転者によるブレーキペダル220への入力を検出し、検出した値をブレーキ指令値としてECU130へ出力する。
第2のステアリング装置150の制御部150bは、ECU130から、車速情報、操舵角情報、車高情報、実ヨーレート情報、実横加速度情報、アクセル指令値、ブレーキ指令値および各車両等検出情報を含む車両情報を取得し、取得した車両情報に基づいて、補助操舵制御部151が右輪用のアクチュエータ駆動制御部31R、左輪用のアクチュエータ駆動制御部31Lを制御することで、右輪ハブユニット1R、および左輪ハブユニット1Lが備えるモータ26を駆動し、左右の車輪を独立して操舵可能である。
制御部150bは、例えば専用のECUとして設けられるが、メインのECU130の一部として設けてもよい。
条件(1):車両走行時または車両停止時からの発進時である。
条件(2):前方車両検出部118により前方に障害物等が有ると認識して一定時間経過後衝突する判定を満たす。
条件(3):後方車両検出部119により車両後方に後続車が無い、または後方車両の車速および相対距離を検出し後方車両との間に十分な距離があると判定する。
具体的には、図9および図10に示すように、制御部150bは、車速が前記定められた車速以上で車速VCkm/h未満のとき、制御対象の車輪の操舵角度を同制御中最大のDdegに制御する。制御部150bは、車速がVCkm/hから車速の上昇に合わせ徐々に操舵角度を減少させ、車速VKkm/h以上で同制御中最小のCdegに制御する。Ddeg、Cdeg、VCkm/h、VKkm/hは、車両情報によって異なる値である。
<トーイン制御>
本処理開始後、車速検出部111からECU130を介して得られた車速からこの車両が高速走行中であると制御部150bが判断すると、判定手段33は、車輪角度θTの絶対値が定められた角度より小さいか(|θT|<A1degであるか)否かを判定する(ステップS1)。車輪角度θTの絶対値が定められた角度以上であるとの判定(ステップS1:No)で、ステップS1に戻る。
車速に応じてトー角を算出した後、制御部150bは各操舵用アクチュエータの駆動条件(モータ26に流す電流等)を算出し(ステップS8)、各操舵用アクチュエータを駆動する(ステップS9)。その後ステップS10以下のレーンチェンジ制御に移行する。
操舵指令自動生成手段130aは、前方車両検出部118によりこの車両が走る走行車線上の障害物等を感知して一定時間経過後衝突する判定を満たすと(ステップS10:Yes)、ステップS11に移行する。このステップS11において、操舵指令自動生成手段130aは、後方車両検出部119により追越車線上の側方および後方車両との間に十分な距離があるか否かを判定する。
右輪路面摩擦係数計算部155および左輪路面摩擦係数計算部157は、ECU130から取得する実横加速度情報および規範横加速度計算部152から入力される規範横加速度情報に基づいて、路面摩擦係数の計算を行う。具体的には、右輪路面摩擦係数計算部155および左輪路面摩擦係数計算部157は、規範横加速度計算部152から規範横加速度情報が入力されると、右輪タイヤ角度計算部153および左輪タイヤ角度計算部154からタイヤ角度情報を取得する。右輪路面摩擦係数計算部155および左輪路面摩擦係数計算部157は、前記マップ(図15)に基づいて、実横加速度/規範横加速度とタイヤ角度とから、路面摩擦係数を算出する。右輪路面摩擦係数計算部155および左輪路面摩擦係数計算部157は、算出した右輪の路面摩擦係数である右輪路面摩擦係数情報と、左輪の路面摩擦係数である左輪路面摩擦係数情報とを、目標ヨーレート補正部158に出力する。
目標ヨーレート補正部158は、右輪路面摩擦係数計算部155および左輪路面摩擦係数計算部157から、右輪路面摩擦係数情報および左輪路面摩擦係数情報が入力されると、目標ヨーレート計算部156から目標ヨーレート情報を取得し、右輪路面摩擦係数情報および左輪路面摩擦係数情報で表される路面摩擦係数に応じて目標ヨーレートの補正を行う。目標ヨーレート補正部158は、補正後の目標ヨーレートを補正後ヨーレート情報として目標左右輪タイヤ角度計算部159へ出力する。
目標左右輪タイヤ角度計算部159は、計算した左右輪それぞれの目標タイヤ角度を目標タイヤ角度情報として、右輪指令値計算部160および左輪指令値計算部161へ出力する。
具体的には、図9および図14に示すように各アクチュエータ駆動制御部31R,31Lは、右輪指令値計算部160および左輪指令値計算部161から右輪操舵量情報および左輪操舵量情報が入力されると、現在の右輪ハブユニット1R、および左輪ハブユニット1Lの操舵角を表す各モータ26の位置情報を取得し、右輪操舵量情報および左輪操舵量情報に基づいてモータ26の目標位置を決定し、各モータ26へ流す電流の制御を行う。
以上説明したステアリングシステム101によれば、第1のステアリング装置11は、操舵指令装置が出力する操舵量の指令に従い車輪9,9を操舵させる。操舵指令装置として、例えば、運転者のハンドル200または自動の操舵指令装置等を適用し得る。このような操舵指令装置等による車両100の向きの調整が、従来の車両と同様に行える。
以下の説明においては、各実施の形態で先行して説明している事項に対応している部分には同一の参照符号を付し、重複する説明を略する。構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分は、特に記載のない限り先行して説明している形態と同様とする。同一の構成から同一の作用効果を奏する。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組合せることも可能である。
図16に示すように、この第2の実施形態に係るステアリングシステム101は、第1のステアリング装置11と第2のステアリング装置150とが互いに異なる車輪9を操舵する点で、第1の実施形態とは異なる。すなわち、このステアリングシステム101は、第1のステアリング装置11が車両100の左右の前輪9,9の操舵を行い、第2のステアリング装置150が車両100の左右の後輪9,9の操舵を行う。第2のステアリング装置150の機構部150bは、後輪のタイヤハウジング105内に設置されている。
図17に示すように、この第3の実施形態に係るステアリングシステム101は、二つの第2のステアリング装置1501、1502を備えている点で、第1の実施形態とは異なる。
一方の第2のステアリング装置1501は、第1のステアリング装置11と同じ車輪9,9の操舵を行い、他方の第2のステアリング装置1502は、第2のステアリング装置150とは異なる車輪9,9の操舵を行う。すなわち、一方の第2のステアリング装置1502は、第1の実施形態に係る第2のステアリング装置150と同様の動作を行い、他方の第2のステアリング装置1502は、第2の実施形態に係る第2のステアリング装置150と同様の動作を行う。
Claims (6)
- 車両が備えるステアリングシステムであって、
操舵指令装置が出力する操舵量の指令に従いパワーステアリング用モータの駆動により前記車両の車輪を操舵させる第1のステアリング装置と、
前記車両のタイヤハウジング内に設けられた操舵用アクチュエータの駆動により左右の車輪を個別に操舵させる第2のステアリング装置と、
車速および操舵角を含む車両情報を検出する車両情報検出部と、を備え、
前記第2のステアリング装置は、前記車両情報に基づいて、前記左右の車輪の前記操舵用アクチュエータを左右個別に制御する制御部を備え、この制御部は、車両ECUから自動の操舵指令が与えられたとき、前記第1のステアリング装置の前記パワーステアリング用モータによりハンドル軸の回転を固定すると共に、前記左右の車輪のうちいずれか一方または両方の操舵角を調整するように前記操舵用アクチュエータを制御するステアリングシステム。 - 請求項1に記載のステアリングシステムにおいて、前記第2のステアリング装置の前記制御部は、前記操舵角から前記車両が直進状態か否かを判定する判定手段と、この判定手段により前記車両が直進状態と判定されたとき、前記車速に応じて前記操舵用アクチュエータを制御することで前記左右の車輪のトー角を制御する車速対応トー角制御手段と、を有するステアリングシステム。
- 請求項1または請求項2に記載のステアリングシステムにおいて、前記第2のステアリング装置は、
前記各車輪を支持するハブベアリングを有するハブユニット本体と、
懸架装置の足回りフレーム部品に設けられ、前記ハブユニット本体を上下方向に延びる転舵軸心回りに回転自在に支持するユニット支持部材と、
前記ハブユニット本体を前記転舵軸心回りに回転駆動させる前記操舵用アクチュエータと、を備えるステアリングシステム。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のステアリングシステムにおいて、前記制御部は、与えられた操舵角指令信号に応じた電流指令信号を出力する補助操舵制御部と、この補助操舵制御部から入力された電流指令信号に応じた電流を出力して前記転動用アクチュエータを駆動制御するアクチュエータ駆動制御部とを有するステアリングシステム。
- 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のステアリングシステムにおいて、前記第2のステアリング装置は、左右の前輪および左右の後輪のいずれか一方または両方を操舵させるステアリングシステム。
- 請求項5に記載のステアリングシステムを備えた車両。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018059175A JP6967478B2 (ja) | 2018-03-27 | 2018-03-27 | ステアリングシステムおよびこれを備えた車両 |
PCT/JP2019/012729 WO2019189104A1 (ja) | 2018-03-27 | 2019-03-26 | ステアリングシステムおよびこれを備えた車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018059175A JP6967478B2 (ja) | 2018-03-27 | 2018-03-27 | ステアリングシステムおよびこれを備えた車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019171913A true JP2019171913A (ja) | 2019-10-10 |
JP6967478B2 JP6967478B2 (ja) | 2021-11-17 |
Family
ID=68058968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018059175A Active JP6967478B2 (ja) | 2018-03-27 | 2018-03-27 | ステアリングシステムおよびこれを備えた車両 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6967478B2 (ja) |
WO (1) | WO2019189104A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7234962B2 (ja) * | 2020-02-11 | 2023-03-08 | トヨタ自動車株式会社 | 転舵装置およびそれが設けられたステアリングシステム |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0577751A (ja) * | 1991-09-17 | 1993-03-30 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両用ステアリング制御装置 |
JPH07315240A (ja) * | 1994-05-27 | 1995-12-05 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動操舵装置の制御装置 |
JP2004268858A (ja) * | 2003-03-11 | 2004-09-30 | Tokico Ltd | 車両用操舵装置 |
DE102012206337A1 (de) * | 2012-04-18 | 2013-10-24 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Gelenkige Lagerung eines Radlagers zur Sturz- und/oder Spurverstellung |
JP2014121940A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Ntn Corp | アライメント制御装置 |
US20160362133A1 (en) * | 2015-06-15 | 2016-12-15 | GM Global Technology Operations LLC | Toe optimization system for a vehicle |
-
2018
- 2018-03-27 JP JP2018059175A patent/JP6967478B2/ja active Active
-
2019
- 2019-03-26 WO PCT/JP2019/012729 patent/WO2019189104A1/ja active Application Filing
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0577751A (ja) * | 1991-09-17 | 1993-03-30 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両用ステアリング制御装置 |
JPH07315240A (ja) * | 1994-05-27 | 1995-12-05 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動操舵装置の制御装置 |
JP2004268858A (ja) * | 2003-03-11 | 2004-09-30 | Tokico Ltd | 車両用操舵装置 |
DE102012206337A1 (de) * | 2012-04-18 | 2013-10-24 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Gelenkige Lagerung eines Radlagers zur Sturz- und/oder Spurverstellung |
JP2014121940A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Ntn Corp | アライメント制御装置 |
US20160362133A1 (en) * | 2015-06-15 | 2016-12-15 | GM Global Technology Operations LLC | Toe optimization system for a vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6967478B2 (ja) | 2021-11-17 |
WO2019189104A1 (ja) | 2019-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN111867921B (zh) | 操舵系统和具有它的车辆 | |
CN111902332B (zh) | 操舵系统和具有它的车辆 | |
JP7116566B2 (ja) | ステアリングシステムおよびこれを備えた車両 | |
JP2019171905A (ja) | ステアリングシステムおよびこれを備えた車両 | |
WO2019189101A1 (ja) | ステアリングシステムおよびこれを備えた車両 | |
JP7244994B2 (ja) | 操舵機能付ハブユニット、操舵システム、および操舵機能付ハブユニットを備えた車両 | |
CN111433111B (zh) | 带有转舵功能的轮毂单元和具有它的车辆 | |
JP7079656B2 (ja) | 車両システムおよびそれを備えた車両 | |
JP2019171907A (ja) | ステアリングシステムおよびこれを備えた車両 | |
WO2019189096A1 (ja) | ステアリングシステムおよびこれを備えた車両 | |
WO2019189095A1 (ja) | ステアリングシステムおよびこれを備えた車両 | |
US20210380165A1 (en) | Omnidirectional vehicle | |
WO2019189104A1 (ja) | ステアリングシステムおよびこれを備えた車両 | |
JP6990079B2 (ja) | ステアリングシステム | |
WO2019189094A1 (ja) | ステアリングシステムおよびこれを備えた車両 | |
JP7118682B2 (ja) | ステアリングシステムおよびこれを備えた車両 | |
JP7320348B2 (ja) | ステアリングシステムおよびこれを備えた車両 | |
WO2019181663A1 (ja) | ステアリングシステムおよびそれを備えた車両 | |
JP7049864B2 (ja) | 転舵機能付きハブユニット、転舵システム、および転舵機能付きハブユニットを備えた車両 | |
JP6997568B2 (ja) | ステアリングシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20210106 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20210208 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211005 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211025 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6967478 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |